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Bruce Springsteenの1995年4月発売のシングル。凄く好きな曲で名曲なんだけど、あまり知られていないのが残念。この曲は1995年2月に発売した「Greatest Hits」のための新曲としてレコーディングされた曲でシングルカットされました。「Greatest Hits」自体は全世界で1200万枚以上の大ヒットアルバムになったのですが、そこに収録された新曲4曲は地味な扱いになってた印象です。Bruce Springsteenが初めて出したベスト盤で、絞りきれないほどの超名曲の中から選び出した14曲だったので新曲が霞んでしまったのかも知れない。1曲目「Secret Garden (With Strings)」2曲目「Blood Brothers」 [Alternate Version]3曲目「Streets Of Philadelphia」4曲目「Highway 29」このマキシシングルでは「Secret Garden 」はストリングス入りのバージョンが収録されています。オリジナルバージョンはもちろん最高なのですが、その上をいくのがこのストリングスが入っているバージョン。ブルースのバラード全楽曲の中でもメロディーの美しさやアレンジの美しさで自分の中ではベスト3に入るブルースのバラードです。ラブソングなのですが、物凄く人間のリアルを歌っている曲だと思っています。いくら心が通じ合って信じ合えてていても、必ず誰にも見せない秘密の部分があると歌っています。それが「Secret Garden」相手のことを全て知り尽くせる事など死ぬまで絶対にありえないのはわかってて、それをいつも忘れてるふりして生きてる。これは血縁の人間でもそうかも知れない。2曲目「Blood Brothers」 [Alternate Version]この曲も「Greatest Hits」のためにレコーディングされた新曲です。オリジナルはアコギ中心のフォーキーな曲なのですが、このAlternate Versionはまったくイメージの違うこのバージョン…初めて聴いた時、最高すぎてオリジナルが吹っ飛んだ。今でももちろんオリジナルバージョンも大好きですが、どちら選べと言われたら間違いなく自分はこの「Alternate Version」を選ぶ。3曲目「Streets Of Philadelphia」映画「フィラデルフィア」のために書かれた曲。この曲の事は前にも何度も書いてると思うけど、大ヒットした曲なんだけどライブではほとんど演奏された事がない曲。シングル大ヒット曲なのにこれまでにセットリストにこんなに入らない曲も珍しいように思う。4曲目「Highway 29」大好きなアルバム「The Ghost Of Tom Joad」からのカットです。アルバム3曲目に収録されています。
2024年10月13日
Bruce Springsteen『Born In The U.S.A. 40th Anniversary Japan Edition』が発売された。4枚組で1枚はオリジナルアルバム、あとの3枚は当時のライブ音源。1985年8月22日ジャイアンツ・スタジアムでのライブです。この音源はブートで何度も聴いてるのですが、オフィシャルでこんな形で発売されるとブートで聴いてた感動とはまた違った感動で聴けた。(当時、日本でも海外でもブルースの写真集は次々と発売された。洋書コーナーにも通って 新しい物を見つけては買い漁ってた。これも当時の写真集のひとつから)「Born In The U.S.A. Tour」のブートレッグはLP、CD合わせて15公演以上持っていますが、一番よく聴いたブートは1984年7月13日Alpine Valleyでのライブ「Born In The U.S.A. Tour」が始まったばかりの頃のライブで、最高の音質で新しいツアーのライブ音源が聴ける喜びで毎日のようにウォークマンに入れて聴いてた。とにかくセットリストが自分のツボ突きまくりで「Born In The U.S.A.」から始まるのではなく1曲目は「Thunder Road」!!です。そして2曲目「Out in the Street」、3曲目「Prove It All Night」、4曲目「Darkness on the Edge of Town」5曲目「Johnny 99」6曲目「Nebraska」と続く。この選曲の流れで来日公演があれば興奮して死ぬかもwとか思ってた。その次の曲から「Born In The U.S.A.」からの曲が出てくる。それでも12曲目「Born In The U.S.A.」〜13曲目「Badlands」の流れはそのまま^^「Cadillac Ranch」「Sherry Darling」「Racing in the Street」なども新しいアルバムからの曲の間に入っててアンコール1曲目は「Jungleland」!!!なんで、1985年からセトリが変わっていったのだろう・・・と少し残念に思った事もあった。(1984年7月13日Alpine Valleyのブート)1985年8月22日ジャイアンツ・スタジアム 1985年4月22日大阪Disc 11曲目「Born In The U.S.A.」 1曲目「Born In The U.S.A.」 2曲目「Badlands」 2曲目「Badlands」3曲目「Out In The Street」 3曲目「Out In The Street」4曲目「Johnny 99」 4曲目「Johnny 99」5曲目「Seeds」 5曲目「Darkness On The Edge Of Town」 6曲目「Atlantic City」 6曲目「The River」7曲目「The River」 7曲目「Darlington County」8曲目「I'm Goin' Down」 8曲目「Prove It All Night」9曲目「Working On The Highway」 9曲目「Working On The Highway」10曲目「Trapped」 10曲目「Glory Days」11曲目「Glory Days」 11曲目「The Promised Land」12曲目「The Promised Land」 Disc 21曲目「My Hometown」 12曲目「My Hometown」2曲目「Thunder Road」 13曲目「Thunder Road」3曲目「Cover Me」 14曲目「Cover Me」4曲目「Dancing In The Dark」 15曲目「Dancing In The Dark」 5曲目「Hungry Heart」 16曲目「Hungry Heart」6曲目「Cadillac Ranch」 17曲目「Cadillac Ranch」 7曲目「Downbound Train」 18曲目「I'm On Fire」8曲目「I'm On Fire」 19曲目「Bobby Jean」9曲目「Pink Cadillac」 20曲目「Backstreets」10曲目「Bobby Jean」 21曲目「Rosalita (Come Out Tonight) 11曲目「This Land is Your Land」 Disc 31曲目「Born To Run」 22曲目「Born To Run」2曲目「Two Hearts」 23曲目「Detroit Medley」3曲目「Ramrod」 24曲目「Twist And Shout / Do You Love Me」4曲目「Twist And Shout - Do You Love Me」5曲目「Jersey Girl」6曲目「Sherry Darling」7曲目「Racing In The Street 」 1984年8月6日 Bonus Tracks8曲目「Rosalita (Come Out Tonight)」 1984年8月6日 Bonus Tracks自分が観た大阪公演の1日目のセットリストにかなり近い印象。自分が持ってたブートよりも当然、音質はずっと良いし臨場感も増したように感じる。オフィシャルで6曲目「Atlantic City」のバンドバージョンが聴けるのがうれしい。アンコールラストが「Sherry Darling」なのは最高!この曲、ほんとに好きで、どのブート映像を観ても、この曲を歌ってる時のブルースと演奏してる「The E Street Band」が凄く楽しんでるのが分かって観客も楽しんでて一つになって盛り上がる感じじゃなく各自自由に楽しんでる感じが凄く好きです。「Glory Days」や「Thunder Road」や「Cadillac Ranch」 のような一つになって盛り上がる感じの曲もBruce Springsteenの醍醐味の一つでもちろん鳥肌で聴いてます。(当時、写真アルバムにチケットを貼っていた。やめときゃよかった。 剥がれないチケットも多数。洋楽と日本のアーティストとアルバムを分けてた。 ブルースの大阪公演の2日後はアイアン・メイデンのライブに行ってたのか…。 アイアン・メイデンは10列目。ブルースが10列目だったら・・・・。51列目だから… ブルースの整理券は整理券を残しておきたくて、整理券受け取ってからまた一番後ろに並んで Getした整理券です^^;1245番て・・・)山ほどブートレッグを聴き漁って自分も多くの会場でブルースのライブを体感したかのように思ってしまう。大阪と京都でしか観た事がないのに。もう1回だけ来日してくれないかな・・・。東京ドーム3daysだけとかでもいいので。できればスタジアムじゃなくアリーナクラスで観たいけど…。あれから何度も来日祈願の署名とかにも協力したけど、来てくれそうな気配は全くない。今からの2、3年で来日しなければもうずっと無理じゃないかと。生涯現役宣言をこの前してくれたので期待は持ち続けるけど。「Wrecking Ball」や「High Hopes」「The Ghost Of Tom Joad」「The Rising」からの楽曲も生で聴きたい。
2024年10月01日
Bruce Springsteenの7枚目のアルバム「Born In The U.S.A.」が発売から40周年を記念して日本独自の企画で発売された「ボーン・イン・ザ・U.S.A 40周年記念ジャパン・エディション」!4枚組の豪華仕様です。Disc 1は「Born In The U.S.A. 40th Anniversary Japan Edition」音自体はこの前のリマスターと同じのように思う。Disc 2,Disc 3、Disc 4は「Born In The U.S.A. TOUR」のライブ盤1985年8月22日 ブルースの地元ニュージャージー州ジャイアンツ・スタジアムでのライブが29曲完全ノーカットバージョン特典が超豪華で1985年来日時の写真集、来日公演のポスターのレプリカ、当時の詳しい資料などのブックレットやピンナップなど。アルバム「Born In The U.S.A.」はアメリカだけで、現在17× Platinum(1700万枚」を突破。今でも売れ続けているアルバムです。全世界では現在3000万枚を軽く超えているようです。最近、各国でアナログ盤が再発になり、その売り上げが凄いようで3500万枚超えてるのじゃないかと想像できる。自分が新譜としてリアルタイムで初めて買ったアルバムは「闇に吠える街」(Darkness on the Edge of Town)でした。1978年の夏、中学生最後の学年だったと思う。そこから遡って「明日なき暴走」(Born to Run)や「青春の叫び」(The Wild, the Innocent & the E Street Shuffle)を買って聴いていった。衝撃だったのは1980年に発売された5枚目のアルバム「ザ・リバー」(The River)でした。本気でハマったアルバムだったので今でもこのアルバムが一番好きです。よりドラマチックな歌詞と多彩なアレンジ。このアルバム発売してしばらく経って来日公演の署名運動が起こった。自分ももちろん署名した。でも、「The River Tour」の来日公演の夢は叶わなかった。本当にこのツアーの時に来日してほしかった。多分、東京は武道館か代々木だと思うけど大阪はひょっとしてフェスティバルホールで観る事ができたかも知れない。まだ大阪城ホールは出来ていなかった。大阪府立体育館だったら最悪だったけど…。「Born In The U.S.A.」の時のような異様なブームじゃなかったし「The River」のアルバムやそれ以前のアルバムからセットリストにもっと多く入ったと思う。「Born In The U.S.A.」から8曲〜9曲はセットリストに入ってたので必然的に以前の楽曲は少なくなってしまう。とか何とか言っても来日公演で2曲目「Badlands」のイントロが流れた瞬間に涙腺崩壊した。大阪では自分がめちゃくちゃ好きな「Out In The Street」が3曲目だったし!「Darkness On The Edge Of Town」「The River」「Prove It All Night」「Thunder Road」「The Promised Land」「Cadillac Ranch」「Rosalita」を生で聴けただけで大満足だった。「Born In The U.S.A.」からの曲はその時はまだそんなに思い入れもなかったので、古い曲が聴けたのがとにかくうれしかった。「The River」からの曲なら歌詞もほぼ覚えて歌えてた。「Sherry Darling」のサビを大合唱で歌いたかった。「♪So you can tell her there's a hot sun beatin' on the black top〜 〜And I got You, and baby you've got me Say, hey, hey what you say Sherry Darlin'」「Jackson Cage」「Point Blank」「Ramrod」「Crush On You」「The Ties That Bind」ももし「The River Tour」で来日してたら聴けたのに。1985年来日公演は京都と大阪で観たけど自分的に一番盛り上がったのは「Cadillac Ranch」でした。生で聴けていると思うだけで泣けたのを思い出す。もし「Jungleland」がセットリストに入ってたら、感動しすぎておかしくなってたかも。一緒に歌いたかった「♪Down in Jungleland〜」(京都はよく観えたけど、大阪はスタンド席の方が良かったなあ。 でも、入れただけで奇跡のようなライブだった)「Born In The U.S.A. 」ももちろんめちゃくちゃ好きなアルバムです。ただ「The River」や「Darkness on the Edge of Town」「Born to Run」そして「Nebraska 」が好きすぎて比べると少しだけ好きな度合いが下になってしまう。その後も「Tunnel of Love」「The Ghost of Tom Joad 」「Magic」「High Hopes 」「Wrecking Ball 」「Letter to You」と「Born In The U.S.A. 」と同等に好きなアルバムが次々とリリースされた。「Born In The U.S.A. 」1曲目「Born In The U.S.A.」2曲目「Cover Me」3曲目「Darlington County」4曲目「Working On The Highway」5曲目「Downbound Train」6曲目「I'm On Fire」7曲目「No Surrender」8曲目「Bobby Jean」9曲目「I'm Goin' Down」10曲目「Glory Days」11曲目「Dancing In The Dark」12曲目「My Hometown」アルバムの1曲ごとの感想とかは何度も書いてるので・・・。でも今回、改めてこのアルバムをじっくり聴いて凄いアルバムだと実感した。Disc 2,Disc 3.Disc 4のジャイアンツスタジアムのライブの感想は今度しっかり書く。1985年8月22日のこの公演は自分が観た大阪城ホールでのセットリストと凄く近いので聴いてるとあの時ずっと震えて観てたのを思い出す。来日してくれないかな・・・ブルースならチケット代が10万円でも行くよ。
2024年09月28日
1950年代から活動を始めてたロックンロールのレジェンド「Gary U.S. Bonds」の1981年発売のシングル。1961年発売の大ヒットアルバム「Dance 'Til Quarter to Three」の後、時代を超えて復活したのが1981年のこの曲が収録されてるアルバム「Dedication」の大ヒット。子供の頃から「Gary U.S. Bonds」の大ファンだった「Bruce Springsteen」がプロデュースそして作詞・作曲までして話題になった事で「Gary U.S. Bonds」は完全復活した。この時の事をよく覚えてる。1980年10月に5枚目のアルバム「The River」を発売して、このアルバムに熱狂してた自分は「Bruce Springsteen」が初来日があるんじゃないかと噂されてたのもあって、ニュースを音楽雑誌やFMなどで必死に探してた。そんな時に「Gary U.S. Bonds」をプロデュースするニュースを知った。自分は「Gary U.S. Bonds」を知らなかった。誰なんだろうと・・・。そのニュースからいろいろと調べるとブルースは「Gary U.S. Bonds」の事を10代の頃からリスペクトしていたと知った。そして発売されてすぐにアルバムを買った。日本盤はアメリカよりも2ヶ月ほど遅れて発売されたんだったと思う。輸入盤屋でアルバム買って聴くと強烈にカッコいいボーカルとまるで「Bruce Springsteen」と思えるような曲の連続。それもそのはずで演奏は「the E Street Band」!!1曲目「Jolé Blon」から1発でハマって聴いてた。この「Jolé Blon」はBruce Springsteenもリードボーカルとっています!そのアルバムからのシングルカット第一弾がこの曲。A面「This Little Girl」(邦題「いかしたあの娘」)作詞・作曲 Bruce Springsteen プロデュース Bruce Springsteenこの曲はブルースが1978年「Darkness on the Edge of Town」のレコーディング時に書いてた曲のようです。もし、このままの曲だったとしたらアルバム「Darkness on the Edge of Town」には合わないとは思う。まだ「The River」になら合うような気もする。SAXは当然!Clarence Clemons!!歳をとったせいかClarence ClemonsのSAXを聴くだけで泣けてしまう。ドストレートなロックンロールナンバーです。アルバムにはE Street BandのギタリストSteven Van Zandtが書いた。名曲「Daddy's Come Home」も超目玉のひとつです!アルバム10曲中、Bruce Springsteenが書いた曲は3曲です。B面「Way Back When」作詞・曲 Gary U.S. Bonds George BrunoアルバムのB面3曲目に収録されている曲。この曲もClarence ClemonsのSAXに感動です。ほとんど曲のサイドギターをBruce Springsteenが弾いています。そしてバッキングコーラスもBruce SpringsteenやSteven Van Zandtが担当。この曲はGary U.S. Bondsが書いた名曲です!この曲も何も考える事なくカッコイイ曲です。このアルバムは1990年にCD化されましたが、ボーナストラックなどは一切なし。自分はすぐに買ったけど、手に入りにくくなってそうです。リマスター紙ジャケなどでそろそろ出そうな気もするけど。
2024年06月02日
1985年8月発売のBruce Springsteenのシングル。3200万枚以上を売り上げたモンスターアルバム「Born in the U.S.A.」に収録されてる曲。アルバムのB面3曲目に収録されています。A面「I'm Goin' Down」作詞・作曲 Bruce Springsteen派手でキャッチーな曲が多く収録されてる「Born in the U.S.A.」の中では一見、地味な存在に思えてしまう曲です。アルバムから6枚目のシングルカットです。この曲は「Born in the U.S.A.」の一つ前のアルバム「Nebraska」のレコーディング時に作られ結局、「Nebraska」には収録されずに「Born in the U.S.A.」に収録された。その「Born in the U.S.A.」にも結局、収録されない事になってたのですが、「Pink Cadillac」をシングル「Dancing In The Dark」のB面にしてアルバムには「I'm Goin' Down」を収録。「Pink Cadillac」がもし「Born in the U.S.A.」に収録されていたなら、どの位置に入ってたのだろう…。「Pink Cadillac」も当時は凄くよく聴いた曲。「Born in the U.S.A.」からのシングルはほとんどMVが制作されましたが、「I'm Goin' Down」のMVは制作されなかった。シングル盤のジャケットも他のジャケットはラフな服装でROCKな雰囲気の写真なのですが、この曲のジャケットは大人っぽいややフォーマルな感じにも見える落ち着いた印象のもの。ジャケットの写真を見ていると歌詞の中の「彼女と着飾って出かけたけど、早くに帰ってきて口喧嘩してしまい、俺を怒らせる彼女に 疲れてイヤになってきた。俺は落ち込んでいく」って感じの部分を想像するような写真。初めてこの曲を聴いた20代前半の時は惹かれなかった曲だけど、年齢を増すごとにこの曲が好きになってきた。B面「Janey Don't You Lose Heart」作詞・作曲 Bruce Springsteenこの曲はアルバム未発表曲でこのシングルのみに収録。後に「18 Tracks」でCD化されて誰もがいつでも聴けるようになった。アルバム「18 Tracks」何かと重宝する^^;アナログ盤でしか聴けない曲の数々を簡単にCDで聴けるのはうれしい。「Janey Don't You Lose Heart」はノリとか曲の雰囲気はちょっと「Dancing in the Dark」を彷彿させる。Bruce Springsteenのライブ、自分が死ぬまでにもう一度体感したい。2000年代以降の楽曲を生で聴けないままって寂しすぎる。
2024年05月28日
