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初めて訪れた2001年から4年間、長期滞在してきたRemansoという特別な場所を出発前に訪ねてきました。管理をおこなっていたオーナーは引退、妹さんが新しいオーナーになっていました。本当に動物を心から大切にしている佇まいに共感、意気投合。3匹の犬と交流、コスキンの様々な物語を聞かせてもらいました。小さな町では思わぬイロイロなことが起こるもので、、不可解な遺産相続目当てでの殺人事件で知人が亡くなっていて、、ちょっとした金銭目当てでの様々な不幸、悲しい流れはキット世界的な問題だと思うのですが、心貧しい人々の勢いが日々増していく今日この頃。動物に学ぶことは沢山あります。国営放送ミルタさんの御一家がコスキンを訪れていて、出発直前に合流できました。初めて会場前の教会に入場。リハーサルの大音量が鳴り響く教会、、不思議なシチュエーションですが、まさにコスキンならではの教会、、出発前1時間という緊急な遭遇でしたが昨年、10月以降の長旅の後、ここで再会できる不思議。その足で駆け足でバス停へ、ブエノスアイレスへ向かうバスを待っているとバッタリ偶然、Bruno Arias ブルーノ・アリアス君が登場。電話番号を交換、コルドバへ向かう彼を見送りました。舞台を降りるとアマリに普通で誰も気がつかない、、そんなところも彼の魅力。そこで再び一緒にブエノスアイレスまで向かうことになる知人にも再会。彼此10年前ブエノスアイレスで音楽の輪公演を開催したアバスト劇場の支配人であったDaniel Tejada,現パーカッショングループChilingaの講師と遭遇しました。コスキンへボンボを教えるため訪れていたそうです。当時の公演をよく覚えてくれていて、思いで話をしながら豊かな長距離バスの旅となりました。余談ですが一緒に見たバスで上映されたKONTIKI号物語、本当に良かったです。今度あったらキットこの映画の話で盛り上がることでしょう。佐野まり from CosquinFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2014.01.28
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宿泊先の女性陣とは始まり当初いろいろありましたが、日に日に親しくなり意気投合。先日のスペイン女性創造家フェスティバルと同じく、日を重ね、問題を一緒に乗り越えることで結束が強まっていく。最近そんな女性集団との遭遇が続いています。そこに再び新しい女性陣が合流、Marta y Doris という女性デュオ。Fabian Palacio の番組を通じて既にFacebookで繋がっていました。到着直後、生で歌って下さり、その迫力と心に響く歌声に感動。本当にシンプルに確実にフォルクローレの名曲を歌っておられます。再びダンス、チャランゴ、同席した皆で即席のライブハウスと化した宿泊先。本当に魔法のような一時が重なっていく、、この日は青空の下、踊るチャランゴをお届けしてきました。Azul NIberador という川岸の野外ステージは舞台は芝生、前方に山々がそびえ、野原が広がっています。思う存分、全てのスペースを使用して踊ってきました。途中、犬や子供たちも交え愉快な一時となり、ブエノスアイレスの写真家仲間の一人が偶然、コスキンに来ていて駆けつけてくれました。全ての手続き、手配を終え、この最高のシチュエーションを最期にコスキンを旅立つことを決めました。佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2014.01.27
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トゥクマンの歌手MarioTrejoに呼ばれリハーサルのため、彼らの暮らす特別な場所に向かいました。古い電車の車両を利用した家に多くの子供達が暮らしています。そこに彼とメンバーはテントを張って滞在していました。リハーサルの予定で伺ったのですが、アサードが準備されていて昼食に焼肉をご馳走になり元気復活。昼食のあと子供達に文化交流、踊るチャランゴをお届けしつつ、折り紙講座。MarioTrejoとの共演、彼の従兄弟GsutaboTrejoも訪れていて、ダンザーも交えアサードを囲んで音楽の輪。まさにコスキンならではの一時でした。この日は深夜23時、初日に手続きを済ませてあった野外ステージでの踊るチャランゴ公開。リハーサルなしで難しい状況ではあるのですが、冒険あるのみ、舞台を降りて広い道を利用して大いに踊ってきました。 多くの方が終わってから感想をのべにきてくれたので、驚きをお届けできたようです。MarioTrejoも駆けつけてくれて彼のコメントに手応え。ただただ冒険をわかちあいたいハチドリ。佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2014.01.26
