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パパゴリラ! @ Re:老老介護の考え方(07/26) 病気が重篤になればなるほど、自宅での介…
Jul 5, 2026
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カテゴリ: カテゴリ未分類
イーロン・マスクが運営するスペースXの地球低軌道に数多くの小型人工衛星を網羅的に配置し、連携させることで地球全体を隙間なくカバーする通信ネットワークシステム「スターリンク」によって地球上ほぼ全域で衛星インターネットアクセスが可能になりましたね。

日本ではソフトバンク、au、ドコモ通信3社とも追加料金無しでスターリンクが利用できるようになりました。


このスターリンクは1万基を超える小型衛星で構成されてて地球全体をカバーしてますが、実際にサービスが提供されるのはスペースXからサービス提供のライセンスを取得した国に限られ、約45ヶ国がライセンスを持ってます。
このスターリンクのライセンスが取得できない国の筆頭がロシアです。
ウクライナ戦争に関連し、スターリンクはロシア国内やロシアが占領している地域ではロシア側端末を遮断する措置を講じてます。
そのためロシアの軍事的な通信が大きく阻害されているのですね。

同じように中国もライセンス取得しておらず、こちらはむしろ海外からの情報阻止のため中国政府がコントロールできない通信網の利用を禁じているからです。
政府の許可を得ずに利用すると、刑事罰に処せられます。

しかし、こんなに沢山の衛星を打ち上げて、地球の周りはゴミだらけになるのでは?
それでスペースXは今年度中に、高度550km を周回する約4,400基の衛星を高度480km まで引き下げることを計画してます。
これによって、老朽化し使えなくなった衛星の自然落下までの時間を大幅に短縮し、宇宙空間での衝突事故を減らすことを目論んでるのですね。
問題はこの衛星の耐用年数です。
いったいどれくらいの期間使い続けられるとお思いですか?
それが...たった5年なんです。
そのため第1世代から定期的に新しい衛星へ更新・廃棄が行われていて、もうこれで当分安泰は無いんですね。
中には太陽の磁気嵐影響で高度が下がり、数年で運用を終えて大気圏に突入する機体もあります。
約49年前に打ち上げられた「ボイジャー1号」が電力不足に悩まされながらも、今なを稼働して飛び続けてるのとは大違いです。
そのためスペースXは10年におよぶ計画の総コスト、設計・製造・打ち上げなどに100億$(約1兆6,200億円)も費やしてるのです。
つまり世界中でスターリンクが普及しても、常に更新のコストが重くのしかかり、いっこうに採算がとれないのですね。

2022年、アメリカのスターリンクユーザーが異変に気づきます。
急激に送受信速度が 落ちた のです。
これが加入者が急増した時期とピッタシ合ってたのです。

1万基の衛星を飛ばしても速度が出ない?
電波 を使ってたからです。
電波には帯域幅と云うものがあって、一定の帯域の中でしか通信ができません。
この限られた帯域にアクセスする利用者が多すぎてオーバーフローしてしまったのです。
いわば一車線しかない道路にそれまで数台の車しか走ってなかったのに、いきなり1,000台超の車が押し寄せたようなものです。
衛星を増やせば増やすほど、同じ帯域に衛星がひしめくことになります。
その結果は...電波は混雑するだけ。
道路を広げることは物理的に不可能。
車をどんだけ高性能にしても、車線の数は増えません。
しかもデータの需要は止まらないどころか、ますます増えるばかり。
この問題に回答を出した1企業があります。
それは...日本のNECです。
NECは電波ではなく、 に着目しました。
光通信の帯域幅は電波の10倍~100倍に達します。
しかも光は電波に比べてビームがとてつもなく細いので、点ポイントで通信拠点と結べるため、傍受や妨害が極めて困難なんです。
光通信においてNECの強みは、国際通信の約99%を担う海底ケーブル市場で世界トップクラスのシェア(約20~35%)を誇ることです。
いまや海底ケーブルでの通信は光ファイバを通した光通信なんですね。
NECは、深海8,000m の過酷な環境下で25年以上の稼働に耐える製造から敷設、保守までを一貫して手がけ、世界的な情報インフラを支えています。
NECが施設した海底ケーブルの総延長は地球11周分を超える45万km に達してるのです。
光通信を衛星通信に応用するアイディアはアメリカが一歩先んじました。
しかし、それをシステムに統合することができないでいます。
それに対してNECは1990年代からずっと宇宙で光通信を使うことに執着して研究を続けてきました。
まだ電波で充分だと世界中が考えてた時代からです。
そして光ファイバの代わりに、レーザービームで衛星間をつなぐことに成功したのですね。
秒速7km で飛ぶ相手にレーザーを正確に当て続ける、その執念が実り、2005年、OICETS(愛称「きらり」)が世界初の衛星間双方向光通信に成功しました。
世界が電波衛星の物量戦にあけくれる最中、昨年、「きらり」だいち4号とデータ中継衛星「JDRS-1」の間で光通信が実施されます。
その距離、約4万km 。
結果は...世界最速記録を出しました。
そして今年3月16日、NECは光通信衛星コンステレーション用ペイロードの設計完了を発表したのです。
このペイロードの処理能力は、数十基や数百基ではなく、数千基規模のメッシュネットワークを構築できるものです。
つまり数千基の光衛星群を統率する頭脳を最初の小さな1基に組み込んだのです。
この衛星は来年度中に地球周回軌道に打ち上げられます。

もちろんバックには日本政府がいます。
防衛省は今年度予算に「JDRS衛星コンステレーション構築」として262億円、「次期防衛通信衛星」の整備に280億円の予算配分しました。
つまり政府は光通信を通信インフラではなく、安全保障インフラと位置づけたと云うことです。





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Last updated  Jul 5, 2026 05:27:13 AM
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