Bruce Springsteen & The E Street Bandがアメリカ以外で初めてライブを行なった、1975年11月18日ロンドン・ハマースミスオデオンでのLIVE DVDブートではなくオフィシャルで発売されています。2005年12月に発売された「明日なき暴走 Born To Run」の発売30周年記念BOXの中に入ってたライブDVDです。このライブ映像は断片的にブートVHSで持っていましたが、画質が悪すぎて暗い照明の場面などはほぼ真っ暗状態でした。驚くほど映像も美しくなり、何よりリマスターされた音質が素晴らしすぎてCDにして何度も聴いてた。このBOX、ついこの前に出たような感じがするけど、もう18年も前だったのか…。再来年は発売50周年で、さらに何か凄い企画があるのだろうか。このライブが行われた1975年11月の時点ではまだ3枚のアルバムしか出ていませんが、セットリストの充実感は半端なく、アルバム10枚以上出してるベテランのセットリストのような錯覚さえしてしまうほどにクオリティの高い楽曲の数々です。でも1978年からの「Darkness Tour」になると、この「Born to Run Tour」のさらに何倍も充実したライブになります。そして「The River Tour」では、その何倍も充実したセットリストに!アルバムが出るごとにキリなく充実していく。「Born in the U.S.A. Tour」「Tunnel of Love Express Tour」「1992–1993 World Tour」と続く。「Born in the U.S.A. Tour」は初来日公演で生で3公演観た。・・・それでも、タイムマシーンがあるとして、どのツアーか1つだけ選ばせてくれてライブ会場の中に存在できるのなら、迷うことなく1980年10月〜1981年9月14日までの「The River Tour」を選ぶ!できれば「Los Angeles Sports Arena1981年8月」か「Wembley Arena1981年6月」「Madison Square Garden1980年12月」のいずれかの会場で観たい。1曲目「Thunder Road」2曲目「Tenth Avenue Freeze Out」3曲目「Spirit In The Night」4曲目「Lost In The Flood」5曲目「She's The One」6曲目「Born To Run」7曲目「The E Street Shuffle」8曲目「It's Hard To Be A Saint In The City」9曲目「Backstreets」10曲目「Kitty's Back」11曲目「Jungleland」12曲目「Rosalita (Come Out Tonight)」13曲目「4th Of July, Ashbury Park (Sandy)」14曲目「Detroit Medley」15曲目「For You」16曲目「Quater to Three」バンド構成Bruce Springsteen –Vocals, guitars, harmonicaRoy Bittan – PianoClarence Clemons – Saxophone, Percussion, Background vocalsDanny Federici – Organ, Electronic glockenspiel, AccordionGarry Tallent – Bass Steven Van Zandt – Guitars, Background vocals Max Weinberg – Drums1曲目「Thunder Road」は完全にピアノ1本ヴァージョン。ブルースの歌とブルースハープのみです。「Thunder Road」のピアノヴァージョンの時は鉄琴のような音が入るのもある。でも、この曲はバンドヴァージョンで聴きたくなる。2曲目「Tenth Avenue Freeze Out」は1975年のライブヴァージョンは「Darkness Tour」以降とではかなり印象が違う。「キメ」もギターオブリのフレーズも違う。このDVDを観るといつもこの曲が新鮮に感じる。3曲目「Spirit In The Night」はいつもいつでもカッコいい!イントロダクションのClarence Clemonsのフリーソロがカッコよすぎる。4曲目「Lost In The Flood」のライブ映像が観られるのも貴重。5曲目「She's The One」はレコード、CDでは飛ばしてしまう事もあるけど、ライブになるとこの曲は物凄くカッコいい曲になって聴き入ってしまう。6曲目「Born To Run」がこの時のツアーでは最新曲だなんてどんな感覚なのか想像できない。9曲目「Backstreets」は昔から大好きな曲なので1975年ライブ映像で観られるのが最高!11曲目「Jungleland」、この曲だけ観ようかとこのBOXを出して来たけど、やはり全編観てしまった。この曲は歌にもアレンジにも演奏にもいつも感動する。12曲目「Rosalita (Come Out Tonight)」はこの時はまだあっさりしてるように感じてしまう。この曲はどのライブヴァージョンも凄く違うので長い曲だけど全て楽しめる。15曲目「For You」の間奏では「Independence Day」のイントロのフレーズが出て来ます。「Independence Day」が世にでる5年前だけど、すでにこのフレーズは作られてて原型はすでに作られつつあったのかも。
2023年12月19日
ブルース・スプリングスティーンが動いてる映像を初めて観たのが、この「Rosalita」のMVこの曲は1973年9月発売の2ndアルバム「青春の叫び」に収録されていた曲。(オリジナルタイトルは「The Wild, the Innocent & the E Street Shuffle」)MVはライブ映像で収録されています。収録されたライブは、1978年の「Darkness Tour」から1978年7月8日「Arizona Veterans Memorial Coliseum」のライブを収録。アルバム発売から5年後なのでアルバムのPVって役割はまったくなく、特に日本では幻のライブ映像だったBruce Springsteen。パワフルにパフォーマンスする姿をファンに紹介するには十分すぎるカッコいいライブでした。テレビではベストヒットUSAで1度流れました。MTVが放送を始めた頃にもテレビでよく流れてた。でもそれは1983〜85年頃の事。ビデオデッキが普通の家庭に普及し始めてからは録画で観られるようになったのでそこまで貴重でもなくなりましたが、1980年前後はかなり貴重な映像としてフィルムコンサート的なイベントなどでも流してた。そして動いているブルースを観るのには、ロック喫茶という手があった。何度も書いてるけど梅田の「キューピット」や難波の「ビートルズ」などに通って自分が観たいアーティストのライブ映像を涙しながら観てた。自分はBLACK SABBATH ,OZZY、QUEEN、JUDAS、SAXON、そしてBruce Springsteenをいく度にリクエストしてた。その時に選べたのが、この「ロザリータ」と1979年9月21日のノー・ニュークスで収録された「The River」の2曲から選べた。そりゃ10分近くある「ロザリータ」を選ぶ。好きな曲度合いでいうと「The River」の方が好きですが長く観られるから。この「ロザリータ」のMVを観る度に「キューピット」の店内の様子や、量は少ないけど意外と美味しいコーヒーの事など思い出す。ちょっと愛想の悪いバイトのロックねーちゃんのぶっきら棒な接客も思い出す。でも、のちにそのロックねーちゃんとは友人になるのですが。1978年の「Darkness Tour」の一部分が観られるのは本当に毎回感動してた。この曲の訳詞を読みながら、アメリカの10代〜20代の青春を想像しながら聞いてた。自分が高校2年〜3年の頃にロック喫茶によく通った。6時間目が終わると制服から私服に着替えて電車に乗って週に1度か2度、梅田に行くのが毎週の楽しみ。輸入盤屋と中古レコード屋、ブートレック専門店、そしてロック喫茶。あの頃、やりたい事や好きな事を我慢せずに自由に生きてて本当に良かったと今、特に思う。クラレンス・クレモンズのテナーサックスがあってこそのブルースだった。
2023年12月09日
ブルース・スプリングスティーンの日本で発売されたシングルをコンプリートしたアルバムが発売されました!シングル曲全て収録されているのは貴重だし、一度にシングル曲のみを聴く時にはうれしい企画。(そんな事があるかどうかは別にして・・・)そして全て2023年最新リマスターで収録されています。CD2枚、DVD2枚の4枚組です!映像に関しては日本初DVD化の曲も世界初DVD化の曲も多く、これもかなり貴重なDVDになっています。Disc 1はライブでも定番曲が多く日本でも多くの人に知られてる曲ばかりです。あまり知られていないのは「Atlantic City」ぐらいかな。これも有名な曲ではあるし、自分はめちゃくちゃ好きな曲ではあるけど。「Nebraska」ってアルバムがあまり知られていないような気がする。超名盤ですよ。「Atlantic City」は胸が締め付けられるような虚しさに襲われる悲しくドラマチックな曲です。Disc 11曲目「Born To Run 明日なき暴走」2曲目「Tenth Avenue Freeze-Out 凍てついた十番街」3曲目「Prove It All Night 暗闇へ突走れ」4曲目「Badlands バッドランド」5曲目「Hungry Heart ハングリー・ハート」6曲目「I Wanna Marry You アイ・ウォナ・マリー・ユー」7曲目「Santa Claus Is Comin' To Town サンタが街へやってくる」8曲目「Atlantic City アトランティック・シティ」9曲目「Dancing In The Dark ダンシン・イン・ザ・ダーク」10曲目「Cover Me カヴァー・ミー」11曲目「Born In The U.S.A. ボーン・イン・ザ・U.S.A.」12曲目「I'm On Fire アイム・オン・ファイア」13曲目「Glory Days グローリィ・デイズ」14曲目「I'm Goin' Down アイム・ゴーイン・ダウン」15曲目「My Hometown マイ・ホームタウン」16曲目「WAR ウォー」LIVE17曲目「Fire ファイア」LIVEDisc 21曲目「Brilliant Disguise ブリリアント・ディスガイズ」2曲目「Tunnel Of Love トンネル・オブ・ラヴ」3曲目「One Step Up ワン・ステップ・アップ」4曲目「Tougher Than The Rest タファー・ザン・ザ・レスト」5曲目「Spare Parts スペア・パーツ」6曲目「Human Touch ヒューマン・タッチ」7曲目「Better Days ベター・デイズ」8曲目「57 Channels (And Nothin' On) 57チャンネルズ(アンド・ナッシン・オン)」9曲目「Roll Of The Dice ロール・オブ・ザ・ダイス」10曲目「Streets Of Philadelphia ストリーツ・オブ・フィラデルフィア」11曲目「Secret Garden シークレット・ガーデン」12曲目「The Ghost Of Tom Joad ザ・ゴースト・オブ・トム・ジョード」13曲目「Dead Man Walkin デッドマン・ウォーキング」14曲目「Blood Brothers ブラッド・ブラザーズ(Alternate Rock Version)」15曲目「I Wanna Be With You アイ・ウォナ・ビー・ウィズ・ユー」16曲目「Chimes Of Freedom 自由の鐘」LIVE July 3, 1988, At Stockholm17曲目「American Beauty アメリカン・ビューティー」18曲目「I'll Stand By You アイル・スタンド・バイ・ユー」Disc 2はみんなが知っているような曲は少ないけど(日本ではそうだけどアメリカでは有名曲ばかりです)アルバム「Tunnel Of Love」から5曲も収録されています。この5曲とも自分は強烈に好きな曲ばかりです。強いて言えば「Spare Parts 」が特に好きかも。「Tougher Then The Rest」も久しぶりに聴くとゾクゾクする。アルバム「Tunnel Of Love」の前作の超大ヒットアルバム「Born in the U.S.A.」でBruce Springsteenを好きになった人には少し肩透かしだったかも知れない。激しいロックアルバムではなかった。自分は先行シングル「Brilliant Disguise」を聴いた時から引き込まれニューアルバムには期待しかなかった。思った通りに「Tunnel Of Love」は好きなアルバムになった。確かに最初は少し戸惑いもあったけど(特に1曲目から)、結局は全ての曲が好きになってる。「Two For The Road」も今回、入れておいてほしかった。そしてアルバム同時発売で話題になった「Human Touch」と「Lucky Town」の2枚から。この2枚のアルバムにも今でも惹かれ続けてる曲がいくつもある。ブログで何度も書いてる「The Ghost Of Tom Joad」はBruce Springsteenの全ての曲の中でベスト5に入るほど惹かれてる曲。地味なアレンジだけど、演奏が鳥肌止まらないほどカッコ良く、ブルースの歌唱も最高です。映画「Blinded by the Light 」(カセットテープ・ダイアリーズ)のサントラでしか聴けなかった「I'll Stand By You」も収録されたのがうれしい。あの映画は何度観ても泣ける。サントラ盤もBruce Springsteenの曲が多く何度も聴いた。映画邦題「カセットテープ・ダイアリーズ」はBruce Springsteenが好きな人は絶対観てほしいと思う映画です。このシングルコレクションのラストに「I'll Stand By You」が収録されている事で感動がより大きくなる。「I'll Stand By You」は何とも言えない心に安らぎをくれる。(映画「カセットテープ・ダイアリーズ」から)映画も是非!観て欲しいと思う。何度観たかわからない。何度観ても冒頭の少年2人が都会繋がる大きなハイウェイを前に夢を語ってるシーンから泣ける。またこの曲のMVが泣かせる編集です。映画を観た人ならきっとこのMV、泣いてしまうから。もう一度、ブルースを生で聴ける事は叶わないのかなぁ。1985年に観た時よりも、今の方が何十倍も感動すると思う。とりあえずCDの事だけ。DVDの事はまたいつか書きます。
2023年10月28日
1988年9月21日発売の日本のみで編集されたシングルCD4曲入りで未発表曲も入ってるのでマキシシングルと今なら言われると思う。名盤「トンネル・オブ・ラブ」からのシングルカット。海外では6月にシングルカットされカップリング曲には「Roulette」を収録。1曲目「Tougher Than The Rest (Studio)」2曲目「Tougher Than The Rest (Live)」3曲目「Be True [Live]」4曲目「Born To Run (New Live)」 1曲目「Tougher Than The Rest」の オリジナルヴァージョン。アルバム「Tunnel Of Love」の2曲目に収録されてる曲です・1曲目がアコギとハーモニカのみの軽快なアコースティックナンバーで、2曲目のこの曲のミディアムスローで重めのナンバー。Bruce Springsteenのボーカルとギター、ハモニカDanny Federiciのハモンドオルガン、そしてMax Weinbergのスネアドラムのみが生音で、ドラムはスネア以外全て打ち込みです。このアルバムの前作は「Born in the U.S.A.」で、音創りの違いの大きさに驚いたけど考えてみれば「Born in the U.S.A.」の前作は完全アンプラグドな「Nebraska」だった。アルバム「Tunnel Of Love」は先行シングルの「Brilliant Disguise」のカッコ良さのおかげもあって、すぐすんなりと入り込めた作品でした。2曲目「Tougher Than The Rest」ライブヴァージョン1988年「Tunnel Of Love TOUR」で演奏された当時の最新ライブ音源でした。スタジオヴァージョンとはまた違った落ち着きと渋さのあるアレンジ。Eギターはアルペジオ、ドラムは生ドラム、ハモンドオルガンとシンセ。このライブヴァージョン最高です!3曲目「Be True」ライブヴァージョンこの曲はたしか日本では未発表曲だったと思う。1981年に発売された超名盤「ザ・リバー」レコーディング時に録音された曲でアルバムに収録される予定が、急遽「Crush On You」に変更。海外では「Fade Away」のB面、「Cadillac Ranch」のB面、「Sherry Darling」のB面などシングルのB面に未発表曲として使われてた。ファンはこの曲の存在は普通に知ってたけど、この日本企画シングルで初めて知った人も多かったと思う。軽快なロックナンバーで自分は大好きな曲です。4曲目「Born To Run」ニューアレンジヴァージョンLIVEギターとハモニカのみで演奏されるヴァージョンです。メロディの崩し方もカッコ良くて鳥肌もののライブ。
2023年06月26日
ブルース・スプリングスティーンのニューアルバムが2年ぶりに発売されると知って発売日が待ち遠しかった。しかし、しばらくしてカバーアルバムだと知って少しガッカリした気分でした。それでももちろん発売日に購入した。R&Bとソウルナンバーのみのカバーアルバムだと知らなかったので買ってみてびっくり。急に聴きたい意欲が倍増した!ライブのラストでよく演奏されるDetroit MedleyのようなDevil With A Blue Dress 、 Good Golly Miss Molly 、C.C. Rider 、Johnny Take A RideI Hear A Train、 Sweet Little Sixteen、Twist And Shoutなどのライブではよく演奏する50's 、60'sのロックの名曲をスタジオレコーディングでカバーすると思い込んでたのでうれしい驚きだった。そういえば、よくEddie Floydの「Raise Your Hand」や1988年頃のツアーでは「Sweet Soul Music」もやってたので不思議な事ではないんだけど。1曲目「Only The Strong Survive」2曲目「Soul Days」 Feat. Sam Moore3曲目「Nightshift」4曲目「Do I Love You (Indeed I Do)」5曲目「The Sun Ain't Gonna Shine Anymore」6曲目「Turn Back The Hands Of Time」7曲目「When She Was My Girl」8曲目「Hey, Western Union Man」9曲目「I Wish It Would Rain」10曲目「Don't Play That Song」11曲目「Any Other Way」12曲目「I Forgot To Be Your Lover」 Feat. Sam Moore13曲目「7 Rooms Of Gloom」14曲目「What Becomes Of The Brokenhearted」15曲目「Someday We'll Be Together」1曲目のジェリーバトラーの「Only The Strong Survive」を聴いてすでに感動だった。この曲は全米100万枚以上売り上げた大ヒット曲。今のこの世の中に1曲目から「強いものだけ生き残れる」と歌う。Elvis Presleyが1969年にカバーしたバージョンにも近い印象です。2曲目「Soul Days」 では以前にも何度も共演してるサム・ムーアをバッキングボーカルに迎えカッコいい演奏と歌で鳥肌です。3曲目「Nightshift」はブログでも何度も書いてる1985年のコモドアーズの超名曲!この曲の事はかなり前に書いたけど、1984年に亡くなったジャッキー・ウィルソンとマーヴィン・ゲイをオマージュして作られた曲。アルバム「Nightshift」のタイトル曲。リードトラックで1stシングルカットのこの曲はもちろん名曲ですが、それまでのイメージと変わった2ndシングル「Animal Instinct」も凄くカッコいい名曲です。バラード曲「Lay Back」も凄く好きな曲。4曲目「Do I Love You (Indeed I Do)」も大ヒット曲なので知ってる人の多いと思う曲。ブルースが歌うとまた違ったかっこ良さで凄くいい!5曲目「The Sun Ain't Gonna Shine Anymore」も知らない人はいないと思う名曲。1965年に大ヒットしてから、この曲を完全にパクってるだろ?って曲が日本にも海外にも溢れてた印象です。オマージュなのかも知れないけど^^;この曲の有名にさせたウォーカーブラザーズの事も何度か書いたと思うけど、「(Baby) You Don't Have To Tell Me」の方がさらに自分は好きです。「There Goes My Baby」も凄く好きな曲。6曲目「Turn Back The Hands Of Time」も1970年に100万枚以上売り上げた大ヒット曲。タイロン・デイビスは70年代半ば〜80年代前半の曲のイメージの方が強いけど、初期のタイロン・デイビスの曲も良い曲が多いと思う。ブルースの今回のカバーアルバムの中で2番目に気に入ってる曲です。7曲目「When She Was My Girl」はThe Four Topsの1981年のヒット曲。The Four Topsは60年代〜70年代前半に好きな曲が多く80年代のこの曲はあまり印象に残っていない。やっぱり「Reach Out I'll Be There」「 I Can't Help Myself」「Bernadette」や「Still Water」の印象が強い。フォー・トップスの事は書いてないような気がする。数枚のシングルとアルバムしか持ってないけど今度ゆっくりまた聴き込んでみようと思う。8曲目「Hey, Western Union Man」も1曲目と同じジェリーバトラーのカバー。このカバーもこのアルバムの中でかなり好きなカバーです。カッコいい!9曲目「I Wish It Would Rain」は1967年に発売されたThe Temptationsの大ヒット曲。テンプテーションズの曲は名曲だらけなので、この曲を敢えて選んだのは歌詞からなのかな。曲のカッコ良さなら「I Can't Get Next To You」「(I Know) I'm Losing You」「Get Ready」「Papa Was A Rollin' Stone」などが最初に頭に浮かぶ。この曲を歌い上げるブルースの熱唱はめちゃくちゃ感動です。10曲目「Don't Play That Song」も誰もが知ってるベン・E・キングの大ヒット曲これまでにも多くのアーティストがカバーして大ヒットさせてるので超有名な曲に。ブルースのバージョンは60年代のテレビ番組ライブ録音風に演出されて白黒の画面にブルースが歌ってるのが浮かんで来そうです。11曲目「Any Other Way」はWilliam Bellが1962年に発売した曲。オリジナルよりもハードなアレンジでこれもカッコいい!12曲目「I Forgot To Be Your Lover」 もWilliam Bellもヒット曲のカバー。1968年に発売。そしてこの曲もサム・ムーアのバッキングボーカルが最高です!1曲、1曲が2分台が多く短いので次から次へと名曲が流れ出す構成も素晴らしい。13曲目「7 Rooms Of Gloom」は1967年のThe Four Topsの大ヒット曲。この曲は渋めな選曲の印象。好きな曲だけどこれまであまり印象に残ってなかったように思う。ブルースのカバーがきっかけで再びオリジナルも聴いてみて思ったのが、この曲Rapの原型のひとつような感じがした。14曲目「What Becomes Of The Brokenhearted」1966年6月発売のジミー・ラフィンのヒット曲。オリジナルもブルースに続けて聴いてみた。ブルースの凄さも分かったしオリジナルのカッコ良さにも気づかされた。15曲目「Someday We'll Be Together」アルバムラストがこの曲ってのが凄く良い!!1969年のシュープリームスのバージョンが有名です。明るく爽やかにアルバムを締めくくる。来年はワールドツアーに出ると発表されたけど、日本には来てくれるかな・・・。今回を逃すともう無理な気がする。
