ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2017/08/09
XML
テーマ: 京都。(6076)
カテゴリ: 京都研究
2017年 8月9日(水)】

 8月1日に特別客員研究員の第1回報告を提出しましたが( こちら )、今日、担当教授の方からメールで回答いただきました。

 1週間強、回答に時間を要していらっしゃいますが、お忙しいなか、非常に詳しく読んでいただいたからのようです。コメントも的確です。さすが、この道のプロフェッショナルでいらっしゃいます。

 回答の要点と、それに対する私の返信です。。


・下記地図は、他の参拝者のブログにもアップされており、現在伏見稲荷神社で配布しているものか?神社に聞けば原本がいつ頃のものかわかるかも。

(私の返信)
 伏見稲荷の公式文書には、官有地以外のお滝場についての記述は今のところ発見されていないので、民間会社の作成と思われますが、神社にも確認します。



・この説明部分(赤四角枠)に「明和安永の頃盛んに文人たちが吟謡した稲荷山十二景」という記述があり、これももっと具体的に分れば面白い。

(私の返信)





・仮説(「お滝場」は江戸時代にはなく、明治時代にできた。)については、確かに説得力はあると思いますが、やはり江戸時代の実態がわからないと確証がない。逆に「お塚」が滝のある場所に建てられたという仮説も成り立つ。

(私の返信)
 確かに「お滝場」が先で、「お塚」が後という仮説もありますね。視野を広めて調査します。



・もともとの稲荷山信仰には秦氏と空海がからんでいて、東寺の密教僧たちの修行場であったそうなので修行場が古くからあったことは確かだろうが、明治以前の実態がまるで見えてこない。

(私の返信)
 空海や修験道との絡みについての調査は、まだ手付かずですので、これから調査します。



 最後に 「なかなか資料がない中、ここまでよくまとめられた。」「近世の資料がなければ、明治大正期のお滝場が盛んであった頃のことがもう少し見えてくるといい。」「当方でも何かわかればお知らせする。」「報告を読んで、私も一度稲荷山へ登ってみたくなった。」 とのコメント、アドバイスもいただきました。



 9月1日に、ボランティアガイドを養成する某講座の二条城現地見学の講師を担当しており、その準備で8月いっぱいは京都研究活動になかなか時間がとれないので、本格的には9月以降の取り組みになると思いますが、少しずつでもネットなどで調べを進めたいと思います。



よろしかったらぽちっとお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 京都旅行へ
にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019/06/07 07:56:29 AMコメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ワルディー・ヨーリョ

ワルディー・ヨーリョ

カレンダー


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: