1

「現実」というものはたった一つしかない、ということでもないのかもしれない。例えば貨物列車の操車場のように、何本ものおびただしい数のレールが平行に並んでいる光景、そんな中で、複数の「現実」という列車が同時並行に何本も走っている。私たちはその中のどれか一つにたまたま乗り合わせている。タイムトラベルというのは、単純に真っすぐ過去をさかのぼることではなく、それと同時に隣の線路を走る別の列車に乗り換えるということではないだろうか?「テセウスの船」を観てたら、そんなことをふと考えた。
2020年03月24日
閲覧総数 37
2

視聴者参加型のクイズ番組が「アタック25」だけになってしまって久しいが、昨年からNHKで新しい番組が始まっている。午後1時5分からオンエアされている「ホールドオン!」という番組がそれだ。まあ内容的に「アタック25」を凌ぐようなものではないが、今や希少な存在となった視聴者参加番組であるということに敬意を表して、ちょうど私の昼休みとも重なることもあり、欠かさず観ている。さてこの番組、詳しい説明はここでは省くが、毎日4人が出場する中でトップを争い、トップを獲った人はチャンピオンステージに進んで、前日までのチャンピオンと争い、その座を奪還するか、もしくはチャンピオンが防衛していく、という趣向だ。ちなみに今までの防衛記録は7回が最高で、なかなかこれを破る人が現れなかったのだが、つい先日、あっさりとこの記録が塗り替えられたのだ。その人は山崎さんという、40代の女性だ。そのおっとりとした風貌に似合わず、なかなかの知識量を誇っているが、それでいて時折垣間見せる自信なさげな表情や、一か八かの答えが当たった時の控え目な喜びの表情が、とてもキュートだったりする。ちなみに彼女の名前をググってみると、やはり只者ではなく、過去に「アタック25」に2回出場、うち1回ではトップを獲る、という経歴をお持ちだということも分かった。その山崎さん、あれよあれよという間に7回どころか、12回もの防衛を達成したのだ。そして13回目の防衛をかけた今日のオンエア、信じられないことが起こった。チャンピオンステージはお互いが5問ずつの問題に挑み、その合計点数を競うというものだが、問題は1問目から5問目に向かって次第に難しいものになっていく。その易しい方の最初の2問を立て続けに落としてしまったのだ。ちなみにその問題というのは、 [第1問] 山中伸弥教授が発見した人工多能性幹細胞をアルファベット3文字で何細胞という? (A:iPS細胞) [第2問] 「永遠の細胞」という曲を歌う、有名人を両親に持つシンガーソングライター・三浦祐太朗の母親は誰? (A:山口百恵)「山崎ウォッチャー」(?)の私が見る限り、これしきの問題なら彼女は難なく答えられるはず、と信じていた。ところが彼女の口から発せられた答えは、第1問が「ePS細胞」、第2問が「三浦ともえ」というものだった。彼女がご存じなかったとはとても思えないので、単なる勘違いとしか考えられないのだが、彼女のレベルからすれば信じられないようなイージーミスだ。結局そのあとの3問は難なく取ったものの、最初のミスが響いて挑戦者を上回ることができず、13回目の防衛は夢と消えてしまった。私も期待していただけに、何ともやりきれない気持ちでテレビを眺めていた。しかし彼女の実力はこんなものではないだろうから、たとえば年2回行われているTBSの「クイズ神」あたりで、またそのお姿を拝見できるのではないか、と密かに期待している。
2013年01月24日
閲覧総数 8
3

静岡朝日放送の「とびっきり!しずおか」という番組でMCを努めておられた大沼啓延さんという方が急逝された。私の住んでいるところではこの番組は当然映らないが、彼のことは知っていた。もう今からかれこれ30年以上前になるが、TBSテレビで「朝のホットライン」という朝のワイド番組が放映されていた。その番組の中で一時期お天気キャスターを務めていた相沢早苗さんという女性に、私はすっかり魂を奪われてしまった。朝の弱い私が彼女の姿を見たいがために、毎朝早起きしていたものだ。彼女が「朝のホットライン」を降板した後も、他の出演番組を必死で探し出して、一心不乱に追いかけたものだった。そんな彼女がある日、結婚した。結婚相手は同じ「朝のホットライン」で、スポーツキャスターをやっていた人だった。「爽やか」を絵に描いたようなその男性は、まさしく彼女にお似合いのナイスガイだった。そのご主人というのが大沼啓延さんだ。一度おふたりが一緒にCMに出演したことがあったと記憶しているが、まるで「チェリッシュ」のようだった。憧れの人が幸せそうにしている様子を見て、私は何も言うべき言葉が見つからなかった。最愛のご主人のあまりの突然の死に直面した早苗さんの胸中は如何ばかりであったろうか。謹んでお悔やみ申し上げます。
2018年05月10日
閲覧総数 63
4

