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メタルのシングルの棚を整理してたら、こんなシングル盤が出てきた。中学生の時に三宮のレコード屋で買った時の事も思い出した。4枚目のアルバム「Stained Class」1曲目の「Exciter」がとにかく好きでよく聴いてた。アルバムも持ってたけど、この妙な2曲の取り合わせに惹かれて買ったのを思い出した。EPIC系から「Super Hits 2 Series」という洋楽アーティストのヒット曲を2曲収録して売ろうという企画があった。その中になぜか「Judas Priest」も含まれてた。このシリーズを集めたコーナーの中でこのシングルを見つけた事も鮮明に思い出す。「BOSTON」や「Cheap Trick」「Heart」なども同時に発売されてたように思う。自分はこのジューダスのと「ミッシェル・ポルナレフ」の「Super Hits 2 Series」を買った。ちなみに「ミッシェル・ポルナレフ」のカップリングはベタな選曲で「愛の休日」と「渚の思い出」です。この2曲ともブログで書いたと思う。(「Holidays」と「Tous Les Bateaux, Tous Les Oiseaux」)A面「Exciter」「Judas Priest」も好きで当時からよく聴いてましたが、中でもこの1978年春までなら確実にこの「Exciter」が特別好きだった。1978年秋に「Killing Machine」が発売されると自分のジューダスのナンバー1は「Delivering the Goods」になった。それから46年…いまだに「Delivering the Goods」がジューダス・プリーストの楽曲の中ではダントツに一番好きな曲です。2番目は「Exciter」ではなく「Turbo Lover」のカッコ良さに惹かれ続けている。「Exciter」は好きな曲ベスト10には入ってないけど、それでも今でもよく聴く。3番目は1978年当時はそんなに好きじゃなかった「Genocide」です。この1位〜3位は多分死ぬまで変わらないと思う。4位からは「The Sentinel」「Locked In」「Starbreaker」「Jawbreaker」「Out In The Cold」「Night Crawler」「Hard As Iron」の順かな。「A Touch Of Evil」も捨てがたい。人気アルバムの「Screaming For Vengeance」や「British Steel」はなぜか発売当時からそんなにハマらなかった。ちょっとジューダスに冷めてきはじめてた時に「Turbo」が出た。ここで一気にジューダス熱が再燃。音楽雑誌などで貶してる評論家が多かったけど、自分は「Turbo」が出てなかったら聴かなくなってたかも知れない。B面「Dissident Aggressor」(邦題「異端からの反撃」)何でこの曲とカップリングなんだろう?って事に興味持ったので2曲ともレコードで持ってるけど買ってしまったこのシングル盤。約35秒カットして2分30秒に短くして収録。シングルバージョンって事なのか。ロブが「♪ア〜〜〜〜〜〜〜〜〜」って叫ぶ所から。このシングル盤、多分1回しか針を落としてなかったと思う。今日は記念すべき2回目針を落として聴いた。7インチ45回転だとやはり音が良い。「Dissident Aggressor」…こんなカッコ良かったんだと、50年近く遅れての感動。1978年〜1985年頃はアリスにQUEENにメタルにピンク・レディーにユーミンに高石ともやとナターシャーセブンにとライブに忙しかった。どれもチケット取るのが大変なアーティストばかり。やっぱりアリスが一番チケット取るの大変だったように思う。(この1979年のブートが一番よく聴くブートです)
2024年09月25日
ジューダス・プリーストの新譜が発売された!デビュー50周年のアルバム!昨年の10月にこのアルバムの1曲目に収録されている「Panic Attack」が先行で発表され、すぐに公式HPからyoutubeで聴いた。第一印象はかなり良かった!早くこの曲が収録されたフルアルバムを聴きたいと思った。2018年3月発売の前作「FIREPOWER」から6年!前作のパワーを引き継ぐ前作以上の熱を感じるアルバムを聴けて最高です。1曲目「Panic Attack」2曲目「The Serpent And The King」3曲目「Invincible Shield」4曲目「Devil In Disguise」5曲目「Gates Of Hell」6曲目「Crown Of Horns」7曲目「As God Is My Witness」8曲目「Trial By Fire」9曲目「Escape From Reality」10曲目「Sons Of Thunder」11曲目「Giants In The Sky」12曲目「Fight Of Your Life」13曲目「Vicious Circle」14曲目「The Lodger」1曲目「Panic Attack」昨年、この曲を聴いた時の印象は大好きな「Turbo Lover」のテイストを少し感じるアレンジがあって、それだけでも興奮した。2曲目「The Serpent And The King」はJudas Priest王道の一つのタイプの曲。1984年に「Keep Of The Faith」の強いメッセージを届けたあの時のままのジューダスの有言実行を確信できる姿に感動している。変わって行くカッコ良さもあるけど、変わらないカッコ良さも当然ある。3曲目「Invincible Shield」この曲も往年のジューダスファンには胸が踊るような楽曲です。「Defenders Of The Faith」〜「Turbo」〜「Ram It Down」〜「Painkiller」の流れが特にたまらなく好きなんだけど、その間にこのアルバムが入ってたとしても同様の興奮で聴いてたと思う。この4枚は今でもよく聴くアルバム。一番好きな曲は「Hell Bent For Leather」に入ってる「Delivering The Goods」なんだけど。4曲目「Devil In Disguise」も80年代前半のジューダスを彷彿させるし、5曲目「Gates Of Hell」は80年代後半〜90年代のジューダスを感じる。6曲目「Crown Of Horns」この曲も先行でネットで聴いて知ってた曲。初めて聴いた時はあまりピンと来なかったけど、何度か聴くうちにどんどんハマってきた。7曲目「As God Is My Witness」はライブで観客は暴走しそうなファストナンバー。8曲目「Trial By Fire」もすでに聴いた事があった曲なのですが、この曲は今までにあまりなかったような印象で聴いた。9曲目「Escape From Reality」もやや珍しいタイプの曲で、1970年代の少しプログレっぽさもある曲を思い出させるように感じる。10曲目「Sons Of Thunder」もジューダスらしさを強く感じられる曲。11曲目「Giants In The Sky」アルバムラスト曲は歌メロとアコギのソロが印象的なミディアムナンバー。12曲目「Fight Of Your Life」13曲目「Vicious Circle」14曲目「The Lodger」の3曲はボーナストラック。2005年、2008年、2018年と2000年代以降の来日も出来る限り観に行ってる。2008年はあまり印象に残ってないけど、ロブが復活した2005年とアルバム「Firepower」のツアーは凄く良かった!70年代の2回目の来日からほとんど行ってるけど、次の来日がもしあればかなり楽しみに思える。凄くライブで聴きたい「Winter」とか絶対やってくれないだろうなぁ。「Delivering The Goods」はいつでも聴きたい曲。(メガジャケ付きの方を買ってしまう・・・。どこかに貼って飾るわけでもないのに)
2024年03月12日
アメリカのハードロックバンド「Y&T」のライブ盤。1985年1月24日全米発売。6枚目のアルバム「In Rock We Trust 」の次のアルバムがこの時期に発売されるはずだったのが、急にライブアルバムが発売される事になった。バンド構成Dave Meniketti – Vocals, GuitarJoey Alves – Guitar, Backing vocalsPhil Kennemore – Bass, Backing vocalsLeonard Haze – Drums, PercussionA面1曲目「Open Fire」 (4th「Black Tiger 」A面2曲目収録)2曲目「Go for the Throat」 (6th「In Rock We Trust 」ボーナストラック曲)3曲目「25 Hours a Day」 (1st「Yesterday and Today」A面2曲目収録) 4曲目「Rescue Me」 (3rd「Earthshaker」A面ラスト曲)B面1曲目「Summertime Girls (Studio Version)」2曲目「Forever」 (4th「Black Tiger 」A面5曲目収録)3曲目「Barroom Boogie」 (4th「Black Tiger 」B面2曲目収録)4曲目「I Believe in You」 (3rd「Earthshaker」B面ラスト曲)B面の1曲目「Summertime Girls」のみスタジオレコーディングされた新曲でした。今日、どうしても聴きたかったのは「25 Hours a Day」のライブヴァージョン。この曲はデビューアルバム「Yesterday and Today」のA面2曲目に収録されてる曲。「25 Hours a Day」はオーソドックスなロックンロールな曲なのですが、10代の頃からこの曲が好きでよく聴いた曲。1曲目「Open Fire」はスタジオヴァージョンをほぼ完全に再現したかのような演奏が鳥肌もん。この曲はY&Tの楽曲の中でもベスト10に入る名曲です。2曲目「Go for the Throat」は日本盤のボーナストラックとして収録されています。トゥイステッドシスターにありそうな曲みたいだと当時から思ってた。4曲目「Rescue Me」は人気曲です。Y&Tの得意とするようなドラマチックな展開に引き込まれる曲です。B面2曲目「Forever」も大人気曲。日本でもシングルカットされていてライブでは盛り上がる曲のひとつ。3曲目「Barroom Boogie」はスタジオヴァージョンよりもテンポアップさせよりHARDにアレンジされています。スリリングな演奏と展開で自分はかなり好きな曲です。4曲目「I Believe in You」はラストに相応しいパワーバラードです。スタジオ盤と比べて聴くものいい。この曲自体、20年ぶりぐらいに聴いたけど、やっぱり良い曲。ギターも凄くカッコいい!大好きなアルバム「Mean Streak」から1曲も収録されていない事は当時かなり不満に思ってた。でも今となれば「Mean Streak」からのライブヴァージョンは簡単にいろいろと聴ける。
2023年11月14日
ドイツのメタルバンド「U.D.O.」の18枚目のスタジオオリジナルアルバム。大好きなバンド「U.D.O.」の最新作。8月末の発売日にCDが届いてから何度も聴いてるアルバム。新作が出る度に、信用しきれているので駄作になる心配はいつもまったくしていない。そこに「ウド・ダークシュナイダー」のボーカルが入ってるだけで全て名曲になってしまう。1980年に「ウド・ダークシュナイダー」の存在を知ってから43年間ずっと彼の声に感動してきた。とにかくウドの声さえあれば、メタルじゃなくてもどんなジャンルでもOK「U.D.O.」の前作「Game Over」から2年。その間も「ドイツ連邦軍音楽隊」との共作アルバムや「ウド・ダークシュナイダー」ソロ名義のアルバム「My Way」をリリースしたりと、枯渇しない才能とヴァイタリティーにも感動です。そして、駄作がまったくないのも凄い事です。この「Touchdown」は前作以上に強力なメタルアルバムです。1曲目「Isolation Man」2曲目「The Flood」3曲目「The Double Dealer's Club」4曲目「Fight For The Right」5曲目「Forever Free」6曲目「Punchline」7曲目「Sad Man's Show」8曲目「The Betrayer」9曲目「Heroes Of Freedom」10曲目「Better Start To Run」11曲目「The Battle Understood」12曲目「Living Hell」13曲目「Touchdown」バンド構成Vocals – Udo DirkschneiderBass – Peter BaltesDrums – Sven DirkschneiderGuitar – Andrey SmirnovGuitar – Dee Dammersとにかくアルバムラスト曲のタイトルナンバー「Touchdown」の異常なカッコ良さの事を先に書きたくなる。ACCEPT時代の全ての曲を遥かに超えたカッコ良さ。今、現在こんな凄い曲を作れるのは感動の一言。歌唱もアレンジも演奏も完璧すぎる!ツインギターの完成系のようなツインギターのカッコ良さを凝縮したような演奏。ウドの息子のドラムも本当に最高です!やっぱり「ウド・ダークシュナイダー」が歌うと最高で完璧なROCKになる!1曲目「Isolation Man」CDが届いてこの曲のイントロが聴いてるうちに、このアルバムが最高な事が全て聴かなくてもわかった。そうそう!このアルバムからACCEPT時代のPeter Baltesがバンドに正式参加!やはりウドの歌がないとエキサイト出来なかったのはわかる。ウドのいないACCEPTなんてトンカツのないカツ丼みたいなもん。…は、ちょっと言い過ぎか^^4曲目「Fight For The Right」この曲のウドの歌メロが80年代の懐かしさと、それが進化したカッコ良さを感じさて鳥肌。ウドの歌がめちゃくちゃカッコいい!Gソロは由紀さおり姉妹でおなじみ!「♪ティアララルゥ〜 ティアララルゥ〜 ティアララティアララティアララ ルゥ〜」の「トルコ行進曲」を演奏。例の「エリーゼのために」よりもカッコいいかも。5曲目「Forever Free」は先行リリースのリードトラック。キャッチー目な曲をリードトラックに選んだのもわかるけど、最初から攻め込んでも良かったように思う。もちろんこの曲も名曲です!8曲目「The Betrayer」はタイトルナンバーの次に好きな曲。ギターリフが鳥肌もんのカッコ良さ!この曲もウドのボーカル最高!!9曲目「Heroes Of Freedom」も凄く好きな曲。最近のOZZYの曲っぽいアレンジも最高!今のメンバーで来日したらいいのに。この曲もライブ映えしそう。11曲目「The Battle Understood」もライブで盛り上がりそう。12曲目「Living Hell」もめちゃ気に入ってる曲。ウドが歌うと唯一無二の世界が一瞬で作り上がってしまう。他のボーカリストでは絶対に作れない世界。この曲のGソロも凄く好きです。
2023年10月04日
アメリカのハードロックバンド「Y&T」の5枚目のアルバム。1983年9月発売。このアルバムタイトルだけど発売当時の日本盤LPはこの邦題が付いていました。正しいタイトルはアルバム1曲目に収録されてる「Mean Streak」です。今では日本盤でも「ミッドナイト・イン・TOKYO」なんて変なアルバムタイトルになってるCDはないと思う。「Y&T」の事はこれまでに何度か書いてるけど、このアルバムの事はまだだったような気がする。このアルバムからのリードトラックの「Mean Streak」の12インチシングルの事は書いた。バンド構成Lead Vocals, Lead Guitar – Dave MenikettiGuitar – Joey AlvesBass, Synthesizer – Philip KennemoreDrums, Percussion – Leonard HazeA面1曲目「Mean Streak」2曲目「Straight Thru The Heart」3曲目「Lonely Side Of Town」4曲目「Midnight In Tokyo」B面1曲目「Breaking Away」2曲目「Hang 'Em High」3曲目「Take You To The Limit」4曲目「Sentimental Fool」5曲目「Down And Dirty」やはり何といっても1曲目「Mean Streak」は今の年になって聴いても、鳥肌立つほどにカッコいい曲!ギターリフのカッコ良さは当然ですが、ボーカルのメロディラインも本当にカッコいい!この曲を聴いてカッコ良いと思わないハードロックファンっているのか?と思ってしまうほど。1983年頃になるとテレビはもうほとんど観る事はなく、ラジオばかり聴くようになってた。音楽雑誌「MUSIC LIFE」のラジオCMにこの曲のイントロリフが使われてる時期があって、このリフが流れると、そのラジオ番組の空気が一瞬で変わるように感じてた。「MUSIC LIFE」のラジオCMはG-Forceの「YOU」のイントロリフも使ってる時期があってこれも凄いインパクトでした。「YOU」は今でも大好きな曲です。(ギターはGary Moore)2曲目「Straight Thru The Heart」はシングル「Mean Streak」のB曲。ミディアムナンバーでHeavyな演奏が渋い曲。3曲目「Lonely Side Of Town」はメロディアスでキャッチーな曲。少し前はこの手の曲はほとんど聴かなくなってた時期があったけど、ここ5年ぐらい前からこんなメロディアスでキャッチーなハードロックにまた惹かれるようになってきた。4曲目「Midnight In Tokyo」はタイトルに「東京」と付いてるので日本盤ではこの曲がアルバムタイトルになってしまってた。この曲は発売当時からあまり好きではなかった。似てる感じなら、一つ前のアルバムに収録されてた「Forever」の方が100倍好き。B面1曲目「Breaking Away」は歌メロがGary Mooreが歌いそうな感じで、これも好きだった。2曲目「Hang 'Em High」は当時の友人の中では人気曲だった。自分はそこまでではなかったけど「Mean Streak」よりこっちの方がカッコ良いとか言う奴もいて「それなない!」ってハッキリ言ってたのを思い出す。今思えば、ま、好みだから自由。3曲目「Take You To The Limit」はドラマチックで聞き応えのある曲。ミディアムでハードな曲です。4曲目「Sentimental Fool」は歌謡曲っぽいイントロが当時イヤだったように思ってたと思う。今は、キャッチーでPOPでめちゃ良いと思う。5曲目「Down And Dirty」アルバムラストは硬派なハードな曲。2019年にリマスター盤も出ています。ボーナストラックと16Pブックレット付いてます。
2023年09月30日
アメリカのパワーメタル「Savage Grace」の1st EP久しぶりに正統派メタルのバンドを何かひとつ聴こうと選んだのがSavage Graceの1st EPSavage Graceの事は一度も書いていないような気がする。1985年前後によく聴いてた印象がある。やはり2ndアルバム「After The Fall From Grace」の印象が一番強い。急に注目されてきて音楽雑誌にも大きく取り扱われたりしはじめた。自分も「After The Fall From Grace」で初めてレコードを買って、気に入ったので、そこから遡ってこのEPや1st「Master Of Disguise」を買った。結局、2ndアルバム以降にフルアルバムをリリースする事もなく解散したようでせっかく売れ始めてたのに勿体ないと思ってた。(1987年にリリースしたEPが最後になった)今年、2023年にいきなり復活して37年ぶりにアルバムをリリースしたようですが、買っていない。今日懐かしくこのEPを聴いたので、買ってみようかと思ってる。(このCDは1st EPと1stアルバムがカップリングされ、さらに1982年デモ音源がボーナストラックで収録されています)1曲目「Fight For Your Life」2曲目「Curse The Night」3曲目「The Dominatress」4曲目「Live To Burn」5曲目「Too Young To Die」Vocals – John BirkGuitar – Christian LogueGuitar – Kenny Powell Bass – Brian "Beast" EastDrums – Dan Finch IIIこのEPでのみ歌ってるJohn Birkの歌唱は弱いかも知れないけど嫌いじゃなく、1stアルバムのボーカルMike Smith よりも好き。John Birkの歌唱は嫌味がない所が聴いてて疲れないし、素直な歌唱に好感が持てる。2ndではChristian Logue自らボーカルを取る事になるけど、どの曲も凄いリバーブがかかってて、そっちの方が今となれば気になる。ずっとお風呂で歌ってるように聞こえてしまう。当時はそんなに気になってなかったのか普通に聴いてたように思うけど。「Fight For Your Life」・・・懐かしすぎる。凄く覚えてるのは当時、かなりよく聴いてたんだと思う。今、聴いても普通にカッコいい。ギターの音も好きだしリズム隊も懐かしい良さ満載。「Curse The Night」・・・ジューダスの曲、流したっけと思ってしまうイントロ。ミディアムの曲でもリズム隊はカッコいい。ボーカルはきっとまだ慣れてなかったのだと思う。続けてたらきっと凄く良くなってたような気がする。この曲でも弱いけど、イヤな感じはしない。「The Dominatress」・・・タイトルナンバーは気合い入りまくりの楽曲。アレンジも良くて勢いがあって当時、好きな曲だった。「Live To Burn」・・・このイントロはそっくりな物がいくつあるのだろ?って思ってしまうほどいろいろな曲が頭に浮かぶ。その中でも「Power And The Glory」と「Armed And Ready」が最初に浮かぶ。「Too Young To Die」・・・この曲が一番のお気に入りでした。基本的に「Children of the Grave」っぽい曲ってほとんど好きになるような気がする^^;更に途中の展開が凄いOzzyっぽいし。このEPのメンバーではないけど
2023年09月09日
ジューダス・プリーストからボーカルの「Rob Halford」が抜けてた期間にジューダスのボーカルとして歌ってた「Tim "Ripper" Owens」時代のジューダスが聴きたくなって、アルバム2枚とこのライブ映像を観てた。後から思えば意外と長い間、Tim "Ripper" Owensがジューダ・スプリーストを支えていました。1996年5月〜2003年6月までの7年間も在籍していました。自分はバンドのボーカルが違う人に代わってしまうと、そのバンドを聴かなくなる事が多いのですがジューダス・プリーストに関してはRipper時代もそれまでと変わらず聴いていました。ACCEPTやQUEENやブラックサバスはオリジナルボーカルが代わると、全くと言っていいほどそのバンドを聴かなくなった。急にそのバンドへの熱が冷める感じでした。Judas Priestだけは今でもRipper時代のジューダス・プリーストも好きで、こうやってたまに聴いてます。このLIVEーDVDは2001年12月19日にロンドン「Brixton Academy」でライブ収録されて2002年7月にDVDとして発売されました。ノーカットのライブアルバムは2003年4月に突然リリースされた。1998年発売の2枚組ライブアルバム「Live Meltdown」も名盤だと思ってるけど2001年のロンドンでのライブの方が更に気に入ってるライブです。1曲目「Metal Gods」2曲目「A Touch of Evil」3曲目「Blood Stained」4曲目「Victim of Changes」5曲目「One on One」6曲目「Running Wild」7曲目「The Ripper」8曲目「Diamonds & Rust」9曲目「Feed on Me」10曲目「Burn in Hell」11曲目「Hell Is Home」12曲目「Breaking the Law」13曲目「Desert Plains」14曲目「Turbo Lover」15曲目「Painkiller」16曲目「Electric Eye」17曲目「United」18曲目「Living After Midnight」19曲目「Hell Bent for Leather」この時の「Painkiller」は本当に絶品だと思ってる。「Turbo Lover」も素晴らしい歌唱と演奏です。そして大好きな曲、2曲目「A Touch of Evil」も文句なしの演奏と歌唱!「Jugulator」からの3曲目「Blood Stained」も普段は忘れかけてるような曲だけど、こうやって久々にライブ映像観ながら聴くとカッコ良さを思い出す。鳥肌もんです!「Demolition」からの「One on One」も久々に聴いたけど、やはりめちゃ良い!そして「Demolition」の中で一番好きな曲!「Feed on Me」!!この曲、ほとんど話題になる事もないような曲だけど聴けば聴くほどに好きになって行った曲。「Jugulator」からの名曲「Burn in Hell」もライブで聴くとさらにカッコ良さが際立つ!「Jugulator」のアルバム自体かなり気に入ってて当時はよく聴いた。「Demolition」からの「Hell Is Home」も好きな曲。ドラマチックな構成のHeavyな曲です。「Turbo Lover」「Painkiller」の2曲は通して観終わってから、リピートして再び観るほど最高の演奏と歌唱です。Tim "Ripper" Owens時代のジューダスは忘れられがちだけど、名曲も多く残しています。そりゃロブがいる時のジューダス・プリーストの方が断然、聴く回数も多いけど、「Jugulator」や「Demolition」は急に聴きたくなるアルバム。ボーナス映像でサウンドチェックと題された映像があるのですが、これがまた最高です。1曲目「Desert Plains」2曲目「Running Wild」3曲目「Turbo Lover」4曲目「The Sentine」5曲目「Machine Man」6曲目「Lost and Found」この6曲がフル演奏で収録されています。映像はモノクロですが、雰囲気あって凄くイイ!
