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先日、墨田区観光協会さまからのお誘いで雑誌の取材を受けました。「孫の力」という名前で、祖父母と孫の関係を基に、それを徹底して貫いているような内容。墨田区を特集するとのことで我が工場を選んでいただきました。このたび写真撮影をしていただいたのは、な、なんと。巨匠、立木義浩先生でした。登場するなり「あ、今日来たのは偽者ですから。気楽にいきましょ=」とめちゃくちゃフランク。楽しい方で、撮影も終始和やかに進みました。昔写真部だった父は当初思いっきり舞い上がって過呼吸になってましたがさすが立木先生。5分も経たない内に大笑いして話をしてました。しかしカメラを構えると一変。物凄いオーラを感じました。そしてめちゃくちゃカッコいい!最近いろんな方のご好意で取材をしていただく機会が増えております。露出が増えることで気を引き締めていかないと思いながらも確実に仕事への意識が上がってきている昨今です。しかし、一流にお会いすることは大変な覚悟が必要なのかと思い知らされたひと時でした。立木義浩先生ご一同ソトコト「孫の力」編集部の皆様墨田区観光協会&あゆちゃんみなさまありがとうございました。
2011.11.25
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工作機械は一通り目標を達成し、軌道に乗りつつあります。やはりそうなると、今まで最小限の家族経営を脱して、社員さんを入れたいということになりました。経理部長(嫁さん)に、社員の採用後の経費のシミュレーションをしてもらって経理上は大丈夫ではないか・・との確認をしたのが先週。今度は社員さんがうちで仕事をしていくことに生きがいを感じ、未来を描くことができるか、その絵を毎日描いています。来月は人材の確保先を回ってみたいと考えてます。
2011.11.19
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半年近くブログを更新せず、まことにご心配かけました。一週間に一度、一言でもいいから書かないとマズイな、と反省しております。何度か書くと思い立ったことはあるのでしたが、ネタが口外しかねるものだったり、あまりにマニアックだったりして公開やめちゃったり、はたまた折角書いたのに消しちゃったり(泣)そんなこんなで半年経っちゃいました。というわけでここ半年のご報告をしたいと思います。っていうか主だった報告は一つなのですが・・~マシニングセンターの導入2月末に、念願のマシニングセンターを導入しました♪導入を決めた柱の考え方は3つ。@フライス加工が金型製作でのボトルネックだったので、その改善(時間短縮)を目指して。@製品加工という枠で考えれば、ミーリング加工は避けて通れないから@マシニング導入後の新天地を見てみたいから他にも沢山の理由を出し、導入計画書も最終的に60ページ書き上げましたが、行き着くところはこの3点に集約されました。入念にこの工作機械の導入には、「ほしいな」と思い始めてから実に15年かかりました。長かったです。現在はCADCAMを使用せずに加工できる限界を実践しております。エクセルやメモ帳を駆使して、標準プログラムの作成や便利ジグの製作を行い、また中古機械店でツーリングを大人買いしたりして外堀が随分埋まってまいりました。そろそろ、3次元CADが欲しくなってきました。もう少し現状で頑張ってみたいと思っております。 ~配財プロジェクトおかげさまで活動開始から一年以上が経過しました。この配財プロジェクトは本ブログで何度もご報告しておりますので詳しいことは今回いたしません。メンバーはそれぞれが得意な分野を持ち寄り、会議で出る課題を仕事の合間にこなしております。また個々の才能が大変豊かで、ゴレンジャーみたい。この会議や作業に参加していると視野や能力が確実にアップしていくのが分かります。今更ながら凄いメンツが集まっております。今後どういう方向に行くか、本当に楽しみです。配財プロジェクトには一家で参加させていただいており最近はこのイベントを中心にスケジュールが回っていることが多い。チビドモもメンバーに大変可愛がってもらってます。感謝です。~京都幕末旅行10月初旬の連休に京都に行きました。日頃キャンプばかりでしたが、うちの3姉妹は最近みな頑張っているのでご褒美として行きました。今回のコンセプトは「幕末一色」有名な寺院や旧跡は修学旅行で必ず行くので、行かないことにしました。一日目は伏見を中心とした龍馬巡り。寺田屋をはじめ歩き回りました。二日目は志士の眠る墓や祇園、新撰組が屯所を構えた西本願寺をめぐりました。三日目は壬生寺や八木邸などの「新撰組」巡り。三条河原や酢屋にも行きました。面白いくらい3姉妹は喜び、べらべら喋り捲り、喧嘩しまくり、美味しいもの珍しいものを一杯食べて楽しみました。本当に楽しいひと時でした。
2011.10.30
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先日14日は、配財プロジェクト展での目玉の一つ工場見学がセットの万華鏡作りが行われました。大変な盛況ぶりで、店員10名のところ、12名もの方にご参加いただけました。見学企業は当社。金型製作とプレス加工についてのご説明をさせていただき、親子連れで参加してくれたちびっ子に実際に機械の操作をしてもらいました。最後は当社の配財に、カスタムな加工を施したアイテムをプレゼント。皆さんに大変喜んでいただきました。さて、この工場見学ワークショップ、第2弾はリブニット工場の見学です。リブニットとはなにか?・・・それは来てのお楽しみにしておきます。工場見学は通常、ビール工場や醤油工場など大手の企業で実施されているのをイメージされると思います。最近は工場見学も人々の関心が集まっているのかかなりポピュラーな観光の一つとなりましたが、とりわけ小さな企業の工場見学って機会がありません。しかし、身近にある製品って、かなりのウェイトで中小零細企業が生み出しているものなのです。私たち配財プロジェクトでは私たちの身近に存在する品物を作る、敷居が高くて遠い存在の中小零細企業の見学を万華鏡作りとセットでご提供しております。ぜひともご参加ください。※お申し込み詳細はチラシが右記URLからダウンロードできます。http://www.haizai.jp/file/pr110424_2.pdf日 時:5月21日(土)13:30~16:30(所要時間 約3時間)対 象:小学生以上~大人(小学3年生以下は保護者同伴) 各回10人費 用:¥3,000(ツアー+万華鏡材料含む)集 合:集合駅改札口(集合後すぐ出発しますので5分前までにご到着ください。)5月21日 リブニット工場コース地下鉄新宿線・半蔵門線住吉駅改札口集合 → リブニット工場見学 → 押上のWS会場へ電車で移動 → 万華鏡WS → 解散
2011.05.16
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大変なご無沙汰です。少しだけ気持ちに余裕が出てきましたので、ブログを書く気になりました。さて、昨年夏から参加してます、「配財プロジェクト」なのですが、5月に「すみだもの処」にてワークショップ&展示販売を行う運びとなりました。とはいうものの?配財プロジェクトとは一体何なのか?という方もいらっしゃると思いますので、ここで映像をお見せします。配財プロジェクトについての取り組みを先日の4月23日に行われたイベント「浅草ジャンクション」にてプレゼンさせていただいたものです。つまり・・そういうことです(笑)全くの手抜き案内ですがどうぞ宜しくお願いします~。配財プロジェクトhttp://www.haizai.jp/
2011.04.30
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昨晩は家に入るなり、むせ返るようなチョコの匂い・・・そうか!バレンタインデーか!疲れて帰るなり、あの匂いは拷問である。私はチョコドーナツ以外、ほぼ甘い物嫌い。嗅ぐだけで歯が痛くなってくる。我が家は私以外女、しかも三人娘はチョコあげたい盛りの年頃。クッキー焼いたり、チョコ湯せんしたりワーワーぎゃーぎゃーうるさい。しかもテレビ番組「鉄腕ダッシュ」では甘いものを食らう特集。おまけに男の俺が、チョコの包装を手伝わされ、「何袋できたか」の集計係やらされた。バレンタインデーあるのはいいが、もうそういうのに縁のない親父には放っておいて欲しい。
2011.02.14
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「すみだフリオコシ」会場となった浜野製作所2階。2月11日、雪が舞う一日となった「すみだフリオコシ」当日は沢山の方がお見えになり、大盛況のうちに幕を閉じました。昨年から何度かスタッフの皆さんが来て、日頃の作業映像を撮ったり、旋盤やフライス加工、手仕上の所作を見せたりと私や親父としては毎日何気なくやっていることなのですが、映像を見た方々は、目を輝かせ、口々に「面白かった、凄かった、よかった」と感想を述べていただきました。それは当然、映像製作の手腕によるもの、映像と音楽の組み合わせのテクニックで増幅されたものでしょう。だがそれにしても私たちが、箸の上げ下げと違わない日々の作業がこれほどまでに興業の題材になるとは思いもかけないことです。よく私は学校の帰り道、建設現場での大工さんの作業風景をみるために道草を食っていたことがあります。熟練職人の無駄のない動きは、「飽きない」というものを通り越し恍惚感さへ感じるものでした。それはなにかリズムのよう。精神を抑揚させたり、鎮めたりする音楽はそういった心地よい所作を表したものなのでしょう。今回の「すみだフリオコシ」はそういった意味で新しい町工場の価値を発見した試みとなったようです。鈴木一琥さん、高垣達郎さんほかスタッフの皆様に感謝したいと思います。…おまけ…先日廃棄処分となった8インチ4号パープレス機。当社のプレス機の中でも、機嫌を損ねると容赦なく説教する。私も以前この機械で、親指を削ぎました。これから鉄くずになる運命なのに、堂々とした立ち姿。いままで稼いでくれて有難う。
