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いやあ2021年4月相場も終わりましたね。 今月は怒涛の決算シーズン到来を前にして、特にすることもなくのんびりと過ごす1か月でした。 次に今月の成績ですが、対2020年末比で+8.4%となりました。先月の+10.5%からはやや後退しました。全体にバリュー株・中小型株が軟調に推移したので、ま、こんなものか?というところですね。 それでは皆様、来月もよろしくお願い申し上げます。
Apr 30, 2021
さて今日は当ブログ一番人気の2020~21主力株概況シリーズです。50位 2221 岩塚製菓 (東JQS、3・9月優待) ◎~◎◎ PF時価総額50位の上位銘柄は、米菓で国内3位の岩塚製菓です。2018シーズン57位、2019シーズン51位に続いて、3年連続での上位入賞を果たしてのシリーズ登壇となりました。 現在の株価は4310円、時価総額258億円、PBR0.47、自己資本比率は74.1%で鉄壁、今期予想PER11.23、配当利回り0.7%(30円)、総合利回り1.2%(30+20=50円)で、優待は年2回100株保有で1000円相当、200株保有で2000円相当、500株保有で3000円相当、1000株保有で5000円相当の自社米菓です。 今日は、私がこれまでに頂いた優待品の実際をいくつかシャッフルして見ておきましょう。 岩塚製菓の優待は、もうすでに外箱からしてウットリするくらいに美しいんですね。岩塚製菓の「お菓子作りに賭ける真摯さ」がダイレクトに脳天に伝わってきます。♪ 開けてみましょう。 「心がじわっと動く」素晴らしい内容です。なんだか食べるのが勿体ないくらいですね。 実際、どのおせんべいも最高に美味しいです。 さて岩塚製菓は、技術支援&出資して株式を保有している台湾系の旺旺集団(わんわんグループ)が「親を遥かに超えて」成長し株価が上昇したために、保有している投資有価証券だけで513億円と時価総額(258億円)を大きく超えている資産バリュー株です。 ただその一方で、岩塚製菓単体では利益はちょびっとしか出ておらず、利益のほとんどは孝行息子である旺旺集団(わんわんグループ)からの受取配当金(前期だと22.8億円)です。ま、そんな「かつての教え子に完全におんぶにだっこ」の状態だからこそ、岩塚製菓は超不人気で低PBRなのですが。 そしてここからは私の持論なのですが、不人気の極みにあるからこそ割安である 資産バリュー株と優待と言うのは非常に相性がいい のです。何故なら、 株価が上昇しないつまらない期間を優待を楽しみにご機嫌で過ごして凌ぐことが出来るから です。特に 岩塚製菓は優待に力がありかつ年2回優待なのでなおさらグッド です。 そういうわけで、私は岩塚製菓をポートフォリオ上位銘柄として共に闘えていることをとても嬉しく思っています。と言うのは、実は私は岩塚製菓の完全子会社の 瑞花(ずいか) の 「うす揚(うすあげ)」 という雲みたいに軽くてフワフワとしたおせんべいが大好きで、「岩塚製菓は利益は全然出ていないけど、おせんべい作りに真摯で妥協が全くなく、尊敬できる会社だな。」とずっと思ってきたからです。 これからも、 優待資産バリュー株 の実力派銘柄、 岩塚製菓 を優待を楽しみに末永く愛でていく予定です。2021主力株概況シリーズ 免責事項2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Apr 29, 2021
さて今日は2021PF概況シリーズです。ようやく500位まで到達しました。🎵 500位 9846 天満屋ストア(東2、2・8月優待) ○ PF500位は、老舗百貨店天満屋グループのスーパーでイトーヨーカ堂の持分会社の天満屋グループです。 現在の株価は1218円、時価総額141億円、PBR0.65、自己資本比率は46.0%、今期予想PER12.75、配当利回り0.5%(5円)、総合利回り2.1%(5+20=25円)で、優待は100株保有で年2回、(1)優待補助券(100円)20枚または(2)VJAギフトカード(1000円)1枚などです。私は毎回VJAギフトカードを選択しています。 天満屋ストアは指標的にそこそこ割安であり、PF下位としては特に不満のある銘柄ではありません。これからも現行の優待制度が続く限りはホールド継続の予定です。
Apr 28, 2021
さて今日は2021PF概況シリーズです。499位 5446 北越メタル(東2、3月優待) ◎ PF499位は、トピー工業系列の電炉メーカーで新潟県が地盤の北越メタルです。 現在の株価は1225円、時価総額49億円、PBR0.29、自己資本比率は61.9%、前期予想PER6.36、配当利回り2.5%(30円)、総合利回り3.3%(30+10=40円)で、優待は100株保有で1000円相当のクオカードです。 北越メタルは典型的なシクリカル(景気循環)銘柄で過去の利益変動が激しいのが欠点ですが、超低PBR&好財務であり個人的には非常に好みのタイプの銘柄です。これからも現行の優待制度が続く限りはホールド継続の予定です。
Apr 27, 2021
さて今日は株式投資本オールタイムベスト116位 アノマリー投資(ジェフリー・A・ハーシュ著、パンローリング 2013年) の第5弾です。 さて今日は個人的に本書中で最高の出来であると考えている 第6章 株を買う絶好の季節 から。 トレードの完璧な戦略や手法というものは存在しないが、最高の6か月での切り替えと私たちが呼ぶ手法には否定し難い実績がある。最高の6か月は、基本的に「5月に売って、相場から離れなさい」という古い格言の裏面に当たる。相場で見られる季節性は文化的な行動の反映である。昔は農業が株価を動かす大きな要因だったので、8月は相場にとって最高の月だったが、今では最悪の月のひとつになっている。 これは、夏休みになると、トレーダーや投資家が取引フロアやコンピューター画面よりも、ゴルフコースや砂浜、プールサイドのほうを好むからだ。 この「8月が最悪の月の一つ」と言うのは自分の経験からもしっくりと来ます。私は過去に8月の夏休みに海外に長めの旅行に出かけ、十分にリフレッシュして英気を養ってリラックスした状態で日本に戻ってきて久々に自分のポートフォリオを確認すると、主力株が軒並み大暴落していて「秒の瞬間でストレスMAX」状態に無理矢理引き戻されることが何度もありました。そして「帰国したら美味しい日本食を食べよう。」と思ってとても楽しみにしていたのに、実際には空港で久々に食べた「うどん1本も喉を通らない」大惨事となったこともありました。 これは夏休みを前にして「安心のためにポジションを閉じて休暇に出かける投資家」と、その瞬間を狙って「閑散相場で売りを仕掛ける投資家」の両方がいるためですが、いずれにせよ、マーケットで喧伝される「サマーラリー」どころではなく、阿鼻叫喚の真夏の灼熱地獄絵図が展開されることの方が圧倒的に多いんですね。