おじん0523のヒロ散歩

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2021.06.18
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カテゴリ: 藤沢市歴史散策
大庭城址公園の散策を続けた後、今日最後の7番「舟地蔵公園」へ。

4月30日(金) 16:57
大庭城址公園  さくらの園


大芝生広場の北側の遊歩道を進む
この辺りはサクラ並木


大芝生広場に聳える木々
大庭城址公園は、城址としての歴史性とともに緑の山として古くから住民に親しまれてきた公園
である。現在も周囲を多くの樹木に囲まれ、緑豊かな公園であるとともに公園の中央区域には多
くのサクラが植栽され、開花時期には花見客で大変賑わう



園内ではフジ棚や約110本のバラが植栽されたバラ園など四季折々の植物が楽しめ、藤沢市制50
周年記念として市民から足型を募集した足型の丘や、チビッ子冒険広場(遊具)、館址広場など
があり、藤沢市の広域避難場所にも指定されている


大芝生広場の北側にあるフジ棚


原始・古代の集落
この台地上には、縄文・弥生・古墳・奈良・平安時代など各時代の遺物が広く散布しており、大
庭城が築かれる以前から、人々の生活舞台となっていました。
これまで数回におよぶ部分的な発掘調査でも、縄文時代の集石遺構をはじめ、弥生時代後期から
古墳時代にかけての竪穴住居や方形周溝墓、さらに奈良・平安時代の竪穴住居などが、豊富な生
活用具(土器・石器・鉄製品・装飾具等)をともなって、数多く発見されています。
これらの貴重な資料は、特に弥生時代以降の人々が、東側の引地川や西側の小糸川流域に水田を



こちらのフジ棚も終盤


花柄も飛び散っている花房


大芝生広場の草もの伸び


17:04
休息広場から大芝生広場へこの木は?。



大庭城址公園から舟地蔵公園へ向かう途中、大庭城址の南斜面に竹林が広がる


土砂崩れを防止するための杭であろうか


舟地蔵公園近くの南入口にある「大庭城址公園案内図」
大庭城址公園案内図
この大庭城山は、古くは縄文時代、弥生時代、古墳時代から奈良・平安時代まで、引きつづいて
人々の生活舞台となり、中世の山城跡としても広く知られています。
藤沢では、大庭城山のこのような歴史性と、豊かな自然に留意し、これを市民の財産として残す
ために、公園とする計画をすすめました。
この公園は、西部開発事業の協力を得て、3.8haが提供され、その後、面積を11.8haにひろげ、
昭和53年度に総合公園として都市計画決定し、事業認可されたものです。
                  藤沢市役所公園課


南入口には駐輪場はあるが駐車場はない


南入口から坂道を上り館址広場へ


大庭城址の南入口から、県道43号線(藤沢厚木線)へ。
県道43号線の舟地蔵交差点脇に立つ幟「舟地蔵」


藤沢市指定重要文化財
  史跡 大庭の舟地蔵伝承地   平成31年2月1日指定
この地蔵尊は、台座が舟型となっていることから、「舟地蔵」と呼ばれている。
永正9年(1512)の夏、北条早雲(伊勢宗瑞)は鎌倉の扇谷上杉氏の居城であった大庭城を攻めたが、
北条軍と大庭城の間には引地川がつくった大きな沼があり、なかなか攻め入ることができなかっ
た。やがて、北条軍は、近くに住むボタ餅売りの老婆から、沼に引地川の水を取り入れている取
入口の堰を止めて、下流の堰を開けば水が干上がることを聞き出したうえ、口ふさぎとして老婆
を切り殺した。かくして、北条軍はようやく沼を越えて、大庭城を攻め落とすことができた、と
伝わる。この舟地蔵は、殺されたあわれな老婆を供養するために、土地の人々がのちに城の近く
に建てたという言い伝えがある。
舟地蔵が建てられた時期は後世(江戸時代)に降り、その後この地区の開発により、何回かの移転
を経て現在地に落ち着いた。この周辺が上杉・北条両軍の激戦の地であったこと、また引地川の
水が昔より周辺を潤していたことを今に伝える史跡である。
              藤沢市教育委員会

現在でも花や菓子などが供えてあり、土地の人達によって手厚く守られている

この地蔵の一番の特徴は、その台座が舟の形になっているところである。珍しい形ではあるが、
稀なものではなく、おそらく“無事に三途の川を渡れるように”という意味合いで作成されたもの
ではないかと考えられている