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一人すごしていた宿泊先にみなさんが到着しました。女性ばかり賑やかで個性的な報道に携わる集団、、そこに彼女たちの応援するアーティストのお母様が御到着。なんとブルーノ・アリアスのお母様でした。ここ数年で急成長、昨年のコスキン音楽祭で表彰を受け、上り詰めた彼は今回のコスキン音楽祭の幕開けを飾る大役を勤めます。息子の晴れ舞台を待つ、応援し続けた家族の思いや興奮を目の当たりにしつつ、自身は英語の先生というお母様の素敵な佇まいに心打たれていました。そんな彼女に誘って頂いて、ご家族と一緒に入場、息子さんの晴れ舞台を一緒に観戦しました。これが意外と一筋縄ではいかず、彼女が連れてきた親友を途中で見失い、彼女は入場できず、しかも御家族の入場した場所は舞台袖で全く見えない場所。警備員に頼み、せめてお母様だけでも舞台の前で・・お願いするも例外は認められず、喜びは混乱の中で怒りと悲しみへ・・お母様は交渉の末、舞台裏から見せてもらうことになりました。実は舞台袖の奥に入口があって、そこから入れることを後から発見、距離はありましたが前面から幕開けの舞台鑑賞。200人以上のダンサーを招待しての素晴らしい舞台でした。本当にココ10年ほどで大きな成長と展開、彼とは度々遭遇する機会があったのですが、歌声が素敵だなとずっと思っていました。ただこういうダイナミックな舞台と方向性は意外な展開、アンデスをテーマにした彼独自の個性を打ち出して力強い存在感を放っています。大舞台の後、ライブハウスでの長時間にわたる演奏も聞くことができました。実に良いバンドメンバーに恵まれ、とにかくパワフル。すっかり彼と彼の家族の魅力にひきこまれました。今後の展開も楽しみにしています。佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2014.01.25
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フェスティバルの始まる1日前に到着、予定の宿泊先に伺うと他の宿泊客は皆、明日の到着ということで、未だ準備中でした。大きな宿泊先に一人、ちょっと寂しいし怖いかも、、荷物をまとめつつ街へ繰り出し、フェスティバルの始まる街の様子を観察。この始まる前の独特の雰囲気がトテモ魅力的。大舞台の輝き、音響を整える様子、、今回は国家の関係機関の関わるがトテモ濃厚に現れていました。コスキンの友人のお宅を訪ね再会、友人は80を超える高齢な方のため、毎年いかがおすごしか、、扉が開かれるまでドキドキします。今年も元気に扉は開かれ、素敵なお二人SusanaさんとLuisさんの笑顔に再会。彼らとは2001年、初めてコスキンを訪れた際に道端でアイスを食べていて、ふと立ち話。コスキンの街の英語の先生のSusanaさんと意気投合、文化交流がはじまりました。古道具を販売しているLuisさんはトッテモ器用で二人の物をトッテモ大切にする佇まいに心打たれています。夜はMarioTrejoと再び合流、彼らのライブハウス廻りに付き添いました。次から次へと演奏のために駆け回る彼等と、楽屋で出会う様々な音楽家との交流、2001年以来の興奮。大舞台の周辺で起こっている様々な出来事、出会い、、コスキン音楽祭本番前の穏やかで暖かい一時。今回のトリオでの演奏、ベース、バイオリンとのシンプルな構成ながら素敵に仕上がっていました。参加を依頼されましたが正直、このシンプルさが良いのではないかと思っています。佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2014.01.24
