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ばんばひろふみさんが1994年1月26日発売の20枚目のシングル。関西テレビ放映の「きよし・ヘレンの歌仲間」エンディング・テーマとして流れていました。A面「風にむかって」作詞 たびたたくそうさん 高田直和さん 作曲 ばんばひろふみさん 編曲 小室弥須彦さん優しく柔らかいバラードです。ばんばひろふみさんの「My Way」的な楽曲のようにも感じる。この曲、コンサートで生で聴いた事はなかったように思う。歌詞も素直に聞けて心が和らぎます。凄く久々に聴いたけど、ソロになってからのバラードだと「Tenderness」と並ぶクオリティ。ロッカバラードの「ひとり海へ還る」も好きな曲です。「今はまだDreamer」も感動的なバラードです。次々と浮かんで思い出して来る。10代〜20代に聴いた曲は何か小さなきっかけがあれば、不思議なほどに頭の中に浮かんで来る。B面「春から春へ」作詞 高田直和さん 作曲 ばんばひろふみさん 編曲 小室弥須彦さん軽快なリズムのフォークナンバー。「岬めぐり」を筆頭にこのタイプのフォークナンバーには名曲が多いような気がする。歌詞も懐かしい昭和の光景とあの頃の匂いがしてくるような柔らかい歌詞です。ばんばさんの声がさらに懐かしい風景を思い出させてくれる優しい歌唱。
2024年11月23日
ばんばひろふみさんの1983年「今はまだDreamer」に収録されてる曲。今日は前にも書いた「バンバン」を解散してからの5枚目のアルバム「今はまだDreamer」を久しぶりに聴いてました。「Starship Radio Station」と「COAST」「今はまだDreamer」の3枚は今もよく聴くアルバム。「うろこ雲の絵」作詞・作曲 西岡たかしさんアルバム「今はまだDreamer」を急に聴こうと思ったのは、ばんばんバージョンの「うろこ雲の絵」が聴きたくなったから。この「うろこ雲の絵」のオリジナルバージョンは西岡たかしさんの「私の耳はロバの耳」に収録されてたバージョンです。そして1982年に笑福亭鶴瓶さんが「TSU・RU・BE」名義でこの曲をカバーしてシングル発売。鶴瓶さんのバージョンも素朴で真っ直ぐな歌唱で10代の頃、聴いて感動していました。1982年頃、鶴瓶さんはフォークコンサートも何度か開催しました。多分、どれも観に行ってると思う。コンサートのラストに「うろこ雲の絵」を歌った時は泣けた。(鶴瓶さんと鶴瓶さんのお父さんです)バンバンは、鶴瓶さんがカバーした翌年にこの曲をアルバムに収録しました。鶴瓶さんのバージョンをよく聴いてたのですが、数年前からこのバンバンのバージョンに引き込まれて聴き入っています。バンバンの丸く柔らかい声で歳を重ねてきた自分が聴くとこの曲がまた違って聴こえて、今は一番、バンバンのバージョンが自分の心にしっくり来る感じです。物悲しけど美しい思い出がいっぱい心の中に甦ってくる…鶴瓶さんのバージョンでこの曲が好きになり、バンバンのバージョン、そしてオリジナルとどれも素敵な歌唱とアレンジでそれぞれに良い所が山ほどある曲。鶴瓶さんのバージョンを初めて聴いてから40年以上経っても色褪せて聴こえない。40年後にもこの曲を何度も聴いてるなんて10代の自分は想像もしていないだろう。そういえば、ばんばさんが「ザ・ムッシュ」の「あじさいの街」をカバーしたバージョンも最近またよく聴いています。ザ・ムッシュとバンバンが再結成して昔みたいにジョイントコンサートやってほしい。
2024年11月22日
1981年3月5日発売の「SKY」の2ndシングル。東芝EMIがかなり力を入れたプロモーション展開して、ヒットしたシングル。堀内孝雄さん作曲のキャッチーなメロディで化粧品のCM曲になりヒットしました。Skyは森本隆さんと北沢英三さん二人のユニット。ヤングジャパン所属のアーティストでした。(北沢英三さんは後に八田雅弘と名前を変えて活動しました)A面「君に、クラクラ。」作詞 山川啓介さん 作曲 堀内孝雄さん 編曲 梅垣達志さん山川啓介、堀内孝雄コンビといえば大ヒット曲「南回帰線」があります。他にもシングル曲では名曲「デラシネ」や大好きな曲の「冬の蝶」があります。編曲の梅垣さんはアリス活動停止後、第一弾シングルの「DON'T STOP MY LOVE」のめちゃくちゃカッコイイ編曲をしました!ライブでもセットリストに入る事のある「サマー・ワインに酔いしれて」の編曲も梅垣さんです。カネボウ化粧品のCMとしてかなりの回数がテレビで流れました。スカイの二人もテレビやラジオに多く出演していた印象です。この曲は堀内孝雄さんの作曲ですが、アリスつながりで1986年12月11日発売の谷村新司さんのアルバム「オールド・タイム」の中に収録されている「アイビー・ロード」という楽曲を作曲しています。作詞 谷村新司さん 作曲 八田雅弘さん(北沢英三) 編曲 馬飼野康二さんでアルバム4曲目に収録されています。「アイビー・ロード」はクラシカルな弦楽四重奏なイントロから始まる、柔らかく美しい曲。この曲は1986年末の大阪城ホールでのコンサートでもセットリストに入っていたと記憶してます。この「オールド・タイム」も来年には2025年最新リマスターとして再発されます。B面「終りなき海」作詞 森本隆さん 作曲 北沢英三さん 編曲 国吉良一さん「君に、クラクラ。」は名前を売って知ってもらう大チャンスで、メンバー以外の作家陣の作品を歌った。基本は二人のオリジナルを中心に活動していました。この曲は国吉良一さんのブルージーなアレンジのカッコ良いバラードです。国吉良一さんと言えば谷村新司さんの超名盤!「引き潮」の中の「引き潮」「哀しみが終わる時」「熱い吐息」「煙草のけむり」「暗い桟橋」の5曲を編曲担当しています。(残りの曲はボブ佐久間さん編曲)「哀しみの終る時」と「煙草のけむり」ではあのフェンダーローズの演奏も国吉良一さんです!そして!あの名ピアノのアルバムタイトル曲「引き潮」のピアノも国吉良一さんが弾いています!「熱い吐息」でのROCKなオルガンソロも国吉さんが弾いています。「憧れのチェン夫人-LADY CHENG-」や「朝日を求めて-SEARCHING-」などの編曲も国吉良一さんが編曲担当しています。
2024年10月29日
バンバンの6枚目のシングル。1976年2月25日発売。荒井由実(松任谷由実)さん作詞作曲「「いちご白書」をもう一度」の大ヒットに続いてこのシングルもユーミンの作詞作曲です。A面「霧雨の朝突然に」作詞・作曲 荒井由実さん 編曲 瀬尾一三さんこの曲は「いちご白書」をもう一度ほどの大ヒットにはならなかったものの大きなインパクトを与えた曲。1975年頃のフォークシーンは少しショッキングな出来事を盛り込んだ曲がヒットしてたような傾向があったように思う。シグナルの「20歳のめぐりあい」やアリスの「帰らざる日々」、グレープ「精霊流し」など、「命」を身近に感じるような楽曲。その中でこの「霧雨の朝突然に」もショッキングな曲でもあります。普通に聴いていると普通に男女の別れの歌なのですが、別れた理由が彼女は彼に内緒で堕胎していた。そのことを一晩彼女を責めて語り明かしての別れ。ユーミンの歌詞は奥深く重いテーマの曲の方が多いように思う。特に最近の曲は本当に素晴らしい歌詞とメロディばかりです。「霧雨の朝突然に」を書いた時のユーミンはまだ21歳です。こんな凄いメロディと歌詞を21歳で完成させてしまうのはやはり天才なんだろうとつくづく思う。ユーミンは翌年、22歳の時に結婚。B面「電話を下さい」作詞・作曲 ばんばひろふみさん 編曲 瀬尾一三さんこのシングルを今日、聴いたのはこのB面がどんな曲だったか確かめるように聴いた。「霧雨の朝突然に」はいろんなベスト盤にも収録されててよく聴いてたけど、この「電話を下さい」はこのシングル盤でしか聴けない曲。バンバン本人作曲だけど凄いキー高く作ってる。高音はファルセットです。「ルージュの伝言」風のロックンロールでドゥーワップなコーラスも入る。「霧雨の朝突然に」は2012年10月発売「メイド イン 京都」にリメイクレコーディングしています。この時のアレンジが凄くよくて2012年バージョンをよく聴いてる。Heavyでハードなアンプラクドです。このアレンジで聴いてると、よりATGの映画のようなモヤモヤした空気を感じる。
2024年08月08日
シグナルの1979年5月1日発売の8枚目のシングル。A面「B・G・Mはため息で」作詞 中里綴さん 作曲 住出勝則さん 編曲 船山基紀さんこの曲はシングルのみでアルバムに収録されていない曲です。5月1日にこのシングルが発売。その1ヶ月前の4月1日に4枚目のアルバム「トリプル マインド」をリリース。「トリプル マインド」のレコーディング時に「B・G・Mはため息で」もレコーディングされていたはず。アルバムに収録する予定が次のシングルとして発売する事になったのじゃないかと想像する。それまでのアルバムは11曲入り、12曲入りだったのが、「トリプル マインド」は10曲入り。どの曲もそれほど長尺ではないしA面1曲目用に実は作られてシングルカットする予定だったのじゃないかと当時から勝手に想像してた。「ハートブレイク・シーズン」はB面2曲目とかにハマるように思う。この年はもう1枚アルバムをリリースしています。11月21日に5枚目のアルバム「FRIEND SHIP」をリリース。「FRIEND SHIP」にも「B・G・Mはため息で」は収録されなかった。1979年はシグナルにとって勝負を賭ける年だった。1月21日に「雪のひとひら」をリリース。そして、アリスの体育館ツアーとも言える「ALICE HAND in HAND Concert」のツアーにゲストとして岸田智史さんと全会場を回った。ほとんどの会場が4000人以上の体育館などで開催された。明治チョコレート主催で、チョコレートの包み紙を何百円かで一口として全員が当選した人のみの観客でした。一般発売もなく全てチョコレート購入で当選した人のみ。大阪府立体育館では1時半公演と5時公演の2回公演だった。所属事務所の「ヤング・ジャパン」は第二のアリスを作ろうとしていたようにも感じた。そしてアリスとのツアーが終わった4月1日にアルバム「トリプル マインド」をリリース。そして駄目押しの5月1日の「B・G・Mはため息で」のリリース。夏にはそれまで大阪厚生年金中ホールでコンサートしてたのが、初めての大ホールでの単独公演。ソールドアウトしなかったものの、厚生年金大ホールをカッコつくほどの動員出来た。そして1979年は5枚目のアルバム「FRIEND SHIP」を11月にリリース。メジャーな歌番組にも数回出演。所属事務所とレコード会社、一丸となってのプロモーションは大成功までには至らなかったけど、知名度はかなり上がったように思えた。アリスのようになっていてもおかしくない実力とキャラクターだったのですが、全ては運だとしか思えない。何か一つ、きっかけさえあればアリス、オフコースのようになれていたと思う。「黄昏のあらし」「ためらいに縁を切れ」「雪のひとひら」「B・G・Mはため息で」と4曲連続で激しい曲ばかりシングルにしたのが良くなかったように思ってた。4曲ともカッコ良い大好きな曲なのですが、「エアポートふたたび」か「愛に捧ぐ」のどちらかをシングルにしてその4曲のどこかに入れたら良かったのじゃないかと。高校生の頃は「青春の痛み」をシングルにするとキャッチーなタイトルとハードな曲調で売れるのじゃないかと思っていた。この「B・G・Mはため息で」の次で激しい曲のシングルリリースが止まった。アルバムラスト「ウッドストックを超えて」をシングルとしてリリース。この曲はアルバムラストの名曲として残しておいて「沈黙時代」をシングルカットした方が良かったのではないかと当時、思ってた。ドラマか映画の挿入歌や主題歌に合うと思う。「ALICE HAND in HAND Concert」では20分の持ち時間でオリジナルを3曲演奏した。「雪のひとひら」「愛に捧ぐ」「黄昏の嵐」の3曲。この3曲はアリスファンの心もきっと掴んでいたと思う。住出さんのMCもかなりドカンドカン受けてたし、好感触だったんじゃないかと。それもあって夏に大阪厚生年金大ホールでのブッキングになったのじゃないかと思う。「ALICE HAND in HAND Concert」のポスターB面「エアポートふたたび・・・」作詞 有川正沙子さん 作曲 住出勝則さん 編曲 大村雅朗さんこの曲はシグナルを代表する名曲のベスト5に入る楽曲だと思ってる。ライブでもラスト曲やラスト間近かに演奏される事が多かった。このしっとりした雰囲気はオフコースにもアリスにも出せないオリジナリティだと思う。ハモりが美しいバンドでもあったので、激しい曲でのハモりよりも「Shy」や「窓をあけても」のような曲をもっと前に出しても良かったと思う。「ターミナル」「さよならmy Love」「生きがい」「面影町思い出通り」「心のささやき」など初期にも大好きな曲が多く、封印されてしまった多くの名曲をいつか再結成してあの頃のファンの前で披露してほしい。
2023年04月23日
バンド「シグナル」としては最後のシングル。1983年9月25日発売この次のシングルが「堀内孝雄&ケインズ」として「逆光線(ソニアのテーマ)」です。これも1年限定のような活動でシングル2枚とアルバム1枚をリリース。A面「ジュリア」訳詞 戸沢暢美さん 作曲 Ted Mulryさん 編曲 国吉良一さんこのシグナルとしてのラストシングルはカバー曲でした。この曲はオーストラリアのシンガーソングライター「Ted Mulry」の1970年発売のデビューシングルでした。なぜ、この曲をカバーしたのかは不明。それほど日本では知られてなかった曲だったように思う。シンプルにこの曲の美しいメロディを歌いたかっただけかも知れない。シグナルのカバーは、オリジナルとはかなり印象違っています。国吉良一さんのアレンジが素晴らしい!いつもの発声と少し違う感じで歌ってるのも新鮮な感じでした。オリジナルは70年代らしいストリングスのフレーズから始まる。オリジナルも久しぶりに聴いたけど、Ted Mulryの声も歌い回しも最高です。(1977年末にコンサート会場で配布されてたプロフィールちらし)ウィキペディアにも書かれていないような事も詳しく掲載されてますB面「週末にメッセージ』作詞 戸沢暢美さん 作曲 住出勝則さん 編曲 国吉良一さんアレンジと演奏はシティポップ。間奏なんかはプログレっぽかったりします。シグナルがこのまま続いてたら、もっとシティポップ寄りになっていたのだろうか。良い曲が多すぎるために再結成しない事が残念です。今はアルバム「パッシング・シャワー」のラスト曲「君が夢を見始める頃」をよく聴いてる。ライブでも何度か聴いた「新しい春」もこの時期になると聴きたくなる曲です。素直な真っ直ぐなこんな曲をまだ聴きたいと思える心がまだある事で少し自分に安心できてる。シグナル、いつか3人揃ったステージを観てみたい。「愛に捧ぐ」「Shy」「エアポートふたたび」「風になれたら」「面影町思い出通り」「あなたのページ」「ウッドストックを超えて」「ターミナル」「沈黙時代」などのようなアルバムの曲が聴きたい。(1975年9月25日 神戸初のシグナルと高山厳さんソロコンサートちらし)シグナルのメンバーも当然、田村功夫さんがベース。デビューシングル「20歳のめぐりあい」はこの日の4日前に発売。チケット代を安くして神戸のアマチュアバンドを前座にして、対バン形式で観客を掴もうとする企画。畠山さんがよくやってた手法^^;「黄昏のあらし」「ためらいに縁を切れ」のスマッシュヒットで盛り上がり始めた頃のシグナル。(上のちらしは1979年、アルバム「トリプル マインド」を発売して、楽曲の幅も広がり コンサートもより充実してきた頃です。この時は厚年の大ホールでコンサート! 下のちらしは1980年アルバム「FRIEND SHIP」「SIGNAL」2枚のアルバムを新たにひっさげての セットリストの曲数も多かったコンサート。アリスは特に大阪で焦ったようにコンサートの回数が増えてた時。ずっとファンだった者からしても不思議だった。1980年12月27日28日と大阪フェスティバルホールでコンサートがあってその追加公演が2月10日11日と発表。この2daysが即完売すると13日も追加公演になったと思う。その間に1月31日姫路、2月1日2日と神戸国際会館でもコンサート。この時、すでに活動を止めるかも知れないと水面下で動き始めてたような気がする。それで地元である関西で異常にも思える回数のコンサートが組まれてたのかも。あまりにも変則的なツアーの組み方だったし、1980年秋からセットリストがほとんど変わらずに本数だけ多かった印象の時期。4月29日には兵庫県の播磨で2万人規模の野外コンサートもすでに決まっていたし。この野外コンサートは他では絶対にない特別なセットリストだった。客席からファンを何人かステージに上げて「冬の稲妻」を一緒に歌ったり…まだ発売が1ヶ月以上先の未発表曲を2曲も演奏したり…トリプルアンコールに応えて観客からのリクエストでその時のバンドが演奏できない「美しき絆」をアカペラでフルコーラス歌ったり…。今から思えば活動停止する前のファンへの大サービスだったのかも知れない。シグナルも新旧織り交ぜたセットリストで、レコード会社を移籍する準備に入ってたのかも知れない。自分はこの2日後の神戸公演を観に行きました。たしか12日は京都公演だったように思う。