(滝汗) すいません脱線しました。本文に戻りましょう。 最高の6か月でのトレード戦略 最高の6か月に合わせて投資対象を切り替えるトレード戦略を用いると、一貫した結果が得られる。1950年以降の毎年、11月1日から4月30日までダウ平均に投資して、残りの6か月の間は債券に切り替えていたら、少ないリスクで確実に利益が上がっていた。 11月、12月、1月、3月、4月は1950年以来、最高の月である。これに2月を加えると、見事なトレード戦略が出来上がる。この連続した6か月に、ダウ平均は62年間で1万4654.27ドル上げた。このうち37年は上昇、25年は下落している。 一方、残る5月から10月までを見ると、1654.97ドル下げた。このうち、48年で上昇、14年で下落している。S&P500 は同じ最高の6か月で1477.5ポイント上げて、最悪の6か月で97.71ポイント下げた。 この「最高の6か月での切り替え戦略」はダウ平均でも、またS&P500でも有効だったということですね。そしてアメリカ株市場との連動性が高い日本株市場でもこの戦略が有効であるとする分析結果が出ています。 最高の6か月での切り替え戦略(1950~2012年) とても印象的な結果ですね。私としてはこれを活かすには、「最高の6か月はポートフォリオをイケイケにしてリスクを取って成長バリュー株を組み入れて攻撃的に戦い、最悪の6か月は資産バリュー・収益バリュー株を中心にして手堅く保守的に戦う。それが常にフルインベストメントが信条の自分のやり方に一番フィットする。」かなとは以前から思っていて、そういうイメージでポートフォリオ編成をしてはいます。 ま、いずれにせよ、この「最高の6か月での切り替え戦略」には無視できないレベルの実績があります。前回紹介した「大統領選挙の周期が相場に与える影響」と同様で、「知識として知っておく」事は大切と思いますね。(続く)
Apr 26, 2021
さて今日は 2020~21主力株概況シリーズ です。49位 7417 南陽 (東1、3月優待) ◎◎ PF時価総額49位の上位銘柄は、建機、産機の販売が中心の南陽です。2018シーズンの13位、2019シーズンの19位からは大きく順位を落としましたが、何とか生き残って2020シーズンは必死の形相でここで登場してきました。 南陽は待望の東証1部昇格を果たしました。社長さんの満面の笑みがいいですね。♬ 現在の株価は1787円、時価総額118億円、PBR0.61、自己資本比率は59.4%、今期予想PER8.55、配当利回り3.9%(70円)、総合利回り4.5%(70+10=80円)で、優待は100株保有で1000円相当のクオカードです。尚、3年以上継続保有の場合500円増となります。 さて南陽は、 1950年の創業以来70年間一度も赤字を出したことのない非常に守りの強い会社 です。下記の通りリーマンショックを始めとした多くの経済危機を、鉄壁のディフェンス&黒字で切り抜け続けています。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) シクリカル(景気敏感)銘柄ではありますが、同時に高いレベルの「手堅さ」を兼ね備えていると評価しており、現時点では依然としてポートフォリオ上位で戦うに足る十分な総合戦闘力があると考えています。2021主力株概況シリーズ 免責事項2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、既に知らずして死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にねちこくしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Apr 25, 2021
さて今日は通常の2021PF概況シリーズです。 498位 2599 ジャパンフーズ (東1、3月優待) △ PF498位は、総合飲料受託生産で国内大手のジャパンフーズです。 現在の株価は1217円、時価総額62億円、PBR0.70、自己資本比率は34.0%、前期最終赤字予想、配当利回り2.2%(27円)、総合利回り3.9%(27+20=47円、優待品はみきまる調べで2000円で換算)で、優待は100株保有で自社製品詰合せ(サイダー・麦茶・水等、ただし希望者に限る。)です。 ジャパンフーズは前期はコロナが直撃して赤字予想ですが、優待内容も実用的で使いやすいですし良い銘柄と思います。PF下位でホールドしていくのには特に不足はないですね。
Apr 24, 2021
さて今日は株式投資本オールタイムベスト116位 アノマリー投資(ジェフリー・A・ハーシュ著、パンローリング 2013年) の第4弾です。 今日は、とても良い出来である 第5章 政治がポートフォリオに影響を与えるとき から。 ウォール街で起きることはワシントンで起きることと密接不可分に関連している。ストック・トレーダーズ・アルマナックは50年間にわたって、4年ごとの大統領選挙と株式相場の周期の重要性について説明し、立証してきた。4年周期は私たちの指標の「定番」だ。 大統領選挙は景気と株式市場に重大な影響を及ぼす。戦争、不況、弱気相場は大統領の任期の前半に起きるか始まり、繁栄の時期と強気相場は後半に起きる傾向がある。最大の上昇は、就任後2年間の弱気相場のあとの3年目に現れやすい。 再選を勝ち取るために、大統領たちは痛みを伴う取り組みのほとんどを任期の前半に行う。そして、後半になると景気刺激策を打って、有権者が投票所に出かけるときに最も好景気になるようにしがちである。 大統領選挙の4年周期で見られるダウ平均の年上昇率(1983~2011年) 確かに大統領選挙の前年=就任3年目の株価の上昇率は圧倒的ですね。♬ この「大統領選挙の周期が相場に与える影響」は、サイクル投資法の代表例としてとても有名です。この手法を使うか使わないかは別として、少なくとも「知識として知っている」ことはとても大切と思いますね。(続く)
Apr 23, 2021
さて今日は株式投資本オールタイムベスト116位 アノマリー投資(ジェフリー・A・ハーシュ著、パンローリング 2013年) の第3弾です。 今日はアメリカ株式市場の歴史について淡々と語っている 第3章 活況と低迷の1世紀 から。 1932年7月8日に付けた安値までに、ダウ平均は価値の89.2%を失い、1929年の高値である381.17ドルの水準を超えたのは、25年以上もあとの1954年11月のことだった。 ダウ平均は1973年1月11日にベトナム戦争中の高値1051.70ドルを付けた。この高値はその後の10年間、抜かれなかった。 最近の10年間の米国株式市場の好調・活況を受けて、「世界一の覇権国家で人口動態も優れ、長期的に見て確実に成長し続けている右肩上がりの市場なので、投資はアメリカ株だけでオールOK。オワコンの日本株はドブに捨ててオールOK。」と断言する米国株ブロガーやファイナンシャルプランナーが散見されますが、実際には過去に上記の様な「長く続く低迷期」も経験しています。 もしも1929年のすっ高値でアメリカ株を全財産はたいて買い込んでいたら、人生のライフサイクルから考えてその投資家の成績は目も当てられないような悲惨なものになったことでしょう。そして今だ記憶に新しい所では、1989年のすっ高値で日本株を全財産はたいて買い込んだ投資家にも悲惨な結果が待っていました。 株式投資ではバリュエーションとサイクルを意識することが大切 ということですね。(続く)