2023年07月26日
アメリカのハードロックバンド「クワイエット・ライオット」の3枚目のアルバム。(日本のみで発売した2枚のアルバムを入れると5枚目)1986年6月6日全米発売。シュリンクもそのままでかなり綺麗な状態でした。1983年に「Cum On Feel The Noize」の大ヒットで有名になったバンド。アルバム「Metal Health」に収録されています。「Cum On Feel The Noize」はスレイドの大ヒット曲のカヴァー。1973年イギリスで4週連続1位を獲得してその後4ヶ月以上もベスト10入りしてた大ヒット曲。自分はスレイドのオリジナルの方が断然好きです。アルバム「Metal Health」の中からタイトルナンバーと「Let's Get Crazy」「Run For Cover」の3曲が好きだった。同時期にアメリカで売れてたメタルバンドの「Twisted Siter」の方が好きで、Quiet Riotのレコードは買ってたけどあまり聴いてなかったように思う。このレコードも多分、1回か2回聴いただけでカセットにダビングしたものだけをたまに聴いてた。今日、針を落としてみたらレコードはほぼ新品状態だった。このアルバムの次のアルバムはかなり気に入っててよく聴いてたと思う。アルバム「QR」はCDもレコードも持ってる。レコーディングメンバーKevin DuBrow – Lead vocals, GuitarCarlos Cavazo – Guitar, Backing vocalsChuck Wright – Bass, Backing vocalsFrankie Banali – Drums, PercussionJohn Purdell – Keyboards, ProgrammingA面1曲目「Main Attraction」2曲目「The Wild And The Young」3曲目「Twilight Hotel」4曲目「Dow And Dirty」5曲目「Rise Or Fall」B面1曲目「Put Up Or Shut Up」2曲目「Still Of The Night」3曲目「Bass Case」4曲目「The Pump」5曲目「Slave To Love」6曲目「Helping Hands」1曲目「Main Attraction」はシンセを大胆に使ってのポップなナンバー。フレディ・マーキュリーのソロアルバムのようなキーボードの入り方。この曲、意外と好きだった。3曲目「Twilight Hotel」がこのアルバムで一番好きだった曲。しっとりとしてて、キーボードもいい感じにアレンジされてて心地良い。このアルバムは全体的にキーボードが凄く良くて、キーボードの音ばかり耳で追いかけてしまう。キーボードのJohn Purdellは、Ozzy Osbourneの超名盤「No More Tears」「Ozzmosis」にも参加しています。2003年に亡くなりました。B面2曲目「Still Of The Night」ホワイトスネイクの「Still Of The Night」よりも1年以上前に同じタイトルの曲をリリースしていました。ま、「Still Of The Night」ってタイトルは昔からありがちなんだけど。この曲はロッカバラードです。B面5曲目「Slave To Love」もキーボードのアレンジが凄く気に入っています。曲自体も久しぶりに聴いたけど、凄く良い。A面2曲目「The Wild And The Young」この曲がリードトラックだったと思う。この曲のリフやフレーズは日本の有名なアレンジャー、プロデュースがパクってるって友達の間でもよく話してた。B面1曲目「Put Up Or Shut Up」この曲をリードトラックにすれば良いのにって昔、思ってたのを思い出した。キャッチーでノリも演奏も良いと思う。
2023年06月20日
1980年6月2日発売のドイツのメタルバンド「アクセプト」の2ndアルバム。デビューアルバムは1979年1月発売でタイトルもバンド名のまま「ACCEPT」です。この1stアルバムは当初、アメリカ、カナダでは発売されていませんでした。後に出たややリアルなライオンの顔のもイヤだけど、酔っ払ってるのか、熱が出てるのか。様子のおかしいネコみたいな顔も好きじゃない・・・。日本のアクセプトの初期の頃からのファンはわかっていたのですが、特にアクセプトを好きでもないメタルファンにとっては最初の2枚のアルバムについてはよくわかっていない人も多かったのじゃないかと思う。日本では1stアルバムの事を「殺戮のチェーンソー」と呼んでる人が多かった。日本盤の帯にタイトルのように書かれていたので、それがタイトルだと思ってた人も多い。QUEENもBLACK SABBATHもSAXONもIron MaidenもExtremeもEuropeも1stアルバムはバンド名そのままのタイトルが多い。日本では邦題が作られるのでQUEEN「戦慄の王女」、BLACK SABBATH「黒い安息日」Iron Maiden「鋼鉄の処女」、Europe「幻想交響詩」など分かりやすく邦題があった。まあ「戦慄の王女」なんてアルバム名で呼んでる人は誰もいなかったけど、・・・。ExtremeとSAXONはそのままカタカナで書かれてた。で、このACCEPTのこのアルバム。本国ドイツやヨーロッパでは「I'm A Rebel」というタイトルが付けられてた。でも1stアルバムを発売していないアメリカとカナダではこのアルバムのタイトルが「ACCEPT」でした。そのうえ、ヨーロッパ盤とアメリカ、カナダ盤とではジャケットがまったく違う。そして更にこのアルバムは日本盤の発売がなかった。たしか日本で初めてリリースされたのは2010年だったと思う。もちろんCDで。ジャケットはなぜかオリジナルジャケじゃなくヨーロッパで途中で変えたジャケット。オリジナルジャケが評判悪かったのもあるから、そうなったのかも知れない。ここまで書いてても特にファンじゃなければ頭がこんがらがるのがわかる。さらに!…まだある。アメリカでの最初のジャケットにかなり似せてヨーロッパ盤がジャケット変更。リアルな猛獣の顔がヨーロッパ変更盤、マンガチックで目が赤く光ってるのかアメリカ、カナダのオリジナル盤。今日はアメリカでの1stプレス盤のLPでこのアルバムを聴いた。シュリンクもそのままで、一度も多分、針を落としてなかったので盤としては新品。中の歌詞カードなりブックレットが入ってるのか確かめるためだけに開封した。予想通り白い紙製の内袋とレコード盤のみでした。超メジャーバンドでない限り、当時のメタルのアルバムのアメリカ盤はそれで普通だったので…。メンバー構成Udo Dirkschneider – VocalsWolf Hoffmann – GuitarsJörg Fischer – GuitarsPeter Baltes – Bass guitarLead vocals on "No Time to Lose", "The King" Stefan Kaufmann – DrumsA面1曲目「I'm A Rebel」2曲目「Save Us」3曲目「No Time To Lose」4曲目「Thunder And Lightning」B面1曲目「China Lady」2曲目「I Wanna Be No Hero」3曲目「The King」4曲目「Do It」正直、このアルバムはUDOが在籍してるACCEPTの中で一番聴いていないアルバムかも知れない。それでもどの曲も流れ出すと決めのブレイクとか引っ掛けとか全部覚えてる。アナログ盤で久しぶりに聴いてみて、当時はどうしても好きになれなかったB面2曲目「I Wanna Be No Hero」がやたら新鮮に聞こえた。イヤだと思い込んでてCDでも飛ばしてしまってたかも知れない。今、この曲がこのアルバムで一番好きかも。キャッチーでめちゃ良い!UDOがボーカルを取っていない「No Time To Lose」「The King」の2曲はやっぱり好きにはなれなかった。普通のメタルバンドのバラードでおもしろみに欠けすぎる。特に「The King」はUDOが歌ってたら「Winter Dreams」並みの名曲になれたかも知れない。あの声でバラードを歌うからカッコいいのでACCEPTの曲を普通のボーカルで聴きたいとは思わない。B面1曲目「China Lady」も当時思ってたほど悪くなく、普通にUDOの声にハマっててイイ!A面2曲目「Save Us」もUDOの歌い出しがめちゃ良い!ジューダスの初期の頃のようで好きな曲。A面4曲目「Thunder And Lightning」はその後のブギーな名曲の元になってるのかと思うと興味深く聴ける。タイトル曲の1曲目「I'm A Rebel」はソロでもたまに歌ってた曲。ま、この曲をセットリストに入れるなら他の曲を歌ってほしいとも思うけど。ラスト曲「Do It」は何でこの曲がラストなんだ?感が凄いけど、B面1曲目とかに入ってれば普通にカッコよく感じたかも。うしろの3人がいつ見ても怖い。金髪、ロン毛のウドも悪くない。
2023年04月02日
ロブ・ハルフォード率いるメタルバンド「ファイト」の2枚目のアルバム。1990年9月にジューダス・プリースト12枚目のアルバム「Painkiller」を発売してそのツアーに出た。ワールドツアーが終わり1992年5月に突然のロブ・ハルフォードのジューダスからの脱退。そこからしばらくロブにとって実験的で斬新な音楽を創り始める。その第一弾がこのバンド「ファイト」2枚のアルバムとライブDVDをリリースして次のフェーズに移った。このファイトの次は「Two」を結成。突然のインダストリアルな音に賛否両論。自分は初めて聴いた時から大好きな音だったのです、否定的な意見も多くバンドは2年も経たないまま解散しました。めちゃくちゃカッコ良かったんだけどな。次に一番ジューダスファンが安心して聴ける「Halford」を結成。この時の活動がセールス的にもソロプロジェクロでは一番成功した時期。「Halford」の事は何度も書いたけど「Fight」の事は一度も書いてなかったかも。1曲目「I Am Alive」2曲目「Mouthpiece」3曲目「Legacy Of Hate」4曲目「Blowout In The Radio Room」5曲目「Never Again」6曲目「Small Deadly Space」7曲目「Gretna Greene」8曲目「Beneath The Violence」9曲目「Human Crate」10曲目「In A World Of My Own Making」バンド構成Rob Halford – VocalsBrian Tilse – Guitars, PianoMark Chaussee – GuitarsJay Jay – BassScott Travis – Drums1曲目の「I Am Alive」を初めて聴いた時に思った事を今でも覚えてる。ギラン在籍時のブラックサバスと「Sabotage」「Technical Ecstasy」の頃のブラックサバスを合わせたような自分にとっては大好物な世界だった。1st「War Of Words」も好きで聴いてはいたけど、ジューダスから脱退しショックは大きかったので没頭して聴くってほどにはならなかった。2ndアルバムのこの1曲目を聴いて急に期待も大きくなっていた。2曲目「Mouthpiece」もメタルというよりGroove Metalで斬新さも感じた。今、聴いても古く感じないカッコ良さがある曲。3曲目「Legacy Of Hate」この曲もデスメタル寄りなフレーズも感じられてジューダスでは絶対作らなかった感じの曲。今のジューダスはさらに幅も広くなっていますが。4曲目「Blowout In The Radio Room」はシングルカットされた曲。キャッチーな印象も強い曲。最初はあまり好きではなかった曲ですが、今では聞き入るほどに気に入ってる。6曲目「Small Deadly Space」タイトル曲のこの曲も最初に聴いた瞬間から好きになった曲。今日、かなり久しぶりにアルバム通して聴いたけど、構成も凄く良くてあっという間に終わったと感じるほどに集中して聴けた。7曲目「Gretna Greene」攻撃的で悪魔的な世界。この曲もイントロリフから最後まで緊張感のあるカッコいい曲。9曲目「Human Crate」は「Diary of A Madman」が始まるのかと思うような、ギターの静かで怪しげなフレーズから始まるHeavyな曲。10曲目「In A World Of My Own Making」もイントロから静かでロブも静かに歌い始める。ドラマチックに展開していく大曲です。アルバムラストを締めくくる感動的なナンバーです。ラスト曲のあと無音が続き隠しトラックが始まる。これは別になくても良いので10曲目終了とともにストップしてしまう。11曲目 "Acid Test" (Instrumental)
2023年01月25日
1986年12月に発売されたGary Mooreのシングル。この曲は6枚目のソロアルバム「Wild Frontier」の発売に先駆けて先行シングルで発売されました。バンド構成Gary Moore – Guitars, VocalsNeil Carter – Keyboards, Backing vocalsBob Daisley – BassRoland Kerridge – Drum programmingPaddy Moloney – Uilleann PipesSean Keane & Martin Fay – Fiddle1曲目「Over The Hills And Far Away」(邦題 望郷の果て)作詞・作曲 ゲイリー・ムーア次第にケルト音楽とメタルの融合のようになっていく構成が新鮮で感動的な楽曲。この7インチシングルバージョンはアルバムバージョンより40秒ほど短いのですが、物足りなさはなく、7インチバージョンでもしっかり感動できます。12インチバージョンはアルバムバージョンより2分も長いのですが、冒頭は過去の曲のイントロが扉を開けたら流れてくるって演出で、そこが長いのであまり好きではなかった。邦題の「望郷の果て」って1970年代後前半の森進一さんの楽曲かと思うようなタイトル。蒸気機関車の走行音から始まる大ヒット曲「望郷」と自分がめちゃくちゃ好きなヒット曲「旅路のはてに」を合わせたようなタイトル^^;「旅路のはてに」はアレンジも演奏もめちゃくちゃカッコいい!森さんの歌唱も最高です!「望郷」は超大ヒットもちろんオリコン1位、1971年の年間シングル売上9位です。ライブのセットリストに「望郷」はよく入りますが、「旅路のはてに」はなかなか歌ってくれない曲。当時「Over The Hills And Far Away」の邦題を初めて見た時にすぐに森進一さんが浮かんだ。Paddy MoloneyのUilleann PipesとSean KeaneとMartin Fayの二人のFiddleが入るとメタルがまったく違って聞こえる。B面「Out In The Fields」LIVE Version海外ではこの7インチのB面は本田美奈子さんに書いた「Crying in the Shadows」でした。本田美奈子さんは「The Cross(愛の十字花)」のタイトルでリリース。「Out In The Fields」はPhil Lynottとの共演での名曲のライブバージョン。このライブバージョンは凄い勢いがあって他のブートの演奏よりも一番好きかも。
2022年12月24日
日本のメタル/ロック「Electric Eel Shock」の4枚目のアルバム。このバンドは日本よりも海外での知名度が高くて海外での活動の方が多いバンドです。BLACK SABBATHのオジーをこよなく愛するバンドだと知ってからCDを買って聴くようになった。インタビューでもオジーの存在さえあれば満足できる、とかBLACK SABBATHのオジーが好きとか、オジーのいないBLACK SABBATHには一切興味ない、とか自分と似てるような事を言ってるので余計に親近感。そしてCD聴いてみたらカッコ良くてすぐに引き込まれた。このロングインタビューでも熱くOZZY愛を語っています。5ページに渡ってOZZYを語っています。OZZYをリスペクトしてるバンドやボーカリストだと必ず買ってしまうし好きになってしまう^^;このアルバムはJudas Priestの「Painkiller」、Scorpionsの「Crazy World」等のEngineerを担当したAttie Bauwがプロデュースしています!前にも書いたかもしれないけど、日本のロックバンドで数少ない自分の好きなロックバンド「黒猫チェルシー」もこのバンドの影響を受けてるように思える。(初期の2枚だけ)バンド構成Akihito Morimoto - Guitar/VocalsKazuto Maekawa - BassTomoharu "Gian" Ito - DrumsAttie Bauw - Producer, Engineer, Mixing and Mastering1曲目「Scream For Me」2曲目「Bastard !」3曲目「I Can Hear The Sex Noise」4曲目「Don't Say Fxck」5曲目「Lemon Lees」6曲目「Killer Killer」7曲目「Slow Down」8曲目「Beat Me」9曲目「Rock & Roll Kills The Blues」10曲目「Mile End」11曲目「I Love Fish But Fish Hate Me」12曲目「Iron Man」1曲目「Scream For Me」は初期サバスファンなら惹かれると思う。音質もフレーズもアレンジも70年代のカッコ良さに溢れてる。ユーライア・ヒープ風なフレーズも出てきたりしてゾクゾクさせられる。2曲目「Bastard !」も音がとにかくカッコいい!3曲目「I Can Hear The Sex Noise」も凄く好きな曲。アメリカでもヨーロッパでも売れてるのがわかるような曲。この曲を「黒猫チェルシー」もリスペクトしてるのような気がする。「嘘とドイツ兵」を聴いた時にこの曲を思い出した。4曲目「Don't Say Fxck」の超HEAVYな感じも最高です。日本のメタルでもここまでカッコいい曲が作れるんだって思った曲。5曲目「Lemon Lees」はブルージーなしぶしぶな曲。この曲も「黒猫チェルシー」は影響受けてるように思ってた。全然違うんだけど。6曲目「Killer Killer」この曲も凄い世界です。日本人が作ったロックだとは思えない。とにかく音がめちゃくちゃカッコいい!8曲目「Beat Me」はいきなり日本語で歌い出すから逆にびっくりする曲。ここまで全て英詞です。日本語を乗せてもロックは洋楽のようにカッコ良く出来るって思えた曲。9曲目「Rock & Roll Kills The Blues」はキャッチーな曲。1985年頃のメタルの雰囲気を思い出す感じ。10曲目「Mile End」も初めて聴いた時に鳥肌になった曲。ダサさのカッコ良さは強力。そして最高!12曲目「Iron Man」はサバスのカバーです。なんでこの曲?って曲目を見た時に最初に思ったけど、前半はほぼ完コピな感じですが、すぐに倍の速さに。これがイヤな感じがしない。他のバンドがサバスの曲をいじくってアレンジしてカバーしてるのを聴くと9割以上のバンドがイラっとするけど、これは凄い。このアルバムと「Transworld Ultra Rock」の2枚は特に音が好き。
2022年11月26日
オランダのメタルバンド「ヴァンデンバーグ」の1983年10月28日発売、2ndアルバム「Heading for a Storm」からのシングルカット。このシングルは日本とヨーロッパの一部の国のみで発売された。バンド構成Bert Heerink – Lead vocalsAdrian Vandenberg – Guitars, Keyboards, Backing vocalsDick Kemper – Bass , Backing vocalsJos Zoomer – Drums, Backing vocalsA面『ディファレント・ワールド Different Worlds』アコギの音が気持ち良いパワーバラード。この曲は自国オランダで先行発売されて20位内に入るヒット。アメリカではアルバム1曲目「Friday Night」をシングルカット。MVも派手に作ってMTVでかなり流れてた印象。レインボーの「Street Of Dreams」「Stone Cold」、ACCEPTの「Winter Dreams」、Scorpions「Still Loving You」等に似たタイプでこの感じのバラードに惹かれる事が多い。B面「Too Late (Live)」この曲は1stアルバム「Vandenberg」のB面2曲目に収録されてる人気曲。ライブレコーディングされたのは1983年3月3日、アメリカのテキサス州ヒューストンでのLIVEを収録したもの。この曲が好きな人は多いと思う。当時、この曲をコピーしてたバンドもよく聴いたしアルバムでこの曲が一番好きって言ってた友人もいた。ライブバージョンはブレイクを入れたり、間奏も長く、よりドラマチックに構成されてる印象。久しぶりのライブバージョン聴いたけど、こんなに良かったんだと改めて楽しめた。「Too Late」のライブシーン
2022年11月05日