2023年04月17日
1977年6月5日発売のバンバンのラストシングル。1972年5月5日デビューから5年半の活動、このシングルを最後に解散しました。A面「青春のラストページ」作詞・作曲 ばんばひろふみさん 編曲 国吉良一さん自分はこのラストシングルの「青春のラストページ」がバンバンの全シングルの中で一番好きです。「冬木立」、「「いちご白書」をもう一度」、「霧雨の朝突然に…」、「永すぎた春」などももちろん名曲で好きですが、この「青春のラストページ」はやはり思い入れも強い。たしか、セイヤングで初めてこの曲を流した時に雑音だらけのモノラルの音でも凄く感動したのを覚えてる。ばんばさん自身の作詞、作曲のシングルA面はこの曲と「永すぎた春」のみです。作曲だけやB面曲にはクレジットされてる曲も多いのですが。歌詞もメロディーもばんばさんらしい温かく優しい作品。そして国吉良一さんの編曲が最高に秀逸です。イントロから寂しさが溢れ出てて、バンバンの寂しそうな歌声につながる。アコギ、シンセ、コンガのみのイントロ。歌頭からベースが入る。「♪風の来ないせまいアパート 僕がギターを弾き 君は読みかけの本を閉じて耳をすます」まるでこのままの情景を初めて一人暮らしを始めた18歳の時に体感した。忘れかけてたこの「青春のラストページ」を急に思い出して、5年前に初めて聴いたこの曲を再び何度も聴くようになった。13歳の時に自分の未来を先に聴いてたようで、凄い親近感のある曲になった。別れ方は歌とは違ったけど、身近に感じる曲のひとつになった。バンバンの一番売れたシングル曲になってほしかった。ラストライブツアーは「人生はぬり絵」のいうタイトルでライブ盤として発売された。この曲はアンコールの一番最後に歌われた。ライブではコンガが入ってなく、ドラムのリムショットでアレンジされています。「想い出をさぐる君」ではコンガがばりばりに前に出て入ってるのでコンガはあります。ライブバージョンはより寂しさを感じさせるアレンジになっています。スタジオバージョンの今井さんのギターソロは少しブライアン・メイのような音色でそれがまた凄く好きだった。3番の歌バックからはボリューム奏法でのオブリを少しだけ入れてる。ライブでは2番からボリューム奏法のオブリが入ってきます。そしてギターソロはスタジオバージョンより音数を少し増やし派手なフレーズになっています。アウトロでもGソロが少し入るアレンジです。このライブバージョン、本当に最高です。B面「今、君だけに愛を」作詞 荒木一郎さん 作曲 ばんばひろふみさん 編曲 国吉良一さんオシャレなジャジーな曲です。作詞はあの「空に星があるように」の荒木一郎さんです。この曲も国吉良一さんの編曲が光っています。いい曲です。ソロになってからもバンバンはこの曲を歌えば良かったのに。今井さんのギターの出番がないので、ソロになってから使えば良かったのかも。
2023年01月15日
やしきたかじんさんの1976年10月21日発売の1stアルバム。このアルバムはクニ河内さんが全曲編曲を担当しています!自分はこのアルバムと「砂の十字架」のシングルしか持ってないのですが、70年代にいろんなアーティストが出演するライブ等で何度か生のステージを観たことがあった。やしきさんは70年代後半にはアリスと細川健さんの作った音楽事務所「ヤングジャパン」に所属してました。大阪駅前ビルにあった「ヤングジャパン大阪」の事務所には、アリスのチケットを購入とかアリスのTシャツを買いに何度も行ってました。中学生〜高校生の頃でした。ドアを入って右側の応接室のような場所にやしきさんがいるのを何度も見た。多くのアリスファンが出入りするので煙たそうな感じで何となく怖い印象しかなかった。(白地に水色や緑色のアリスロゴ、バックはペガサスのTシャツ、 黒字に白のアリスロゴとペガサスのTシャツ、赤地、紺地に英語の歌詞とアリスロゴのTシャツなど 思い出すだけで3種類。英語の歌詞は何だったかな? デニム生地のアリスロゴのキャップも買ったのを 思い出した)80年代、一人暮らしし始めた時に部屋にテレビを置かなかったのでテレビに出てるやしきさんはあまり知らない。引っ越してテレビを買った時は映画のビデオを観る用として買ったのでバラエティー番組系はほとんど見なかった。テレビ自体あまり好きじゃなかったのもあるけど。新野新さんとやってた番組だけは録画して観てた。(興味のあるアーティストや俳優が出てる歌番組やドラマだけは週に何本かは観てたと思う。 ソニーミュージックTV、MTV、ベストヒットUSA、ソウルトレインは欠かさず絶対観てた。 サンテレビでやってたポップベティハウス、もうひとつMBSでやってた洋楽専門の番組もあった)このデビューアルバム「TAKAJIN」はLPで持ってたのですが、探しても出てこないので売ってしまったか、誰かに貸したままなのか…わからない。何年か前にCDで出てるのを見つけて買った。1曲目「夜のピアノ」2曲目「過ぎゆく暮し」3曲目「男女関係」4曲目「チンピラだった頃」5曲目「ゆめいらんかね」6曲目「私は私がわからない」7曲目「酒場だより」8曲目「流れ者」9曲目「今宵」「夜のピアノ」はコミカルなアレンジで軽いラテンの曲。クニ河内さんのピアノのアレンジが凄く良い。高水健司さんのベースもいい感じです。クレジットの高水光司さんは高水健司さんの間違いだと思う。ドラムの武田光司さんの光司と間違って印刷されてるように思う。高水健司さんと高水光司さんはザ・グルービーズでもリズム隊として組んでたし、他のジャズライブなどでも組んでいます。再発したCDは間違いを直しておいて欲しかった。2曲目の「過ぎゆく暮し」は吉川忠英さんのアコギとクニ河内さんのピアノが楽しめます。オーソドックスなフォークナンバーでやしきさんもこの曲を歌ってる感じが凄く良い。3曲目「男女関係」はクニ河内さんのホンキートンクっぽいピアノから始まるジャジーな曲。ピアノのオブリもたっぷり楽しめます。4曲目「チンピラだった頃」は津村泰彦さんの歪みギターの激し目なブギーロック。クニ河内さんはハモンド弾いています。ハモンドとギターの絡み合うソロが凄く良い!5曲目「ゆめいらんかね」はデビューシングル。クニ河内さんの編曲が本当に良くて聞き入ってしまう。やしきさんの歌唱も良い。この曲はストリングスも良い感じに入ってきます。6曲目「私は私がわからない」はストリングスとオーボエ、フルート、ピアノが中心になってる演奏で始まる曲。吉川忠英さんのアコギのストロークからはフォーク色が全面に出てきます。7曲目「酒場だより」は津村泰彦さんのボトルネック奏法がイントロからずっと凄く良い!軽快なロックナンバーです。高水光司さんは高水健司さんのリズム隊も気持ちいい!8曲目「流れ者」は吉川忠英さんのギターが最高です。やしきさんの歌も良い感じです。9曲目「今宵」はアコギ1本でやしきさんが歌い始める。リズム隊が入ってきてからは、ややパワーバラードのようになっていく。このアルバムの中で昔から一番好きだった曲。
2023年01月12日
1975年8月1日発売のバンバン5枚目のシングル。フォークバンド「バンバン」は1972年5月5日「何もしないで」でデビュー。この1972年5月5日というのは「アリス」に矢沢透さんが合流して3人のアリスとして動き始めた日でもある。「バンバン」はメンバーチェンジやバンドの形態を何度か変えて、この『いちご白書」をもう一度から、ばんばひろふみさん、今井ひろしさんの2人組になった。この曲は荒井由実さんの作詞・作曲です。ばんばひろふみさんは荒井由実さんの曲を歌う事について「ユーミンに曲を書いてもらって売れなかったら、もう音楽を辞めよう」とまで思っていたとか。予想を遥かに上回る大ヒット。オリコンチャートで6週間も連続1位を獲得。A面「『いちご白書』をもう一度」作詞・作曲 荒井由実さん 編曲 瀬尾一三さんインパクトあるボリューム奏法のエレキギターのフレーズから始まる編曲も素晴らしい。この頃の瀬尾一三さんのアレンジは本当に凄かった。今は70年代ほど良いとは思わないけど…。当時「ザ・ムッシュ」の「はじめての駅」「あなたのすべて」「夕やけ橋」「あじさいの街」「いつわりの花嫁」「失恋の唄」などの編曲も本当に良かった。荒井由実さんの書く歌詞もメロディーも天才としか思えないクオリティです。この曲は21歳のユーミンが書いた歌詞とメロディです。天才以外の何者でもない。この曲、スタジオオリジナルバージョンももちろん良いのですが、「バンバン・ラストライヴ「人生はぬり絵」」でのこの曲の歌唱と演奏は最高です。今井さんのアウトロのギターソロはいつ聴いても泣けます。ばんばさんも噛みしめるように丁寧に、そして力強く歌っています。このライブバージョンが特にオススメです!この曲は多くのシンガーにカバーされています。天地真理さんはかなり早い段階でライブのセットリストに入れていました。ライブ盤「私は天地真理」にも収録されています。ギターで弾き語りで歌った事もありました。天地真理さんのライブ盤は音が良い事でも有名なので「私は天地真理」のバージョンはバランスの素晴らしい良い音で聴けます。いろんな人がカバーしていますが、天地真理さんのバージョンがやはり最高です。1976年秋からの全国ツアー「天地真理リサイタル「そよ風に誘われて」」ではライブアルバム収録の時よりもさらに歌唱に磨きがかかり素晴らしい歌声を聴かせてくれました。天地真理さんは生のコンサートで本当の歌の上手さが一番わかるシンガーでした。松任谷由実さん本人も2003年にセルフカバーしています。「Yuming Compositions FACES」の6曲目に収録されています。ユーミンのバージョンもめちゃくちゃカッコいい!かなりHeavyに編曲されています。天才的なアレンジ力にも鳥肌なセルフカバーです。(1975年の記事から。ばんばさんの実家から歩いて5分ほどの近くにある京都八坂神社の境内)B面「冷たい雨」作詞・作曲 荒井由実さん 編曲 瀬尾一三さんA面にしてても大ヒットしてたのは確実な名曲です。多くのシンガーもカバーしています。「ルージュの伝言」のイメージ近いような軽快なロックナンバーです。この曲も「バンバン・ラストライヴ「人生はぬり絵」」のバージョンがオススメ。スタジオバージョンよりも少しテンポアップしてイントロのSAXソロはシンセソロに。この「『いちご白書』をもう一度」の次のシングルも荒井由実さんの書き下ろしの楽曲です。「霧雨の朝突然に…」もヒットしました。かなり重い設定の物語になっています。21歳のユーミンが書いた凄い曲です。(八坂神社近くにあるばんばさんの実家は旅館「六三園」です。自分は10代、20代の頃に何度か 泊まりにいきました。ばんばさんのお母様は10代の自分たちにも暖かく優しく接してくれて バンバンのサインまでもらったりしました)(奥で話しているのは左側がばんばさんのお母様です)前列真ん中の二人がばんばさんの祖父と祖母。後ろの列がご両親と妹さんです。前にも書いたのですが、六三園での思い出はいろいろあります。夏休みに行く事が多かったので、浴場は石のひんやりした感じと優しいお湯の印象が強い。肉厚の鯖寿司も凄い印象に残ってる。鯖をまる一匹お寿司にした鯖寿司をその時、初めて見ました。六三園に泊まった時にもらったばんばさんのサイン表は祇園祭
2023年01月05日
1979年1月21日発売の「シグナル」の7枚目のシングル。シグナルの曲は今でもよく聴いてる。オリジナルアルバムが一枚もCD化されていないのはおかしいと思う。アナログ盤のLPとEP盤を聴いています。オリジナルアルバムはアナログプレイヤーを持っていない人には聴きたくても聴けない状態です。CDは「75 - 83 / シグナル」と「BEST OF BEST SIGNAL」の2枚持っていますが、この2枚ではシグナルの名曲は収め切れない。バンド構成住出勝則さん ボーカル、ギター浅見昭男さん ボーカル、ギター稲垣達雄さん ベース、ボーカルA面「雪のひとひら」作詞 小泉長一郎さん 作曲 住出勝則さん 編曲 船山基紀さん1978年2月発売「黄昏のあらし」〜1978年8月「ためらいに縁を切れ」〜1979年1月「雪のひとひら」〜1979年5月「B・G・Mはため息で」までの4枚のシングルはロック色強めでキャッチーな楽曲の連続だったのですが、大ヒットにはなかなか繋がらなかった。タイミングと運だけの問題で何かきっかけがあればアリスのように売れてた可能性は高かった。レコード会社のプロモーションの責任もかなり大きいと思う。4曲のうち1曲でも大手の企業CMのタイアップとかあればまったく流れは変わってるだろうなぁ。この曲なんて当時のニューミュージックシーンで売れる要素は満載なのに。二人の歌唱力とクールなイメージの稲垣さんのベース。ルックス的にも売れてもおかしくなかった。ライブで3人だけの演奏でも3人用のアレンジにしてて、そのアレンジもカッコ良かった。イントロと間奏、アウトロは住出さんがAメロのメロディーをなぞるようなフレーズを弾いて浅見さんの力強いストロークとかなり音を前に出したベース。ロックバンドアレンジのスタジオ盤アレンジとは、まったく違う迫力のある演奏だった。アリスのゲストとして大阪府立体育館のコンサートに出た時にも「雪のひとひら」を迫力ある演奏でアリスファンをも巻き込んで盛り上げた。アリーナにもギチギチにパイプ椅子を並べて8000人以上入ってる大会場。最初のMCでやや緊張して高揚した住出さんは「シグナルです! あのねぇ!こんなに大きな会場でやるのはホントね〜久しぶりなんです。 まあ、あの久しぶりと言うよりも初めてなんですが」と観客を笑わせてから「今日は短い間なんですけど、20分4曲勝負でいきたいと思います。 続いては僕らの一番新しいシングルを聴いてもらいます。雪のひとひら」2曲目に演奏された「雪のひとひら」はアリスの時と負けないほどの手拍子の大きさで盛り上がっていました。この時のあとの2曲は「愛に捧ぐ」と「黄昏の嵐」でした。B面「風になれたら」作詞・作曲 稲垣達雄さん 編曲 シグナルこの曲はスタジオバージョンの編曲もそのままライブで出来る編曲だったのでライブではほぼレコード通りの演奏でした。サビの3人のハモリも美しく、大好きな曲です。リードボーカルは稲垣さんです。この曲を歌う前のMCも稲垣さんが担当している事が多かった。稲垣さんがこんな話をしてからこの曲を歌い出した事があった。「もう5年ほども前に大阪の実家から東京の方に出て行きました 何とか東京の街にも慣れてきた頃にみんなで酒を呑んでどんちゃん騒ぎやって それで夜中にひとりで自分の部屋に帰った時に なんかいろんな大阪にいた時の思い出とか出来事とかが、ポンッとなんか凄い昔に行ったような そんなような気がして、その晩にひとつ歌が出来ました。風になれたら」 アルバム「トリプル・マインド」A面の4曲目に収録されてる曲です。3曲目「協奏曲(コンチェルト)」と5曲目「カリフォルニア・マインド」の間で凄く輝いてる曲です。
2022年12月27日
シグナルの6枚目のシングル。この曲はA面B面ともアルバム未収録の曲だったので、知らない人も多かったように思う。一つ前のシングル「黄昏のあらし」の流れを汲んだ曲。A面「ためらいに縁を切れ」作詞 あさみあきおさん 補作詞 小泉長一郎さん 作曲 あさみあきおさん 編曲 惣領泰則さんトランペットとティンバレスを派手に加え、ラテン、マリアッチ風な印象も残るアレンジ。このスタジオアレンジでライブで聴いた事はなかった。テレビの歌番組で一度だけバックバンドを付けた演奏のライブがありましたが、あの時はティンバレスのみ入っててトランペットの旋律はシンセで弾いてました。3人での演奏でのライブバージョンは何度も聴いてるけど、自分は3人での演奏の方が好きだったかも。コンサートの前半で歌った時もありましたが、Wアンコールの最後で歌ったセットリストのライブを何度か観た。本編ラスト曲が「エアポートふたたび」でアンコールが「ウッドストックを超えて」そしてWアンコールが「ためらいに縁を切れ」この流れ凄く好きだった。3人だけの演奏でも迫力も凄かったし、この曲歌う時の住出さんはいつも凄い気合いで張り切って歌ってたのが印象的。7thシングル「雪のひとひら」も3人だけでも凄いライブ映えする演奏だった。B面「愛情物語」補作詞 小泉長一郎さん 作曲 住出勝則さん 編曲 惣領泰則さんこの曲もアルバムに入ってないので知らない人も多いと思う。わかりやすく言えばアリスの「二十歳の頃」「青春時代」のようなモダンフォークなナンバー。4thシングル「さよならmy Love」の雰囲気も感じられる。この曲は「ためらいに縁を切れ」の次のシングルA面か、このシングルのA面にすれば良かったのにって当時から思ってる。「ためらいに縁を切れ」はシングルじゃなくアルバム1曲目にするのも絶対にカッコいい。アルバム「トリプル・マインド」の1曲目が「ためらいに縁を切れ」、2曲目を「ハートブレイク・シーズン」にすればラテン系のマリアッチな雰囲気が続いて良い感じ。その流れで3曲目「甘い沈黙」も凄く良い!「愛情物語」はアルバムに入らずにシングルB面だけで消えていくには勿体なさすぎる曲。
