仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2005.10.21
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カテゴリ: 雑感
月曜日(17日)午前に移動中の車中でNHKラジオを聞いたら、都市計画・都市工学の重鎮の伊藤滋さんがゲストに出ていました。私は都市計画は知識はありませんが、地域づくりの観点から、伊藤滋さんの著作や講演録には接しており、名前と顔はよく知っております。父親が伊藤整だと初めて知りました。ちょっとびっくり。伊藤整といえば、憲法を学んだ者としてはやはりチャタレイ事件でしょう。高校の副教材にもあったし。

文学者の父や、日露の軍人だった祖父のことなどの話がありましたが、印象に残るのは、子供の頃に地図好きだったという話です。
何でも、小学校時代(戦前でしょうが)から地図を見たり書いたり、鉄道を引いたり、太平洋に島を作ったり、などなど。その後高校や大学はろくに勉強せず、小学生のころに得た関心と知識だけで人生やってきた、というような話でした。

足元にも及びませぬが、拙者 odazuma 大の地図好きであります。

小学3年生の頃、祖父に連れられ東北本線を八戸まで普通列車で行きました。車窓の外の景色を見ながら、田んぼと市街地の境目はどこだ、青森県に入ると山河草木は変わるのか、などとジッと見つめていました。盛岡より北になるとトンネルが増えるのですが、どの駅と駅の間に何秒間のトンネルがあったか、祖父の時計を借りて熱心に時間を計りながら、紙に一生懸命メモしたものです。

この辺は何故か几帳面で、子供の頃は自分が他の市町村や都道府県にいると、異常に意識を持ったりしました。何も変わらないはずなのですが、何が違うのかと真剣に考えていたのでしょう。

この才能をもっと活かしていれば、おそらく今頃は、遠く離れた外国の地理まで透視できるFBI捜査官になっていたと思われます。





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最終更新日  2005.10.21 06:31:47
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