I'll Sleep When I'm Dead!

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106mamasan @ お疲れ様です!! りーやんさん、こんにちは(^^)  日本…
2005.05.06
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イジワルな先輩芸者、冷たいおかみさんと優しい女中頭、そして修行仲間。何度も逃げ出そうと考え、一緒に身売りされた姉と逃げるのに失敗した後に祇園でも1,2位を争う人気の芸者に弟子入りし、舞妓から芸者へと厳しい修行は続きます。

そして「さゆり」という名の芸者としてデビューを飾った彼女を取り巻く男たちの欲望。失意のどん底で出会った優しい初恋の男性。修行仲間との友情。さゆりは人々の中でもまれて芸者として、そして女性として成長していきます。

********

ふぅ~っ、やっと読み終えました。3ヶ月弱かかったかな~。一時期気乗りがしなくて放っておいたせいで、えらく長くかかってしまいましたが、4月に再開してからは一気に読み終えました。

もう、どうなるのか次が気になって気になって…。

アマゾンの邦訳版のレビューを見ていると、外国人が書いたということでかなり過大評価されているのではないかと書かれていましたが、そんなことはないと思います。外国人ながらも、よくここまで細かいことを書けたものだと感心します。

が!

最後がどうも尻切れトンボの感が…。(以下ネタバレあり)












初桃というイジワルな先輩芸者とのバトルなどはワクワクしながら読みましたが、どうもさゆりを取り巻く男性に対する気持ちが上手く描けていなかったような気がします。それに突然会長さんとの関係が進展して、あれよあれよという間にアメリカへ。

で、最後の最後に結局さゆりは2号さんでしかないのね、で終わってしまい、まあ本には出てこないけど存在するはずの本妻さんの気持ちを考えると「ハァ?」です。ハッピーエンドのようでハッピーエンドでない。さては南京玉すだれ~♪です。

いや、さゆり自身は「めでたしめでたし」で終わったんですけどね。確かに苦労したかも知れないけど、結局あの手この手を使って自分の欲しいものは全部手に入れているんですねー。これ、見方を変えたら恐ろしい女だわ(笑)。

何か腑に落ちないのですが、とりあえず読み終えました。

それでも日本に古くから伝わる事柄を英語で読むのは非常に楽しい経験でした。表現なんかをまとめておけばよかったと後悔しています。

さて、次は久しぶりにSydney Sheldonを読みます。「Sky is falling」です♪少し読み始めましたが、やっぱり字がデカイ&読みやすい&止まりませーん(*^◇^*)(←芸者の本に時間がかかった分、取り戻そうっていう魂胆(^^;)





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最終更新日  2005.05.07 16:32:56
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