1986年4月11日 イギリス、ニューキャッスルでのアクセプトのライブ。7枚目のアルバム「Russian Roulette」に伴うワールドツアーはヨーロッパを周り、アメリカから最終地の日本までのツアー。この大阪公演を観に行きましたが、2回目の来日にも関わらず初来日時の観客の興奮状態とほとんど変わらない客席だった。初来日の物凄い緊張感と興奮に比べると少し和らいでたかも知れないけど。このブートはヨーロッパを回ってる時のほぼ固定されたセットリストです。アメリカツアーはヘッドライナーではなかったので9曲のみのセットリストこのブートはオーディエンス物で音質はなかなか良い感じ。当時はこのぐらいの音質でも有り難かったと思う。アクセプトのLPのブートはいろいろあるけど、だいたいがこんな感じの音質です。中にはもっと良いのもあるけど。1曲目「TV War」2曲目「Living For Tonight」3曲目「Monster Man」4曲目「London Leather Boys」5曲目「Wrong Is Right」6曲目「Princess Of The Dawn」7曲目「Heaven Is Hell」8曲目「Guitar Solo Incl.Bolero」9曲目「Restless And Wild」10曲目「Son Of A Bitch」11曲目「Breaker」12曲目「Love Child」13曲目「Up To The Limit」14曲目「Metal Hear」15曲目「Russian Roulette」16曲目「Fast As A Shark」17曲目「Balls To The Wall」ジャパンツアーでは固定セットリストから1曲入れ替えがありました。12曲目「Love Child」が「Screaming For A Love-Bite」に変更された。「Screaming For A Love-Bite」も嫌いじゃないけど「Love Child」の方がうれしかった。この2曲とも初来日のセットリストに入ってた曲です。急に「Fight It Back」とか「Too High To Get It Right」が追加されたら驚きと喜びだったけど。そして日本でのラスト日は世界で初めて「Russian Roulette」から「Stand Tight」を演奏した。このツアーのあと、単発でアメリカで数本のライブがありましたが、「Stand Tight」を演奏したのは多分、この新宿厚生年金会館の1回のみの演奏だと思う。オープニングが「TV War」ってのはやはりイマイチ感が強い。ライブアレンジのドラムから始まるアレンジじゃなくスタジオ盤通りのアレンジでオープニングが「Breaker」だったら鼻血出る^^ライブアレンジはなんでメインリフの前に妙な4小節の演奏を入れたのだろう?スタジオ盤のアレンジのままが一番カッコ良いのに!たしか初来日ではセットリストに入らなかった「Metal Heart」からの「Wrong Is Right」がセトリ入りしたのはうれしかった。「Princess Of The Dawn」と「Heaven Is Hell」の長めの曲が続くのは好きじゃなかった。「Heaven Is Hell」って曲自体がアルバムでもよく飛ばして聴いてた曲だった。少し長めの曲なら「Losing More Than You've Ever Had」をセットリストに入れてくれてたら鳥肌ものだった。なんで「Losing More Than You've Ever Had」はやらないんだろ…。そろそろU.D.O来日してくれないかな。ウドのソロでも良いし。
2022年10月22日
レインボーの1986年発売の映像作品。当時はVHSとLDで発売されていましたが、15年ほど前に1982年のライブ映像「Live Between the Eyes」と2枚組でDVD発売。(「THE FINAL CUT」の方はそれ以前にDVD化されていました)5.1chサラウンドも選択できるけど、普通にPCMステレオで聴く方がいいかも。Joe Lynn TurnerのボーカルとDavid Rosenthal のキーボードに変わってからのレインボーが好きなので、この2枚のDVDは発売を知ってすぐに買った。1982年5月〜10月の短い期間のワールドツアー「Straight Between The Eyes Tour」の8月サンアントニオでのライブが収録された「Live Between the Eyes」と「THE FINAL CUT」は1984年武道館でのライブ映像とそれまでのMVで構成されてる映像作品。1曲目「Spotlight Kid」 1984年3月日本武道館LIVE2曲目「Death Alley Driver」 MV3曲目「I Surrender」 MV4曲目「All Night Long」 MV5曲目「Can't Happen Here」 MV6曲目「Difficult To Cure (Beethoven's 9th)」1984年3月日本武道館LIVE7曲目「Can't Let You Go」 MV8曲目「Power」 1982年8月サンアントニオLIVE9曲目「Since You've Been Gone」 MV10曲目「Stone Cold」 MV11曲目「Street Of Dreams」 MV久々にこのDVD2枚連続で観て懐かしく観入ってしまった。大型テレビで観ると、あの目玉のセットはやはり迫力ある。レインボーの来日公演は何度も観てるけど、やはり1982年のツアーが一番印象に残ってる。1曲目「Spotlight Kid」はライブの1曲目として完璧な曲。この武道館の映像よりも1982年テキサスの映像の方がカメラの台数も多く画質もきれい。武道館のライブは「Japan Tour '84」としてLDとVHDのみで発売されたけどDVDではまだ発売されていません。映像も音もリマスターしてBlu-rayで出せばいいのに。2曲目「Death Alley Driver」も当時のメタル界隈を盛り上げた印象。MVも凝ってたし曲自体がめちゃカッコいい。20年間ほどメロディアスなメタルをほとんど聴かなくなった時期があったけど、結局、こうやってあの頃、聴きまくってた音楽に戻ってきてる。3曲目「I Surrender」それまでのレインボーはやや暑苦しい系のボーカルが多かったのですが、ジョーリンターナーの加入で、一気にキャッチー感を増して一般にも受け入られるようになった。「Difficult to Cure」1曲目のこの曲を初めて聞いた時に自分はスティーヴ・ペリーのような歌唱のボーカリストが入ったと一気にレインボーが今まで以上に好きになった。スティーヴ・ペリーのボーカルが凄く好きだったのもあるけど、キャッチーな曲も増えてジャーニーのハードな曲を感じる曲もあって「Difficult to Cure」以降のアルバムは全て好きです6曲目「Difficult To Cure (Beethoven's 9th)」は1984年3月日本武道館でのLIVE映像。25人のオーケストラとの共演は聴きごたえ凄い!7曲目「Can't Let You Go」 は全てのレインボーの楽曲の中で2番目に好きな曲。パイプオルガンのイントロから曲の世界に引き込まれる。この曲はDavid Rosenthalだからここまで完成度が高い曲が出来たと思う。David Rosenthalはレインボー解散後の活動が凄すぎる!他のメタルのキーボーディストとは一線を画している。まず自分が大好きなLittle Stevenのツアーに参加。そして来日公演も行きまくってたCyndi Lauperのツアーでも何度か参加してるのを観た。かなり重要な役割をしていてCyndi Lauperのライブの完成度をあげる要因の一つになってた。その後もRobert Palmer、Bruce Springsteenのシンセのプログラムを作ったり、現在はBilly Joelになくてならない存在になっています。レインボーにDavid Rosenthalが参加して、バンドのレベル向上の力にかなりなってると思う。8曲目「Power」もSteve Perryがジャーニーのハードな曲で歌っているようで好きだった。曲自体も少しジャーニーっぽいし。凄く好きな曲。10曲目「Stone Cold」 この曲がレインボー最大のヒットシングル。全米で初トップ40入りした曲。ボーカル演奏も凄く良い!11曲目「Street Of Dreams」 はリッチー・ブラックモア本人が自身の最高傑作と言い切ったほどの名曲です。自分もこの曲がレインボーの全ての曲の中でダントツのナンバー1です。何度聴いてもカッコいい!この曲も全米でヒットしました。MVも一番凝ってて1本の映画を観るようにお金かけてて見応え十分です。レインボーでこの曲だけ聴きたくなって聴くことがかなり多い。
2022年10月07日
アメリカのオルタナ/メタル「ソウルフライ」の1stアルバム。「セパルトゥラ」を1996年に脱退したマックス・カヴァレラが新たに結成したバンド。「Sepultura」の事は何度か書いたと思うけど「Soulfly」は一度も書いてなかったかも。まず「Sepultura」を聴くきっかけは、1980年代に大好きだった「Celtic Frost」に影響されたと知ってからの事だったと思う。その「Celtic Frost」はBLACK SABBATHに特に影響を受けたバンドと言うきかっけから聴くようになった。「Sepultura」は他にもハードコアの中で一番好きな「Discharge」や「Judas Priest」からも影響を受けてたのも聴くようになったきかっけの一つ。「Sepultura」も初期から音楽性を少しずつ変えていき、カヴァレラが脱退した「Roots」の頃は民族音楽との融合など超個性的な音楽になってきてました。(このアルバムのボーナスCDに「Discharge」の名盤「WHY」からのカバー曲「Ain't No Feeble Bastard」を収録。このカバーがやたらカッコいい!)その流れを汲んだと言ってもいいアルバムがこの1stアルバム。このアルバムをまともに通して聴いたのは正直20年ぶりぐらいかも知れない。ボーナスCDのライブバージョンなどはよく聴いてたましたが。1曲目「Eye For An Eye」2曲目「No Hope = No Fear」3曲目「Bleed」4曲目「Tribe」5曲目「Bumba」6曲目「First Commandment」7曲目「Bumbklaatt」8曲目「Soulfly」9曲目「Umbabarauma」10曲目「Quilombo」11曲目「Fire」12曲目「The Song Remains Insane」13曲目「No」14曲目「Prejudice」15曲目「Karmageddon」1曲目「Eye For An Eye」は「Fear Factory」のギターDino Cazaresと、Burton C. Bellのバッキングボーカルを加えた強烈な音の塊になってて最高です。「Fear Factory」もめちゃくちゃ好きなバンドだったけど最近まったく聴いてないなぁ。名盤だらけなので後で何か1枚聴こう。3曲目「Bleed」!! 強烈にカッコいい!Limp Bizkitの個性を融合させた音。この曲はシングルカットされた。このボーナストラックに「Discharge」のカバー収録。4曲目「Tribe」もシングルカットされた曲。これをシングルカットするのは凄い^^;多くの世界中の部族や民族の名前など出てくる曲です。5曲目「Bumba」メタルと民族音楽の融合曲。これはボーナスCDのライブバージョンが最高。6曲目「First Commandment」は「Deftones」のChino Morenoが参加!混沌とした名曲!7曲目「Bumbklaatt」は発売当時、一番好きでよく聴いてた曲。今でもやっぱりカッコいい!8曲目「Soulfly」は美しく寒さを感じるインスト9曲目「Umbabarauma」は民族音楽をメタル化したらこんな感じになるだろうか…と聴き入ってしまう。ボーナスCDの違うMIXの2曲が最高すぎる。12曲目「The Song Remains Insane」このタイトルを見るとZEPが頭に浮かぶ人も多いと思う。ちょっと違うんだけどね。ハードコアナンバーです。13曲目「No」もハードコアな曲で「Fear Factory」のメンバーも参加しています。Bonus disc1曲目「Tribe (FuXk Shit Up Mix)」2曲目「Quilombo (Extreme Ragga Dub Mix)]3曲目「Umbabarauma (World Cup Mix)」4曲目「No Hope = No Fear (Live)」5曲目「Bleed (Live)」6曲目「Bumba (Live)」7曲目「Quilombo (Live)」8曲目「The Song Remains Insane (Live)」9曲目「Eye For An Eye (Live At Indigo Ranch)」10曲目「Cangaceiro」11曲目「Ain't No Feeble Bastard」12曲目「Tribe (Tribal Terrorism Mix)」13曲目「Umbabarauma (Brasil '70 Mix)」14曲目「Quilombo (Zumbi Dub Mix)」15曲目「Soulfly (Eternal Spirit Mix)」本編とボーナスのCD2枚通して聴くと2時間・・・。凄い熱量のある音楽で疲れたけど、久々に聴いて感動だった。このアルバム、やっぱりカッコいいわ。2nd「Primitive」の方が好きだったはずだけど、逆転したかも。「No Hope = No Fear」と「Bumba」のバイブバージョン最高です!「The Song Remains Insane」のライブバージョンはスタジオバージョンよりもさらに「Discharge」のような激しさが感じられる。「Eye For An Eye (Live At Indigo Ranch)」のカッコ良さも異常!「ソウルフライ」やっぱりイイ!買ってなかったアルバムも買おうと思う。今年の8月に12枚目のアルバムも出たようだし聴いてみたくなった。
2022年09月23日
ゲイリー・ムーアの1989年のアルバム「After The War」にスペシャルゲストで1曲だけオジー・オズボーンが歌ってる曲があって、それだけ聴こうとiTunesで流してたら次の曲「The Messiah Will Come Again」もそのまま聴いてしまい、アルバム通して聴きたくなったのでアナログ盤を出してきてちゃんとした音で聴いた^^;オジーが歌ってる「Led Clones」はゲイリー・ムーアが当時のメタルシーンへの皮肉を込めて作った曲。ホワイトスネイクやキングダム・カムやグレイトホワイトや多くのバンドがこぞってあからさまなレッド・ツェッペリンのパクりをしてた事を皮肉って笑ってる曲。この「Led Clones」は最初聴いた時は爆笑してしまった。この曲をBLACK SABBATHのボーカルだったOZZYに歌ってもらったのもおもしろい。で、そんな事はどうでもよくて、この「After The War」のツアーのセットリストがこれから先のGary Mooreの活動を暗示してるかのような感じだった事を思い出した。少し前にこのツアーのブートDVDを手に入れてて(VHSで持ってるけど画質が最悪)、まだ観てなかったのを思い出して、それを観てた。自分が持ってるVHSの画質より確実に良いけど、このライブはフルセットリストで収録されていない点がかなり残念。イギリスのテレビ放映用に編集したもの。1989年3月9日のセットリスト★印がDVDに収録されてる曲★1曲目「After the War」 2曲目「Shapes of Things」 3曲目「Wild Frontier」 4曲目「This Thing Called Love」★5曲目「Military Man」★6曲目「So Far Away」★7曲目「Empty Rooms」★8曲目「Blood of Emeralds」★9曲目「Out in the Fields」★10曲目「Over the Hills and Far Away」Encore1 11曲目「Rockin' Every Night」 12曲目「All Messed Up」Encore2★13曲目「Johnny Boy」★14曲目「Parisienne Walkways」「After The War」のB面2曲目に収録されてる「This Thing Called Love」は外さないでほしかった。「Run For Cover」収録のHeavyなナンバー「All Messed Up」もDVDに入ってたら最高なのに。6曲目「So Far Away」~7曲目「Empty Rooms」はライブ盤「We Want Moore!」の時のそのままの構成。このバラード立て続けのこの構成は大好きです。そしてダブルアンコール2曲も静かに聴かせる曲でライブが終わるのも斬新。「Johnny Boy」は「Wild Frontier」収録の名バラードです。「Parisienne Walkways」はゲイリー・ムーア好きなら知らない人はいない曲。このブートDVDで特に圧巻なのは8曲目「Blood of Emeralds」です。「After The War」に収録されてる大好きな曲。ライブバージョンがまたやたらとカッコいい!たしかこの1989年のツアー、最終リハーサルも終わろうとしてた時に突然、ドラムのコージー・パウエルが抜けてしまいツアーの初日から10公演ほどがキャンセルになったんだったと思う。急遽、あの天才ドラマー!のクリス・スレイドが参加!クリス・スレイドの方が何倍も良いと思うから、結果的には大成功。ツアーの最終地、日本でのツアースケジュール。ツアーパンフよりツアーパンフ表紙「After The War」の広告
2022年09月13日
マッドヴェイン「ヘヴィロック断末魔 The End Of All Things To Come」を久しぶりにじっくり聴いてた。2004年頃からマッドヴェインにどハマりして毎日聴いてる時があった。このアルバム、もう20年前のアルバムなんだ・・・。ついこの前のような感覚。マッドヴェインはアメリカのオルタナティヴ・メタルバンド。2000年発売のメジャーレーベル1stアルバム「L.D.50」で衝撃的なデビュー!その中の「Dig」は今でも神曲として崇拝されてる曲です。2021年に再始動!アルバム制作はしていないようですが、ライブはかなり回数やってるようです。海外のライブは動画撮影がほとんど許されてるので、映像撮り放題です。なのでyoutubeにいっぱい今のライブがノーカットで上がっています。2021年〜のライブをかなり観た。容姿の変貌は驚いたけど、やっぱり良いライブしています、。マッドヴェインのアルバムの中で一番好きな2nd「The End Of All Things To Come」のDeluxe Limited EditionのDVDと2枚組のアルバムを引っ張り出してきて聴いてた。1曲目「Silenced」2曲目「Trapped in the Wake of a Dream」3曲目「Not Falling」4曲目「(Per) Version of a Truth」5曲目「Mercy, Severity」6曲目「A World So Cold」7曲目「The Patient Mental」8曲目「Skrying」9曲目「Solve Et Coagula」10曲目「Shadow of a Man」11曲目「12:97:24:99」12曲目「The End Of All Things To Come」13曲目「A Key To Nothing」DVD-1 In The StudioDVD-2 Photo ShotDVD-3 DowntimeDVD-4 The InterviewDVD-5 Goodbye (Unreleased Track)DVD-6 On The Move (Unreleased Track)1曲目「Silenced」~2曲目「Trapped in the Wake of a Dream」~3曲目「Not Falling」の流れは泣けそうになるほどカッコいい!「Not Falling」は本当に名曲なんだと今日改めて感じた。カッコよすぎる!5曲目「Mercy, Severity」は当時から好きだったけど今回、この曲のカッコ良さに新たに気づいた点とかあった。6曲目「A World So Cold」も当時から好き過ぎる曲。7曲目「The Patient Mental」のセンスの良すぎるアレンジも鳥肌もん。そして続く8曲目「Skrying」の異様な世界観は今でも新鮮。9曲目「Solve Et Coagula」のブルータルな激しさもやはり飽きない。タイトル曲12曲目「The End Of All Things To Come」も爆音で聴くと鳥肌止まらない。DVDのオーディオパート「Goodbye (Unreleased Track)」は最高です!3rd「Lost and Found 」の日本盤のみにボーナストラックとして収録されてるバージョンとも少しMIXが違う。マッドヴェインは改めて聴くと名曲が多過ぎる!DVDのメニュー画面
2022年09月07日
イギリスのハードロックバンド「ホワイトスネイク」の1980年発売のシングル。今日はホワイトスネイクの1980年〜82年頃のブートレッグを4種類フルで聴いた。いつもなら「Fool For Your Loving」は特に好きでも嫌いでもなかったので飛ばしたりしてたけど改めてカッコいい曲だと思えていろんな時代の「Fool For Your Loving」のライブを聴いたりしてた。A面「Fool For Your Loving」1980年4月18日にイギリスで発売され、日本でもその後すぐに発売になった。世界共通のジャケットですが日本のみジャケットが違いました。アルバムに先駆けての先行リリースとなりました。アルバム発売の約1ヶ月半前のリリース。アメリカのみラジオOnAir用に3分30秒のラジオバージョンが存在しています。自分は聴いた事がないのですが、どこを切ってたのか気になる。4分18秒→3分30秒だとかなり切ってる。3rdアルバム「Ready An' Willing」の1曲目に収録されています。アルバムを聴く時に2曲目から針を落として聴く事が確かに多かったと思う。「Sweet Talker」「Ready An' Willing」「Carry Your Load」「Blindman」の残りのA面4曲が好きすぎた。「Fool For Your Loving」はその4曲と比べると自分の中でかなり下に感じてた。発売当時、アルバムB面の4曲も文句なしに好きな曲だった。「Fool For Your Loving」のライブバージョンはコレがいい!ってのが少ないように思う。いろんなブートで聴いたけど結局オフィシャルライブ盤「Live... In The Heart Of The City」のバージョンが演奏も歌も安定してて心地良く聴ける。このシングルがUKで発売になった1980年4月18日、ホワイトスネイクは大阪フェスティバルホールでライブしていました。なので、この曲が演奏される事はなかった。「Ready An' Willing」からはセットリストに入った曲はなし。1980年6月23日ライブレコーディングされたのが「Live... In The Heart Of The City」です。来日公演の後でセットリストを組み替えたようでした。1981年6月の来日での「Fool For Your Loving」は「Live... In The Heart Of The City」の時のテンポをほぼ変えずに演奏。それでもスタジオバージョンよりも速い。この曲はゆっくりの方がカッコいいのに。1983年来日の頃になると原型ないような速さ。急いで焦って演奏してるとしか聞こえないような不自然な速さでゲンナリした。すごい軽い曲に聞こえてしまって勿体なかった。アウトロなんて酷かった。何をそんなに急いでるんだろう?と思えるリズム隊。それもあってこの曲をあまり聴かなくなったのかも知れない。B面「Mean Business」この曲は一つ前のアルバム2nd「Love Hunter」からのシングルカット。アップテンポのライブ録音風の演出を加えたアルバムB面1曲目。この曲は凄く好きな曲でオルガンソロがたっぷり聴けるのが一番良いところ。アメリカのシングルはB面がこの曲ではなく3rdアルバムから「Black And Blue」でした。アルバム「Love Hunter」は最近になってよく出来てるアルバムだと改めて感動して聴いてたりする。ライブのアンコール後に「We Wish You Well」が流れると自然と客席みんなが合唱になった事とか思い出す。