2022年11月16日
ブルース・スプリングスティーンのブートLPで忘れてはいけないのがこの5枚組BOX5枚組のカラー盤で3時間45分ほぼこの日のライブがノーカットで収録されています。ライブ中に年明けを迎える。1980年12月31日〜1月1日にかけてのライブ。(Live at Nassau Veterans Memorial Coliseum, Uniondale, NY)この頃、特にブルースのライブは長くて3時間超えるのは当たり前でした。なので、ブートレッグLPでは3枚組以上の物ならノーカットで収録されてる可能性が高かった。このBOXの紙質も凄く良くて表面は光沢感のある上質紙。この5枚のRed Vinyl(赤盤)BOXは当時まだ高校生だったので、かなり奮発して買ったように思う。12000円は超えてたと思う。それでも絶対に買う価値がある物だと事前に資料なので知ってたので、予約できると聞いた時は即、予約した!これも梅田のHOGGで買ったような気がする。梅田のHOGGにはかなりお世話になった。欲しいライブのブートが手に入りやすかったし予約もさせてくれた。途中で梅田の第二ビルか第三ビルに移転してからの方が商品が豊富になったような印象がある。元々の太融寺だったかにあった時の方が怪しげで雰囲気はあったので好きだった。まだ中学生〜高校生の頃だった。あの頃、自分の学校内で洋楽RockやHeavymetalのブートレッグの存在は誰も知らなかったと思う。神戸では買える店がなかったし(この5年後になれば輸入盤屋でブートを扱う店も出てきた)、やっぱり大阪の梅田か難波に行かないと欲しいライブのブートは買えなかった。当時はブートの通販とかあるわけないし、足で探し回らないと見つけられなかった。その頃、探し回ってたブートはBruce Springsteen、Black Sabbath、QUEENを中心に探してEagles、Judas Priest、Whitesnake、Scorpionsなども欲しいライブがあれば買ってた。1982年以降になるとOzzy OsbourneのソロのブートやACCEPTを必死に探し回った。(ブルー盤やグリーン盤もあるようです。赤は少し珍しいのかも知れない)ブルース・スプリングスティーンの「リバー」ツアーならこの1980年12月31日ニューヨーク、Nassau Coliseumでのライブと1981年5月7日スウェーデン、ストックホルムでのライブ、1981年11月5日Los Angelesのライブ1980年12月8日フィラデルフィアでのライブの4本が特に気に入ってるライブ。このナッソーコロシアム以外は全てオーディエンス物ですが、どれも高音質で臨場感も半端ない。特にストックホルムのライブ「Follow That Dream」は超名盤だと思ってる。ライブ内容はもちろん、Wジャケットで見開き写真がたまらなくカッコいい!外側も内側も良い写真が使われてます。CDが出てからまた買ったけどやっぱりLPで聞く「Follow That Dream」の方が数倍良い!Disc1 A面1曲目「Night」2曲目「Prove It All Night」3曲目「Spirit In The Night」4曲目「Darkness On The Edge Of Town」B面1曲目「Independence Day」2曲目「Who'll Stop The Rain」3曲目「This Land Is Your Land」4曲目「The Promised Land」5曲目「Out In The Street」Disc 2A面1曲目「Racing In The Street」2曲目「The River」3曲目「Badlands」B面1曲目「Thunder Road」2曲目「Cadillac Ranch」3曲目「Sherry Darling」4曲目「Hungry Heart」5曲目「Merry Christmas Baby」Disc 3A面1曲目「Fire」2曲目「Candy's Room」3曲目「Because The Night」4曲目「4th Of July, Asbury Park」B面1曲目「Randezvous」2曲目「Fade Away」3曲目「The Price You Pay」4曲目「Wreck On The Highway」Disc 4A面1曲目「Two Hearts」2曲目「Ramrod」3曲目「You Can Look but you better」4曲目「Held Up Without A Gun」5曲目「In The Midnight Hour」〜Count Down6曲目「Auld Lang Syne」B面1曲目「Rosalita」2曲目「Santa Claus Is Coming To Town」Disc 5A面1曲目「Jungleland」2曲目「Born To Run」B面1曲目「Detroit medley」Devil With A Blue Dress - Good Golly Miss Molly - C.C. Rider - Johnny Take A Ride 2曲目「I Hear A Train」3曲目「Twist & Shout」4曲目「Raise Your Hand」全39曲の超ボリューミィな内容。いつも、「あの曲が入ってればな」とか「この曲があの曲だったら」とか1ヶ所は思ってしまう事が多いのですが、このセットリストは文句つけようがない完璧な物。自分にとっての完璧だけど。それでも・・・・・「Drive All Night」「Crush On You」「Jackson Cage」「Backstreets」「Factory」「Stolen Car」が入ってれば・・・とか言わない^^;この6曲入れたら45曲でキリがいい数字だけど。4時間超えになるのは必至。「Crush On You」「Jackson Cage」はリバーツアーのブートなら歌ってるものもいくつもあるので、それを聴いていればいい。「Crush On You」「Jackson Cage」はアルバム「The River」発売時から凄く好きな曲です。オフィシャルで初めて出した5枚組のライブ盤「Live 1975-1985」よりも自分はこの5枚組のナッソーコロシアムのライブの方が昔から100倍好きだった。Disc4、A面5曲目「In The Midnight Hour」のあと、すぐにブルースが新年を迎えるカウントダウンを始めます。そして年が明けると「Auld Lang Syne」の演奏が始まります。「Auld Lang Syne」は日本でいう「蛍の光」をロックアレンジにしての演奏。この日の「Jungleland」は泣くから。この曲を聴くと映画で見たような埃と油の匂いするようなアメリカの街が浮かんでくる。SAXソロにも良すぎて泣けてしまう。この日の「The Promised Land」「Racing In The Street」「Spirit In The Night」「Sherry Darling」「Out In The Street」「Night」「Prove It All Night」「Thunder Road」も特に素晴らしい。「The River」ツアーはどの日のライブも買って損しない内容だと思う。音質は酷いものからサウンドボード物のオフィシャルライブと変わらないほどクオリティの高いものなど、さまざまですが内容という点では確実にどれも良いと言える。ハズレのセットリストの日が存在しない。
2022年11月06日
この映画のタイトルは自分のブログに何度も出てきてるけど、まだ具体的には書いてなかった。映画の事も含めサントラ盤の事を。ブルース・スプリングスティーンの曲はもちろん、ブルース自体が好きな人はこの映画を観ると100%泣きます。最初に観た時なんて映画の半分以上ずっと泣けてたまらなかった。邦題は「カセットテープ・ダイヤリーズ」ですが、オリジナルタイトルは「Blinded By The Light」です。「Blinded By The Light」はブルース・スプリングスティーンの1stアルバムの1曲目のタイトルです。Blu-rayジャケットサントラ盤CDまずは簡単に映画のストーリー。映画の冒頭、 ブルースのこんな言葉から始まる。1980年9月、まだ幼い少年二人が丘の上からロンドンへと続く道路を見下ろしている。「いつかロンドンへ行こうな」と話すジャベットとマットの親友の二人。この時マットに日記帳をもらいこの日から日記を書き始める。ジャベットはパキスタン移民の両親の子供、マットは白人のイギリス人。1987年イギリスは終わりの見えない不況の真っ只中。パキスタン移民のカーン一家はイギリスのルートンに暮らしていた。主人公のジャベット・カーンは「楽しみも自由も未来もない最低な町」だと語る。ジャベットは高校に通い作家になる事を考えている。父親はパキスタン人が作家になれるわけないと不動産業の職に就かせると決めている。ジャベットは普段の思いを毎日、日記に詩にして書いていた。そんな時に学校で同じムスリムのループスと知り合う。ループスのウォークマンにはブルース・スプリングスティーンのテープが入っていた。ループスは「僕らみんなのボスだ」と話すと「ボスって誰?」とジャベットが聞く。「この腐った世界で真実へ導く男だ」とジャベットに話し「Born In The U.S.A.」と「Darkness On The Edge Of Town」のカセットテープを貸す。ある時、厳格なイスラム教徒の父マリク・カーンは16年も勤務していた自動車工場をリストラで解雇される。職を無くした父親は仕事を探すが見つからず家族の負担が大きくなっていく。ジャベットは父親の解雇で家族がぎくしゃくして重い空気に包まれてる上に、イギリスでのパキスタン人への尋常ではない差別が当たり前のようになってる世界に嘆く。ある嵐の夜に書き溜めていた詩を外のゴミ箱に捨てようとすると強風に全て飛ばされていく。自分のウォークマンに「Born In The U.S.A.」のテープを入れスイッチを入れる。ループスが聴いてた途中のままB面5曲目「Dancing In The Dark」の1番の歌部分から流れ出す。「♪夕方に起き出す 何も言う事なんてない 朝方、家に戻る 毎日同じ気分でベッドへ入る ただ疲れてるんだ 疲れて自分自身にうんざりしてる ベイビー少しだけ力を貸してくれないか 火は起こせない・・・ 鏡で自分を見る この服も髪も顔も変えたい 掃き溜め暮らしでどこにも行き場がない・・・・今は暗闇で踊っているだけだが」嵐の中、テープを変えると「Darkness On The Edge Of Town」のB面1曲目「The Promised Land」が流れ始める。「♪通りで犬が吠える 犬たちは知ってる 一瞬でもいい この手でもぎ取れたら 俺は子供じゃない 一人前の男なんだ そして約束の地を信じてる」ブルースの曲を聴くとずっと暗かったジャベットの表情が変わっていく。さっき嵐の風の中に飛ばした自分の書いた詩を拾い集めていく。翌朝、拾い上げかき集めた詩を学校の先生に提出する。それを読んだ先生が才能を認め、ジャベットに作家の道を進ませていく。そしてブルースのテープを貸してもらったループスに興奮したように自分が感動した話をまくしたてる。ブルースの音楽に出会ってジャベットは生き生きと積極的に自ら動き始めていく。そこからまだまだ困難を乗り越えて一人の人間として生きていく話。まったく知らなかったイギリスでのパキスタン移民の実情も全てではないがよく知る事ができた映画でもあります。本当はこの映画よりも、もっと酷いのだろうなと想像しながら観ています。この映画は事実を元に作られた。映画の最後に本物のジャベットがブルースと一緒に写ってる写真や本物のループスとも今でも友人である事、そして作家の夢を実現した事などをが明らかになる。詳しく書こうと思うとこの何倍にもなりそうなので、かなり端折って書いています。簡単に書くつもりがちょっと熱くなってしまった。ブルースファンじゃなくとも、この映画は観る価値あると断言できる。イギリスでの宗教差別、人種差別は今でもこの映画の頃のまま変わらないようですが、一人のアーティストのメッセージで一人の人間が強く生きていけるようになったのは事実。サントラ盤「Blinded By The Light Cast」は映画の中のセリフです。1曲目「Ode to Javed / Javed's Poem」 A. R. Rahman2曲目「It's a Sin」 Pet Shop Boys3曲目「The Sun Always Shines On T.V. 」 a-ha4曲目「"The Boss Of Us All" 」 Blinded By The Light Cast5曲目「Dancing In the Dark」 Bruce Springsteen6曲目「"You Should Be Listening to Our Music" 」 Blinded By The Light Cast7曲目「"I Never Knew Music Could Be Like That"」 Blinded By The Light Cast8曲目「The River (Live at M,S,G- September 1979) 」 Bruce Springsteen9曲目「"Number One Paki Film" 」 Blinded By The Light Cast10曲目「Badlands」 Bruce Springsteen11曲目「Cover Me」 Bruce Springsteen12曲目「Thunder Road (Live at the Roxy - October 1975) 」 Bruce Springsteen13曲目「Get Out of My Way Fascist (Pigs) 」 Amer Chadha-Patel14曲目「"Do It For Me"」 Blinded By The Light Cast15曲目「Prove It All Night」 Bruce Springsteen16曲目「Hungry Heart 」 Bruce Springsteen17曲目「"You, Me... and Bruce" 」 Blinded By The Light Cast18曲目「Because the Night」 Bruce Springsteen19曲目「Maar Chadapa」 Heera20曲目「The Promised Land ((Live Acoustic)」 Bruce Springsteen21曲目「Blinded By The Light」 Bruce Springsteen22曲目「Born to Run」 Bruce Springsteen23曲目「I'll Stand By You 」 Bruce Springsteen24曲目「For You My Love (O Bandeya) 」 A. R. Rahman 感動する場面はあげたら数え切れないのですが、親友マットの父親が経営してる古着屋で「Thunder Road」を聴きながら、好きだったイライザに告白していくシーン。マットの父親もその告白に力を貸すように歌いだす。ライブでもみんなで声を合わせて叫ぶあの部分から!「Show a little faith!! there’s magic in the night You ain’t a beauty but hey you’re alright Oh and that’s alright with me 」マットの父親と二人で歌い、次第にミュージカルの世界になっていく。この場面も観る度に毎回、泣ける。「Prove It All Night」をイライザとの初デートの夜に二人で聴く場面も毎回感動する。歌詞が厳しくても優しさと希望に溢れてて昔から大好きな歌詞。このサントラにはなぜか収録されてませんが、「Jungleland」が流れる場面は毎回、胸が締め付けられる。これも現実に起きてた事だと思うと悲し過ぎる。この映画を最初に観た時は、傲慢で人間として最低だと思って怒りを感じてましたが、ムスリムにしかわからない事を少しは知る事ができ、この父親の哀しみも感じられるようになり愛おしく思えるようになる。妻に白髪染めをしてもらいながら泣き出す場面はたまらない。パキスタン人としての誇りを持ち続ける姿は美しい。感動して泣ける箇所を書き出したら終わらないので…。この映画、そしてサントラの一つの目玉は未発表曲「I'll Stand By You」です。この曲は2001年の映画『ハリー・ポッターと賢者の石』のために書いた曲でしたが、映画で使う事なく未発表になっていました。それが今、オフィシャルでいい音で聴けるようになりました。この映画は超オススメです。ループスと二人でブルースの聖地巡りをする。
2022年10月11日
Bruce Springsteen & The E Street Bandのライブ盤。(CD2枚とBlu-ray1枚の3枚組)1979年9月21日22日にマジソン・スクエア・ガーデンで開催されたライブ。映像作品として収録されました。この頃のブルーススプリングスティーンのライブ映像は超貴重でオフィシャルで収録されたものはほとんどありませんでした。映像だけでなくライブ音源自体も凄く貴重でした。日本ではまだ海外ほどの人気があったわけではないのでテレビで取り上げられる事もなくライブ音源に関してはブートレックで楽しむしかなかった。10代の頃、大阪梅田で有名だったロック喫茶「キューピット」に通うようになってからこれまでライブ映像を観る事ができなかった海外のバンドやアーティストの映像も観られるようになった。ブルース・スプリングスティーンのライブ映像も「キューピット」で初めて観る事ができた。その時、観た映像がこの1979年9月21.22日の映像。コーヒー1杯で1曲リクエストできた。その時々でリクエストするアーティストは違ったけど、自分は ブラック・サバス、QUEEN、そしてブルース・スプリングスティーンをリクエストする事が多かった。ブラックサバスは1978年アメリカのライブ、後にVHSでも発売されたライブから、QUEENは1981年モントリオールのライブから、ブルース・スプリングスティーンはこのライブから「The River」と「Rosalita」の2曲から選ぶ事ができた。そりゃ「The River」の2倍の長さの「Rosalita」を選ぶ^^2杯目のコーヒーでまた1曲リクエストできるので「The River」も毎回観てたように思う。たしかコーヒー1杯450円だったかな。3杯目でまた違うバンドの曲をリクエスト。普通の喫茶店ではコーヒー1杯が250円とか300円とかそんな感じだったと思う。映像観られるし、キューピットのコーヒー美味しかったように記憶してるので満足してた。3杯のコーヒーでいつも3時間以上居座ってたと思う。レインボーやマイケルシェンカーの映像はリクエストする人が多いのでいつでも観られた。SAXONやメイデンもリクエストする人が多かったので自分がリクエストしなくても観られた。メタル系目当てで来てる人が多い印象だった。難波にもロック喫茶があって、そこではまた「キューピット」にはないバンドの映像があってそこではジェスロ・タルのライブ映像ばかりリクエストしてたと思う。キューピットの中は太陽の塔の内部のような印象。螺旋状に階段があってジャングルのようでもあり、まわりに14型か16型の小さいモニターがあって、中心にメインの32型ほどの大きさのモニターがあった。スピーカーは覚えてないけど、そんなに音質や音量を不満に思った事はなかったように思う。初代キューピットのすぐそばにシアター形式的にした2代目キューピットがオープン。1984年か85年頃だったような気がする。画面はかなり大きくなったけど、自分は元のジャングルのような不気味な空間の方が好きだった。縦と横の比率が何やら少しおかしい感じの「Rosalita」と「The River」に興奮してた。「Born in the U.S.A」が発売される3年以上前の事だったと思う。一番良く聴いたアルバムが「Darkness on the Edge of Town」と「The River 」この2枚の(3枚)アルバムを聴きまくってた10代の頃が懐かしい。あの頃、日本に山のように存在したブルース・スプリングスティーンのクローンのようなロック歌手もほとんど消えてしまった。ポーズや格好、曲調、バンド構成まで似せてたように思う。自分は10代の頃、特に拒絶反応が凄かったのでまともに聴く事はなかった。Disc11曲目「Prove It All Night 」2曲目「Badlands」3曲目「The Promised Land」4曲目「The River」5曲目「Sherry Darling」6曲目「Thunder Road」7曲目「Jungleland」Disc 21曲目「Rosalita (Come Out Tonight)」2曲目「Born To Run」3曲目「Stay」4曲目「Detroit Medley」5曲目「Quarter To Three」6曲目「Rave On」チケットのレプリカみたいなものが付いてた。Bruce Springsteen – Guitar, Harmonica, VocalsRoy Bittan – PianoClarence Clemons – Saxophones, Percussion, Backing vocalDanny Federici – Organ, GlockenspielGarry Tallent – BassStevie Van Zandt – Guitar, Backing vocalMax Weinberg – Drums梅田のロック喫茶「キューピット」で「The River」と「Rosalita」の2曲に興奮してた頃もこのライブ映像の全編が存在してる事は知っていた。でも、まだ家庭用ビデオのセル用ソフトなどまったく充実してなかった頃なので観る事は諦めてた。ライブ音源は少しあとにブートLPで手に入れた。この映像があるんだ〜と映像を想像しながらサウンドボード物の比較的高音質のブートLPを楽しんでた。今、キューピットよりも遥かに大きい画面で、リマスターされた高画質映像と音質で1979年9月のブルースのライブを楽しめるようになるとは当時、想像もできなかったと思う。Disc1の7曲は自分にとって神曲の連続。「Prove It All Night 」と「The Promised Land」は特に自動的に涙腺が緩む。「Sherry Darling」は音だけなら楽しみながら聴いてるけど、映像で観てしまうと楽しすぎて泣けてしまう^^;「Jungleland」に関しては凄すぎて何も言う事はない。もしキューピットの2曲のうち1曲がこの「Jungleland」だったなら、あの頃の倍は通ってたリクエストしてたかも知れない。「Thunder Road」は初来日で生の一体感を体感してしまったので、またいつかあの部分を客席一体になって叫びたい!『Show a little faith !! there’s magic in the night! You ain’t a beauty, but, hey, you’re alrigh !!!』さあ!今から「カセットテープ・ダイアリーズ」を観る!死ぬまでにもう一度、ブルースのライブを生で体感したいDisc 2ももちろん最高です。「Stay」ではジャクソン・ブラウン、トム・ペティらも飛び入り参加。「Quarter To Three」は1978年Winterlandのブートで聴きまくってた曲。90分という短いライブなのでWinterlandなどのサウンドボード物ブートのボリューム感と比べるとあっという間に終わってしまうライブなのですが、物足りなさはありますが、ここまで高音、高画質になってると本当にうれしいの一言。1980年の「The River」Tourがこんな完璧な形で映像と音が残ってたら凄い。1980年12月8日のフィラデルフィアのライブとか本当に最高です!「Out In The Street」「Jackson Cage」「Crush On You」「Cadillac Ranch」「Sherry Darling」「Point Blank」「The Ties That Bind」「Two Hearts」「Ramrod」とアルバム「The River」から自分が聴きたい曲が網羅されてる。11月1日のロサンゼルスのライブも好きなライブで聴くたびに毎回強烈に感動する。「カセットテープ・ダイアリーズ」を早く観たくなったので後半Disc2、かなり適当になってしまった。