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帰国して1週間、再び出発の時。映画「Zamba de loro mario マリオのサンバ」の共同スポンサー鉱物博物館に伊藤ちずるさんの素敵なカレンダー到着。館長さんとジックリ2時間近く旅の報告と今後のことを話し合っていて、、今こそ映画を届けるべき場所がある・・100枚のDVDを頂いて旅仕度。帰国してから30度以上の気温差に朦朧としています。48度、、ここ数年の最高記録に到達、もう限界というところに大嵐の気配。そんな朝、高速バスの手配を終え、雲行きの怪しい中、夜10時に自宅を出発、レティーロのバス停へ向かいました。案の定、レティーロに到着直後に一気に雨が降り始め大嵐到来。雨に打たれながらバス停に走り込み、久しぶりのレティーロ駅でハラハラしながらバスを待っていました。最寄りに無法地帯Villaがあって怪しい人びとが右往左往、近づいてくるので私物、特に楽器を守るのに必死、険しい顔をして待機していてフト目があった人物・・どこかで見たような・・かれこれ10年前、新人予選で遭遇したMarioTrejoでした。彼とは意気投合して一緒にコンサートを開催、アルバムの写真も提供しました。彼のマネージャーをしていたAdrianaさんはトテモ一生懸命な彼のサポーター、感じのいい人だったので記憶に深く残っています。そんな彼女は昨年、病気で亡くなってしまったとのこと、、いろいろなことがあってから久しぶりのコスキン行。再びバスの中で意気投合、コスキンで一緒に演奏しよう、、リハーサルを行いつつ大嵐で4時間遅れの長旅を楽しみました。佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2014.01.23
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8年ぶりの引き続き再会の日々を重ねています。コスキンの街角で初めて取材を受けた当時ラジオ局のアナウンサーだったClaudio Juarezさんと再会、再び近況報告で取材を受け、新しい作品をお届けしました。コスキン舞台での司会も務めたclaudioさん、今回は再びスペシャル番組を担当しつつ、コスキン市内で開かれているペーニャ(ライブハウス)Revienceでの司会を務められています。そこはダンサーのための舞台が設置されていて、ダンスホールのような今までにない場所でした。伺った日はパレードの前日ということもあり、パレードに参加する団体の多くの子供達が出演していました。深夜2時近くに舞台に立つ子供達、、初めて訪れた際は複雑な気持ちにもなりましたが、逞しい子供たちの姿、そしてそれを支える大人達、子供達の目の輝きと真剣さに心打たれ、目的を見つけるのが難しい今日この頃、踊ることに全てを打ち込んでいる彼等の健康的な佇まいに共感しました。 初日の会場に今回は最後尾Tribunalから鑑賞。高い立派な階段が設置されていて、リニューアルされたコスキンの舞台は見ごたえがあり、音響も素晴らしかったです。初日、人気のchaqueno palavesinoが出演するため、非常に多くの観客が訪れていました。友人ハーモニカ奏者Franco Lucianiの舞台、今年も一際輝いていました。どんな舞台も会場が静まり返る際だった演奏、今回の選曲はブラジル音楽が取り込まれていて、御馴染みのメンバー・ギタリストMartinの歌声に驚かされました。最後締めは自身作曲のミロンガ。彼の今後のブラジルでの活躍を思い描きつつ、、今年もキット世界を休みなく駆け巡ることでしょう。 今回特にケーナ奏者Mariana Cayonの躍進に感動しました。彼女とはバラデーロフェスティバルの舞台裏で遭遇して以来、その後の活動に注目しています。衣装などビジュアル面も含めて非常に個性的でパワフルな女性、今回は新しい作品を紹介しているとのことでしたが、彼女の歌声に感動。ケーナ奏者だけあって声量も豊かで心に響きました。舞台を自由に歩きまわりながらの力強い演奏、歌声、、今後もっとも楽しみな女性アーティストの一人です。10年前に出会った多くの友人が光り輝き、躍進する姿を最後尾の観客席から、、この10年を振り返っていました。同じ始まりを体験できたことに感謝、道程は全く違うけれど、良い10年を積み重ねることができました。この舞台を目指したからこそ出会うことができた人達、それが1番大事で素敵なことでした。純粋に我が道を進んでいくために今一度、コスキンに感謝、御挨拶をシッカリ行ってからブエノスに戻り、次の旅に出発します。 佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.01.22
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戻ってくるまで8年、、この8年を埋めることなんて絶対できない、、そう思いながら到着初日すごしていました。浦島太郎な心持ちです。通い続けることは経済的にも時間的にも難しく、年月が流れるばかり、、今回は思い切って旅に出て一瞬後悔もしました。「来るべきではなかったのかもしれない」 という今更な気持ち。 親しい英語の先生、susana さんに再会。パーカッション工房のラファとも再会 再会を重ねるたびに少しずつ、ほぐれてきました。来て本当に良かった、、そんな気持ちになりつつあります。特に当時すでに高齢だった方々に御会いする度に、皆さんが喜んで下さるのが何より嬉しい、厳しい身体の調子を伺うたび、マッサージに徹しています。みなさんの思わぬエネルギーアップになることができれば、、そんな再会を重ねています。思わぬ再会はMatanzaのスタッフだったMartinさんが音楽の販売でいらしていました。佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2012.01.19