Apr 22, 2021
さて今日は株式投資本オールタイムベスト116位 アノマリー投資(ジェフリー・A・ハーシュ著、パンローリング 2013年) の第2弾です。 今日はいきなり出来の良い はじめに から。 19世紀の哲学者ジョージ・サンタナーヤはかつて、「過去を思い出せない人は、同じことを繰り返してしまう」と言った。 歴史的な視点に立って市場の分析や研究をすれば、現代の市場の動きやイベントも歴史的文脈で見ることができる。短期トレーダーであれ長期投資家であれ、年月や季節に現れるパターンや傾向を知っておくとは役に立つ。 本書は、ストック・トレーダーズ・アルマナックが50年近くにわたって、苦心して綿密に調べ上げてきた指標やパターンや季節性のうち、最も有効なものをまとめたものである。市場の歴史を学ぶ人は、きっとそれから利益を得るはずだ。! トレードや投資で成功するためには、市場が通常どのように振る舞うのかを理解しておかなければならない。 市場が毎回同じ反応を見せることはけっしてない。だが、過去にどういう動きをしたかを知っておけば、将来に危機が起きたときに、エッジ(優位性)が得られるだろう。 しかし、パターンや傾向は移り変わるものなので、これは精密化学とは異なる。。。株式市場に現れるサイクルは厳密なものではなく、科学であると同時に芸術でもあるということを、常に忘れないようにしよう。大衆に向かうことだ。 歴史を案内役に使おう! いやあ、いきなりいいですね。名著の匂いがプンプンします。そして私も以前から何度も指摘していますが、 株式投資は科学であると同時に芸術でもある んですね。 さて本書をむさぼり読んでみたら実際に名著だったわけですが、私が読後すぐに思ったのは、アマゾンで10000円以上のプレミア価格で取引されることも珍しくない傑作で、以前当ブログでも紹介した チャートで見る株式市場200年の歴史 (ケン・フィッシャー著、パンローリング 2010年) にどこか似た1冊だなあ、ということでした。 200年以上に及ぶ株式市場の歴史の中には、学ぶべき教訓・私たちのこれからの未来の投資に役立つ知識がたくさんあります。ただそれらを分かりやすい形で、かみ砕いて、使いやすくして教えてくれる本というのは実はほとんどありません。 それが何故かというと、歴史から教訓を取り出してそれを精製するには、何よりも筆者が市場の歴史に精通しまた同時に株式市場で豊富な実経験を積んでいなくてはならないからです。そういう「極上の雲」の様な超一流の投資家はなかなか存在しないし、もしいたとしても親切に本を書いてくれることなど滅多にありません。何故なら自分の知識と経験を使って黙って静かに市場で戦った方が遥かに、桁違いにお金が儲かるからです。(笑) その意味で、このジェフリー・A・ハーシュの一冊はまさに「得難い、貴重な一冊」であると思います。そして、私の「株式投資本愛好家としての20年の歴史と経験」からは、この本もいずれアマゾンで高額プレミアが付くことになりそうな気がしています。でも貴方がこの記事を読んだまさに今なら、まだ定価で買えます。なので、積読でもいいので、買っておいた方がいい気がしますね。(笑)
Apr 21, 2021
さて今日は株式投資本オールタイムベストシリーズです。第116位は、 アノマリー投資(ジェフリー・A・ハーシュ著、パンローリング 2013年) です。 尚、この書評は、2020年1月に発売した みきまるの「続」書籍版 株式投資本オールタイムベスト に先行プレミアム収録していたものを、発売後一定の期間が経過したために改めてブログ用に「満を持して降ろした」記事となります。 当ブログの読者の方でまだ未読の方は、この機会に是非お買い求め下さい。↓ アマゾンへのリンクページはこちら。 さてこの本は、ストックトレイダーズ・アルマナックの編集長のジェフリー・A・ハーシュによる "The Little Book of Stock Market Cycle" の邦訳です。これはアメリカ株市場の季節性や様々なアノマリー(経験則)を簡潔に記載したものです。原題通り、「株式市場のサイクル」を説明している1冊です。 この本が凄いのは以下の2点です。1. 似た本がほとんど存在しない。オリジナリティが半端ない。2. 小学生でも読めるくらいに内容が分かりやすくて簡単なのに、同時に非常に実践的で明日からの投資に直接ダイレクトに役に立つ。 率直に言って、この本を読んでいるかいないかで、長い目で見ると投資成績には有意な差が付くだろうと思います。そのくらい凄い本です。 それでは次回からは、この「類書なき傑作」の世界を一緒に見ていくことと致しましょう。(続く)
Apr 20, 2021
さて今日は2020~21主力株概況シリーズです。48位 1605 INPEX (旧 国際石油開発帝石) (東1、12月優待) ◎◎ PF時価総額48位の上位銘柄は、原油・ガス開発生産国内最大手で、政府が 「黄金株」 ✨✨✨(買収関連の株主総会決議事項について拒否権を行使できる株式のこと。現在ここINPEXのみが日本株市場で黄金株を発行している唯一の上場会社となっている。ちなみに黄金株を所有しているのは経済産業大臣) を保有している「THE 日の丸親方 国策企業」 のINPEX(旧 国際石油開発帝石)です。 上述した通りここは日本株市場で唯一、掟破りの ✨✨✨黄金株✨✨✨ を発行している企業です。それはつまり、 資源に乏しい我が日本国にとって、ここINPEXが最も重要な企業 であると、国がはっきりと認めているという事でもありますね。 事業内容がワールドワイドですし、また同時に日本国の命運を握っていて超カッコいいですね。私も何だか一度働いてみたいです。どんな仕事内容なのかはちょっと良く分かりませんが。(・・? 現在の株価は766円、時価総額11201億円、PBR0.41、自己資本比率は59.0%、今期予想PER8.41、配当利回り3.5%(27円)、総合利回り3.9%(27+2.5=29.5円)で、優待は「1年以上の継続保有を条件として」400株保有で1000円相当、800株保有で2000円相当のオリジナルクオカードなどです。 クオの盤面が、これまたカッコいい。。。