2011.02.13
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実は昨年からひょんなことで舞踏家とお知り合いになりました。いろんな話をするうちに墨田の工場とそこで働く人たちの動きを舞踏で表現できないか・・というアイデアを持っていると伺い、ご協力することと相成りました。機械や工具を操作する所作を、舞踏で表現するということです。どういうことか??と申しますと実際には私自身も全く想像が出来ません。どういう舞台となるのか、全然分かりません舞踏家は鈴木一琥さんと言う方です。やっぱり踊る人だけあって姿勢は綺麗だし、体脂肪率も数%じゃないかと言うほど締まってます。私とは大違い。で、結局のところ何が言いたいのか・・興味のある方は観に来てくだっさい、という話。舞台は墨田の雄、浜野製作所2階の作業場。私と浜野社長のブッチャケトークもあるそうです(俺しゃべれんのかな・・一杯ひっかけていくか・・)お申し込みはここからできます。今日の話ではもう既に定員あと9名ほどだとか。
2011.02.04
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昨日の反省。やはり毎日出来ることを精一杯やることに尽きる。焦ると焦る中で最善を生み出すように頭が回転するようである。焦りってのは、心身が疲れるが鍛錬のようなもので、それで問題が生じたときの対処スピードが、少しづつ増していくようである。自分より活発に、墨田の先頭に立って会社を切り盛りしている方々はきっとそうやって日々の難局を乗り越える体力をつけているんではないのか。そう考えるとHさんにしたってYさんにしたってFさんにしたって・・・すんごい人たちだなあ、と感心させられる。ほんとうにすごいわ、あの人たち。今日はようやく工作機械のための借入金の計算が終わった。今回の機械導入では、中小企業センターの先生方に随分バックアップして頂いている。それぞれの先生がその分野でのエキスパートだから、自分がやりたいことをとことんまで話せば、驚くほど細かいところ、ピンポイントの答えを出してくれる。なおかつ嬉しいことに、今回導入の工作機械と同機種がセンターに導入決定したようなので、心強い。必要なツーリングの選定、3次元CADの選定のアドバイスを先日頂き、それをもとに工具店に見積もり依頼。さっきファックスが届いたので資金調達計画書のツーリングの欄に記入し完成です。来週嫁さんに区役所や法務局に出向いてもらい、半ばには手続きが終わります。もう一つの懸案であった商品開発は、夜なべした甲斐もあって、猛スピードで絞り型が完成。明日トライして組み立て、実験です。実験の最中にワイヤーカットで今月末納期の金型の加工。実験終わって問題点が整理できたらもうひとつの順送り型の組み立て。その合間にイトッチの機械の設計と、見積もり。・・・ジェットコースターのような一日になりそうだが抜かりなくこなせたら何かご褒美期待したいと思います。少なくとも墨田のリーダー達の境地に少しでも近づけたらいいなと。
2011.02.03
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最近の時間の流れが速いのと、物事がなかなか進まないのとで、今年に入ってから相当イラついてます。昨年も考えてみれば年初はイラついてた記憶があります。そのイライラを回りに当り散らして、親父と大喧嘩したと思います。それで、イライラして周囲に険悪な雰囲気作るならのんびりやって和んだ方が会社も上手く回ると考え、そう急ぐのやめたんだと思います。しかーし、それで本当に良かったのか!考えてみればイラついてた理由は、今のこの時期と同様、時間の流れが速いくせに、物事が思い通りに進まなかったからではないのか。多分今年もそれなりに過ごせば、来年も同じ様に年初にイラつくことになるだろう。これはやはり、どうしても乗り越えねばならない壁ではないのか。そうなれば乗り越えなくては。何か見えないモノに試されている気がする。いや、試されているんだろう。壁の先には、きっと何か面白いものがあるはずである。
2011.02.02
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最近鏡を見たらかなり白髪が増えてきました。見かねてか嫁さんが白髪染めを買って来てくれるようになりたまに染めてます。それに加え、以前は夢中に仕事をこなしてましたが、ここのところルーティンワークが多くなってきて本当にやりたいことが、ルーティンワークの所為で出来なくなって来てます。問い合わせや、新規案件でも大型の商談が増えてきたように感じるし・・ここは以前から考えていた従業員確保を本格始動する潮時かと思い始めてきました。そうしないと体がもたない。そういうわけでTomorinさんに助けてもらって、従業員確保計画発動です。すみだ塾卒業のときに発表した計画では、2011年は従業員3名になってる予定だし。しかし、今月末にはマシニングが入りますし、新製品開発も中途半端、本業の金型製作も中々進まず・・まちプロ、配財プロジェクトもちゃんと参加できてない。やることが多すぎて困りました。しかし、一つ一つ着実にこなしていけるよう、頑張るしかありません。白髪どころか、500円禿げ出来なきゃいいが。精神的ケアもちゃんとやらねばな。でももし禿出来たら子どもに「にこチャンマーク」また書いてもらおう。
2011.01.31
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最近物事を進める中で、常に念頭に置くのが「作用と反作用」。それから「陰と陽」「表と裏」というように、対義語で物事、事象、仕事の流れなどを見るのが癖になっている。たとえば、今年に入って金型の受注量が増えてきて、それに伴い見積もり件数も増えているのだが、受注ができるだろう金型の価格を提示すると、赤字になってしまうのが当たり前になってきた。それだけ流通する金型の価格は下落しているようだ。だが、安いということが受注側に絶対的に悪い、ということを最近はすぐさま考えないようにしている。逆の発想をしてみると、金型価格の下落の中にチャンスが多く転がっていることに気づくのである。金型の下落は、当然お客様も分かっている。多分私よりもその先のお得意様との商談の中で金型費だけでなく、生産費や管理費の下落も痛感していることだし、見積もりを依頼する時点での「心の痛み」をもって、連絡をくれるに違いない。そうなれば、金型の機能を見直して最大限簡素化し、顧客の価格帯の要望に応える提案や、製品の使い道や品質の上限、堅実に売れる見込みのラインなどを聞き出してコンサルを含めた再検討価格を提示すれば、いつもは決まらない見積もりも必ず決まるようになって来ている。それは決して金型価格の下落をお客様と「痛み分け」する話ではなく、世の中の金型費、設備費で四苦八苦している業界に斬りこんでいけるヒントを同時に獲得するチャンスなのである。そうやって密に接していくと、いつの間にか顧客と製品を作り上げる「物語」が出来上がるのだが、本来「物語」には「作用と反作用」「陰と陽」「表と裏」「幸と不幸」があるから面白くなるのだ。ちなみに「愛情」の反対は「無関心」。無関心にされないよう、心しなければならないと肝に銘じている。 最近読んだ量子力学の本だが、内容が一割程度しか分からなかった(泣)だが科学者の発想ってすごいな・・と今更ながら感心したが、ふんだんに逆の発想が盛り込まれていて、そこに非常に感動した。
2011.01.21
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昨日は「まちプロ」3期生の歓迎会と新年会がありました。その前に時間があったので神保町へ本を買いに。書泉ブックセンターの5階に行き、化学系の本を見ていたら・・「な、なんじゃこりゃ=」脳髄にビビッときた本が平積みで置いてありました。もう買うしかない!と衝動買いです。早く中身をみたいなあ、と新年会の最中も、袋の中身をチラチラ見てました。するとそれを見ていた榎田師匠が、「あれ?それってipadのアプリである元素図鑑じゃん」「有名だよ。俺も持ってるもん」ええ!私が今日一番の発見だとニヤニヤしてたものなのに・・「ipadでDLすれば1900円位じゃなかったかな」えええ!本だと4000円近くしましたぜ=!ショックでした。だけど、本て電気食わないし、投げないけど投げても壊れないし。いいじゃないですか、ねえ。ちなみに三省堂書店に行くと、すみだ塾でお世話になってる我等が藻谷先生の著書が凄いことになってました。書店売り上げ第3位ですよ。すごい!