2022年08月05日
オーストラリアのロックバンド「AC/DC」の8枚目のアルバム多分、30年ぶりにこのアルバムを聴いたと思う。AC/DCの曲自体を聴くのが30年ぶりだと思う。1988年発売の「Blow Up Your Video」を買ったのが最後でその後はどのアルバムも一度も聴いていないと思う。 POPな「Heatseeker」って曲は気に入ってた。久しぶりに聴いたら懐かしかった。元々、まったくAC/DCにはハマらなかったけど初期のアルバムはLPでほとんど持ってる。iTunesにも1曲も入ってなかったので余計に聴く機会がなかったのかも。このアルバムを急に聴こうと思ったのは、昨日ブログで書いたシャーリー・マックレーンのツアーパンフを探した時にAC/DCの1982年来日のツアーパンフが出て来たから。2冊持ってるんだけど何でだろ?それほど好きでもないのに2冊買うわけないし。どこかの古本屋で見つけて買ったとか、そんな所だと思う。ツアーパンフA面1曲目「For Those About To Rock (We Salute You)」 悪魔の招待状 2曲目「Put The Finger On You」3曲目「Let's Get It Up」4曲目「Inject The Venom」5曲目「Snowballed」B面1曲目「Evil Walks」2曲目「C.O.D.」3曲目「Breaking The Rules」4曲目「Night Of The Long Knives」5曲目「Spellbound」1982年2度目の来日公演は、このアルバムから2曲しかセットリスト入りしてなかったので本人たちが気に入ってないのだと思ってた。一つ前のアルバムの曲が多かった。「For Those About To Rock (We Salute You)」と「Let's Get It Up」の2曲のみだったと思う。Led Zeppelinの完全パロディの4曲目の「Inject The Venom」が聴けるのを楽しみしてたのを思い出す。個人的には「For Those About To Rock (We Salute You)」をアンコール2曲目で聴けたのが一番感動した。A面ラストの「Snowballed」がこのアルバムで一番好きな曲。B面ラストの「Spellbound」は当時好きじゃなかったのに、久々聴くと凄く気に入ってしまった。AC/DCのCDは「Blow Up Your Video」しか持ってないので(他は全てLPのみ)、何枚かCDで買ってみようかと思う。洋楽のライナーノーツってあの頃、まったく言っていいほど読まなかった。余計な情報を入れずに聴きたかったし、聴く前に気分が悪くなるような物もあったから。このアルバムのライナーノーツを初めて読んでみた。やっぱりあの頃読まない方が正解だと思った。JAZZやR&Bのライナーノーツはあの頃からそんなに酷いものはなかったと思うけど…今の洋楽のライナーノーツはかなりマシになってる。もっと酷いのはいっぱいあった。10代後半から特にハードロック系のライナーノーツは読まないようになった。ツアーパンフ 裏表紙このパンフには一ヶ月先のOZZYの初来日の広告!もうこの時点で頭はOZZYだったから。小学生の頃からBLACK SABBATH好きでこのAC/DCのライブの頃は、やっと生のOZZYを目の前で観る事ができると、そればかり考えてた。
2022年07月20日
イギリスのハードロックバンド「ホワイトスネイク」の1982年10月発売のシングル。1982年11月20日発売の5枚目のアルバム「Saints & Sinners」の先行発売シングル。A面「Here I Go Again」デイヴィッド・カヴァデールとバーニー・マースデンが書き上げた渾身のパワーバラード。たしかアルバムリードトラックはA面1曲目「Young Blood」とこの曲だったような記憶がある。ラジオで先に聞いたのが「Young Blood」だった。この曲はシングル盤を買ってくるまで聴いた事がなかったので初めて聴いた時はブルース色薄めのバラードに少し驚いたけど感動したのを覚えてる。でも結局「Blindman」「Help Me Thro' The Day」を超えるほど好きにはなれなかったけど。「Young Blood」を初めて聴いた時はアップテンポでカッコイイ曲だけど普通のメタルになってしまった気も少しして寂しい感じだった。それまではブルース色が強めでミッキー・ムーディのスライドギターとジョンロードのオルガンが好きでホワイトスネイクにハマってた自分は物足りなく感じてた。B面4曲目「Dancing Girls」が発売当初は気に入ってた。スライドギターもオルガンソロも短いけど楽しめる。A面3曲目「Bloody Luxury」もライブで聴けると思い込んでて楽しみにしてた。アルバムラスト曲でタイトルナンバー「Saints An' Sinners」も好きな曲だった。で、「Here I Go Again」この曲はジョンロードのオルガンとデイヴィッド・カヴァデールの歌だけで始まるカッコ良さ!イアン・ペイスとニール・マーレイのリズム隊も文句なしのカッコ良さ。あと、ここにミッキー・ムーディのスライドソロがあれば自分的には完璧だった。曲を作ったバーニー・マースデンのソロも短すぎるのは寂しすぎる。1983年来日公演は3公演観たけど、「Saints An' Sinners」からの曲じゃなく「Ready An' Willing」「Love Hunter」「Come An' Get It」からの曲の方が盛り上がってたし感動も大きかった。1983年ツアーで「Saints An' Sinners」からの曲は「Rough An' Ready」「Crying In The Rain」「Here I Go Again」の3曲だけだった。B面「Bloody Luxury」自分の思うホワイト・スネイクらしい曲。ツアーが始まった頃はセットリストに入ってた会場もあったらしい。1983年来日公演の時点では完全にセットリストには含まれてなかった。日本ではこの曲がシングルカットされたのに。1983年ツアー映像より
2022年07月03日
ドイツのメタルバンド「アクセプト」の1984年初のアメリカツアー「Balls To The Wall TOUR」のライブを収録したライブ盤。オフィシャルとブートの間のかなりグレーな感じのライブ盤です。元々はアメリカのFM局が収録して放送した物です。なので、もちろんSounboardの高音質ライブLive at Agora Ballroom, Cleveland, OH, USA, on May 27th, 1984.1曲目「Fast As A Shark」2曲目「Losers And Winners」3曲目「Turn Me On」4曲目「Princess Of The Dawn」5曲目「Neon Nights」6曲目「Fight It Back」7曲目「London Leatherboys」8曲目「Balls To The Wall」9曲目「Head Over Heels」10曲目「Flash Rockin'man」Bonus Tracks Live at 『Monsters of Rock Festival』 Donington Park, Castle August 18th, 198411曲目「Fast As A Shark」12曲目「Turn Me On」13曲目「Balls To The Wall」臨場感も感じられるし音圧、音質も申し分なく楽しめるのですが、すぐ後にオフィシャルのライブ盤「Staying A Life」を聴くと、やはり音質の安定感にホッとしてしまう。でも、ライブ会場で聴いてる感覚に近いのは、この「Live In USA 1984」です。アクセプトのツアーの中で一番好きなツアー。初のアメリカツアーだったので、メインバンドがある場合はオープニングアクト的な扱いだったのだろうと思う。でもこの日がメインバンドがいたのかどうかはわからない。このライブ盤では10曲なので少なく感じるけど、これで全曲の可能性もある。「Head Over Heels」の後半をアップテンポにアレンジにしてたのはこのツアーの特長。10曲では物足りなさは当然あります。「Breaker」からの曲がセットリストに入っていないのがかなりガッカリ感が否めません。ちなみにフルセットを演奏した日のセットリストはかなり豪華で満足度もMAX1曲目 Fast as a Shark2曲目 Restless and Wild3曲目 Love Child4曲目 Turn Me On5曲目 Breaker6曲目 London Leatherboys7曲目 Princess of the Dawn8曲目 Neon Nights9曲目 Losers and Winners10曲目 Son of a Bitch11曲目 Balls to the Wall12曲目 Head Over Heels13曲目 Flash Rockin' Man Encore:14曲目 Fight It Back15曲目 Midnight Highway16曲目 Burningアンコールラスト曲が「Burning」の時と「Starlight」の時がありました。これはヨーロッパツアー時とほぼ同じセットリストです。「Midnight Highway」が「Starlight」で「Burning」と連続で演奏された日もあった。このセットで完全収録してる高音質のブートはないのだろうか?オーディエンス録りのかなり厳しい音のものなら持ってるけど、あまり聴かない・・。
2022年06月15日
ドイツのメタルバンド「スコーピオンズ」の18枚目のアルバム。通常盤の事はたしか書いてると思うので、今回はCD1枚とDVD2枚の3枚組のツアーエディションの事を。2014年に解散宣言を撤回してレコーディングを再開。2015年にこのアルバムをリリース。2016年にはワールドツアーも再開した。そのワールドツアーの中から2公演を収録したDVDは壮絶に感動できる内容です。2016年10月の大阪公演に行った。撮影も録音も全てOKなので写真を数枚撮った。周りはみんなビデオカメラやスマホで録画してた。10年ほど前から海外のアーティストはほとんど撮影もビデオ収録も録音もOKが当たり前になっています。なので、各国のライブがすぐにYOUTUBEにあがるので最新ライブがすぐに観られます。ブートの需要がどんどんなくなってきています。2010年に解散宣言してから急に冷めてあまり聴いてなかったのですが、復活して生のライブも観てから再びスコーピオンズ熱は戻った。解散や引退や活動縮小とかラストアルバムとか発表してしまうと、そのアーティストはもういいかなと思ってしまう。やめるの決めてるなら、もう聴かなくてもいいような気になってしまう。物理的に今まで通りの活動ができなくても、わざわざ発表しなけりゃいいのにって思う。みんな年齢もわかってるからわざわざ言わなくてもわかってる。ずっと続けます!って言ってくれてたらずっと応援する気になる。スコーピオンズはこの前のアルバムも最高だったし!できる限り続けて欲しい。Klaus Meine – Lead vocalsRudolf Schenker – Rhythm guitarsMatthias Jabs – Lead guitarsPaweł Mąciwoda – BassJames Kottak – Drums1曲目「Going out with a Bang」2曲目「We Built This House」3曲目「Rock My Car」4曲目「House of Cards」5曲目「All for One」6曲目「Rock 'n' Roll Band」7曲目「Catch Your Luck and Play」8曲目「Rollin' Home」9曲目「Hard Rockin' the Place」10曲目「Eye of the Storm」11曲目「The Scratch」12曲目「Gypsy Life」US deluxe edition BONUS TRACKS1曲目「The World We Used to Know」2曲目「Dancing with the Moonlight」3曲目「When the Truth Is a Lie」4曲目「Who We Are」5曲目「Crazy Ride」6曲目「One and One Is Three」7曲目「Delirious」7曲ものボーナストラックはこれまでのアルバムのレコーディング段階で最後まで仕上げることなく保留状態になってた曲を、この時に仕上げた曲の数々です。ボツ曲ではなくアルバムに入りきれなく諦めた曲や、アルバムの雰囲気と合わないから外されてた曲などなので、どの曲もクオリティは高い。ボーナストラックの7曲だけでもミニアルバムとしてじゅうぶんに楽しめる内容です!中でも7曲目「Delirious」はめちゃくちゃカッコいい!2曲目「Dancing with the Moonlight」はブートのアウトトラック集のような物で聴いた事があるような気がするけど、この曲もすごく良い!1988年頃に作ってた曲らしい。1978〜79年頃に作られていたという5曲目「Crazy Ride」はあの頃の音でゾクゾクする。CD19曲聴いて、DVD2枚観ると約7時間・・・スコーピオンズに浸りきってたwDVDは1枚目3時間、2枚目2時間50分・・・DVD 1 Live In Brooklyn, NY - 2015年9月12日 18曲Documentary Video 「On The Road In America」Music Videos 「We Built This House」「Going Out With A Bang」Lyric Videos 「We Built This House」「Eye Of The Storm」track Interviews Return To Forever (English) Return To Forever (German)DVD 2 Live At Hellfest, France - 2015年6月20日 18曲Generic Interviews Return To Forever (English) Retrurn To Forever (German) 「Return to Forever」まだ買ってない人は、このTour Editionを絶対に勧めます。ライブ2公演たっぷり観れて、その上、内容も大満足の素晴らしい演奏と歌唱です。アメリカ公演も客席はスマホ撮影してる人がかなり多い。「No One Like You」では少年がメンバーに混じってギターを弾いています。毎回、観る度に胸が熱くなる。世代を遥かに超えての感動的な場面です。アメリカ公演ではアメリカの国旗が映し出される。これは自分で撮った写真。日本公演は日の丸が映し出される。動画撮りたかったけど、せっかくのライブの楽しみが違う事になりそうだったから数枚の写真だけでライブを楽しんだ。何公演も観れるのなら1公演は全編撮りたいと思うけど・・・。6列目ぐらいだったのでスマホでも綺麗に撮れた。
2022年06月05日
ドイツのメタルバンド「アクセプト」を敬愛する数々のバンドが参加したトリビュートアルバムの第一弾。2001年に第二弾が発売されました。1曲目「Balls To The Wall 」 Sinner2曲目「Head Over Heels 」 HammerFall + Udo Dirkschneider3曲目「Son Of A Bitch」 Tankard4曲目「Fast As A Shark」 Steel Prophet5曲目「I'm A Rebel」 Sodom6曲目「Breaker 」 Primal Fear7曲目「Shake Your Heads」 Atrocity8曲目「Flash Rockin' Man 」 Axxis9曲目「Starlight」 Grave Digger10曲目「Monsterman」 Seven Witches11曲目「The King」 Therion12曲目「Generation Clash」 Tarot13曲目「Burning 」 Metalium14曲目「Restless And Wild」 Pegazus15曲目「Run If You Can」 The Watchtower16曲目「London Leatherboys 」 Ryker's17曲目「China Lady」 New Eden18曲目「Fight It Back」 Sacred Steel19曲目「Metal Heart」 Dimmu Borgir日本盤のCDのみ19曲目が入れ替わってる。本当なら19曲目は「Metal Heart」をDimmu Borgirが演奏している。この中で鳥肌もんだったのはPrimal Fearが演奏した6曲目「Breaker」です。スタジオレコーディングバージョンをカバーするではなく、ライブバージョンをほぼ完コピで演奏してるのがアクセプト愛を感じられて感動です。後半の間奏部分のみ少しだけGソロを入れている部分とアウトロはスタジオバージョンに近くしてあっさり終わっています。アクセプトのライブバージョンはエンディング引っ張りまくり。Grave Diggerが演奏した9曲目「Starlight」も凄く気に入ってる。よりシンプルにアレンジしててボ-カルはUDOをかなり真似てる感じです。 HammerFallが演奏した2曲目「Head Over Heels 」は本家のUDOも参加しています。イントロのフェイクはUDO、1番をJoacim Cans、2番をUDO、3番を二人で歌っています。まったく声質の違う二人が合わさったら不思議な感動がある。大好きなバンド、Sinnerが演奏する1曲目「Balls To The Wall 」はACCEPTそのものに聞こえてしまうほどカッコいい歌唱と演奏です。ハードコアのRyker'sが演奏する16曲目「London Leatherboys 」もまた違う感動がある。これがまたハードコアアレンジされてもめちゃくちゃカッコイイ!テクニカル系のThe Watchtowerがシンプルなメタルナンバー15曲目「Run If You Can」を演奏するのもゾクゾクもんです。基本的にオリジナルをそのまま演奏してますが、オブリやソロでTechnical Thrash Bandの個性も入れ込んでて凄くイイ!正統派ハードロックバンド、Axxisが演奏する8曲目「Flash Rockin' Man」はクリーンハイトーンをそのまま使って歌い上げるのも好感が持てる。このバンドもUDOが参加して二人の個性をぶつけ合ってほしかったようにも思う。トリビュート第二弾もまた書こうと思う。第二弾にもなかなか感動できる演奏があります。
2022年05月29日
ドイツのメタルバンド「U.D.O.」の1stアルバム。ACCEPTを抜けたボーカルのウド・ダークシュナイダーが作ったバンド。コンスタントに聴いてるバンドなのに、まだ書いていない「U.D.O.」のアルバムがかなりある。バンド構成Vocals Udo Dirkschneider:Guitars Mathias Dieth Guitars Peter SzigetiBass Frank RittelDrums Thomas Franke1986年4月にリリースされた「Russian Roulette」がイマイチ好きになれなかったのでアクセプト脱退後のこの「アニマルハウス」を聴いてちょっとだけ安心したのを覚えてる。でもこの「アニマルハウス」よりも2nd「Mean Machine」、3rd「Faceless World」とどんどん自分が好きなアクセプトの音になってきて完全に「U.D.O.」にもハマっていった。代わりにACCEPTにはまったく興味がなくなっていった。「U.D.O.」は昨年17枚目のアルバムをリリース。これがまた最高なメタルアルバムだった。ライブ盤も7枚リリース!1979年から活動してるACCEPTはこれまでに16枚のアルバムをリリース。ライブ盤は5枚。すでに「U.D.O.」はアルバムの枚数でもACCEPTを抜いた。A面1曲目「Animal House」2曲目「Go Back To Hell」3曲目「They Want War」4曲目「Black Widow」5曲目「In The Darkness」B面1曲目「Lay Down The Law」2曲目「We Want It Loud」3曲目「Warrior」4曲目「Coming Home」5曲目「Run For Cover」CD化された時にB面の3曲目に「Hot Tonight」追加された。A面2曲目「Go Back To Hell」が発売当時から一番好きな曲。キャッチーさもあるHEAVYな曲でACCEPTの良い部分を残してると思える曲。ウドの歌唱も当然、最高です。A面5曲目「In The Darkness」は美しいロッカバラード。ウドが作って歌うバラードはこれまでどれも気に入ってよく聴いてる。これまでの「U.D.O.」には最高なバラードが多くあります。A面1曲目「Animal House」は「Turbo Lover」が始まるのかと思うような始まり方で「Balls to the Wall」で使ったようなSE音がイントロに入ってたりする。発売当時はタイトルナンバーなんだけど、あまり好きではなかった曲。その後、ライブバージョンなどを聴いて今では凄く好きな曲。B面1曲目「Lay Down The Law」はキャッチーで勢いある曲だけど2曲目から針を落とす事が多かった。シングルカットされリードトラックだったA面3曲目「They Want War」は凝ったアレンジの曲。この曲、特に好きなわけではないけど、この曲を聴くと当時遊んでた街や友人の顔が浮かぶ。
