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先日国会で成立した皇室典範の改正案。どうしても男性・男系天皇を維持したい現政権の意向が反映されているようだが、突き詰めていけばツッコミどころが満載だ。まず、旧宮家の子孫を皇室に養子として迎え入れることが可能になった件。はたしてこれに応じる方がいるんだろうか?これから子を成すということを前提に考えると、年齢はあまり上ではいけない。下は15歳以上ということになっているが、現代の若者の気質を考えると、わざわざ何かと制約やリスクのある立場に身を投げようと思うだろうか?私がその立場だったら(そもそも年齢的にアウトだが)絶対にイヤだな。よしんば養子に来ることを了承する方がいたとしても、そこに必ず男子が生まれる確証はあるんだろうか?現政権は養子を取れれば何とかなると考えているのかもしれないが、ここは最悪の事態も想定する必要はある。つまり本流の悠仁さまともどもまったく男子に恵まれないという可能性だってあるのだ。そうなったらそこで天皇家は断絶することになるではないか。そう考えたら、天皇家を存続させるには女性・女系天皇を認めることしかない。論理的に考えたらそこに帰結するのは自明の理だ。しかしそのことを議題にすら上げず、あくまでも男性・男系にこだわって、養子だ何だと見苦しい理屈をこねくり回すのは時間の無駄以外の何物でもない。さっさと女性・女系天皇を認める方向で議論を進めるべきだと思うが、そこで必ず登場するのが、現在まで男性・男系で続いてきた伝統は無視するのか、という理屈だ。これについては「伝統」というものの捉え方で相対したい。以前私は、相撲の土俵に女性を上げるか否かでもめた時にこんなブログを書いた。「伝統」という得体のしれないものに対しての私の解釈を記したのだが、それは今でも変わってはいない。これに従ってあえて言えば、今日まで男性・男系の天皇が続いてきたのはあくまでも「結果としての伝統」であり、「伝統を守る」ということは「今までのやり方を変えずにいる」ということとイコールではないと考える。あくまでも今の時代に合う形で考えるのが自然だろう。世論調査では女性天皇を認める声が7割以上にもなっている。これは毎日新聞の調査だが、おそらくほかの媒体でも大した違いはないだろう。こうした世論を無視してまでも現政権は何を守りたいというのだろう?
2026年07月21日
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先日所要のため茨城まで鉄道で移動した。名古屋から東京まで新幹線、そして東京から水戸まで特急「ひたち」を使用した。新幹線はともかく、在来線特急など乗るのは何十年かぶりだったので、いろいろと勝手の違うことばかりだったが、その時にいくつか気が付いたことがあった。まずは新幹線から在来線特急に乗り継いだ時の「乗り継ぎ割引」、これがいつの間にか廃止されていた。ただこれに関してはあくまでも紙のチケットが対象であり、ネット利用者の増加で利用が激減したということなので、致し方ない。そしてもうひとつ、こちらの方がむしろ合点がいかないのだが、運賃通算計算がなされないということだ。JRであれば東日本であれ西日本であれ、旅客運賃は乗車距離が長ければ長いほど割安になるように設定されている。A地点からB地点を経由してC地点に行く場合、「A→B」「B→C」と分けて切符を買うよりも、「A→C」の切符を買った方が安くなる、というのが原則論だ。ここで今回の私のケースを当てはめると、「名古屋→東京」+「東京→水戸」と別々で購入すると運賃は、「6,380円+2,420円=8,800円」となる。一方「名古屋→水戸」と通しで買うと運賃は「8,140円」なのだ。その差660円、バカにならない額だ。実は一抹の不安を抱いた私は、事前にこの件をAIに問い合わせていた。というのも「名古屋→東京」の新幹線は「スマートEX」というJR東海のオンラインサービスを使ったのに対し、「東京→水戸」の特急ひたちは「えきねっと」というJR東日本のオンラインサービスを使ったからだ。具体的に言うと「スマートEX」は運賃と特急料金が一括して精算されるのに対し、「えきねっと」は特急料金だけの予約・精算で、運賃はあくまでも改札でのICカードのタッチとなる。その時のAIの回答では「通算精算になる」ということだった。ただどう考えてもそう上手くいくとは思えない。そしてその不安は見事的中し、終わってみれば別々の料金になっていて、660円はフイになってしまった(AIの限界というのも図らずもそこで悟った)。仮に私がオンラインサービスに頼らず、窓口で通算の切符を買い求めていたら、運賃も通算計算になって660円分得をしたことだろう。しかし悲しいかな最近私の最寄りのJRの駅が無人化されてしまって、窓口で買い求めることが叶わないのだ。いきおい便利なオンラインサービスに頼らざるを得なくなってしまっている。何にせよ便利になるのはいいことには違いないが、時にはこんな落とし穴もあるということは認識しておいた方がいいのかもしれない。
2026年07月09日
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