2002年03月22日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
パパは毎日夜の8時半過ぎにお仕事から帰ってくる。


パパは、お店に入ってくるなり
「タケノコご飯をもらいに行こう!」と言った。
近くに住んでいる親戚のおじさんがタケノコを盗んできて、おばさんがタケノコご飯をたくさん作ったらしい。

さっそくみんなでもらいに行った。
今年初のタケノコご飯だ。

部屋に帰ってくるなりパパが重箱に入ったタケノコご飯をムシャムシャ食べ始めた。
次女も一緒になって食べている。


夕食のおかずを作りながら私は考えていた。
私はまだタケノコご飯を一口しか食べていない。
パパは私の分として少しでも残しておいてくれるだろうか・・・?
普通に思いやりのある人だったら、きっと残しといてくれるだろう
でもパパは、あの義母の子供・・・。
かなり根性が悪いことを私は知っている。

夕食の支度が終わり、部屋へ戻ると・・・
案の定、重箱は空っぽだった・・・!

それでも私は落ち着いて、ひとこと
「全部食べちゃったんだー」と言ってみた。
どういう反応をするか楽しみだった。


「・・・ママミとマウが食べたんだぞ」

こともあろうに2歳の次女と9ヶ月の三女のせいにしやがった!
ここで私はキレた。

大人のくせに言い訳をしやがって、それも親のクくせに子供のせいにしやがって・・・!
こんなレベルの低い人間が私の夫なのか・・・と思うと悔し涙が出そうになったが、グッとこらえる。


「ずいぶんと思いやりのない人間なんだね」

するとパパは、
「そんなに食べたけりゃ、もっともらってきてやるよ」
と、呆れたような笑みを浮かべながら席を立とうとした。

マジ、最悪!
私がタケノコご飯を食べられなかったので怒ってると思ってるのだ。
呆れるのはこっちだ。
だから言ってやった。

「そこまで食べたかったら自分から残しといてって頼んでるよ」


パパの思いやりのなさを痛感した上に、どんどん言い訳をして自分の価値を下げているダンナに愛想をつかした日だった。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012年04月11日 01時33分23秒
コメント(7) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

okka-3

okka-3

コメント新着

ぷりたん@ 超ラッキー!(* ̄ー ̄) 今まで風イ谷に金出してた俺って超バカスww…
コースケ@ お、俺のおtmtmがぁ――!! もう、もう……なんも出まへぇーん!(TT…

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: