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2012.12.17
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カテゴリ: 生命科学

ヒアリング



今回、アピールしたのは、NMRに関する新しい技術提案です。

そもそも、NMRという構造生物学の手法は、学問としてはとてもおもしろく、やりがいのある研究手法で、しかも、ある程度専門を極めた研究者にとってはかなり万能の方法論であるという意識が強いです。万能感、これです。

しかし、出てくるデータのプレゼンテーション方法に、よい方法がない。しかたないので、グラフ表示したり、スペクトルにしたりします。

このグラフ表示というのと、スペクトルによるプレゼンテーションというのが、NMRの専門外の人に対する評判が、きわめて良くありません。そのあたりが、X線結晶学や電子顕微鏡といった他の構造生物学の手法に比べて、はるかに面白く、独自な情報が動的に取得できているにもかかわらず、予算申請などのときにアピールしない、という原因なのではないかと思います。

更に、構造生物学の研究成果はトップジャーナルなどで大きく脚光を浴びますが、その多くが上記手法によるものなので、構造生物学の分野外の生命科学者で、構造生物学に興味のある研究者たちも、「静的な構造」を用いた生命現象の説明というものに慣れてしまっています。動的構造、構造動態、平衡、コンフォメーショナルアンサンブルといった概念も、わかりやすいスナップショットにして提示しない限り、わかってはもらえない。

そういう問題点を、認識しながら、臨んだヒアリングでした。

ほぼぶっつけ本番で、時間内に納めるのがせいいっぱい、というプレゼンで下が、はてさて?

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最終更新日  2013.01.17 12:25:07 コメントを書く
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