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まるごとで聴くあり… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2026.06.26
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カテゴリ: カテゴリ未分類
最近、学校に行けない、学校に行かない子ども達が増えてきました。そのような子ども達にも、大人が用意した「何年何組」という居場所はちゃんとあります。

ではなぜ、学校に行けない、もしくは行かない子ども達が増えてきたのかというと、「大人が用意した場所」はあっても、その子と、他の子ども達や先生との間に「つながり」がないからです。「場所としての居場所」はあっても、「つながりの中の居場所」がないのです。それが昨日書いた「心の居場所」です。

だからクラスメイトがいても、独りぼっちなんです。つながっていないので、感覚や感情や行動の共有も出来ません。
先生の指示に従ってみんなと同じことをしても、それは「みんなと一緒にやった」のではなく「先生の指示に従った」だけのことです。さらに、つながりのない相手からの干渉や束縛もあります。
そういう状況の中で、子どもが「ここは自分の居場所ではない」と判断するのは自然な結果です。

子どもが「ここは自分の居場所だ」と感じるためには、「その場所」や、「その場所にいるもの達」とのつながりが必要になるのです。「森」とつながれる子は「森」が居場所になります。「本」とつながれる子は「本の中」が居場所になります。

昔の子ども達は自分の意思で、「楽しく遊ぶため」という目的を共有しながら神社の境内や野原での遊びに参加していました。また、伝承された様々な遊びも共有していました。だからつながれたのです。
そして、つながれたから「群れ遊びの場」が「自分の居場所」になったのです。また「つながり」があったから、ケンカなどのトラブルも自分たちで解決できたのです。

今、「子どもの居場所を作ろう」と熱心に活動している人もいっぱいいます。それは素敵なことです。でも、いくら素敵な「場所」を作っても、そこに「子ども同士のつながり」が生まれなければ、子どもはそこを「自分の居場所」として受け入れることはしないのです。


でも、そのような場は「子どもの育ちを支える場」ではなく、「親を安心させるための場」です。当然、子ども同士の「つながり」も生まれません。

また、最近の子は、幼いときからオモチャや、ゲーム機や、テレビや、タブレットなどで一人で遊んでいることが多いので「他の子とのつながり方」を知りません。だから気に入ったオモチャがあると「一緒に」とか「順番っこ」が出来ずに奪い合いになります。
小さい子や、力の弱い相手に対して加減するということも出来ません。弱い者を助けるという発想もありません。
大きい子も手加減なしに、小さい子とムキになって張り合うとするのです。「この子はまだ小さいから特別ルールにするね」と言うと「ズルイ」と言います。

また、他の子が嫌がるようなことも平気でやったり、みんなが迷惑するような大きな声で騒いだり、ガタガタやって騒音を出したりもします。自分に注目させようとして過激なことをやる子もいます。でも、本人に悪気はないのです。相手が困っていることも分かりません。それがその子にとっての普通だからです。

そういう状態が一番苦手なのは「つながる楽しさを知っている子」です。
「つながる楽しさ」を知らない子は「つながり」の中に居場所がなくても気にしません。みんなで一緒に騒げればそれだけで楽しいのです。
まただから、子どもたちが楽しくつながり合えるような保育をしていた幼稚園や保育園を出た子の方が、学校に居場所を見つけにくくなってしまうのです。

プレイパークのような場では、プレイリーダーと呼ばれる人が、そんな「つながり方」や「つながる楽しさ」を知らない子ども達に、「遊び」を通して「つながり方」や「つながる楽しさ」を伝えようとしています。

火や刃物といった「危険なもの」も使わせます。大きな声で騒いだり、危険な行動も度を超さなければ許容します。でもそれ故に、住宅街の中でそのような活動をするのは困難です。友人達がやっている茅ヶ崎での活動でも色々なトラブルがあるようです。火を使う、刃物を使うということに対して否定的な人もいます。

横浜にはプレイパークが結構ありますが、そういうものがない地域も多いです。というか、ない方が圧倒的に多いのではないでしょうか。作ろうと活動している人もいますが、地域や役所の理解を得るのが困難なようです。

あと、プレイリーダーの給料は安いです。娘が横浜市のプレイリーダーをやっていましたから。

私は、子ども達のつながりを作るためには、まず大人達のつながりを作るとこから始める必要があると考えています。子ども達がケンカを通してつながり、学ぶことが出来るためには、大人達の間に、ケンカを許容できるつながりが必要だからです。

ですから私は「子どもの居場所」を作るのなら、ちょっと遠回りして、価値観を共有出来る人たちと「大人の居場所」を作るところから初めた方がいいのではないかと思っています。





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Last updated  2026.06.26 08:04:07
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