ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2015/07/04
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カテゴリ: 散歩・草花記
2015年 7月4日(土)】

 今日は、京都数珠巡礼寺院巡りで「妙顕寺」に二人で行ってきました。

 あまり歩くとは思っていなかったので、帰ってきてからご近所散歩にも行こうと思っていたのですが、お寺巡りの途中から降りだした雨が止まなかったので、結局ご近所散歩は行かず、お寺巡りの歩数だけで2700歩でした。

 お寺巡りの写真は、別にアップします。


 写真は「撮り溜めして紹介しきれなかった春の花シリーズ」です。

コハコベ(小繁縷) @粒子線医療センタープロムナード(撮影4月29日)

P1140429(ハコベ).jpg


 ナデシコ科 ハコベ属。花期は1〜12月。1年中花が見られる可能性があるということですね。

 原産地は、ヨーロッパ。日本にはムギ類の栽培とともに渡来した史前帰化植物とも、大正時代にヨーロッパから渡来したともいわれています。



 よく似た種に「ミドリハコベ」がありますが、こちらは茎が緑色であるのに対し、「コハコベ」は茎が赤紫です。

 「ハコベ」はハコベ属の総称ですが、「ハコベ」というと「コハコベ」のことを指すのが一般的です。

 「ハコベ」の名は、万葉集に現われている「波久培良(ハクベラ)」から「ハコベラ」になり、「ハコベ」に転訛したものというのが一般的です。 「ハクベラ」の名は、茎から出る白糸(導管)を帛(はく・絹布の意味)に見立て、ベラは群がるの古語からだとする説など、諸説あるようです。

 このように「ハコベ」が万葉集に登場するので、前述のように「コハコベ」が大正時代に渡来したものだとしたら、昔からあった「ミドリハコベ」が「ハコベ」に相当するという解釈が近年なされるようになりました。この場合は、春の七草は「ミドリハコベ」だということになります。話がややこしいです。

 漢字名の「繁縷」は、茎の中に目立つ筋(縷(る))があることから。音読みの「ハンロウ」は生薬の名前になっています。全草を天日乾燥して、煎じたもので、産後の浄血、催乳や肝臓病のむくみなどに効能があるとされています。 昔は、干して砕き塩をまぜて、歯磨(はみがき)粉にしたようです。


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最終更新日  2020/12/26 10:39:52 AMコメント(0) | コメントを書く


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