2022年12月06日
日本のフォーク/ロックグループ「バンバン」の3枚目のシングル。ばんばひろふみさん自身、自分が思うにはフォーク寄りじゃなくかなりロック寄りのミュージシャンだと思う。バンバン時代はフォークブームだったのもあって、かなりフォークソングを意識した楽曲が多かった。デビューシングル「何もしないで」はフォークロックでした。ドラム、ベース、Eギターもリードボーカルの高山厳さんの歌唱もロック寄りです。そのB面「こんな道だから」アコギで弾くロックンロール。ドラム、ベース、Eギターも前に出しています。この曲はばんばひろふみさんのリードボーカル。次のシングル「こころの花」です。タイトルのイメージ通りフォークな曲です。でもEギターとドラムは派手に入るパートもあります。そのB面「赤い口紅」は完全なブルースロック曲。前にも書いたけどこの曲めちゃカッコいい!A面「永すぎた春」作詞・作曲 ばんばひろふみさん 編曲 木田高介さんばんばさんは、この曲のようなウェストコースト・ロックが当時は特に好きだったんじゃないかと思う。ソロになってからもウェストコーストの香りがするロック曲が多かった。ばんばさんの作曲も素晴らしいし、やっぱり木田高介さんのアレンジがカッコ良すぎる!ナターシャーセブン時代も木田さんはロック寄りなアレンジも最高でした。この「永すぎた春」はラジオオンエアを意識してか2分40秒と短い曲です。もっとGソロも長くていいと思うし、アウトロもオルガンソロに入って来た所でフェードアウトはもったいない。ここからさらにカッコ良くなりそうなのに。バンバン・ラストライヴ「人生はぬり絵」でのライブバージョンはテンポアップさせてよりロック色強めた感じでカッコいい!CD化されていないのが勿体ない。B面「早くむかえにきて」作詞・作曲 高山弘さん 編曲 木田高介さんこの曲はアリスもバンバンも好きな人なら気付くと思うけど、イントロリフがアリスの「散りゆく花」によく似ています。アリスはアコギでの演奏ですが、バンバンはEギターであのフレーズを弾いています。2曲とも同じ1973年の作品。 かなり謎に思ってる事があって・・・そのGフレーズの後のドラムのフィルインなんだけど、これで正解なのかといつも思う。これで正解ならかなり斬新です。わざとつんのめったようなフレーズを作ったのならちょっと凄い^^;レコーディング、これでOKだったわけだからきっとあのフィルインで正解だったのだろう。Zepでもこんな入り方はないと思う。これ1発録りだったのかな。この曲の話をバンバンはした事あったのだろうか。Gソロも激しいロックナンバーです!高山さんとべーやんは親友なのもあって書くメロディーもよく似てるように思うことがある。今日からちょうど40年前の1982年8月16日に京都円山野外音楽堂で「大文字フォークフェスティバル」をべーやん目当てで観にいきました。バンバンは出ていませんでした。が・・その日の夜はバンバンのお母さんが営んでいた老舗旅館「六三園」で泊まりました。まだ高校生だったので、ちょっと奮発した。この何年か後にも、京都でゆっくりしたい時に何度か泊まった。バンバンが夜に「六三園」に顔を出して、お母さんがその年の祇園祭のうちわを持って来てくれた。その裏にバンバンがサインしてくれたのだったと思う。40年前なので記憶が曖昧だけど、もう1枚うちわがあって、その時に一緒に行った友人の分もなぜか自分の家にあった。・・・・かなり前から連絡取れない友人なんだけどどうしてるんだろ…。3人で行ったのでもう1枚は今でも話す事がある友人が持ってる。フルネーム漢字の名前入りで3人ともにサインしてくれました。この日、べーやんは「海を見ていた少年」「今は春だから…」「サマー・ワインに酔いしれて」「Change Your Mind」「Day Break」などのアルバム「デイブレイク」から多く選曲されていました。フォークフェス…いや、ロックでした。エレキ弾いてるべーやんも好きだったなぁ。これがうちわの表。40年前の祇園祭オフィシャルのうちわってだけでも価値ありそう。
2022年08月16日
今年の4月に発売されたミニアルバム。ばんばひろふみさんが新たに作ったユニットです。「528」とは、自律神経や細胞を活性化させると言われ始めた「528Hz」の「528」です。傷ついたDNDを修復する力があるとか。 メンバー構成ばんばひろふみさん (ヴォーカル)ACOON HIBINOさん(ピアノ&キーボード)岡本博文さん (ギター)1曲目「自由の鐘」作詞・作曲 ばんばひろふみさん 編曲:岡本博文さん初めて聴いた時はイントロ聴いたら「♪You with the sad eyes Don't be discouraged oh I realize it's hard to take courag…」って歌い出しそうになったけど…。ばんばさんらしい、優しく暖かい歌詞とメロディに惹かれる美しい曲です。「のんびりと ゆっくりと」以来に聴くばんばさんの新しい曲は期待通りの優しい気持ちになれる曲でした。2曲目「こもれびの詩」作詞 ばんばひろふみさん・赤穂美紀さん 作曲 ばんばひろふみさん・ACOON HIBINOさん 編曲 岡本博文さんこの曲はもっと大きな流れを感じるオリエンタルな雰囲気の楽曲。ばんばさんは1980年頃から特にスピリチュアルな事に惹かれていったのか、マインド・スピリチュアルな話をよくしてたように思う。たしか1980年にインド旅行に行って世の中の価値観が変わってきたとか話してたように思う。自分の友人も一人、インドに行ったきり帰って来なくなった奴もいる。人間の根本から変える何かがインドにはあるのかも知れない。自分が好きなインドのアーティスト「Ravi Shankar」のアルバムを1枚通して聴くだけで何か身体が軽くなってフワッと歩いてるような感覚になった事は何度もあった。「Ravi Shankar(ラヴィ・シャンカール )」は一度聴いてみてほしい音楽です。何か柔らかいパワーを感じられるかも。(ラヴィ・シャンカールさんは10年前に92歳で亡くなっていますが、アルバムはたくさん残しています)たしか、「マインドコントロール」って本が興味深いとラジオで話してて自分も本屋さんで買って読んだように思う。3曲目「花のひとひら」作曲 岡本博文さんピアノとアコギの静かなインスト曲。ヒーリング、リラクゼーションミュージックのような不安感を安心感に変えてくれるような柔らかい曲です。4曲目「Soul Mate」作詞 赤穂美紀さん 作曲 ACOON HIBINOさん不思議なゆらぎを感じるゆったりとした楽曲。ゆったりした時間にボォーッと聴いていたい曲です。
2022年05月09日
1985年に発売された「ばんばひろふみ」さんの12インチシングル。名曲4曲を良い音で聴けます。A面1曲目「SACHIKO」 1979年9月21日発売 ソロ4枚目のシングル作詞 小泉長一郎さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さん75万枚を売り上げた大ヒット曲。この曲はヒットして当然だと思える。改めてメロディラインとアレンジの良さを感じる。ちょうど同時期に日本のバンド「ニックニューサ」が「サチコ」という曲をヒットさせたので頭の中でごっちゃになってる人がいるとか…。曲調もまったく違うのですが。ニックニューサの「サチコ」は1981年6月発売でした。「SACHIKO」発売時に名前入りでサインしてもらった2曲目「速達」 1982年11月21日発売 ソロ10枚目のシングル作詞 竜真知子さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 瀬尾一三さん この曲は関西のラジオ番組でヒット曲を作ろうとリスナーからいろんな意見を出してもらってプロモーションしたりした。大ヒットとまでいかなかったけど、ザ・ベストテンではあと1歩でベスト10入りしそうだった。注目曲として番組に登場して歌った。ソロになってからライブ盤を出さなかったのがもったいない。「COAST」を出した後のコンサートなんてライブ盤にすればいいのにって思ってた。ばんばんのコンサートにも何度も行ったのでオフィシャルで残しておいてほしかった。B面1曲目「Tenderness」 1980年11月21日発売 ソロ7枚目のシングル作詞 小泉長一郎さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さんばんばさんのソロになってからのシングルで3番目に好きな曲。(1番好きな曲は「昨日よりも若く」、2番目は「最終フライト05便」)ゆったりした3連のバラード。この曲もばんばさんの書くメロディーラインの良さに惹かれる名曲です。2曲目「「いちご白書」をもう一度」 1975年8月5日発売 バンバン名義の5枚目のシングル作詞・作曲 荒井由実さん 編曲 瀬尾一三さんこの曲だけソロ曲ではなくバンバン時代の曲。できればソロ時代の曲を4曲チョイスしてこの12インチシングルを出して欲しかった。そしてバンバンとしても別に4曲入り12インチシングルを出してほしかった。「いちご白書」をもう一度じゃなくソロ曲入れるとしたら「昨日よりも若く」か「最終フライト05便」か「不思議にウキウキ」かな。そしてバンバン名義で4曲選ぶとすれば「いちご白書」をもう一度」「青春のラストページ」「冬木立」「永すぎた春」の4曲。「霧雨の朝突然に…」も入れたい所ですが。ばんばさんは現在「BAN BAN 528」と新ユニットを組んで活動を始めました。これからライブも多く開催してくれると思うので、また久しぶりに生バンバンの声を聴きに行きたい。1980年夏のコンサートでもらったサインラジオ番組に応募して当たったサインばんばんのサイン、他にも3枚持ってた。コンサート会場の即売場でレコード買ってもらった物など。
2022年05月07日
ばんばひろふみさんの2012年発売のアルバム。このアルバムの事、かなり前に書いてたつもりだった。11月24日水曜日13時過ぎに六本木のきんちゃんの店に行く時、新神戸駅でバンバンが近くにいたけど声掛ける勇気なかった^^;自分が9号車でバンバンは8号車だったのかな。2018年チキンジョージで観たライブ、感動した事とか伝えたかったけど^^;1曲目「北山杉」 作詞 下条薫さん 作曲 山本勝さん 編曲 大村篤史さん1975年うめまつりがリリースした曲のカバー。円山音楽堂でのフォークフェスの時などはよく歌われている曲。2018年9月16日チキンジョージでのバンバンのライブでも3曲目にセットリストに入ってました。2曲目「Sachiko」 作詞 小泉長一郎さん 作曲 ばんばひろふみさん 編曲 竹中俊二さん1979年の大ヒット曲のセルフカバー。ラテン、軽いサンバ風に大幅にアレンジしてのリレコーディング。3曲目「A(?)C」 作詞 西村雄二さん・ばんばひろふみさん 作曲 ばんばひろふみさん 編曲 安達久美さん タイトルの読み方は「えーかっこしー」です。ミディアムテンポのロックンロールナンバー。4曲目「霧雨の朝突然に」 作詞・作曲 荒井由実さん 編曲 岡本博文さん1976年のバンバン時代のヒットシングルのセルフカバー。「いちご白書をもう一度」に続きユーミンが作った名曲。このセルフカバーのアレンジはかなりカッコいいと思う。unpluggedな演奏です。5曲目「TENDERNESS」 作詞 小泉長一郎さん 作曲 ばんばひろふみさん 編曲 梶原順さん2018年チキンジョージのライブの時にかなり久しぶりに生でこの曲が聴けて感動でした。1980年代のコンサートではいつも歌ってくれてた印象。このアルバムのニューアレンジも柔らかく美しく最高です。6曲目「できるだけ遠廻り」 作詞 小泉長一郎さん 作曲 ばんばひろふみさん 編曲 小松淳史さん1979年のアルバム「ひとり海へ還る」の時から好きだった曲。2018年チキンジョージのライブでもセットリストに入っていました。7曲目「それも人生」 作詞・作曲 茶木みやこさん 編曲 綛田陽啓さん茶木みやこさんの2008年の楽曲のカバー。HEAVYなアレンジのブルージーな楽曲。バンバンもHeavyに歌っています。8曲目「胸が痛い」 作詞 康珍化さん 作曲 羽田一郎さん 編曲 西野やすしさん憂歌団のシングル曲のカバー。この曲も2018年チキンジョージのライブでもセットリストに入っていました。9曲目「夢ごろも」 作詞 大和文昭さん・ばんばひろふみさん 作曲 ばんばひろふみさん 編曲 岡本博文さん京都の地名や京都の街の風景が浮かぶ言葉で綴られた楽曲です。この曲、凄く気に入っててよく聴いてる曲。10曲目「あじさいの街」作詞 岡田冨美子さん 作曲 徳永章さん 編曲 小松淳史さん1974年発売のザ・ムッシュのシングルのカバー曲。この曲をカバーするのはザ・ムッシュのメンバーもあきらちゃんもムッシュのファンにとっても嬉しい事だと思う。ザ・ムッシュもアルバムバージョンとシングルバージョンでは大幅にアレンジ変えてレコーディングしています。シングルバージョンは売れるように歌謡曲テイストを加えていました。自分はアルバム「伝言板」のテンポのゆっくりしたバージョンの方が好きです。このカバーバージョンはアルバムバージョンに近いカバーになっています。2018年チキンジョージでも歌ってくれた。(ザ・ムッシュ) (ザ・ムッシュ、徳永章さんのサイン)11曲目「速達」 作詞 竜真知子さん 作曲 ばんばひろふみさん 編曲 岡本博文さん1982年発売のヒットシングルのセルフカバー。解説にもバンバンが書いてるけど、アコギを中心にアレンジした事でフォークソング感がかなり増してる。12曲目「のんびりと ゆっくりと」 作詞・作曲 伊藤薫さん 編曲 船山基紀さんこの曲は2005年発売のシングル。また、バンバンのライブ神戸か大阪であれば行きたいな。バンバンとザ・ムッシュ 須磨離宮公園にて
2021年12月11日
海援隊の中牟田俊男さんが1980年発売したソロシングル。A面「俺の人生 真ん中あたり」作詞 武田鉄矢さん 作曲 中牟田俊男さん 編曲 若草恵さん1980年といえば海援隊は1979年に「贈る言葉」を大ヒットさせて、次々とヒット曲を発表してた頃です。そんな中、メンバーの一人の中牟田俊男さんがソロシングルを発売しました。作詞が武田鉄矢さんなのもあり、曲調もそのまま海援隊で出してもおかしくないような自然な流れで出したシングルのイメージでした。全く違うイメージの物を出そうとしてなかったように思う。1982年に出た海援隊のベスト盤「12の風景」にも収録されています。B面「祈り」作詞 武田鉄矢さん 作曲 中牟田俊男さん 編曲 佐孝康夫さん編曲の佐孝康夫さんは谷村新司さんのライブやレコーディングでも知られている方です。この曲の歌詞がすごく好きでよく聴いてた。凄くストレートな歌詞でそれに合う真直ぐなメロディとアレンジ。久々に聴いたけど凄く良い!中牟田俊男さんと武田鉄矢さんが作った海援隊の名曲の中に「声援」や「まっすぐの唄」といったヒット曲もあります。海援隊で書いた中牟田俊男さんの作品の中では「肩より低く頭をたれて」が特に好き。この曲は作詞、作曲ともに中牟田俊男さんだったと思う。「故郷未だ忘れ難く」も海援隊の曲の中ではベスト10に入る好きな曲、この曲の作曲も中牟田俊男さんです。アップテンポの「荒野より」も中牟田さんが買いたメロディーが心に刺さる。この頃に行った海援隊のコンサートチケット1980年5月3日滝野ローンステージでのアリスとのジョイントコンサートは20000人以上の動員を記録。1979年春はアリスのみで滝野ローンステージでのライブも20000人以上をあの自然しかないような山の中に動員しました。1981年の春もアリス単独で大雨にも関わらず20000人近い観客を動員しました。このCブロックを取るために三宮のジョイントで2日間徹夜してチケット並んだのを思い出す。チケットの裏に滝野ローンステージへのアクセスが書いていますがこのわかりにくい路線図で来れた人はいるのだろうか?全て国鉄路線を示す線で描かれているので、私鉄の神戸電鉄なのか国鉄なのかわからないと思う。インターネットなんてない時代、遠くから来た人はかなり苦労したと思う。
