ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Apr 17, 2013
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カテゴリ: 映画、テレビ
「仕立て屋の亭主」(評価:★★★★★ 満点五つ星)


 「幸福」というなんとも意味深な題名のフランス映画のDVDを鑑賞。てゆーか、この映画、いつかじっくりと観たいと思ってて、10年ぐらい?DVDを探し続けてたのだけれども、なかなか見つからない。アメリカでもカナダのケベック州市場でも。
 そしたら、日本語字幕版が出てることを発見。先月日本に行ったときに、即オトナ買い。


<あらすじ>
 二人の子どもとともに幸せに暮らしていた夫婦(木工職人の男と洋裁職人の女)。
 男が別の女にも惚れる。やがて妻にもその二股の事実を話す。妻は取り乱すこともなくその告白を聞き入れるが、直後に行方をくらます。



 あらすじを訊かれたなら上記のように15秒ぐらいで言い尽くせてしまうような単純な内容。
 「ふたりの女を同時に平等に愛することは可能」と言わんばかりのフランス男子。浮気を正当化しようとするなんて、おそらく当時はかなりの衝撃作だったに違いなく。
 それでも個人的には満点五つ星。映像がいー感じだし、なにより音楽の使いかたが独創的。モーツァルトのクラリネット五重奏曲と、かの隠れた名曲「アダージョとフーガK546ハ短調」。←原曲は二台ピアノ?






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最終更新日  Apr 19, 2013 07:19:04 PM
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