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夜が待ち遠しい

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さかまたつみ

みなさんこんばんは、ようやく待ちに待った夜が来ました。今日も無事夜を迎えられたことを喜びつつ、今歩いている土地やこれから向かう場所、そこで見聞きしたことや思い浮かべたことあれこれを綴っていきたいと思っています。

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さかまたつみ @ Re[1]:祐天寺から徒歩11分のもつ焼き屋(11/11) ひざげりさんへこういうおぢさんたちっ…

ひざげり@ Re:祐天寺から徒歩11分のもつ焼き屋(11/11) そう言うオジサンは店にも常連にも嫌われ…

さかまたつみ@ Re[1]:頑張れ! ご高齢酒場王子篇(11/10) ハードコア丸山さん現在、80代の方たち…

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2021/09/20

もう何度も書いているけれど、料理するのは面倒なことです。でも、なんてことのないちょっとした手順の違いだったり、調味料を加えるタイミングだったりで、仕上がりが劇的に変化する場合もあったりするのです。だから、やはり自分で作業をするという手間を惜しまぬことは意味があるのだと割り切ることで辛うじて調理という面倒に立ち向かうことができるのですが、いつもいつも面倒な料理を作ってばかりはおられぬのです。というよりは、こんなシンプルな材料で手間の掛かる作業なしにこれほどに旨い料理が出来上がるなんて! 、そんな料理があるならばぜひとも自らのレパートリーに加えたいものであります。実際には、楽して作った料理というのは、楽したなりに想像通りの味でしかない場合が多く、いつもの食材が思いがけぬ化学変化を遂げて、まったく別種のご馳走に変貌することなどほとんど起こらないのであります。それでもまあ時には意表をついた食材の組合せだったり、ほんのひと手間で格段に料理としての格が向上する場合もあったりして、最近知った料理でそういった驚きを感じたもののいくつかを報告したいと思います。

　フランスでは、生のラディッシュにバターをサンドして食べることがあるという。生の野菜にバターって、日本ではまず聞いたこともないし、しかも瑞々しい食品にバター，生の野菜の苦味とバターの甘さがとても相性が良いとは思えないのでした。しかしまあ、ちょうど手元にラディッシュもあるし，手ごろな価格で入手した発酵バターもたっぷりと備蓄している。何より調理というほどの手間もなく作れるから1個試してピンとこなけりゃその時点でストップすればいいから気分は楽なものです。で、食べてみたところ、正直バターの風味はほぼかき消されますが、一方でラディッシュの青々とした風味も中和されマイルドなちょっとした一品に仕上がったのでした。特段すっごい旨いってわけじゃないけれど、例えばコース風に用意した料理のアミューズなんかで出すと軽くて見た目も楽しいと思います。

【材料】
ラディッシュ・発酵バター・塩適宜
【作り方】
1. 切り込みを入れたラディッシュにバターを挟み、塩を振る。

　前々からちゃんとしたローストポテトが食べてみたかったのです。単純さということでは、フレンチポテトやチップスがよりシンプルですが、じゃがいもに小麦粉をまぶして焼くというひと手間でどう変化を遂げるのか確かめてみたい気持ちがあったのです。出来上がった品は、どこがどうと説明するのは難しいけれど、確かに粉の効果というものが感じられました。単に焼いたのとどこがどう違っているかは実地でお試しください。

【材料】
じゃがいも・薄力粉・ローズマリー・塩・にんにく・オリーブ油適宜

1. じゃがいもを小さめに切ってボウルに入れる。薄力粉を入れて全体にまぶす。ローズマリー、塩、薄皮をむかない状態のにんにく、オリーブ油大さじ2を入れ、全体を和える。
2. オーブン天板にオリーブ油の大さじ2を敷き、じゃがいもを乗せ、200℃のオーブンで焼く。
3. 10分経ったらオーブンから取り出し、上下を返すのを5回繰り返す。

　イタリアでは、スフォルマートと呼ばれるフランスでフランと呼ばれる卵の蒸し焼き料理があるそうで、多くは具材が野菜なんだそうです。たまたま、余りのカリフラワーが少しあったから、じゃあこれで作ってみようと待ったのです。以前はホワイトソースを作るのが面倒と思っていましたが慣れって大事ですね。あっという間に完成しました。ほんのりと優しい味わいで美味しかったのですが、卵生地と触感の異なる野菜を作ってみるのもいいかなと思いました。前妻とメインの合間に挟むとちょっと気が利いてる、そんな料理でした。

【材料】
カリフラワー(塩茹で) 1/2個／卵 1個／パルメサンチーズ大さじ1／ナツメグ・塩・胡椒・パン粉・バター適宜
【ホワイトソース】小麦粉・バター 20g／牛乳 200ml
【作り方】
1. プリン型の内側にバターを塗り、パン粉をまぶす。
2. ボウルにカリフラワーを入れ、マッシャーでつぶし、【ホワイトソース】、卵、パルメサンチーズ、ナツメグ、塩、こしょうを加えて混ぜる。
3. 2.を1.に入れ、表面にパン粉をふり、オーブンで160℃20分焼く。

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