2021年11月22日
1980年3月21日発売のシグナル10枚目のシングル。シグナルのアルバムで一番回数聴いたのは4枚目のアルバム「トリプル・マインド」ですがこの曲が収録されてる6枚目のアルバム「SIGNAL」もよく聴いたアルバムのひとつ。ロック色強めの「トリプル・マインド」とは違いおしゃれでメロウな印象のアルバム。この前も「トリプル・マインド」を聴いてましたが、B面のラスト3曲は神曲です。「夢から覚めて」「愛に捧ぐ」「エアポートふたたび」の3曲。A面にも大好きな曲「風になれたら」も収録されています。6th「SIGNAL」は「新しい春」とか今、聴くといろいろ思い知らされる。当時はそこまで好きな曲でもなかったのですが。A面「ほほえみ」作詞・作曲 あさみあきおさん 編曲 萩田光雄さん明るいカントリー調の曲。軽快なリズムに乗るハモリも気持ちよくて最近、特に好きになってきた。このままのアレンジでアグネス・チャンが歌ったとしてもまったく違和感がない爽やかさです。ライブではAギター2本とベースのみで演奏します(当たり前ですが)豪華なバンド演奏のスタジオアレンジよりライブでのアレンジの方が良いように思えてきた。ライブバージョンは1種類しか持ってませんが、それをよく聴いてる。住出さんのGソロも気持ちいい。1980年秋と1981年年明けのコンサートではこの曲からスタートしました。この曲の後に間髪入れずに「新しい春」につながる構成も好きだった。B面「EXIT」作詞 あさみあきおさん 作曲 住出勝則さん 編曲 萩田光雄さんアルバムでは1曲目に収録されてるジャジーでおしゃれな曲。1曲からちょっと重いテーマのこの曲で始まるアルバムは10代半ばで初めて聴いた時にとっつき難かったのを記憶してる。2曲目の「CITY BOY」が明るいラテン系の曲なので逆の方がいいように思ってたように思う。6thアルバムはB面2曲目「束の間」が特に一番好きな曲です。
2021年10月21日
1973年3rdシングル「永すぎた春」から1980年8月アルバム「Coast」までの楽曲の中から、バンバン本人が考えてチョイスしたアルバム。A面1曲目「永すぎた春」 作詞・作曲 ばんばひろふみさん 編曲 木田高介さん2曲目「冬木立」作詞 谷村新司さん 作曲 ばんばひろふみさん 編曲 木田高介さん3曲目「「いちご白書」をもう一度」作詞・作曲 荒井由実さん 編曲 瀬尾一三さん4曲目「縁切寺」作詞・作曲 さだまさしさん 編曲 石川鷹彦さん5曲目「青春のラストページ」作詞・作曲 ばんばひろふみさん 編曲 国吉良一さん6曲目「最終フライト05便」作詞 有川正沙子さん 作曲・編曲 筒美京平さんB面1曲目「女は天使なんかじゃない」作詞 小泉長一郎さん 作曲 ばんばひろふみさん 編曲 瀬尾一三さん2曲目「グッド・ラック・マドモアゼル」作詞 小泉長一郎さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さん3曲目「SACHIKO」作詞 小泉長一郎さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さん4曲目「青い春 (My Love Song)」作詞 神田広美さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さん5曲目「不思議にウキウキ」作詞 神田広美さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さん6曲目「あざやかなモニュメント」作詞 有川正沙子さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さんこの12曲を見てまず気づくのは、ソロになってからのシングルは全て選曲されている事。CDでは「GOLDEN☆BEST」とかいろいろとリリースされてるけどアナログ盤でバンバン〜ソロまでまとめてあるのは珍しい。やっぱり自分は「青春のラストページ」の思い入れが強いので特別に感じてしまう。あとは「最終フライト05便」と「青い春 (My Love Song)」は本当にいつ聴いても良い!そして、ちんぺいさんと共作の「冬木立」もいつ聴いても名曲です!バンバンからのメッセージも載っています。
2020年08月23日
美樹克彦さんの1967年1月発売のシングル。「大巨獣ガッパ」の主題歌の2つ前のシングル盤です。A面「狂った時計」作詞 南沢純三さん 作曲 北原じゅんさん美樹克彦さんといえばフィンガースナップが曲中にかなりの確率で入って来ます。(フィンガースナップとは指パッチンの事)デビュー曲「俺の涙は俺がふく」から1番、2番、3番の歌い出し前にフィンガースナップで四つ刻む間にセリフで「俺だって!」「負けてたまるか!(2番)」「今にわかるさ!(3番)」と入り強いインパクトを与えました。この「狂った時計」の前にシングル「君は俺の花」でもかなり派手にフィンガースナップが主張しています。「ドゥ〜ワドゥワドゥワドゥ〜 (パチンッ!パチンッ!パチンッ!パチンッ!) 俺なんて俺なんて まだ青い 君だって君だって まだ青い」この「狂った時計」はイントロは確実にウエスト・サイド・ストーリーのフィンガースナップをオマージュしてる。裏打ちのフィンガースナップが四分音符刻む中、例のセリフが始まる。「なんだって? どうしたって? いいじゃないか! だからいいじゃないか!」ここのバックでずっとフィンガースナップが鳴っています。3番の歌前にももう一度同じ長さで出て来ます。サビのインパクトも強力です。「ショック!ショック!ショォ〜ック!ショック!(ショック) 恋のショックだぁ〜」ピンク・レディーの「透明人間」を作る時に阿久悠さんと都倉俊一さんは「狂った時計」がどこか頭にあったと思う^^;B面「涙はないんだ」作詞 南沢純三さん 作曲 北原じゅんさんB面はガラッと変わってムード歌謡です。イントロと間奏はフィンガースナップの代わりにヴィブラスラップ鳴りまくりです。「カー!カー!カー!」・・・・でも、こんな曲を聴くと改めて美樹克彦さんの歌の上手さがよくわかります。あの難しい「大巨獣ガッパ」の主題歌を見事に歌い上げてるだけあります。全ての特撮ものや怪獣映画の主題歌の中で確実にナンバー1!だと思ってる。こんなドラマチックでカッコいい怪獣映画の主題歌はなかなかない。名曲です!曲だけ聴きたくてオープニングとエンディングだけガッパのDVDを観る事もあるほどです。
2020年08月12日
1973年12月発売の海援隊のヒットシングル。元々、1973年9月発売の2ndアルバム「望郷篇」に収録されてたのですが、この曲が話題になりアレンジと歌詞を変えてシングル発売となりました。A面「母に捧げるバラード」作詞 武田鉄矢さん 作曲 海援隊 編曲 三保敬太郎さん小学生までもがモノマネして歌うほどに世の中に浸透した楽曲。最後はホロっとさせる昭和の喜劇映画のような曲に、笑いながらも大人も子供も感動した。ライブでも何度も聴きましたが、毎回少し違っていて客席はいつも笑いに包まれてた。1977年にもシングルとして発売されました。こっちはライブ録音です。自分はこっちのバージョンをよく聴いたので、思い入れは1977年バージョンの強かったりします。B面「さすらいの譜」作詞 武田鉄矢さん 作曲 中牟田俊男さん3拍子ののんびりしたカントリー調のフォークナンバー。この曲、好きな人が多いと思う。A面聴いて笑って感動したあとに、じんわりといろいろ考えるような曲になってます。歌詞もメロディーもふとした時に頭に浮かんでくる曲です。A面「母に捧げるバラード」ライブ作詞 武田鉄矢さん 作曲・編曲 海援隊大幅に変えた歌詞と、客いじりも多くライブ感が凄く楽しめます。海援隊の3人とベース、ドラム、Keyが加わってる演奏です。B面「故郷未だ忘れ難く」 LIVE作詞 武田鉄矢さん 作曲 中牟田俊男さんB面はこの曲のライブバージョンです。いくつかのライブバージョンが残っていますが、このバージョンが凄く好きです。武田さんの歌唱も感動的です。この曲はほんとに良い曲。
2020年07月24日
海援隊の1976年9月発売のシングル。今では海援隊と言えば「贈る言葉」をはじめとする「3年B組金八先生」の一連の主題歌のヒット曲が頭に浮かぶ人がほとんどだと思います。金八先生でブレイクする前ならやはり「母に捧げるバラード」がインパクト大でした。この曲はほとんどがセリフで武田鉄矢さんの母親からの言葉と武田さんが母親を思う言葉で綴られてる作品です。その父親版がこの「おやじ」です。作品として書かれているので、フィクションの部分も多いのだとは思います。実際は父親との関係はあまりよくなかったような事を目にすることが多い。それ自体も全て本当かどうかもわかりませんが…。A面「おやじ」作詞 武田鉄矢さん 作曲 千葉和臣さん 編曲 チト河内さん演奏 トランザム病院に入院している父親に語りかけている設定で作られてる楽曲です。この曲も「母に捧げるバラード」同様に90%以上がセリフです。この曲の前にも武田さんの歌詞で父親の事が1974年発売の「故郷未だ忘れ難く」の中に出てきます。「♪ 故郷未だ忘れ難く 酒さえ飲まなきゃ やさしいおやじ 故郷未だ忘れ難く 殴られた痛みも 忘れました」この「おやじ」の中でも父親の飲酒の量の多さを語っています。お酒の飲み過ぎで身体を悪くして入院していたようです。アコギとベースが中心になってるアレンジです。うっすらKeyとドラムが鳴っています。この時のトランザムのベースは多分、富倉安生さんだと思う。ギターは本田真一郎さんと熊谷安弘さん。編曲者のチト河内さんはもちろんドラムです。B面「春日原へ」作詞 武田鉄矢さん・中牟田俊男さん 作曲 中牟田俊男さん 編曲 EDISONこの曲は結構好きな曲で海援隊の楽曲の中でも印象に残ってる曲の一つです。イントロど頭が鳴ると「新しい人へ」が始まるのかと一瞬思ってしまう^^;もちろんこっちが先です。この曲は中牟田さんがリードボーカルの爽やかで軽快なフォークナンバーです。福岡県春日市にある街の名前です。中牟田さんがこの街の出身なんだろうか。
2020年07月13日
海援隊の3枚目のシングル。1972年10月アルバムでデビュー。1年後の1973年8月に1stシングル「恋挽歌」、そして2ndシングル「母に捧げるバラード」が大ヒット。「母に捧げるバラード」に続くシングルがこの「故郷未だ忘れ難く」。ジャケットも二つ折りのWジャケットでレコード会社もお金かけて売ろうとしてるのがわかるA面「故郷未だ忘れ難く」作詞 武田鉄矢さん 作曲 中牟田俊男さん 編曲 小谷充さんこの曲は「贈る言葉」で大ブレイクした以降にもコンサートでは必ずと言ってもいいほどセットリストに入っていたように思う。コミカルな「母に捧げるバラード」のイメージが強く付きすぎたのを払拭するような感動的な望郷歌です。武田さんの歌をしっかり聴くためのようなシンプルなアレンジが気持ち良い。アコギのストロークの音が寂しげで凄く好きです。海援隊の名曲ベスト10に入ると思う楽曲。B面「風は春風」作詞 海援隊 作曲 千葉和臣さんスタジオでジャムりながらレコーディングしたような楽曲です。なぜか泉谷しげるさんが参加していて大騒ぎしています^^;ギター以外のおもちゃの太鼓、自転車の鈴、合いの手は酔っ払いのノリ・・・たまの「さよなら人類」はこの曲からインスパイアされたのかも^^;リードボーカルは千葉さんです。
2020年07月05日
武田鉄矢さん率いる「海援隊」がテイチクからポリドールに移籍した第一弾シングル。A面「思い出が手を振る」作詞 武田鉄矢さん 作曲 中牟田俊男さん・堀内孝雄さん 編曲 椎名和夫さん海援隊の全シングルの中でベスト5に入るほど好きな曲です。あまり知られていない曲かも知れないけど、歌詞もメロディーもアレンジも素晴らしい。武田さんの素直な歌唱も凄くイイ!作曲にべーやんも参加して、レコード会社移籍で勢いつけようとヤングジャパン一丸となってヒットを作ろうとしていたように感じる。B面「菜見子」作詞 武田鉄矢さん 作曲 中牟田俊男さん・千葉和臣さん 編曲 椎名和夫さんこの曲は武田鉄矢さんの長女「菜見子」が産まれた時の事を語りと歌でドキュメント風に作られた感動的な楽曲です。実際は、この歌のようなドラマではなく全く違う1976年4月22日でした。この日、海援隊はヤングフォーク主催の埼玉の大宮で開催される野球大会にアリス率いるヤングジャパンチームとして参加。海援隊は仕事の都合で遅れての参加。武田さんはまだ子供が生まれた事を知らない・・・しかし、ヤングジャパンチームのみんなはマネージャーからの連絡ですで知っていた。遅れて到着した武田鉄矢さんにみんなで祝福。「そのまま恵比寿の産婦人科に早く行ってあげなよ」の声をよそに武田さんは試合に参加。試合も終わり武田鉄矢さんは、谷村新司さんと二人で大宮から電車に乗って恵比寿へ。産婦人科にはヤングジャパンの社長夫人が世話をしていた。その時の話を詳しくちんぺいさんは本に書いています。この「菜見子」と名付けた瞬間にもちんぺいさんは立ち会っていました。その日の野球場の土手にいっぱい咲いてた菜の花から名付けたそうです。少し落ち着いた二人は産室の長椅子で社長夫人が買って来たお寿司を一緒に食べたそうです。これがこの1976年4月22日金曜日の出来事。曲は作品として書かれているので、そのままを作品にするよりはドラマチックで感動的です。でも、その時の感情や想いはそのまま書かれているのだと思う。
2020年06月29日
海援隊の1977年発売シングル。エレック時代〜テイチク時代の海援隊の楽曲を最近よく聴いてます。(「贈る言葉」以降の安定期までのポリドール移籍後の数枚のシングルも名曲が多い。)A面「昭和けんかロック」作詞 武田鉄矢さん 作曲 千葉和臣さん 編曲 田辺信一さん「あんたが大将」に続くシングルで、より具体的に勘違いしている上役サラリーマンを小馬鹿にして歌っています。曲調も「あんたが大将」の流れを汲んでロックンロールアレンジです。「Born To Be Wild」を思い出させるような、ややハードなイントロもカッコいい。大衆演劇風の芝居がかったセリフもおもしろい。B面「路地裏で…」作詞 武田鉄矢さん 作曲 千葉和臣さん 編曲 田辺信一さん爽やかな純粋な歌詞に心地良いサウンド。この曲は千葉さんがボーカルで柔らかい声が楽曲と凄く合っています。
2020年06月27日
ザ・ムッシュの初レコーディング、そして初シングルレコード。この時はまだアマチュアとしての活動です。正式なプロデビューは1971年9月キングレコードから発売された「明日こそ別れを告げよ」になるそうです。バンドとしてのデビュー曲は「ともだち/坊やの絵」でいいと思う。B面に収録されている「坊やの絵」をメイン曲として当時のアマチュアフォークコンサートに出演して人気が出てきたそうです。A面「ともだち」作詞 ザ・ムッシュ 作曲 徳永章さん関西のアマチュアフォーク界で人気が上がってきた時にURCレコードから「レコードを出さないか」と声を掛けられ、この「ともだち」を新曲として作った。この曲はまだ高校生の山本雄二さんが文集の中に「友情」について書いているクラスメイトの詩に感動しメロディーに合うようにメンバー3人で歌詞を作り直し完成したのがこの曲。ライブ盤「ザ・ムッシュ フォークリサイタル」や「さよならコンサート」にも収録されていません。「ともだち」は10代の純粋で素直な想いが歌詞になっていて、聴いていると心が安らぐ。B面「坊やの絵」作詞 山本雄二さん 作曲 徳永章さんザ・ムッシュは反戦歌的なメッセージソングは歌わないもですが、唯一、公害についてのメッセージソングは数曲あります。「♪坊や どうしてお空を青くぬらないの」で始まる曲です。当時の光化学スモッグや水質汚染などに強く関心を持っていた山本雄二さんはその後にも、もう少し突っ込んだ「汚れた水」と言う衝撃的な楽曲も作っています。1968年〜1975年頃までこの公害問題は子供ながらに凄く深刻な事は理解していた。やはり自分は「ゴジラ対ヘドラ」の影響がかなり大きい。あの映画は多くの子供に公害について初めて真剣に考えさせる力がある映画でした。ゴジラの目を通して人間の身勝手さを子供でも理解させてくれた。「坊やの絵」の中にセリフパートがあります。「ある日学校で絵を書いていたら 突然白い煙がとりまいた 石焼きイモの煙ならいいけど こんなむせるような煙はいやだ ぼくらは半なまのクン製だ スモッグで作った人間のクン製はまずいぞ 第一見たくもない」「地獄のモーテル」って映画をちょっと思い出してしまう^^;人間の燻製ソーセージ作って売ってる話^^1973年春のザ・ムッシュ左から徳永章さん(アキラちゃん)、山本雄二さん(ユウちゃん)、土橋広市さん(ドカチン)土橋さんのニックネーム「ドカチン」は自切俳人さんこと北山修さんが名付けたそうです。
2020年06月22日
