仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2009.11.15
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カテゴリ: 仙台
岩手県出身の三島駒治は、東三番丁に夜間の東北法律学校を設立して校主となる。

郷土の振興と東北の発展を企図し、岩手益友会、東北青年会を組織して、志気高揚を図ったが、未だ東北帝国大学もなく、関東関西には法律学の学校が十指に余るに対して東北には法律の学校がないことを遺憾に思い、私財を投じ、多数の有力者の後援を得て、明治33年(1900年)10月に宮城県知事から設立の許可を受けた。

また、駒治は妻よしと協力して、東北女子職業学校(三島学園の前身)も設立した。

東北法律学校の校主三島駒治・よし夫妻は、明治36年(1906年)10月に、東三番丁に東北女子職業学校を設立。駒治は経営、よしは校長として校務を担当した。当初の生徒は本科11名、別科7名などわずか23名であったが、裁縫技術の習得とともに女子教育により近代的で高度の要素を取り入れようという独特の教育方針だった。

1913年、清水小路に移転し、やがて三島学園女子高校と改称。大学、短大、高校、幼稚園を擁する総合学園となった。

現在は、大学が東北生活文化大学、短大が同短期大学部、高校は共学で東北生活文化大学高等学校、ますみ幼稚園・保育園がある。

高校のサイトには、 学校法人と設置学校の変遷 が、わかりやすく図で示されている。案外とこうした解説は少ないものだ。親切な配慮がすばらしい。





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最終更新日  2009.11.15 12:57:08
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