2022年05月25日
アイアンメイデンの1985年10月発売のライブアルバム。自分は、このライブ盤のツアー「The World Slavery Tour」の大阪公演に観に行った。70年代後半〜80年代、世界中のメタルバンドが覚醒しはじめた。特にイギリスではNWOBHM(ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル)と言ってある種のムーブメントになっていた。その中の代表バンドの一つにアイアンメイデンがあった。The World Slavery Tourの来日公演パンフまず最初に1979年5月にSAXONの1stアルバムが発売されたのをきっかけにデフレパードやアイアンメイデンもデビュー。当時は片っ端からNWOBHMのレコードを買って聴いてたけど、なぜかアイアンメイデンにはハマらなかった。好き嫌いと言うより興味が湧かなかった。一番ハマったのはSAXON、そしてDEMON、ANGEL WITCH、SATAN、TANK、PRAYNG MANTIS、GRIM REAPER、GASKINなどは気に入ってよく聴いてた。それ以前から活動してたハードロックバンドにNWOBHM以上に好きなバンドが山ほどあったし、UK以外のバンドに好きなバンドが多かったのもあって、特にNWOBHMだからと言って深入りして聴く事は少なかった。その中でSAXONだけは今でも新譜が出ると必ず買って聴いてるバンドです。アイアンメイデンは7枚目「Seventh Son Of A Seventh Son」までアルバム買って聴いてたけどそれ以降はまったく聴かなくなってしまった。最近、急にメタルディスコでもよく掛かってた、アイアンメイデンの「Wrathchild」が聴きたくなってLPを引っ張り出してきて聴いてみたら懐かしさもあるけど、聞き入ってしまい「Killers」を全曲通して聴いてしまった。2nd聴いたら1stも聴きたくなって聴いたらこれも聞き入ってしまった。昔からこの2枚が好きだったので3rdからは聴かなかったけど、1stに入ってる「Phantom Of The Opera 」を聴いてる時にこのライブ盤の事を思い出した。ライブバージョンも聴いてみようと2枚組ライブ盤を出して来て聴いた。CDは一枚も持ってないことに気づいた・・・。なのでITunesにも1曲も入ってなかった。よく聴いてたアルバムを何枚かCDで買おうかと思ってる。この時のメンバー構成Bruce Dickinson – vocalDave Murray – guitarAdrian Smith – guitar, backing vocalsSteve Harris – bass guitar, backing vocalsNicko McBrain – drumsほとんど聴いてなかったので新品同様の盤質だった。Disc 1A面1曲目「Intro: Churchill's Speech」2曲目「Aces High」3曲目「2 Minutes To Midnight」4曲目「The Trooper」5曲目「Revelations」6曲目「Flight Of Icarus」B面1曲目「Rime Of The Ancient Mariner」2曲目「Powerslave」3曲目「The Number Of The Beast」Disc 2A面1曲目「Hallowed Be Thy Name」2曲目「Iron Maiden」3曲目「Run To The Hills」4曲目「Running Free」B面1曲目「Wrathchild」2曲目「22 Acacia Avenue」3曲目「Children Of The Damned」4曲目「Die With Your Boots On」5曲目「Phantom Of The Opera 」「ラスチャイルド」のライブバージョン久々に聴いたけど、やはりカッコいい!サバスの中期の楽曲のようで昔から好きだった曲。バンド名がタイトルの「Iron Maiden」も30年以上ぶりに聴いたけど懐かしすぎる。「Running Free」も当時好きじゃなかったけど、今聴くと懐かしさもあり良かった。この曲は観客との掛け合いをかなり長い時間かけてやってる^^;来日公演もこんな長くやってたかどうかは覚えてない…3枚目のアルバム以降だと3rdのタイトルナンバー「The Number Of The Beast」にやはり惹かれる。同じアルバムに収録されてるロッカバラード「Children Of The Damned」もライブバージョンカッコいい!途中からバラードではないんだけど。そしてライブ1曲目「Aces High」はキャッチーでライブオープニングに相応しい気分が高揚する名曲です。「Hallowed Be Thy Name」は壮大な長尺曲でライブバージョンをじっくり聴いてみてオリジナルアルバムバージョンも聴きたくなった。大阪公演を観た時「Run To The Hills」の時が一番盛り上がってような記憶がある。
2022年05月23日
ACCEPT ,UDOのボーカリスト「Udo Dirkschneider」の最新ソロアルバム。初め新作が出ると知った時は楽しみでしかたなかったけど、全曲カバーアルバムだと知ってちょっとがっかりだった。新曲ならいくらでも聴きたいんだけど。2020年に出たU.D.O. & Das Musikkorps Der Bundeswehr「We Are One」と2021年に出たU.D.O.「Game Over」が非常に素晴らしいアルバムだったので期待してしまった。少し前にSAXONもカバーアルバムを発表したけど、あれは凄く感動したのでUDOにも期待した。1曲目「Faith Healer」 (ALEX HARVEY)2曲目「Fire」(CRAZY WORLD OF ARTHUR BROWN)3曲目「Sympathy」 (URIAH HEEP)4曲目「They Call It Nutbush」 (TINA TURNER)5曲目「Man On The Silver Mountain」(RAINBOW)6曲目「Hell Raiser」(THE SWEET)7曲目「No Class」 (MOTÖRHEAD)8曲目「Rock N' Roll」(LED ZEPPELIN)9曲目「The Stroke」(BILLY SQUIER)10曲目「Paint It Black」(THE ROLLING STONES)11曲目「He's A Woman, She's A Man」(SCORPIONS)12曲目「T.N.T.」 (AC/DC)13曲目「Jealousy」 (FRANKIE MILLER)14曲目「Hell Bent For Leather」 (JUDAS PRIEST)15曲目「We Will Rock You」 (QUEEN)16曲目「Kein Zurück」 (WOLFSHEIM)17曲目「My Way」 (FRANK SINATRA)1番カッコよく感じたのはビリー・スクワイアのカバー9曲目「The Stroke」この曲自体が好きだしUDOが歌うとまったく違うカッコ良さを感じられた。2番目はユーライア・ヒープのカバー3曲目「Sympathy」まずこの曲を選んだ渋さに感動した。1976年「Firefly 」のラストから2曲目の曲。アレンジも良いしUDOが歌うとオリジナルのように聞こえるも凄い。3番目はジューダス・プリーストのカバー「Hell Bent For Leather」聴く前から想像できたけど、思ってた以上にしっくり合っててカッコいい!4番目はフランク・シナトラのタイトルにもなってる「My Way」クリーンボイスで歌うUDOも最高です。5番目はQUEENのカバー15曲目「We Will Rock You」メタルアレンジにしてるのもカッコいい!QUEENのファストバージョンともまったく違う。この曲はMVも作られています。今の所、気に入ったのはこの5曲ぐらいかな。SCORPIONSやMOTÖRHEADは違う曲で聴きたいように思った。「Game Over」か、その次のアルバムで来日公演してほしい。この前のようにまた全曲ACCEPTの曲でもうれしい。QUEENのカバー「We Will Rock You」のMV真冬の雪に閉ざされたホテルの中? キューブリックの「シャイニング」のホテルのように思えてならないこのシーンは「シャイニング」のBARのシーンのよう・・奥の方から血が津波のように押し寄せてきそう
2022年05月19日
ドイツのメタルバンド「アクセプト」の6th「Metal Heart」からのシングルカット。この「Midnight Mover」はアルバムのリードトラックでアルバム発売の2週間前に発売。自分は輸入盤屋でアルバムと同時に購入したと記憶してる。A面1曲目「Midnight Mover」この曲はもう何回聴いたのか数え切れないほど聴いてると思うけど、イントロリフがダリオ・アルジェント監督の「フェノミナ」のテーマのリフとそっくりだと今日聴いてて気づいた。それもこの曲と「フェノミナ」公開はほぼ同時期。1985年3月がこの曲で1985年2月が「フェノミナ」公開。多分、偶然だと思うけど…。「フェノミナ」のテーマを作ったのはプログレバンドの「ゴブリン」です。で、話は終わりじゃなく・・・その年の10月公開のダリオ・アルジェント製作の映画「デモンズ Demons Demoni」の中でアクセプトの楽曲が劇中に流れた。アクセプトファンの中でも人気の高い「Fast As A Shark」!「デモンズ」のサントラ盤の中にももちろん「Fast As A Shark」は収録されています。「Midnight Mover」はアルバムからのリードトラックなのに同年発売されたライブ盤「Kaizoku-Ban」には収録されていなかった。この「Kaizoku-Ban」は1985年9月19日名古屋市公会堂でのライブを収録したもの。この初来日公演にはもちろん自分も観に行ってた。あのACCEPTが生で観られるなんて!凄い興奮だった。メタルファンの中ではマニアックな人気のバンドだった。日本公演ができるほど日本で売れてなかったのですが、5枚目のアルバム「Balls to the Wall」からCBSソニーに移籍して、そのアルバムが全米でゴールドディスクを獲得!それで来日も可能になった。3枚目のアルバムからずっとファンだったので来日なんて夢のような事だった。あの初来日公演の会場の異様な興奮度は、これまで数え切れないほど観たメタルバンドの来日公演の中でもOZZYの初来日と並ぶ最高な時間だったような気がする。 (メタルの来日公演、余裕で100回以上は観てると思う)目の前でアクセプトが演奏してウドが歌ってるってだけで、まわりも泣いてる人が多かった。自分も泣きながら拳突き上げて叫んでた。会場の中は異常な団結力だった!メタリカ、マノウォーの初来日の興奮も凄かったけど、アクセプトの時に比べるとぜんぜん落ちる。ACCEPTを語るといつもかなり熱くなりがち・・。2曲目「Balls To The Wall (extended version)」この(extended version)に期待しすぎると????って事になると思う。普通にアルバムバージョンを聴いてるのとほぼ変わらない。7インチシングルの3分40秒バージョンだと違いが凄くわかる代わりに物足りなさ満載でガッカリすると思う。「Balls To The Wall」って曲は不思議なほどに飽きない名曲!ウドの声がやっぱりこの曲を何百倍もカッコいいものにしてる。地鳴りコーラスもACCEPTの名物。B面1曲目「London Leatherboys(LIVE version)」1984年ドニントンでのライブを収録。自分はライブ盤「Staying A Life」バージョンの方が絶対に良いと思う。この曲もライブ映えする曲なので、UDOの時でもかなり盛り上がる曲。2曲目「Wrong Is Right」7インチ「Midnight Mover」のB面もこの曲。アルバム「Metal Heart」のA面4曲目に収録されてる曲。多分、この曲が今のバンドの新曲として発表されてもメタルファンは飛びつくと思う。いつ聴いてもカッコいい曲です。1981年〜84年頃、ACCEPTが好きって事はマニアックなメタルファンの証のような所があったと思う。自分は1981年発売の「Breaker」で脳天撃ち抜かれた衝撃受けたので、今でもACCEPTの全アルバムの中で3rdアルバム「Breaker」が一番です。タイトルナンバー「Breaker」がACCEPTの全曲の中で一番好きな曲。アクセプトのアルバムでよく聴くのはこの順番かな。好きな順でもあるけど。1「Breaker」2「Balls to the Wall」3「Restless and Wild」4「Metal Heart」5「Accept」6「Objection Overruled」7「Russian Roulette」8「Predator」9「I'm a Rebel」
2022年05月16日
1974年11月発売の2ndアルバム「Fly To The Rainbow」からのシングルカット。日本では1976年に発売されました。その時にシングルカットされたものです。この時のメンバー構成Klaus Meine – lead vocalsUlrich Roth – lead guitarRudolf Schenker – rhythm guitar, backing vocals, Lead vocals on "They Need a Million" and "Drifting Sun"Francis Buchholz – bass guitar, backing vocalsJürgen Rosenthal – drums, percussionA面「Speedy's Coming」この曲はクラウス・マイネとルドルフ・シェンカーの2人が作った曲です。このシングルとアルバム両方をアナログ盤で久々に聴いた。全くと言って針を落としてなかったほぼ新品の2ndアルバム「Fly To The Rainbow」がある事を思い出した。それは1985年に突然発売された3枚組LP BOX「Fly To The Rainbow」「In Trance」「Virgin Killer」の3枚がBOXに入っています。この3枚とも全て普通に日本盤で持ってたので多分、針を落として聴いた事がなかったと思う。今日、3枚とも聴いたけどどれもまったくノイズもなくまっさらに感じた。たしか、UK盤だったと思う。当時、アメリカ盤は盤質が悪いと言われていて、アメリカ盤は極力避けてたような記憶がある。他のアーティストの物でもBOXでセット売りしたようなものは特典とジャケットの紙質の違いとかを楽しむだけで一度も針を落としてないものが多い。QUEENのアナログ盤10枚組BOXなども一度も聴いていないと思う。BLACK SABBATHの1stから「サボタージュ」までが全て入ってるBOXもどのアルバムにも針を落としていない。少し前からアナログ盤でゆっくりと「In Trance」が聴きたいと思ってたので今日は初期のスコーピオンズのアルバム3枚をいい音で聴けて大満足。「In Trance」も「Virgin Killer」もやはり名盤中の名盤。もの凄く懐かしかった。B面「They Need A Million」この曲もルドルフ・シェンカーとクラウス・マイネの二人で書いた曲。ボーカルもルドルフとクラウス二人で歌っていますが、リードボーカルはルドルフです。フラメンコをハードロックにした画期的な作品です。スコーピオンズはハードロックをいろんな形で斬新に構築していった事でも後々のメタルバンドに大きな影響を与えていると思う。今年、発売になった最新アルバム「Rock Believer」も安定の名曲揃い。アメリカでのセールスは良くなかったけどヨーロッパでは軒並みに大ヒット。1985年に発売されたLP3枚組BOXジャケット写真は収録されてる3枚のアルバムのメンバーと違います。このライブの写真は1979年のツアーのものじゃないかと思うBOXの裏ジャケット歌詞カードはなく、この紙が1枚入ってるだけです。各アルバムにもジャケットはなくこの状態でBOXの中に3枚入っています。
2022年05月06日
1987年5月発売のジューダス・プリーストのライブアルバム。このライブは1986年5月2日〜12月16日まで続いた「Fuel for Life Tour」を収録したもの。アメリカ、ヨーロッパ、日本と100本以上公演したツアー。アナログ盤でゆっくりと全編聴いた。メンバー構成Rob Halford – vocalsK. K. Downing – guitarGlenn Tipton – guitarIan Hill – bassDave Holland – drumsLPの裏ジャケDisc 1A面1曲目「Out In The Cold」2曲目「Heading Out To The Highway」3曲目「Metal Gods」4曲目「Breaking The Law」B面1曲目「Love Bites」2曲目「Some Heads Are Gonna Roll」3曲目「The Sentinel」4曲目「Private Property」Disc 2A面1曲目「Rock You All Around The World」2曲目「Hellion〜Electric Eye」3曲目「Turbo Lover」4曲目「Freewheel Burning」B面1曲目「Parental Guidance」2曲目「Living After Midnight」3曲目「You've Got Another Thing Comin'」アナログ盤の初回盤には、こんなステッカーも付いてたCDならこのリマスター盤が一番おすすめこのツアーはジューダスのツアーの中でもベスト3に入る好きなツアー。セットリストも凄くイイ!10枚目のアルバム「Turbo」からの楽曲がライブバージョンで聴けるのが、このライブ盤の目玉。なのに、このツアーの中でかなり貴重で外せない「Locked In」をカットしている。映像作品のVHS、LDには「Locked In」は入っています。それなら、どんなライブででも聴ける「Breaking The Law」「Living After Midnight」「You've Got Another Thing Comin'」「Hellion〜Electric Eye」なんかをカットして「Locked In」入れた方がこのツアーの良さがさらに出るのに。10thアルバム「Turbo」から収録された曲は「Out In The Cold」「Private Property」「Rock You All Around The World」「Turbo Lover」「Parental Guidance」この5曲のみ。このアルバムが発売された当時は、この「Turbo」からの5曲だけをカセットテープにダビングしてそれだけを聴いてた事が多かった。一番好きなアルバムはやっぱり「Killing Machine」その中の「Delivering the Goods」がジューダス全曲の中で一番好きな曲って事もあるから。2番目に好きなアルバムが「Turbo」3番目はその時々で変わるけど「Sin After Sin」4番目は「Defenders of the Faith」5番目は「Sad Wings of Destiny」と「Painkiller」「Angel of Retribution」や最近の「Firepower」もかなり気に入ってよく聴いてるアルバム。意外と「British Steel」「Screaming for Vengeance」が特に通して聴く事が少ないアルバム。このライブアルバムでダントツに一番カッコいいのは当然「Turbo Lover」です。ライブ映像作品でも「Turbo Lover」のパフォーマンスは特別凄い。「Electric Eye」〜「Turbo Lover」〜「Freewheel Burning」「Parental Guidance」の流れが最高です。現在でも「Turbo Lover」は一番盛り上がると言っても過言じゃないライブ鉄板曲。聴けば聴くほどに、構成やアレンジが考え抜かれてるのがわかってくる。「Locked In」も鉄板曲にしても毎回かなり盛り上がると思うけどセットリストにはほとんど入る事はなくなった。「Turbo Lover」の場面レーザーディスクのジャケットはLPと同じデザインでカッコいい!VHSのパッケージは何となく安っぽくて好きじゃなかったDVDで『Priest...Live! 』を楽しむには、この「ELECTRIC EYE」がおすすめ。「Priest...Live! 」と13曲もの初期からのMV、さらにBBCでのパフォーマンスも初期の貴重な映像が6曲そしてディスコグラフフィも観る事ができるこれは2021〜2022年の今のツアーの照明のセットの一部
2022年04月22日