ザ・ムッシュの1973年発売シングル。この曲が一般的に一番知られてる曲だと思う。これまでに書いてなかったザ・ムッシュの事を。3人の出会いの事を書いてある記事があって、ほとんどギャグだと思うけど・・・『1968年8月淡路島のとある村で開かれた盆踊り大会で、飛び入りで山本雄二さんがヤグラの上で河内音頭を歌っていた所、やぐらの下で二人の男が揉めていた。(徳永さんと土橋さん)足を踏んだ踏まないでもみ合っている、喧嘩だと思い山本さんが仲裁に入っていつの間にか3人でバンドを結成する事に。。。^^;』淡路島の盆踊り大会に3人がいる事なんて考えられないし、ウケ狙いの作り話だろうなぁ。雄ちゃんなら、やぐらの上で河内音頭を歌いそうだけど…^^;『それからもーれつに張り切って、ヤングタウンで高石友也を見かけて必死でつかまえてオリジナルをみてもらった。 「ごく一部だけ気に入ったよ」と褒められた。』と、書かれているけどこれは本当っぽい。この頃、少し流行っていたプロテストソングについても山本雄二さんが語っている「プロテストソングを歌うにしても公害とかいろんなアクシデントとかをキャンペーン的に歌って行きたい。ただ、聴く人にバサッと一方的に押し付ける歌ではなく、一緒になって考えていけるような歌を歌っていきたい」何が正しいのかもわからないのに、押しつけのようにメッセージを吐き出すのはやりたくないと谷村新司さんも同じ頃に語っていた。ザ・ムッシュは公害と向き合う楽曲を実際に作っています。「ゴジラ対ヘドラ」も公害の恐ろしさを描いてる映画。1970年代前半は何よりも公害問題が一番だったような気がする。A面「泣き虫ロポポ」作詞 山本雄二さん 作曲 土橋浩市さん 編曲 瀬尾一三さん昭和フォークらしい優しく柔らかい応援歌です。こういう曲って子供の頃に聴いた感覚のまま、今でも聴けるのが良い。時代を切り取った思い込みだけのメッセージソングは、大人になってからは聞けないなぁ。若い頃にそんな歌に心動かされてた自分が少し恥ずかしいし。山本雄二さんの歌詞は温かさと優しさに包まれてる所が一番良い!B面「あなたのすべてを」作詞 山本雄二さん 作曲 堀内孝雄さん 編曲 瀬尾一三さんこれは大好きな曲です!堀内孝雄さんの1stソロアルバム「言葉にならない贈りもの」のA面ラストにも収録されています。(1975年10月5日発売)1978年のべーやんの1stソロコンサートでも歌われた。ザ・ムッシュのオリジナルは軽快なテンポで突っ走るようなアレンジですが、べーやんの方はテンポを落としゆったりと歌詞を聞かせるようなアレンジになってます。アレンジは断然、べーやんのソロの方が素晴らしい。たまにこんな曲もソロコンサートで歌ってほしい・・・ギターコード書き込んでるって事は弾いて歌ってたのかな。覚えてないけど。
2020年05月16日
中村行延さんの1979年発売のアルバム。このアルバムは未CD化でアナログ盤でのみ聴けます。2ndアルバム「Page Second」はたしかCD化されています。買い忘れてたらいつの間にか廃盤になってた。A面1曲目「時の流れに」作詞 中村行延さん 作曲 堀内孝雄さん 編曲 石川鷹彦さんこの曲は今でもべーやんのソロコンサートではよくセットリストに入る曲です。今は歌詞を一部変えて歌っています。べーやんのバージョンはナシュビル録音で全てアメリカのミュージシャンの演奏で録音。アルバム「ソング・フォーエヴァー」に収録。後にセルフカバーバージョンも出しています。中村さんバージョンはべーやんよりもテンポが早く少し派手なアレンジになってます。シングルとしても発売されました。2曲目「詩にたくして」作詞 中村行延さん 作曲 堀内孝雄さん 編曲 牧田和夫さんこの曲もべーやんはナシュビル録音の「ソング・フォーエヴァー」に収録しています。中村さんのバージョンは、べーやんのアレンジにかなり近い印象。べーやんのバージョンはイントロなしでいきなり歌から始まりますが・・・。3曲目「ラッシュアワーの一場面」作詞 中里綴さん 作曲 中村行延さん 編曲 牧田和夫さん4曲目「憶えているかい雨の唄」作詞 岩元麻里子さん 作曲 中村行延さん 編曲 石川鷹彦さん5曲目「9月のセンチメンタル」作詞・作曲 中村行延さん 編曲 梅垣達志さんシングル「青春の旅路」のB面曲。 この曲はかなりお気に入りでリピートして聴いてしまう。B面1曲目「青春の旅路」作詞・作曲 中村行延さん 編曲 牧田和夫さんシングルカット曲。このアルバムのサブタイトルにもなってる名曲。ややハードなナンバーです。売れそうな曲なんだけどそこまでのヒットはしなかった。勿体無い。2曲目「夏祭り」作詞 上田泰子さん 作曲 堀内孝雄さん 編曲 牧田和夫さんべーやんの作る美しいメロディーに風情のある優しい歌詞が乗る名曲です。中村さんの歌唱も伸びやかで気持ち良い! 良い曲です!3曲目「ハートブレイク」作詞 中村行延さん 作曲 堀内孝雄さん 編曲 牧田和夫さんシングル「サンシャインヒル」のB面に収録。この曲はアリスのコンサートでも歌われました!1977年冬のリサイタル「トワイライトタイム」ツアーの5曲目に歌われた。アリスのライブアレンジバージョンは、中村さんのオリジナルよりもややハードだった印象。松田幸一さんのコンガときんちゃんのカッコ良いドラムの印象が強い。べーやんの歌唱は最強にカッコ良かった!サビの「♪ハートブレ〜〜イク」の部分はちんぺいさんが高音のハモりをファルセットで歌う。間奏のローズピアノソロ部分のリズム隊の演奏が神すぎて鳥肌ものでした。ジャジーなアレンジできんちゃんもイキイキとシブく叩いていました。この曲はべーやんのソロアルバムに入れるつもりだったのだろうか?次のソロアルバムが「あいつが死んだ晩」で1曲を除いて全て岩谷時子さんの作詞作品だったので入れられなかったのか、「忘れかけていたラブソング」に入れる予定でボツになったのか、どちらかじゃないかな・・・。このアルバムで一番好きな曲です。4曲目「ページ99」作詞 中村行延さん 作曲 堀内孝雄さん 編曲 牧田和夫さんこの曲もアリスのファンならみんな知ってる曲。ライブ盤「エンドレス・ロード」の中でもべーやんのソロで歌われています。中村さんのバージョンはローズピアノのみの演奏で1番を歌って、2番からボサノバアレンジでゆったり気持ちいい大人のアレンジです。5曲目「モニュメント」作詞・作曲 中村行延さん 編曲 梅垣達志さんこの曲も好きな曲です。フォークソングらしい優しい楽曲です。
2020年03月29日
ばんばひろふみさんの1984年発売のシングル。A面「黄昏物語」作詞 KAAN/竜真知子さん 作曲 直井潤さん 編曲 瀬尾一三さんこの曲はラジオ番組「青春キャンパス」の1000回記念イメージソングとして作られた曲。知ってる人も今では少なくなったと思うけど、谷村新司さんの「誘惑」と曲はまったく同じです。歌詞と編曲は違います。谷村新司さんの「誘惑」はアルバム「棘」に収録されています。聴き比べてみるのも楽しいですよ。2曲とも懐かしさでいっぱいですが、声質の違いと歌詞の違いでまったく違う曲のように思える。ばんばさんのバージョンはシングル盤と、アルバム「それぞれの昨日」に収録。二つのサビの歌詞は、ばんばさん「♪ My Heart's Violet 気づけばみんな どこかで愛にはぐれた人達」ちんぺいさん「♪Bye Bye Falling Rain 愛する人の 傘のぬくもりを忘れていないか」B面「今はまだDreamer」作詞・作曲・編曲 馬場章幸さん ストリングス編曲 瀬尾一三さんこの曲はばんばさんの一つのテーマ曲とでも言える渾身の名曲です。聴き込んでいくと、最初は不思議に感じてた構成なども自然に思えて感動するようになっていく。瀬尾さんのストリングスアレンジも秀逸でばんばさんの作った楽曲をより深いものにしています。
2020年03月10日
ばんばひろふみさんの1979年発売のシングル。ソロになってからROCK路線のシングルを、この曲も合わせ3作連続でリリース。1st「最終フライト05便」、2nd「女は天使なんかじゃない」、3rd「グッド・ラック・マドモアゼル」バンバンの最後のシングルは「青春のラストページ」でした。バンバンの全シングルの中で自分はこの曲が一番好きです。作詞、作曲 ばんばひろふみさん、そして国吉良一さんが編曲。シンプルなのに感動的な音創りで小学生の頃によく聴いて感動してた。良質なフォークナンバーの「青春のラストページ」から、ガラリと変身して「最終フライト05便」には驚いたけど、この曲も最高にカッコイイ曲。バンバンってバンドもフォークにこだわってたバンドじゃなかったので、「最終フライト05便」も自然な流れだったのかも知れない^^A面「グッド・ラック・マドモアゼル」作詞 小泉長一郎さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さんこの曲は後に2ndソロアルバム「ひとり海へ還る」のA面2曲目に収録されました。かなり多用されてるヴィブラスラップの音がやっぱりやや気になるけど、それ以外はリズムアレンジもストリングスアレンジも凄くカッコイイ!ばんばさんの歌唱も凄く良い!B面「クレイジー・シティ・パニック」作詞 有川正沙子さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さんこの曲は、シングルのみに収録でアルバムには収録されていません。かなりフェイク気味に歌うばんばさんの歌唱は貴重。最初に聴いた時に、これは違う人が歌ってるのかと思ったぐらい。音は、完全にアメリカンハードロックです。歌詞は、今、現在の地球全体の大騒ぎに近い事を歌ってる^^;この曲はアルバムに入れるべき曲だったと思う。
2020年03月08日
エレックレコード移籍第一弾として1974年11月25日発売のザ・ムッシュのシングル盤。1975年12月10日発売のアルバム「伝言板」からの先行シングルでした。A面「はじめての駅」作詞 岡田富美子さん 作曲 徳永章さん 編曲 瀬尾一三さん関西ではヒットしましたが、全国的にはあまり知られる事がなく残念。かなりプロモーションはがんばってたと思うのですが、関東や地方での宣伝が足りなかったのか…。楽曲自体は、その時代では大ヒットしててもおかしくないクオリティーの作品です。瀬尾一三さんの編曲も素晴らしく、ソプラノサックスを効果的に使ってたり、バンジョーやストリングスの入れ方も絶妙です。この頃の瀬尾一三さんのアレンジは凄く好きだった。ライブ盤「さよならコンサート」でも、このスタジオバージョンと近いアレンジで演奏されています。ソプラノサックスは使われていませんが・・・。B面「子供の四季」作詞・作曲 山本ゆうじさん 編曲 小谷充さんこれぞザ・ムッシュって言えるようなフォークソングです。日本の風情を優しく柔らかく書き上げる山本雄二さんの作品は凄く好きです。編曲も演奏も最高です。ライブ盤「さよならコンサート」でも収録されていますが、スタジオ盤の風情ある演奏とはちょっと違う感じになっしまってます。デビュー50周年だけど、やっぱり再結成はなさそう。メンバー3人で会ったりしてるのだろうか?少し前のアリスの再始動の会場で見つけたことはあるけど・・・。シングル「はじめての駅」発売の新聞記事あきらちゃんのサインジャケット写真の別カット。ゆうちゃんだけ衣装が違う
2019年12月02日
1970年代半ばまで関西ではアリスと並ぶ絶大な人気のあったフォークフループです。このシングルは、解散発表した後に発売されたシングル。A面「あじさいの街」作詞 岡田富美子さん 作曲 徳永章さん 編曲 瀬尾一三さんこの曲は1974年11月25日発売のアルバム「伝言板」のB面2曲目に収録されていた曲をキャッチーなアレンジに変えて再録してシングル曲として生まれ変わった曲です。アルバムオリジナルバージョンは、1本のアコギのアルペジオが静かに流れる中、かなり癖のあるフラッター奏法のフルートが重なってきます。瀬尾一三さんの拘りなのか、このアレンジはずっと頭に残る素晴らしいイントロでした。オリジナルバージョンはしっとりと徳永章さんのボーカルが溶け合うようなアレンジでした。(このラストシングルのリードボーカルは徳永章さんでした)「伝言板」での瀬尾一三さんの編曲は「夕やけ橋」が最高です。打って変わってシングルバージョンは、歌謡曲テイストをかなり加えたキャッチーなアレンジです。テンポもオリジナルよりも速くしています。フルートのオブリなどは、オリジナルと同じ感じで入れています。それからストリングスアレンジもテンポは違えど、オリジナルに近いアレンジです。徳永章さんの歌唱はアルバムバージョンの方が安定感があるのですが、このシングルの危うさが歌詞に合っていてより胸に沁みます。ラストコンサートでも、もちろん「あじさいの街」は歌われています。アレンジはシングルバージョンです。フルート奏者もいるのですが、あのオブリ部分は入れていません。さよならコンサートのライブに「砂時計」が入っていないのが今でも残念。ゆうちゃん作詞、どかちん作曲の名曲です。2月頃まではセットリストにずっと入ってたはず。「砂時計」は古谷充さんの編曲でした。このシングルが発売された1975年4月25日の5日前の4月20日は神戸文化ホールでコンサートがありました。ザ・ムッシュは18時半開演。さよならコンサートツアーの神戸公演でした。同じ日の神戸文化ホール15時開演はアリスでした。アリスも「ALICE IV」発売2週間前でしたが、「ALICE IV」からの楽曲を多くセットリストに入れてくれてました。B面「いつわりの花嫁」作詞 山本ゆうじさん 作曲 徳永章さん 編曲 瀬尾一三さんこの曲は「伝言板」に入っていない曲でシングルのみに収録。さよならコンサートでは歌われています。さよならコンサート前のコンサートは1曲目に「自転車旅行」を歌ってた記憶があるけど、「視線」が出た頃だったのかも。この曲での瀬尾一三さんのアレンジも凄く良い!瀬尾さんはこの頃、フルートが好きだったのか、よくフルートをかなり前に出してる曲が多かった印象。この曲は山本ゆうじさんのリードボーカル。ライブ盤の歌い方は、かなり感情込めた歌い方ですが、このシングルでは、さらりと歌っています。どちらもそれぞれに楽曲の良さがよく伝わってきます。ザ・ムッシュのシングル。あと前に書いた2枚「明日こそ別れを告げよ」と「ともだちがかわるとき」もあります。
2019年11月17日
関西のフォークバンド「ザ・ムッシュ」を解散して、ソロになっての第二弾アルバム。この「風景」は、CD化はされていません。持ってたLPのB面2曲目「透き通る午後」が、針飛びしてしまうようになり、その上スクラッチノイズも酷くなってて、あまり聴かなくなってしまってたのですが、最近、盤質のかなり良い中古を見つけて買ったので、CDに移しながら聴いてました。A面1曲目「おやまあ初恋」作詞 荒木とよひささん 作曲 小泉まさみさん 編曲 丸山雅仁さんこの曲はシングルカットされてた曲です。作詞は、今の歌謡界になくてはならない作詞家の荒木とよひささんです。荒木さんはべーやんにも80年代後半から多くのヒット曲の作詞を担当しています。レコード大賞、歌謡大賞、有線大賞の3つの賞を制覇した「恋唄綴り」も荒木さんの作詞です。作曲の小泉まさみさんもアグネスチャンさんの歌った名曲「冬の日の帰り道」「夢をください」「ハロー・グッバイ」を作った方です。「ハロー・グッバイ」は後に柏原芳恵さんもカバーしてヒットしました。編曲の丸山雅仁さんは現在では演歌系楽曲のアレンジャーとして活躍しています。この「おやまあ初恋」は、コミカルなシチュエーションと軽快な曲調で、当時はラジオでもよく流れてたように思います。2曲目「君へのメロディー」作詞 山本雄二さん 作曲 岩沢幸矢さん 編曲 甲斐正人さんこの曲はこのアルバムの中で好きな曲ベスト3に入る。山本雄二さんの優しく柔らかい歌唱も凄く良い!作曲は、あのブレッド&バターの一人です。そして!編曲の甲斐正人さんは宝塚歌劇マニアなら確実に知ってる名前です。宝塚の多くの名曲を作り、海外ミュージカルの編曲を多く担当しています。3曲目「夜明け前に」作詞 山本雄二さん 作曲 加藤敏治さん 編曲 甲斐正人さんこの曲も軽快で、この頃のさだまさしさんが歌ってそうな雰囲気の楽曲です。4曲目「元気でいますか」作詞 藤巻直哉さん 補作詞 山本雄二さん 作曲 藤岡孝章さん 編曲 川上了さん藤巻直哉さんと藤岡孝章さんの名前を見て、あ!と思う人も多いと思う。そう!「まりちゃんず」の二人です。「まりちゃんず」の生のステージは小学生の頃によく、天地真理さんのコンサートのゲストで出てたのを何度か観ました。天地真理さんのギターも加わり3人での演奏した事もありました。5曲目「二人だけの夜」作詞・作曲 山本雄二さん 編曲 野村豊さんイントロ頭はNilssonの「Without You」は始まるのかと思うほど似てるけど、メロディーも歌詞も、雄ちゃんらしいと言うか、柔らかく優しい楽曲です。B面1曲目「真夜中の遊園地」作詞 有馬三恵子さん 作曲 岩沢幸矢さん 編曲 野村豊さんこの曲も強力作家陣で作られた楽曲です。キャッチーな曲なので、この曲もシングル向きなような。参加ミュージシャンのクレジットがないので、誰が弾いてるのか分からないのが残念。2曲目「透き通る午後」作詞 有馬三恵子さん 作曲 加藤敏治さん 編曲 野村豊さん久しぶりにこのアルバムを聴いてて、楽曲クオリティの高い曲が多い事に驚いた。レコード会社の売り方次第では、売れたんじゃないかと思ってしまう。シングルに出来そうな楽曲も多い。3曲目「夕やけの中に」作詞 山本雄二さん 作曲・編曲 野村豊さんこの曲も心地良い歌唱とメロディーが印象的な曲です。ソロのコンサートでこの曲を聴いたような記憶がある。4曲目「夢を見たよ」作詞・作曲 山本雄二さん 編曲 甲斐正人さんフォークソングアレンジの王道的なオカリナと子供のコーラス。キリンさんに続く童謡フォーク的な曲5曲目「風景」作詞 山本雄二さん 作曲 堀内孝雄さん 編曲 甲斐正人さん1stアルバム「風によせて」には、べーやんが多くの作曲を担当しましたが、このアルバムでは、この1曲だけです。この曲を聴いていつも思うのは、べーやんはちょうど「ALICE VI」のレコーディングの頃で「血の絆」って曲が頭のどこかに残ってたのかと思ってしまう。Aメロ部分だけですが、かなり似てると思う。「血の絆」はちんぺいさんの作曲だけど、時期が同じなのでいろいろ想像して楽しめる。サビは、この頃のべーやん作るバラードの王道のような素晴らしいメロディーです。歌詞もメロディーも編曲も含め、このアルバムの中でこの曲がダントツに一番好きです。