更に言うと、「国が✨黄金株✨を保有している最重要企業が株主優待を行っている。」という事実も、優待族的には極めて重いですね。🎵🎵🎵 さて2億4千万の瞳エキゾチックジャパンの根幹を支えるINPEXは、2020年12月期には無念の赤字に沈みましたが、過去25年間を見るとそれ以外は黒字を維持しています。 私は昨年の株価低迷時に、「INPEX(国際石油開発帝石)は今期は大赤字とはいえ、日本の最重要企業であり国家の命運を握る企業でもある。会社が傾けば一緒に黄金の国ジパングも沈むわけで、潰れるわけないし潰すわけにもいかない。更に十分に低PBRで妙味もあるし、日本人投資家として応援したい企業でもある。買い増ししよう。」と考えて少し乗せたので、今回史上初のポートフォリオ上位進出を果たしてきたのでした。 「日の丸バリュー投資家」として、今後もしっかりとホールドしながら応援していく所存です。2021主力株概況シリーズ 免責事項2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Apr 19, 2021
さて大変なご好評を戴いている 「株式投資本オールタイムベストシリーズ」 ですが、今日はその ベスト110 をまとめておきます。 また当シリーズからのスピンアウト企画で、パンローリング社の書籍の扱いがある全国の大きな本屋さんで発売中&好評に付き重版出来(じゅうばんしゅったい)となっている みきまるの「書籍版」株式投資本オールタイムベスト 及び、その続編で同じく好評を頂いている みきまるの続「書籍版」株式投資本オールタイムベスト 更に最新刊となるシリーズ第3弾 みきまるの「名著」に学ぶ株式投資 も改めてよろしくお願い申し上げます。 シリーズ三作、そろい踏み。 さて私が投資家としての生を受けて今年で20年が経ちました。今日紹介するのは、今までに数千時間以上をかけて読み倒してきた数百冊の投資本の中のまさに至高の「ベスト・オブ・ベスト」です。 今この日記を書いている机から11秒以内に手が届くところに全てがある、投資家として「全幅の信頼を寄せている」本たちです。私は資産を失っても、家を失っても、投資家として何度でもやり直せるという絶対の自信があります。でもその時にもしも、この子達が自らの傍にいなかったらそれはもう全然ダメです。つまり この記事は、私の投資家としての頭の中の全て ものの見方・考え方の全て ということです。 そして同時にこの記事は、私の投資家としての 「ある意味での集大成」 とも言える内容でもあります。このベスト110には私がどのような投資家であり、何を大切にしているのか、そしてどういうことを考えて毎日を戦っているのか、の全てが表出していると思っています。 全部読めば実力UP間違いなし、まさに「永久保存版」 絶対の自信を持って皆様に贈る渾身の日記となります。 前置きが長くなりました。 それでは早速始めましょう。 1~100位 101~105位 なお未読の方は「持てる筆力の全てを尽くした」完全燃焼の上記のベスト105を先に御覧下さい。。。 106位 相場師マーク・リッチ (ダニエル・アマン著、パンローリング、2020年) 個人的にはこの本は「最高」でした。投資家として、マーク・リッチは目指すべき人生の目標・新たな憧れの存在になりましたね。1. 総論 お勧め2. マイケル・スタインハルトがマブダチ3. 投資家の「最大の力」4. Sクラスの素敵なジジイ5. 少し泣いてから先へ進む6. 関心があったのはビジネスと金儲けだけ7. ”長期志向”が成功の秘訣8. ただ静かに座り、葉巻をくゆらせ、ひたすら人々を観察する107位 ザ・トレーディング (アレキサンダー・エルダー著、FPO、2019年) 2000年8月にパンローリングから刊行された世界的ベストセラーの「投資苑」を大幅に加筆・改訂し、更に新たな章が追加された完全新訳本ですが、「途轍もなくパワーアップ」しており、ちょっと恐ろしいくらいの完成度となっています。1. 総論2. 感情的なトレードは必ず損失を招く3. 始値はアマチュアが決定し、終値はプロが決定する4. 減価するETFは極めて危険 超お勧め5. FX会社はあなたの敵 お勧め6. トレーディングに求められる知的水準はそれほど高くないが、感情面では非常に多くが求められる お勧め108位 行動科学と投資 (ダニエル・クロスビー著、パンローリング、2020年) 株式投資に関する最先端のアイデア・パラダイムを提示してくれている革新性があり、そして同時に「読んだら明日からの自分の投資にすぐに役立つ」実践性も併せ持った、素晴らしい1冊ですね。1. 総論2. 私たちは、その効用と関係なく、根本的にお金が好き3. 動くゴール4. 自らが「間違っていた」ことを認めるのはとても難しい5. 配当性向の高い高配当株が高成績であったことはほとんどない6. 適切な損切りが何よりも大切7. 投資の世界では、サイコパスが完全に有利 お勧め8. 投資家の自制心は貴重で限られている9. バリューとモメンタムを組み合わせる手法は新幹線の様なもの お勧め109位 ルール (ラリー・ハイト著、パンローリング、2020年) ジャック・シュワッガーによる永遠の名著 マーケットの魔術師(青本)にも登場しているという、世界最高峰&真のマーケットウィザード&伝説のトレンドフォロワー直筆の、ミント香る快作ですね。1. 総論2. 効率的市場は、現在も今後もけっして存在しない お勧め3. 常に目を光らせて、特大の機会に賭けるべき4. トレンドフォローは、世界最強の投資法5. 私が経済的に生き延びられたのは損を早く切ったからで、裕福になったのは利を伸ばしたから6. お金を失う八つのケース110位 適応的市場仮説 (アンドリュー・W・ロー著、東洋経済新報社、2020年) 現実の市場の状況をキチンと説明できていない、穴だらけで不完全な現在主流の「効率的市場仮説」を完全に超える、実際のマーケットのリアルを納得のいく形で説明できる「適応的市場仮説」を解説した、革命的な一冊ですね。1.総論2. アクティブ投資家の新たな理論的・精神的支柱 適応的市場仮説3. 私たち人間は「根源的にお金が好き」4. 自らのヒューリスティックスを改善し続けることが大切5. ヒューリスティックスは思考の速さで進化しうる6. 扁桃体のせいで「恐怖効果」は永続する お勧め7. 適応的市場仮説 お勧め8. 適応的市場仮説は、そのひとつの特殊な例として効率的市場仮説を含んでいる 超お勧め9. 市場が適応や進化を遂げるということを認識することが大切10. 新しい投資パラダイム 以上、みきまるの優待バリュー株日誌特別編、株式投資本オールタイムベスト110のまとめでした。
Apr 18, 2021
