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引退された方々は朝は何時くらいに起きるのでしょう。 FIRE(経済的自立を獲得して早期引退)してからの私は、ベッドから出るのは5:00~7:00くらいが多いですね。
目を覚ますのはもう少し早い時間ですが、そのままベッドの中でGoogleニュースを読んだりYouTubeを観てグズグズしています。 その内、隣で寝ている愛犬モモ(チワワ♀ 2歳)がモゾモゾし始め、私の顔をナメて起床の催促をして来るのでベッドを出る事になります。 それが5:00~7:00という訳です。
在職中の「起きなければならないから起きる」ではありませんから、ベッドから出る事に抵抗はありません。 起床後のルーティン作業も急ぐ必要はありませんから、ワイヤレスヘッドホンでYouTubeの音声を聞きながらマイペースで進めます。 私のルーティン作業が終わればご飯が貰えることが分かっているモモも、静かに待っていてくれます。
手前味噌ですが、在職中の私は結構よく働いたと思います。 会社にも尽くしました。 お陰様で普通のサラリーマンが目標とすると言われる年収(1000万円)は超えることが出来ました。 ですが決して仕事が好きだった訳ではありません。 平日の朝に起きるのは苦になりませんでしたが、夜寝る時は「明日も会社かぁ」という心境でした。 毎晩が「サザエさん症候群」みたいなものでした。 仕方が無いので翌日の仕事に支障が出ないように、夜は早く就寝するようにしていました。 会社に関係する行動のほとんどの動機は「仕方が無いから」でしたね。 これといった才能も無い普通の人間ですから、生きて行くためには働くしかありませんので。
こうやって書くとやる気が無さそうに見えるかも知れませんが、仕方が無いからといってダラダラ仕事をしたりはしませんでしたよ。 むしろ「仕方が無いから早く終わらせよう」と一生懸命働きました。
お陰様でFIREを達成した今は、そんな「仕方が無い」気分からも解放されました。 だって生きて行くために働く必要が無くなったのですから。 やりたくもないことを仕方なくやる必要が無いのです。 この辺りは私のような「本当は怠け者」なら、FIREも定年退職も同じかも知れませんね。 引退して会社に行かなくなって「喪失感」を感じる「働き者」とは正反対です。
私が言うのもおかしな話ですが、仕事を引退した後の自分を想像して「引退したら何をしたら良いのか」と考えてしまう方は「働き者」なのですから、健康な間は定年退職で引退などせず働き続けた方が良いのではないでしょうか。 「喪失感」を感じることも無く、現金収入まで入って来るのですから良い事づくめです。
反対に「本当は怠け者」の私のようなタイプでしたら、引退して感じるのは「喪失感」ではなく「解放感」ですから、「生きて行ける」なら引退しても大丈夫かも知れませんね。 毎朝「今日は何をしたらいいんだ」と悩むこともありません。 「今日も何もしなくていいんだ」です。 気持ちよく朝を迎えることが出来ます。
今回は、「仕方が無い」ので一生懸命働いて来た「本当は怠け者」の心境について書かせて頂きました。 世の中における「本当は怠け者」と「働き者」の比率はどれくらいなのでしょうね。 やはり日本は「働き者」が多いのでしょうか。
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