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2022年01月08日
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カテゴリ: 映画&映像

久々に映画を見てきました。

「マトリックス・レザレクションズ」

昨日の午後、一息ついた時に「今日を逃すと、今月は映画を見る時間は取れそうにないな」

と急に思い立ち

友人に連絡したら、一緒に行くよ~、と言ってくれて

見に行ってきたのですが、行ってよかったです。

評価は、賛否両論、真っ二つに分かれるようですが

私は、単純に楽しめました。

新しいアクションや、これまで見たことのない映像や

劇的な展開を期待している人たちにとっては

期待外れだったかもしれませんが

私にとっては、これは、もうシンプルに、ネオとトリニティの愛の物語であって

それ以上でも以下でもなく。

それを見たかった人にとっては、十分満足なのです。

最初のマトリックス3部作の、しびれるようなかっこよさや

圧倒的な迫力はないものの

年を重ねた二人だからこそ、出すことができる表現の美しさがあって

ちょっと切なく、味わい深く。

ケアヌリーブスも素敵でしたが、トリニティ役のキャリー・アンモス

若い頃は、クールで超かっこいい女性でしたが

今回、美しく年を重ねた、彼女の知性や穏やかさが滲み出ていて

素敵だなあと。

この映画の中で

ケアヌリーブス演じる、トーマス・アンダーソンは

マトリックスという世界的なヒットとなったゲームを作り

今は、ゲームと現実との区別がつかなくなってしまう精神的な病を抱えている人、として描かれるわけですが

それこそが、マトリックスで見せられている仮想現実でありなんやかんやあって、結局、彼は、また赤いピルを飲んで

マトリックスのポッドから目覚めるわけです。

だから、映画の最初のしばらくの間は、私たち見ている観客も何が真実なのか、わからないようになっていて

そこから彼の目覚めのプロセスまで、一気に引き込まれてゆくのですが

面白かったのは、彼がネオとして目覚めた後も

以前の、いわゆる「The One 」としてのオーラみたいなものはなくて

まるで、今の若者についていけてない過去の中年スターのような雰囲気。

目覚めたものの、自分の力もまだよくわかっていない感じで

事はどんどん進んでゆくんですね。
(今回はほとんど、彼自身が戦うシーンが少なく
銃弾をブロックしているぐらいのシーンしか印象がない)

最後、ネオとトリニティが、二人で、ビルから飛ぶのですが

ネオの方は、飛んでは見たものの、最初は飛ぶことができず

「え?トリニティ、君は飛べたの?』みたいな表情とか、面白い。

レザレクションズ、と複数形になっているところを見ると

二人ともなんですが

「え~、実は、トリニティがThe One だったの~?」

と一瞬、思わせるような映像でした。

ネオが、バックスや他の人から話を聞き赤いピルを飲んで、ポッドから目覚めたのに対し

トリニティは、ネオに出会い、何度か表面的に話をしただけで
直感で目覚めてしまう
(ポッドからの脱出計画は、みんなの作戦だけど)

そのあたりも、女性本来の感性の高さを描いているのかなあと。

きっと、なんのこっちゃわからない難解なストーリーだろうけど雰囲気だけでも、と映画館に行ったのですが、

ストーリーは、以前の3部作のストーリーを理解していれば今回は、予想していたより、分かりやすかったです。

(もちろん、前作3作を見ていた方が楽しめますが
今、改めて全てを見なくても、あらすじが書いてあるサイトは
たくさんあるので、さっと検索すればOKかと)

