ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Sep 30, 2009
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カテゴリ: 映画、テレビ
 こないだ、「ひとつ屋根の下」というお題で衝動的に日記を書いてしまいましたが、懲りずにその続き。

 こちらアメリカや外国では、いい歳こいた大人でも、家賃節約のために同居人を募ることはよくあって、となると当然、映画やテレビでもそうゆう設定のものをよく見ます。ちょっとまとめてみようかと。

*****

 自分の同居人が実は殺人犯かもしれない、みたいな筋書きの恐怖映画がまず思い浮かびます。最近リメイクもされたヒッチコック監督映画「 下宿人 The Lodger」(1927年)とか、ブエノスアイレスを舞台にした「 アパートメント・ゼロ 」(1988年)、ブリヂット・フォンダ主演「 ルームメイト Single White Female」(1992年)とか。結局似たような筋ばかりかも。

 同居人たちのあいだに立ちはだかる言語や文化の壁という意味では、「 スパニッシュ・アパートメント L'Auberge Espagnole」(2002年フランスほか)ってのがありました。青春もの。



 しかし、「ひとつ屋根の下」といえば、やっぱりアメリカのテレビコメディ「 フレンヅ Friends」(1994-2004年)は外せません。六人もの男女が集まると、だいたいその中での恋愛に発展する人らがいたり、収入や趣味や生い立ちが異なるために友情に亀裂が走ったり、細かいとこも含めて現実的に描かれてると思います。
 個人的には、この番組、日本に住んでた頃からなんとなくは知ってましたが、アメリカに住むようになって一気にハマりました。国民的番組だし。

 一方、イギリス版「ひとつ屋根の下」と言えば、たぶんBBCドラマの「 ズィス・ライフ This Life」(1996-97年)。かなり重い内容だったと記憶してます。
 イギリス版「フレンズ」という意味では、「 カップリング Coupling」(2000-04年)というコメディもあって、大人になりきれてない男女六人がおバカなネタで盛り上がる点はフレンズそのもの。

*****

 以上、思わず熱く語ってしまいましたが、これらの映画/テレビって、なんてったって英語の勉強に最適だと思います。自分と同年齢ぐらいの人がフツーに日常で使ってる表現を学べるので、僕もかなり世話になりました。

 ま、さすがに今観ると、登場人物が自分よりずーっと若くて苦笑してしまいますが。


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最終更新日  Oct 2, 2009 10:15:32 AM
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