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2009年01月11日
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カテゴリ: 音楽の話
昨年暮れにNHK-BSで、小曽根真がナビゲートする、「オスカー・ピーターソン」の特番を観た。



「オスカー・ピーターソン」..........カナダ生まれの黒人ジャズ・ピアニストで、
ジャズ好きな方にはもう何の説明も要らないだろう。
ただ私にとっては、名前こそ知ってはいたものの、あまりその音を聴いたことの無い存在だった。
その映像を見ながら、類稀なるテクニシャンでありながらも、それに溺れることなく、
あくまでも音楽を楽しむことを最優先にピアノを弾いているような、
そんなグルーヴ感たっぷりのプレイヤーだなと思った。

そしてその番組の中で私は初めて、
『Hymn To Freedom』(邦題:『自由への賛歌』)という曲のことを知った。

やはり自身黒人であるオスカーが感銘を受けて、書き上げたという曲だ。

この曲は、この時期の典型的なトリオジャズの楽曲とは、少々スタイルが異なっている。
基本的に8小節のワンテーマが延々と最後まで続く単調な作りになっていて、
それが最初は静かに始まり、後の方に向かってグングンと盛り上がりを見せてくる。
「ジャズ」というよりは「ゴスペル」に近い雰囲気が感じられる。
そこに彼なりの「差別無き自由な社会」への強い憧憬が、満ち溢れているようにも思える。
(動画は こちら



年が明けて、この曲の収録されている彼のアルバム『ナイト・トレイン』を早速買い求めた。
改めてこの曲を聴いてみて、なぜかしら胸が熱くなってくるのを感じた。
昨年はアメリカ史上初の黒人大統領が誕生し、

当時のオスカーやキング牧師は40年後のアメリカのこの事態を、果たして想像できただろうか。

ただちなみにオスカーは、オバマ大統領の誕生を知ること無く、
その約1年前、2007年12月にこの世を去ってしまった。



オスカー・ピーターソン・トリオ/ナイト・トレイン





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最終更新日  2009年01月13日 01時14分13秒
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