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2010.02.27
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カテゴリ: この歌が好きだ!
ここ数年、毎年のように聞くライブと言えば、我が家の勇造ライブとGWに大阪は服部緑地公園で開催される祝春一番コンサートだけだ。もっともっと行きたいけどなかなか時間がないんだよなあ。

その祝春一番、出演者の平均年齢は高い。まあ、最初にこのコンサートが始まったのが1975年でその頃の主催者が還暦を超えた今となっても頑張って主催しているし、出演者もその頃からずっとやっている人たちが中心だからなあ。

かと言っても年寄りの同窓会とか懐メロコンサートみたいなものではない。90年代のバンドブーム=シンガーソングライターの不遇の時代を乗り切ってたくましく歌ってきた人たちの音楽はしなやかで強く、そして優しい。

そのハルイチは今やGWの風物詩のようになり、毎年入場者も増えているらしい。それも若い人がよく来るようになったとのこと。良い音楽は世代を超えて伝わっていく物なのだ。

前置きが長くなったけど、そのハルイチにも少しずつ若いバンドが出演する。どういう基準で出演者を選んでいるのか不明だが、主催者の風太さんやアベちゃんのお眼鏡にかなった人たちが出ているのには違いない。ソロだったり、バンドだったりなるほど今風の若者が聞いてるような音楽なのだが、何故だか僕らのような世代にも不思議とシンクロすると言うか心に響いているのが多い。

昨年のハルイチでは、ロスト・イン・タイムと言うバンドと、もうひとつリトルキヨシとミニマム!gnk!(ミニマムゲンキと読む)と言うバンドを見た。取っつきやすかったのは前者で、後者の方は何じゃこれ?って感じがあったのだけど、不思議と心に引っかかって会場でアルバムを買って帰った。
そして何度も聞き返すようになり、最近出た新作まで買ってしまった。

リトルキヨシとミニマムgnk
リトルキヨシとミニマム!gnk!「ほんとう」
リトルキヨシとミニマム!gnk!公式サイト


このバンドはギターとボーカルのリトルキヨシと、ドラムスとボーカル、そしてポエトリーリーディングのミニマム!gnk!の2人からなる最小偏盛のバンドだ。

言葉が届くと言うのは、2つの意味がある。
音楽的に、メロディーやリズムの上に上手く言葉を乗せていると言うのが一つ。
そしてもう一つは、言葉の響き自体がこちらの心に響くと言う意味。
このバンドはどっちも兼ね備えているね。

こちらのサイトから四曲ほど試聴出来るぜ

ヒロキの好きな、フランプールやラッドウィンプスよりも僕はこっちの音楽の方がずんと心に響いてくる。
やっぱりアベちゃんや風太さんは見る目いや聞く耳があるんだなと思う。

さて、今年のハルイチが楽しみである。








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Last updated  2010.02.28 01:29:40
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