最近の高校球児を見ていて、何だかみんな頭が縦に長いな~、と思うことが多かった。ただよく見ると、みんな帽子を目深に被っているのではなく、ちょんと頭に乗っけているような被り方に見えるのだ。我が長男を見ていると、帽子の前面(マークの入っている一帯)の上ふちのところに、クリップで折り目をつけている(画像参照)。それが具体的にどういう効果をもたらすのか、私にはよく分からないのだが、要はちょんと頭に乗っけたときに、不恰好に見えないような何らかの工夫なのだろう。もうひとつには帽子のつばを、中央の線を頂点にして「山折り」になるように、クセをつけるのも、高校野球ではもはや常識だ。これも顔が縦長に見えることの、ひとつの要因なのかもしれない。もっともこれに関しては、小・中学校のときからみんなやっているが。これらは“はやり”と言ってしまえばそれまでだが、日々厳しい練習に耐えている彼らの、ちょっとした「遊び心」だと思えば、別に腹も立たない。それよりも腹が立つのは、最近のプロ野球のユニフォームだ。最近の主流は、ストッキングがまったく見えないような、地面スレスレまで裾の伸びたズボンのものだ。あれに私は大いに不満を覚える。よほど足を長く見せたいのかどうか分からないが、やっぱりストッキングを見せてこその野球選手だろうが。だから中日・井端選手や、巨人・阿部選手のように、あえてストッキングを見せるような穿き方をしている選手を見ると、無性に嬉しくなってしまうのだ。
2009年08月20日
閲覧総数 20
5

とある工業製品のメーカーでの話である。ここはとかく製品の品質に関しては定評がある。しかしそれに飽き足らない社長は、より高い品質を求めるべく、技術部長兼工場長として、外部から新しい人材を招聘した。そしてこの技術部長兼工場長は社長の期待に応え、その会社の製品を、どこの追随をも許さない国内最高品質にまで押し上げた。ところがここで問題が起こる。その会社の製品が売れなくなってきたのだ。営業部長が言うには、極度に品質にこだわるあまり、いわゆる“遊び”の部分がないがしろにされ、商品としては無味乾燥のモノになってしまった、ということだ。しかし技術部長兼工場長も負けてはいない。自分は品質向上を目的としてここへ来た、品質を最高級にすることが「売れる」ための一番の早道ではないか、と応酬した。社長は最初は、自分が呼んできた手前もあり、技術部長兼工場長の肩を持っていた。しかし営業部長から会社の経営状況を突きつけられ、遂にはその技術部長兼工場長をクビにしてしまった。誰が正しいのか、誰が間違っているのか、他に方法はなかったのか、それは一概には何とも言えないかもしれない。ただその会社の製品のユーザーが、その会社のどの部分を気に入って支持していたのか、そのあたりがスッポリ抜け落ちている気がしてならない。さて、これはどこの会社のことでしょう?
2011年09月29日
閲覧総数 23
6

ドラゴンズ・落合監督の退団報道には、少なからず驚かされた。いくら毎年コンスタントに良い成績を上げていても、永遠に落合政権が続くはずのないことは分かっていたが、監督・指導者としては現在のプロ野球の中でもピカイチの人だけに、個人的には非常に残念に思う。彼は、勝つために何をどうすべきか、ということを誰よりも知っていた。「知っている」だけなら、他にもそういう人はいくらでもいるだろうが、それを実践に移す段階で「ぶれない」という点においては、彼の右に出る者はいない。2007年の日本一を決めたときの、「山井の完全試合フイ」事件がそれを物語っている。また彼は、実に選手一人一人をよく見ているし、選手を大事にしている。投手交代のときには必ずマウンドまで行って、降板する投手をねぎらっていた。それは決して「甘やかし」ではなく、逆に選手たちを完全に大人扱いすることで、選手たちの自覚を促した。もっともファンサービスに無関心だったり、チームや選手の情報を公開しないなど、マイナス面もいろいろ言われているが、それを考え合わせても、彼の功績は矮小化されることはないだろう。ただ観客動員減という厳然たる事実の前には、如何ともし難いことだったのだろう。それにしてもさらにオドロキだったのが、次期監督として発表された高木守道氏だ。このタイミングでの発表というのも異例だが、「なぜ高木さん?」という思いは拭えない。高木氏の力量について、とやかく言う資格はないが、彼ももう御歳70だ、失礼ながら私の中では完全に「過去の人」だ。若い世代に繋いでいくのに人材が無いわけでもなかろうに、あえて逆行することもあるまい。巷では立浪和義氏の待望論なども強いようだが、私にはまだ早すぎるようにも思う。もっともそれ以上に、スタープレーヤーはいずれ無条件で監督に、という日本のプロ野球の半ば常識化した規定路線を、私はとても苦々しく思っている。個人的には落合監督の下で二軍監督や一軍総合コーチを務めた辻発彦氏が適任ではないかと思うが、いかがだろうか?
2011年09月22日
閲覧総数 9
7