2011.01.11
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曳舟駅前に新しく出来た大型スーパー。スーパーというよりデパートだ。だが、ひどいことに全く使えない。服もろくなの売ってないし、文房具も買いたくならない。外観もセンス無く、国道16号現象のように周辺は郊外でよく見る似通った町並みになってしまう気がする。せっかく下町で、雑多なのが魅力なのに。さて、このスーパーの4階だかには本屋があるのだが、これもがっかりするほど使えない本屋である。だいたい特異なことがその店の生き残る術の基本条件だと言われて久しいのに、周囲の町の本屋と同じものしか置いてない。文庫本、漫画、実用本・・そういうのは腐るほど見かける。こういうの思い切って無くしてみて、今のこの辺の地域に必要な本だけに絞ったらどうなのかと、本当に呆れてしまう。機械関係の本、工場の本、お店を開くための本、地元特集の本など・・残念ながら上に挙げたものは一部しかないか、ほぼ無いも同然。今度店長にジカダンバンに行くこと計画してます。「もっとポジショニングしっかりしろよ」と。いや違うか、「俺の欲しい本もっと置けよ」のほうがいいか。
2011.01.06
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読書は中学2年の頃、「中卒東大一直線」というドラマのモデルになった磯村一家の話を知り、それがきっかけで好きになりました。高校時代は短期の肉体労働をするとほぼ全部本につぎ込み、神田神保町へは電車賃さえもケチり自転車で通って古本を買いに行ってました。喫茶店のさぼうるとか、牛丼の「たつ屋」とかそういうとこで買った本を斜め読みするのが至福のとき。思えばあの頃は好きな本ばかりを読んでいました。本って、いわば私の青春そのもの。最近は仕事の延長のための本ばかり読んでいるせいか、本を読むことにトキメキを感じなくなってきてます。そういうのって、良くないと思う。仕事に費やす時間が人生の殆どなのだから、せめて本くらい、好きな本を思い切り読みたいものです。だから今年は、好きな本を思い切り読もうと決心しました。宇宙、UFO、宇宙人、秘密のテクノロジー系、生物学、原子物理学、オカルト・・・嫁や子どもに「また父ちゃんそんな本読んで・・」なんて言われても、読むんだ!
2011.01.05
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当方ブログを気にかけていただいている皆様方昨年はツイッターの方に夢中になり、加えて仕事の方やらいろいろと忙しく、ブログを怠けていましたことお詫び申し上げます。さて、今年はどういう年になるかと予想しますと、大きく変化する年になると実感しております。長年思い描いていた念願の工作機械を導入、古くて使っていない機械は処分するということで設備を刷新することになるのですが、やろうとしている主要は自社のコアの技術をとことんまで突き詰め、業務の基幹を図太くすることであり、新しくもありません。むしろ塑性加工の限界をもっと深く掘り進めて、先人や今の人が疎かにしてきたチンマイことを全部知ってしまおうという試みなのです。新規機械の導入はふつう、その機械のもつ新規性を使って新規仕事を獲得し、営業力をつけるものでしょうが、時代は絶対そうではないです。新しい機械を入れれば新しい仕事が来てそれでまた何年かは潤う・・という考え方ではないのです。私の会社が長年生業とした仕事である金型製造業とは何か、金型とは実のところ何なのかをここ数年考えてきた結果、その金型の成り立ち、存在意義からして今後の会社の方向性そのものをもう一度見直す時期になっていると考えました。頭の中ではイメージがあるのですが、それを文章化できる域に至っておらず、また秘密の事も多く含まれるためになかなか説明しても歯抜け状態で伝わりません。その結果当社の行く末を案じてくださってる諸先輩方に「こんな時期に設備してどうすんだ」とお叱りばかり受けます。いや、やはり他者に説明して分かってもらえないというのは自分の中でビジョンが固まっていない証拠ですのでこの休み中にせめて計画書を書きあげて、仕事始めを迎えたい所存であります。ともかくも、これはすみだ塾四期生閉講式の際に発表した一五年計画の一環です。一年間の塾での成果は驚くばかりであり、自分で言うのもなんですがこの機械設備導入もその一五年計画にしっかり書かれておりました。思い立ったのと、もう計画されていたことがドンピシャリなんて、偶然なのかと一瞬思いましたが、やはりあの一年間は、今までになく全身で将来を考えた時期だったのですね。改めて諸先輩方や同期の面々はじめ、お世話いただいた諸兄に感謝したいです。それでは今年もよろしくお願いいたします。
2011.01.01
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ご無沙汰してます。新しいカメラで動画を作ってみました。試食会にご招待いただいたので、お礼に動画を作って店長にプレゼント。このたび楽天でも動画が貼れると言うので、貼っちゃいました。では映像の解説。キラキラ橘商店街入り口にある「爬虫類館分館」不思議なカフェです。日替わりでマスターが替わり、いろんな飲み物、食べ物が食せます。毎週月曜日は「東京スコーン」が営業。店内で紅茶とスコーンが楽しめるほか、持ち帰り販売もしていますのでぜひおいでください。お店情報は以下のアドレスで確認して下さい。http://blog.tokyoscone.com/
2010.12.14
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とうとうカメラ買っちゃいました。先日榎田師匠の補講を受けて、自分のカメラのスペックの低さにあらためて反省してしまいました。そこで思い切りLUMIXのGH1Kレンズキットを購入。「カメラ買って何するんだ」って?もちろん墨田のいいことを取り捲ってみますんですよ。いいことハンター隊 はコチラ。http://blog.canpan.info/tdcsumida/
2010.10.16
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お久しぶりですみません。ずっと更新せずにサボっておりました。さて、先日の日曜日、久しぶりに家族で出かけてきました。藝大でスカイツリーの絵の展覧会があり、うちの三人娘が出品したものも飾られているとのことなので出かけたわけです。行ってみて初めて気づきましたが、出品は子供達だけじゃなくって大人の方の凄い絵も沢山ありました。本当に力作ぞろいで、グレードの高さにスカイツリーが追いつきません。 実物はこんな感じ。そして我が家を代表して、三女の絵はこんな感じ。けっこういい線行ってたので、「来年はがんばれよ」と励ましました。
2010.10.12
