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柿崎和泉守@ Re:『天と地と』 Heaven and Earth(04/25) 映画で残念に思ったのは、まず刀八毘沙門…
背番号のないエース0829 @ Re:『ベルリン 映画「風の電話」に、上記の内容について…
Mar 28, 2008
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カテゴリ: Movie

『続・荒野の用心棒』 に続くマカロニ主演作。兄弟による父親の仇討ちの話で、原題の「さらばテキサス」はラスト近くの弟の台詞。それをエンドクレジットでドン・パウエルが歌い上げ、哀感を誘う。

メキシコ国境に近いテキサスの町ウィドーロック。保安官のパート・サリパン(フランコ・ネロ)は親の敵シスコ・デルガード(ホセ・スアレス)を探すために休職し、メキシコに旅立つ。兄を慕う弟のジム(コール・キトッシュ)も後を追う。


二人が最初に立ち寄った町トラモントは異様だった。町長ミゲル(リビオ・ロレンツォン)は軽い罪の者でもすぐ銃殺にし、町民の姿もまばらでいつも何かに怯えているようだ。パートは弁護士(ルイージ・ピスティッリ)から町はシスコによって暴力的に支配されていることを聞く。武装蜂起を計画している弁護士から参加を求められたが、パートとジムは二人でシスコの元へ向かった。


目的地に着き、シスコの屋敷で軟禁状態にされてしまうものの、何故か歓迎される二人。やがてパートはその理由を知る。ジムの実の父親はシスコその人だったのだ・・・


よくあるお決まりのバターンとの批評もあるが、奇をてらわずオーソドックスに仕上げているのでかえって好感が持てると思う。奇想天外な仕掛けや小道具は登場せず、ちょっと地味ではあるが、昔の時代劇ドラマのように安心して観られるし、意外としっかり作られているので、今でも鑑賞には耐えられるだろう。ガトリング砲は出てこないものの、アクションシーンもそれなりに充実しており、拳銃捌きなども結構見せる。


ネロは弟が親の敵の息子と分かり苦悩するあたりを渋く演じ、ジャンゴ役や 『豹/ジャガー』 の時とはまた違った面を見せた。個人的には 『夕陽のガンマン』 でインディオの部下を演じ 、『続・夕陽のガンマン』


ネロはクリント・イーストウッド.ジュリアーノ・ジェンマと共にマカロニ三羽鳥と呼ばれたが、イーストウッドのマカロニ出演作は僅かだし、ジェンマは少々辛気臭い役が多かったりする。マカロニ最大のスターと言えばやはりネロだろうし、本作は代表作の一つに挙げてもいいだろう。


監督:フェルディナンド・バルディ
脚本:フランコ・ロゼッティ/フェルディナンド・バルディ
編集:セルジオ・モンタナーリ
撮影:エンツォ・バルボーニ
音楽:アントン・アブリル

1966年・イタリア=スペイン / 92分 / 評価:3.5点 / 子供:△






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Last updated  Apr 11, 2008 11:47:51 PM
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