Diane de Poitiers　に挑む

さて、今日はとても期待しているパムッカレ。

バスを降りた時背後で「ポン」と「グチャ」が混じりあった妙な音を聞いた。

ご一行様の一人、うら若き乙女がこれまた妙な顔でフリーズしている。

足をどかすと・・・・

なにか小動物(小鳥か蛙か)がペチャンコになっている。

うわーっ、やっちゃったのねぇ。

バスから降りる際の彼女の全体重がかかったのだろう。

怖くてよく見られないが、何かわからないくらいペチャンコだ。

気を取り直して。

駐車場から石灰棚まではかなり歩く。15分か20分くらいだろうか。

遺跡あり、やしの木あり、

ずんずん突き進んでいく。

白いところが見え始めた! ! !

あの、 白いお椀をたくさんくっつけた様 な 石灰棚にエメラルドグリーンのお湯 が入っている、 あの美しいパムッカレ はどこ!?!?

「皆さん、残念です。大型バスの振動で石灰棚は崩れる寸前です。

温泉は周辺にリゾート施設がたくさんできて枯れそうです」

! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! !

昔、パンフレットや旅の番組で見ていたあのパムッカレはもうない!?

水着を持ってって、温泉に入るなんてことはもはや不可能。

ここはかなり滑る。韓国人女性がすごい勢いで転んだ。

服はびしょびしょ。それにかなり痛そうだ。怪我してなければいいが。

棚と言えば、棚だが・・・イメージとはかなりギャップがある。

ぴーっ、 笛の音がした。

ここは立ち入り禁止。すみませーん。

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