ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Dec 19, 2010
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「レレレのおじさん」

 近所の音楽愛好家に声をかけ、年忘れ呑み会を主催してみる。この時期、いろんな団体でいろんな呑み喰いが企画されるけれども、やはり気の合う友だちだけを集めて、楽器と酒を片手にテキトーに遊ぶのがいい。

 年末だし、気分的にメンデルスゾーンの弦楽八重奏を弾こうという話になってたものの、結局は六重奏で遊ぶ。この曲を弾くのは久しぶり。
 バイオリンはジャスティンとクリスティーン、ビオラはエドと僕、チェロはデイビッドとエレン。

 各ファーストの三人だけぢゃなく、セカンドの三人も実は意外においしい。裏メロだったり、煽り役だったり、テンポ維持係だったり、ほんと良くできてる曲だと痛感。

 2楽章の変奏曲は、旋律美に酔いしれるのもいいけれど、掛け合い、受け渡し、オクターブ/音階攻撃など、随所に潜むいろんな仕掛けを楽しみながら弾くのがいい。ニ短調とニ長調を行き来するのも要注意。

 エドと僕が真っ青になったのは、ビオラがいきなり裸になるとこ。ここ、どうあがいてもごまかせない。ニ長調、レとラの開放弦をしっとりとピアニッシモとかピアノで鳴らす。

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最終更新日  Dec 21, 2010 07:55:22 PM
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