2019年07月28日
ばんばひろふみさんの1987年5月発売のシングル。ソニーから徳間ジャパンに移籍して第二弾作品でした。毎週土曜日の深夜に放映されてた「エンドレスナイト」の司会としても活躍してた時期で番組内でも何度か歌った。A面「嵐のキャンドル(Tango 1987)」作詞 三浦徳子さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 船山基紀さんサブタイトルにあるように、もろタンゴの楽曲です。テレビでこの曲を歌った時は数組のタンゴダンサーが踊ってた事もある。アレンジもバンドネオンの音を前に出して、本格的なタンゴの演奏です。バンバンの歌唱も情感豊かで伸びやかで心地良い!B面「真夜中のプリズム」作詞 三浦徳子さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 船山基紀さん打ち込みアレンジ全盛の頃で、大人のソフトロックってイメージで聴いてました。アナログからCDに切り替わるギリギリで、この曲は確かシングルCDは出ていなかったと思う。次のシングル「Dear My Friend」は、アナログとCDシングル、両方発売されました。バンバンのサイン、色紙にもらったのだけでも7枚もあった。名前入れてもらってないのは、この1枚だけ。これはコンサート会場でレコード買ってもらえた物かも…それにしては、かなりしっかりしてる色紙で、レコード会社名も入ってないので不思議。
2019年05月13日
バンバン解散後ソロになって3枚目のアルバム。ヤングジャパン関係アーティストが最近やたら多いような・・・。紙ジャケCDは手に入りにくくなっています。発売と同時に買っておいて良かった。紙ジャケ仕様のCDは最新リマスターで音質も音圧も上がってます。それでもLPで聴く音の方が好きですが・・・。全曲LAレコーディングで、ミュージシャンもコーラスも全てLAのミュージシャンです。A面1曲目「不思議にウキウキ」作詞 神田広美さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さん2曲目「Car Radio」作詞 有川正沙子さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さん3曲目「Tenderness」作詞 小泉長一郎さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さん4曲目「旅に行こうよ」作詞 小泉長一郎さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さん5曲目「Give Up お嬢さん」作詞 東海林良さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さんB面1曲目「Welcome To My Love」作詞 馬場章幸さん 補作詞 神田広美さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さん2曲目「あざやかなモニュメント」作詞 有川正沙子さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さん3曲目「Two Boys」作詞 東海林良さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さん4曲目「Coast」作詞 有川正沙子さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さん5曲目「マリー」作詞 神田広美さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さんモロに当時流行ってたAORな楽曲が多いのですが、かなりROCK寄りな楽曲もあります。まず、リードトラックでシングルカットされたのは、A1曲目「不思議にウキウキ」です。そのB面はA5曲目「Give Up お嬢さん」でした。第二弾シングルカットは、A3曲目「Tenderness」で、そのB面はA4曲目「旅に行こうよ」でした。なぜか、A面5曲中、4曲がシングルカット。自分が一番気に入ってる曲はA2曲目「Car Radio」とB2曲目「あざやかなモニュメント」と「Tenderness」です。昨年9月にチキンジョージで聴いた「Tenderness」も良かった!そのライブでA1曲目「不思議にウキウキ」も鳥肌もんでした。「Car Radio」は、ラテンパーカッションが活きてる大人なROCKで当時からハマってた。ばんばさんの歌唱もメロディもアレンジも最高です。アウトロのGソロめちゃカッコいい!「あざやかなモニュメント」は、「Tenderness」とはまた違うタイプのバラードで歌詞とメロディが美しく切なく沁みます。「Two Boys」は、ストリングスメインのバラードです。タイトルナンバー「Coast」はシングルカットした方が良かったように思う。Aメロとかめちゃ良いし。ラスト曲「マリー」は、フリーな感じのブルースナンバーです。前半はボトルネックギター1本でばんばさんが歌い、ホンキートンクピアノとドラム、ベースが入ってバンドサウンドになっても、いなたいブルースで最高です。シングルカットされた2枚のシングル
2019年04月14日
1980年5月発売のシグナルの6枚目のアルバム。6枚目でアルバムタイトルが「SIGNAL」なので、これが1stかと思う人もいたかも。このアルバムのコンサートは大阪と神戸で2回観ましたが、このアルバムからはセットリスト入りしてた曲は少なかった。一つ前のアルバム「FRIEND SHIP」からの楽曲の方がかなり多かった。A面1曲目「EXIT」作詞 あさみあきおさん 作曲 住出勝則さん 編曲 荻田光雄さん2曲目「CITY BOY」作詞 あさみあきおさん 作曲 稲垣達雄さん 編曲 荻田光雄さん3曲目「新しい春」作詞 稲垣達雄さん 作曲 あさみあきおさん 編曲 荻田光雄さん4曲目「ほほえみ」作詞・作曲 あさみあきおさん 編曲 荻田光雄さん5曲目「朝の光」作詞・作曲 稲垣達雄さん 編曲 荻田光雄さんB面1曲目「僕の唄をうたっておくれ」作詞・作曲 稲垣達雄さん 編曲 荻田光雄さん2曲目「束の間」作詞 あさみあきおさん 作曲 住出勝則さん 編曲 荻田光雄さん3曲目「MIDNIGHT BOURBON」作詞 あさみあきおさん 作曲 住出勝則さん 編曲 荻田光雄さん4曲目「熱狂」作詞 稲垣達雄さん 作曲 住出勝則さん 編曲 荻田光雄さん5曲目「翼」作詞・作曲 あさみあきおさん 編曲 荻田光雄さんコンサートで生で聴いた曲は、A3曲目「新しい春」、A4曲目「ほほえみ」、B5曲目「翼」だけかも。自分が特に気に入ってた曲は、B1曲目「僕の唄をうたっておくれ」とB3曲目「MIDNIGHT BOURBON」の2曲で、この2曲ともライブでは聴けなかった。B2曲目「束の間」は、現在、一番好きな曲。「ほほえみ」は、アコギ2本とベースとコーラスで、スタジオバージョン以上の柔らかくて温かい楽曲になってました。スタジオ盤のアレンジは、どうしてもアグネスチャンの「ポケットいっぱいの秘密」が頭に浮かんでくる^^;「ポケットいっぱいの秘密」は好きな曲だからいいんだけど・・・。「新しい春」は、3人だけでもスタジオバージョンと変わらないように聞こえる演奏だった。ライブアレンジといえば「孤独な勝利者」のライブは凄く良かった。スタジオバージョンよりも、ややテンポを落として重めになっていて渋かった。コンサート申し込み用紙と公演チラシ
2019年04月14日
バンバンのデビュー曲。ばんばひろふみさんが、バンバン結成前のバンド「ジャッケルズ」の事は何度も書いたように思うけど、このデビューシングルの事は書いてなかったと思う。「バンバン」は、ばんばひろふみさん、高山弘さん、今井ひろしさんの3人で結成されました。高山弘さんは、高山厳さんです。 A面「何もしないで」作詞・作曲 高山弘さん 編曲 瀬尾一三さんフォークソングと言うか、どちらかと言うとフォークロックな曲です。この曲のリードボーカルは高山厳さんです。歌い上げるタイプの曲で、若い声の高山さんの熱唱が楽しめる曲です。アレンジはシンプルですが、今井さんのリードギターの音はやたらロックしててカッコイイ!B面「こんな道だから」作詞・作曲 バンバ・ヒロブミさん 編曲 瀬尾一三さん作者名はカタカナ表記で掲載されています。こっちは、ばんばさんのリードボーカル。アコースティックなロックンロールです。バンバンの声ってこの頃と今とあまり変わらないのが不思議です。1小節だけ聴けば、どんな曲でもバンバンが歌っているとわかってしまう個性とオリジナリティが、今でも歌い続けている一つの大きな要因だと思う。バンバンの「何もしないで」は1972年5月5日発売で品番はSOLA 22天地真理さんの「ひとりじゃないの」は1972年5月21日発売で品番はSOLA 24バンバンと天地真理さんの間の品番SOLA 23が何か調べて見たら、あかてんの「誰かにおくる言葉」だった。作詞 及川恒平さん 作曲 杉田二郎さん 編曲 瀬尾一三さんといった強力作家陣で制作された楽曲。天地真理さんの一つ前のシングル「ちいさな恋」は、1972年2月5日発売。品番がSONA86214でした。4月からSOLAになったように思う。
2019年04月10日
ばんばひろふみさんの1980年4月発売シングル。大ヒット曲「SACHIKO」に続くシングルでした。A面「青い春 - My Love Song -」作詞 神田広美さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さん作詞の神田広美さんはテレビ番組「スター誕生」で優勝してアイドル歌手としてデビューしました。シングル7枚リリースした後、作詞家に転向して多くの作品を手がけています。ばんばさんの曲なら「不思議にウキウキ」も神田さんの作詞です。この曲は「マナ」さんとのデュエットです。マナさん、懐かしい歌声です。柔らかくて心地良い歌唱です。B面「空をつかまえた男の話」作詞 小泉長一郎さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さんこの曲は当時好きでよく聴いてた曲。「SACHIKO」を作ったメンバーで作り上げた作品です。このサイン、どういう経緯でもらったのか思い出せない。番組にハガキ送ったのかなぁ
2019年04月01日
ばんばひろふみさんの1985年9月21日発売のシングル。A面「真夜中のロンリーハート」作詞 竜真知子さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 瀬尾一三さんキャッチーサビと印象的なメロディ、そしてテレビでも使われてヒットした曲。アレンジも1985年!!!って感じのシンセドラムと強いショートディレイかけまくりのスネアが懐かしくあの頃を思い出す。瀬尾一三さんも、ここまで打ち込み入れまくりのアレンジやってたんだ・・・。中島みゆきさんで言ったら「miss.M」の「ショウ・タイム」や「熱病」のような音です。まだ瀬尾さんは、中島さんとは関わりのない時代だけど、「ショウ・タイム」や「熱病」「あしたバーボンハウスで」をもしあの頃、瀬尾さんが編曲してても、同じような音になったんじゃないかと思ってしまった。B面「サマーガール」作詞 山川啓介さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 瀬尾一三さんこのB面もキャッチーで明るいノリです。どちらをA面にしても大丈夫な曲です。ばんばさんの歌声も心地よくて、大ヒットしてたなら今でも流れてるようなサマーソングになってたような気もする。ばんばさんの楽曲はもっと知られてもいいと思う楽曲が多い。どうしても「いちご白書をもう一度」「SACHIKO」「速達」の3曲ばかりがクローズアップされるけど、その3曲に負けない楽曲は山ほどあります。「空をつかまえた男の話」「最終フライト05便」「女は天使なんかじゃない」「昨日よりも若く」「青い春」「Tenderness」なんかが、もっと知られるといいのに。バンバン時代なら一番好きな曲は「青春のラストページ」です。そして「冬木立」が次に好きな曲。
2019年03月27日
ばんばひろふみさんのソロ10枚目のシングル。この曲はMBSヤングタウン金曜日の中で、テレビ番組「ザ・ベストテン」にこの曲をランクインさせようとラジオリスナーが一丸となって応援した曲。この運動を「机 It's My Life」と名付けた。(ザ・ベストテンで大川栄策さんがタンスを担いだので、ランクインすれば、ばんばさんは番組の テーブルを担ぐと公約。出演したが、さすがにあのテーブルを担ぐ事はなかった^^;)A面「速達」作詞 竜真知子さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 瀬尾一三さん数ある瀬尾一三さんの編曲の中でも、この「速達」は上位に入る好きな編曲です。(前から何度も書いてるけど、天地真理さんの「さよならだけ残して」の編曲が一番好きです)昨年行ったばんばさんのコンサートでも、もちろんこの曲は歌われました。久しぶりに生で聴いたけど、いつ聴いても新鮮に感じるメロディラインです。シングルとしてはこの曲の1曲前の「昨日よりも若く」の方が好きでした。ソロになってからも、シングルに名曲は多く「最終フライト05便」「今はまだDreamer」「女は天使なんかじゃない」「黄昏物語」「Tenderness」「青い春 - My Love Song」…など良い曲が本当に多い。B面「ぼくたちの箱舟」作詞 山川啓介さん 作曲 三保敬太郎さん 編曲 瀬尾一三さん作曲の三保敬太郎さんは、あの三保敬太郎さんです。「11PM」のあのテーマ曲を作った方です。「おんぶおばけの歌」他、映画音楽も多く作ってます。ジャズピアニストでもあるので、この曲もジャジーなシティポップになってます。このシングルを買ってしばらくはB面をよく聴いてたのを思い出す。官製はがきで届いたバンバンのサイン。何かの応募で当たったのか… ファンレターでも書いた返事だったのか… 覚えていないけど、なぜか札幌中央の消印で送られてきてます。札幌でのコンサートの楽屋ででも書いたのか・・・それと下にうっすら写ってる河原ってハンコも謎^^:1975年10月のバンバンと高山厳さんのジョイントコンサートチラシ。高山さんはバンバンの元メンバーで脱退して約2年。何か不思議な感じ。このコンサート行けなかったけど、バンバンのステージに高山さんが飛び入りして初期の曲とかやったのだろうか?「こころの花」とかやったのかな?前にチケットいろいろ載せたので、今回はチラシ。このチラシは、たしか「アリス 栄光への脱出 武道館ライブ」の時に配ってたチラシだったような。「Starship Radio Station」発売前。
2019年03月13日