テレビで高校野球を観ていると、「ジャンケンで勝った●●高校が後攻めです」と言っているのを耳にする。そうだ、プロ野球と違って、高校野球は先攻後攻をジャンケンで決めるんだったな、ということに気付いたとき、ある思い出が頭の中に蘇ってきた。ムスコが小学校の学童野球をやっていた頃、先攻後攻をキャプテン同士のジャンケンで決めていたが、実はこのジャンケンに強いか弱いか、というのが極めて重要で、極端な場合だと、ジャンケンの勝敗が決勝トーナメント(以下、決勝T)進出を左右するケースもあったりした。にわかに信じ難い話かもしれないが、実際に息子のいたチームがそれで決勝T行きを決めたことがあったのだから、本当のハナシだ。話は少々ややこしくなるが、当時のこの地区の学童野球の大会では、8~9チームで総当りの予選リーグ戦を戦い、その中から上位4チームが決勝Tに進む。その順位の決め手となるのが、(1)勝ち点、(2)勝利数、(3)直接対決の結果、(4)得失点差、(5)総得点、という順番だ。ちなみに「勝ち点」は、勝ち=2点、引き分け=1点、負け=0点で計算する。だいたいは勝ち点だけで決まるが、例えば4位と5位が全く同じ星取り状態なら、(1)と(2)の数では全く並ぶことになるので、当該チームの直接対決で勝った方が4位になる。しかしこれも「引き分け」というケースがある。そうなった場合に「得失点差」の出番が来る。さてここでちょっと話は変わるが、学童野球というのは通常7回までで終わる。コールドゲームの適用もあり、最も早いのでは「3回で10点差」というケースがある。そして両チームの実力差がかなり開いてる場合は、当然その「3回コールド」になる場合が多いが、その時強い方のチームが仮に1イニングに5点ずつ取って、相手には1点も与えない、と想定しよう。もし強い方のチームが先攻ならば、5点×3回=15点取れる。しかしもし後攻ならば、3回表に弱い方のチームが0点に終わった時点で「コールド成立」となるので、強い方のチームには3回の裏の攻撃は回ってこなくなり、得点も5点×2回=10点どまりになる。この差は大きい。得失点差で他チームとの比較になった場合、これが決め手になることも往々にしてある。私たちのチームも、あるとき3回コールドで勝った試合で、3回表に一挙12点を取った。もし後攻めならこの12点が丸々無かったことになるわけだが、結局これが決め手となってギリギリで4位に滑り込んだのだ。ちなみに得失点差で5位に甘んじたチームは、私たちがコールド勝ちしたのと同じ相手に対し、同じく3回コールドで勝ったものの、後攻めだったために得点が少なかったのだ。だから自分たちよりも著しく格下のチームと試合をするときには、必ず先攻を取れ、というのは鉄則になっているのだ。それにはジャンケンに強くないといけない、というわけだ。さて翻って当時キャプテンを拝命していたわが長男だが、これがジャンケンにはからしき弱く、先攻後攻を決めるジャンケンには結構プレッシャーが掛かっていた、とも後から聞いた。ときにはジャンケンをするときだけ他の者に変わってもらったりしたこともあるらしいから、まったくたかがジャンケンと言って侮ってはいけないのである。
2010年08月19日
閲覧総数 15
8

