Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2011/03/26
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カテゴリ: 各地のBAR巡り
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 すみません、東日本大震災からまだ2週間なのですが、そろそろ震災以外の話題をテーマにしても怒られないかなと信じてアップします。先月(2月)の話なので少し恐縮ですが、忘れないうちに高知でのBAR巡りについて、簡単にご報告を。

 今回まわったのは4軒。まずは前回 (2010年10月1日の日記) 行ったのと同じ 「バール・バッフォーネ」 で腹ごしらえ。再会した青野マスターとあれこれとお話しながら、美味しいワインと前菜盛り合わせを堪能した(2杯目でいただいたのは、なんと人生初めてのインド産のワイン。インドでワインが造られているとは驚き)。s-IMG_8276.jpg

 で、BAR巡りですが、今回は少々不作だった。3軒回ったうち、良かったと思ったのは1軒だけ。最初に行ったAというお店。老舗の一軒ということは聞いていたのだが、マスターは不在で女性が一人いただけ。カクテルを頼んだが、その出来は悲しいほど(おまけに、グラスの選択も誤った)。

 都会でも地方都市でも、これまで老舗BARを数多く訪ねたが、概ね評価は大きく分かれる。「期待通りで、もの凄く良い」か「老舗という看板が泣くような味と接客にがっかり」か、だ。今回のAという店はむろん後者になる。まぁ、長い間BAR巡りをしていると、こういうこともある。

 気を取り直して2軒目のBというお店に転戦する。今度は大阪のあるBARのマスターの紹介(推薦ではなく)なので、まず、大丈夫だろうと思った。しかし、その期待も裏切られた。フルーツ・カクテルがウリと聞いていたので、地元・高知の文旦のカクテルを頼んだ。

 カクテル自体はまぁ平均点の味わいだったのだが、出てきたお通しを見てびっくり。「和風ポトフ」なるものが出された。ここは居酒屋か? フルーツ・カクテルに和風ポトフを合わせるセンスに唖然である。マスターは合うと思っているのか? これなら、かわきもので充分だ。s-IMG_8275.jpg

 しかも、地方都市のBARにしては結構強気の値段設定とチャージだった。僕的に言えば、「少しぼられた」かなという印象。このBARはたぶん、「もう2度目はない」店に入るだろう。贅沢は言わないが、お通しを出すなら、客が頼んだ酒に合うものにしてほしい。

 で、再び気を取り直して、3軒目へ。帯屋町の飲み屋街からそう遠くない追手筋という場所にある 「Bar・POURER(ポアラー)」 写真左上&右 =というお店。オーセンティックで、落ち着いた雰囲気はまず合格点。

 店は繁盛していて、マスターは忙しそうだったが、出張で訪ねたという僕にも、気さくに話しかけて応対してくれる。ようやく心落ち着ける空間に出会えて、ひと安心。ウオッカ・トニックと余市のロックを頂いたが、お値段も普通のレベル。

 聞けばオープンは1985年というから、もう開業26年。マスターはどんなに忙しくても笑顔を絶やさず、すべての客に平等に対応している。常連でも一見でも同じ接客だ。繁盛している理由がわかる。「BARの善し悪しは結局のところ、マスターの全人格の反映である」と言った人がいたが、僕も同感である。

 「POURER」は最初の2軒とは違って、確実に「もう一度訪れたい店」として、僕のBARリストに入るだろう。

【Bar・POURER】 高知市追手筋1-8-21 プランタン・パート3・1F 電話088-822-3321 午後6時~午前1時 無休



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うらんかんろ

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汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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▼Bar UKでも愛用のBIRDYのグラスタオル。二度拭き不要でピカピカになる優れものです。値段は少々高めですが、値段に見合う価値有りです(Lサイズもありますが、ご家庭ではこのMサイズが使いやすいでしょう)。 ▼切り絵作家・成田一徹氏にとって「バー空間」と並び終生のテーマだったのは「故郷・神戸」。これはその集大成と言える本です(続編「新・神戸の残り香」もぜひ!)。
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