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パパゴリラ! @ Re:老老介護の考え方(07/26) 病気が重篤になればなるほど、自宅での介…
Jun 9, 2026
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カテゴリ: カテゴリ未分類
日本のように島国と違って、他のアジアやヨーロッパ、中南米などどの大陸も複数の国が存在してて、その国境線と云うのは複雑なかたちをしてますね。

また砂漠の地形を利用した国境線や湖の中央を境界とする形態もあります。


自然の地形を利用してるのですから、そりゃあ国境線が複雑になるのは分かります。
他にもっと人為的な国境線もあります。
それは地形を利用した複雑に入り込んだ国境線ではなく、定規で一直栓に引いたような国境線なんですね。
それが中東やアフリカ諸国の国境線です。
砂漠だから目印になるものなくて、こうなった?
いえいえこれは
「他人」とは欧米のことです。
アフリカ大陸にはもともと多様な民族が共生し、それぞれが先祖代々、独自の文化を守りながら生活をしていました。
民族のトップたる族長や王はいましたが、彼らの使命は土地を守るよりも民族の生活と秩序を守ること。
中には定住せず、遊牧を行いながら生活を営む民族もいました。
彼らには「国境」という概念がなかったのです。
ところが大航海時代を迎えたヨーロッパの列強諸国が、新天地を求めアフリカに手を伸ばしたことで様相は一変します。
彼らはアフリカ大陸を「無主の地」と決めつけ、我先にと土地の奪い合いを始めたのです。
そうして1884年、アフリカ分割のきっかけとなった「ベルリン会議」が開催されます。

ベルリン会議は、ドイツの宰相ビスマルクの提唱により開催された会議で、イギリス、フランス、ドイツ、ベルギー、ポルトガルなど欧米14ヶ国が、「実効支配の原則」などアフリカ分割のルールを取り決めた会議です。

これには「早い者勝ちのルール」が取り決められ、ある地域を自国の領有と主張するには、単なる宣言だけでなく、実際に占領し、行政や軍隊などの統治機構を置いて有効に支配していることが国際法上必要と定められたのです。
これがアフリカの現地住民の意志や歴史的な民族分布を完全に無視し、欧米列強の都合のみでアフリカ分割が進む契機となったのですね。

これによりシリア、レバノン、アナトリア南部、イラクのモスル地区はフランスの勢力範囲に、イラクの大半とボスポラス・ダーダネルス海峡周辺、黒海東南沿岸のシリア南部ロシアの勢力範囲がイギリスの勢力範囲に取り決められたのです。
この協定で引かれた国境線はアフリカ同様、そこに住むアラブ人などの民族や宗教・宗派の分布を無視した恣意的なもので、後に中東各国が独立した後も、これが大きな火種となり地域情勢の不安定化を招く要因となってるのです。
さらにイギリスは映画「アラビアのロレンス」で描かれたように、同じ地域でアラブ人の独立国家建設を約束すると同時に、ユダヤ人の国家建設を支持した「3枚舌外交」を展開したため、問題の深刻さを決定づけてしまったのですね。
今日のイスラエル・パレスチナ問題の元凶となったのです。
イギリスやフランスはこれら植民地統治を行うにあたり、アフリカやアラブの民で全く違う人種や言語、階層、宗教、イデオロギー、経済的利害などに基づく対立、抗争を助長して、連帯性を弱め自国への矛先を逸らす手法「分割統治」を積極的に取り入れました。

しかしアフリカ諸国が独立して久しいのに、ナゼ現在に至るも国境線を合理的に引き直せないのでしょうか?
それはあまりにも多くの多様な部族がアフリカには存在することに起因してます。
云ってみれば、各部族ごとにひとつの国のような。
つまり国境の変更が、さらなる民族紛争や国家の崩壊を引き起こすリスクが極めて高いからです。
現在ある国境を少しでも動かそうとすると、それは他国との戦争や、国内での分離・独立運動の正当化につながります。
ある地域が独立すれば「自分たちも民族ごとに国を分けるべきだ」という主張が次々と噴出し、結果的に国がバラバラになってしまうため、どの政府も国境の再編に積極的になれないどころか、強く反対しているのです。
こう云うことで、今日のアラブやアフリカの悲劇は、19世紀~20世紀初頭にかけてのヨーロッパ列強による「領土分割ゲーム」が原因してるのですね。
いまは何くわぬ顔してこれらの諸国と交流してるイギリスやフランス。
しかし、その歴史的犯罪による被害が世界平和をいつまでも損なってるのです。





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Last updated  Jun 9, 2026 05:18:22 AM
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