おじん0523のヒロ散歩

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2023.05.24
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カテゴリ: 日本100名城
山中城跡の「御馬場曲輪 → 岱埼(だいさき)出丸 → すり鉢曲輪」南エリアを散策。

4月13日(木) 14:15
整備された植込みの中に説明板。


出丸御馬場跡
山中城の出丸は、通称岱埼出丸と呼ばれ、標高五四七~五五七m、面積二万四〇〇㎡におよぶ
広大な曲輪であり、天正一七年(1588)、秀吉の小田原征伐に備え急ぎ増築された曲輪である。
ここは古くから御馬場跡と伝承され、土塁で東側と北側を守り、西側は深い空堀につづき、南
側は急峻な谷で囲まれた岱埼出丸最大の曲輪である。
曲輪内は、本丸と同様式の二段構築でつくられている。建物跡については確認されなかったが、
土塁上からは田方平野を眼下に見渡すことができ、出丸防衛上の拠点であったものと推定でき

     平成〇年〇月   文化庁、静岡県教育委員会、三島市教育委員会


出丸御馬場跡から富士の頂上を見る。


東方向の箱根の山。
出丸御馬場跡には四阿があり、二人の高齢のおばさん(マスク装着で?)が草を抜いていた。
いつ来ても山中城内は草が刈りとられ綺麗に整備されているが、三島市と造園業とが年間契約し
ているのであろうか。その中におばさん達も。


西方向に、出丸御馬場堀を見下ろす。


綺麗に整備された、出丸御馬場堀。


出丸御馬場堀
堀内に畝が検出されたことから、西櫓堀・西の丸堀と同様畝堀であったと考えられる。
畝の高さは、堀底から約二m、頂部の幅〇・六m、馬の背のように丸みを帯び、堀をさえぎる
ように堀の方向に直角に造り出し、ローム層を台形に掘り残して造られたものである。

は、平均九mにも及ぶ。
     平成九年十一月   文化庁、静岡県教育委員会、三島市教育委員会


南側の通路を、出丸御馬場堀から岱埼出丸へ向かう。
前方に、岱埼出丸の休憩所。


岱埼出丸横にあった説明板。


構築途中の曲輪跡

丘のように造られ、北側には土塁が積まれている。
遺構らしいものはそれだけであるが、尾根を削り成形しながらここに曲輪を構築すべく工事を
急いだ様子がうかがわれる。しかし、時間的に間に合わず、そのまま工事の途中で戦闘に突入
したものであろう。ここの整備にあたっては、当時のゆるやかな西側への下り傾斜を再現し、
構築途中の様子がしのばれるよう配慮した。
     平成十一年三月   文化庁、静岡県教育委員会、三島市教育委員会


表示板には、直進は、「 ← すり鉢曲輪跡」、右は「 休憩所 → 」。
前方上に、岱埼出丸の休憩所。


岱埼出丸のつつじも残念ながら開花前であった。


北側の土塁上のつつじも開花前。
富士はかすかに頂上が見えていた(露出を変更)。


先輩は、いつも散歩に来ているという地元の人と。
つつじの開花状況が判らないので「この方から開花状況を携帯で頂くのもよいか」と思ったが。


柴犬であったか?「むさし」。


すり鉢曲輪見張台
出丸の先端に位置するこの見張台は土塁上の一角をやや拡げて、土塁と兼用させたものである。
すり鉢曲輪南側の樹木を低くすることにより、三島・沼津方面から韮山城まで手に取るように
望見できる。見張台直下北側の平坦な部分が堀の跡で未調査ではあるが、試掘の結果、非常に
傾斜角が強く、この堀底から見張台までは八m以上もあり、武具をつけた敵がよじのぼること
は不可能な状況を呈していた。
     平成八年十二月   文化庁、静岡県教育委員会、三島市教育委員会