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久しぶりにブログを更新です。忙しさにかまけて、なかなか筆が進まずにいました。すいません。墨田区観光協会で開催された「まち映像プロデューサー講座」(以下「まちプロ」)に参加して半年が過ぎようとしています。この半年の私の時間はこの「まちプロ」なしでは語れないほどに大きな変化をもたらしました。そもそも「まちプロ」とは、墨田で生活する、会社を経営している一般の人々を映像プロデューサーに育て上げ、映像コンテンツを通して企業や団体の魅力を発信していこうという活動です。現在2期生が修了式を迎え、映像数は30を超えるまでになりました。(そろそろ二期生の制作映像が、これに追加されます)最初は自社のPR映像が、講座を通して制作できればこんな安上がりなことはないという、いつもの貧乏性が参加の動機なのですが、PR映像って言うのは、その会社の魅力を掘り起こし、それを具象化する大変な作業なのです。私は日頃、いかに技術を高め、それを評価されて仕事につなげるかそればかりを追求していた20年間でしたので、会社の魅力を掘り起こすという作業は、まったく違う目線を生み出さなければならず、それはそれは大変でした。長年使っていなかった筋肉を、いきなり動かすようなものでしょうか。この講座で講師をつとめる榎田竜路先生の許(もと)、その鍛錬から始まり、一期生、二期生は見事映像を作り上げるに至りました。単にPR映像を作り上げるんじゃなく、映像を見た人の感覚を掴むものにする。技術を磨き、部品を作り、報酬によって評価されてきた町工場に新たな光を与える活動です。沢山の町工場がある墨田の親父達は、自分達がいかに優れたものを作っているかを、じつは未だに知らないでいます。映像を作って皆さんに観てもらうことで、「すごい、格好いい、クールだ」なんて言われたら、最初は驚き、戸惑うほどに心外なことです。人に認められるってのは、それだけ大きな喜びなのです。しかしそれがやがて自信となり、後継者問題など、町工場が抱える悩みに波及していくと信じて疑いません。これからスカイツリーが益々注目され、その地場である墨田がそれに伴って目に留まることでしょう。実際すでに沢山のムーヴメントがこの墨田に起こってます。その一つである「TokyoDownTownCool」の映像発信は、墨田の魅力をより一層伝えるための必須アイテムとなることでしょう。
2010.07.19
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昨日は地元のお祭。例年のように子供神輿を手伝いました。ひょんな拍子に前かがみで神輿を支えてしまい、腰をグキッ!ぎっくり腰をやっちまいました。そして今日は朝から接骨院へ。午前中マッサージと低周波、シップ。午後はもう一度低周波と、針灸。かなりの重症で置き鍼してサラシぐるぐる。工場に居ても、何も出来ず、座っているだけ。気持ちは元気なのに動けないのは、この上ない辛さです。明日はもう少し体が動くことを切望します。
2010.06.07
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プレス機械無事搬入しました。今回購入した機械類は・・・プレス機1台…プレス自動化用、大物絞り加工用送り装置2台…プレス自動化用金切鋸盤1台…鋼材切断用電子機器類…プレス自動化用ロール成形機…試作加工用サーキュラテーブル…金型製作用パンチフォーマー…金型製作用ハンドリフター…重量物運搬用パソコン…経理用などです。やっと、やっと念願の機械が入りました。とくにプレスの自動化設備は、一人一台持ちの単発加工しか出来なかった弊社にとって大きな飛躍となるものです。「やりたい、やりたい」と地団駄を踏んでいたことがこれから思いっきり、他社に頼らず、じっくり出来ます。これでガンガン稼ぎます。深ピーさんとウサギさん飼育にも行けます。にやり。
2010.05.28
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今日は「すみだ中小企業センター」へ機械を借りに行ってきました。機械を動かしながら、指導員のY巻先生を捉まえプレス機と自動化設備の導入のことを話すと、それを有効に使うための、色々な知恵を教えてもらいました。私があまりに嬉しそうに話すのが効いたのか、お互い機械を動かす手を止めてしまい、しばらく技術談義に華が咲いてしまいました。高価な設備をすることなく、機械屋さんの隅で眠っているような中古設備を使ってどれだけ現状の仕事内容を省力化したり、負担軽減を図るか。それとか、いきなり省力化を全自動して・・という高望みをせず、最初はその辺に転がっていそうなスイッチを使って簡単な省力化からはじまり、そして欲が出てきたらより高次な省力化を図っていく。弊社の場合も、いきなり高望みをして立ち行かなくなるより、新しく導入されるプレス機とNCフィーダーを先ずは使ってその便利さを噛み締め、「より省力化するにはどうしたらいいか」の欲望を常に出すよう心がけ、実践することだ、と教えられました。つまりそれが技術の発展。平凡を積み重ねることによる未踏の境地に繋がるということ。とかく皮算用して大きな将来像を見がちな私にとれば、Y巻先生の「地道な実践の積み重ねのススメ」はとても新鮮なものでした。実際は沢山の省力化具体例を聞かせてもらったのですが、そのどれも凡庸なものをうまく利用した「目からウロコ」モノの斬新なアイデアでした。さすが優秀な先生方が揃う「すみだ中小企業センター」です。今度は導入後の感想や驚きを手土産にして話の華を咲かせに行きたいと思います。
2010.05.25
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本当はマシニングセンターを導入することばっか考え、そちらの事業計画を推し進めていましたが、ここでプレス加工部門に設備してしまいますので、あわてて事業計画を書き上げました。とはいうものの、ある程度のひな形はすでに書き上げてますので、今日仕上げたものは償却の計画や、それを加味したプレス加工の単価出しなど実際に業務に直結した内容のもの。いろいろ隠れていた問題点が噴出してきましたが今まで金型がメインでやってきたのだし、前例とか通例とか馴れ合いとか、そういうものを切り離して考えてみると至る所に商機が見えてきました。また、コストばかりを考え、コスト削減が顧客のためとか新規を獲得するアイテムだとか、そういうのが当たり前になってますが、それを頭から全く消し去り、金型だけやっていた素人の感覚でプレス加工を見ると新境地が見えてくる気がしました。そして、多くの先輩方が過去に言っていた言葉が、不思議と脳裏に現れてくる。加工費の出し方だとか、仕事を請けるための最低ロット数だとか、やはり現場で苦労して勝ち取った感覚や、経験から得た格言ってのは、しっかり受け止めないといけませんね。明日は新規受注獲得の心構えや、売り込み方を捻出したいと思います。そういうわけで今日は帰ります。おやすみなさい。
2010.05.24
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先週は日立那珂の機械屋さんに2回も行ってきました。当社のプレス部門、すべて単発作業であり、自動量産加工ができません。そこで以前から材料を供給するための送り装置を探してました。プレス機本体などはネットで探せば出てくるのですが送り装置などはなかなか欲しいモノがなくって、いつもジレンマだったのです。けど、今回思い切って電話で問い合わせたところ、プレス機付属のものを外してでも売ってくれると言うことで、遠いですけど伺うことにしました。やはり機械ってのは、実際に見に行って状態や外観を確認するのは絶対必要ですね。また、お会いした社長様や専務さまの対応は、素晴らしいものでした。単に機械を売ろうとするのではなく、そこかしこに誠実さが見え、きめ細かく配慮をしていただきました。売り手、買い手という関係にとどまらず、それ以上のことを目指さないと、いけないんだなと教えられました。とっても気に入ってしまった機械屋さん、当初は予定になかったプレス機も説明を受けているうちに、当社のボトルネック解消だけでなく、さらなる販路拡大に貢献するとにらみ、導入を決めちゃいました。これにも欲しかった送り装置がついています。しかも前オーナーはこの機械でプラスチックシートや紙を抜いていただけに使用。すこぶる程度がいい!価格を聞いたら予算の範疇でしたし、さまざまなアフターケアもその機械屋さんが窓口になってくれるとの事。もやもやしていた心配事も一気に解消です。機械達は来週当社にやってきます。今はめちゃくちゃ楽しみで仕方ありません。有限会社 関東機械茨城県日立市東大沼町3丁目25番地6号 TEL 0294(34)0336http://www.kanto-kikai.com/used_machine/list1/index.html