さて今日は株式投資本オールタイムベスト115位 勝つ投資 負けない投資 (片山晃 + 小松原周 著、クロスメディアパブリッシング、2015年) の最終回第6弾です。 今日は、第3章 買い方、売り方、見分け方のポイント から。 アイデアを多数持つことで塩漬けを回避する 上がらない株、含み損の株を長く持ち続けることを「塩漬けにする」といいいますが、日頃から常に新鮮な投資アイデアを求めるようにしておけば、塩漬け銘柄を作るリスクは格段に抑えられるはずです。 投資上級者の方々を観察していると、相場環境に応じてその時に最も有効な投資アイデアをベースとした銘柄を選択し、迅速かつ柔軟にポートフォリオに取り入れているなあ、といつも思います。「マーケットで使える手法の大辞典」が自らの中にあり、そこから自由自在に、そして華麗に正解に辿り着いている、そういう感じがします。 まさに、 オポチューニスティックスタイル (それぞれがプラスの期待リターンをもつと考えられる投資手法や投資対象を、マーケットの変化と共に柔軟に組み合わせていくやり方) で戦っているんですね。 さてこれでこの本の紹介はおしまいです。 世界最弱のここ日本株市場で「65万円を140億円にした」スーパー投資家 の自筆の投資本が税別1480円で読めると言うのはあまりにも破格に安過ぎると思います。未読の方は是非。(終わり)
Apr 17, 2021
さて今日は通常の2021PF概況シリーズです。 497位 9997 ベルーナ (東1、3・9月優待) ◎ PF497位は、婦人服主体のカタログ通販大手で主要顧客は50~60代のベルーナです。 現在の株価は1271円、時価総額1238億円、PBR1.17、自己資本比率は45.3%、今期予想PER11.70、配当利回り1.3%(16.5円)、総合利回り2.9%(16.5+20=36.5円)で、優待は100株保有で通信販売優待券またはネット専用優待クーポンまたは自社取扱商品(食品またはワイン)などです。詳しくは下記をご覧下さい。 私はワインを選ぶことが多いです。 ベルーナは指標的にもまずまず割安ですし、優待内容にも力がありますし、ポートフォリオ下位としては十分に良い銘柄であると考えています。
Apr 16, 2021
私の株式投資本オールタイムベストシリーズ第2位に輝く永遠の名著、 マネーの公理 で知られる英国生まれの投資家、マックス・ギュンター。 そして彼の「裏ベスト」として知られている超名著、ツキの科学。 このツキの科学は残念ながら長い間絶版となっていたのですが、何と4月13日、パンローリング社から「ツキの方程式」に改題され、新装版として発売されました。パチパチパチ。 この本の第4部「運を良くする方法」は全投資家必読です。 何故なら、投資とは「運用」であり、文字通り「運を用いる」ものだからです。 そしてこの本は、我々投資家にとって必須の要素である「運」を良くする方法を、天才ギュンター先生が直々に教えてくれるというとんでもない神本なのです。私はこの第4部をこれまで何十回も読み直しています。 今日は、このマックス・ギュンター先生の神本の再発売を記念して、以前に書いた書評を再掲しておきます。 ツキの方程式 (マックス・ギュンター著、パンローリング、2021年) 私が師と仰ぐスイス人投資家マックス・ギュンターは、ただ偉大であっただけでなく、「運」という不可思議なものの秘密の探求に努めた人でもありました。彼は20年間、延べ1000人以上の人生を追いかけ、そして全体的に見て、運の良い人と悪い人の行動や態度にどういう違いがあるかをついに突き止めました。そしてその全てがここに書かれています。率直に言って「とてつもなく凄い本」です。投資家だけでなく全国民必読と言っても良い名著ですね。1. 総論2. 運の良い人は社交性に富む3. 運の良い人は直観力が強い4. 運の良い人は勇気がある お勧め5. 運の良い人はラチェット(歯止め)効果をはたらかせる 超お勧め6. 運の良い人は悲観的推測に基づいて行動する この本は最高です。未読の方は、この機会に是非。
Apr 15, 2021
さて今日は 2020~21主力株概況シリーズ です。47位 4754 トスネット (東JQS、9月優待) ◎ PF時価総額47位の上位銘柄は、建設現場やイベントの交通誘導警備が柱のトスネットです。2019シーズン22位、2018シーズン30位、2017年シーズン26位と過去数年かなり上位にいましたが、新型コロナのダメージがきつく業績を落としたことにより総合戦闘力が低下したと判断され、今シーズンは大きく順位を落としてようやくここで登場してきました。 現在の株価は935円、時価総額44億円、PBR0.76、自己資本比率は67.0%と良好、今期予想PER9.21、配当利回り1.6%(15~25円)、総合利回り1.8%(15+2=17円)で、優待は、1000株保有で2000円相当、2000株保有で3000円相当、5000株保有で4000円相当のブルーベリージャムまたはブルーベリー商品セットです。 今日は昨年2020年の優待品を見ておきましょう。左側が5000株優待品、右側が1000株優待品となります。 次に実際の使用例を1つだけご覧いただきましょう。 トスネット優待ブルーベリージャムのホットケーキ トスネットはコロナ渦で苦しい業績が続いていますが、とても良く頑張っていると思います。自分としては、優待MAXとなる5000株はこのまま保有しながら引き続き応援していく予定です。2021主力株概況シリーズ 免責事項2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Apr 14, 2021
さて今日は当ブログ一番人気の 2020~21主力株概況シリーズ です。46位 8043 スターゼン(東1、3月優待) ◎~◎◎ PF時価総額46位の上位銘柄は、食肉卸首位で全国に販売網を持つスターゼンです。2017シーズンに50位でシリーズに初登場、評価上昇で2018シーズンに一度21位と順位を上げるも、その後の業績推移が私の期待通りではなく持ち株の一部を売却したため2019シーズンは47位に後退しました。 ただ今シーズンはコロナ渦により食品スーパー向けの食肉が伸びて過去最高純益圏と絶好調で株価も好調となり、再び少し順位を上げての登場となりました。 社長さんも カワ(・∀・)イイ!! ですね。! 現在の株価は2418円、時価総額472億円、PBR0.86、自己資本比率は40.7%、今期予想PER7.25、配当利回り2.3%(55円)、総合利回り2.9%(55+15=70円)で、優待は3月株主に200株保有で3000円相当、1000株保有で5000円相当、2000株保有で10000円相当の自社製品です。それ以外に100株保有でギフトやおせちの20%割引販売もありますが、これらは優待族的にはカウント外(0円換算)です。 それでは今日は私が2018年に戴いた2000株優待品をまず見ておきましょう。 「スターゼン牛脂」が、キャラメルみたいで可愛いですね。♬ 私は脂っぽいお肉が苦手なので、グリルで焼いて脂を落とし、たっぷり野菜と一緒にヘルシーに戴きました。とっても美味しかったです。 続いて2019年及び2020年の2000株優待品です。同じ内容でした。さつまビーフ「サーロインステーキ」190グラム×3枚(冷凍)です。 これもグリルで脂を落として、またもやヘルシーに戴きました。 スターゼンは指標的に非常に割安ですし、マイルドながら成長力もありますし、優待MAXの2000株をホールドしていくのには、「優待族的には全く問題はない」大変に良い銘柄であると考えています。2021主力株概況シリーズ 免責事項2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の無重力の宇宙ステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Apr 13, 2021