映画の途中、なぜ、エージェント・スミスは、

精神分析医を攻撃して、ネオとトリニティを助けたのか?という疑問は湧いたのですが

後から、調べて見ると、 こちらのサイト ​に

「精神分析医は、前回、ネオとトリニティを死から蘇らせ

それと同時に(ネオと対としての存在である)スミスも生き返ることになり

精神分析医は、スミスを、ネオをマトリックスに留めておくための監視役として

プログラミングしていた。

そして、今回、ネオがマトリックスから目覚めたことで

スミス自身もそのプログラムから自由になり

その自由を守るために、ネオたちを助けた」という事が書かれてありました。

なるほどな~と。

このサイトの他の記事もざっと読みましたが

マトリックス5の可能性、などまで書かれてあって

面白かったです。

マトリックス3部作は、これまで何度も見ましたが

久々に、またマトリックスの第1作目の映画を見たくなりました。

やっぱり、第1作目が一番好きです。

最初のマトリックスが1999年だそうですから

そこから23年も経つのですね。

マトリックス世代である私と同年代の人たちは

このマトリックス4にワクワクされた方多いんじゃないかなあと。


この映画の中で描かれていっる「機械、対、人間」という構図、
今、様々な仕事が、AIに取って変わろうとしていて
1999年当時には、想像もしていなかった世界が
今、私たちに、よりリアルなものとして感じられると同時に
このマトリックス4では
人間と心を通わせる事ができる機械が登場していたのも
希望を見出せる感じで、よかったです。

私にとって、最初のマトリックスの映画を見たときに

何が強烈に印象が残ったのって

もちろん、当時としては画期的な映像やアクションなどもありますが

やっぱり、何よりも、例の赤いピルを飲んで

「眠らされていた世界から、目覚めて本当の現実を知る」

というコンセプトだったなあと。

誰もがこれが現実だと思っていたことが、

実は、単にそう思い込まされ

眠らされていただけであって

世界の真実は全く違うところにあったというコンセプト。

「赤いピルを飲もう」というのは、

この映画がリリースされてから、今日まで

どれだけたくさんの人たちが引用してきた言葉なのでしょう。

それだけ、世界中で、このコンセプトに強烈に魅せられた人たちが

たくさんいたということですね。

この映画の公開から2年後に、あのワールドトレードセンターの

911が起こったわけで

それが起こったことで、「目覚めた」と言われる人は多く

私もまさに、当時、赤いピルを飲んだ気分になりました。

真実は知らないまま、偽の現実の中で眠っていた方が幸せかもしれない

だから、トリニティがどちらを選んだとしても

それを受け入れると言うネオ。

う~~わかるなあ~。

最近、思うのは、意識のどこかでは感じてはいても

そのまま青いピルを飲み続けるという選択をする人もいるし

または、一旦、赤いピルを飲んだのにも関わらず

飲んでないふりをして、幻想の世界で生きることを選択する人もいれば

または、自らは赤いピルを飲んでも

赤いピルを飲んだ人たちと、青いピルを飲んだ人たちと

両方の世界の中で、揺れ動きながら、生きる選択をする人もいるし

この世界は、映画のように、目覚めた人と、眠っている人と

完全に二つに分かれているわけではないんですよね。

この映画の製作者の意図がどうであれ

作品は、それを見た人がとう捉えるかは自由だなあと思うのです。

ここ最近、友人たちと話をしていますが

今、まさに、社会が混乱とともに

未知なる世界へと向かっており、その中で、私たち人間が

マトリックスから抜けるかどうかの

大きな分岐点にいるんだなあという気がしています。

そして、また、別の観点では

もし、私たちが、自分自身を「多次元的に」見るのなら

また違った「現実」にいる事が、観えてくるわけで

それは、また私たちが無意識に作り上げたマトリックスとも言えるわけで

そこからの「目覚め」のプロセスも、また興味深く。


何が本当の現実(真実)であるのかは
どの次元から世界を見ているか、によって変わりますから
ある意味、みんな違った世界に生きているとも言えるんですよね。

そんな中で、唯一、私たちがつながる事ができる方法が
今回のマトリックスでも打ち出していた愛のエネルギー。
「愛」という言葉で
そのエネルギーを表してしまうと、逆に伝わらなくなってしまうのが
ジレンマなのですが。

ただ愛を体現してゆくこと。

私にとって、キネシもヒーリングも音楽も、いえ、あらゆることは
そのための一つの手段でしかないのだなあと。

世界中の人たちが、それぞれの手段で、愛を体現する世界へ。

今回の映画が、結局、機械と人間との未来がどうなってゆくのか
全くわからない今がある、という終わりだったように
私たちのプロセスは、どこまでも続いてゆくのですね。






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最終更新日  2022年01月09日 18時35分27秒
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