2010.05.22
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久しぶりの更新。さて、ゴールデンウィークは、2日~4日までキャンプに行って来ました。キャンプの良いところは、とにかくお金をかけずに生きている感覚を取り戻せるところですね。自然の中で過ごすことで、自分が生き物であることを再確認できるのです。朝は空が明るくなってくると目が覚め、夜はどんなに頑張っても夜空に星が出てくると眠くなります。時計を見れば起床5時半、就寝8時半という生活になります。今回のキャンプは、相模湖のちょい先、さがさわキャンプ場にお世話になりました。大変古くからあるキャンプ場で利用者の多くはマナーがしっかり出来ており、不安になるほど水汲み場が少ないのにも関わらずまったく並ぶ気配も無い。トイレも皆さんきれいに使っています。夜も大騒ぎする輩もいませんし、撤収も素早い。利用者の方々に学ぶところが沢山ありました。自然をしっかり満喫しましたが、キャンプの心得も学ぶ良い休日でした。
2010.05.05
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ご無沙汰です。すいません。実は今めちゃくちゃに忙しく、ブログを書いたりする暇がありません。今日経理士さんがみえて、今期の事について話しました。うすうす知ってましたが、どうやらこのまま突き進むと、大幅な黒字の模様です。嬉しいです。事業計画で色々買おうと思っていたものを思いっきり導入するつもりです。ハンドリフター、ノコ盤、デジタルカム、フィーダー・・・あと、壊れた放電の修理や、スクラップ置き場の増設などなど・・もう「やるしかない!」というインスピレーションが働いたら動くべし!久米社長も言ってます。だから出物があったら教えてください。(関塾諸兄限定~♪)
2010.03.30
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先日「典型プロジェクト」の展示会に行ってきた。フロンティアすみだ塾からは多くの方が出品されていて、どれも輝いていてまぶしかった。これは伊藤バインダリーさんの、「ドローイングパッド」「上質メモブロック」の展示。これは柴田コンクリートさんのチャリンコ置き。驚いたのは発送用ダンボールと、全国配送料の紹介までされていたこと。ここまでやるとは至極大変だったと感心する反面、そのエネルギーに感動した。彼等は普段、製本業やコンクリート製造を生業としている中で、自社製品の企画・製作を成し遂げたわけである。彼等の格闘に、幸運にも触れる機会があり、それを見せてもらえたから分かったと言うこともあるけど、自社内で消費者向けに製品を製作できる能力を備えた会社だから、自社製品の開発がすんなり出来たという訳ではないとおもう。裁断、製本、そのほか様々に顧客のニーズに応えようと多くの技術と機械を備えた会社には、それに比例したご苦労がある。裁断だけをやる会社なら、裁断にまつわる諸々の心配を解消したり販路を開拓するだろう。つまり昨今の不況の中で、多くの問題を解決しようと奮闘しながらしかも自社製品という未知の領域でみごと作り上げたのである。まことに敬意を表したい。私の会社は現在、「資金潤沢化計画」の3年目であり、ようやくここで一気にそれを推し進めようと意気込んでいる。やりたいことは「ブランド戦略」も含め山積みである。早く早く「潤沢化計画」を軌道に乗せたい。そして私も、彼等の一員として自社製品を世に送り出したいと切に願う。
2010.03.17
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昨日の日曜日は嫁&子供が第九のコンサートに参加しましたので私は留守番してました。午前中は配管の清掃業者が来るのでその作業が終わるまで本を読んで待ってました。その後は工場に行き、親父担当の金型のフォローで加工を手伝い、お袋に食事をご馳走になって「笑点」で楽太郎が円楽襲名を知りました。8時近くになって帰宅。第九コンサートの興奮冷めやらぬ女性群の話を「ふーん、そう。へえ。」と聞き流しだけどそこで生返事だと「ちゃんと聞いてない!適当だ!(怒)」と言われるのでしっかり褒める。皆で恒例の「龍馬伝」鑑賞。相変わらずチビどもの質問攻め「暗殺ってなあに?」「龍馬は誰に殺されたの?」「佐奈さんは龍馬と結婚できたの?」「鎖国してるのに琢磨はどうしてロシアにいけたの?」私は幼い頃、よく母に質問したが、本当に適当なことを教わったので自分の子供にはちゃんと答えたいと日頃から心がけているのです。したがって質問に答えているとそのうち熱くなり、声が大きくなって結局、「もう!うるさくて(テレビが)聞こえない!(怒)」と怒られてしまった。とほほ。・・・・なんだか、せっかくの日曜日なのに大事に過ごしてません。いけません!
2010.03.01
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昨晩「ガイアの夜明け」をチラ見しました。中国の資本家が、ドバイの土地や物件に投資すると言うような、そんな話だったと思います。少しだけ見てて、中国への歴史観のギャップを感じてしまいました。よく「中国4千年の歴史」と例えられますけど、壊しては作り、壊しては作り・・という繰り返しの歴史であって、連綿と続いた歴史ではないことが分かりました。もちろん今の中国も新しいものであり、共産主義の中に資本主義のある、新しい流れが出来上がってます。物質的に豊かになった後に来るものは精神的な豊かさであるでしょう。これから日増しに増えてくる中国人観光客や、勢力を増す中国マネーに対抗する手段は日本の精神論をしっかり会得することにあるかと思います。日本のものづくりは、古くからある日本人の心と密接ですから。いくら物質が豊かになったところで金じゃ買えないものがあるのです。
2010.02.17
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今日は久しぶりにジョギングをしてきました。最近仲間が増え、三人で走っています。いつもコースは決めず、そのときの気分で目的地を考えます。仲間が「あの向島の美味しいラーメン屋さんに行きたい」というのでお店の前まで行き、「今度行きたいね」と言って帰りました。仕事がめちゃくちゃに忙しく、頭の中が混乱しているときほど「走ってすっきりしようよ」と誘われ、無心になって走ると気持ちが落ち着きます。やはりいいですね、運動って。今年は葉っぱ夫婦と、イトッチ誘ってマラソン初出場考えてます。
2010.02.05
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今日お袋が「すみだ塾の人が雑誌に出てるわよ」って見せてくれました。最近すみだ塾の乙女組(葉っぱちゃん、トモリン、アッコマン)が、テレビや雑誌によく出演されていて会社の取り組みや頑張っている姿が紹介されて嬉しい限りです。さて、うちには女の子が三人います。随分大きくなり、段々と多感な時期になってきます。地元で、そして自分の会社を盛り立てようと頑張る女性経営者の姿をいつも見せていることは、この多感な時期に最高の教育だと信じてます。子供は大人に近づくにつれ、自分の存在とは、生命とは、人生とは・・と、多くの問いを持つようになります。そんな時、いつも子供達に愛情を持って接してくださる乙女組の皆さんが仕事に奮闘し、それが評価されてメディアで紹介されるわけです。それだけで、私は子供達が、多くの問いに答えが必ずあると前向きに過ごしてくれると思う。うちの三姉妹は本当に恵まれていると、いつも嫁と話します。乙女組の皆様、これからも宜しくお願いします。
2010.01.30