さて今日も通常の2021PF概況シリーズです。 496位 7819 粧美堂 (東1、9月優待) △ PF496位は、卸から発した化粧・服飾雑貨のファブレスメーカーの粧美堂です。 現在の株価は411円、時価総額55億円、PBR1.08、自己資本比率は36.1%、今期予想PER77.55、配当利回り2.4%(10円)、総合利回り3.6%(10+5=15円、優待品はヤフオク平均落札価格の1500円で換算)で、優待は300株保有で3000円相当の株主限定自社商品です。また3年以上継続保有(9月の株主名簿に同一株主番号で連続4回以上記載)の場合は自社選定商品が追加されます。 今日は2019年優待品を見ておきましょう。 また長期優待品は以下の様なカタログギフトでした。 私は蛍光ペン スイングクールパステル6色セットを選びました。 さて粧美堂は指標的には後一歩ですが、優待品にはまずまずの魅力がありPF下位としては特に問題の無い銘柄であると考えています。これからも優待を楽しみにのんびりとホールドしていく予定です。
Apr 12, 2021
さて今日は通常の2021PF概況シリーズです。 495位 9895 コンセック (東JQS、3・9月優待) ◎ PF495位は、建設向けダイヤモンド工具大手のコンセックです。 現在の株価は1235円、PBR0.31、自己資本比率は62.9%、今期予想PER44.27、配当利回り2.0%(25円)、総合利回り4.5%(25+30=55円、優待品はメルカリ平均価格の1セット1500円で換算)で、優待は100株保有で年2回、 「健康飲料水 ラ・バモントライト」1本+1000円相当のふりかけ詰合わせなどです。 ラ・バモントライトは、飲んでみると想定以上に酸っぱいです。でも多分健康には良いのだろうと思います。 コンセックは超低PBRで、財務状態もまずまず良く、更には総合利回りにも非常に高いものがあり、PF下位としては十分過ぎるクオリティを備えた素晴らしい銘柄です。正直な話、こんな順位で申し訳ないくらいです。これからも優待を楽しみにしながらホールド継続の予定です。
Apr 11, 2021
さて今日は通常の2021PF概況シリーズです。 494位 3048 ビックカメラ (東1、2・8月優待) 〇 PF494位は、家電量販大手のビックカメラです。 現在の株価は1277円、時価総額2403億円、PBR1.64、自己資本比率は29.0%、今期予想PER22.02、配当利回り1.2%(15円)、総合利回り3.5%(15+30=45円、優待券はメルカリ平均価格の額面の100%で換算)で、優待は100株保有で2月株主に2000円相当、8月株主に1000円相当の買物優待券などです。また長期株主優遇優待制度もあります。 ビックカメラには何でもありますので、私は過去に様々な品物を優待券で楽しく買物しています。 ビックカメラは指標的には今一歩ですが、優待内容に魅力がありますし、現行の優待制度が続く限りはのんびりとホールドしていく予定です。
Apr 10, 2021
さて今日は通常の2021PF概況シリーズです。 493位 7239 タチエス (東1、3月優待) △ PF時価総額493位は、独立系自動車シート大手のタチエスです。 現在の株価は1212円、時価総額427億円、PBR0.59、自己資本比率49.0%、今期最終赤字予想、配当利回り0.5%(6.5円)、総合利回り1.4%(6.5+10=16.5円)で、優待は100株保有で3月株主に1000円相当のクオカードなどです。 タチエスはコロナ渦で苦しい業績が続いていますが、ま、ポートフォリオ下位としては特に問題のない銘柄であると考えています。
Apr 9, 2021
さて今日は株式投資本オールタイムベスト115位 勝つ投資 負けない投資 (片山晃 + 小松原周 著、クロスメディアパブリッシング、2015年) の第5弾です。 今日は、第2章 株式投資で勝つための銘柄選別法 から。 低PERや低PBRで買っても大きなリターンは得られない なぜ低PBRの株では大きく儲からないのか。その理由は、そこに変化が起きないからです。 バリュー投資はきちんと銘柄選別をしたところで、結局は相場全体が上がらなければ株価は上昇しない性質を持っているといえる。 また、純資産という普遍的な指標を頼りにしているため、スクリーニングなどで導き出される結果は常に一定になります。わかりやすく明確な基準でみているだけに、誰がやっても同じになって差が付かないのです。 これは、低PERに着目した投資でも同じことがいえます。変化のない安定的な業績を出している企業は、いくらPERが低くてもなかなか投資対象にはなりません。 65万円を 140億円 にした大投資家である五月さんにこれを言われると、コテコテのバリュー投資家である私としては全く、 グーの音も出ない です。(鬼汗) この章では、五月さんはバリュー投資手法が持つ欠点をこれでもかというくらいに教えてくれています。本当に身に沁みますし、自らの投資手法を改善するためのヒントをたくさん得ることが出来ました。あらゆるバリュー投資家は、全員「焼き土下座」でこの本を読むべきだと思います。。。。 ただ、20年来の「日の丸バリュー投資家」として少しだけ「グーの音」を出して反論をさせて頂くと、実はバリュー投資手法の良さと言うのは、五月さんが指摘した欠点であるその「分かりやすさ」にこそあります。 「投資センス」と言うのは学ぶことが非常に難しく、人によってはどんなに努力しても習得不可能な場合もあります。何故ならそれは美術や音楽の様な「芸術」に近いものだからです。でも才能のない方であっても、堅牢で再現性の高いやり方であるバリュー投資手法で一定の投資の果実を得ることが出来ることは、 80年以上前にグレアムがこの手法を開発してからのマーケットの歴史が証明 してくれています。 また、もう一つ別の角度からの指摘をすると、有効な投資手法が刻々と変化し続けているマーケットでは、「百発百中の銀の弾丸」は決して存在しません。 例えばこの10年間くらいはバリュー投資は全体としてグロース投資に劣後していますが、それ以前には長く優位だった期間もあります。更に言うと、2021年相場に入ってからは「バリューの逆襲」が見られる局面も増えてきています。また近年は小型株投資のパフォーマンスもイマイチですが、これまたその前の数十年は非常に有効なやり方でした。 ちなみに、クオンツの指導者にしてモメンタム投資発見の先駆者であるクリフ・アクネスはかつて以下の様に述べました。 もし整備士があなたの車は10年のうち6、7年くらいは動くだろうという意味で「機能する」という言葉を使ったら、あなたはその整備士をクビにするだろう。しかし、資産運用が「機能する」傾向にあるとはそういうことなのだ。 欠点のない投資手法はなく、どんな市場環境でも必ず勝てるやり方などは決して存在しません。私達投資家はそういう「不完全な武器」を持って日々戦い続けている存在なんですね。(続く)