2022年09月25日
1986年11月に発売された初のライブ盤「Live/1975-85」からのシングルカット。A面「Fire」この曲は1977年に4thアルバム「Darkness On The Edge Of Town(闇に吠える街)」のレコーディング時に録音された多くの曲の中でアルバムに収録されなかった曲。この曲をポンター・シスターズがカバーして1978年10月に発売。大ヒットしました。結局、その後もしばらくブルースはレコードとしてリリースする事はなかった。その代わりに1978年5月23日から始まり1979年1月1日まで続いた「Darkness Tour」でほぼどの会場でもセットリスト入りしました。このシングル盤のバージョンは1978年12月16日サンフランシスコ、ウインターランドでレコーディングされたものです。このバージョンは初のライブ盤「Live/1975-85」をリリースする前からかなりの高音質でブートとして流通。ブルースファンなら必ずと言っても良いほどの確率でこのブートに熱狂してたと思う。自分も黒のボックス仕様で黄色い紙が一枚表紙についてるだけのブートを買ってきて毎日のように聴いてた。嘘のように良い音で(もちろんサウンドボード物)、頑なにライブ盤を出してくれなかったブルースだったけど、ファンは多くのブートを聴いてライブの雰囲気に浸っていました。この曲のブートでお勧めはこの日の前日1978年12月15日のバージョンも超高音質で残っています。生々しいこの時のMIXの方が好きです。1980年11月1日Los Angelesでのブート盤の「Fire」も好きでよく聴いてた。「Darkness Tour」の時よりも「RIVER Tour」の時は前半にかなり溜めを意識的に派手にしててテンポも遅め。これもサウンドボード物。他にも「River Tour」のブートには素晴らしい歌唱と演奏のバージョンが数多くあります。スタジオ収録バージョンは2010年11月発売の「The Promise」のDisc 2に収録!この「The Promise」はクラレンスクレモンズとの最後の共演「Save My Love」が収録されています。「The Promise」は1977〜78年レコーデイング「Darkness On The Edge Of Town」の未発表曲を中心にまとめた2枚組アルバム。B面「For You」この曲もライブバージョンで収録されていますが、ライブ盤「Live/1975-85」には入っておらず1978年7月7日LAロキシーでのライブが収録されています。この曲は1stアルバム「Greetings From Asbury Park, N.J.(アズベリパークからの挨拶)」のB面2曲目に収録されてる人気曲です。1973年1月に発売されたスタジオバージョンはかなり荒削りな演奏が生々しくてあれはあれで大好きです。続いて大大大好きな曲「Spirit In The Night」に繋がる流れもゾクゾクします。1980年12月8日のフィラデルフィア公演を収録したブートはオーディエンス物ですが、臨場感が半端なく演奏が気持ち良い。このバージョンはかなり好きです。
2022年06月08日
Bruce Springsteenの1985年6月発売のシングル。超大ヒットアルバム「Born in the U.S.A.」からの第5弾シングルカット。感動の初来日公演の興奮が続く中でのシングルカットでした。日本でのライブでももちろんセットリストに入っていたし「Born in the U.S.A.」からの曲はどの曲も凄い盛り上がりでした。自分は「The River」と「Darkness on the Edge of Town」からの曲の時に一番興奮したけど…。今日、Bruce Springsteenのアルバムを5枚聴いてからライブBlu-rayを観た。昨日、強烈に嬉しいニュースが入って来た!6年ぶりにワールドツアーに!それもEストリート・バンドとツアーすると公式発表があった!日本に来てくれる可能性はかなり低いように思うけど、新しいライブがライブ盤や映像作品で聴けると思うと今から楽しみ!2023年2月〜全米を回り、4月〜ヨーロッパを回るとのこと。それに向けてのアルバムも発売されるのかも気になるところです。2020年発売の20枚目のアルバム「Letter to You」がコロナでツアー出来なかったので「Letter to You」のツアーになったとしても最高にうれしい。「Letter to You」は世界20カ国以上で1位になりトップ5入りした国は数え切れないほどです。2023年ヨーロッパツアーの広告今日は初来日大成功記念盤を銘打って発売されたシングル「Glory Days」を17cm45回転アナログ盤でショートバージョンが聴きたくなった。アルバムバージョンよりも20秒ほど短いだけですが^^;A面「Glory Days」初来日公演で大興奮の「Prove It All Night」に続いてこの曲のイントロが鳴り出すと異様な盛り上がり!しかし歌い出さずに観客との掛け合いが始まった。自分が覚えてるのは「Prove It All Night」を生で!本物のブルースの歌声で!聴いて泣きまくりで「Glory Days」の掛け合いも上の空だったような気がする。色んなブートで聴きまくったライブバージョンの「Prove It All Night」が今、生で聴けている興奮で頭が真っ白だった。「Badlands」「Out In The Street」「Darkness On The Edge Of Town」「The River」と夢のような嘘のような時間が続き、そしてメガトン級の感動が「Prove It All Night」!やっぱり「闇に吠える街」「ザ・リバー」「明日なき暴走」からの曲が始まると自分でもわかるほど異様な興奮だった。「青春の叫び」も「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」ももちろん好きなアルバムだけど、あの3枚からの楽曲は特別だった。「Glory Days」の歌詞は、その頃ちょうど自分が置かれてる年齢で考え始めるような内容なので歌詞を読みながらよく聴いてた。20代になったばかりの頃だったように思う。ブルース・スプリングスティーンは絶えず毎日聴いてるわけじゃないけど、聴かない時期もあったりするけど結局は新作が出るたび、何かニュースがある度に聴き込む。そして毎回、新鮮な気持ちで感動できる。B面「Stand On It」アルバム未収録でしたが、1986年にMel McDanielがレコーディングしてシングル発売して大ヒット。1992年には「57Channels(And Nothin'On)」のUK盤のシングルにカップリング曲として収録されました。超シンプルなロックンロールです!でも普通じゃないカッコよさです!初来日大成功記念盤としてシングル盤としては豪華な3面見開きジャケットツアーのデータなどが掲載されています。初来日公演全公演のセットリストも掲載
2022年05月26日
ブルース・スプリングスティーンの新作が出ました!前作「Western Stars」から、こんなに早く新作が聴けるとは思ってなかったので、アルバム発売の情報を知った時は驚きと喜びでした。前作「Western Stars」のなんとも言えない哀愁と人生の深さを感じさせる楽曲にのめりこんで何回聴いたかわからない。「Moonlight Motel」「There Goes My Miracle」の2曲は単体でも何度も聴いた曲。特にコロナで世の中が変化してきた頃から時に「There Goes My Miracle」はよく聴いた。「Drive Fast (The Stuntman)」も今年なってからどんどん好きになった曲。「Tucson Train」は最初に聴いた時からハマって大好きな曲で、この曲も何回聴いたかわからない。で、今回の新作は、何と!再び、The E Street Bandと6年ぶりのレコーディング!来たーって感じでした!1曲目「One Minute You're Here」2曲目「Letter To You」3曲目「Burnin' Train」4曲目「Janey Needs A Shooter」5曲目「Last Man Standing」6曲目「The Power Of Prayer」7曲目「House Of A Thousand Guitars」8曲目「Rainmaker」9曲目「If I Was The Priest」10曲目「Ghosts」11曲目「Song For Orphans」12曲目「I'll See You In My Dreams」「One Minute You're Here」は静かにアコギの3フィンガーと歌のみで始まり、ロイ・ビタンのピアノがさらに静かにポロンポロンと入りストリングスが優しく重なってくる。自然と目を閉じて聴いてしまう。静かにフェードアウトして終わると、2曲目「Letter To You」のドラムフィルインからこれ!これ!って感じの演奏が始まり全身鳥肌。カッコいい!歌詞も今の時代、胸にしみる。6曲目「The Power Of Prayer」のジェイク・クレモンズのSAXには自然と涙が出てくる。10曲目「Ghosts」は80年代のブルースの曲のような印象も強く鳥肌もんのカッコいい曲です。訳詞を読みながら泣けてしまったのは11曲目「Song For Orphans」です。この曲は70年代の未発表曲だそうです。ラスト曲「I'll See You In My Dreams」が一番感動する1曲です。最後の曲が優しく心の中を包み込んでくれるような曲でよかった。怒りや批判の曲は歳を重ねて生きてくると、聴いているだけで逆にこっちの心まで荒んだり傷んだりしてしまう。このアルバムは怒りや怒りに近い疑問のようなメッセージの曲はほとんどなかった。そういうのを聴くとだんだん疲れてしまうようになってきた。20代や30代の頃は同意したり反発したり熱くもなった時代もあったけど・・・。穏やかに全て受け入れて品格を持って生きていくのが今の自分の目標。かなり難しい事ですが。何が本当に正しいのかもわからないような怒りや、何かの批判の渦の中にはいたくない…。心地よく穏やかに道のりを懐かしみながら楽しく。
2020年10月25日
ブルース・スプリングスティーンの新作が出ました!スタジオ録音アルバムの前作が2014年「High Hopes」だったので約5年ぶりです。前作がややHeavyなロックアルバムだった印象だったのに対して、「Western Stars」を聴き終えた直後は「Moonlight Motel」の胸を締め付けられるような気持ちが強く残りますが、全体的にはストリングスの音が耳に残り郷愁に胸が震えるようなナンバーが多い印象です。1曲目「Hitch Hikin'」2曲目「The Wayfarer」3曲目「Tucson Train」4曲目「Western Stars」5曲目「Sleepy Joe's Café」6曲目「Drive Fast (The Stuntman)」7曲目「Chasin' Wild Horses」8曲目「Sundown」9曲目「Somewhere North Of Nashville」10曲目「Stones」11曲目「There Goes My Miracle」12曲目「Hello Sunshine」13曲目「Moonlight Motel」昨日、CDが届いて今日も何度もリピートして聴いてました。アレンジや演奏が自分の一番好きなブルース・スプリングスティーンの音で最近のアルバムの新譜発売日に比べかなりハマって聴いてる。何日も聴いてからどんどん好きになるアルバムは多いけど、このアルバムは初めて聴く一度目から泣けたし、風景や情景を頭に浮かべて、そこの立って歌ってるブルースを目を閉じて感じたりできた。泣ける曲だらけです・・・。ストリングスの効果も最高ですが、ホルン等の管楽器の音も胸を震わせます。まず「Tucson Train」は何度か聴いて、今ではイントロ聴くだけで泣けそうになる。続くタイトルナンバー「Western Stars」の歌唱と演奏も最高です。「There Goes My Miracle」も既に大好きな曲になってる。ラストの3曲の流れが凄く良くて、歌詞にも演奏にも歌唱にも惹きつけられる。「Moonlight Motel」と「Tucson Train」と「There Goes My Miracle」の3曲が今は特に好きで何度も聴いてしまう。「High Hopes」が出た時にも書いたけど…今度こそは来日してくれるんじゃないかと、薄い期待^^;をしてる。1985年来日の時のようにアリーナ公演でもいいし、2000〜3000人キャパのホールで今回のアルバムの曲をじっくり聴きたいようにも思う。そうなれば、チケット代は30000円超えるのかも知れないけど。こんな来日記事がいつか再び出る事を願う
2019年06月16日
ブルース・スプリングスティーンの1995年発売のマキシシングル。「Hungry Heart」自体は、1980年発売のシングル&「The River」に収録されてる大ヒット曲。このマキシシングルが発売された時点では貴重なトラックが多く収録されてた。1曲目「Hungry Heart (Album Version)」1980年の大ヒット曲。初来日ライブでも、この曲では会場全体が大合唱になって鳥肌になったのを思い出す。2曲目「Hungry Heart ('95)」今日は、このテイクを聴きたくて、このCDを引っ張り出してきた。1995年7月にドイツ・ベルリンのカフェでゲリラライブした時のテイクです。演奏はドイツの「BAP」っていうバンド。これが見事なほどに完コピです!コーラスまで完璧!オルガンのオブリとか泣きそうになるほどに完璧。ブルースも本当に楽しそうに歌ってるのが凄くよくわかる。久しぶりに今日、聴いて感動しまくりでした。3曲目「Streets Of Philadelphia (Live At Sony Music Studios)」1995年4月5日、LAのSony Music Studiosでテレビ収録のためにライブシューティングされた物。何と言っても、この時が「「Streets Of Philadelphia」の初ライブ演奏!MIXも素晴らしく、感動的な歌唱と演奏、音質で楽しめます。4曲目「Thunder Road (Live At Sony Music Studios)」この曲のライブバージョンは数え切れないほどのテイクが世に出ていますが、この曲の不思議な所は、毎回まったく違って聴こえる所。この時のブルースの歌唱も最高です!初来日の京都府立体育館で泣きながら聴いてたのを思い出す。大阪でも感動したけど京都公演が、自分にとって生ブルースを初めて観る事になった場所で席も音質も大阪城ホールの方がずっと良かったけど、やっぱり初めて観た京都の感動は違う。5曲目「Murder Incorporated (Live At Sony Music Studios)」このテイクも貴重かも。この曲は1995年にシングルとして発売された曲。シングルのB面は「Because The Night」のライブバージョンでした。CDシングルは4曲入りで「Pink Cadillac」「4th Of July, Asbury Park (Sandy)のスタジオ録音テイクが収録されてました。Sony Music Studiosと言えば、中島みゆきさんも2004年9月にライブシューティングしたスタジオ。1984〜1985の「Born In The U.S.A.」TOURのブートの中では、このアルバムを一番よく聴いたかも。1984年7月13日Alpine Valleyでのライブ。2枚セットで、これは2枚目のジャケット。
2018年10月06日
このDVDは「Darkness On The Edge Of Town」の3CD+3DVD、計6枚組の企画盤BOXの中の1枚。とにかく濃い内容のBOXで、前にも何度も書いたと思うけど、この企画盤は買って絶対に損しない。その中の3枚目のDISC「Thrill Hill Vault Houston '78 Bootleg Hiyse Cut」この映像は会場のスクリーンに流す用に収録されてた映像です。なので、もちろんPro shot物。VHSでも1978年の映像のブートは何種類か出てたけど、何回ダビングした??って思うようなひどい映像と揺れまくってる音の物ばかりでした。「Born In The U.S.A.」が日本でも大ヒットした頃から、ブートレッグ専門店なので、そんな酷い映像のVHSが次々と出てきた。1本10000円とかざらで、ブルースのライブは長いので前半、後半と分けて全編買うと20000円なんて物も少なくなった。とにかく当時は幻のライブ映像だったので、かなり買ってしまった。当時は現在のように、いろんな映像がオフィシャルで出て来るなんて思ってもみなかった。VHSに加え、ブートLPも次々と店頭に並んだ。「The River」のツアーの物だったりしたら、買いまくってた。久しぶりにこのBOXの6枚目のDISCのLIVEを観てた。全26曲、ほぼ当時のライブをノーカットで収録!選曲も文句なしの内容です。前半、ブルースの喉の調子がちょっと悪いのかと思ってしまう所もあるけど、中盤から後半になると、何の問題もなく感じる。1曲目「Badlands」2曲目「Streets Of Fire」3曲目「It's Hard To Be A Saint In The City」4曲目「Darkness On The Edge Of Town」5曲目「Spirit In The Night」6曲目「Independence Day」7曲目「The Promised Land」8曲目「Prove It All Night」9曲目「Racing In The Streets」10曲目「Thunder Road」11曲目「Jungleland」12曲目「The Ties That Bind」13曲目「Santa Claus is Comin to Town」14曲目「The Fever」15曲目「Fire」16曲目「Candy's Room」17曲目「Because The Night」18曲目「Point Blank」19曲目「She's The One」20曲目「Backstreets」21曲目「Rosalita (Come Out Tonight)」22曲目「Born to Run」23曲目「Detroit Medley」24曲目「Tenth Avenue Freeze-Out」25曲目「You Can't Sit Down」26曲目「Quater to Three」まだ、発売されていない「The River」に収録されてる曲も3曲演奏されています。すでに、どの曲も「Darkness On The Edge Of Town」をレコーディングする時に出来上がってた曲です。最後まで観てから、もう一度「Point Blank」の所だけ観た。この曲はホントに好きで歌詞を読みながら、毎回いろいろ思い描きながら聴いてしまう。この日の一週間後の1978年12月15日のライブは当時から有名なブート「Winterland」です。セットリストは曲順が違ってたり、演奏曲もいくつか違ってます。「Winterland」には、「Darkness On The Edge Of Town」の中で一番好きな曲「Factory」が演奏されてます。「Darkness On The Edge Of Town」と「The Promised Land」の間に挟まれるように「Factory」が歌われるのは妙に感動です。「♪ Bang bang baby you're dead・・・」 「Point Blank」の最後の歌詞の所。この部分はどのブートでも鳥肌です。Bruce Springsteenが使用してたノートを再現した作りになってる、かなり凝った豪華な物です。ここまで凝ったBOXってあんまりないと思う。映像も悪くない。音は当時のブートに比べ物にならないほどに素晴らしい物になってます!
