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Aug 3, 2006

La Mala Educacio'n

(8)

テーマ：スペイン語はなそう(1132)

カテゴリ：スペイン語の勉強・スペイン語映画

先週、久しぶりにスペイン語を話した。

つい英語で考えてしまって
なかなかスペイン語が口に出てこない。

久しぶりに、スペイン語映画でも観ようと
ガエル君目当てに「DOT THE I ドット・ジ・アイ」をレンタル。
が、スペイン・イギリス合作で全編英語だった。
ロンドンで演劇を勉強したガエル君は、英語も話せるのだ。
どんでん返しで面白い映画だったけど

「 La Mala Educacio'n バッド・エデュケーション」を観る。

監督は、ペドロ・アルモドバルで
「Mujeres al borde de un ataque de nervios神経衰弱ぎりぎりの女たち」「 Todo Sobre Mi Madre 」
「Hable con ella トーク・トゥー・ハー」など見たけど
フランコ政権下、禁欲の時代に青春を送ったせいか？
登場人物のキャラが濃く
同性愛やドラッグクイーンが出てきたり

La Mala Educacio'nでは
ガエル・ガルシア・ベルナルが女装してるけど
これが予想以上に綺麗で
女の私よりも色気があって惚れちゃいます♪

舞台は、1980年代のスペイン・マドリード

神学校時代の親友イグナシオ（ガエル・ガルシア・ベルナル）が
突然訪ねて来る。
イグナシオは、エンリケの初恋の相手で（男同士だけど）
16年振りに再会する二人。
駆け出しの役者イグナシオは、"アンへル"と改名していて
自分達の少年時代を書いた脚本をエンリケに渡し
映画化してほしい　と持ちかける。
当時の面影が全くないイグナシオに
不信感を抱くエンリケであったが・・・

「Amores Perrosアモーレス・ペロス」「 Sin Noticias de Dios 」
「EL CRIMEN DEL PADRE AMARO アマロ神父の罪」
「Y TU MAMA' TAMBIE'N 天国の口、終わりの楽園」
「 Diarios de Motocicleta 」などで
すっかりお気に入りとなったガエル君が
体重を10kg増減させて（太った姿にはビックリしたけど）
見事に3役を演じ分けて、存在感たっぷりでした。

ペドロ・アルモドバル監督の半自伝的映画だそうで
現実、少年時代の回想、劇中劇　と時間軸が入り混じりながら
ラストまで謎めいた雰囲気で、引き込まれました。
少年への性的虐待、同性愛、女装などが題材になってますが
上手く描かれているせいか、嫌悪感はなかったです。
衝撃度は高くて、後でじんわりきましたが。

アルモドバル監督作品は、いつも色彩が綺麗で
特に、赤が鮮やか。

フェレ・マルチネスは「ABRE LOS OJOSオープン・ユア・アイズ」
「 Darkness 」「Talk to her」で見た時よりも
印象深い演技。視線が熱かった。

少年役二人の演技、はかなげな歌声もよかったです。

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