森へ行こう(心とからだと子育てと)

森へ行こう(心とからだと子育てと)

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

「ひとが誰かを特定… New! かめおか ゆみこさん

Comments

Profile

森の声

森の声

2026.07.20
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日書いたように昔の人は忙しかったです。でも、簡単で便利な機械や道具やインフラがいっぱい発明され、それらを使いこなしている現代人はもっと忙しいです。不思議なことです。

昔の人が何時間もかけてやっていたようなことでもボタンをポチッと押すだけで出来てしまったりします。じゃあ、残りの時間はのんびりと過ごしているのかというとそんなことはありませんよね。空いた時間にも別の仕事を入れてしまいます。
昔の人は仕事がないときはのんびり出来たのでしょうが、現代人は、その「のんびり」が出来ないのです。
次から次へと色々な仕事をこなしているうちに「じっくりと取り組む」ということが出来なくなってしまったのでしょう。

実は「のんびり」も「じっくり」と基本的には同じものなんです。音も似ていますよね。
自分の心と、感覚と、頭と、意識と、からだを使ってご飯を作り、お洗濯をし、仕事をして頃は、自分の心のリズム、からだのリズム、意識のリズムに合わせて仕事をすることが出来ました。自分の心、からだ、意識を追い立てないで、自分の命のリズムに任せることが出来ていたのです。

でも現代社会では「自分のリズム」ではなく「機械のリズム」「社会のリズム」に合わせなければなりません。だから、追い立てられ、振り回され、「自分」を見失ってしまうのです。
「そろそろ園バスが来るから早くしなさい」などと子どもを追い立てているお母さんは多いですが、それも社会が簡単で便利になったことで生まれた副作用です。

簡単で便利な機械やインフラが普及することで、生活のリズムを決めるのが「自分」ではなく「機械や社会」になってしまったのです。

それが「モモ」に出てくる「時間泥棒」ということなのでしょう。

また、一つの仕事にかかる時間は減りましたが、やるべき仕事の種類は圧倒的に増えました。
その結果、やることがなくなると無意識的に次にやるべきことを探し始める癖がついてしまいました。そして、「やることがない」という状態に不安を感じるようになります。
「何もしない時間」を「無駄な時間」と感じ、考えるようになりました。

だから次々と「やること」を探して、じっくり感じることも、じっくり考えることも、じっくり呼吸することも出来なくなってしまったのです。

でも子ども達は、まだ便利な機械やインフラが生まれる前と同じ状態で生まれてきます。子どもの感覚、意識、思考、からだの主人は子ども自身です。そして子どもは「子どもの時間」、「子どもの空間」、「子どもの社会」を生きています。
だから、日々社会の要求に応えることに一生懸命になっている大人達は、「自分の世界で、自分のリズムで、自分のために生きている子ども達」を見るとイライラするのでしょう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2026.07.20 06:15:10
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: