ワルディーの京都案内

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2015/09/11
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テーマ: 海外生活(7774)
カテゴリ: ドイツの想い出
 ドイツでの単身赴任時代(2010年7月~2011年12月)の旅行の想い出をデジタルカメラで撮った写真を掘り出しながら思い出し出しアップしています。

 日本に帰任する前に、パリの美術館巡りをしておきたいと思い、帰任の約1カ月に週末を利用し、パリに1泊2日で旅しました。

 2001年11月24日、25日のパリ美術館巡りの第2日、オルセー美術館#13です。


◆モーリス・ドニ(1870-1943・フランス)

 ナビ派の一員。ナビ派は19世紀末、パリで活動した、前衛的な芸術家の集団。「ナビ」はヘブライ語で預言者を意味します。アカデミーで、以前紹介したポール・セリュジエ、今日、紹介するピエール・ボナールら、将来のナビ派のメンバーとなる画家仲間と出会っています。
彼らとナビ派を結成しました。ドニは、最も早く絵画の平面性に注目した画家の1人です。モダニスムの出発点であるともいえます。


・ 「ゴルゴダの丘」(または「ゴルゴダの丘に登る」)(1889年)

PB250125(ドニ).jpg



◆ピエール・ボナール(1867-1947・フランス)

 ナビ派に分類され、ポスト印象派とモダンアートの中間点に位置する画家といわれます。
(ナビ派)の中でも最も日本美術の影響を強く受け、ボナールの絵の平面的、装飾的な構成にはセザンヌの影響と共に日本絵画の影響が見られます。一部の作品(下の絵もそうですが)に見られる極端に縦長の画面は東洋の掛軸の影響と思われ、人物やテーブルなどの主要なモチーフが画面の端で断ち切られた構図は、伝統的な西洋美術には見られないもので、浮世絵版画の影響と思われます。


・ 「チェックのブラウス」(1892年)

PB250126(ボナール).jpg




◆ジョルジュ・レマン(1865-1916・ベルギー)

 点描の時期を経て、その後、も少し伝統的な画風へと変化しました。下の絵は点描の時期のものです。


・ 「アリーヌ・マレシャル」(1892年)

PB250127(レマン).jpg





(続きます。)





「ドイツの想い出」カテゴリー一覧表は下記です。

http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=5



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最終更新日  2018/09/25 01:10:52 AM
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