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今年に入って、事業計画書を作成しています。今までしっかりした事業計画などしたことがなく、書いたとしても非常に独善的で骨組みがしっかりしてなくそのため何度も見返しては書き直し、時間の無駄を痛感しました。すみだ塾卒業時、プレゼンで発表した内容も非常にシンボリックな内容なのだから、本当はその後きちっと細分化して、具体的な事業計画書を作成する必要があったんです。ですからこのたび客観的に他者に見られても正当な評価を頂けるものを作ろうと考え、「事業計画書の書き方」のようなものをWebで探してそれに則って書き進めています。これは起業を目的としている人のために書かれていた内容です。つくづく、Webでは親切な人が多くて、いろんなことで助けてもらいます。私の場合は、業務の中の一部分を強化するための計画なのですが、想像力を働かせて、起業を目的とする内容を自分の都合に翻訳して利用します。世の中で常識的な計画書の書き方で進めていくといかに今まで自分本位で物事を進めていたかが分かってきて恥ずかしくなります。そして、書き方を統一して計画書を作成することで今後別の計画が出たときに何かと都合がいいと思います。完成したら、すみだ塾の仲間に見てもらって、いつもの屈託の無い意見を賜りたいと考えてます。
2010.01.23
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東京国際フォーラムで行われる「再生医学研究の最先端」というシンポジウムに申し込みました。IPS細胞とは、人工多能性幹細胞と訳され、何の細胞にもなれる能力を備えた細胞で、培養の方法で心臓にもなり、神経細胞、骨の細胞にもなることが出来、かつ生殖細胞がらみではないために、生命倫理の問題もクリアできるすぐれものです。京都大学の山中伸弥教授が、マウスを使って世界で初めて作られ、一躍世界の注目を浴びました。私もこのニュースを聞いて、嫁さんに「ふう~ん」と言われながら一人その喜びと興奮に浸っていました。新年になって最初に図書館に行ったときに嫁さんがこのチラシを発見。私がかつてIPS細胞を熱く語っているのを覚えていたらしく、「面白そうな企画があるわよ」と持ってきてくれました。早速新年早々申し込み、今日参加OKの返事が届きました。今年の初勉強、喜び勇んで行って参りやす。ちなみにフロンティアすみだ塾の講義は残念ながら欠席(組長聴講出来ずすいません)懇親会には有楽町からすっ飛んで帰り、参加しますんで許してください。
2010.01.12
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3日からやっている今年の大河ドラマはご存知の通り「龍馬伝」です。福山雅治が龍馬役ということでどんな風になるか少々不安だったのです。しかしどうでしょう。気軽には見られない緊迫感が常に感じられ、次回へ繋げる話の進展を保ちながらも毎回うまくまとめる製作陣の巧みさが伺える。主役の福山雅治は、格好つけてなくて体当たりの演技だし、岩崎弥太郎役の香川照之はじめ、脇役の演技やメイクは、土佐の泥臭さが匂ってくるほどに迫真さが飛び出してくる。三谷幸喜の「新撰組!」も最高に面白かったが、今回の龍馬伝もそれに劣らない出来になりそうなワクワク感があります。来週は龍馬がはじめて土佐を出て、江戸の千葉道場へ向かう話です。司馬遼太郎の「竜馬がいく」、武田鉄也の「おーい龍馬」とはちがった話になりそうで、今から楽しみです。
2010.01.11
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年末に自宅の湯沸かし器がクラッシュしました。冬場に湯沸かし器がクラッシュするのは本当に辛かった=。新年になってすぐにオリンピックに行き、買ってきまして、明日取り付け業者がやってくる算段になりましたが、丸2週間ほど、家の食器洗いは真水でやってました。こうなると、如何に湯沸かし器が有難いか、昔の人の水仕事の辛さとか身に凍みます。当たり前にある便利さが、突然なくなるっていうのは驚きですね。健康も然りなのかな、とも思いました。そういえば、師匠の処の職人さんが、ガンで闘病してましたが最近復活し、今日仕事の打ち合わせで弊社にいらしゃいました。人が変わったように、達観された様子。本人曰く「まあ、死ぬまでご機嫌とりながら付き合っていくしかねえんだよ」健康の大事さってのは、失ってから分かるものだとよく言われますが本当にその通りですね。しかしその分何かを得るんだと感じました。
2010.01.06
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新年あけましておめでとうございます。休みは皆様どう過ごされましたか?私は仕事のことをすっかり忘れ、大掃除もマジメにやって近場ですが色々出かけて、考え事も沢山できました。 今年はすみだ塾の閉校式で発表した15ヵ年計画のうち第一次三カ年計画の最後の年です。計画は大幅な修正をされつつも、そこそこ進んでいますのでヨシとしています。とにかく、日本における製造業はあと2~3年で大きく変化する必要があると妄想しています。東アジア、中国が日本の製造業以上のクオリティを輩出できるようになった現在、日本の役割は、それぞれのコア技術を土台にしたり深化させたり他の技術とフュージョンしたりしてより高次元の製造業を形成することだと考えます。プレス加工、メッキ、ゴム、プラ・・・全く異分野の産業に参入しようと無謀なことは選ばずに、自社の持ち味をしっかり認識して、それを使うのです。コア技術を基盤としてインフラを発明するとか、ムーヴメントを興すとか、アートの表現に使うとか・・そこまで出来なくても、「ここまでは誰もがやる」ところから一歩、2歩だけでも工夫を加えることを心がける。私はそれだけでも十分先に進むと信じてます。来年の私の第2次三カ年計画はまさにそういうことであり、簡単に言えば、3代にわたり継がれてきた長い金型製作業を踏み台にして高次元の製造業へ昇華させたいのです。つまりアジアの製造業に関わる人々から「さすが日本人」。そう言われる無名の一人になりたいです。そういうわけで今年も頑張ります!ばっちこい!カタストロフィ!しっかりと揺ぎ無い土台を作るため、この一年は気合を入れて突き進みたいと闘志を燃やしていますので皆々様、お世話をかけますが、なにとぞ「ツッコミ」宜しくお願いします。
2010.01.05
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ただいま夜の9時半。外では歳末恒例の火の用心が響いています。今年は一体どういう年だったのか、私なりに反省したいと思います。1)業績について1月から6月までは、過去と大した変化はなく、世間で言われているような落ち込みはなかった。だが7月から急激に悪化。とくに金型の製作依頼は皆無であり、お得意様に無理を言って更新型の製作や、金型修理をさせてもらって何とか凌ぐ。11月から徐々にプレス量産加工が出てきて、12月はペースが戻り、来年は何とか4月まで安定した受注が見込める様になった。今年も黒字を確実にします。2)種まきについてブランド戦略については停滞気味。だが積極的なアプローチを行うことが目に見えて有益だと肌で実感できた。すみだ塾の仲間の製本屋さんや、柴コンの葉っぱちゃんの影響もあってか、行動することが何より大事であると再認識。来年もこの意気込みを継続するつもり。3)15ヵ年計画について世界恐慌を理由にしてはいけないと思いつつも、今年は設備については動かないで良かったと痛感した。しかし来年はドカンと動き出すことを決意。プレス量産設備の増強をします。お得意様には「来年はやりますから、応援してください!」と振れまわってます。4)仕事以外の活動についていろいろ挑戦した年でした。どれも有意義なものでした。@都立橘高校での講義 (すみだ塾会長にお誘い受けて) 講義の難しさを痛感。本当に痛感。だいぶ凹んだ=(泣) @東京時代祭の坂本竜馬(リンタさんにお誘い・3回目) 最近はテレビで竜馬が沢山出ていますし、来年の大河は福山が「竜馬伝」やります。 私個人としては「仁」の竜馬が好きでした。 ともかく、パレードして大勢の人に手を振られるのは気持ちいいものです。@某テレビ局アナウンサー研修(深ピーさんにお誘い) テレビやラジオに出ている方と交流を持てたのは貴重な体験。 意外だったのは、宴席では普通の人だったところでした。(当たり前か!) 入社3年目の女子アナは二人とも超美人。会えて嬉しかった~(にやり)総括今年は今までの仕事生活では初めてなくらい大変な年でした。しかし、苦しみながらも前を進んでいる仲間に励まされ、暖かさに包まれた毎日が送れたことは、とても感謝したいです。そして苦境をどう乗り切るか、気構えが確実に育ちました。来年は逆に皆を励ますことが出来るような一年を歩みたいと決心しています。さて、今年も残すところあと5日。締まって行きましょう。
