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森の声 @ Re[1]:「魂のはなし」(もう一人の自分)(06/10) めげぞうさんへ >6年生の子どもたちが、…

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森の声

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2023.10.10
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今、「自分に自信がないお母さん」や「不安が強いお母さん」が非常に多いです。あきれるくらい多いです。

そういうお母さんは、分からないことがあっても自分の頭で考えようとしません。
考えるのではなく正解を探そうとするのです。そして、正解が見つからないと悩みます。でも、子育てや人生の正解なんてどこにも存在していません。

だから、自分の頭で考えて色々と工夫し、やってみればいいのですが、自分に自信がないお母さんにはそれが出来ないのです。そして、毎日同じことを繰り返します。

でも、当然のことながら、同じことを繰り返しても同じ結果にしかなりません。そのため、「抜け出すことが出来ない檻」の中に閉じ込められているような苦しさを感じます。
そういうお母さんに育てられている子だって苦しいでしょう。自分の人生に希望を持つこともできなくなるでしょう。

そういう状態のお母さんにはいくつかの共通した特徴があります。
まず、興味の範囲が非常に狭いということです。毎日の家事や、目先のことや、子育てや自分のことしか考えていません。そして、自分の時間を楽しむための趣味を持っていません。

そういう人は「趣味を楽しむ時間なんかない」と言います。でも、「自分の時間」は「与えてもらうもの」ではなく、色々と考え、工夫し、「自分で作り出すもの」です。

むしろ、「自分の時間」があったとしても、そこに、それほど必要がない家事や子育てを詰め込んで忙しくしてしまう人がいっぱいいます。忙しくしていると安心するのでしょうか。

「自分の時間」は「自分と向き合う時間」でもあります。「自分の時間」を作ろうとしない人は、それを避けようとしているのかも知れません。
現代人は子どもも大人も「暇」を嫌いますが、それもまた「自分と向き合うこと」から逃げようとする表れなのでしょう。

それに対して、色々なことに興味を感じて色々と考えたり勉強しているような人や、色々な趣味を持って楽しんでいるような人は「悩みのループ」にはまりにくいのです。それほど自己肯定感も低くありません。
意識が「外の世界」とつながっているからです。

他にも、私が「自分に自信がないお母さん」「不安が強いお母さん」の特徴として感じるのは、「からだ」が育っていない人が多いということです。

「肉体」は育っていても、「自分の命の働きを支えているからだ」が育っていないのです。だから生命力が弱いのです。そして人は、生命力が弱くなると自分を守ることばかりを考えるようになるのです。

一般的に、年を取ると生命力が衰えてきます。すると自分を守ることばかり考えるようになります。今の人たちは実年齢は若いのに、からだの状態に関しては老人達と似ているのです。

そしてそれは「感覚の働き」が萎えていることの表れでもあります。
「生き生きとしたからだ」は「生き生きとした感覚の働き」によって支えられているからです。「生き生きとした心」もまた、「生き生きとした感覚の働き」によって支えられています。

「心の問題」の背景には「からだの問題」があり、「からだの問題」の背景には「感覚の問題」があるのです。


私はそれが「自分に自信がないお母さん」や「不安が強いお母さん」、そして「心を病む人」が増えてきた原因なのではないかと考えています。





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Last updated  2023.10.10 08:54:44
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