2018年04月14日
ブルースの自伝「Born To Run」が発売されて(まだ上巻しか読めていない…)、その流れに沿うように構成されているベスト盤的なアルバムです。1曲目「Baby I」2曲目「You Can’t Judge A Book By The Cover 」3曲目「He’s Guilty (The Judge Song) 4曲目「Ballad Of Jesse James」5曲目「Henry Boy」6曲目「Growin’ Up」7曲目「4th Of July, Asbury Park (Sandy)」8曲目「Born To Run」9曲目「Badlands」10曲目「The River」11曲目「My Father’s House」12曲目「Born In The U.S.A.」13曲目「Brilliant Disguise」14曲目「Living Proof」15曲目「The Ghost Of Tom Joad」16曲目「The Rising」17曲目「Long Time Comin’」18曲目「Wrecking Ball」この1枚の中にブルースのヒット曲やライブ定番曲や重要な曲を網羅する事は確実に無理で、通常のベスト盤なら必ず入ってくるような曲も多く外れている。自伝を読みながらのサントラ盤のような感じで聴いてます。16才で初めてレコーディングした「Baby I 」から時系列に2012年発表の「Wrecking Ball」まで一気に聴いてしまう内容です。1曲目〜5曲目が未発表曲です。1曲目「Baby I」は16才のブルースがリードギターで参加した「The Castiles」の演奏です。1966年2曲目「You Can’t Judge A Book By The Cover」これも「The Castiles」の演奏でライブ収録。1967年3曲目「He’s Guilty (The Judge Song) 」は1970年「Steel Mill」の演奏。 このバンドは地元では数千人の客を集められる人気バンドだったようです。この曲もカッコいい!4曲目「Ballad Of Jesse James」この曲は1972年に結成した「The Bruce Springsteen Band」の曲。5曲目「Henry Boy」ソロとして録音したデモ。アコギ1本のめちゃくちゃカッコいい演奏と歌です。6曲目「Growin' Up」は「Greetings From Asbury Park, N.J.」2曲目収録されてるバージョンではなく「Tracks」に収録されてたバージョンです。7曲目「4th Of July, Asbury Park (Sandy)」から18曲目まではアルバム収録バージョン。
2016年10月05日
待ちに待ったBruce Springsteenの「リバーBOX」が先週、届いてから幻のアルバム「The Ties That Bind」や「THE RIVER Outtakes」をじっくり楽しんでます。未発表曲はこれまでに何らかの形で発表してた物も多いんだけど、改めて最新リマスターで聴くと感動もまた違って来る。オリジナル2枚組アルバム「THE RIVER」は2014年リミックスです。BOXで発売された物と同じ。いやいや一番の目的は映像2作品!ブルーレイ2枚にぎっしりと入ってる貴重な映像。1枚は「ザ・メイキング・オブ・ザ・リバー」そして2枚目は「ザ・リバー・ツアー1980」!!とりあえず、このライブ映像の事を。こんな良い音で、そして美しい映像でTHE RIVER TOURのライブ映像が観られるとは思ってなかったのでうれしすぎる。オーディエンスブートなら何種類か持ってるけど、今回のオフィシャルとはほど遠い画質。ブートはブートでじゅうぶん楽しめるけど・・・。そして、この日(1980年11月5日アリゾナ)のセットリストがまた最高です!「Independence Day」「Fade Away」「The Ties That Bind」「Wreck On The Highway」「Point Blank」の5曲がセットリストに入ってないのは残念だけど、それ以上に好きな曲が目白多しで満足です。1曲目「Born To Run」2曲目「Prove It All Night」3曲目「Tenth Avenue Freeze-Out」4曲目「Jackson Cage」5曲目「Two Hearts」6曲目「The Promised Land」7曲目「Out In The Street」8曲目「The River」9曲目「Badlands」10曲目「Thunder Road」11曲目「No Money Down」12曲目「Cadillac Ranch」13曲目「Hungry Heart」14曲目「Fire」15曲目「Sherry Darling」16曲目「I Wanna Marry You」17曲目「Crush On You」18曲目「Ramrod」19曲目「You Can Look (But You Better Not Touch)」20曲目「Drive All Night」21曲目「Rosalita (Come Out Tonight)」22曲目「I'm A Rocker」23曲目「Jungleland」24曲目「Detroit Medley」(「Devil With The Blue Dress On」~「Good Golly Miss Molly」~「CC Rider」~「Jenny Take A Ride」~「Devil With The Blue Dress On」)ボーナストラックにリハーサル映像!1曲目「Ramrod」2曲目「Cadillac Ranch」3曲目「Fire」4曲目「Crush On You」5曲目「Sherry Darling」1982年〜84年頃によく行った梅田の阪急ファイブの横の狭い道にあったロック喫茶「キューピット」でBruce Springsteenをリクエストすると少し縦長のアスペクト比がややおかしい映像で「THE RIVER」と「Rosalita」の2曲だけライブ映像を観る事ができました。同じ物ばかり何度、観た事か…^^;(この2曲合わせると20分弱あってかなりお得ではあったけど)キューピットのマッチ。堂島地下センター店も出来てるのでかなり後期の物。ファイブ横の店もあの螺旋状の階段の店ではなくなってからの物だと思う。最初のマッチも持ってたはずだけど、見つからない。こんなLIVE丸ごとノーカットの映像が存在してたとは当時夢にも思ってなかった。ブルースは映像を撮るのが嫌いでライブ映像はほとんど撮らないって噂もあったほどで、「Born In The U.S.A.」のアルバムからPVを作りまくったのが信じられないほどでした。「The River」を歌ってるブルースリハーサル映像も予想以上に美しいです。
2015年12月28日
Bruce Springsteenの1999年7月ニュージャージーでのライブのブート3枚組。サウンドボード物ブートもオーディエンス物ブートも次々と山のように発売されていますが、全て買ってたらキリがない・・・。でも、セットリストを見て気になった物は買っています。(結局ほとんど買ってるけど…)このライブは1曲目から「I Wanna Be With You」なのも買おうと思った一つの理由。このCDはサウンドボートに近いなかなか良い音質のオーディエンスものです。Disc 11曲目「I Wanna Be With You」この曲は「The River」のアウトテイクとして未発表曲を集めて発売したCDBOX「Tracks」に収録されてる曲です。音質も観客とのバランスも絶妙で臨場感のあるライブが楽しめます。2曲目「Prove It All Night」この曲が2曲目なのもいい感じです。超有名曲で観客の盛り上がりも凄い。「Darkness on the Edge of Town」に収録3曲目「Two Hearts」めちゃ好きな曲。「The River」に収録されてる曲は全て最高です。4曲目「Trapped」この曲は「We Are the World」のアルバムにニュージャージーでのライブ音源を提供した。Jimmy Cliffのカバー曲。5曲目「Darlington County」「Born in the U.S.A.」の3曲目に収録されてる曲。6曲目「Factory」ディスク1の中で一番好きな曲。「Darkness on the Edge of Town」の7曲目に収録。この曲はいつ聴いても胸に沁みる。スタジオバージョンも様々なライブバージョンどれも最高!7曲目「The River」次がこの曲とか構成が最高です。こんなアレンジのこの曲はちょっと珍しい感じ。1999年頃はこのアレンジでやってたのかも知れないけど、自分が持ってる他の1999年のライブはまた違うアレンジで演奏しています。10分を越える演奏です。8曲目「Youngstown」「The Ghost Of Tom Joad」の4曲目に収録されてる名曲。この曲も大好きな曲です。ライブバージョンはあんまり持ってなかったのでうれしい。スタジオバージョンと違い、ど頭からバンド演奏です。中盤からのハードな歌唱と演奏は鳥肌立ちっぱなしです。9曲目「Murder Incorporated」「Greatest Hits」のボーナストラックに収録されてた曲。スタジオ盤は1982年レコーディングと言う事は「Nebraska」用に作った曲なのかも。10曲目「Badlands」少しマニアックな曲が続いた後は、超有名のこの曲。Dosc 21曲目「Out In The Street」この曲が入ってるとブートを買ってしまうって曲が数曲あるけど、そのうちの1曲。10代の頃、聴きまくった曲なので思い入れが異常です^^;初来日の時に一番泣いた曲だと思う。この曲を生で聴けるなんて夢のようだった事を思い出す。今でもどんなブートで聴いても胸がジーンと熱くなってしまう。あの時は意外と「Born In The U.S.A.」の楽曲はあんまり感動しなかったような気がする。「Prove It All Night」「Cadillac Ranch」「Johnny 99」「Thunder Road」「Rosalita」「The Promised Land」「The River」が流れ出すと泣いてたような・・・・。できるだけ「Born In The U.S.A.」以外の曲を多くやってほしいと思ってた。2曲目「10th Avenue Freeze Out」この曲も超有名曲。めちゃくちゃ大好きな曲。「Born to Run」の2曲目に収録。3曲目「Loose Ends」「The River」のアウトテイクとしてCDBOX「Tracks」に収録されてます。「The River」のアウトテイクは名曲が多すぎる。3枚組にしてしまっても良かったような。4曲目「Sherry Darling」そして「The River」からこの超名曲!この曲もブートに入ってるとついつい買ってしまう曲。軽快で明るい曲なのに何か胸が熱くなって泣きそうになる曲。5曲目「Woking On The Highway」「The River」からの楽曲3連発。最高です!6曲目「The Ghost Of Tom Joad」激しいバンドバージョンも静かなアコースティックバージョンもどちらとも最高に好き。この時はもちろん静かなバージョンです。7曲目「Jungleland」今度来日する事が、もしあればこの曲をセットリストに入れてほしい。「Born to Run」のラストに収録されてる名曲です。8曲目「Light Of Day」映画「ライト・オブ・デイ」にブルースが書き下ろしてMichael J.FoxとJoan Jettが歌いました。その本人歌唱。ライブ盤DVDにも収録されています。Disc 31曲目「Freehold」ニュージャージー州のFreeholdでBruce Springsteenは育ちました。生まれ育った場所の事を歌ってる曲です。ジュージャージーの観客は大盛り上がり。2曲目「Stand On It」少し前に書いたシングル「57 Channels」にも収録されています。1985年シングル「Glory Day」の12インチに収録されたのが最初なのかな。3曲目「Hungry Heart」4曲目「Born To Run」5曲目「Bobby Jean」お盛り上がり超有名曲3連続。6曲目「Thunder Road」どのブートのライブのこのイントロ聴くだけで鳥肌です。「♪Show a little faith, there's magic in the night You ain't a beauty but, hey, you're alright Oh, and that's alright with me」の部分を本人も歌ってる。ほとんどこの部分は観客だけが歌う事が多いので新鮮。7曲目「If I Should Fall Behind」1999年発売「Lucky Town」の4曲目に収録されてる静かでムーディーなナンバー。8曲目「Land Of Hope And Dreams」後に2012年発売「Wrecking Ball」に収録される事になる曲です。2001年「Live In New York City」にも収録されています。70年代後半〜80年代にかけて発売されてた写真集は見つけると必ず買ってた。輸入本の店回りもよくしててOZZYのいるBLACK SABBATHやQUEENやBruce Springsteenの楽譜、写真集をいつも探してた。
2015年09月24日
1992年発売のアルバム「Human Touch」の3曲目に収録されてる曲です。短い曲だけど何か心に引っ掛かって印象に残る曲です。その曲のリミックスを3種類収録しているシングルCDが日本盤でも発売されてました。1曲目「57 Channels (And Nothin' On) Little Steven Mix Version 1」タイトル通りにリトルスティーブンのMIXによるバージョンです。アルバムバージョンのベースのリフまでにバスドラの四分音符が2小節入ります。これ、初めて聴いた時、鳥肌もんでした。シンプルなオリジナルが一番好きなのは変わらなかったけど、リミックスは歌詞の世界が凄く広がっていろいろ想像出来るのがおもしろい。2曲目「57 Channels (And Nothin' On) Little Steven Mix Version 2」こっちのリトルスティーブンのMIXも凄くおもしろい。ギターを大幅に増やしています。3曲目「57 Channels (And Nothin' On) There's A Riot Goin' On」ラストはちょっと長くて8分21秒です。元々のオリジナルは2分27秒の小作品です。この曲のシングルCDはもう1種類持ってて、当時未発表だった2曲を収録してる3曲入りのUK盤。1曲目「57 Channels (And Nothin' On)」これはアルバムバージョン。シンプルでブルースの歌もストレートに入ってくる素晴らしいアレンジです。2曲目「Stand On It」この曲は1986年にMel McDanielに楽曲提供した曲のセルフカバー。シンプルなロックンロールなんだけど、なんでこんなにカッコいいんだろ。3曲目「Janey, Don't You Lose Heart」企画アルバム「TRACKS」にも収録されました。1985年にはライブでも歌われてるので「The River」用に作られたような感じがする。「Born In The U.S.A.」用ではないように思うけど、どうなんだろ。上のブルーの方が日本盤のRemixesバージョン。ライナーノーツはブルースには珍しくミュージックライフとQUEENの記事でおなじみの東郷かおる子さんです。日本盤のブックレッットは1992年WORLD TOURのデータが詳しく載っています。各会場でのセットリストや舞台装置が図形で説明してあったりかなり興味深い。ライティングの配置図も掲載してあります。UK盤はピクチャーディスクです。この写真の雰囲気が凄く良い。
2015年09月17日
1982年に発売された6thアルバム「Nebraska」に収録されてる曲。シングルカットもされた曲です。「Live in Dublin」のDVDを久しぶりに観てて、この曲のバンドバージョンに改めて感動。「ネブラスカ」のスタジオ盤はAギター1本でのシンプルなロックンロールなのですが、「Live in Dublin」ではブラスセクションも大活躍で、コーラス隊を派手に入れたドゥーワップバージョンです。DVDを見終わってからこの曲のオリジナルバージョンが聴きたくなって、アナログシングル盤で聴いてました。1曲目「Open All Night」アルバムの中でも比較的、軽めで歌詞も若者の勢いを感じさせる物です。工場で働いてる男は上司の嫌がらせで夜勤組に回されてしまう。車の整備も万端に夜通し車を走らせ彼女のいる町へ車を走らせる内容なんだけど、どうしても何か哀しげで希望の光はほど遠く感じる。落ちる所まで落ちてしまって抜け出そうとあえいでいる男の歌です。イントロのギターを何回も練習してたのを思い出す^^;2曲目「The Big Payback」この曲はアルバム未収録曲。後に2003年発売の「The Essential Bruce Springsteen」に収録されて初CD化されました。この曲もギター1本で歌うシンプルなロックンロールです。Bruce Springsteen EP「Open All Night/The Big Payback」
2015年05月30日
ブルース・スプリングスティーンの8枚目のアルバム。1984年に「Born in the U.S.A. 」を発売して大ヒット、初来日のライブ、1986年には初めてのライブアルバム「The "Live" 1975-1985」LP5枚組を発売。これも凄い話題になって派手な活動をしてるような印象があった。次のオリジナルアルバムはどんな勢いで来るのかと想像してたら、落ち着いた印象の大人のアルバム「Tunnel Of Love」が発売された。肩すかしに感じた人もいたかも知れない。自分はリードトラックでシングルカットされた「Brilliant Disguise」を最初に聴いた時からのめり込むほど気に入ったので、アルバムも同様にすんなりと聴き込めました。1曲目「Ain't Got You」いきなりアカペラで始まる曲で最初に聴いた時はちょっと驚いた。アコギとブルースハープのみの演奏で歌うラブソングです。2曲目「Tougher Then The Rest」ミディアムスローな落ち着いた感じの曲です。1曲目からの流れがしぶくて凄く良い。3曲目「All That Heaven Will Allow」軽快な懐かしい感じのロックナンバー。4曲目「Spare Parts」HARDな曲を望んでた人はこの曲で大満足したと思うナンバー。自分もこの曲は最初に聴いた時は興奮した!訳詞を読みながら聴いて鳥肌だったのを思い出す。5曲目「Cautious Man」この曲は年を重ねてから聴く度に好きになってきた曲です。6曲目「Walk Like A Man」この曲も落ち着いたシンプルなアレンジです。父親への愛を歌っていて感動的です。7曲目「Tunnel Of Love」このタイトル曲がやっぱりこのアルバムで一番好き。アレンジも構成もカッコいい!この曲を生のライブで一度でいいから聴いてみたい。8曲目「Two Faces」この曲の歌詞が好きでよく訳詞を見ながら聴いてました。不思議な歌詞ですが、そんな風に感じてる人には凄くわかりやすい。9曲目「Brilliant Disguise」リードトラックにするには本当に最適な曲だと思う。この曲がリードトラックだからアルバムのイメージが最初から良かった。12インチシングルに付いてるポスターがめちゃくちゃカッコよかったのも印象が良かった原因かも^^;10曲目「One Step Up」そしてこの曲!このアルバムの中でタイトルナンバーと並ぶ大好きな曲です。派手な部分なんてなく地味なアレンジです。それでも曲の世界にぐいぐい入りこんでしまう。11曲目「When You're Alone」この曲も心を穏やかにさせてくれる柔らかく優しい曲です。「♪ひとりぽっちの時はひとりぽっち、 ひとりぽっちの時は本当にひとりぽっち」とサビで柔らかく繰り返すのが凄く良い。12曲目「Valentine's Day」ゆったりとした8分の6のナンバー。ラストも落ち着いた大人な感じで終って行きます。このアルバムのレコーディング時に録られたけどアルバムには収録されずにシングルのB面になった曲「Lucky Man」シングル「Brilliant Disguise」のB面。後に「Tracks」に収録。ややDARKで重めなロックナンバー。「Two For The Road」シングル「Tunnel Of Love」のB面。後に「Tracks」に収録。ほぼアコギを中心にした静かな曲。凄い期待してシングル買ったのに1分58秒しかないので、ガッカリだったけど聴き込む度に好きになった。間奏でのブルースの口笛も聴ける。「Brilliant Disguise」の12インチ「Tunnel Of Love」のシングル盤
2015年04月04日