だいぶ前から引っ掛かっていたことがあった。福井県というのは、いわゆる「嶺北・嶺南」で地方分けされるが、旧・若狭国である嶺南地方は明らかに近畿圏であるにもかかわらず、福井県というくくりのために北陸地方に入れられてしまっている。また「京都府」は、旧国でいうところの「山城・丹波・丹後」が一緒くたになっているが、仮にも「府」を名乗る京都がそんな縁の薄そうな地域をくっつけたままでいいのだろうか?そういった疑問から、それならいっそそれらの日本海側の地域をまとめてひとつの県にしたらどうか、という発想に思い至った。新しい県をひとつつくるのだ。もっともここから先はまったくの部外者の勝手な妄想なので、ツッコミなどはご遠慮願いたいし、当該地域にお住まいの方にはただのシャレとしてスルーしていただければと思う。とりあえず対象とするのは、福井県嶺南地方と京都府丹後・丹波地方。ただここまで来たら兵庫県の日本海側も含めたい。もっとも「丹波」というのも結構広範囲で、南は亀岡や篠山あたりから北は綾部や福知山に及ぶ。私の想定する県には綾部と福知山は入っているが、亀岡や篠山あたりはどうしても南とのつながりが濃く、入れるにはちょっと抵抗がある。そういうわけで大まかにその真ん中あたりに境界ラインを設定することとする。具体的には京都府の場合、綾部市と福知山市以北を対象とする。兵庫県はちょっと微妙だが、「分水嶺」という考えに則れば、朝来市・養父市以北が対象になろう。あともちろん福井県は敦賀市以西でよい。そうした場合、現行の「市」でいうならば、敦賀・小浜・舞鶴・綾部・福知山・宮津・京丹後・朝来・養父・豊岡の10市が対象となる。ひとつの県としてはそこそこの数かと思う。県域は確定したが、県庁所在地はどこに置くか。とりあえず当該市の中で最も人口の多いのは舞鶴市だ。現在の人口こそ76,000人ほどで、とても県庁所在地の人口には物足りない気はするが、地域的なバランスに加え、戦中戦後に日本海側の玄関口としてそれなりの役割を果たしたことを評価したいということで、ここに決めたい。さあ、ここまでくると次は県名だ。翻って見てみると、現在の全国の「県名」には基本的に「旧国名」は使われていないから、「若狭」「丹波」「丹後」「但馬」といった名称はまず使えない。現在の都道府県の名前は「県庁所在地名」か、もしくは県庁のある地域の「群名」が採られているのがほとんどだ。ちなみにこの舞鶴市のあるあたりは、かつては「加佐郡」と呼ばれていたようだ。そうすると慣例に従うと県名は「舞鶴県」か「加佐県」のどちらかが適当、ということになる。ここで「舞鶴」という地名の由来について、以前調べたことに触れてみたい。このあたりは江戸時代は「田辺藩」というのが置かれていたようだが、版籍奉還に当たって山城や紀伊に同じ「田辺」という地名があったため、田辺城の別称である「舞鶴城」から藩名を採って、それが今に至るようだ。「舞鶴」というのはたぶん城の佇まいがあたかも鶴が舞っているように見えたということで、それはそれで魅力ある名称だと思うが、さすがに愛称を県名にするわけにもいくまい。というわけで、県名は「加佐県」に決定した。ちなみにこの「加佐県」のデータを調べてみたところ、面積は5319.59㎢で全国26位となっており、なんと愛知県や千葉県よりも広いのだ。ただし人口は543,386人で、これは鳥取県に次ぐワースト2位となる。以上、大いなる妄想でした(笑)
2024年04月23日
閲覧総数 51
9

先日たまたまYouTubeで、とある昔のテレビ番組を検索していたところ、いつの間にか70年代特撮ヒーローものにループしてしまった。ちょうど私の小学生時代、どストライクの部分だ。で、様々なヒーローもののテーマソングを聴いていると、昔のテーマソングはホントに解りやすい、ということを痛感する。分析すると、おおよそ次のような感じだろうか。 ▼来歴(どこから来たのか?) ▼目的(何のために戦うのか?) ▼目標(倒すべき敵の名前) ▼手段(必殺技の名前)これらがキチンと歌詞の中に織り込まれているものが多い。私は勝手にこれを「特撮ヒーローソングの4要素」と名付けた。ところが最近の(と言ってもそれほどよく聴いているわけではないが)ヒーローもののテーマソングは、どちらかというとイメージソング的なものが多いような気がする。ちょっとベタではあるが、歌を聴いただけで内容が分かるようなものの方が、個人的には好きだけどなあ。
2014年03月04日
閲覧総数 17
10

