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人目が気になるって… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2026.06.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日は、

助けを求めることは「恥ずかしいこと」ではなく、そのような姿を見せることが「子どもの成長に必要なこと」なんです。「助けを求めることは恥ずかしいことではない」ということを知った子どもは、色々な人とつながり、自分の世界を広げていけるようになるでしょう。


ということを書きましたが、今日はその続きです。

人類は群れて生活する動物です。これは個人や社会の価値観の問題ではなく、「ヒト」という種の、動物としての人間の特性であり本能でもあります。
なぜ群れるのかというと、人間が、群れて生きていないと厳しい自然環境の中では生きていくことが出来ない弱い存在だからです。
そして、群れることで言葉やコミュニケーション能力が進化し、また、助け合うことで他者の視点を理解したり、一人では出来ないようなことが出来るようになり、知識や文化や技術を伝承することが出来るようになったのです。

マンモスのような巨大な動物を一人で倒すのは困難ですが、知恵を出し合って助け合えば倒すことが出来ます。そして、その知恵はつながりの中で共有したり、そのつながりの場の中で子どもたちに伝えていくことも出来ます。

狩りが得意な人は狩りをし、狩りは苦手でも、子どもの相手が得意な人は子どもの相手をし、歌が得意な人は歌を歌い、踊りが得意な人は踊りを踊り、そうやってみんなが助け合い、補い合うことで人類はただ単に生き延びるだけでなく、文化や文明を発展させてきたのです。

でも、科学技術が発達し、便利な道具や機械が作り出され、それが人々の生活と意識を変え、それに伴って社会の価値観や形態も変化してくると、人々の生活の場から「自然につながるもの」は取り除かれるようになりました。そして、「自然は危険で汚い」という意識を持つようになりました。
オーガニックや無添加は好きなのに自然そのものは苦手なんです。


教室の子ども達も、部屋の中に小さな虫がいただけで「殺して、殺して」と大騒ぎをします。いつのまにか日本人は「自然との共存」が出来ない民族になってしまったのです。

ちなみに、インドやネパールでは人間の生活圏の中で、サルも普通に暮らしています。虫も排除できないくらいいっぱいいます。「人間の生活圏の中に虫がいる」のではなく「虫の生活圏の中に人間がいる」というような状態です。網戸なんか見たことがありません。

それに対して日本では、高度経済成長の頃から「人間の住むところ」と、「自然や様々な生き物達が住むところ」が分離され始めました。
地域の人たちとのつながりも消え、核家族化が進むことで祖父母との日常的なつながりも消えました。
子ども達も「自然」や「仲間」から切り離されました。

それ以前は、子どもも大人もみんな地域や、祖父母や、人と人のつながりに支えられて生きて来たのですが、経済的に発展することで、お金さえあればそういうものがなくても安全に、便利に、普通に暮らせるようになったからです。

子ども達も、それまではつながりの中で群れて遊んでいたのですが、一人でも遊べるような簡単で便利でしかも刺激的で面白いオモチャやゲーム機の登場で、一人で遊ぶようになりました。その結果、「つながりに束縛されずに一人で気ままに遊んでいる方が楽だ」という感性も育ってきました。
子どもも大人も一人一人がバラバラになってしまったのですが、それを「他者からの束縛から自由になった」と喜ぶ人もいっぱいいます。

そして、他の人とつながろうとしたり、他の人に助けを求めるのは「弱い人」「貧しい人」だと思われるようになってしまったような気がします。
その結果、困った人がいても「自己責任でなんとかしろ」と突き放す人が増えてきました。困っている本人も、「自己責任でなんとかしなければいけない」と考えるようになってきました。

「子育て」もお母さん一人に押しつけるようになりました。成績が良ければお母さんの手柄になりますが、成績が悪かったり問題行動が多い場合はお母さんの責任になります。だから子どもを追い立てます。


さらに、夫婦の間でも「子育てはおまえの責任だ」とお母さんを突き放すお父さんもいっぱいいます。そういう姿を見て「私は何でこの人と結婚したんだろう」と後悔する人もいます。
でも、そんな時代になっても、「子育て」や「子どもの成長」には人と人のつながりが絶対的に必要なんです。なぜなら、「人間として生きていく能力」は、遺伝子には書き込まれていないからです。

「人間として生きていく能力」は、産まれてから「人と人のつながり」の中で学ぶように出来ているのです。だから、子どもを人と人のつながりから切り離したら人間としての成長が困難になってしまうのです。

人間の言葉も、知識も、知性も、人間性も、「つながりに支えられた群れ」の中で生まれ、育ち、進歩、進化し、受け継がれて現代に至っているのです。ですから、その「つながり」が失われれば、言葉も、知識も、知性も、人間性も退化せざる終えないのです。そして現実に今、それらは退化し始めています。

文字の読み書きが出来ない、簡単な算数も出来ない、コミュニケーション能力も低く、人の言葉に耳を傾けることも出来ない、自分の考えや意見を言うことも出来ない、そしてすぐに感情的になって、短絡的な行動をしてしまう子どもたちが増えてきたのです。






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Last updated  2026.06.22 08:33:52
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