シグナルの5枚目のアルバム。1979年4月1日に4th「トリプル・マインド」を発売して、11月21日にこのアルバムを発売。オリジナルアルバムを同じ年に2枚発売するのは珍しい。1979年〜1982年はシグナルのコンサートに一番よく行ってた頃です。このアルバムや、4th「トリプル・マインド」、6th「SIGNAL 」の楽曲をセットリストに多く入れてた時期なので、この3枚のアルバムは思い入れが強い。A面1曲目「何かが待ってる」 作詞・作曲 稲垣達夫さん 編曲 大村雅朗さん2曲目「潮風の女」 作詞・作曲 あさみあきおさん 編曲 大村雅朗さん3曲目「老画家の風景」 作詞 稲垣達雄さん 作曲 あさみあきおさん 編曲 大村雅朗さん4曲目「少年」 作詞 あさみあきおさん 作曲 住出勝則さん 編曲 大村雅朗さん5曲目「孤独の勝利者」 作詞 あさみあきおさん 作曲 住出勝則さん 編曲 大村雅朗さんB面1曲目「歌を忘れた小鳥のように」作詞 阿久悠さん 作曲 住出勝則さん 編曲 船山基紀さん2曲目「沈黙時代」 作詞 阿久悠さん 作曲 住出勝則さん 編曲 船山基紀さん3曲目「君の笑顔」 作詞 稲垣達雄さん 作曲 あさみあきおさん 編曲 大村雅朗さん4曲目「Shy」 作詞 あさみあきおさん 作曲 住出勝則さん 編曲 大村雅朗さん5曲目「ウッドストックを超えて」 作詞 稲垣達雄さん 作曲 住出勝則さん 編曲 大村雅朗さんB面の5曲は全て秀逸な楽曲でライブで聴いても感動的な曲ばかりだった。中でもよくライブで演奏してた曲は「沈黙時代」〜「ウッドストックを超えて」の4曲。阿久悠さん作詞の2曲は本当に名曲です。「Shy」はシグナルのコーラス力に感動させられる。ブルージーでめちゃくちゃカッコ良い曲で大好きな曲です。「ウッドストックを超えて」は、発表以降、ライブの本編最後やアンコール曲で演奏するほどにコンサートの最後を飾る曲になってました。A面ラストの「孤独の勝利者」は、ライブアレンジと印象が少し違う。この曲はスタジオ版アレンジや演奏の雰囲気の方が好きだった。A面1曲目「何かが待ってる」、2曲目「潮風の女」の、アップテンポのウエストコースト調の楽曲もシグナルらしいので好きですが、自分はカラッと乾いた感じの曲より、ややじっとりとした感じの曲の方が好きだった。「愛に捧ぐ」「哀しみのプラットホーム」「生きがい」「エアポートふたたび」「沈黙時代」「孤独の勝利者」「Shy」「束の間」「MIDNIGHT BOURBON」「熱狂」「ターミナル」など。裏ジャケシグナルのコンサートに行った中で、この日のセットリストが一番好きだったかも。1981年1月13日神戸文化ホールでのセットリストです。1曲目「ほほえみ」 6th「SIGNAL」&10thシングル2曲目「新しい春」 6th「SIGNAL」3曲目「面影町 思い出通り」 3rd「DAY DREAM」4曲目「黄昏のあらし」 3rd「DAY DREAM」&5thシングル5曲目「BGMはため息で」 8thシングル6曲目「少女から」 1st「淋しがりやのあなたへ」 7曲目「君の笑顔」 5th「FRIENDSHIP」8曲目「20歳のめぐり逢い」 1st「淋しがりやのあなたへ」&デビューシングル9曲目「生きがい」 2nd「あなたのページ」&3rdシングル10曲目「ターミナル」 3rd「DAY DREAM」11曲目「沈黙時代」 5th「FRIENDSHIP」12曲目「愛に捧ぐ」 4th「Triple Mind」13曲目「風になれたら」 4th「Triple Mind」&7thシングルB面14曲目「さよなら友達」 7th「PASSING SHOWER」(発売前の演奏)15曲目「孤独の勝利者」 5th「FRIENDSHIP」16曲目「Shy」 5th「FRIENDSHIP」17曲目「エアポートふたたび…」4th「Triple Mind」&8thシングルB面アンコール18曲目「ウッドストックを超えて」 5th「FRIENDSHIP」&9thシングルアンコール219曲目「ためらいに縁を切れ」 6thシングル告知チラシ
2019年02月26日
シグナルの4枚目のアルバム。1979年4月発売。「黄昏のあらし」、「ためらいに縁を切れ」「雪のひとひら」とハードな曲を立て続けにシングルでリリースしてイメージを定着させた時に出したアルバム。「雪のひとひら」は、このアルバムに収録されましたが、「ためらいに縁を切れ」はアルバムに収録されなかった。ボーナストラック追加して、リマスターCD化してほしい。A面1曲目「ハートブレイク・シーズン」作詞 中里綴さん 作曲 住出勝則さん 編曲 船山基紀さんこれまでのシグナルのイメージとは少し違う軽いラテンナンバーがアルバムの1曲目です。2曲目「甘い沈黙」作詞 有川正沙子さん 作曲 住出勝則さん 編曲 大村雅朗さんこの曲もラテン色のある、この頃のユーミンのようなオシャレな楽曲です。フォーク色はほぼ感じられない1曲目、2曲目です。3曲目「協奏曲(コンチェルト)」作詞・曲 あさみあきおさん 編曲 大村雅朗さん美しいメロディのバラードです。1980年1月10日に神戸で観たコンサートでこの曲を歌ったのを聴いた。4曲目「風になれたら」作詞・曲 稲垣達雄さん 編曲 シグナルこの曲はこの時期のライブの定番だったように思う。自分が観に行ったライブでは必ず歌ってた。シングル「雪のひとひら」のB面に収録された曲です。5曲目「カリフォルニア・マインド」作詞 稲垣達雄さん 作曲 あさみあきおさん 編曲 鈴木茂さんアレンジは鈴木茂さんです。鈴木さんらしい洗練されたウエストコーストサウンドです。サビでバンジョーが入って来るのが印象的です。B面1曲目「雪のひとひら」作詞 小泉長一郎さん 作曲 住出勝則さん 編曲 船山基紀さん先行シングルだったこの曲はもっとヒットしてもおかしくなかった曲。2曲目「青春の痛み」作詞 小泉長一郎さん 作曲 住出勝則さん 編曲 大村雅朗さんこの曲はきっとシングル候補だった曲なんじゃないかと推測する。「雪のひとひら」よりもアレンジもハードだし、UFOの「Doctor Doctor」を思い出す感じ。3曲目「夢から覚めて」作詞・曲 あさみあきおさん 編曲 鈴木茂さんこの曲のアレンジも鈴木茂さんです。歌メロが凄く良い。優しい歌唱にも引き込まれる。4曲目「愛に捧ぐ」作詞 小泉長一郎さん 作曲 住出勝則さん 編曲 大村雅朗さんこのアルバムの中で一番好きな曲です。ライブでも何度も生で聴いた曲なので思い入れも強い。シグナルの楽譜を買って、ピアノでこの曲を弾き語りできるように練習してた高校生の頃を思い出す。5曲目「エアポートふたたび」作詞 有川正沙子さん 作曲 住出勝則さん 編曲 大村雅朗さんこの曲もライブでよく聴いた曲です。コンサートのラストかラスト間近に演奏されてた。1981年頃まではライブの鉄板曲だったと思う。(「愛に捧ぐ」も)シグナルは再結成する事はないのだろうか?住出さんはフクロウで、あさみさんはべーやんのライブで、と個別にはよく観ていますが…。全曲シグナルを歌うってライブを住出さんはやってるみたいです。3人揃って舞台に立ってる姿を観たい。裏ジャケ歌詞カード表紙HAD主催で1回目のコンサート。でも畠山さんが新聞会館興行部時代にシグナルは神戸文化ホールで2回、すでにコンサートしてた。ファーストコンサートなんてタイトルなので、デビューした所のように勘違いされてた可能性もある^^;HADの会員先行で2枚買って23列のセンター。28列が最前列なので6列目。5列目の上手側チケット2枚、招待券として入ってた。1枚は友人を誘ったけど、この1枚は残ってしまった。主催者の畠山さんは当日券売り場の窓口からいつも声をかけてくれた。小学生の頃から新聞会館興行部の先行発売でいろんなコンサートのチケット買ってたので、覚えてくれてて、招待券もいろんなアーティストの物をよくもらった。シグナルはいつもちゃんと先行発売で買ってました。1980年1月10日のコンサートは、コンサート終わってから柳原のえべっさんに行ったので、凄く印象に残ってる。1975年のシグナルと高山厳さんのコンサートチラシ。昼が高山さん、夜がシグナル。畠山さんはよくこの企画をやってた。昼がアリス、夜がザ・ムッシュとか、ヤングジャパンのアーティストで組み合わせて低価格にしてヤングジャパンアーティストを応援してくれてました。今日は畠山さん関係の主催の物だけ。他の主催でもシグナルのコンサートは何度か行った。★写真左よりあさみあきお(22才)って間違ってるし・・・^^; あさみさんは真ん中。稲垣さんが入る前のちょっと貴重なチラシ。
2019年02月24日
1978年2月発売のシグナルのシングル。同じ事務所の「アリス」が1977年10月発売の「冬の稲妻」を大ヒットさせた影響からか、「シグナル」もそれまでのフォーク色強めの楽曲からイメージチェンジした作品。A面「黄昏のあらし」作詞 小泉長一郎さん 作曲 住出勝則さん 編曲 惣領泰則さんシグナルがアリスのオープニングアクトで出演したライブを見た記憶はない。同じ事務所の新人アーティストをアリスのオープニングアクトで出演させる事が当時多かった。多分、シグナルはデビュー曲がヒットしたので誰かのオープニングアクトでライブに出た事は少ないのかも知れない。当時は「リンドン」「ララバイ」「岸田智史さん」等がよくアリスのオープニングアクトで出てた。シグナルは1979年1〜3月「ALICE HAND in HAND CONCERT」ツアーのゲストとして全国回った事はあった。ほとんどが体育館などの大きな会場で開催されたコンサートでした。ゲストは地方によって多少異なってましたが、大阪府立体育館公演はシグナルと岸田智史さんでした。シグナルと岸田智史さん4曲ずつのステージで、その時は、この「黄昏のあらし」を最後に演奏。その時点での最新シングル「雪のひとひら」は2曲目の演奏でした。2曲の激しい目の楽曲に挟まれてた美しいバラード「愛に捧ぐ」が、凄く効果的な良い構成で感動しました。1980〜81年のフルセットのライブでは、「黄昏のあらし」と「BGMはため息で」が連続でよく演奏されてました。「黄昏のあらし」は売り方次第では大ヒットしたと今でも思ってる。イントロのEギターの音色だけいつも残念な気がしてならない。「冬の稲妻」のような、一瞬で惹きつけるインパクトがあったらと思ってしまう。曲や構成が素晴らしいのに・・・。「黄昏のあらし」「ためらいに縁を切れ」「雪のひとひら」「BGMはため息で」と立て続けにリリースしたロック色強めな楽曲の中なら、「雪のひとひら」が一番気に入ってます。「ためらいに縁を切れ」もライブ映えするカッコ良い曲です。B面「雨の別れ」作詞 小泉長一郎さん 作曲 住出勝則さん 編曲 シグナルシグナルと言えば、美しい3部のハーモニー。この曲はハーモニーを前面に出した美しく、別れの歌ですが少し可愛い曲です。3rdアルバム「デイ・ドリームス/シグナルIII」のB面2曲目に収録されてます。「黄昏のあらし」の広告。写真のチョイスが・・・。ジャケット写真のカット違いとかもあったのに。せっかく、少しHARDな面を出して売り出してるのに、楽曲とこの写真のアンバランスさが…
2019年02月17日
海援隊の8枚目のシングル。少し前に「JODAN JODAN」の事を書いた時に、ライブでは「あんたが大将」と続けて演奏したのを思い出した。A面「あんたが大将」作詞 武田鉄矢さん 作曲 中牟田俊男さん 編曲 EDISONこの曲もコミカルでインパクトが強く売れた曲です。シンプルなロックンロールアレンジとキャッチーなメロディに武田さんが作ったコミカルな歌詞が乗って一度聴くと耳について離れないような楽曲です。自分は3コーラス目で転調する構成が子供の頃から好きでした。その3コーラス目の歌詞で「おんば日傘」って言葉が出てくるのですが、当時、意味がわからなくて調べた事を今、聴きながら思い出した^^;「おんば日傘」とはよく言えば、恵まれた環境で手塩にかけて育てられた、悪く言えば過保護に育てられたって感じです。歌詞カードには掲載されてないけど、3コーラス目と4コーラス目の間にセリフがあります。「♪ストレートに言わせてもらっちゃーなんばってん 人の心の悲しさなんか Perhaps、Maybe あんたにゃーわからんねーもー」「おんば日傘」以上に子供には、わからないセリフでした。「もらっちゃーなんばってん」がまず分からなかった。当時、九州のばってん荒川さんって芸人が関西でも人気あったので、その「ばってん」なのかと思ってた。次は「Perhaps、Maybe」 ここは完全にカタカナで「パハァッ ップス メイビー」と言ってる。後にPerhapsとMaybe、よく似た意味の言葉を畳み掛けるおもしろさがわかった。B面「心をこめてサヨウナラ」作詞 武田鉄矢さん 作曲 千葉和臣さん 編曲 EDISON「JODAN JODAN」もそうだけど、コミカルな曲のB面には名曲が収録されてる。この曲は歌詞もメロディもアレンジも美しく叙情的で感動的です。この時に出たアルバム「心をこめて回天篇」が海援隊のアルバムの中で一番好きです。ツアーパンフよりちんぺいさんからのメッセージもタイトルも決まっていない頃の武道館ライブの広告
2019年02月04日
海援隊の15枚目のシングル。「母に捧げるバラード」「あんたが大将」などのコミカルな楽曲でも有名な海援隊が大ヒット狙って作った楽曲。大ヒットはしなかったものの、かなり有名な曲になりライブでは盛り上がる楽曲になった。このシングルの次が「贈る言葉」です。1979年7月に「JODAN JODAN」を発売して同年11月に「贈る言葉」を発売。A面「JODAN JODAN」作詞 武田鉄矢さん 作曲・編曲 木村昇さん作曲、編曲の木村昇さんはROCK BAND「TALIZMAN」のボーカルで、海援隊のバックバンドもしていた時期があります。ちょうど西城秀樹さんの「ヤングマン」が大ヒットしてた時で、武田さんも同じように両手を使ってアルファベットを作るダンスをやってました。海援隊のライブは4回行きました。単独ライブは1979年神戸と1980年大阪。1980年5月にアリスとのジョイントコンサート、1980年8月HOT JAM'80の4回。どのライブでも「JODAN JODAN」は大盛り上がりでした。たしか「あんたが大将」と立て続けに演奏したと思う。アナログ盤を久しぶりに聴いてみて、2コーラス目の「♪冗談なんかで冗談いうか!」の歌い方でいつも笑ってたのを思い出した。ここの歌い方、今でも笑ってしまう。完全に音割れするほどに力が入った歌唱です。B面「肩より低く頭をたれて」作詞 武田鉄矢さん 作曲 中牟田俊男さん 編曲 佐孝康夫さんアレンジの佐孝さんは、1980年代中頃〜しばらくの間、谷村新司さんのバンマスを務めてました。この曲は好きでよく聴いてた曲です。ライブでも当時、必ず歌ってました。メロディーがすんなりと胸に入ってきて気持ちいい。アレンジも優しくて好きです。武田さんの歌唱もドラマチックです。1979年ツアーパンフ5月25日神戸文化ホールで購入海援隊もHAD主催でした。神戸文化ホールは後ろから1列、2列… 最前列が28列です。HADフレンドって会員になってたので、いつも良い席で観ることができた。アリスのコンサートチケットは半券残したくて、余分に買うことも何度かあった。今みたいなチケットならいらないけど、当時は写真付きだったりするものも多かった。1979年と1981年はアリス単独で、1980年のみ海援隊とジョイントコンサート。アリスのたきのローンステージ公演には毎年20000人以上の観客が集まって盛り上がった。
2019年01月29日
ばんばひろふみさんの1982年3月発売のシングル。ソロになって9枚目のシングルです。A面「昨日よりも若く」作詞 東海林良さん・馬場章幸さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 瀬尾一三さん2ヶ月前に行ったばんばひろふみさんのLIVEで、この曲がアンコールのラスト曲でした。この曲は発売された時から好きな曲で、よく聴いてました。このシングルの次のシングルが、MBSヤングタウンから生まれてザ・ベストテンのスポットライトに取り上げられた「速達」です。イントロはもろにBruce Springsteenの「The Ties That Bind」なんですが、今ではもう気にならない。当時はちょうどアルバム「The River」を聴きまくってた頃だったので、このイントロはちょっとな…と思ってた。「The River」はBruce Springsteenの中でも一番好きなアルバムです。編曲の瀬尾さんは多分かなりスプリングスティーンに触発されてたんじゃないかな…今でもたまにBruce Springsteenのあの曲っぽいとか思う事もある。他にもThe Moody BluesやJourneyっぽいと思える曲が多いように思う。Ask The LonelyとBon JoviのRunawayと足したようなアレンジがあったり・・・^^;Springsteenの歌詞や曲もモロにパクってる日本のロックアーティストなんて山のようにいたから当時、いろいろおもしろかった。ポーズや服装、バンド構成まで真似てる人とかいたし^^B面「ピリオド」作詞 東海林良さん 作曲 馬場章幸さん 編曲 大村雅朗さんこの曲のメロディがドラマチックで凄く好きです。歌詞とメロディが完璧に融合してる。この曲も編曲だけがちょっと気になる・・・。意図的ではないとは思うけど「Bohemian Rhapsody 」がどうしても昔から頭に浮かぶ。イントロ、アウトロとAメロバックだけなんだけど。この曲を歌うバンバンの声や歌い回しが凄く好きなだけにアレンジだけちょっと残念。このシングルの2曲はリメイクしてほしいと昔から思ってる。