現在NHK-BS2で、『怪奇大作戦・セカンドファイル』というのを放送している。往年の円谷プロの特撮ドラマ『怪奇大作戦』のリメイク版だ。このリメイク版そのものにはさして興味は無いが、このついでとばかりにオリジナルの『怪奇大作戦』も同時に10数本、30年以上の時を超えてオンエアされているのがうれしい。いつ観られるか分からないが、とりあえず全部ビデオに撮っている。もはや内容もおぼろげにしか覚えていないが、どちらかといえば『ウルトラQ』の延長線上で、怪獣などは一切出てこない、「大人向け」の特撮だったように思う。そして何よりも楽しみなのが、このドラマに主役級で出演していた岸田森氏に会えるということだ。若くして亡くなられた岸田氏だが、あらゆる特撮モノで目にしていたそのダンディさは、当時少年だった私にも非常にカッコ良く映っていた。ずいぶん後になってから、彼が岸田今日子さんといとこ同士だったとか、かつて樹木希林さん(当時は「悠木千帆」といっていた)と結婚していたことがあったとか、そういった事実を知って驚いたものだった。
2007年05月02日
閲覧総数 8
11

私の素性がバレるのを嫌って今まで封印していたネタだが、NHKの「連続クイズ・ホールドオン!」という番組に、過日私の妻が出場した。実はその予選(in 名古屋)には私も一緒に参加しており、答え合わせをした結果ではどう見ても私の方が点が上だったはずなのだが、本選に呼ばれたのは妻の方だけだった。これにはさすがにちょっと不貞腐れたものの、当日は気を取り直して観客席で応援に回った。ついでに言うなら、私も司会の山口智充氏に話を振られ、多少は画面に映ったのだが。まあ結果的に言えば妻は大した成績を上げることもなく、チャンピオンステージに進めずに散ったわけだが、観客席から見ている立場からでも、いろいろと気付かされることがあった。ひとつには問題が視覚的に見えるか見えないかで、まったく状況が異なるということ。この番組を御覧になったことのある方ならお分かりだろうが、画面の下方に問題文や選択肢が字幕で表示されている。自宅では何の気なしに見ているが、収録スタジオの中では当然そんなものはないわけで、出場者としては自分の耳しか頼るものが無い。ただこれが、非常に印象を異にして、とても違和感があるのだ。試しに自宅でこの番組を観るときに、あえて目を瞑って問題に向き合うと、今までと全く違った感覚になってしまうというのがよく分かる。特に問題文が長いときは、耳をそばだててよく聞いてないと、問題そのものがよく分からなくなってしまう。また選択肢(たいていは4択)もよく聞いてないと、4つめが言われる頃にはひとつ目やふたつ目がもう頭に残ってなかったりする。そんなような認識のズレを、図らずも収録スタジオで体感したのであった。余談だが、収録スタジオに身を置いて初めて痛感したこと。失礼を承知で言わせてもらえばそれは、「ぐっさんは問題文を読むのが非常に下手だ」ということだ。何しろよく噛む。もう、噛みまくり(笑)その上「文章を読む」ことについては本職じゃないので、どうしてもたどたどしくなってしまう。特にクイズの問題文なんて、句読点の切り方、抑揚のつけ方ひとつでニュアンスが変わってしまうので、聴いてて非常に聴きづらいと感じることが多い。今回の収録時にも、ある問題の読み方が良くなかったからと言って、全ての収録が終わった後で1問分だけ問題文の読み直しをさせられていた。で、私ははかなくも散った妻のリベンジをするべく、毎回この番組を観るときは、画面を見ないようにしつつ問題に答えていた。本番で感じる違和感に少しでも今のうちから馴染んでおこう、という意図からだ。が、しかしこの番組、この3月をもって終了となることが明らかになった。少し前からオンエアでも番組HPでも参加者募集の告知をやってなかったし、予選会もこのところ開催している気配がなかったので、ひょっとして打ち切り???.....とは思っていたが。リベンジの場を失った私は、残された最後のステージ「アタック25」にいずれ臨むことになるだろう。
2014年01月23日
閲覧総数 15
12