Apr 8, 2021
さて今日も通常の2021PF概況シリーズです。 492位 6654 不二電機工業 (東1、1・7月優待) △ PF492位は、制御用開閉器で高シェアの不二電機工業です。 現在の株価は1299円、時価総額87億円、PBR0.73、自己資本比率は93.6%!と超鉄壁、今期予想PER41.24、配当利回り2.5%(32円)、総合利回り3.2%(32+10=42円)で、優待は100株保有で年2回1・7月株主に500円相当のクオカードなどです。また同時に現時点では長期株主優遇優待制度もあります。 不二電機工業は指標的には非常に妥当な株価位置だと思います。ま、現行の優待制度が続く限りはホールド継続の予定です。
Apr 7, 2021
さて今日は当ブログ一番人気を誇る 2020~21主力株概況シリーズ です。 45位 7551 ウェッズ (東JQS、9月優待) ◎~◎◎ PF時価総額45位の上位銘柄は、アルミホイール主体の自動車部品・用品卸でトップクラスのウェッズです。2013シーズン34位、2014シーズン29位、2015シーズン34位、2016シーズン26位、201シーズン27位、2018シーズン39位、2019シーズン45位とずっとPF上位の一角の地位を維持し続けている実力派銘柄ですが、今年2021年もそのポジションを守ってここでゆるゆると登場してきました。♬ 現在の株価は530円、時価総額85億円、PBR0.68、自己資本比率は56.4%と良好、今期予想PER9.23、配当利回り3.8%(20円)、総合利回り4.2%(20+2=22円)で、優待は1000株保有で2000円相当、2000株保有で5000円相当、10000株保有で10000円相当、20000株保有で20000円相当のクオカードです。尚10000株以上を3年以上継続保有(株主名簿に同一株主番号で連続7回以上記載)の場合、クオカードは1000円増となります。 次に、これが長期保有分の優待となります。↓ まとめると、こんな感じです。 さてウェッズの5000円クオカードが財布に入っていると、コンビニで常に「王様気分」で買物が出来て非常に気持ちがいいです。(笑)「苦しゅうない、欲しいものは何でも買ってやるぞ。」と思いながら店内をご機嫌で巡回できるからですね。 株主優待には精神を高揚させる、日々の生活を彩り豊かで楽しいものにしてくれるという大きな効用があり、これが我々優待族が「市場で最も長生き種族」であり続けている秘密 の一つとなっています。 「楽しいことは長続きする」んですね。♬ さてウェッズはあまり成長力はないですが、指標的に十分に割安ですし、またしっかりとした総合利回りも出ていますし、自己株式の償却をするなど「株価に意識を向けた経営」をしてくれていますし、非常に安定感のある良い銘柄です。 ところで前世紀の大投資家の ジェラルド・M・ローブ は、 あなたの持っている銘柄全てが資金全体の値上がりに貢献すべきだ。それは、ボートの漕ぎ手全員が力を出し切らなければならないのと同じ理屈である。 と述べました。 そして私はこのローブの金言を常に胸の真ん中に抱いており、ポートフォリオ最上位銘柄に関しては、リスクとリターンのバランスを毎日毎日極限まで突き詰めて考え、常に最も期待値が高いと考えるところでコチコチに固めて戦っています。基本的には、「リスクを取ればとるだけリターンも良くなる。」とシンプルに考えており、「背伸びをするだけして、実際に身長が伸びるように日々精進していく。」という立場です。 ただ、正直に言うと、そういった銘柄ばかりだと「ちょっと疲れる」のも事実なのです。尊敬するローブ先生に反論するわけではないのですが、実際のポートフォリオ運営ではある程度の「不真面目さ」や「遊び」の部分がないと何だか楽しくないし、リラックスして戦えないのです。あまりにもキチキチに攻撃的なPFを組むと、なんというか精神的に「最短距離でコーヒーの絞りかす」になってしまいそうな、燃え尽きてしまいそうな感じがするんですね。 そういった意味において、指標的に割安で株価推移も実にマイルドなここウェッズは、私にとって心地良い「午後の紅茶」的な銘柄なのです。これからもポートフォリオのこのくらいの順位で緩々とホールドして楽しく応援していけたらいいなあ、毎日のポートフォリオ運営では常にそういう余裕を持ち続けたいなあ、と考えています。2021主力株概況シリーズ 免責事項2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Apr 6, 2021
さて今日は2021PF概況シリーズです。491位 6627 テラプローブ (東マ、12月優待) △ PF491位は、メモリー、システムLSIのテスト工程等受託のテラプローブです。 現在の株価は1298円、時価総額120億円、PBR0.51、自己資本比率は42.5%、今期予想PER17.12、配当利回り0%(0円)、総合利回り0.8%(0+10=10円)で、優待は100株保有で1000円相当のクオカードです。 テラプローブはまずまず低PBRですし、ポートフォリオ下位としては特に問題のない銘柄であると考えています。
Apr 5, 2021
