ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Mar 12, 2016
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カテゴリ: 映画、テレビ
「違いがわかる男」(評価 ★★☆☆☆ 二つ星)

 1950年代、米「ライフ」誌に勤める写真家が、当時無名の俳優ジェームズ・ディーンと出会い、親交を深めながら彼の写真を撮って雑誌に掲載しようと努める話。
 日本では現在公開ちゅう。http://dean.gaga.ne.jp/

<感想>
 惜しい。惜しすぎる。
 題材自体は非常に興味深い。せっかく写真家(てゆーか、英語で言うところの photojournalist)の、「一枚」を撮るためのこだわりと苦悩を描いてるはずなのに、結局はジェームスディーンの伝記映画と受け止められてしまっている。中途ハンパ。
 てか、今どき、わざわざJD氏の当時の素顔を知りたくて映画を観る人もいないだろうに。←プレスリーとかマリリンモンローとかに関する映画もそう。誰も観ないのではないか。
 実際、地味なジミー役俳優を起用したのは、その点わざとだったのかもしれない。あくまで主役は写真家のほうなわけで。
 演技力でいえば、ぼくはジミー役のほうが上手いと思った。主演俳優はイマイチ。もっと職人的な雰囲気を出してほしかった。数ある被写体のなかからJディーンを選びぬいた類まれな写真家なわけだし。勘の鋭い天才キャラのようにも見えなかった。
 睡魔に負けてウトウトしながら、そして多少早送りしながら鑑賞。ほんと、こうゆう有名すぎる昔の人をネタにした映画って、作るのも難しいんだろうけれど、観るのも難しい。





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最終更新日  Mar 13, 2016 05:50:36 AM
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