いろんな幟が立つ「疫病撲滅祈願」「交通安全」「交通安全御守護」


県道43号線の大庭橋(舟地蔵交差点)から小糸川の下流をのぞむ


舟地蔵は、舟地蔵交差点の北西に位置する
後方は、大庭城址の南入口


17:12
舟地蔵公園
所在地:神奈川県藤沢市大庭5143


公園内のMAP
入口に、緑の入口、花の入口、街角の入口と名前がつけられているのがオシャレであると


藤沢市立 舟地蔵公園
舟地蔵の名前の由来となった「舟地蔵」は、公園と道を挟んたところにある


花の入口の花壇に植えられていたネモフィラ、ムルチコーレ(クリサンセマム)


ネモフィラの全般的な花言葉:「どこでも成功」「可憐」「あなたを許す」。
ムルチコーレの花言葉:「高潔」「誠実」、誠実なあなたでいて。

ズームアップ


おおば 古今東西
           — 湘南大庭地区の歴史 ー
相模野台地の南端部、引地川流域の低地、南部の湘南砂丘から成り、台地上の広大な野原が
大庭の地名の由来とされます。かつては相模国高座郡に属していました。
石川の南鍛冶山遺跡から奈良~平安時代の大集落跡が発掘され、延長5年(927)の『延喜式』
に大庭神社、承平年間(931~38)の『和名抄』に大庭郷の名が見えます。
大庭景親は当地の有力武士で、治承4年(1180)の石橋山の合戦で、平家方の総大将として源
頼朝を破りました。大庭氏らが地盤とした大庭御厨は、12世紀初め~15世紀半ばに存続した
広大な伊勢神宮領で、その範囲は現在の藤沢市南半部から茅ヶ崎市全域に及びました。御厨
の名となった当地は大庭本郷と呼ばれ、城南に残る城の地名は在地武士の居館跡、小糸・台
谷・城の神明社は伊勢神宮の所領経営の拠点だったと考えられます。大庭城は、15世紀末の
扇谷上杉氏の居城で、永正9年(1512)北条早雲に攻め落とされました。現在城址公園に土塁
や空堀が残り、落城にまつわる舟地蔵の伝説も伝わっています。
江戸時代の大庭村は、折戸・稲荷・台・谷・入・小糸の6集落から成り、天保12年(1841)の
『新編相模国風土記稿』に家数171軒と記録されています。
明治34年(1901)からの県下初の耕地整理で、引地川流域の水田が整然とした姿に変わり、
昭和42年(1967)に始まった市の西部開発事業による宅地造成で旧観が一変。
昭和50年(1975)以降に湘南ライフタウンへの入居者で人口も急増しました。
       平成20年(2008)3月    藤沢市教育委員会

出会いの広場にシンボルツリーが聳える。
メタセコイアか?、根元の花壇にも多くの花が植えられている


公園内には多くの木々が植えられている


遊具広場の隅にパーゴラがありフジの木。
下にはベンチがあり、フジの開花時には家族連れが


ここも見頃は過ぎており残り少ない花房を探す


満開時を見てみたいものだが、タイミングが難しい


17:23
時間も遅くなり、今日はここまでとしてフジロード散策を終了して帰路につく


17:32
舟地蔵公園からの帰路にある、芙蓉カントリー俱楽部


No.15番 PAR4 のミドルコース


もう何年も前になるが一度プレーしたことがある、打ち下ろしのホール


あめのマンホール蓋
昭和45年(1970)に「市の花」に制定されたフジをデザイン化している。
フジの花ことばは「歓迎」


17:48
赤羽根地区の農業調整地域へ立ち寄る。
こちらの地域は住宅地での 浸水 軽減 しています!!
この辺りの田んぼ等は大雨が降った際に、雨水をためる機能を持っています。田んぼのような
遊水地(雨水をためる機能のある土地)は、雨水が川や下水道に一気に流れるのを防ぎます。
そのため遊水地を保全することで住宅地での浸水を軽減できます。
※ 遊水機能土地保全制度
   茅ヶ崎市では、公共下水道や河川の整備に加え、保水能力のある水田等の土地に対して
   補助金を交付しています。
制度の対象等
   土地の面積が500㎡以上で、保水能力が、概ね100㎡以上の土地の所有者に対して、
   申請受付期間は毎年7月1日から9月30日です。
   ※ 詳しくは担当までお問い合わせください。
          茅ヶ崎市 下水道河川部下水道河川建設課


左側に富士山が見えるのだが今日は雲に隠れ見えなかった


この辺りの田んぼは遊水地になるのであろう


17:50
田植えもこれから


帰宅時のバッテリー残量は余裕の70%、走行可能距離は60kmでした。
よって、今日の走行距離は、94-60=34km、歩行数は 4,800歩でした。
後日、引地川緑地から八部公園までの下流側フジロードを走る予定です。

                                        END





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最終更新日  2022.10.25 18:24:43
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