すり鉢曲輪見張台から愛鷹連山を望む。
下のバイパス沿いには新しくできた「ドラゴンキャッスル」。


カメラを下げると、斜面下には「岱埼出丸 一の堀」。


岱埼出丸「一の堀」
第九次発掘調査(昭和56年度)により検出された一の堀は、出丸全域を鉢巻のようにめぐるので
はなく、先端のすり鉢曲輪から西側の中腹を箱根旧街道の空堀まで続くものである。
第九次調査では、指定地内の約一五○mの間に、一七ヶ所の畝を確認することができた。完掘
された一の堀の第三区画はローム層を掘り下げて畝を残し、七〇度前後の傾斜角をもってたち
あがっている。したがって堀底からすり鉢曲輪の土塁までは、斜距離一八~二〇m前後の急峻
な勾配がつくわけである。
     平成八年十二月   文化庁、静岡県教育委員会、三島市教育委員会


ドラゴンキャッスルをズームアップ。


北東方向の、岱埼出丸 一の堀。
豊臣方の攻め方もこの急峻な斜面を登るのも大変であったろうと。


すり鉢曲輪見張台から東側の御馬場曲輪方向を望む。
岱埼出丸にはサクラの木が植えられており開花時も良いのではと。


芝に座り込みサクラの木を見上げる。
芝の中には黄色の花。


ズームアップ。


岱埼出丸から東方向の御馬場曲輪跡を見上げる。


御馬場北堀
御馬場の西側に構築された深い堀は、南は来光川上流に開いているが、北の部分はここの帯曲輪 
で堀留めとなっている。この西堀と対をなすかのように、堀の上幅八mの北堀が発掘の結果検出
された。この堀は北にのび、すり鉢曲輪から出丸の中腹をめぐる堀と直交するのではないかと推
定される。
北堀の復元については、未調査部分の中腹の堀が調査されてから検討することになっており、今
回の整備では堀の位置だけ示すにとどめた。いずれにしろ御馬場の西堀と北堀の両者で、出丸の
尾根を二分しようとする戦略上の意図が察知できる堀である。
     平成九年十一月   文化庁、静岡県教育委員会、三島市教育委員会


岱埼出丸からは傾斜地を上り御馬場曲輪跡へ。


山中城跡案内所駐車場。


14:40
山中城跡案内所を後にし帰路につく。
旧国道1号を下りバイパスへ。



所在地:静岡県三島市山中新田123-1
国道1号の山中城口交差点の右側にあるアスレチックタワーで、昨年(2022年)8月8日に新名所
としてグランドオープンした。


高さ18m、幅32mの六角柱の巨大なスポーツアトラクションタワー「ドラゴンキャッスル」は、
様々なアスレチックアトラクションを楽しめる施設で、高さ1mのKIDSコース、高さ3m、8m、
13mのアスレチックコース、高さ17mの展望デッキなど、全6階層のタワーである。


国道1号のバイパスから。


写真はネットから。
この後どうするのかわからないが年齢制限があるのであろう。


箱根峠交差点
新車のノートは、e-POWERで電気で駆動しているためエンジン音が静かで加速も速く三島側の
箱根路を上って来た。箱根峠は標高874m、正面に駒ヶ岳。


箱根峠からは下り坂で、アクセルを踏み離すと「回生ブレーキ」が作動して発電。


山肌にはヤマザクラが咲いていた。


箱根新道を下るが途中片側通行に。


前方は旧東海道の歩道橋。


箱根新道から西湘バイパスへ下り早川I.C。


15:20
橘料金所のETCゲートへ。


先輩の送迎でご自宅へ立ち寄ることに。


ここ二宮I.Cを出る。


今朝もこの先の交差点から来た。


国道1号二宮交差点にある浜端歩道橋。


先輩のご自宅に立ち寄り、国道1号二宮交差点へ戻ると渋滞するので裏道を走る。
大磯町の石神台の住宅街を下る遠く正面には相模湾が見えた。
この道は、今年2月27日(月)に松田町の河津桜を見に行くときに通った道である。


カーナビの案内で進む。


東海道本線の地下道を抜け国道1号に突き当り、国府新宿交差点を左折。


15:40
国道1号を東へ進みここ国府本郷交差点を右折して西湘バイパスへ進む。


16時過ぎには自宅へ到着、新車での初ドライブを終えた。
エンジン音も静かで燃費も良く、カーナビも新しくなったので多いにドライブをしたいが。
このドライブに同行した先輩も数日後に自宅の庭で転び圧迫骨折したとの連絡。
早い完治を祈願します!

                                        END





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最終更新日  2023.05.24 13:38:48
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