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2023年01月15日

令和5年初春文楽公演第2部義経千本桜その２　悲しい別れ

(18)

カテゴリ：私のすきなこと

昨日の夜から降り始めた雨は13時ごろまで降り続き、それからやっとコロは散歩に行くことができた。
散歩のあとはぐっすり眠れたようだ。
私は、ボランティア連絡会の会計を去年までしていたので、今年度の会計の人にやり方を教えに行った。

義経千本桜

文楽劇場のロビーにある鏡餅

小金吾討死の段（こきんごうちじにのだん）
内侍たちの一行を、源氏方の侍たちが見つけておいかけてくる。小金吾は大いに奮戦して敵方を蹴散らすが、多勢に無勢で、深手を負ってしまう。
内侍は「お前ひとりが頼り、一緒に逃げましょう」というのだが、小金吾は「どうせまた、敵方がやってくることでしょう。私ができるだけ相手をくいとめるので、奥方たちは今のうちに逃げてください、必ずあとから追いかけます。」という。
内侍と六代はやむなく、別れて先を急ぐ。
小金吾は、自分の命がもうないことを分かっているので、なんとか内侍たちを先にいかせた。そして彼女らを見送って、息絶えてしまう。
そこへ村の役をしている男たちが、源氏の侍に呼び出され「子連れの女と、前髪立ちの侍を見かけたら届け出るように」といわれて帰ってくる。そのうちの一人の鮨屋の弥左衛門（やざえもん）は道端で小金吾の死体を見つけ、かわいそうにと回向をしてやる。そしてその顔を見て何を思ったのか、その首を脇差で切り落とし、袋に隠して家への道をいそぐのであった。