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今年50周年を迎えるアルゼンチン最大のフォルクローレの祭典「コスキンフェスティバル」が20日より始まりました。毎日、夜10時より始まり、深夜4時以降に終了するため、本気で鑑賞すると寝不足でフラフラになります。現場で生で見るのが1番ですが、テレビ放送でも十分満喫、、いや十分とは言い難いかもしれません。なぜか10時台にドラマや討論番組、宝くじなどの放送があり、大体の日取りは11時より始まるため、その前の演奏はカナリ編集され後半の生映像に間に合わせていて、宣伝も入るので見落とす場面がカナリあり残念。ただ国営放送のフォルクローレチャンネルが10時からインタビューなどもまじえ、しっかり中継してくださっているので、日本時間は朝の10時になるので難しい時間帯ではありますが、このリンクで聞くことができます。FM FolkloricaHP AQUI COSQUINhttp://www.aquicosquin.org/さすが50周年記念だけあって非常に内容が濃く、見ごたえがあります。今年は我事に集中しているため、コスキンを見る余裕がなかったのですが、日曜日あたりから友人の出演が相次いでいたため、腰をすえてみていました。特に昨日、26日は本当に素晴らしかった。多分、今まで見てきた中で1番。多くの出演者の芸術性が素晴らしく、トータルで物凄い日取りでした。今回のコスキン(毎回ですが)で圧倒的な存在感を放っている名ハーモニカ奏者、フランコルシアーニは何と5回にわたる舞台に出演中。自身のバンド、彼の親友Mavi Diazとの共演、ペルー名歌手Eva Ayllon、トリオの一員であるSanLuCa、トップ若手演奏家Joel Tortul, Mariana Cayonとフェスティバルのために組んだトリオ、、留まることを知りません。そのどれもがフランコ演奏の魅力1色で、皆が開いた口が塞がらない、舞台でも共演のアーティストが彼の演奏を見とれていて、どれだけ凄い演奏なのか映像を通じても圧倒的。毎回コスキンに登場するたび、その成長、躍進に感激するのですが、今回は感激を越えて敬服。 司会者も共演者も、そんな彼への敬意を「ありがとう、ありがとう、ありがとう、、」と何度も彼への感謝の気持ちをアナウンス。本当にすごい、世界のフランコ、今後も大いに驚かせてくれそうです。昨夜は詩人マリアエレナウォルシュに敬意を表した4人の女性歌手の舞台、歌声もですが詩を通じた4人のコラボレーションが素晴らしかった。お馴染みアコーディオン奏者のチャンゴスパスィーク率いるオーケストラの完成度、拍手喝采でした。今回の50周年では確固たる自身の芸術性を築いた新しい音楽家の勢いが圧倒的です。まさにコスキンが新しい時代に入っていく、そんな力強いアーティストの存在の数々。何時の日か踊るチャランゴを本当に完成した際に、この舞台で御紹介できる日まで、、それは色々な意味で、ずっとずーっと先のこと。コスキンを目の当たりにするたびに、大きな大きなラテンアメリカの歴史を感じます。踊るチャランゴが歴史の1部になることができるか、できないか、、。 昨夜の感動を心に刻み、今日から我事に集中。佐野まり・Mari Sano Facebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2010.01.27
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アルゼンチン最大の音楽祭47年目のコスキンフェスティバルが本日20日(土)から始まりました。眠い..只今深夜1時半お目当てのLuna Monti y Juan Quintero 出演中。この後トリ、元のチェーロスのソリストJorge Rojasで初日の幕が閉じます。フォルクローレの新旧見事な組み合わせで初日の演目を大いに満喫。オープニングは、Los Carabajal 御馴染みチャカレーラ一色かと思いきやチャランゴも使用、今回はCarlos Cablar の素晴らしいボーカルをフューチャリング、今までにない聴かせるステージに感動しました。