ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2015/10/08
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 昨日、プレイフィーはまだまだアメリカの方が格段に安いという話を書きました。

 その理由の一つは土地の安さでしょう。ゴルフ場立地の地価を日米比較したことはありませんが、以前仕事の関係で住宅地の地価の比較をしたことがあります。

http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/201504200000/


 何と20倍の開きがあります。それ以外には、人件費でしょうね。人件費も、同じように比較したことがあります。

http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/201504210000/


 アメリカのほうが1.4倍くらい高いのです。でもゴルフ場の従業員数が大きく違います。

 日本に帰ってきて、最初に日本のゴルフ場に行ったときびっくりしました。アメリカの調子で、ゴルフバッグを担いでクラブハウスに入ろうとしました。そしたら皆さん車をクラブハウスに横づけして、係員がバッグを車から取り出して、クラブハウス裏まで運んでいます。クラブハウス後ろに五十音順にバッグが一旦置かれ、係員がカートに積んでくれます。まさかそんなシステムだと思わなかったので、私のバッグには名前が書いてなくて、しばらく隅のほうに置かれていて、「これ私、西山のです。」と言ってカートに積んでもらいました。

 プレーが終わったら、係員がバッグを下ろしてくれて、クラブを拭いてくれて、入口近くまで運んで置いておいてくれます。

 アメリカでは普通のゴルフ場では、これらのことは全部自分でしなければなりません。少しハイレベルなゴルフ場だと、学生のアルバイトがいて、チップを払うと、バッグを運んでくれたり、クラブを拭いてくれたりするところもありますが。

 しかし、彼らはゴルフ場から日給をもらっているわけではないでしょう。カートも受付でカギをもらったら、自分でカートをカート置き場から持って来なければならないし、終わったときも所定の場所に置きます。

 風呂はありません。シャワーは多くのゴルフ場にありますが。




20151008-レストラン.jpg


 茶店は途中にあるところもありますが、小さな小屋みたいなところで、飲み物やホットドッグを売っているくらいです。これで昼食代わりにすることもありました。多くのゴルフ場では、若い姉ちゃんや兄ちゃんがカートに飲み物やスナックを積んでコースを回っているので、それを呼びとめて買い求めることも多かったです。アメリカでは住宅地の中にゴルフ場があるところも多く、住人の家の小学生くらいの子供たちが、家の前で、おこづかい稼ぎにレモネードを売ったりしていることもありました。

 立派なレストランがあるゴルフ場もあります。しかし、そのようなレストランは、その地域では有名なレストランであることが多く、ゴルフをしなくても食事だけしにくるようなレストランです。

 ことほどさように、アメリカのゴルフ場では、正規の従業員数が少ないのです。

 ゴルフ場数とゴルフ人口の統計のデータを見つけました。


20151008-ゴルフ人口.jpg


 アメリカのほうがゴルフ場当たりのゴルフ人口が少なくなっています。競争が激しいので、プレイフィーの安値競争になっているという側面もあるのかもしれません。

 これらのことが、日米のプレイフィー差を生んでいるのではないかと私は思っています。



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最終更新日  2018/10/25 09:57:19 AM
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