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「ひとが誰かを特定… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2026.07.26
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カテゴリ: カテゴリ未分類
日本は若者の自殺が飛び抜けて多い国として知られています。

以下は江戸川区のHPからです。


社会問題になっている自殺ですが、日本では特に15~39歳の死因の第1位が自殺となっており深刻化しています。自殺によって命を落とした小学校・中学生・高校生は、2017年度は250名で、自殺による死亡率(人口10万人あたりの死亡者数)では英国は6.6、ドイツは7.7、米国は13.3ですが、日本は17.8と先進国のなかでも高い傾向にあります。若年層だけでなく、企業においても働きすぎやストレスによる過労死が問題視されており、政府としては過労死などの実態を明らかにして国民や企業の理解と関心を深め、過労死を効果的に防止していくことを目標に掲げています。大人は仕事と生活との調和を目指す「ワークライフバランス」を保ち、子どもたちは学校生活でさまざまな価値観をもった人たちを認め合い、一人ひとりがストレスを抱えない社会づくりが必要です。

https://www.city.edogawa.tokyo.jp/tomoni/sdgs/column/article16.html

この中に、
大人は仕事と生活との調和を目指す「ワークライフバランス」を保ち、子どもたちは学校生活でさまざまな価値観をもった人たちを認め合い、一人ひとりがストレスを抱えない社会づくりが必要です。


と書いてありますが、これは全くおかしな考え方です。
「社会」は「人と人のつながり」によって生まれ、支えられ、動いています。「社会のあり方」は「人間の生き方」が決めているのです。

「社会」は人間の創作物でも、「他者」として人間によってコントロールできるものでもないのです。だから、社会を変えたいのなら一人一人の生き方を変えるしかないのです。
でも、この記事を書いた人はそこのところが全然分かっていません。でも、困ったことにそのような考え方が「普通の考え方」でもあります。

また、様々な価値観を持った人たちがお互いに認め合い、一人一人が必要以上のストレスを感じることがないような「人と人のつながり」は、「一人一人がちゃんと向き合って、本音を出し合って話し合い、助け合い、一緒に活動した結果生まれるもの」であって、「型に合わせて作ることが出来るもの」ではありません。
子どもの場合は、ケンカも肯定されるような場での「本気の遊び」が「安心できる仲間作り」を支えてくれます。



道徳教育も同じです。「人に優しくしよう」などということは人に強制することではないのです。優しい子に育てば、そんなこと言われなくても他の人に優しく出来るのです。
子どもが他の人に優しく出来るのは、その子が「優しい子」に育った結果なんです。でも大人達は、その育ちを支えることなく「優しくする」という結果だけを子どもに求めています。だから、子どもはストレスを感じるのです。

日本の子育てや教育では、子ども達を「大人が考えた理想像」や「大人にとって都合がいい型」にはめ込もうとしています。この記事の中にもそのような考え方が見えます。

話題になっているドキュメンタリー映画、『小学校〜それは小さな社会〜』にも、子ども達を型にはめ込もうとしている姿が描かれているみたいです。(予告しか見ていないので、〝みたいです〟としか言えませんけど・・・)
そしてそれはある程度成功しています。だから日本の子ども達はお行儀がいいです。そして世界からその「お行儀の良さ」に対する賞賛も受けています。でも、その一方で自殺率はダントツに高いです。

これをどう考えるのか、ということです。大人のそのようなやり方を、子ども達が喜んで受け入れ、人間としても成長しているのなら自殺する子が増えるわけがないのですから。
それはつまり、お行儀良くなった結果を大人は褒めても、子ども自身は喜んでいないと言うことを意味しているのではないでしょうか。

そもそも、「みんな一緒」、「みんな同じ」、「みんな仲良く」を求められるような子育てや教育では子ども同士がつながれません。子どもと大人もつながれません。そして、つながれなければ「生きている意味」も、「生きている価値」も生まれないし、「喜び」や「成長」を感じることも出来ません。
また、相互につながっているわけではないので、「先生」という「管理する人」がいない場だと、すぐにバラバラになってしまいます。
でも、バラバラになると「つながり」に支えられていない子どもは急に孤独や不安を強く感じます。だから「管理してくれる人」を求めます。

今の日本では、大人の都合や価値観を押しつけるような子育てや教育が一般的になってしまっています。そして、子ども達から「目的や感情を共有する仲間」や、「自由な時間」や、「自由な活動が出来る場所」や、「自由な体験」を取り上げてしまっています。「子どもらしい自由な表現」も否定し、「大人が求めるような表現」を押しつけています。



日本の子ども達は、「一人一人異なった名前と、個性と、感覚と、考え方と、生き方を持っている一人の人間」としてではなく、「大人の指導を受けるべき子ども」、「先生の指導を受けるべき生徒」としてだけ肯定されているのです。

その背景には、みんな一緒、みんな同じという「型」の中だけで生きている大人達がいます。
大人が「型」の中で生きているので、子ども達に「型からはみだすようなこと」を言ったりやったりされたら困るのです。「型」の中で生きている人は「型」がないものに対処できないからです。

そしてまただから、日本人の多くは、「自分の意見」を言いません。「自分を表現すること」や「対話や議論」からは逃げようとします。

お母さん達に「子どもから、何で勉強しなければいけないの? と聞かれたらどう答えますか?」と聞いても知識や常識を並び立てるだけで「自分の言葉」で語ることが出来ません。


人はなぜ自殺するのかというと、生きている意味や喜びを感じないからです。「自分が自分である必要」を感じないからです。
それはつまり、日本の子ども達の自殺が多いと言うことは、日本では、子どもが「自分が自分である必要」を感じないような子育てや教育が行われているということです。





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Last updated  2026.07.26 09:20:32
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