まだ私がハタチそこそこの若者だった頃、毎週土曜日の深夜に、2時間半くらいぶっ続けで海外アーティストのビデオクリップを流し続ける番組があった。当時まだその類の番組はあまり無かったので、結構毎週欠かさず見ていた記憶がある。その番組はソニー単独の提供だったので、合間に流れるCMはもちろんソニーばかりだ。その中に非常に気になるCMがあった。ビデオテープのCMなのだが、シチュエーションとしては、コスモス畑の真ん中で、コスモスの花と同じピンク色のカーディガンを羽織った女の子が、何をするわけでもなくひたすら微笑んでいる、というものだ。で、私はその女の子に一目惚れをしてしまった。もちろん名前や素性なども知らないし、このCMの他で見た記憶がないから、おそらくはそれほど売れっ子になること無く、埋もれていったのだと思う。しかし当時としては一生懸命で、そのCMが流れ出すと、本編の外タレの映像以上に姿勢を正して見つめていたものだ。CMのバックに流れていたのは矢野顕子の歌だったが、それも鮮明に記憶している。そのCMが流れなくなると彼女の存在も、私の記憶から徐々に薄れていってしまったが、先日何かの拍子に、ふっとそのCMのことを思い出して、無性に見たくなった。幸い今はネット時代、検索かければすぐに見つかるだろうと思い、YouTubeで「ソニー CM 矢野顕子」と検索ワードを入れてみたら、あらあら、ちゃんと出てきたではないか....。(→コレ)25年ぶりに昔の同級生のマドンナに出会ったような感慨を覚えた。ついでにコメントを読んで、この女の子が塙理恵さんという名前だということも分かり、今度はウィキペディアで彼女の名前を探したら、こちらもちゃんと出てきた。それによると彼女は1969年生まれというから、このCM当時は何とまだ16歳で、それには少々驚かされた(もう少し上だと思っていた)。さらに調べると後年、某製茶会社のCMにも出ていたことも判明したが、実は私はそのCMもリアルタイムで見ていて、その時はよもやソニーの彼女と同一人物だとは、思いもよらなかった。ただ製茶会社の方は少々コミカルな役柄で、ソニーのときとはイメージがまるで違っていたので、これに関しては少々ガックリきてしまった。まあ、私の勝手な思い込みだから仕方ないけれど。それにしてもなんとも便利な時代だ。CM放映当時は彼女の名前すら、調べる術もなかったのに、もう忘れかけていた今のこの時代に、次から次へと明らかになっていくなんてね。もっとも場合によっては、分からなかったままでいた方が良かった、ということもあるかもしれないけれど。
2010年06月12日
閲覧総数 35
13

今の日本に活力を取り戻す方法としては、いわゆる「道州制」が有効だと、個人的には思う。そこでここからは私の妄想だが、仮に道州制が導入されたらどういう区分をするべきなのか、ちょっとシミュレーションをしてみた。ちなみに現在の地方区分はこうなっている。 ①北海道地方 ②東北地方 ③関東地方 ④中部地方 ⑤近畿地方 ⑥中国・四国地方 ⑦九州地方概ねこれを踏襲することとする。まず①②⑦はこのままでいいだろう。⑥に関しては中国と四国を分けよう。⑤に関しては三重県はここから外した方が良いだろう。沖縄を⑦に含めるべきかどうかも意見が分かれるかもしれないが、とりあえず入れておく。問題はまず③だ。第一には首都・東京の存在をどうするか?第二には他地方との人口バランスを考えたら分割した方がよくはないか?第三には山梨県をどうするか?結論から言えば、東京は23区のみを「東京特別区」として各州とは切り離した存在とする。そして山梨県を含めて大きく二つに分ける。具体的には南西部の「東京都下・神奈川・山梨」と北東部の「千葉・埼玉+北関東3県」とする。そしてさらに厄介なのが④だ。中部地方という言葉は実生活ではまず聞かれない、生活実態にまったく即してない区分だからだ。実態に即したまとまりでいえば「東海地方」と「北陸地方」があり、これはそのまま残したい(静岡県は東海地方に入るものとする)。そうなると残るのは長野県と新潟県となる。そしてこの2県をどう扱うかがこのプロジェクト(?)の最大のポイントだ。両県とも面積が広いだけに、地域によって他のどこと結びつきが強いかが分かれるから、どこの州にくっつけても何かしら不満は出るだろう。よっぽど2県とも単独の州でいいか、とも思ったが、人口規模から見てもそれは少なすぎる。ならこの2県でひとつの州を、とも思ったが、それはそれでそうする根拠が乏しく思えた。そういうわけで最終的に、新潟県は北陸地方に、長野県は東海地方にくっつけることにした。最適解ではないが、まあ致し方ない。次は「州都」を決める。これもすんなり決まるところと、そうもいかないところがある。北海道、東北、西関東、東海、近畿、九州はそれぞれ、札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、福岡で決定。中国と四国については、人口が最も多いのはそれぞれ広島と松山だが、州内のアクセスを考えてここはあえて、「中国:岡山」、「四国:高松」としたい。逆に北陸に関しては、新潟にしたいと思う。現状の北陸3県からは遠くなるが、唯一の政令指定都市をスルーするのもどうかと思うので。そして最も厄介なのが、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬から成る「東関東」だ。順当に行けば千葉市かさいたま市となるが、この綱引きはちょっと微妙だ。どちらを採るにしても遺恨が残りそうなので、ここはあえて第3の選択をしようと思う。ズバリ、つくば市なんてどうだろう?州域のほぼ中央に位置していて、他の候補地に比べると土地に余裕もありそうだ。州都は何も大都市に限るまい。そんなこんなで「超私的道州制」が何とか形になった。以下がその概要だ。◆北海道・・・・北海道 人口規模:約523万人、州都:札幌市◆東北州・・・・青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島 人口規模:約861万人、州都:仙台市◆東関東州・・・茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉 人口規模:約2,037万人、州都:つくば市◆西関東州・・・東京都下、神奈川、山梨 人口規模:約1,437万人、州都:横浜市◆東海州・・・・長野、静岡、愛知、岐阜、三重 人口規模:約1,697万人、州都:名古屋市◆北越州・・・・新潟、富山、石川、福井 人口規模:約514万人、州都:新潟市◆近畿州・・・・滋賀、京都、奈良、大阪、和歌山、兵庫 人口規模:約2,054万人、州都:大阪市◆中国州・・・・岡山、広島、鳥取、島根、山口 人口規模:約725万人、州都:岡山市◆四国州・・・・香川、徳島、愛媛、高知 人口規模:約370万人、州都:高松市◆九州・・・・・福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄 人口規模:約1,425万人、州都:福岡市◆東京特別区・・人口規模:約968万人あくまでも個人的なお遊びなので、異論は認めるが受け付けはしない(笑)
2022年04月01日
閲覧総数 56
14