ジューダス・プリーストの1988年5月発売の12インチシングル。11枚目のアルバム「Ram It Down」からのシングルカット。先行シングルとして発売されたのは1988年4月にカバー曲「Johnny B. Goode」でした。アルバム10枚目として2枚組の大作「Twin Turbos」を発売する予定でした。1枚をシンセを導入した「Turbo」で2枚目をこの激しいメタルアルバム「Ram It Down」として発売するはずが、レコード会社からの反対もあって1枚ずつ発売する事になったとか。結局バラ売りした方が良かったと思うけど・・・。11th「Ram It Down」の中でも特に激しく速いメタルナンバーのタイトル曲「Ram It Down」は今でも人気曲のひとつです。A面「Ram It Down」4分47秒のこの曲を45回転で30cmシングルで聴ける贅沢感。耳をつんざくようなロブの強烈ハイトーンシャウトから始まります。ライブでもロブの強烈なシャウトから始まります。自分が持ってる4種類の「RAM IT DOWN TOUR」のブートの全てがロブのシャウトで物凄い音割れしています^^;1988年6月16日UK Leicesterでのライブの「Ram It Down」がめちゃくちゃカッコいい!音質はBランクですが、「Ram It Down」からの4曲の演奏が特にすごく良い。「Come And Get It」「I'm A Rocker」「Ram It Down」「Heavy Metal」の4曲「Ram It Down Tour」での日本公演がなかったので、ブートで楽しむしかなかった。新曲4曲と「The Sentinel」「Some Heads Are Gonna Roll」「The Ripper」「Sinner」「Beyond The Realms Of Death」がセットリストに入ってるのが良い!「Ram It Down」って曲もジューダスの曲の中で何度聴いても飽きない曲。B面1曲目「Heavy Metal」タイトルが直球すぎて発売当初は何か好きになれなかった曲。同時期にHelloweenも「Heavy Metal」って曲をアルバム「Walls of Jericho」に収録。スピード感のあるHelloweenの「Heavy Metal」の方が当時は好きだったかも知れない。今はジューダスの曲の方が好きだけど。この曲もRam It Down Tourでセットリストに入ってて「Ram It Down」の次に演奏された。これはアルバムの曲順通り。ライブバージョンのロブが歌い出すところは鳥肌です。2曲目「Freewheel Burning」 1986年「Fuel for Lifeツアー」LIVEバージョンライブアルバム「Priest...Live!」そのままです。この時の「Freewheel Burning」 は演奏も歌も熟れていてクオリティは前年のツアーよりも確実に高くなっているように思う。CBSの赤レーベルは珍しいような気がする
2022年04月11日
ジューダス・プリーストの1984年2月発売の12インチシングル。1980年代から各アーティストが12インチシングルを発売するようになった。12インチの盤に1曲、45回転で再生するので、通常の12インチアルバム(LP)よりも確実に高音質で聴ける。自分が好きな曲が12インチシングルとしてシングルカットされると本当にうれしかった。その中でもこの「Some Heads Are Gonna Roll」がアルバム「Defenders Of The Faith」からシングルカットされた時はうれしかった。地味な印象の曲なのですが、聴く度にこの曲の渋さにハマって行った曲。(シールでべったりと封印されててジャケットがシールで隠れてしまう。シールを剥がそうとすると 絶対に破れる。この封印は特典として付いてるジューダスのロゴのステンシルが入ってるからなのか…)1984年9月の来日公演 後ろにはメタリオンのステージセットこの時のセットリスト、かなり好きだった。バンドメンバーRob Halford – vocalsK. K. Downing – guitarGlenn Tipton – guitarIan Hill – bassDave Holland – drumsA面「Some Heads Are Gonna Roll」この曲はジューダスのメンバーが作った曲ではなく、Bob Halligan Jr.がジューダスのアルバムのために書いた曲。最初にアルバム「Defenders Of The Faith」を聴いた時、派手でキャッチーな曲が多いアルバムなのでどうしても地味に感じてしまう曲でした。この前書いた「Freewheel Burning」「Jawbreaker」「Rock Hard Ride Free」「The Sentinel」とA面の1曲目から4曲目まで全て強烈なインパクトの曲で構成されている。そしてB面1曲目はDARKでHeavyな「Love Bites」が物凄いインパクトで始まる。続くB面2曲目も疾走系のキャッチーなナンバー。その次がこの渋さ推しの「Some Heads Are Gonna Roll」でした。まだ20代になったばかりの自分にはどうしてもA面の4曲に即ハマりだったのでこの「Some Heads Are Gonna Roll」の良さがすぐにはわからなかったと思う。アルバムを聴き始めて半年も経てばこの曲の良さにいつの間にかハマってた。Gソロも前半をグレン、後半をKKが弾き、その繋がりと構成がカッコよくて今ではかなり好きなGソロです。ロブの歌唱も歌い出しから渋い歌い回しで引き込まれる。(封印シールが曲目も隠してしまってる)B面1曲目「The Green Manalishi」LIVE1983年5月29日に開催されたUSフェスティバルでのライブ音源。2曲目「Jawbreaker」これは普通にアルバムバージョンです。B面は2曲入れずに「Jawbreaker」1曲にして良い音で残して欲しいと当時から思ってた。「The Green Manalishi」は好きじゃないし、何にでも入ってたりする。今じゃ「The Green Manalishi」のオフィシャルのライブ音源なんて腐る程あるのに・・・。「Jawbreaker」のライブバージョンはイントロの一番最初をスタジオバージョンのように溜めずに何か焦ってるみたいに弾くのが好きじゃない。あそこはスタジオバージョンのまま溜めてほしい・・・。その後は全て最高です!なぜかアルバム「Sin After Sin 」のボーナストラックに入ってたりします。このライブバージョンもアウトロの最後以外とイントロ頭以外は最高です。1984年Long Beach Arenaのライブもオフィシャルで出てるけど、これもイントロ頭とアウトロの最後以外は最高。「Jawbreaker」って楽曲自体、構成もアレンジもボーカルラインも何もかもがカッコ良い曲。これがオマケに付いてたジューダスのロゴステンシル。ロゴを切り取って型紙にして切り抜かれた所にカラースプレーや絵の具などを塗ると、どこにでもジューダスのロゴが写せるって紙。
2022年04月10日
1991年8月発売のジューダス・プリーストのベスト盤。一度だけ針落として聴いただけでレコード棚にしまい込んでた。このベスト盤が発売された1991年といえば、「Painkiller」のワールドツアー中。「A Touch of Evil」をシングルカットした年。このレコードは難波の輸入レコード店で発見して買ったもの。「Painkiller Tour」の写真のジャケットなのでアルバム「Painkiller」までの曲のベスト盤なのかと思った。(ロブのこの衣装の鋲のデザインと後ろに見えるトラスの組み方はPainkiller Tourだと思う)レコード店にはどこの国もベスト盤とか何の情報もなく店員に聞いてもわからないと言われたのを覚えてる。選曲と曲順があまりにも珍しいのもあって買った。A面1曲目「Before The Dawn」 5thアルバム「Killing Machine」B面5曲目 1979年2曲目「Rocka Rolla」 1stアルバム「Rocka Rolla」A面2曲目 1974年 3曲目「One For the Road」 1stアルバム「Rocka Rolla」A面1曲目 1974年4曲目「Deceiver」 2ndアルバム「Sad Wings Of Destiny」A面4曲目 1976年5曲目「Island Of Domination」2ndアルバム「Sad Wings Of Destiny」B面5曲目 1976年6曲目「Dying To Meet You」 1stアルバム「Rocka Rolla」B面3曲目 1974年 B面1曲目「Diamonds And Rust」 3rdアルバム「Sin After Sin 」A面2曲目 1977年2曲目「Epitaph」 2ndアルバム「Sad Wings Of Destiny」B面4曲目 1976年3曲目「Never Satisfied」 1stアルバム「Rocka Rolla」B面1曲目 1974年4曲目「The Ripper」 2ndアルバム「Sad Wings Of Destiny」A面2曲目 1976年5曲目「Victim Of Changes」 2ndアルバム「Sad Wings Of Destiny」A面1曲目 1976年アルバムはいきなり静かな美しいバラードから始まる。1991年にこの選曲でベスト盤が出る事をバンドメンバーはきっと知らなかったと思う。「Painkiller Tour」に合わせて発売されたとも思えない選曲。このベスト盤の中で「Painkiller Tour」のセットリストに入ってたのは「The Ripper」と「Victim Of Changes」の2曲。同じバラードでも「Before The Dawn」じゃなく「Beyond The Realms Of Death」だったらセットリストに入ってたけど…。1978年に全世界で発売された「The Best Of Judas Priest」の全曲に「Before The Dawn」「One For the Road」「Epitaph」の3曲を加えて適当にシャッフルしたような曲順ですが、この流れで聴いてみたら意外と新鮮で楽しめる。(1978年に全世界発売されたベスト盤)「One For the Road」なんて何年振りに聴いただろう?って感じ。そして「Before The Dawn」は、やはり良い!と再認識できた。
2022年04月04日
ジューダス・プリーストの1983年12月発売の12インチシングル。1984年1月4日発売の9枚目のアルバム「Defenders Of The Faith」に先駆けて1983年12月20日に先行発売されたリードトラックシングル。A面「Freewheel Burning」週に何度も立ち寄ってた梅田の輸入レコード店。2.3軒ハシゴして何か新譜が出てないか探し回ってた日々^^;1983年クリスマス前に見つけたこのジューダスの新譜。当然、即買い!梅田から阪急電車に乗って急いで当時一人暮らししてた園田のアパートへ。すぐにターンテーブルに乗せて爆音で聴いたのを思い出す。あまりのカッコ良さに鳥肌でメタル聴く友人たちに即電話。ひとりの友人が車で1時間後には俺の部屋にやって来てた^^;日本酒飲みながら二人で何回も聴いた。ジャケット裏に12インチシングルには珍しく歌詞が掲載されてた。キンキン声で歌詞カード読みながら歌いまくってた^^;それほどこの曲には興奮させられた。年明けてすぐにMTVでこの曲のMVが流れ始めた。ゲームセンターでレースゲームをしてる少年。このシチュエーションのMV…何かであったな^^;と思いながらも背後から放射状に光るレーザービームの光線をかき分けるように登場するロブの神々しさに鳥肌。当時よく思ってたのはアルバムには好きな曲が山ほどあるのにシングルは好きな曲がほとんどなかった。好きなのは「Heading Out To The Highway」と「Hot Rockin'」くらいだった。なのでライブのラスト間近かにシングルの曲を連続でやると今でも気分は少し盛り下がる。「Living After Midnight」「You've Got Another Thing Coming」「The Green Manalishi」の3曲は毎回気分が下がってしまう。いつもオープニングは凄い気分が上がってるのに終わる頃に下がり気味になってる。その3曲の代わりに「Starbreaker」「Delivering The Goods」「Genocide」の3曲だったら最後まで興奮状態でライブ終われそう。中期以降なら「Ram It Down」「All Guns Blazing」「Locked In」の3曲がライブのラスト間近かに演奏されたら興奮する。B面1曲目「Breaking The Law」2曲目「You've Got Another Thing Coming」この2曲は1983年5月29日 US Festivalでのライブバージョン。「Breaking The Law」は2分40秒と凄い短いのですが(スタジオバージョンも約2分40秒)、「You've Got Another Thing Coming」は7分32秒・・・スタジオバージョンはもっとテンポ遅くても5分10秒なのに。それならUS Festivalのセットリストに入ってた「Screaming For Vengeance」を入れて欲しかった。レコード棚でジューダスのレコードをいろいろ出して来て、今日はジューダスばかり聴いてた。
2022年04月03日
北アイルランド出身のメタル/ブルース ギタリスト&ボーカリスト「ゲイリー・ムーア」が1983年にリリースしたシングル。A面「想い焦がれて Falling In Love With You」1982年9月発売のアルバム「Corridors Of Power」のA面ラストに収録されていたシングルの別バージョン。カルチャー・クラブを大スターに仕上げたプロデューサー「スティーブ・レビン」をプロデュースに迎えてアルバム「Corridors Of Power」とは、聴いた印象がかなり変わるニューバージョンをレコーディングしました。この後、プロデューサー「スティーブ・レビン」は少し低迷期だったビーチ・ボーイズを復活させた事でも有名です。この新しいバージョンを初めて聴いた時の印象はあまり良くなかった。完全に当時流行りのAORの音とアレンジになってます。ゲイリームーアのギターの音も透き通ったアメリカ西海岸が浮かんでくるような音色。このシングルのバージョンは当時、ほとんど聴かなかった。でもリマスター盤の「Corridors Of Power」のボーナストラックに収録されてるのを聴いてこっちのバージョンにどハマりした。ゲイリーの歌唱もこっちの方が余裕感じられるし、曲の柔らかさに合ってるように思える。Gソロの音も今ではこのバージョンの方に惹かれる。アウトロもボーカルの高音フェイクで終わっていくのも良い。当時出た2種類のライブ盤「Rockin' Every Night - Live In Japan」にも「We Want Moore!」にも「Falling In Love With You」が収録されなかったのは不満に思ってたのを思い出す。「We Want Moore!」は好きだったのですが、「Rockin' Every Night - Live In Japan」は物足りなさを感じる1枚だった。B面「Falling In Love With You (Instrumental)」これはただのカラオケじゃなく、歌メロをゲイリーがギターで弾いています。A面とはオケも違ってて、A面でのギターのバッキングが全て抜かれています。そして曲の長さも違います。かなりお得なInstrumentalです。
2022年03月15日
イギリスのメタルバンド「サクソン」の1982年発売のライブアルバム。NWOBHMのバイブル的なライブ盤として伝説のようになってるアルバムです。メンバー構成Biff Byford – vocalsGraham Oliver – guitarPaul Quinn – guitarSteve Dawson – bassNigel Glockler – drums2006年リマスター音源のまま2022年1月にDigipakジャケット、そして豪華ブックレット付で再発されたものです。ブックレット見たさに同じリマスターだと分かってても買ってしまう…。1曲目「Motorcycle Man」2曲目「747 (Strangers in the Night)」3曲目「Princess of the Night 」4曲目「Strong Arm of the Law」5曲目「Heavy Metal Thunder」6曲目「20,000 Ft 」7曲目「Wheels of Steel」8曲目「Never Surrender」9曲目「Fire in the Sky」10曲目「Machine Gun」2006年版ボーナストラック11曲目「And the Bands Played On 」12曲目「See the Light Shining」13曲目「Frozen Rainbow」14曲目「Midnight Rider」15曲目「Dallas 1PM」16曲目「Hungry Years」発売当時は10曲だけの一枚ものだったので物足りなさを感じてた。ライブ盤は2枚組でたっぷり聴いて満足できる物が好きでオジーの「Speak of the Devil」、スコーピオンズの「Tokyo Tapes」、ジューダス・プリーストの7インチと2枚組の「Priest in the East」QUEEN「Live Killers」、MSG「One Night at Budokan」 などが好きだった。サクソンのこのアルバムやホワイトスネイクの「Live at Hammersmith」「 Live...in the Heart of the City」は2枚組ノーカットで出して欲しいといつも思ってた。だから音が悪くてもブートのライブ盤の方をよく聴いてたのかも知れない。この2006年リマスター編集版は6曲のボーナストラック追加で物足りなさもなくなって満足できるボリュームになった。セットリスト順の構成とは大きく違ってしまうけどそれでも「See the Light Shining」や「Frozen Rainbow 」「Dallas 1PM」が追加されたのはかなり大きい。このライブ盤「The Eagle Has Landed」はシリーズ化されて1996年には「The Eagle Has Landed – Part II」2006年には「The Eagle Has Landed – Part III 」2019年には「The Eagle Has Landed 40 Live」と、どんどんボリューム感も増していき大満足できるライブアルバムが出ています。中でも「The Eagle Has Landed – Part III 」と「The Eagle Has Landed 40 Live」はサクソンを聴き続けてきた人にとってはたまらない内容のライブ盤になっています。サクソンは1981年の若かった頃よりも2006年の「The Eagle Has Landed – Part III 」や2019年の「The Eagle Has Landed 40 Live」の方がバンドの勢いもあるしビフの声も今の方が太く高音も軽く出しています。なので、最初の「The Eagle Has Landed」はライブ盤の中では一番聴かないかも知れない。2012年にも2枚組CDで22曲入りの「Heavy Metal Thunder - Live, Eagles Over Wacken」が出ています。このアルバムはMIXがイマイチに感じるのですが、このライブ盤も最高です。DVDで映像作品としても出ているので映像作品を買って観る方がお得かも。SAXONは生粋のライブバンドなのでライブで本領発揮します。スタジオ盤の完成度も強烈に良いのですが、ライブはそれ以上に素晴らしい。
2022年03月09日
イギリスのハードロックバンド「Rainbow」の1980年のヒットシングル。ボーカルをGraham Bonnetに変えて前作のシングル「Since You've Been Gone」で初めてシングルヒットを出した。「Since You've Been Gone」に続くシングル「All Night Long」も同様にヒット!メンバー構成Graham Bonnet – vocalsRitchie Blackmore – guitarCozy Powell – drumsRoger Glover – bass,Don Airey – keyboardsA面「All Night Long」4枚目のアルバム「Down To Earth」の1曲目に収録。レインボーのアルバムの中でもこのアルバムは結構好きな方です。やっぱり最高に思えるのは、7th「Bent Out of Shape」です。「Down To Earth」は3番目に好きなアルバム。2番目は5th「Difficult to Cure」、この自分のベスト3は変わることはなさそう。「All Night Long」は当時、アルバムの中では好きな方ではなかったけど今では懐かしく聴けて楽しめます。B面「Weiss Heim」このシングルが発売された頃はまったく未発表曲でした。レインボーとしては2作目のインスト曲。後に「Finyl Vinyl」のラストに収録された。このインスト曲は好きな曲。前半のオリエンタルな雰囲気や後半にかけての盛り上がる演奏も美しくて凄く気持ち良い。
2022年03月06日
イギリスのメタルバンド「タンク」のデビューアルバム。モーターヘッドのエディがプロデュースした事でも知られてる名盤です。その事もあってモーターヘッドの弟分バンドのように紹介される事が多かった。モーターヘッドっぽいハードコアな音は2nd「Power of the Hunter」までですが、「Power of the Hunter」もオズモンズのカバーしていたり、The Policeのプロデュースで有名なNigelGrayが担当したりして音は変わって来てた。3rdからはドラマチックな大作を作るようなバンドに進化していった。このアルバムは2021年に突然発売されたデラックスエディション。ボーナストラックが7曲、追加され3面開きのデジパックジャケで発売。(2015年にボーナストラック10曲追加されたヨーロッパ盤が発売。 2019年には日本盤も出ていた)リマスターはいつの物か記載されていないけど2007年の時のままだと思う。Bass, Vocals – Algy WardDrums – Mark BrabbsGuitar – Peter Brabbs1曲目「Shellshock」2曲目「Struck By Lightning」3曲目「Run Like Hell」4曲目「Blood, Guts, And Beer」5曲目「T.W.D.A.M.O.」6曲目「Turn Your Head Around」7曲目「Heavy Artillery」8曲目「Who Needs Love Songs?」9曲目「Filth Hounds Of Hades」10曲目「(He Fell In Love With A) Stormtrooper」ボーナストラック11曲目「Dont Walk Away」 (Live) 12曲目「The Snake」 (Pink Fairies Cover)13曲目「Steppin' On A Landmine」14曲目「Blood, Guts, And Beer」 (Live )15曲目「Don't Walk Away」16曲目「Shellshock」 (Single Version)17曲目「Hammer On」ボーナストラックの事から、11曲目「Dont Walk Away」はアルバムに収録されていないシングル曲のライブバージョン15曲目「Don't Walk Away」がスタジオバージョン。13曲目「Steppin' On A Landmine」はシングル「Turn Your Head Around」のB面のみに収録されてた曲。17曲目「Hammer On」はシングル「Dont Walk Away」のB面曲。14曲目「Blood, Guts, And Beer」 ライブバージョンは最高です。この曲はアルバムの中でも凄く好きな曲なので、より激しく緊張感のある音で聴けて感動。12曲目「The Snake」はイギリス盤オリジナルのLP+EPバージョンのEPの中に収録。この曲はイギリスのサイケロック「Pink Fairies」のカバーで、デビューシングル曲。アルバムにも収録されていない曲。7インチシングルのみで発売。リマスター盤CDにボーナストラックで収録されました。オリジナルもあとで聴こう。1曲目「Shellshock」は初めて聴いた時はイントロでちょっと笑ってしまったのを思い出す。モスラが出て来そう。そのあと、曲に入ってからは10代の頃、通っていた中古レコード屋とか輸入レコード店とかの光景が浮かんでくる。この曲と6曲目「Turn Your Head Around」は特にその頃着てた服の事とかその頃の友人の顔とかリアルに浮かんでくる。そんな曲があの頃に聴いてた音楽にはいっぱいある。タイトルナンバー9曲目「Filth Hounds Of Hades」もいつ聴いてもカッコいいなぁと思える。