今回はホームページが非常に充実しています。 http://www.aquicosquin.org/ このフェスティバルの見所は音楽だけでなく素晴らしい彩り鮮やかな民族舞踊。今年は宙吊りのダンサーとスクリーンを利用、一段と豪華な演出になっていました。昨年、共演したフェスティバルの戦友Mario Trejoは本会場の周辺のステージに今日から出演しています。昨夜、出発前にレティーロ駅から「これからメンバー全員で出発する」と携帯にメッセージが入りました。彼にとって今年は勝負の年。華やかな本会場舞台裏の多くの物語が楽しみです。多くの知人、友人の舞台に感動しながら旅の支度をしています。 佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2007.01.21
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アルゼンチン最大の歴史ある音楽祭、コスキンフェスティバルが始まりました。アルゼンチン北部コルドバ州の小さな街コスキンが、この音楽祭で一変します。今年は何時になく物凄い人で賑わっているらしく、コルドバ地方は全く宿泊先がないと知り合いの記者が嘆いていました。確かに中継の映像を見ても会場は満席。8500人の客席が埋まっているようです。この盛り上がりは初日のトリ Jorge Rojas 彼は現在フォルクローレ界のプリンスとして一目おかれる新人.. 元 Nocheros というボーカルグループに所属していたのですが昨年ソロデビュー、着実に成功の階段を昇っています。ソロデビュー1年目で初日のトリ..あまりの好待遇に首を傾げる記者も多く、私も影響されてドンナモノかと疑っていたのですが、テレビでジックリ観戦してビックリ! 素晴らしいステージでした。なによりコーラスで参加している御兄弟のAlfrero Rojas と Lusio Rojas が頼もしい。3兄弟揃ってフォルクローレタップ・マランボ.. チリのアーティスト Alberto Plaza を招待、友人の女性歌手 Claudia Piran.. バックのミュージシャンにIndio系のお顔立ちの凄腕エレキギタリスト Sergio Perez、バンドネオンAntonio Claudio Riveraを中心とした都会的なアレンジ.. バックミュージシャンがダントツにいい! 商業的なものは苦手ですが.. これは凄くカッコいい。驚きました。今後も楽しみかも,, 人柄の良さも終始にじみ出ていて好感度大。この日は彼の直前に出演した女性歌手そろい組 Cantora de Sol も素敵でした。女性歌手の大御所 Merania Perez, Monica Bran, Angera Irene が揃って登場、ソロでソレゾレの歌声を聞かせ前後で3人のコーラスワークを紹介、物凄いトリオでした。ラジオ中継と合わせて聞いていたのですが、アナウンサーが絶賛、興奮がヒシヒシと伝わってきました。多分60代にソロソロさしかかっている年輪が滲み出る歌声でした。舞台に立つ前のインタビューで「フェスティバルは手拍子や踊りなしで、耳を傾けることで楽しめるものがある,,それを私達は今回の舞台で表現したい」まさにお言葉通りの芸術でした。他、印象に残ったのは「ケブラデーニョス」アルゼンチン北部フフイ地方の音楽家の揃い組。今年は揃い組での舞台を大いに盛り込んでフェスティバルならではの共演を見せているようです。Tukuta Goldillo, Tomas Lipan, Hermana Cari, Monica Pantoja, Ricardo Vilca, Fortunato Ramoz,,,などなど有名どころが揃って出演していました。少々音の悪さが気になって長めに感じましたが、最後は名曲ウマワケーニョでカルナバル衣装の多くのダンサーが登場して大盛り上がり。観衆も立ち上がって大喜び、やはりこの「ウマワケーニョ花祭り」だけは全てがOK!となる。みんなが楽しくなる特別な曲です。今日から9日間に渡ってコスキンは眠らない街となり、夜通しフォルクローレで盛り上がる。メインの舞台だけではなく12件のライブハウスが開いている他、民芸品市場、本の祭典など多くの催しが一気に開催され、まさに文化満載の凄い一時が展開されます。予定では来週水曜日から取材も兼ねて現地入りする予定ですが..宿泊先の件も含めて少々気後れしています。佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2006.01.21
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