2018年11月25日
1976年11月発売の岸田智史さんのデビューシングル。岸田智史さんといえば最近では役者としての活躍も多い。何年か前にたしか一路真輝さん主演の芝居に出てる時に観た。A面「蒼い旅」作詞 谷村新司さん 作曲 岸田智史さん 編曲 馬飼野康二さんヤングジャパン待望の新人シンガーソング・ライターとしてCBSソニーからデビュー。デビュー曲の作詞を、同じヤングジャパンの先輩である谷村新司さんが担当!生のステージがアリスのオープニングアクトとして何度か観たり、1979年Hand in Hand Concert Tourでシグナルとダブルで特別ゲストとして出演したのを観た。Hot Jam'80にも出てたような気がする。この曲が発売される前にちんぺいさんのヤングタウンで紹介された。初めて聴いた時は、曲の雰囲気が「20歳のめぐり逢い」を彷彿するような印象が強かった。歌詞はかなりインパクトのある物でした。「♪生きたくて生きてきた わけじゃないのに 死ねなくて生きてきた ただそれだけなのに」重い歌詞に悲しげなメロディでフォークソングの王道的でした。B面「パーネントブルー」作詞・作曲 岸田智史さん 編曲 船山基紀さんこの曲は松竹映画「パーマネントブルー真夏の恋」のテーマ曲でした。この曲も重めな歌詞に悲しげなメロディーで、A面より少しロック色強めなアレンジ。岸田智史さんの曲を何年かぶりに聴いたけど、やっぱり声も良いし歌も上手いと改めて感じた。CBSソニーのオレンジ色のEPレーベルは、子供の頃から天地真理さんのレコードの色という印象が強すぎる^^;
2018年10月13日
ばんばひろふみさんのライブに行ってきました!ばんばさんのワンマンのライブなんて何年ぶりかわからないほどです。ブラザーズ5や、何組もアーティストが出るフェス形式のライブでは観ていますが。今日は、たっぷりと15時半から約2時間半!大満足のライブでした。ザ・ムッシュの「あじさいの街」のカバーが聴けたのも、うれしい驚きでした。オリジナル曲は全曲歌えるほどに知ってる曲ばかりでした。チキンジョージ出てからは、18時過ぎから23時まで友人4人と呑みちゃかしてました。セットリスト1曲目「春から春へ」 1998年「Hello Again」2曲目2曲目「冷たい雨」 1975年シングル「「いちご白書」をもう一度」B面3曲目「北山杉」 2012年「メイド イン 京都」7曲目(1975年、うめまつりのカバー)4曲目「不思議にウキウキ」 1980年シングル、アルバム「Coast」1曲目5曲目「最終フライト05便」 1978年ソロシングル第一弾、 アルバム「Starship Radio Station」A面6曲目6曲目「できるだけ遠廻り」 1979年「ひとり海へ還る」B面4曲目 2012年「メイド イン 京都」3曲目にセルフカバー7曲目「速達」 1982年シングル、 アルバム「今はまだDreamer」A面5曲目8曲目「風にのって」 2005年シングル「のんびりと ゆっくりと」カップリング曲9曲目「Tenderness」 1980年シングル、 アルバム「Coast」A面3曲目10曲目「私のように美しい娘たち」 1986年シングル、 1988年アルバム「Dear My Friend」1曲目11曲目「純情サタデーナイト」 1988年アルバム「Dear My Friend」9曲目12曲目「Dear My Friend」 1988年シングル アルバム「Dear My Friend」5曲目13曲目「You'll Never Know 」 1979年アルバム「ひとり海へ還る」A面3曲目14曲目「縁切寺」 1976年シングル(グレープのカバー)15曲目「あじさいの街」2012年「メイド イン 京都」9曲目(1974年、ザ・ムッシュのカバー)16曲目「「いちご白書」をもう一度」 1975年シングル アルバム「季節風」1曲目17曲目「霧雨の朝突然に…」 1976年シングル18曲目「胸が痛い」 2012年「メイド イン 京都」8曲目(1989年憂歌団のカバー)19曲目「この街で」 2014年ブラザーズ5シングル(新井満さんカバー)20曲目「SACHIKO」 1979年シングル アルバム「ひとり海へ還る」B面3曲目 21曲目「昨日よりも若く」 1982年シングル 全22曲、全てフルコーラスでの演奏。ザ・ムッシュのカバーが生で聴けたのも最高でしたが、自分が特に感動した曲は、「最終フライト05便」「不思議にウキウキ」「Tenderness」「You'll Never Know 」「昨日よりも若く」の5曲です!この5曲は思い入れありすぎてウルウルでした。ヒット曲はフェス形式ライブやブラザーズ5でもよく聴くので、やっぱりあまり生で聴けない曲に感動が大きくなる。「最終フライト05便」は脳内でシンセドラムの音を勝手に鳴らし^^;… スタジオ盤通りのハードな演奏そのままで聴けてめちゃくちゃ感動しました。1978年9月30日大阪厚生年金会館大ホール、1979年7月29日大阪厚生年金会館大ホールの2度のライブでバンド演奏で「最終フライト05便」を聴けた事を今でも覚えてる。「不思議にウキウキ」も、スタジオ盤通りのイントロ前のアレンジそのままで再現してくれたのもうれしかった。「Tenderness」は名曲中の名曲。歌ってくれるかと少し期待してた。本当に聴けて感涙でした。「You'll Never Know 」は曲が始まって、「この曲、何だっけ?」と一瞬考えたけど、すぐにアルバム「ひとり海へ還る」のジャケットが浮かんで来た。この曲も生で聴くのは35年以上ぶりかも。アンコールラストが「昨日よりも若く」ってのも最高です。スプリングスティーンっぽい軽快なロックで発売した時から大好きだった曲です。「ALL TIME ばんばひろふみ」なので絶対に「青春のラストページ」が聴けると物凄い期待したのに・・・ジャケット写真の事で笑い話にしただけだった。「青春のラストページ」はメロディもアレンジも歌詞も、バンバン時代の楽曲の中では一番好きかも知れない曲なんだけどなぁ。ばんばん本人は気に入ってなかったのだろうか?解散前の曲なので、何かイヤな思い出が思い出されるのだろうか・・・。雑音だらけのセイヤングで初めてこの曲をかけた時に聴いて凄い感動した。「永すぎた春」も聴けるかとちょっと期待してたけど、セットリスト入りしなかった。「ALL TIME 」だからジャッケルズ時代の曲も1曲くらいは歌ってくれるかと期待した。「♪愛と言う名の〜」とちんぺいさんが真似してラジオで歌ってた「愛という名の翼にのって」が聴きたかった。「白い雲」が聴きたい人の方が多いと思うけど、自分はあえて「愛と言う名の…」が聴きたかった。それから、今日のバンドメンバーなら「グッド・ラック・マドモアゼル」は絶対にやるべき^^;「女は天使なんかじゃない」も久々に生で聴きたかった。アルバム「Starship Radio Station」の中なら、どの曲でも聴きたい。何だかんだで、ばんばさんの曲はほとんど今でも覚えてるほど、あの頃凄く聴いてた。隠れた名曲にするには勿体無い曲が多すぎる。ばんばさんの歌声聴きながら、当時の事とか、忘れてた事も鮮明に甦ってきたりしてた。五山送り火の時や宵々山コンサートの時にバンバンの実家の旅館に何度か泊まりに行った事や旅館のお風呂の感じや、料理なんかも思い出してきた。バンバンのお母さんが、特別にって鯖棒鮨を出してくれた事やその時の味も思い出した。バンバンがやたら勧めてた「スーパーマインド」って本を買って自分も変われるかと、読んでみた事なんかも妙にリアルに思い出してた。今日のライブは、神戸新聞創刊120周年記念のライブでした。神戸新聞と言えば、神戸新聞会館興行部の畠山さん。バンバンのコンサートの主催も多く手掛けてました。このチラシは1976年の物です。小学生だった自分でも観に行ける価格のライブが多かった。この頃は大阪の興行も神戸新聞会館興行部が仕切ってる事が多かった。そして畑山さんは神戸新聞会館興行部から独立してHADを立ち上げた。1978年3月までヤングジャパンのほとんどのアーティストの主催の大阪市内公演を担当。(たしか、寝屋川や枚方はシン音楽事務所だったり、堺や泉州はサモンミュージックだったりしてた。)それ以降畑山さん(HAD)は神戸、明石、姫路、西脇、三田など、兵庫県内の主催がほとんどになりました。大阪はキョードー大阪が出て来ました。この時のヤンタンフェスは、ホットスタッフも出演してのライブだった。もちろん夜の部を観た。ほとんどヤングジャパンのアーティスト^^;1975年須磨離宮公園のバンバンとザ・ムッシュ。モノクロはアリス、バンバン、ザ・ムッシュジャッケルズ時代のバンバンと、フーリッシュ・ブラザー・フット時代のべーやん
2018年09月16日
ザ・ムッシュの2ndアルバム。まだCD化されていないアルバムです。このアルバムには作曲が堀内孝雄さんの楽曲が収録されています。A面1曲目「泣き虫ロポポ」作詞 山本雄二さん 作曲 土橋浩市さん 編曲 瀬尾一三さんシングルカットされ関西を中心にヒットした曲です。解散コンサートでも本編ラストに歌われた曲。2曲目「たしかどこかで」作詞 山本雄二さん 作曲 土橋浩市さん 編曲 瀬尾一三さんこの曲はライブバージョンのアップテンポのイメージが強いので、スタジオバージョンを久しぶりに聴くと、また違った景色が見えてくるようで新鮮に感じた。3曲目「指切りげんまん」作詞・作曲 山本雄二さん 編曲 瀬尾一三さんこの曲の瀬尾さんのアレンジは凄く好きです。凄くシンプルなアレンジですが、ストリングスを入れる量や出し方など気持ち良い。楽曲は山本雄二さんらしい1曲です。4曲目「仕方ないさ」作詞 山本雄二さん 作曲 土橋浩市さん 編曲 青木望さんこうやって聴くと、瀬尾さんと青木さんのアレンジの違いを凄く感じる。この頃は特に青木さんのアレンジは天才的だと思う。70年代、「編曲 青木望」ってだけで安心感あったし、どんな編曲なのか楽しみだった。この曲のアレンジも本当に素晴らしい!5曲目「喫茶店で」作詞・作曲 徳永章さん 編曲 ザ・ムッシュA面の中ではダントツに一番好きな曲。ギター1本で徳永さんのソロのような曲ですが、歌詞もメロディーも歌唱も個性溢れる世界観で聴き入ってしまいます。B面1曲目「あなたのすべて」作詞 山本雄二さん 作曲 堀内孝雄さん 編曲 瀬尾一三さん今日はこの曲が聴きたいがためにアルバムを通して聴いていました。べーやんのファンなら、お馴染みの楽曲です。1975年発売の1stソロアルバム「言葉にならない贈りもの」のA面5曲目に収録されています。ソロコンサートでも1978年、1979年にはセットリストに入っていました。オリジナルの「ザ・ムッシュ」バージョンはアップテンポで軽快なアレンジになっています。べーやんのバージョンはゆったりと大きなノリのアレンジになっています。ライブでもそんなにアップテンポにはしていなかったように思う。べーやんの方の編曲は惣領泰則さんでした。ザ・ムッシュ、べーやんとも甲乙付けがたい2パターンのアレンジです。シングル「泣き虫ロポポ」のB面にも収録2曲目「失恋の唄」作詞・作曲 徳永章さん 編曲 瀬尾一三さん「さよならコンサート」のライブ盤にも収録されています。ライブではアコギとピアノのみの演奏でシンプルに構成されています。そのイメージが強いので、スタジオバージョンを久々に聴くとかなり印象が違う。凄く豪華な演奏のように感じてしまう^^徳永さんの歌唱も1975年ライブ時は余裕で高音部も出せてる感じ。3曲目「人生のはじまり」作詞・作曲 徳永章さん 編曲 瀬尾一三さんフォークロックな印象の曲で、この曲もすごく好きな曲。4曲目「サーカスの想い出」作詞 山本雄二さん 作曲 徳永章さん 編曲 瀬尾一三さんザ・ムッシュにしか作れないような可愛い曲です。「そんなことしたらあかんよ」のセリフがめちゃ好きです^^;ライブ盤では「そんなことしたらあかんで!」と土橋浩市さん。5曲目「真夜中のおまじない」作詞 山本雄二さん 作曲 土橋浩市さん 編曲 瀬尾一三さんフォークロックな軽快な曲。ライブ盤にも収録されていますが、これに関しては絶対にスタジオ盤の方が好きです。ライブバージョンのアレンジはちょっとやりすぎ感が強い。テンポも急に走り出したりしてるし・・・。6曲目「この指たかれ」作詞 山本雄二さん 作曲 徳永章さん 編曲 ザ・ムッシュ最後のこの曲のみライブ収録です。アルバムに掲載されてる歌詞とはまったく違うのもおもしろい。掲載されてる歌詞の5倍以上の歌詞があります。裏ジャケ見開き中の写真このLPの帯の裏がアンケートになってました。全員にキングレコードの機関紙がもらえるので送った人は多いはず。中古レコード店などでも帯付きがほとんどないのは、このせいだと思う。アリスとザ・ムッシュとバンバンと四季かな?
2018年08月17日
滝ともはるさんの1981年発売のシングル。滝ともはるさんと言えば、堀内孝雄さんとのデュエット曲「南回帰線」の大ヒットで有名になったアーティストです。A面「ベスト・オブ・マイ・ラブ」作詞 松本隆さん 作曲 堀内孝雄さん 編曲 大村雅朗さんこの曲は、1980年6月発売の堀内孝雄さんの5枚目ソロアルバム「デラシネ」のA面3曲目に収録されていた曲。べーやんのオリジナルとアレンジも大きく変わる事もなく、ややタイトになった印象。この曲をべーやんがツアーで歌ったのは、1981年春のソロツアー。1980年のソロツアーは、アルバム「デラシネ」が、まだ発売されてなく、「デラシネ」からの曲は歌われなかった。1980年ツアーでは、滝ともはるさんもゲスト出演して「秋止符」と「南回帰線」の2曲をべーやんとデュエットした。MCでは、まだ24歳の滝ともはるさんと爆笑トークを。ロッド・スチュワート風の髪型にしてきた滝さんにツッコミまくりでした。B面「心の扉」作詞・作曲 滝ともはるさん 編曲 丸山恵市さんミディアムアップの軽快なロックナンバー。雰囲気的には世良公則さん風な印象。
2018年06月05日
ザ・ムッシュは、1970年代前半、関西フォークグループで「アリス」と人気を二分した人気グループ。何度も「ザ・ムッシュ」の事は書いたけど、シングルの事はあまり書いてないかも。「もし僕が結婚したら」の文字が芝生の色と同じで見えない^^;何で、この色にしたんだろ・・・A面「ともだちがかわるとき」作詞 山本雄二さん 作曲 徳永章さん 編曲 青木望さん青木望さんのアレンジはやっぱり良い!青木さんは、60年代後半からの代表的なフォークソングの多くをアレンジしています。例えば、はしだのりひことシューベルツの「風」、「朝陽の前に 」「花嫁」アリス「走っておいで恋人よ」、チューリップ「青春の影」など・・・80年代になっても、谷村新司さんのソロアルバムの楽曲などで素晴らしいアレンジを多く残しています。ザ・ムッシュの曲だと「明日こそ別れを告げよ」の青木さんのアレンジも最高です。この「ともだちがかわるとき」も、1970年代フォークの良い部分だけを感じさせるアレンジ。この曲のリードボーカルは、徳永章さんです。ライブ盤「さよならコンサート」では、3人だけの演奏バージョンが聴けます。ハーモニーの美しさと、3人ならではのアレンジでライブバージョンも凄く良い!B面「もし僕が結婚したら」作詞・作曲 徳永章さん 編曲 青木望さんこの曲はライブ盤「ザ・ムッシュ フォークリサイタル」のMCで、この時のコンサートの2日前に作ったと話しています。各メンバーのソロコーナーの徳永章さんのコーナーで歌われました。歌詞はスタジオレコーディングとは、かなり違っています。特に2コーラス目前半の歌詞はほとんど原型は残っていません。ライブ盤「さよならコンサート」にも収録されています。この時の歌詞はもちろんレコード通りです。 でも、「さよならコンサート」では、1コーラスのみです。1970年代のゆったりとホンワカなフォークソングで気持ちいい。ギスギスして何かに文句ばかりのフォークも多かったけど結局は何十年経っても聴けるのは、こんな感じの優しい曲なんだと実感する。シングル曲だと「はじめての駅」や「あじさいの街」などの曲も、ザ・ムッシュの良さがわかりやすい楽曲だと思う。須磨離宮公園での写真。バンバンとザ・ムッシュ
2018年05月10日
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