2022年03月03日
ドイツのメタルバンド「スコーピオンズ」の最新アルバム。今年50周年を迎えるベテランメタルバンド。現在のバンド構成Klaus Meine – Lead vocalsRudolf Schenker – Rhythm guitarMatthias Jabs – Lead guitarPaweł Mąciwoda – BassMikkey Dee – Drumsこのバンドも新譜が発売されると必ず購入して聴くバンドのひとつです。来日公演は全て行ったわけではないけど、一番最近なら5年ほど前にグランキューブ大阪でScorpionsのライブを観たと思う。その時も1984年や1985年の来日公演の時のパワーと変わらない熱いライブを楽しめた。このデビュー50周年のニューアルバムも熱さはそのままです。Disc 11曲目「Gas In The Tank」2曲目「Roots In My Boots」3曲目「Knock 'em Dead」4曲目「Rock Believer」5曲目「Shining Of Your Soul」6曲目「Seventh Sun」7曲目「Hot And Cold」8曲目「When I Lay My Bones To Rest」9曲目「Peacemaker」10曲目「Call Of The Wild」11曲目「When You Know (Where You Come From)」Disc 2 ボーナスディスク1曲目「Shoot For Your Heart」2曲目「When Tomorrow Comes」3曲目「Unleash The Beast」4曲目「Crossing Borders」5曲目「When You Know (Where You Come From) [Acoustic Version]」昨年11月に9曲目「Peacemaker」を先行シングルでリリースしたので聴いていました。ストレートなアップテンポな楽曲でクラウスマイネの歌唱も素晴らしく、ニューアルバムへの期待がかなり高くなった。タイトルナンバーの4曲目「Rock Believer」もこのアルバム発売前に聴けた。この曲が「Peacemaker」以上に感動したのでさらにアルバムへの期待値が上がった。かなり前に2CD Deluxe editionを予約してた。25日に届いてから今日までに数回通して聴いた。1曲目「Gas In The Tank」から、あの頃のスコーピオンズのいいとこ取りのような曲ですぐに気に入った。SAXONの新作にしてもそうだけど、70代になっても熱さもパワーも衰えていない。2曲目「Roots In My Boots」も往年のファンに喜んでもらえるような曲作りに思えて鳥肌。アルバム「Blackout」の中に もしこのまま入ってたとしてもライブで人気曲になってたと思う。5曲目「Shining Of Your Soul」も凄く気に入ってる曲の一つ。ファンが驚いた1979年「Lovedrive」収録の「Is There Anybody There?」までではないとしてもレゲエのテイストを入れたナンバー。今の所、この曲が一番気に入ってるかも。この曲はこのアルバムからの4枚目のシングルカットになっています。6曲目「Seventh Sun」も大好きな曲。この曲もシングルカットされているようです。ミディアムスローのHeavyなナンバーです。7曲目「Hot And Cold」はキャッチーなアップテンポナンバー。この曲も聴けば聴くほどに好きになっていきそうな気がする。10曲目「Call Of The Wild」は感動的なロッカバラード。11曲目「When You Know (Where You Come From)」はスコーピオンズの王道的なバラード。この手の曲でスコーピオンズにハズレはない。どのバラードも美しく感動的です。Disc 2のボーナスディスクの5曲も良曲揃いです。まだ聴き込めてないので…。「When You Know (Where You Come From)」のアコースティックバージョンは文句なしに最高です。オリジナルバージョンの美しさとはまた違う響きで胸が熱くなる。
2022年02月28日
イギリスのメタルバンド「サクソン」のボーカリスト「Biff Byford(ビフ・バイフォード)」が息子の「Seb Byford(セブ・バイフォード)」と組んだバンド「Heavy Water」の1stアルバム。ビフも今年71歳。ボーカル力はまったく衰えない。メンバー構成Vocal、Bass Biff ByfordVokal、Guitar Seb ByfordDrums Tom Wittskeyboards、SAX Dave Kemp1曲目「Solution」2曲目「Turn To Black」3曲目「Red Brick City」4曲目「Tree In The Wind」5曲目「Revolution」6曲目「Personal Issue No. 1」7曲目「Medicine Man」8曲目「Follow This Moment」9曲目「Now I'm Home」10曲目「Faith」SAXONのワールドツアーがストップしてしまってる間にレコーディングしたアルバム。親子で制作した名盤です。息子はこんな音楽がやりたいのかってわかるアルバム。ビフのベースも凄くいいし、息子セブのギターも驚くほどカッコいい!二人のボーカルは文句なしに素晴らしい!1曲目「Solution」はOzzy Osbourneの「No More Tears」をリスペクトしているようにも感じるリフと楽曲構成です。コーラスの入れ方とかもOZZYの楽曲のオマージュのように感じる。ミディアムヘヴィなナンバー。妙にくせになる曲です。2曲目「Turn To Black」この曲もSAXONのメタルとはまったく違うBlack Sabbath寄りなサビが印象的な曲。Aメロは息子のセブがソロで歌っていますが、耳障りの良い声質で凄くイイ!サビからビフが入ってくると、凄い存在感に一気に色が変わる。3曲目「Red Brick City」は完全に最近のオリジナルBLACK SABBATHのようです。めちゃカッコいい曲です。4曲目「Tree In The Wind」はパイプオルガンの音色のソロで始まる神聖な印象のバラード。父子でハモって歌うパートは鳥肌です。OZZYのアルバム「No More Tears」に入っていそうなバラード。5曲目「Revolution」はアップテンポでHEAVYなナンバー。この曲がこのアルバムで一番気に入ってます。最近のOZZYの楽曲のような音創りもカッコいい!6曲目「Personal Issue No. 1」も「Revolution」と同等に凄く好きな楽曲です。息子のセブのボーカルが凄く良い。7曲目「Medicine Man」は少しZepっぽい印象のブルージーなナンバー。この曲もセブのリードボーカル最高です。父親ビフの声が一瞬でも聞こえると声の存在感の凄さに改めて感動する。8曲目「Follow This Moment」もZepのイメージが浮かぶ楽曲。Zepの5枚目「Houses of the Holy」に入ってそうな感じがする。この曲はアウトロでSaxソロも入ってきます。9曲目「Now I'm Home」は渋いロッカバラード。セブ、歌上手い!10曲目「Faith」もめちゃくちゃ気に入ってるファンクなノリで、ビフのベースも最高にカッコいい。何よりリードボーカルのセブ最高です。
2022年02月27日
イギリスのヘヴィメタルバンド「DEMON」が2019年に出したゲームサントラアルバム。Demonの全アルバムを持ってる人にとっては新曲1曲追加のベスト盤です。全ての曲が新たにRemasterされていて、「Get the Hell out of Here」に関してはRemixされています。DEMONの1st「Night Of The Demon」、2nd「The Unexpected Guest」3rd「The Plague」の3枚からチョイスされています。8曲目「Get the Hell out of Here」のみ12枚目のアルバム「Unbroken」のボーナストラック曲。「Don't Break the Circle」 (1988年Remix) もリマスターされてかなり音圧も上がってるし音も良くなっています。これもこのアルバムのうれしい所のひとつ。1曲目「Full Moon」 (1st「Night Of The Demon」)2曲目「Night Of The Demon」 (1st「Night Of The Demon」)3曲目「Sign of a Madman」 (2nd「The Unexpected Guest」)4曲目「One Helluva Night」 (1st「Night Of The Demon」)5曲目「Don't Break the Circle」 (1988年Remix) (2nd「The Unexpected Guest」)6曲目「The Plague」 (3rd「The Plague」)7曲目「Get the Hell out of Here」 (12th「Unbroken」2019Remix)8曲目「The Devil Rides Out」 (2019年 新曲)ボーナストラック9曲目「Beyond the Gates of Hell」(2nd「The Unexpected Guest」)10曲目「Total Possession」(2nd「The Unexpected Guest」)※9曲目「Beyond the Gates of Hell」は2000年まで「Beyond The Gates」のタイトルでしたが2001年のリマスター盤から「of Hell」を足して「Beyond the Gates of Hell」になってる。いろいろ不思議なバンド^^;最新リマスターのベスト盤を買うつもりで買うとかなり得した気分になるはず。昔からゲームはまったくしないから分からないけど、ホラー系のゲームのサントラっぽい。Demonの曲がずっと流れてるならダウンロードして観てみようかな・・・。ゲームはしないと思うけど。唯一の新曲、8曲目「The Devil Rides Out」はミディアムヘヴィなナンバー。「DOWN TO EARTH」の頃のOZZYのリフっぽかったりするので、かなりお気に入りです。新曲1曲だけじゃなくこの勢いでニューアルバムを出して欲しかった。あとの曲は有名な曲ばかりだし、前にも何度も書いてると思うので。でも6曲目「The Plague」のリマスターは2001年リマスターを遥かに超える良い音なのでこの1曲だけのために買っても損しないように思ってしまう。3rdアルバム「The Plague」は何度聴いてもまったく飽きない名盤です。その後のプログレ時代のDemonにもまた日の目を浴びる時が来ればいいと思う。良いアルバム多いし、かなり売れたアルバムもある。
2022年02月25日
イギリスのヘヴィメタルバンド「TANK」の3枚目のアルバム。デビュー当時は3人組でハードコア寄りのメタルでしたが、このアルバムから4人編成になってドラマチックでメロディアスな音に変わってきた。初期のハードコアなアルバムも好きですが、このアルバムと4枚目は特に今でも定期的に聴きたくなる。このアルバムで3人編成から4人編成になった。このアルバムと4枚目「Honour And Blood」がやっとCD化されたのが1990年。すぐに買ってよく聴いてた。各アルバム未発表曲が1曲ずつ追加された。今ではこの2枚とも入手困難なCDになっているようです。1st「Filth Hounds Of Hades」は最近、7曲もボーナストラックを追加してさらにリマスターされデジパックジャケで発売された。これもすぐに購入しておかないと買えなくなる可能性が高い。今ならまだ安い価格で買えると思う。Algy Ward – vocals, bassPeter Brabbs – guitarMick Tucker – guitarMark Brabbs – drums1曲目「Just Like Something From Hell」2枚目のアルバム「Power of the Hunter」から少しずつメロディアス路線に移行する兆しは感じらたけど、この1曲目ほどモロにドラマチックな楽曲になっていくとは想像してなかった。いきなりシンセのシーケンスの音で始まりドラマチックに盛り上がっていきメタルリフに突入。そしていきなり1曲目から8分30秒の超大作。1stでnew wave of British heavy metalの波に乗り遅れた感があったけど、このアルバム辺りから存在感を増してきた。それでもやはりマイナーなバンドとしての扱いのままだった。タイミングとプロモーションのやり方で80年代メタルの代表的なバンドの一つになれたと思うんだけど。2曲目「Hot Lead Cold Steel」1曲目は長尺ナンバーで誰もが楽しめるとは言えないけど、この曲なんかはキャッチーなサビで当時のメタルシーンでは人気出そうな曲。スポーピオンズっぽいAメロのメロディとか凄く好きだった。3曲目「This Means War」はタイトルナンバーでLPではA面ラスト曲。久しぶりに聴いたけど、これはマジでカッコいい。ボーカルがちょっと奥なのが残念。もっと前面に出した方が良い。リマスター版は出てるのだろうか?リマスターでボーカルが前に出てるのなら買い換えたいけど。4曲目「Laughing In The Face Of Death」B面1曲目のスピードメタルナンバー。緊張感のあるリフとメロディアスなボーカルラインが良い。5曲目「If We Go ( We Go Down Fighting)」ネットなんて時代の曲、今この歌詞読んでると、今こそこの歌詞んじゃないかと思えてしまう。ミディアムアップのキャッチーな曲。6曲目「I (Won't Ever Let You Down)」最初聴いた時、慣れるまで何となく気持ち悪かったリフ。慣れるとカッコよく感じ出した。7曲目「Echoes Of A Distant Battle」シングルカットされたリードトラック。このアルバムで一番好きな曲だけど、シングル向きではなかったように思う。シングルなら「Laughing In The Face Of Death」の方が良いように思う。ボーナストラック「Whichcatchewedmycuckoo」シングル「Echoes Of A Distant Battle」のB面に収録された曲。ファンクなノリのリフや歌唱がカッコいい!TANKの事は一度も書いた事がなかったと思うから各アルバムじっくり聴き直して書こうと思う。全アルバムは持ってないけど、かなり良いアルバム多いから。1990年までのタンクのディスコグラフィ
2022年02月22日
サクソンの最新アルバムが発売されました!いつもならイギリス盤のDigipakを買う事が多いけど、今回は日本のみのボーナストラックが欲しくて日本盤を購入。輸入盤よりも発売日がかなり遅かった。イギリス盤はカセットテープでも発売されているので買おうかと思ってる。アナログ盤はもう注文してるけどまだ届かない・・・。バンド構成Biff Byford – vocals、bass Paul Quinn – guitarsNigel Glockler – drumsNibbs Carter – bassDoug Scarratt – guitarsこのアルバム、本当は2020年発売のつもりでレコーディングしてたそうですが、コロナでツアーができないために発売が保留になったようです。このアルバムをリリースできない代わりに全曲カバー曲「インスピレーション」を2020年3月にリリース。それと時期が重なるようにボーカルのBiff Byfordはソロアルバム「School of Hard Knocks」をリリース。SAXONはライブツアーバンドなのでツアーできない時間にスタジオワークをいろいろと進めていた。さらにボーカルのBiff Byfordは自分の子供とのプロジェクト「Heavy Water」名義で「Red Brick City」をリリース。Biff Byfordは全曲ベースとボーカルを担当。息子のSeb Byfordはギターとボーカルを担当。ドラムはTom Witts、キーボードとSAXはDave Kempの5人編成。71歳になるBiff Byfordは衰え知らずです。今でも良い曲を作り続けられるしパフォーマンスもレベルが落ちたとは思えない。SAXONの事を書くといつも熱くなりすぎる・・・。1曲目「Carpe Diem (Seize The Day)」2曲目「Age Of Steam」3曲目「The Pilgrimage」4曲目「Dambusters」5曲目「Remember The Fallen」6曲目「Super Nova」7曲目「Lady In Gray」8曲目「All For One」9曲目「Black Is The Night」10曲目「Living On The Limit」ボーナストラック11曲目「Killing Ground (London 2016)」今回のボーナストラック「Killing Ground」のライブバージョンは日本盤のみ収録です。各国のアルバム収録曲調べたけど、本当に日本だけだった。この「Killing Ground」って曲、全てのSAXONの楽曲の中で自分はベスト5に入るほど好きな曲です。アルバム「Killing Ground」を初めて聴いた時の興奮はおぼえてる。5曲目「Dragons Lair」を聴き終えた頃にはこれは凄い!と鳥肌止まらなかった。SAXONのデビューの頃からずっと聴き続けてる。POPになったりアメリカナイズされた時期も離れずにずっと聴き続けてた。当時かなり批判された「Innocence Is No Excuse」は今でも大好きなアルバムでよく聴いている。どこが悪いのかまったくわからなかった。名曲揃いだと今も思ってる。ビフのソロアルバムも最高だったし、裏切られる事はまずないといつも信じて買ってる。今回のアルバムも熱く、クオリティーの高い名盤だと思う。ビフのボーカルは一声聴くとビフだとわかる個性で、その上まったく衰えない歌唱力には驚く。「Denim And Leather」や「Strong Arm Of The Law」の頃より今の方が高音も出るし声も太いし凄いってどういう事だろう?って感動してしまう。ほとんどのバンドが「リレコーディング」したりすると、オリジナルを上回る事はなかなか出来ないんだけどSAXONは違った。「Classics Re-Recorded」を聴けばわかると思うけど「Princess Of The Night」も「Motorcycle Man」も「Strong Arm Of The Law」も「Wheels Of Steel」も「Dallas 1 PM」もどの曲も今の方が確実に良い!前作の「Thunderbolt」も初めて聴いた時、嘘だろ?って思った。バンドの勢いが80年代の頃より確実に今の方がある。「Thunderbolt」は発売されてすぐの頃より、何度も聴いた今の方が凄さを実感してる。SAXONのアルバムはほぼどのアルバムもスルメアルバムで聴けば聴くほどに凄さがわかってくる。で、今回の新譜。当然、最高です。1曲目「Carpe Diem (Seize The Day)」のイントロダクションからドラマチックに始まって興奮度が増して行く。これはライブで聴くと強烈だろうな。71歳が歌ってるなんて言わなければ30代の脂の乗り切ったメタルシンガーが歌ってると思う人がほとんどだと思う。ビフの声が出てるとか以上に楽曲自体が素晴らしすぎて感動。SAXONを40年以上聴き続けてきて良かったと思う瞬間。20年以上新作がリリースされる度に必ず発売日に買ってるメタルバンドなんて10バンドもいない。オジー、ジューダス、スコーピオンズ、UDO、ベルフェゴール、Demonぐらいかも。ACCEPTもボーカル代わったら絶対に買わないし。「Carpe Diem (Seize The Day)」は「今日を精一杯生きろ!」って熱いメッセージの曲です。2曲目「Age Of Steam」もライブで絶対聴きたい曲。このアルバムと前作「Thunderbolt」を1曲目から全曲演奏するライブでもうれしい。3曲目「The Pilgrimage」はSAXONの王道とも言える歌をしっかり聴かせるミディアムナンバー。サビのメロディーの美しさにも感動。4曲目「Dambusters」は3連のアップテンポ曲。これもSAXONの王道のひとつ。80年代の3連ファストナンバーよりも勢いが今の方がある。5曲目「Remember The Fallen」はコロナウイルスの事を歌ってる曲です。「It Came accross the China Sea~」から始まる歌詞。コロナでの安っぽい国への批判や愚痴のような曲ではないのはSAXONだから当然です。コロナで亡くなった人たちに焦点を当て、自分たちの反省を歌った優しさが伝わってくる曲です。6曲目「Super Nova」も人類の憂を歌った曲。これも避けられない恐怖。7曲目「Lady In Gray」、5曲目から7曲目のこの曲は未知のウイルスや超常現象を歌ってる。この曲は超自然的存在を歌ってる。8曲目「All For One」はフランス革命時の暴徒から王家を守る近衛兵を歌ってるような歌詞。「Power & The Glory」を彷彿させるリフも凄くかっこいい!9曲目「Black Is The Night」は裏拍子から入ってくるミディアム3連のSAXONらしい曲。10曲目「Living On The Limit」はファストナンバーで、こんな混沌としたコロナ渦だからこその応援歌的なナンバー。アルバムラストに相応しい名曲です。ボーナストラック「Killing Ground (London 2016)」スタジオバージョンもライブバージョンもどれもカッコいい。ブートでもいろんなライブバージョンを聴いてるし、オフィシャルでも数種類この曲のライブバージョンは聴ける。2000年代に来日してくれた時にこの曲がセットリストに入ってなかったのは残念だった。1983年のBiff Byford