Bruce Springsteenの2009年11/8 MSGでのライブのブート。オーディエンス録りじゃなくてサウンドボード物なのが最高にうれしい。ブルースのライブのオーディエンス録りは回りが「歌う!歌う!叫ぶ!叫ぶ!」なので・・・臨場感を感じるために、たまにオーディエンス録りのを聴くと妙に高揚してきたりするけど。このライブはアルバム「The River」を全曲演奏するライブです。とにかく最高です!DISC 11曲目「Intro」2曲目「Wrecking Ball」通常なら「Wrecking Ball」のアルバムのツアー。最初はニューアルバムのタイトルナンバーから。この曲は聴く度に好きになってきた曲。アルバムが出た最初の頃はそんなに思い入れもなかったけど、今ではめちゃくちゃ好きな曲。3曲目「Introduction To "The River"」4曲目「The Ties That Bind」この日のライブの主旨を語った後に、この曲のイントロ。ブルースの「1!2!」のカウント、それだけで泣けてしまう。アルバム「The River」はブルースの全アルバムの中でも一番良く聴いたアルバムなので20曲中、鳥肌がおさまらない。テンポはオリジナルと同じで当時のライブのテンよりも落してるのも良い!5曲目「Sherry Darling」この曲も当時のライブのテンポよりも少し落としてアルバムとほぼ同じテンポでの演奏。明るい曲調で楽しい曲のはずなのに、どのライブでもジーンときてしまう。6曲目「Jackson Cage」この曲はセットリストに入る事が少ない印象です。ブートにもあまり入ってない。フィラデルフィアの1980年12/8の名盤ブートには収録されてて、よく聴いた。発売当時からめちゃくちゃ好きな曲なので、今のブルースの声で聴けるのが奇跡のように感じる。この手のロックンロールスターはブルース一人だけでいいって昔から思ってたので他のアメリカのロックンロールスターの曲はほとんど聴かなかった。思い入れが強過ぎて、ブルースの曲は何を聴いても涙腺が弱くなる。7曲目「Two Heart」ライブではセットリストに比較的よく入ってた曲。この曲も流して聴いてしまいそうな曲だけど、曲のカッコ良さ、歌詞の素晴らしさ、アレンジのシブさに惹かれまくりの曲です。8曲目「Independence Day」オルガンのイントロが延々続いて、ブルースがこの曲の物語を語る演出のバージョンが好きだった。語りの途中で「♪Well Papa go to bed now〜」って歌い出すと全身鳥肌。オフィシャルの「Live 1975-1985」のこの曲も激しくメロディを崩して歌うバージョンであれも大好きなバージョンでした。「Live 1975-1985」を聴いて、このブートを聴くと…ブートの方が音が良いのに驚く^^;9曲目「Hungry Heart」普通ならこんな大ヒットしたキャッチーなシングル曲ってどんなアーティストを聴いてても飛ばしてしまう質だけど絶対に聴いてしまう。観客にほとんど歌わせてる時でもブルースの「Come On~!」を聴くだけで感動してしまう。10曲目「Out In The Street」いろんなブートで聴く事が出来る曲だけど、全バージョン集めて一つのCDにしたくなるくらい好きな曲です。そんなブートも他の曲でたしか出てるけど、「Out In The Street」では出ないかな^^;11曲目「Crush On You」この曲のライブは貴重だと思う。ほとんどブートに入っていないと思う。1980年12/8フィラデルフィアライブと最悪な音質のブートLPに入ってるのを持ってた思う。ストレートなロックンロールナンバーだけど、ブルースが作るとひと味もふた味も違って感じられる。とにかく何をやっててもカッコいいロックスターです。12曲目「You Can Look(But You Better Not Touch)」休む事なくアルバムの1曲目から歌い続けてるブルースの体力と喉の強さにも感動。この曲も体力をかなり使う曲なのに昔のままの歌唱で最高です13曲目「I Wanna Marry You」この曲もブートに入ってるのは2種類しか持ってないと思う。オリジナルアルバムを通して聴いてると、この曲の柔らかさがジワッと胸に来る。14曲目「The River」イントロのブルースハープの音を珍しく外してる^^重く気怠い曲なのにどのライブを聴いても心は高揚して泣きそうになってしまう。アウトロの1オクターブ上のファルセットスキャットは反則なほどに泣ける。DISC 21曲目「Point Blank」オリジナルアルバムと同じでDISC2はこの曲から。1978年頃のツアーでもアルバム発売前からよくセットリストに入ってた曲。この重く哀しい響きのカッコ良さを分かるようになったのは、アルバムが発売されて数年経ってからだったと思う。2曲目「Cadillac Ranch」日本に来てこの曲でまた盛り上がらせてほしい。この曲も明るくて楽しげな曲調なのに変に感動して泣けて来る曲。3曲目「I´m A Rocker」1980年のツアーの頃はかなりアップテンポで演奏してた。アルバムのテンポ通りのこの感じの方が好きです。4曲目「Fade Away」今のブルースが歌う(5年前だけど)この曲が最高です!本当に良い曲だと改めて感じられる。5曲目「Stolen Car」この曲もスタジオ盤で聴くよりライブ音源で聴くと毎回感動してしまう。いくつかのライブバージョンしか持ってないけど、ホントに良い曲です。6曲目「Ramrod」当時のライブではよく演奏されてた曲のひとつ。いろんなライブバージョンを聴くと楽しい。かなり落ち着いたテンポでの演奏です。スタジオ盤よりもテンポを落としてます。この重めのノリもかっこいい。7曲目「Price You Pay」これがリバー再現ライブの中でめちゃくちゃ感動した1曲。昔のライブではもっとバラードっぽいアレンジにしてるのが多くて、スタジオ盤にほぼ忠実な雰囲気の歌唱と演奏に鳥肌です。8曲目「Drive All Night」これがこのブートで一番泣けた。やっぱり良い曲だ・・・このライブバージョンを聴いて、また凄く好きになった。9曲目「Wreck On The Highway」この曲はいつもスタジオ盤にほぼ忠実にライブで演奏されるけど、ライブ音源で聴くとスタジオ盤の何倍もいつも感動してしまう。ここまでがアルバム「The River」全曲再現です。DISC 31曲目「Waiting On A Sunny Day」アルバム「The Rising」の3曲目の名曲。2曲目「Atlantic City」かなりHEAVYにバンドアレンジされたバージョンです。めちゃカッコいい!3曲目「Badlands」4曲目「Born To Run」盛り上がる事、必至な2曲連続は観客も凄い事になってただろうな。5曲目「Seven Nights To Rock」50年代のロカビリーナンバー6曲目「Sweet Soul Music」60年代のロックンロールナンバー7曲目「No Surrender」ここでこの曲。何か凄いセットリスト。8曲目「American Land」アルバム「Wrecking Ball」のラスト曲!9曲目「Dancing In The Dark」観客を熱狂させられる曲が数え切れないほどにある、こんなアーティストも珍しいと思う。この曲もやれば鉄板で大盛り上がり。10曲目「Can't Help Falling In Love」エルヴィスの「好きにならずにいられない」です^^;11曲目「Higher And Higher」Jackie Wilsonの大ヒット曲のカバーで大盛り上がりで終了。12曲目「Crush On You」この日のリハーサル音源。リハーサルのブルースはこの曲を歌うのはちょっとしんどそう。本番だと何の問題もなしに歌い切るのが凄いこのブートはDISC4まであります。4枚目はちょっと貴重なライブ音源を集めたものです。1979年頃〜1987年頃に発売された写真集や楽譜などは洋書も含め見つけたら必ず買ってた。これが一番最初に買った1978年までのヒストリーやデータがまとめてある洋書。これもお気に入りだった洋書これは日本で発売された写真集洋書にはちょっと貴重な写真も多く掲載されてました
2015年02月19日
Bruce Springsteenが2014年4月6日に「March Madness Music Festival」に出演した時のライブ。その日のライブのブートがブルーレイで出てました。プロショットで音質も良好です。テレビ放映された物のようです。Bruce Springsteenはこのフェスの3日目(最終日)のトリとして登場。7時15分から10時15分まで3時間のフルステージ。2時15分からスタートしたフェスでブルースの前に3バンド出ていました。当日のセットリスト、ノーカットで収録されています。1曲目「Jump」 Van Halenのカバーもやってしまうブルースは凄い。2曲目「Badlands」 アルバム「Darkness On The Edge Of Town」収録3曲目「Death to My Hometown」 アルバム「Wrecking Ball」5曲目収録の名曲!4曲目「Cover Me」 アルバム「Born In The U.S.A.」に収録5曲目「No Surrender」 アルバム「Born In The U.S.A.」に収録6曲目「Hungry Heart」 アルバム「The River」に収録7曲目「High Hopes」 The Havalinasのカバーの最新アルバムタイトル曲8曲目「Spirit in the Night」ア ルバム「Greetings From Asbury Park, N.J.」に収録9曲目「Wrecking Ball」 アルバム「Wrecking Ball」のタイトルナンバー。10曲目「The River」 アルバム「The River」に収録11曲目「Atlantic City」 アルバム「Nebraska」に収録12曲目「Johnny 99」 アルバム「Nebraska」に収録13曲目「Darlington County」アルバム「Born In The U.S.A.」に収録14曲目「Working on the Highway」 アルバム「The River」に収録15曲目「Shackled and Drawn」 アルバム「Wrecking Ball」の3曲目に収録16曲目「Waitin' on a Sunny Day」 アルバム「The Rising」に収録17曲目「The Ghost of Tom Joad」 アルバム「The Ghost Of Tom Joad」「High Hopes」収録18曲目「The Rising」 アルバム「The Rising」のタイトルナンバー19曲目「Land of Hope and Dreams」 アルバム「Wrecking Ball」に収録20曲目「Born to Run」 アルバム「Born to Run」タイトルナンバー21曲目「Glory Days」 アルバム「Born In The U.S.A.」に収録22曲目「Dancing in the Dark」 アルバム「Born In The U.S.A.」に収録23曲目「Tenth Avenue Freeze-Out」 アルバム「Born to Run」に収録24曲目「Shout」 The Isley Brothersのカバー25曲目「Thunder Road」 アルバム「Born to Run」に収録「Atlantic City」「Johnny 99」はバンド演奏バージョンで以前のバンドアレンジとはまた違うアプローチで最高です。最新アルバム「High Hopes」からの曲が少ないのは残念だけど、大好きなアルバム「Wrecking Ball」から4曲もやってるのが最高です!「Land Of Hope And Dreams」「Wrecking Ball」は泣いた。「Waitin' on a Sunny Day」がセットリストに入ってるのもうれしい。「The Ghost of Tom Joad」の今回のアレンジも最高です!この日のセットリストもかなり自分の好みです。とにかく来日してほしい・・・バスケットボールを片手に登場客席の中に入って、そのまま舞台へと運ばれていく。観客は映像や写真撮りまくり。撮影、録音は欧米ではほとんどOKになってきてる。「The River」のアウトロのスキャット部分は高音ファルセットで美しく歌い上げてました。「Dancing in the Dark」で女性をいっぱいステージ上げて大盛り上がり。でも、みんな舞台の上でも撮影に必死。
2015年01月26日
ブルース・スプリングスティーンの7枚目のアルバム「Born In The U.S.A.」。今回のリマスターBOXの中では一番新しいアルバムなんだけど、リマスター効果がわかりやすい。低音の響きや音圧も上がってるし高音もクリアになってる。1曲目「Born In The U.S.A.」正直、このアルバムが発売された時はそんなにハマらなかった。「The River」「Darkness On The Edge Of Town」が特に好きだったのもあって何か妙に流行っぽい音に感じて最初は否定的だったのを思い出す。そんな気持ちもライブ音源や初来日でこのアルバムからのナンバーを直に聴いて、気持ちが真逆になった。この曲はベトナム戦争で兄を亡くした男の抑え込まれた怒りを歌ってる。違うように受け取られてる事が当時、多かったので不思議に思ってた。「死んだような生気のない町に生まれ 歩き始めるとすぐに蹴飛ばされた 最後には叩きのめされた犬のようになり 人生の半分を人目を盗んで生きるようになる U.S.A.で生まれた 俺はU.S.A.で生まれた」で始まる哀しい曲です。2曲目「Cover Me」この曲もリマスター効果があって音に深みが出ました。12インチシングルのMIXの音もオリジナルよりも深みがあったように思うけど、あれとは全く違う低音の響きがあります。曲調はノリの良いロックナンバーですが、この曲も生きて行くのがどんどん困難になっていくから俺を守ってほしいって悲壮感のある曲です。3曲目「Darlington County」最近のライブ映像を観てても、この曲での盛り上がりは観てて楽しい。4曲目「Working On The Highway」1985年4月19日京都府立体育館でのライブで大好きな曲「The River」を歌い終わった後でこの曲が始まった。それまではこの曲はそんなに好きじゃなかったのに、「River」とのコントラストで気分が凄く高揚したのを覚えてる。この次がまたまた大好きな「Prove it All Night」だったからもう興奮は頂点でした。5曲目「Downbound Train」この曲はここまでの曲の中で一番重みのあるサウンドで当時から大好きだった曲。来日公演では聴けなかったけど・・・6曲目「I'm On Fire」この曲もリマスター効果は強烈です。ミュートしたギターアルペジオの音とかリアル過ぎて鳥肌もんです。このアルバムからは多くの曲がシングルカットされどの曲も大ヒットしました。この曲ももちろん大ヒットしたバラードナンバー。7曲目「No Surrender」何でこんなに自然に気持ちが高揚できる曲が書けるのか不思議です。それもブルースの曲では数え切れないほどの曲がそうです。アレンジの素晴らしさとEストリートバンドの演奏の素晴らしさも忘れてはいけない所です。それこそこの曲も京都のライブではこのアルバムの曲順通りに「I'm On Fire」に続いてこの曲が始まった時は興奮の坩堝!8曲目「Bobby Jean」この曲も強烈に好きな曲です。そして京都のライブでここもアルバム通りの曲順で「No Surrender」に続いて演奏されたから客席も異様に盛り上がってたし回りもみんな泣いてたと思う。念願のブルースのライブを今、実際に生で観ている興奮は異常なものでした。また来日してほしい・・・。ハイ・ホープスのツアーで来てほしかった。9曲目「I'm Goin' Down」この曲はコミカルで微笑ましい曲。10曲目「Glory Days」ライブでも強烈に盛り上がる曲。ライブ映像でもこの曲がセットリストに入ってたらワクワクする。11曲目「Dancing In The Dark」この曲がリードトラックで先行シングル発売されPVも頻繁に流れました。最初に聴いた時は何かが違う・・・ってあんまり好きになれなかったけど、今ではめちゃくちゃ好きな曲^^;12インチシングルを買ってきて最初の印象はB面の「Pink Cadillac」の方が気に入ってた。初来日の時は大盛り上がり。観客を一人舞台に上げて踊るパフォーマンスは今でも続いてる。12曲目「My Hometown」初来日は京都の後に大阪城ホールでも観ましたが、やっぱり初めて生のブルースを観て聴いた感動は凄いもんがあった。内容やセットリスト的には大阪城ホールの方が良かったんだけど・・・この曲は「The Promised Land」と「Thunder Road」の間に歌われた。何と言うカッコいい曲順なんだと興奮した。昨日、容量オーバーで載せられなかったワルツ堂のレシート^^;内容はかなり酷かった・・・。だから覚えてなかったのかも。音質は伸び切ったテープのような音でブツ切れでいろんなカバー曲とかが収録されてる。多分、高いのを買ったのにそんな内容でガッカリして記憶から消してたのかも・・・^^;3枚組の音は最悪なピクチャー盤ブート1984〜85年によく出た「MASTER SOUND DM」仕様のちょっとだけ高かったアルバム。中島みゆきさんも「御色なおし」と「はじめまして」をこの仕様でも発売してます。Bruce Springsteenがミュージックライフの表紙に初めてなった時内容も初のロングインタビュー。でも白黒記事でガッカリしたのを思い出す。ミュージックライフは1975年から毎月買ってた。それ以前の物は古本屋とかでかなり揃えたけど、読む事もほとんどない・・・ライブで汗だくになって胸ポケットに入れてたチケットもヨレヨレに・・・12インチシングルや7インチも見つけたら必ず買ってた。このアルバムのシングルカットだけでも凄い種類出てます。「Cover Me」でも12インチが2種類ありました。発売国が違うけど全て揃えたら凄い事になると思う。「Dancing In The Dark」の12インチ。ジャケットもめちゃくちゃカッコいい
2015年01月05日
