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2007年11月23日
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カテゴリ: 書籍紹介
軍国日本の興亡  猪木正道 著  おもしろ度8

 この本は,日本が軍国主義へと傾倒し,そして,破滅するまでのひとつの見方を書いた本です。
 要するに,天皇を中心とした神話に基づく神聖な軍隊が日本を統治し,世界を支配するという荒唐無稽な考えを陸軍をはじめ軍隊がもっていたというものです。
 この考え方は,よく,検証するとアメリカの見方だといえます。
 その考え方をただ輸入しただけであると思います。
 よって,この考え方からすると,日本軍が悪かった,日本軍の上層部は無能で,無駄な自滅戦争へと突入していったという筋書きになるようです。
 はたして,その無能な軍部になぜこれほど権力が集中したのか。
 その軍部になぜ政党政治家たちはかなわなかったのか。
 という素朴な疑問にまったく答えていないのも本書です。

 私が思うには,この軍部の考え方は,当時,一般国民の考え方であり,軍部はその国民一般の支持を受けていたと思います。
 そして,政党政治家たちは,私腹を肥やし,政治を堕落させていると国民は観ていたのだと思います。
 そして,この考え方は一面戦後にも引き継がれ,今でも政党政治に対して不信感をもつ下層庶民が多いです。
 いうなれば,日米戦争や日中戦争は国民の支持のもとにおこなわれた戦争であるといえるのだと思います。
 この事実を,今,よく考えておかなければいけないと思います。
 日本の場合,戦争は国民がはじめるという事実です。





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Last updated  2007年11月23日 09時42分50秒
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