2009.12.26
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今朝起きるとクリスマスの贈り物がベランダに届いてました。毎年イブの夜は、サンタの苦労をねぎらい、ワインとチーズを用意します。その横に子供達は自分の欲しいモノを書いたメモを置き、期待を膨らまします。しかし大抵期待を裏切り、全く違うものが届けられます。今年は何だったのだろう・・・1)蕎麦うち用の麺棒と板2)鯛焼き用型3)サンドイッチ用の型でした。贈り物に何のメッセージが込められているか、それを考えるのが我が家のクリスマスの晩飯ですが、見事に三女が新型インフルになっちまいました。静かに静かに、皆でおかゆでメリークリスマス。
2009.12.25
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一度工場の外壁を塗ってもらってから交流が深くなったペンキ屋さん。この方最強の福の神です。足場も組まず、3階建ての家屋なら梯子でスルスルっとのぼり、ペンキを担いで塗り塗り。その分工務店に頼むより格安で、すごいときは半額ほどでしっかりと仕上げてくれます。もっとすごいのが、そのオジサンが遊びに来ると必ずと言ってよいほど大きな仕事が決まる。実は先月、家の外壁が汚くてペンキの塗り代え工事を考えていた仕事仲間がいたのでそのペンキ屋さんにお願いしました。したらば凄い!仕事仲間と我が社、久々の大仕事が入りました。我が社はこれで3月一杯まで安泰です。さて、福の神がいれば自然の摂理で貧乏神がいます。プレス屋サンなのですが、遊び癖がひどく、人に金を借りては競艇ですってしまいます。人の恩を仇で返す天然記念物モノの最悪な人物。その人と付き合うと、不良が出るわ、お客が夜逃げするわ、仕事が無くなるわ・・それはそれは見事な貧乏神です。イメージとしておじゃる丸の「貧ちゃん」。先日うちの前を通った際、親父が「おう!元気か?」と声をかけた所為で仕事が中だるみになってしまいました。「だから言ったろ!声すらもかけちゃいけないんだ!」親父をたしなめ、工場の周りに塩を撒きました。それでみなさん。仕事が欲しい、外壁を塗りたいと思ったときはぜひとも私にお声をかけてください。福の神紹介します(笑)貧乏神には注意!
2009.12.18
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先日入社3年目のアナウンサーが当社にいらっしゃいました。女性と男性一人ずつ。アナウンサー研修のため、唐突に町工場に送り込まれ、限られた時間内に取材をして、記事を組み立て、収録をする・・というものです。民家の中に工場があって、どういうものを作っているのか、はたまたどんな機械があり何をするものなのか、突然連れて行かれて「さあ取材をしろ」と言われても、私だったらパニックになって頭の中真っ白になるでしょう。金型やプレス加工など、技術立国ニッポンとか言っても、結構すみだの人でも知らない人多いですから、まして地方からいらっしゃればなおさらです。だけど其処は優秀な方々。それぞれが短い時間の中でスッと急所を掴み、起承転結のスムーズな流れを作って、番組を作っちゃいました。鹿児島からいらした女性アナは金型製作を通した苦労話などの、心に訴える番組を。松江からいらした男性アナは小さな町工場でも世の中に認知されている製品が作られている驚きを。視点は違いますが、それぞれがぐっと来る内容を作りました。まっことお見事でした。その晩は小村井の「からかさ」でイトッチの方で取材したアナウンサー方と合流し懇親会。アナウンサーのお話を沢山聞けて、最高の夜となりました。この機会を頂いた深ピーさんはじめ、A沼さんテレビ局の皆様、本当にありがとうございました。
2009.12.05
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実は最近、ブログを書く題材が見つかりません。見つからない、というよりも書くのが大変・・って言った方がいいかもしれない。いつもブログの題材は大体仕事中に思い浮かんで「よし、今日は○○について書こう」となるんですけど、最近は内容がヘビーになったり、うまく表現できなかったりするので、パソコンの「メモ帳」に書き込んで、要点をまとめてから公開しよう・・とすると、逆に非常に分かりにくく、何書いているのか分からなくなってしまうのですね。今日もそうやってブログに書き込もうと思ったら、あまりの長文になりしかもオチまで辿り着かず、やむなく消しました。がっくしただ、自社の緊急事業計画書を書いたり、来年の戦略を練り直したりやることは沢山あるので、しばらくそちらに専念するのもアリかなと思ったりしています。
2009.11.21
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先日「仕事は戻ってきたのか?」のタイトルで日記を書きました。景況が悪くなる前の状態に戻ってきたようだと言いました。だがここ数日の中で、そうではないような気がしてきました。景況が戻ってない、ということではありません。既存の流れが終わり、一度リセットされて再び動き出した・・そんな感じなのです。なんと言ったらいいのか、うまく言えませんが、既存のお客さんの方が殆ど動く気配が無くて、ご新規さんへの新しい対応に対し、思慮を重ねる日々なのです。ご新規さんへのアプローチは、今までの自分達のやりかたと随分変わってきてます。今までのお客さんの活気が戻ることに期待しているのではなく、つまり今までの自社のスタイルは内から見て発信するのが中心でしたのでそれを今一度しっかり「洗い直し」、お客目線というか、自社を外から見て、新たにスタイルを構築し自社の存在意義を確かなものにする・・それを急いでやる必要があるのかと。仕事の流れがリセットされ、これから益々新規の流れが押し寄せてきそうな気配がします。「流れを逃しちゃいけない」恐怖感がものすごく大きくなってきました。その流れに乗るために、自ら手本となって周囲の意識も変えていきながら新スタイルを立て直さなきゃならん。うまく説明できませんが、私の中に10年ごとに必ずやってくる台風がもう頭上に座しているのかも知れません。参考)私の中の10年の台風10歳:食中毒で入院19歳:腎臓病で入院、療養生活30歳:会社存亡の危機40歳:????
2009.11.13
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ここ一週間で2件、うちの近くのコンビニに強盗が入りました。しかも自社から300メートル圏内じゃないかと。なんか同一犯の様子ですね。自社の真ん前のコンビニは、いつも良くしてくれる知り合いなのでとっても心配です。「24時間が売りだから、店閉めるわけにも行かないモンね~」とは、おかみさんの話。これから年末にかけ、物騒なことが増えてきますね。みなさま、ご用心を!
