仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2011.12.31
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カテゴリ: 仙台


いたましい事故だが、私はこの茨田踏切の位置が気になった。大字岩切に所在する踏切というと、地図を見れば、利府街道(県道仙台松島線)の東側の田圃の中を併走する区間に2つあるようだ。国道4号バイパスをくぐってすぐ市内側にもあるが、大字燕沢または燕沢東一丁目のようで、大字岩切ではない。

大晦日の今日、早めの行動を心がけて、午前中のうちに何件かの用事を市内で済ませた。意外と道路も空いていて、それならばとオダズマ魂を発揮して件の踏切を現地調査した。

燕沢の跨線橋や山崎交差点に近い踏切は「北田踏切」というようで、近くには「北田公園」もあった。スーパーつかさ屋さんの車で混んでいた。ここから一気に線路沿いの農道(?)を北に(岩切駅方向)走る。朝夕の混雑時には抜け道になっていそうな雰囲気だが、周囲には建物が一切なく、撮り鉄の方々には絶好のスポットだろう。現に、カメラを構えた方々を何度か見かけたことがある。今頃だと、泉ヶ岳をバックに朝日を受ける列車とか...

それはともかく、田園地帯に2つある踏切を訪れた。

南側(東仙台駅側)が、「茨田踏切」だ。鉄路上の緑の標識では番号203とされている。亡くなった御霊に黙礼して撮影した。冬のやわらかい陽をあびて、長閑にたたずんでいる風情の踏切だ。たまたま、この間一切列車は通過しなかったが、かつては東京と青森を結ぶ列島大動脈、今では旅客は近距離中心だが、この踏切の上を多くの人たちや物資が動いていることには変わりがない。まさに、動脈、だ。静かな光景からは信じられないような気がした。

さて、もう一つ北側(岩切側)は、204番で大井川踏切との名だった。こちらは利府街道に結節する交差点にも信号が置かれており、交通量は結構あるようだ。大井川とはどこから由来する名なのかわからない。そう言えば、茨田もわからない。

踏切の番号にそった一覧と、そのネーミングの所以など、調べられたら結構興味深いだろう。

■関連する過去の記事
仙台百景画像散歩(その3 東仙台案内踏切) (2006年3月22日)





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最終更新日  2011.12.31 12:23:28 コメントを書く


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