2022年02月21日
カナダのメタルバンド「ヘリックス」の5枚目のアルバム。1985年11月発売1984年発売の前作「Walkin' the Razor's Edge」のリードトラック「ROCK YOU」のヒットとMTVで「Rock You」のMVが多く流れた事で日本でも知名度が一気に上がったように思う。バンド構成Brian Vollmer – vocalsPaul Hackman – guitar and vocalsBrent "The Doctor – guitar and vocalsDaryl Gray – bass and vocalsGreg "Fritz" Hinz – drums2011年にUK盤でリマスターされたCD1曲目「The Kids Are All Shakin'」2曲目「Deep Cuts The Knife」3曲目「Ride The Rocket」4曲目「Long Way To Heaven」5曲目「House On Fire」6曲目「Christine」7曲目「Without You (Jasmine's Song)」8曲目「School Of Hard Knocks」9曲目「Don't Touch The Merchandise」10曲目「Bangin' Off-A-The Bricks」1曲目「The Kids Are All Shakin'」は2枚目のシングルカット曲。この曲もMVが制作された。この曲を初めて聴いた時はKISSの「Lick It Up」みたいな曲だと思ったけど、この手の曲は1984〜86年頃は山ほどあった。挙げたらきりがないほどある。2曲目「Deep Cuts The Knife」はリードトラックでMVも制作された曲。このシングルがヒットしてカナダではプラチナディスクを獲得。アコギのイントロで静かに始まるミディアムロッカバラード。この頃なら一般的にシングルヒットしそうにない曲だけど大ヒットした曲。3曲目「Ride The Rocket」もキャッチーなパーティーロック的な明るいハードロック4曲目「Long Way To Heaven」は気に入ってる曲のうちの1曲。タイトルナンバーでアレンジも凝ってるしシングルカットしても売れたと思える曲。5曲目「House On Fire」はアップテンポの疾走系ナンバー。6曲目「Christine」を聴いててイギリスのメタルバンド「SAXON」もアメリカ進出に力入れてて、ちょうど「Innocence Is No Excuse」をリリースした年だった。この曲のイントロを聴いて急にSAXONを思い出した。7曲目「Without You (Jasmine's Song)」も当時は陰が薄いイメージで印象に残ってなかったけど、今聞くといろんなビッグバンドの音をオマージュしてるのがわかる。この曲はスコーピオンズをリスペクトしてるのかも。10曲目「Bangin' Off-A-The Bricks」は当時から気に入ってて久々に聴いたらやはり良かった。アップテンポのキャッチーなアレンジが気持ち良い曲。大ブレイクする少し前のトゥイステッドシスターな雰囲気もある。
2022年02月17日
アメリカのハードロックバンド「Night Ranger」の2ndシングル。1982年11月に発売されたデビューアルバム「Dawn Patrol」から2曲目のシングルカット。アルバムでは1曲目に収録されてる1stシングル「Don't Tell Me You Love Me」の次の2曲目に収録されてるキャッチーな曲。メンバー構成Jack Blades – bass, lead vocalsJeff Watson – guitarsBrad Gillis – guitarsAlan Fitzgerald – keyboardsKelly Keagy – drums, lead vocalsA面「Sing Me Away」この曲のリードボーカルはドラムのKelly Keagyが担当。「Don't Tell Me You Love Me」はベースのJack Bladesが担当していました。基本的のこの二人がリードボーカルとして定着していた。特にバラード系はドラムのKelly Keagyが歌ってヒットさせていた。この「Sing Me Away」はキャッチーで売れ線ですが、この頃のライブのオープニングを飾った「Play Rough」か「Penny」の方ががシングル向きだと思ったりしてた。B面「Call My Name」ハードなロッカバラード。ベースのJack Bladesがリードボーカル。冒頭はピアノのみで静かに歌って徐々にハードになっていくアレンジ。バラードはKelly Keagyのイメージだけどデビュー当時は特に決まってなかったようです。最近、1st「Dawn Patrol」〜3rd「7 Wishes」の3枚をアルバム通して聴いてた。何十年も聴いてなかったアルバムなので忘れかけてた曲も多かったけど楽しめた。
2022年02月14日
カナダのハードロックバンド「ヘイワイヤー」の1986年発売の1stシングル。メンバー構成Paul MacAusland - vocalsDavid Rashed - keyboards and backing vocalsMarvin Birt - guitars and backing vocalsRonnie Switzer - bassSean Kilbride - drumsA面「Bad Bad Boy」1986年のアメリカのハードロックシーンがどんな感じだったかよみがえる。Ozzy OsbourneもキャッチーでPOPな「Shot in the Dark」をリリースして大ヒット。Judas Priestもギターシンセを大胆に導入したキャッチーな「Turbo Lover」をシングルカット。Bon Joviの3rdアルバム「Slippery When Wet」が大ヒットしたり・・・。そんな流れに乗った感じでカナダのこのバンドもデビュー。1stアルバム「Bad Boys」はカナダでプラチナアルバムになった。当時、まったく興味なかったバンドですが見本盤をもらったので一度は聴いたと思うけどまったく印象に残っていなかった。36年ぶりにちゃんと聴いてみた。1986年って時代の空気や風景や街並みやよく通った飲み屋とか週に何度も入り浸ってたロック喫茶とかを思い出せた。曲もキャッチーで売れたのがわかる。B面「When You Fall Out of Love」ミディアムテンポのキャッチーな曲。自分はA面よりもこっち方が好きかもしれない。アルバムではB面の1曲目を飾る曲。各レコード会社がこの手のハードロックバンドを売り出したけど残ってるバンドはどれぐらいあるのだろう。Haywireは今も活動していて昨年、2021年にニューアルバムを発売してるようです。
2022年02月10日
アメリカのハードロックバンド「Night Ranger」の1stシングル。1982年12月発売。日本でのシングル発売は1983年バンド構成Jack Blades – bass, lead vocalsJeff Watson – guitarsBrad Gillis – guitarsAlan Fitzgerald – keyboardsKelly Keagy – drums, lead vocalsA面「炎の彼方 Don't Tell Me You Love Me」この曲をスピーカーの前でちゃんと聴くのは何十年ぶりかわからないほど。BLACK SABBATHが好きでサバスからメタルやハードロックを聴き始めたので、明るめなPOPなメタルは当時はあまり好きになれなかった。それでもレコード買って聴いてたのはギターのブラッド・ギルスが1982年の夏過ぎまでオジー・オズボーンのバックバンドでギターを弾いてたから。サバスが好きだったので最初はオジーのソロもサバスほどは好きではなかったけど、3枚目「Bark At the Moon」からオジーのソロもかなり好きになり凄く聴くようになった。1983年を境にキャッチーでややPOPなメタルも少しずつ聴くようになったと思う。Manowar、Twisted Sister、Gary Moore、Vandenberg、Y&T、Demon、Europe、などの新しいバンドもいろいろ買って来て聴いてた。この「Don't Tell Me You Love Me」は鉄道の線路の上で演奏してるMTVも何度も流れてた。この曲でのリードボーカルはセンターでベース弾きながら歌うJack Blades。その並びも新鮮だったし楽曲のインパクトはかなりあったので一気に人気曲になったように思う。列車の食堂車の中でギターソロを弾くBrad Gillisも印象に残ってる。MVの内容はもうあまり覚えてないけどたしか線路で演奏してるバンドに列車が迫ってきて通り過ぎてもまだ演奏してる。ってのが怖い^^;実はみんな死んでたって事?とか10代の頃に話してたのも思い出す。B面「Night Ranger」前半はミディアムテンポの重めなメタルで、途中からテンポアップして再びミディアムに戻る。この曲も完全に忘れてるほど聴いてなかったけど、聴き始めるとすぐに思い出した。当時はそんなに好きではない曲だったと思うけどアウトロだけオジーっぽくて好きだったのを思い出した。下のメンバー紹介の写真、わかりにくい写真w上の写真の全身写真ならわかりやすいのに。って当時思ってた。1stアルバムの歌詞カードにも同じ写真でのメンバー紹介。この写真が気に入ってたのだろうか。1984年ごろのナイト・レンジャー
2022年02月05日
1998年9月17日に全世界に先駆け12日早く日本でリリースされたライブアルバム。自分は基本的にバンドのオリジナルメンバーのボーカルが抜けた時点で凄く好きだったバンドでもほとんど聴かなくなる事が多いのですが、ジューダスの時だけは例外でした。オリジナルボーカリスト「Rob Halford 」に代わり「Tim "Ripper" Owens」が加入して1枚のアルバム「Jugulator」をリリースしてからのライブ。Tim "Ripper" Owensは前任のRob Halfordの事をリスペクトしまくって憧れてるのが対談の中でもひしひし伝わってきたので自然と受け入れる事ができたと思う。ロックバンド「Journey」なんかもオリジナルのSteve Perryの事をリスペクトしてるのがわかるので今のボーカリストArnel Pinedaも嫌な感じがしない。他のバンドなどで口先でリスペクトしてるみたいな事を言ってるのは何となくわかってしまう。(★はこの時点の最新アルバム「Jugulator」からの曲)Disc 11曲目「The Hellion」2曲目「Electric Eye」3曲目「Metal Gods」4曲目「Grinder」5曲目「Rapid Fire」6曲目「Blood Stained」★7曲目「The Sentinel」8曲目「Touch Of Evil」9曲目「Burn In Hell」★10曲目「The Ripper」11曲目「Bullet Train」★12曲目「Beyond The Realms Of Death」13曲目「Death Row」★Disc 21曲目「Metal Meltdown」2曲目「Night Crawler」3曲目「Abductors」★4曲目「Victim Of Changes」5曲目「Diamonds & Rust」6曲目「Breaking The Law」7曲目「The Green Manalishi (With The Two-Pronged Crown)」8曲目「Painkiller」9曲目「You've Got Another Thing Comin'」10曲目「Hell Bent For Leather」11曲目「Living After Midnight」最初、アルバム「Jugulator」からのライブバージョンの5曲だけ聴くつもりが2枚ともしっかり聴いてた。「Bullet Train」のライブバージョンはやっぱり鳥肌もんでカッコいい!スタジオバージョンの何倍もカッコよく感じる。ホラー映画にも使われた「Blood Stained」もよりHEAVYになっていて熱い。この2曲はアルバム「Jugulator」を初めて聴いた時から好きだった曲。「Death Row」は多分この曲自体聴くのが10年以上ぶりかも知れない。久々聴いててロブが歌ってるのも聴いてみたいと思える曲だった。そんなに好きな曲ではなかったはずなのに、今回聴いて急に気に入ってしまった曲。「Abductors」はスタジオバージョンを聴くことは最近でも何度かあったけどこのライブバージョン聴くのはかなり久しぶり。スタジオバージョンよりキー上げてるんじゃないのかと思った。そんな事はないとは思うけど・・・。ティム・"リッパー"・オーウェンズが歌う「Metal Meltdown」めちゃくちゃ良い!このライブアルバムで「Jugulator」収録曲以外なら「Metal Meltdown」を一番聴いたと思う。その次に印象深いのは「The Sentinel」!この曲が特に好きってのもあるけど、ここまで完璧に歌いこなすのは凄いの一言。そして「Night Crawler」も何の違和感もなしに聴けてしまう。途中から普通にロブのLiveバージョンを聴いてたのかと思ってしまうほど。「Touch Of Evil」も聞き入ってしまうほどの完成度。
2022年01月09日
イギリスのメタル「SAXON」のボーカリスト「Biff Byford」の1stソロアルバム。2020年2月21日発売。 Bass – Gus Macricostas, Nibbs Carter (曲: 4, 5) Drums – Alex Holzwarth (曲: 7), Christian Lundqvist, Nick Barker (7) (曲: 4, 5) Guitar – Fredrik Åkesson, Phil Campbell (曲: 2) Saxophone, Keyboards – Big Dave Kemp (曲: 10) Vocals, Producer – Biff ByfordSAXONの楽曲と大幅な違いはないものの、新鮮に感じる楽曲は多い。アナログ盤LPはサイモンとガーファンクルのカバー曲6曲目「Scarborough Fair」のみ7インチEP盤に収録されています。300枚の限定盤だったので手に入らなかった。ビフももう70歳なのか…。 自分も歳取るはずだ…。1曲目「Welcome to the Show」2曲目「School of Hard Knocks」3曲目「Inquisitor」4曲目「The Pit and the Pendulum」5曲目「Worlds Collide」6曲目「Scarborough Fair」7曲目「Pedal to the Metal」8曲目「Hearts of Steel」9曲目「Throw Down the Sword」10曲目「Me and You」11曲目「Black and White」Fredrik Åkessonは、Opethのギタリスト。Alex Holzwarthは「RHAPSODY OF FIRE」のドラマー。Nibbs Carterは「SAXON」のベーシスト。このアルバムを初めて通して聴いた時、7曲目「Pedal to the Metal」に特に惹かれた。ジューダスの中期の曲とpainkillerを合わせたような不思議なノリで何度もリピートして聴いた。ビフの歌唱もロブのような感じを出しているように感じる。続く8曲目「Hearts of Steel」もジューダスっぽさを感じる。でも、2曲ともただジューダスをオマージュしてる感じじゃなくSAXON感もきっちり詰め込んでる。で、やはり気になるのは「スカボロ・フェア」のカバー。オーペスのFredrik Åkessonが弾くクリーントーンギターの美しいアルペジオのみで2コーラス目まで歌うとリズム隊も入って来て幻想的な世界が広がっていく。ビフの歌唱も最高です!タイトル曲2曲目「School of Hard Knocks」はキャッチーでHARDなナンバー。懐かしさも感じるけど「今」もきっちりと感じさせてくれるアレンジと歌唱。「Innocence Is No Excuse」に入っていてもいい感じ。この曲のMVはブリューゲルの絵画のようなアルバムジャケットの中に参加ミュージシャンがイラストとして溶け込んで演奏していたり、なかなかオシャレです。1曲目「Welcome to the Show」も仰々しいイントロからゾクゾクもんのカッコいい曲です。そして!10曲目「Me and You」はフォーキィーなロック。この曲もすぐにハマった。11曲目「Black and White」は発売当初は可もなく不可もなく程度の曲だったのに今ではこの曲、単体で聴く事も多くなってる。ビフの歌の上手さを再認識できる名曲です。発売されてから2年近く経って今では1曲目、2曲目、10曲目、11曲目の4曲がスルメ曲として聴けば聴くほど好きになっています。このアルバムの中でこの4曲が一番好きな曲です。2ヶ月後に発売されるSAXONの新譜も楽しみです。
2021年12月17日
イギリスのメタルバンド「SAXON」の2021年3月発売のカヴァーアルバム。サクソンはこれまでに22枚のオリジナルアルバムと12枚のライブ盤をリリース。ライブ映像作品も加えるとライブは20枚近く出ています。サクソンは1979年にプロデビューして40年以上ライブバンドとしてメタルの世界で君臨してるのがよくわかるライブ盤の数。Biff Byford – VocalsPaul Quinn – GuitarsDoug Scarratt – GuitarsNibbs Carter – BassNigel Glockler – DrumsそんなSAXONが初めて全曲カヴァー曲で構成するアルバムをリリースした。これまでにもアルバムにカヴァー曲を収録した事もあったけど全曲というのは初めて。(2001年に「Court Of The Crimson King」のカヴァーをアルバムに収録)ライブでカヴァー曲をセットリストに入れられたらイヤだけど、アルバムに入れるのは楽しめる。できればオリジナルを聴きたいけど。2022年2月にはオリジナルアルバムの新譜も出る。1960年代〜70年代、SAXONに影響を与えた楽曲で構成されています。春にこのアルバムを買ってカヴァーアルバムだし、後でいいかとほったらかしになってた。3日前から聴き始め結構すでに何度かリピートして聴いてる。 (オリジナルのアーティスト、バンド)1曲目「Paint It Black」 Rolling Stones.2曲目「Immigrant Song」 Led Zeppelin3曲目「Paperback Writer」 The Beatles.4曲目「Evil Woman」 Crow5曲目「Stone Free」 Jimi Hendrix6曲目「Bomber」 Motörhead7曲目「Speed King」 Deep Purple8曲目「The Rocker」 Thin Lizzy9曲目「Hold The Line」 TOTO10曲目「Problem Child」 AC/DC11曲目「See My Friends」 The Kinks4曲目「Evil Woman」はブラックサバスがカヴァーしたバージョンが有名でサクソンもサバス寄りのアレンジと歌唱でカヴァーしています。ジャケットに各オリジナルアーティストのイラストが載っていますが、これは確実にBLACK SABBATHです。その右後ろはZEP自分が一番感動したのはラスト曲、キンクスの「See My Friends」改めていい曲だと思いオリジナルもすぐに聴いた。9曲目「Hold The Line」はTOTOの1stアルバムからのシングルカット曲。このSAXONのカヴァーのアレンジはなかなか凄いと思う。6曲目「Bomber」はモーターヘッドの代表曲のひとつ。サクソンどモーターヘッドってNWOBHMとして80年代前半によく絡んでたと思う。サクソンの初期の曲調とも近い。7曲目「Speed King」はパープルの曲の中でも自分もかなり好きな曲。ボーカルのBiff Byfordは1990年代後半から2000年代前半にかけタバコやめて発声法を少し変えてハイトーンの伸びが凄くなった。80年代の頃は声域の幅が狭いとか言われてたけど、もう誰にもそんな事を言わせないほどに歌唱の幅も広がった。自分は2001年「Killing Ground」で新たな歌唱法が完成したように思ってる。で、このイアンギランの独特な歌い回しも無理なく歌い切ってる。2曲目「Immigrant Song」にしてもビフの歌の上手さがよくわかる1曲。8曲目「The Rocker」は初期のThin Lizzyのカヴァーでシングルバージョンをカヴァー。シングルとアルバムバージョンの間ぐらいかな。SAXONのアルバムは新譜でもライブ盤でも発売されれば今でも必ず買って聴いてる。大きくハズレってアルバムはほぼない。どのアルバムも一定のレベル以上の作品だと思ってる。その中に何年かに一枚、とんでもなく好きなアルバムがリリースされる。次のアルバムも楽しみ!
2021年12月14日
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