毎年この時期になると、広島・長崎原爆投下の日や終戦記念日がある関係で、戦争の是非を問う論争があっちこっちで巻き起こる。いや、「戦争の是非」と言ってしまうとちょっと語弊があるな。誰も好き好んで自分から戦争を仕掛けたりはしないだろうから。言い換えれば「自衛のための軍備は充実させておかなければいけない」とか「平和維持のために他国の軍隊と共同歩調を取らなければいけない」といった思想と、「とにかく戦争はいけない」という思想、このふたつだと言ったらいいか。このふたつの思想はまったく相容れない、いわば「水と油」のような関係かもしれない。というのも前者は地政学的観点から衝突を回避する方法を探っており、後者はとにかく戦闘現場のリアルを頭に描きつつ人道的に戦闘行為を否定しているからだ。言い換えれば前者が「マクロ的見地」で後者が「ミクロ的見地」だといえるだろう。視点が違うから議論をしても全くかみ合うこともないし、妥協点を見出すということもできそうにない。そんな中で、私は基本的に「戦争には反対」の立場をとる。「マクロ的見地」も論理的には理解できないわけではないし、自分がそれを否定するだけの根拠も乏しい。ただ基本的に「マクロ的見地」に立つ人(為政者もこれに当たることが多いかと思う)は「ミクロ的見地」に立つことはそうそうないんじゃないだろうか。言ってみれば総理大臣が戦場に赴くようなものだから。そうである以上、「マクロ的見地」の説得力は相対的に乏しくなる、と感じざるを得ない。時に“脊髄反射”と揶揄されることも多い「ミクロ的見地」だが、それを軽視すると一気にタガが外れてしまうように思えてならない。
2024年08月06日
閲覧総数 66
15

そういえば最近「ファン」という言葉をとんと聞かなくなった。先日もある趣味の団体の中で若いメンバーが「自分の“推し”の俳優が出ているドラマは欠かさず観る」ということを言っていた。言い方としてはまったく間違いはないものの、以前だったら「そこは“ファン”と言っていたよなぁ」と直感的に感じた。「私はだれそれのファンです」「私の推しはだれそれです」これって「ファン」が単純に「推し」に変わっただけなんだろうか?個人的には「ファン」と「推し」には大きな隔たりがあると感じている。「推し」と言えば「推し活」という言葉と不可分な関係にあると思っているが、私が普段メディアなどで見聞きする「推し活」というのは、正直言って常軌を逸している、というか自分にはついていけない、という気持ちを抱かせるレベルだったりする。もちろんメディアなどで紹介されている「推し活」というのが、かなりエキセントリックな部分だけを取り上げているというのは分かってはいるが、それでもその言葉の持つ先入観は私の違和感に直結する。私も各分野(主に芸能界やスポーツ界)において、ファンになっている人物はそれなりにいる。しかし彼らのことを「推し」だと思ったことはない。別に彼らの追っかけに多くの時間やおカネを費やすわけでもないし、四六時中彼らのことを考えて生活しているわけではない。ただもし今後「ファン」という言葉が廃れていくとすると、「推し」というのもはばかれるような“ライトな好き”は市民権が無くなってしまうのではないか、という危惧はある。まあ別に自分の「好き」を公言する必要もないから、根本的にはどうでもいいことではあるが。
2025年09月17日
閲覧総数 26
16