さて今日は 2020~21主力株概況シリーズ です。 44位 9384 内外トランスライン (東1、12月優待) ◎~◎◎ PF時価総額44位の上位銘柄は、独立系の国際海上輸出混載首位の内外トランスラインです。ここを主力として戦っていた頃は、個人的には「海のトランコム」と名付けていました。 ここはかつて2013~2016年には主力の一角として戦った銘柄ですが、株価上昇に伴って持ち株をチビチビと手放し、2017年に33位で登場したのを最後に母なる「優待株いけす」に戻っていました。 その後はもうほとんど見ることも無くなっていたのですが、昨年2020年にルーティーンとなる「いけす内散歩」をしている時に、「おっ、内外トランスライン、いつの間にかずいぶんと安くなってるな。ここは確か主力陥落した後も業績自体は堅調だったはずだし、今の株価位置だったら優待MAXの4000株まで買い戻せるんじゃないかな?」と気付きました。 そして久方ぶりに精査したところ、「うん、やっぱり4000株までは余裕で買える。」という結論となり即日買い増ししたために、久しぶりに主力株概況シリーズに再登場してくることとなったのでした。 現在の株価は1419円、時価総額152億円、PBR1.50、自己資本比率は72.0%で有利子負債は0と財務状態は鉄壁、今期予想PER11.70、配当利回り2.5%(36円)、総合利回り3.6%(36+15=51円)で、優待は100株保有で1500円相当、200株保有で2500円相当、4000株保有で5000円相当のカタログギフトです。 今日は私の過去の選択例をいくつか見ておきましょう。 さて内外トランスラインは、過去の業績推移も安定していますし、地味ながら着実に成長していますし、財務状態は鉄壁ですし、総合利回りも出ていますし、ポートフォリオ上位銘柄として全く不足のない良い銘柄に再び戻っていると思います。 また、「謎の株主、ときわそば」が、タイムスリップしたかのように相変わらず大株主に登場し続けているのもとても良いと思いました。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) 以上、輝きを取り戻したかつての主力株、内外トランスラインを再びPF上位銘柄として楽しくホールドして応援していく所存です。 2021主力株概況シリーズ 免責事項2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の無重力の宇宙ステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Apr 4, 2021
さて今日は2021PF概況シリーズです。490位 4404 ミヨシ油脂(東1、12月優待) ◎ PF490位は、マーガリンなど業務用食油と、界面活性剤など油化製品が主力のミヨシ油脂です。 現在の株価は1292円、時価総額133億円、PBR0.55、自己資本比率は49.2%、今期予想PER11.48、配当利回り3.1%(40円)、総合利回り3.9%(40+10=50円)で、優待は100株保有で1000円相当のクオカードです。 私はミヨシ油脂へは優待狙いでしばらく前に参戦しました。指標的にもまずまず割安ですし、ポートフォリオ下位としては十分に良い銘柄であると考えています。
Apr 3, 2021
さて今日は 2020~21主力株概況シリーズ です。 43位 7264 ムロコーポレーション (東JQS、3月優待) ◎ PF時価総額43位の上位銘柄は、金型から一貫生産が特徴の技術力の高い精密プレスメーカーで、自動車用駆動部品が主のムロコーポレーションです。 ここは2014シーズン14位、2015シーズン36位、2016シーズン27位、2017シーズン19位、2018シーズン26位、2019シーズン43位と長年ポートフォリオ上位を保ち続けている実力派の銘柄ですが、今シーズンもPF上位の一角の地位を維持してここで登場してきました。 現在の株価は1282円、時価総額84億円、PBR0.47、自己資本比率は65.4%と良好、今期予想PER11.40、配当利回り3.4%(44円)、総合利回り3.8%(44+5=49円)で、優待は100株保有で500円相当のクオカードまたはアマゾンギフト券、500株保有で1000円相当のクオカードまたはアマゾンギフト券またはお米5キロ、1000株保有で3000円相当のクオカードまたはアマゾンギフト券またはお米10キロまたは自社商品(フルーツ皮むき機)です。 2021年1月21日に優待変更のアナウンスがあり、選択できる金券がクオカード1択からクオカードもしくはアマゾンギフト券の2択からの選択制となりました。 さてムロコーポの看板優待品であるフルーツ皮むき機ですが、2014年に「チョイむきsmart」へとモデルチェンジされて小型化され、かつ更に使いやすくなりました。 それでは早速剥いてみましょう。キウイフルーツです。 あっという間にこんなに綺麗に剥けました。パチパチパチパチ。これは「皮むきが芸術」と化しています。ムロコーポの技術力は凄いですね。 ♪ さて私は元々、この上記の1000株優待品の柑橘類皮むき機「チョイむき」がどうしても欲しくてずいぶん昔に優待MAXの1000株までは買い増ししていたのですが、その後「優待株いけす」の上位銘柄をしらみつぶしに調べているうちに、「おや?、ムロコーポは指標的に安いし、業績好調でかつ過去の業績推移が安定的だし、万年不人気なのもとてもいい。更に地味ながら成長力もあるし、ホームページが非常に見やすく業態がすっと理解しやすいのも良い。優待品のチョイむきの評価も非常に高いし、会社の技術力の高さが優待品に端的に分かりやすく現れているのも最高に良い。総合的に考えると楽に準主力以上で勝負できるポテンシャルがあるな。」と考え、PF上位銘柄としたのでした。 名著 千年投資の公理 の中で、著者のパッド・ドーシーが 「 経済的な堀 のない業界」 として名指しで批判している万年超不人気セクターの自動車部品関連なので市場からの評価が低いのは仕方が無いと思いますが、 ムロコーポは、指標的に十分に安く、財務状態は鉄壁で、優待内容も最高という、3拍子揃った良い銘柄 です。 今期のムロコーポレーションは新型コロナの影響で新車減産が直撃して当初は大赤字転落の予想でしたが、その後業績上方修正を連発し現在は余裕の黒字予想に転換しています。ピンチの時にこその企業の実力が端的に現れます。ムロコーポが「ガチンコで強い」銘柄であることを改めて認識しましたね。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) これからも実際の業績推移をしっかりと見ながら、PF上位の一角として楽しくホールドしていく予定です。2021主力株概況シリーズ 免責事項2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Apr 2, 2021
いやあ桜舞い散る4月になりましたね。 さてマーケットでは昔から 4月は平均して1年で最高の月だが、問題の兆しがないか用心する必要がある。過去63年の統計によると、4月に利食いをして守りの体勢に移ることが賢明だったと分かる。(出典 アノマリー投資、ジェフリー・A・ハーシュ著、パンローリング、2013年 P181) とされています。自分も「この銘柄はもう完全に仕上がっているな。」と感じるところはチビチビと利喰って、その代わりにフレッシュな、鮮烈なミントのような銘柄に入れ替えています。 それでは皆様、今月もよろしくお願い致します。
Apr 1, 2021
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