2009.11.09
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東京時代祭に参加してきました。今年で3年目です。毎年リンタさんから声をかけていただきます。衣装をつけて、メークをして、こんな感じになっちまいました。左から西郷隆盛、勝海舟、坂本竜馬、大久保利通、山岡鉄舟。この日はとっても寒くて、出番までの待ち時間もとっても長く感じました。大久保さんと笑い話に花を咲かせていたら、髭取れちゃいましてメークさん探して付けてもらいました。ぷぷぷ。まあ何にせよ、とても楽しい一日で、終わったあとのお酒も美味しかったです。
2009.11.04
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先日兄から酒が送られてきました。出張で北海道に行ったのでそのお土産なのだと。兄は出張に行くと必ず酒を買ってきてくれますが、たまにアフリカとかインドとか行くと、すごい酒(コパトーンみたいな匂いのする)送ってきたりする。根性で飲んだりしますが、体臭が変わったりするので厳しい。でもでも、お土産は何でも嬉しい。酒、特に日本酒は大好物ですし、嫁さんも何より日本酒党。独身時代はよく呑みに行きました。或るときは 結婚祝いにと、嫁の職場の御仁に宴席で一升を振舞われたのですが、2人で一気にに飲み干してしまい、驚かれました。(そんなこといいか、言わなくて・・・)とにかく兄貴ありがとう。大事に飲むようにします。だけど多分、1週間で無くなるな・・
2009.10.30
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すみだ塾T会長から或る日電話がかかってきて、高校での講師のご依頼を受けました。すみだ塾ではこういう依頼や機会には「ハイかイエスで応えろ」と言われてますので、元気よく「やらせていただきます♪」と即答しました。だが、高校生相手に講師なんて初めてです。どういう話をしたらいいやら、何を用意したらいいんだか・・さっぱり分からず。しかし考えれば出てくるもの。いろんなことが思い浮かび「あれ話そう、これ話そう」と沸いてくる。2週間の準備、直前までのパワポ制作と仕事終了、製品開発のあとの30分を毎晩使って打ち込みました。そして当日。その日の講義は前座が私、真打が和龍園店長さんという順番でそれぞれ60分のお話をしました。内容は、私の高校生時代から30歳までの行動の変化を時代背景を交えながら話す内容。だけど、高校生にはちょっと取っ付きにくかったらしく、反応は・・・。ただ、こういう機会は本当に貴重なものです。やってよかったとつくづく感じましたし、機会を頂いたT会長、高校の先生方に感謝です。次回は11月10日。我がすみだ塾4期生女子チーム(tomorin,葉っぱ、マリリン)がしゃべります。こうご期待!今からでも参加駄目モトでお問い合わせを!********東京都立橘高校 特別公開講座(テーマ)夢の実現への道のり~勇気と希望を持って新たな一歩を踏み出すために~東京都立橘高校 電話03-3617-8311http://www.tachibana-h.metro.tokyo.jp
2009.10.29
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今週に来て以前の活気がかなり回復してきたようです。数ヶ月前に生産中止になった自動車部品が、なぜか復活するとのこと。また、3年ほど出ていなくて、金型の廃棄が決まっていた建築部品が急遽復活。他には金型による加工が出来るか否かの問い合わせ。工法転換がうまく行くかの相談。金型の有償修理の依頼や、作り直しを含めた再生産への対応。リーマンショック以前の流れに少し戻りつつあるような周囲の雰囲気。そして先ほどはお得意の社長が「だいぶ受注が戻ってきた。熱い問い合わせも多いし」と久しぶりの良い兆しを語って帰っていった。もしそれが本当なら、慌ててやらなければならないことがあります。それは、この一年間の自分や会社の行動についての自己評価と次に来るだろう受注の落ち込みに対し、安定した会社運航をするための方策作り。やりかけの合理化策、3Sの継続、ホームページや製品開発の続行、中断していた設備計画。景気が良くなって、そこそこ会社の運航が立ち直れば、「喉元過ぎれば熱さ忘るる」という大きな落とし穴がある。とにかく今までやってきたことが良し悪し問わず大きな宝ですので、大事にしたいです。
2009.10.22
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日曜日は自動機を動かしながらマンガを読破しました。宮本武蔵を描いた「バガボンド」、女刺客の物語「あずみ」など最近のマンガは非常によく出来ていて、つい引き込まれる作品ばかりです。この「GANTZ」という作品は、つい最近映画化が決定されるというのでYoutubeでアニメを観たのですが、非常にグロテスクで、理不尽。そしてにやりも少々。思いっきり地の底に落とされるような絶望感を与えておいてその中に少しずつ希望や光を与えるような作品でした。生きるのが精一杯で、死と常に隣りあわせで、油断すると絶望に足を掬われてしまいそうな戦争中などには絶対に売れないだろうな、という感想を持ちました。しかしこのマンガ、子供や嫁さんには到底見せられない。
2009.10.19
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工場の整理整頓の一環で近所のDIYショップに出かけました。ペンキを買おうと思ってコーナーに行くと、実際に塗ってある状態のサンプルが値札の横に飾ってありました。至極当然な気持ちで今まで見ていましたが、そのときは「こういう宣伝方法って、まことに大事なことだ」とえらく感心しました。普段初めてのお客さんとの接触の際には、自社で製作したサンプルを見せたりします。抜き・曲げ・絞り・コイニングなど、自分の会社で作った製品のレパートリーを提示し、図面上での打ち合わせや、口頭でのイメージ作りの材料には視覚に訴えるのが手っ取り早い。だが、部品屋という商売だと、見せたい部品は既存のお客さんの意匠である可能性が極めて高く、守秘義務上話すことすら難しい場合も多大にあります。金型製作業・プレス加工業において一番知って欲しいプロセスが、一番教えてはならないことなのです。しかしこれからもそういう姿勢であれば、決して今のシガラミというか、負の螺旋から抜け出せないのは必至であり、進歩のきっかけも逃すばかりです。では、どうするのか。同業者や異業種の部品屋の姿を観察していると大きなヒントが見えてきました。先日ある機械加工屋さんと話しました。自社の加工範囲を拡大のため増設したマシニングが、この不況のために全く稼動せず、しかも他の仕事も軒並み半減しいよいよマズイ状況だということ。しかし、自社は具体的にどう動こうとか、どんな対策で苦境を乗り切ろうだとかの話は一向に出てこない。世間で大勢を占める部品屋はお客から言われたものを作り納めるが、最近は世の中に出回ってないものだとか、極めて難しいものをお客と一体になって作り上げる気風がかなり無くなってしまったと断言できる。というか、零細の町工場にそういう分野を任せようとする世間の構造ではなくなったか、または冒険心が薄らいだのかと思う。最近来る仕事は図面を見ただけで工程が全て思い浮かぶものばかりだし、顧客もすぐに「見積もりください」とか「工程教えてください」と言う。図面が送られ「ええ!どうやってやるの?うう~ん」と一日も2日も考え込むものとか、「とりあえず型作ってみるか」「うまく行かなかったら次の方法を・・」なんて事が無い。だが、お客は絶対にチャレンジ精神旺盛な、レパートリーの多い町工場を求めている。「こういうもの出来ないかな?」と言うと、「ん?これ?」とヒョイっと出し、「そうそう、これ!これが欲しいんだよ」という、やり取りが欲しい。守秘義務を頑なに遵守し、商談の機会を失うばかりの金型・プレス屋とか、新規機械を入れても、サンプル作ったり挑戦したりせず電話を待っているような機械加工屋とか、もういい加減ヤバイです。結論を言うと、1)見せられないサンプルなら、それをステップとしてより高度なサンプルを作る。2)「これできないかな?」と言われ、似たようなサンプル・製作事例が無ければ、夜な夜な作る。3)「あそこに行けば困ったとき何とかなる」という社風をもう一度盛り立てる。「零細企業が生き残り、これから勝ち進みためには必要なことだ」と日頃言い聞かせているけれども、DIYショップで「はっ!」とさせられるのだから忘れちゃうんでしょうか。それか最近自社の仕事は、守りに入っているからなのかも知れない。とにかく明日からまた一週間が始まる。頑張ります。
2009.10.18
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