Bruce Springsteenの5th「The River」のリマスター盤を聴いていました。音圧の違いはほぼ変わらないけど「Independence Day」「The River」「Wreck On The Highway」等は違いが分かりやすい気がします。このアルバムはリマスター効果云々よりもアルバム自体が本当に好きなので、聴き始めるとついつい2枚目の最後まで聴いてしまいます。(このアルバムは2枚組のオリジナルアルバムです。)多分、前にも何度もこのアルバムの事は書いてるように思うけど、今の感想で簡単に書きます。Bruce Springsteenの全アルバムの中でこのアルバムはいつの時代でも一番好きなアルバムです。動と静のコントラストをわざと強く付けてる所も好きだし、歌詞の世界もコミカルな物から深刻なアメリカの苦悩を感じさせるような曲や哀しいストーリーの物、そして力が湧いて来るような歌詞もある。LPの歌詞カードが手垢で汚れるほどにいつも歌詞を読みながら聴いてました。回りの友だちにブルースが好きな人は一人もいなくて、(姉はブルースの大ファンでしたが)いつもブルースに関しては一人で楽しんでました。メタル好きやアリスや中島みゆきファンは回りに多かったんだけど・・・Disc 11曲目「The Ties That Bind」一発目のスネアの音だけでワクワクしてしまうほど大好きな曲です。この曲のライブを初めてブートレッグで聴いた時の感動も忘れられない。日本には来てくれないと思ってたからブートが唯一、ブルースのライブを聴く手段でした。自分が最初に買った「The River」ツアーのブートではこの曲が2曲目に演奏されていました。そのブートでは1曲目は「Out In The Street」!何てカッコいいセットリストなんだ!とホントに震えて聴いてました。2曲目「Sherry Darling」クラブでのライブ風にレコーディングしてて、コミカルでついつい歌ってしまうナンバーです。歌詞カードみなくてもすらすら英語が出て来てしまう曲。あの頃、このアルバムの楽譜を買ってギターとピアノで弾き語りして歌いまくってからだろうな。楽譜も洋書で見つけて、このLPと同じくらいの値段だった事を思い出す。紀伊国屋の洋書コーナーで見つけた時は心底喜んだ。3曲目「Jackson Cage」このアルバムの1曲目からの流れは35年経った今でも鳥肌が立つほどカッコいいと思う。「解決はいつも究極の解決ではない なぜならいつも明日がある」ってこの曲の歌詞を教科書に書き込んでたのを思い出した^^; ちょっと痛い子だったのかも。4曲目「Two Hearts」この曲まで一気にぶっ飛ばす感じでロックンロールに浸れます。ライブで大盛り上がりする曲の一つ。5曲目「Independence Day」ここでじんわりと何かわからないものに包まれる曲。当時、歌詞カードを何度読んで自分に置い変えてみたりして聴いてたのを思い出す。6曲目「Hungry Heart」この曲はシングルカットされて大ヒットした曲。日本でもこの曲に似たような曲が次々に溢れ出したのを思い出す。ブルースを聴きまくってた人なら良く分かると思うけど、日本のロックアーティストの多くがブルースの曲に影響を受けてるのがよくわかる。敢えて名前をあげないけど、ソックリそのままってのもいろいろあって、それはそれで楽しかったけど^^;日本ではブルースはそこまでメジャーじゃなかったけど影響は大きいのだとうれしかった。7曲目「Out In The Street」この曲も大好きな曲。クラレンス・クレモンズのソロがカッコよくてCDを聴いてるだけで吹いて表情や姿が浮かんで来る。8曲目「Crush On You」ここの7曲目〜9曲目の流れも鳥肌ものです。馬鹿騒ぎ系のロックンロール!9曲目「You Can Look (But You Better Not Touch)」この曲もアップテンポのライブ映えする曲。10曲目「I Wanna Marry You」ここで少し落ち着いたメロウで柔らかいナンバー。甘いラブソングです。11曲目「The River」イントロのブルースハープだけで涙腺が緩くなってしまう。自分にとっての1980年頃の風景が凄く浮かんで来る曲。いつ聴いてもホントに良い曲だと思える。時代の流れも何もかも関係なく感動できる。Disc 21曲目「Point Blank」2枚目のこの始まり方のカッコ良さは強烈です。静かにシブく歌うブルースがかっこ良過ぎる。1967年のリー・マービン主演の同じタイトルの映画に触発されたとか・・・2曲目「Cadillac Ranch」めちゃくちゃ好きな曲!軽快で明るくコミカルなナンバー!ライブでも舞台上も客席も異様に盛り上がる曲。3曲目「I'm A Rocker」この曲もコミカルでノリノリなナンバー。「俺は007の時計を持ってる」で始まる歌詞にはジェームスボンド、コロンボ、コジャックも出て来る。4曲目「Fade Away」再びしっとりとブルースの歌に浸る曲。日本盤のタイトルは「消え行く男」。男の失恋の曲です。5曲目「Stolen Car」この曲も静かで寂しい曲です。発売当時はあんまり好きじゃなかったのに、年を重ねて聴くと胸に沁みる。6曲目「Ramrod」ストレートなロックンロールナンバー。7曲目「The Price You Pay」この曲もめちゃ好きな曲。昔はそんなに好きじゃなかったのに。この曲のようなブルースのメロウなナンバーが無性に聴きたくなる事がある。8曲目「Drive All Night」このアルバムで一番じっとりとスローに聴かせる曲。9曲目「Wreck On The Highway」この曲はブートで聴いてから更に好きになった曲。聴いてるといつも胸が熱くなって来る。歌詞ももちろんそうだけど、ブルースの歌唱が凄く良い。Bruce Springsteenの「The River」のツアーのブート。The Riverのツアーのブートが出ないか、出ないかといろいろなブートレッグを扱ってる店を休みごとに回ったりしてました。そして、このツアーのブートで最初に手に入れたのがこのアルバム!後にもっと音が良く内容も良い物が出てきたけど、最初に聴き込んだこのブートへの思い入れは強い。梅田のはずれにあった「HOGG」で見つけたブートです。3枚組なので少し高かったけど、買って帰る時のワクワク感を今でも思い出す。セットリストBruce SpringsteenのLPのブートレッグの入ってる棚を見てたらこんなのも出て来た。本革のこの袋の中にピクチャー盤が3枚。これ、何だっけ?あとで聴いてみるけど。曲のタイトルはブルースのオリジナルにはないものばかりで、カバー曲を集めたものなのか?革の袋の中にレシートも入ってた^^;ワルツ堂のエスト1梅田店はメタルも充実してたし、ブートも高かったけど揃えてた。12500円かぁ・・・高いなぁ。1984年12月21日に買ってる。これを買った日の事はまったく覚えてない^^;ワルツ堂の近くにメタルの缶バッジやパッチとかTシャツ売ってる店もあってそこでもよく買い物したような記憶がある。でも、ブートと言えばHOGGかな。関西テレビの近くにあった頃にも良く行ったし、駅前ビルに移転してからもよく行ってた。LPコーナーのおっちゃんとも顔見知りになっていろいろ新譜やら7インチ、12インチやブートの情報を教えてもらったりしてた。OZZYとサバスに関しては言わなくても置いてくれてたりしたのを思い出す^^;レシートの写真載せようと思ったら容量オーバーで載せられなかった。明日、また載せます。
2015年01月04日
Bruce Springsteenがとうとうリマスター盤を発売しました!自分が好きなアーティストの中で頑なずっとリマスターしなかったのは中島みゆきさん、Bruce Springsteen、Kate Bushの3人。Kate Bushはいまだにリマスターしていくような感じはないけど、二度とないと思ってたライブ活動を初めたりしたのでリマスターもいずれありそう。中島みゆきさんもBOXでリマスター盤を発表。1st〜8thまでがBOX1 9枚目〜18thがBOX2それ以降も順次リマスターBOXを出してくれそうです。Bruce Springsteenは3rd「Born to Run」と4th「Darkness on the Edge of Town」だけデラックスボックス版を出した時にリマスターされています。今回のリマスターとは別らしいのですが、この2枚はそんなに変わりはないように思います。今度、じっくりLPと前のCDとリマスター盤を比べてみようと思ってます。1st「Greetings From Asbury Park, N.J.」と2nd「The Wild, The Innocent & The E Street Shuffle」に関しては違うアルバムを聴いてるかのような音の広がりです。この2枚に関してはあの音が好きだった人は意見が分かれそう。7枚目の「Born in the U.S.A.」までが今回のBOXに収録されてます。意外と「Born in the U.S.A.」のリマスター効果が凄い事に驚きです。自分が一番好きなアルバム「The River」は期待したほどではなかったけど、確実に音の曇りが取れたようになっています。バラード系の曲の方が効果がわかりやすかったします。「The River」に関してはリマスター盤をもっとじっくり聴き込むつもり。で、これも大好きなアルバム「Nebraska」音圧が上がっただけじゃなくギターの音もブルースの声もクリアになってヘッドフォンで聴くと真横で歌ってるかのような音です。このアルバムは1980年発売の2枚組のアルバム「The River」の次に発表されたアルバムです。どんなロックンロールなアルバムになるのかと期待してたら全曲弾き語りの静かなアルバム。意表を突かれたアルバムです。最初は「The River」のようなアルバムを望んでたけど聴き込む度に好きになったアルバム。日本盤のLPの歌詞カードを睨むように読みながら聴いてた頃を思い出す。悲しく虚しくなるけど、何度も聴いてしまうアルバムです。今回のリマスターでさらにブルースの細かい歌唱や息づかいなどが聞こえてきて感動が大きくなりました。「Tunnel of Love」まで今回リマスターしてほしかった。それから「Live/1975-85」も絶対にリマスターしてほしい。「Human Touch」「Lucky Town」からをBOX2にすれば良かったのに・・・1曲目「Nebraska」このアルバムに登場する人たちは犯罪を犯してしまった者たち、心の傷を抱えてる者、世の中を恨んでる者・・・この曲の歌詞なんて読む度に苦しくなる。やや無機質に歌うブルースの歌唱が余計に胸に痛い。2曲目「Atlantic City」この曲の男も世の中を歪んで見るようになってしまう寂しさを感じさせる曲です。凄く好きな曲です。3曲目「Mansion On The Hill」無条件に涙腺が反応してしまう曲です。静かで優しい中に何か胸を締め付ける冷たさを感じる。4曲目「Johnny 99」この曲も虚しい想いが残る。アメリカンニューシネマを観てるような言葉にできない苛立ちや寂しさを感じる曲です。5曲目「Highway Patrolman」警察官のジョーの弟フランキーはベトナム戦争から戻ってきてから問題ばかり起こしている。警察官のジョーは見て見ぬ振りをする事もあった。フランキーが大きな事件を起こしてしまいジョーは国境まで追いかけていく・・・6曲目「State Trooper」全てに行き詰まった若者の歌。重苦しい空気がリマスターでさらに深く感じられる。7曲目「Used Cars」この曲も大好きな曲。何げない日々の歌だけど主人公の貧しさが心を寒くして行くのを感じる。8曲目「Open All Night」曲調は明るめなロックンロールの弾き語り。仕事も夜勤に回され彼女と会う事すら支障が出るほど行き詰まった生活を嘆いている。9曲目「My Father's House」この曲を歌うブルースの声に鳥肌が立つ。あんまり聴かない曲だけど、久しぶりに聴くと曲の良さを改めて感じられる。10曲目「Reason To Believe」いろんな不条理や矛盾を歌ってる今回リマスター盤でこのアルバムを聴いて、一番胸に入って来る歌詞部分が違ってたりした。無性に「Racing In The Street」が聴きたくなってきた。
2014年12月29日
ブルース・スプリングスティーンの名盤ブートとしてずっと語り継がれてきたライブが何故か今ごろオフィシャル?でCD3枚組として登場!1978年〜1981年のブートは特にいろいろ買ってました。「Born in the USA」が大ヒットして日本でもブームのようになった時にちょっとだけ冷めてしまったけど(今から思えば「Born in the USA」は超名盤です)、初来日公演で感動して再び凄く聴くように・・・でも、ブートに関しては1985〜87あたりのはあんまり買わなかった。「Darkness On The Edge Of Town」「Nebraska」「The River」の3枚に思い入れが強過ぎたのかも知れないけど。このウィンターランドのブートは1978年12月14日公演の方がいろんな種類で出回ってたと思う。自分もジャケ違いで(違う内容だと思いライブの日にちも見ずに買った)2種類持ってます。LP3枚組でアナログからCDに焼いてないのでもうずっと聴いてないなぁ。そこでこのライブ盤の発売はうれしかった。12/14のと違うのかと確かめてみないと・・・。セットリスト同じだし・・・。でも発売がCBSじゃないので完璧なオフィシャル発売ではないと思う。今になってブートの名盤アゴラショーとか1975ロンドンのとか普通に最近発売されはじめたので、うれしいけど何か不思議な感じです。それだったら1981年5/7のストックホルムでのブート「Follow that dream」を是非!リマスターしてこんな形でCD3枚組で出してほしい。自分が持ってる中でこの「Follow that dream」が一番好きなブートかもしれない。「Winterland 15th December 1978」ほんとにリマスターされてて臨場感のある素晴らしい音です!そして生々しい音が更に興奮させてくれる。リマスターとか半信半疑で買ったから驚くほど良い音に感動しまくりです。輸入盤にしてはかなり値段も高かったし・・・。でも満足です。Disc 11曲目「Badlands」ラジオ放送されたライブなのでアナウンサーの解説やショーを始めるアナウンスから始まります。この曲から始まるライブはやっぱり興奮です!4th「Darkness on the Edge of Town」(1978年発売)の1曲目に収録。2曲目「Streets Of Fire」引き続きこの時点でのニューアルバム「Darkness on the Edge of Town」の8曲目のじっとりHEAVYなシブシブの曲!3曲目「Spirit In The Night」1st「Greetings From Asbury Park, N.J.」に収録されてるライブでは定番だった曲。spirit in the night (all night)」の掛け合いをブート聴きながらいつか出来る日を夢見てたのを思い出す。4曲目「Darkness On The Edge Of Town」4th「Darkness On The Edge Of Town」のラスト曲でタイトルナンバー。めっちゃくちゃ好きな曲です。街の外れの暗闇に未だにうずくまったままなのかも。5曲目「Factory」この曲も「Darkness On The Edge Of Town」に収録されてる曲。この時のライブアレンジが凄く好き。スタジオ盤の物悲しいバージョンも大好きだけど、ライブバージョンの生々しさは鳥肌です。6曲目「The Promised Land」「Darkness On The Edge Of Town」の6曲目。イントロのブルースハープだけで涙が出そうになる。「Darkness On The Edge Of Town」は超名曲のみで構成されてるので、どの曲がセットリストに入っても鳥肌です。クラレンス・クレモンズがこの曲を吹いてる顔が頭に自然と浮かんで来る。7曲目「Prove It All Night」この曲も「Darkness On The Edge Of Town」の9曲目に収録されてる名曲!何でこんなカッコいい曲ばかり書けるんだろと、今日聴いてて改めて思ってしまう。SAXソロも最高すぎる!8曲目「Racing In The Streets」この曲も「Darkness On The Edge Of Town」の5曲目に収録されてるバラード。じっくり向かい合って聴くとじわじわ感動が増して行くような曲です。9曲目「Thunder Road」ここでこの曲!このセットリストで来日公演してくれたら、この曲のイントロがここで流れ出すとおかしくなるくらい感動してしまいそうです。「♪Show a little faith! there's magic in the night! You ain't a beauty, but hey you're alright」ここの歌詞をまた叫びたい!10曲目「Jungleland」このセットリスト反則すぎるから・・・。「Born To Run」の中でだんとつに一番好きな曲。ライブでは10分越えの大作です。どの曲もかっこ良すぎる!Disc 21曲目「The Ties That Bind」CDケースに載ってる曲だと「Backstreets」ってなってるけど、間違いです。ここから間違いだらけなので、どうしてもブートに毛が生えたようなアルバムなのかと思える。音質は強烈に良いけど。この曲は5th「The River」の1枚目の1曲目に収録されてる大好きな曲。このライブの時点ではまだ「The River」はもちろん発売されていません。2曲目「MC」3曲目「Santa Claus is Comin to Town」クリスマス時期なので・・・。この曲はよく演奏してた印象がある。4曲目「The Fever」このCDの曲名がずれまくりでブルーススプリングスティーンを初心者だとタイトルを間違えて覚えてしまいそうです。Disc2の3曲目は「The Fever」です。5曲目「Fire」ライブでの定番曲。アルバムには未収録でシングルとして後に発売されました。6曲目「Candy's Room」「Darkness On The Edge Of Town」の4曲目に収録されてる曲。ハイハットの16刻みが流れ出しただけで鳥肌立つ。名曲すぎる。7曲目「Because The Night」パティスミスに1978年に提供した曲。ライブでは定番でした。8曲目「Point Blank」めっちゃくちゃ好きな曲!!この曲はこの時点では発売されていない5th「The River」に収録されてる超名曲です!全てがカッコいい曲です。9曲目「Mona」10曲目「She's The One」3rd「Born To Run」に収録されてる曲。11曲目「Backstreets」ここで「Backstreets」です。Disc2の1曲目が「Backstreets」になっていますが間違いです。この曲のライブバージョンを久しぶりに聴いたけど、やっぱりライブの方が良い!Disc 31曲目「Rosalita (Come Out Tonight)」この曲のライブ映像を観るために梅田のロック喫茶「キューピット」に入り浸ってた。この曲をリクエストすると10分以上独占出来てしまいます^^;あの頃はまだライブ映像なんてロック喫茶でも行かないと観られなかったので貴重だった。キューピットではOZZYやJudas、QUEENとかもリクエストして何杯もコーヒー飲んで店員のご機嫌取りしながら入り浸ってました^^;2曲目「Born to Run」やっぱりこの曲のイントロ聴くと胸躍る^^;今、宝塚で月組がやってる「PUCK」の再演の中でこの曲が使われなくなったのにはガッカリ。初演の時は歌詞は全く違うけど天海祐希さんがこの曲を歌ってました!3曲目「Detroit Medley Devil with the Blue Dress ON Good Golly Molly Miss Molly CC Rider」ロックロールのメドレー4曲目「10th Avenue Freeze-Out」LP3枚組のブートだとロックンロールメドレーまでしか入ってないのがほとんどでした。「Born To Run」の2曲目に収録5曲目「Raise Your Hand」6曲目「Quater to Three」このライブの映像も当時ロック喫茶で観てたように思う。この曲はキューピットにはなくて心斎橋ビートルズだったかな。こっちではジェスロタルをひたすらリクエスト¥¥;この頃はブート買うのは梅田HOGGとLPコーナーが中心だったと思う。ミナミにもブート扱ってる店がいくつかあったし、BigPinkとかの中古屋でもブートを扱ってる店もあったと思う。1978年12月14日のライブ裏ジャケ真っ黒なBOXにこの黄色い紙切れ一枚のバージョンこのブートを一番聴きまくった。「Follow that dream」見開きで二人の全身の写真も凄く良い!下までスキャナーで取れなかったけど。「Follow that dream」の見開き内側このブートのアートワーク最高です。同じくリバーのツアーのブートで有名なのは「Hungry Heart」ここのメーカーのブートは音が良い物が少なかったし好きじゃなかった。でも、最新ライブのブートをすぐに出してくれてたのでOZZYとかQUEENとかツアーが始まればまず、このメーカーが出してくれてた。写真を載せようと思ったら容量いっぱいだった・・・
2014年10月09日
2009年6月28日ロンドンのハイドパークでのライブのブルーレイ。「Working on a Dream Tour」発売は翌年の6月でした。新作の「High Hopes」を聴いてから、毎日ブルースのアルバムや映像作品、ブートなどを何か1作必ず聴いてます。「London Calling Live in Hyde Park」の事は確か前にも書いたように思うけど… 一応、改めて名作なので紹介だけ何ヶ所、泣いてしまったか数え切れない・・・・・1曲目「London Calling」 The Clashのカバー2曲目「Badlands」3曲目「Night」4曲目「She's the One」5曲目「Outlaw Pete」6曲目「Out in the Street」7曲目「Working on a Dream」8曲目「Seeds」9曲目「Johnny 99」10曲目「Youngstown」11曲目「Good Lovin」12曲目「Bobby Jean」13曲目「Trapped」14曲目「No Surrender」15曲目「Waitin' on a Sunny Day」16曲目「The Promised Land」17曲目「Racing in the Street」18曲目「Radio Nowhere」19曲目「Lonesome Day」20曲目「The Rising」21曲目「Born to Run」22曲目「Rosalita (Come Out Tonight)」23曲目「Hard Times (Come Again No More)」24曲目「Jungleland」25曲目「American Land」26曲目「Glory Days」27曲目「Dancing in the Dark」bonus1「The River」bonus2「Wrecking Ball」初期のアルバムからこの時点での最新アルバムまで万遍なくセットリストが組まれてる印象です。イントロで鳥肌立ちまくりだったのが「Jungleland」今回久しぶりにこのブルーレイを観て一番感動したのが「Johnny 99」バンドアレンジバージョンです。「Out in the Street」とボーナスの「The River」はいつ聴いても最高です。「Rosalita (Come Out Tonight)」は昔も今もライブで聴くと気分が高揚する。「The Promised Land」と「Racing in the Street」も名曲中の名曲。そして「The Rising」が入ってるのもうれしい。少し前に発売されたばかりの新作の「High Hopes」は絶対おすすめ!!!!!
