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2021年05月12日
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私のブログでは、早期退職に向けた経済的自由の獲得についてお話しています。
ここで私がお話している早期退職とは、60歳を待たずに「引退」することを指します。 引退ですから、その後は働かなくとも生きていけることが前提です。

 ただ、世の中で定年退職が話題になる際、引退後の生活では経済的安定だけでなく、趣味や生きがいを持つことが大切とも言われています。 特に男性は、趣味も無く引退すると孤立化・無気力化し、更には家庭内で粗大ゴミ化する、なんてご意見もあります(奥様方のご意見?)。

 早期退職の場合、通常は60歳未満で引退するわけですから、人生100年時代の余生は40年以上あります。 この40年を楽しいと思えるか、時間を持て余して辛いと思うか、早期退職にも適性の有無があるのではないでしょうか? そこで今回は、実際に早期退職して1年が経過した私が感じる早期退職後の生活についてお話します。

1.早期退職の動機
 50歳の時、そのまま昇進・昇給なしで60歳を迎えた場合、退職金や年金が幾らくらいももらえて、何にどれくらいお金が掛かるか、という教育を会社で受けた、と先回お話しました。 「老後の人生プランを具体化しましょう」という名目でしたが、会社にしてみれば「給料が高い50代社員は早く辞めて欲しい、できれば60歳到達以降の再雇用もアテにしないで欲しい」という意図があったと感じました。

 この教育のおかげで将来の退職金の金額などの情報を得ることができて、老後の資金計画を具体化することができたため、「これは頑張れば早期退職できるかも」と考えるようになりました。 46歳から始めた個人年金も更に積み増ししていきました。 当初は55歳引退を目標としましたが少々無理があり、結果的に56歳10ヵ月で早期退職することができました。

 今から考えれば、私の早期退職に「動機」と言えるほどの大した理由はありませんでしたね。 「早期退職」そのものが目的だったと思います。 早期退職後に何がしたい、という展望は持っていませんでした。 ひょっとしたら、やることが無い毎日にメンタル面を病んでいたかもしれませんね。 危なかったです。

2.今日は何して過ごそう


 私は、独身・一人暮らしですので自宅に引きこもっても誰にも文句は言われません。 早期退職後のしばらくは自宅に引きこもって、毎日YouTubeで動画を鑑賞していました。 外出は、食材・生活用品の買い物と、週に1回のバー通いのみでした。

 ところが、YouTubeのクッキング動画にハマって自分でも作りたくなり、食材購入のため再び外出するようになりました。 時間に追われているわけではありませんから、1日目は食材探し、2日目に調理といったのんびりペースで過ごしています。

 加えて、毎日の掃除・洗濯などもありますから、おかげで「今日は何しよう」という悩みも無く過ごせています。

3.時間を食べる能力
 昔、松本零士作「銀河鉄道999」の中に、何日も動かなくなった999号の中で退屈な時間をどうやって過ごすか、というエピソードがありました。 作中ではこれを「時間を食べる能力」と呼んでいました。

 早期・定年に関わらず退職後に求められるのは、まさに「時間を食べる能力」ではないでしょうか。 そして私の少ない経験から考えるに、「時間を食べる能力」とは「好奇心」ではないでしょうか。

 私がYouTubeを観て料理にハマったように、何かに出会った際に楽しいかもと興味を抱けるか否か。 他人に勧められたものではなく、自分で見つけたものだからこそハマれるのだと思います。 

4.早期退職の適性
 早期退職のために経済的自由を獲得するのは、結構ストイックなことです。 しかし、もっと大切なのは早期退職後の長い長い余生を楽しく過ごせるかどうかです。 言い換えれば、「時間を食べる能力」が無い場合には、経済的自由を獲得しても早期退職しない方が幸せかもしれない、ということです。 無理に時間を食べようとして、せっかく獲得した経済的自由(お金)を浪費して破綻しないようにしましょう。





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最終更新日  2021年05月12日 05時17分33秒
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