先日映画を観に行ったときのこと。隣にポップコーンとコーラを抱えた人が座った。なんかちょっと嫌な予感がした。その方は極めて紳士的にポップコーンを食べ、コーラを飲んでいた。まったく落ち度のない仕草だった。ただ私はどうも気になって仕方がない。どんなに気を遣っても、ある程度の音は出る。食べ物の匂いも、モノにもよるが、ある程度匂う。映画館内での飲食は、世間の常識からすれば、まったく問題ないとは思う。ただ、個人的にはイヤだ。止めて欲しいと思う。もちろんそれに関して、私が口に出したり態度に表したりすることはない。そう思うこと自体、ある意味、私のワガママだと思っているからだ。ただ私と同じように思っている人も、一定数いるかもしれない。で、この先は、私と同じ考えの人が多数を占めるということが前提でのハナシなのだが、映画館の中で、飲食できる席と出来ない席を分けて欲しいと思う。つまり例えば新幹線などで「喫煙席」と「禁煙席」が分けられているイメージだ。館内を縦に半分に割れば済むことだと思うが、どうだろうか?
2017年10月06日
閲覧総数 43
17

現在末娘は、大学受験の真っ最中。今日も名古屋の某私立大学の入試を受けに行った。この大学の入試には「地方試験」というものがあり、それを名古屋から電車でたかだか30分の当地で開催してくれるのだ。私のイメージしている地方試験というのは、例えば関東や関西の大学の入試を、そこまで来るのが困難な遠隔地で行う、というものだったから、これも時代の流れなのかな、と驚いた次第。しかも試験会場は自宅から自転車でものの5分のところ。朝など私よりも遅く出て行った(笑)そして今日は4科目のうち2科目の選択というスケジュールだったが、彼女の選択が2限目と4限目で、その間に昼食の時間も設定されているので、合計でゆうに3時間近く間が空いてしまう。空き時間に施設外に出るのは自由ということなので、当然のごとく自宅に帰ってきた。自宅で昼食を食べ、その後はテレビを観ながらケタケタ笑っていた。大学入試の最中のはずなんだが、何という緊張感の無さだろう。まあそれくらいの余裕が、かえって良いのかもしれないが。
2017年02月01日
閲覧総数 41
18

私の乗っている商用車のカーラジオがAMのみ聴けなくなってから、もう2年以上経つ。ところがこれが先日、突如復活した。たまたま切替ボタンをまさぐっていたら、突然音が聞こえてきたのだ。ちょっとびっくりしたが、それでも再びAM放送が聴けるということで、大いに喜んだ。ところがしばらく聴いていたら、突如ブツッと切れてしまった。局を変えても全くダメ。ああ、やっぱりぬか喜びだったんだな、ということでまたFMに戻した。後日ふっと思い立ってまたAMに切り替えてみると、あらら、また聞こえるではないか!?ところがこの時もやはりしばらく聴いていると、突如ブツッと切れてしまった。それ以来私はクルマに乗るたび、まず最初にAMに切り替えるようになった。そうするとかなり高い確率で聴こえるのである。ただしやっぱり長持ちはしない。きっちり計ったわけではないが、約3分というところだろうか。ウルトラマンか!(笑)先日とある同業者の会合で、この話をした。そうするとほかのメンバーからも同じような話が出てくるではないか。ウチとは逆にFMがまったく聞こえなくなったクルマ、NHKとCBC(名古屋の民放局)しか入らないクルマ...いずれも私とそう変わらないグレードのクルマに乗っている人たちだが、そのクラスのカーラジオだと、そもそもそんなものなのかね?http://plaza.rakuten.co.jp/multigra/diary/201403270000/
2016年10月07日
閲覧総数 53