2014年02月16日
ブルーススプリングスティーンの新作の初回プレスのみに付いてるボーナスDVD1984年に発売されて3000万枚を売ったあの「Born In The U.S.A.」の全曲を1曲目から全て再現するライブ。2013年6月30日ロンドンのクイーン・エリザベス・オリンピック・パークでブルースのコンサートが開催されてて、何の予告もなしにコンサートの半ばでいきなりこの企画を挟み込んだようです。新作の「ハイ・ホープス」も最高だったし、このボーナスDVDもほんとに素晴らしいから、買おうか悩んでる人は初回プレス限定だから早く買う方が良いと思う。これから初めてブルース・スプリングスティーンを聴き始めようかと思う人もこのアルバムと、このライブを観ればブルースの全てとは言わないけど、ブルースの良さが凄く分かると思う。そして一気にはまる可能性が高いんじゃないかな。自分はブルースの全アルバムの中でこの「Born In The U.S.A.」ってアルバムは特別に大好きって作品ではなかったけど、改めて全曲、ライブで聴いて、観てみてCDでアルバムを聴いてみると、凄い良いアルバムなんだと再認識させられた。「Darkness On The Edge Of Town」「The River」「Nebraska」「The Rising」の4枚が特に好きなアルバムだったけど「Born In The U.S.A.」も大好きになった。特に好きじゃないと言っても、当時よく聴いてたし、全曲完全に頭に入ってた。初来日公演も京都と大阪で観て、このアルバムからの曲で大盛り上がりしてたし…最初に観る時に画面に歌詞字幕を出して観たのも良かったと思う。各曲が訴えてる事などを思い出した。発売当時は歌詞カードとにらめっこで聴いてたけど、最近では流して聴いてただけだった・・・E Street Bandとの関係も観てるだけで何度も涙が溢れた。Steven Van ZandtやNils Lofgrenと今でも楽しそうに戯れるように演奏してる姿を観るだけでも何か泣けた。Clarence Clemonsが亡くなっていなくなってる舞台を観るのも悲しくなるけど、Clarence Clemonsの甥っ子のJake Clemonがブルースの横でSAXを吹いてるのを観るだけもまた泣ける。「BORN IN THE U.S.A」の歌詞は一度、じっくり読んでから聴いて欲しいと思う。全く違うように受け取ってる人がほんとに多いと思う。アメリカ賛美の歌ではないと言う事だけ・・・「死んだような生気のない町に生まれ 歩き始めるとすぐに蹴飛ばされた 最後には叩きのめされた犬のようになり 人生の半分を人目を盗んで 生きるようになる USAで生まれた 俺はUSAで生まれた」物語はこう始まります。この少年がこれからどう生きるのか聴いてほしい。客席の方まで降りて行き、みんなで心底音楽を楽しんでる姿に感動です。肩車されて必死にノッてる少女を見つけてピックを手渡してる所。こんな微笑ましい場面がブルースのライブで何度も観られる。Jake Clemonとの絡みは胸が熱くなる初来日当時よりも更にカッコ良くなってるブルースに感動ですこの光景はめちゃくちゃ楽しそうなのに、いつもうれしくて泣けてしまう「カモン!スティーブ!」ってだけでジーンとしてしまう。ブルースのお母さんと妹も引っ張り出しての「Dancing In The Dark」温かさに溢れたブルースのライブを再び、日本で観たい。一番よく聴いた「The River」全曲再現ライブとかだったら、ずっと泣いてしまってそうです。それにしてもこの「BORN IN THE U.S.A.」ってアルバム、めちゃくちゃ最高です!
2014年02月05日
ブルース・スプリングスティーンの17枚目のアルバムが発売になりました!アメリカ盤は3/5発売でしたが、日本盤発売まで待つ事にした。で、やっと手に入れた新作!最高です!もちろん全米、全英では1位を獲得!まったく人気が衰えない!現在15カ国で1位を取っている。凄い!それは、作品の質が落ちることなく昔からのファンも納得させる物を創り続けてるからだと思う。自分は「Darkness on the Edge of Town」を新譜で聴いてからずっと好きで聴いてます。1985年の来日も大阪と京都で観ました!あの感動は忘れられない。ブルースが出て来た瞬間の鳥肌は強烈でした!で、このアルバムも前作の「Working on a Dream」と同様に、それ以上に感動が大きかった。でもクラレンス・クレモンズが亡くなったショックは大きい・・・。「Land Of Hope And Dreams」は聴くと泣けてしまう。ブルースからThe Big Manに贈る言葉も泣ける。1曲目「We Take Care Of Our Own」重いドラムのリズムから始まって、いきなりワクワクさせてくれる。日本盤を買うのは訳詞をしっかり読みたいのも大きい。2曲目「Easy Money」カントリーブルースっぽいこの手のナンバーも大好きです!あ~日本に何で来ないんだろ・・・。ライブで聴きたい曲だらけのアルバムです。3曲目「Shackled And Drawn」この歌詞、何度も読んだけど鳥肌がおさまらないほど感動してます。4曲目「Jack Of All Trades」スローバラード。ブルースの歌唱は衰えることはないのだろうか・・・。こんな静かな曲を歌うブルースは若い頃よりも何倍も胸に沁みるように感じる。5曲目「Death To My Hometown」力強いアレンジとコーラスの怒りのナンバー。6曲目「This Depression」この曲、最初に聴いた時に歌詞もよく分からないのに心が震えた。頭で追いかけてた単語だけなのに泣けた。7曲目「Wrecking Ball」このタイトルナンバーはほんとに最高です!もう既に知ってる人が多い曲ですが、スタジオレコーディングではまた違った感動で素晴らしい!8曲目「You've Got It」ミディアムスローナンバー。9曲目「Rocky Ground」この曲は何もいう事がない。最高すぎます。こんな感じの曲って珍しい感じもするし、今までと変わらない気もするし・・・。これLIVEで聴くと泣けまくりだろうな・・・。ラップ、ゴスペル、ロックの融合のような曲です。10曲目「Land Of Hope And Dreams」そして、この曲・・・。これは泣けるでしょう・・。ブルースの歌、歌詞、アレンジ、演奏、そしてSAXソロ。全て最高です。ブルース・スプリングスティーンを聴いた事ない人にも是非、このアルバムからブルースデビューしてほしい!一生物の宝物になる曲が山のようにあるアーティストの1人です!11曲目「We Are Alive」ラスト曲はシンプルにアコギと歌で始まり、明るいカントリーアレンジの曲にシニカルな歌詞を抑え気味のボーカルで歌う。ボーナストラック12曲目「Swallowed Up (In The Belly Of The Whale)」重くDARKなナンバー。13曲目「American Land」この曲もブートなどで聴いた事がある人も多いかな。もし来日したらこの曲をラストに歌ってくれるだろうか・・・。「Magic」の時も来日するかと期待を膨らませてたのに実現せずに、がっかりだったから今回もあまり大きな期待はせずに待っていよう。今のブルースの歌を生で聴きたい!初来日の時のチケットとチケット購入整理券。整理券は記念に持っておきたかったから、もう一度並んでもう1枚もらった^^;
2012年03月26日
ブルース・スプリングスティーンの凄いBOXが出た! BOXの内容は1、「Darkness On The Edge Of Town(闇に吼える街)」の初デジタルリマスター盤2、「The Promise」とタイトルの付いた未発表曲21曲が2枚のCDに。3、 未発表映像が3枚のDVDに収録CD3枚とDVD3枚の超豪華BOXです。それで14700円って安すぎる!凄いお得です!更にBOXパッケージも驚くほど豪華です。ブルースが当時使ってた資料や歌詞や曲を書いてたノートを複写。ブルースのエッセイもあり、日本盤ブックレットには当時の関係者などの証言や解説付き。まず「Darkness On The Edge Of Town」のリマスターだけど、このリマスターだけ聴いた時点で買って良かったと思える音でした。The Lost Sessions Darkness On The Edge Of Town『The Promise』未発表の21曲も、ボツになったのが信じられないほどの名曲揃いでびっくりでした。たいがい、こういう企画の未発表曲は「こりゃボツだわ」って思える曲が何曲もあるのにここにはこのまま「Darkness On The Edge Of Town」に収録されてたとしても何の問題もないようなクオリティの高い楽曲ばかりです。Disc11曲目「Racing In The Street ('78)」本編CDにも同じタイトルの曲があるけどまったくの別バージョンです。このバージョンを初めて聞いてマジで震えた。めちゃ感動です。2曲目「Gotta Get That Feeling」Popで爽やかなナンバー。当時シングルヒットしたかも知れないと思える。3曲目「Outside Looking In」4曲目「Someday (We'll Be Together)」5曲目「One Way Street」6曲目「Because The Night」スタジオ盤も存在してたんだ・・・。ライブではお馴染み。7曲目「Wrong Side Of The Street」8曲目「The Brokenhearted」9曲目「Rendezvous」10曲目「Candy's Boy」「Candy's Room」の元になった曲のようです。Disc21曲目「Save My Love」2曲目「Ain't Good Enough For You」3曲目「Fire」4曲目「Spanish Eyes」5曲目「It's A Shame」6曲目「Come On (Let's Go Tonight)」「Factory」のメロディ。7曲目「Talk To Me」8曲目「The Little Things (My Baby Does)」9曲目「Breakaway」10曲目「The Promise」11曲目「City Of Night」「The Way」どの曲も「 Darkness On The Edge Of Town」「The River」に収録されててもおかしくない。良い曲だらけです。DVDは今から観るつもりです。1978年のツアーの映像やリハーサル映像もあるらしくワクワクです。ブートの汚い映像なら1978年、79年、80年の映像は持ってたけど今になって公式で発表されるとはビックリです!完全生産限定盤なので迷ってる人は早く買う事をおすすめします!ブックレットはこれでもかっ!ってくらいに豪華です!!
2010年12月14日
1985年のワールドツアーがほぼノーカットで収録されてるブートDVD。映像はプロショットで音も良好!この頃のライブでの主要曲はほとんど網羅されてる。こんなのを見てると早く来日してほしい想いが強くなる。1曲目「Born In The U,S,A」この曲が1曲目と決まってるツアーではなかった。ブルースのライブは毎回、曲の入れ替えが激しくてそれも楽しみのひとつでした。このツアーで来日した時も京都、大阪2日間観たけど、どの日もセットリストは違っていた。このDVDは画像も鮮明でオフィシャルで発売している物かと思ってしまうほど。50000人以上いそうな野外の会場でのライブ。2曲目「Badlands」この曲に続くのはテーマ的にはベタかも知れないけど凄くいい。3曲目「Out In The Street」この曲は「The River」のアルバムの中でベスト3に入るくらい好きな曲。舞台装置なんていらない本人とバンドのパフォーマンスだけで完璧な世界を創り上げる見本のようなライブです。派手な照明なんてなくてもじゅうぶん楽しめる。この曲はギターを肩にかけたままハンドマイクで歌うのがめちゃカッコいい!4曲目「Johnny 99」5曲目「Atlantic City」4曲目とこの曲はアルバム「Nebraska」からの曲で凄く好きな2曲。6曲目「Shut out the Light」この曲は1998年「Tracks」に初めて収録された曲。アコースティックナンバー。7曲目「The River」このイントロだけで未だにジーンとしてしまう。8曲目「Working On The Highway」7曲目まではしっとり系でここからは激しい曲。9曲目「Trapped」2003年「The Essential」にライブ音源で収録された曲。10曲目「Darlington County」このイントロをブルースが弾き出すと誰でものってしまう曲。11曲目「Glory Days」この時代のブルースの映像がここまで完全な形で観れる事がうれしい。できればリバーツアーの頃の完璧な映像も見たい。12曲目「The Promised Land」この曲も最高。京都府立体育館でこの曲を初めて生で聴いたときはめちゃ泣いてしまった。て言うか、あの時はどの曲でもおかしくなりそうなくらに感動してしまってた。13曲目「My Hometown」この曲もシングルカットしてヒットした曲。-----DISC2--------14曲目「Thunder Road」またこの曲も生で聴きたい。今度は歌詞を完璧に覚えてブルースがマイクを客席に向けた時は歌えるようにしとかないと・・・。ブルースかっこよすぎ!15曲目「Cover Me」来日の時はこの曲だけ照明での派手な演出があったように思う。イントロの部分だけなんだけど。16曲目「Dancing In The Dark」客席から1人女の子を引っぱり上げて一緒に踊る演出も良かった。この曲を初めてラジオか何かで聴いた時は好きじゃなかったのに生で聴いてから大好きになった曲。17曲目「Hungry Heart」この曲が出た頃からよく歌ってたので歌詞も完璧で来日の時も歌えた!1コーラス目をブルースがマイクを客席に向けて歌わせてから、2コーラス目から歌うのではなく本人がまた1コーラス目から歌うのもうれしかった。18曲目「Cadillac Ranch」むちゃくちゃ好きな曲!あ~生で聴きたい!19曲目「Downbound Train」このイントロ凄い好き。少し重めなリズムと歌に惹かれる。20曲目「I'm On Fire」この曲も有名曲。21曲目「Because The Night」この曲も最高!!この曲っていろんなバンドや人にパクられてると思う。・・・誰とは言わないけど。メロディーが同じようなものを良く耳にした。22曲目「Rosalita (Come Out Tonight)」1980年代にこの曲のライブ映像を観る為に梅田にあるROCK喫茶によく行った。この曲と「The River」だけ動くブルースが観れた。あれは何の映像だったんだろ?「TheRiver」の方は分かるんだけど。23曲目「Can't Help Falling In Love」エルヴィスプレスリーで有名な曲。24曲目「Born To Run」この曲また生で聴いたら泣くだろうな・・・。25曲目「Bobby Jean」24曲目からこの曲への繋がり最高。・・・・南三条・・・26曲目「Ramrod」とんでもなくカッコいい曲!今、オフィシャルサイトでこの曲の今のライブ映像が見れる!27曲目「Twist And Shout」28曲目「Rocking All Over The World」最近になってこのブートレッグを見つけて狂喜乱舞でした・・・・^^;3時間以上もあるこのDVDは宝物になる。オフィシャルでも映像は
2007年11月14日
Eストリートバンドと合体して再びレコーディングされたこの作品は想像以上にパワーに溢れた作品だった。なんかこんなブルースを聴くのは久しぶりな感じがしてうれしくなった。1曲目「Radio Nowhere」シングル発売された曲で既に全米全英とも1位を獲得している。このアルバムも全米全英で1位の座を他に許さない勢いで売れてる。この曲はアルバム聴く前に聴いてて初めて聴いた時に今度のブルースは違うってすぐに分かった。2曲目「You'll Be Coming Down」少しメロウでゆったりとした時間を感じる曲。3曲目「Livin' In The Future」これは凄い懐かしいブルースを感じてしまった。1970年代のブルースの感じもするし今のソウルフルなブルースも感じられる。4曲目「Your Own Worst Enemy」この曲、一発で気に入った曲。今までになかった感じもするし歌詞は意味深でいろんな風に受け取れる。5曲目「Gypsy Biker」この曲ライブで聴きたい!めちゃ盛り上がるだろうな・・・。途中からバンドサウンドになる所なんかライブで聴いたら泣きそうになると思う。6曲目「Girls In Their Summer Clothes」この曲も凄くいい!どの曲をシングルカットしても大ヒットしそうな曲ばかりで「Born In The U.S.A.」を初めて聴いた時の感じに似てる。7曲目「I'll Work For Your Love」このイントロもJunglelandっぽく始まるけどいきなりのブルースの声と同時にバンドサウンドへ!歌詞もいいよなぁ。8曲目「Magic」タイトルナンバーは落ち着いた感じで美しい音に乗せて重い歌詞を歌ってる。9曲目「Last To Die」この曲がダントツに一番好きな曲。楽曲も歌詞もアレンジも何もかも凄い。10曲目「Long Walk Home」9曲目とこの曲の流れが最高だしこの曲も凄い感動する。11曲目「Devil's Arcade」ラスト曲は感動的なゆったりとしたナンバー。哀しすぎる歌詞だけどブルースの歌唱は強く問いかける。12曲目「Terry's Song」この曲は隠しトラック扱いの曲。アンプラグド演奏でボーナストラックになるのかな。来日はあるのだろうか?大物が最近どんどん来日を決めているのでそろそろブルースも来てほしい。
2007年10月28日
前作から1年と言うブルースにしたら凄く早い新譜の発売。このアルバムはフォークアルバムです。カントリー、フォーク、デキシーランドジャズの要素たっぷりです。今まで聴いた事ないようなブルースの歌い方や歌い回しが聴ける。全曲ピート・シーガーのレパートリーで構成された珍しいアルバム。1曲目「Old Dan Tucker」いきなりバンジョーの気持ち良いイントロ。この音を聴いた瞬間にこのアルバムの匂いを感じ取る事ができた。バンジョーもフィドルもスパイス的に入ってるホーンセクションも良い!2曲目「Jesse James」この手のフォーク&カントリーを聴くのは久しぶりな感じ。高石ともやとザ・ナターシャーセブンを一時聴きまくってた頃を思い出す。この曲はフィドルソロがなんとも言えない気持ち良さ。ブルースの歌もいきいきと気持ち良さそう。3曲目「Mrs. McGrath」ストーリー仕立てになってるこの曲は誰かのヴァージョンか忘れたけど聴いた事がある曲だった。アイリッシュフォークな曲4曲目「O Mary Don't You Weep」有名な黒人霊歌の1曲らしい。この雰囲気も大好きです。気持ち良いスイングとブルースのノリのいい歌唱。5曲目「John Henry」モロにカントリーって曲。でもブルースの歌唱はROCKしてる。この歌もストーリーのようになってるので訳詞を見ながら聴くと余計に情景が浮かんで来たりしていい感じです。6曲目「Erie Canal」淋しげなフィドルとバンジョーの音でしわがれた声のブルースが乗るとそれだけで世界が出来上がってしまう。チューバも入って来て雰囲気を盛り上げる7曲目「Jacob's Ladder」ヤコブの梯子を登っている・・って言う繰り返しのこの曲は大きなノリのフォークソングで途中のホーンセクションソロが凄くかっこよく気持ち良い曲8曲目「My Oklahoma Home」バンジョーとフィドルが歌バックで弾き続けるようなカントリー!!って曲。ナターシャーセブンもまた聴きたくなってきた9曲目「Eyes On The Prize」重いテーマと重いサウンド。自由を求めて闘う運動の行進の時にも歌われたらしい。10曲目「Shenandoah」この曲は有名な曲。静かに厚いコーラスとブルースの熱い歌で淡々とストーリーを語る11曲目「Pay Me My Money Down」この曲もノリの良いフィドルとギターとバンジョーと小気味良いドラムで気持ち良くブルースが歌う。ホーンのソロも気持ち良いです!12曲目「We Shall Overcome」平和と平等と正義を勝ち取る労働運動等で歌われた曲らしい。プロテストソングで最も重要な曲らしいが、この曲は知らなかったな・・13曲目「Froggie Went A Courtin'」バンジョーと足踏みで始まるカントリー曲。こんなアルバムを出して来るとは予想もつかない感じだった。ブルースは自由に好きな音楽を楽しんでる。DVDと2枚組で発売されててDVDでも楽しそうなブルースのライブパフォーマンスが見れる。DVDを見てからCDを聴くともっとその場の雰囲気も感じられて楽しめた。
2006年06月03日
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