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【ブラック・オルフェ】(200gパック)柔らかな口当たりと、深い味わい・・・今年の3月に発売して、ご好評いただきました・・・「深煎りモカ・シダモ」の登場に合わせて「ブラック・オルフェ」もお届けします。ダークな深煎りで、柔らかさまろやかさのある口当たり、「深煎りモカ・シダモ」の余韻が最初に浮かんで・・・ダークでディープ・・・そして豊かな風味でありながら、柔らかな口当たりが心地よく・・・「バークレーロースト」「深煎りコロンビア」「深煎りモカ・シダモ」「深煎りブラジル」のブレンドです。柔らかでまろやかで、ゆたかな味わいと香り・・・余韻の深煎りモカ・シダモの魅力・・・柔らかな口当たりは深煎りブラジルの仕事です。冷めてからの華やかさ、明るい余韻・・・香りと味わい全体にリズム感を感じるような流れをイメージしました。お気に入りのブレンドになりました。さてネーミングをどうしようかと・・・新作の一番のハードルはネーミングなんです(笑)「ブラック・オルフェ」は昭和34年のカンヌ映画祭パルムドール受賞映画で・・・主題歌がカルロスジョビンでジャズのスタンダードになっています。黒人とブラジルがテーマの映画ですから・・・深煎りのブレンドで深煎りブラジルも使っているのと、土岐英史さんと片倉真由子さんのデュオアルバムでブラック・オルフェを演奏していて、それが深く柔らかい印象だったのでネーミングしました。ダークでディープでありながら・・・柔らかく豊かな風味・・・余韻に深煎りモカ・シダモの黒いベリーの華やかさも漂います。
2022.12.23
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【ベラ・ノッテお正月】まったりとしたお正月向けの「ベラ・ノッテお正月」です・・・まろやかな口当たりの深煎りで、豊かなコクとすっきりとした後味がどなたにもお勧めできると思います。さかもとこーひーの秋冬人気NO1の「ベラ・ノッテ」ですが、21年目になっても人気が衰えません。ほんと常連さんのお気に入りのこーひーに育ってこんなに嬉しいことはありません。「ベラ・ノッテXマス」に続いて…「ベラ・ノッテお正月」をお届けします。おゆみ野店で「ベラ・ノッテ」に初めて出会ったお客さまが増えてきましたが・・・やはり人気で定番化しています。ざらついた苦味の無い冬の夜空のように澄んで透明感あふれる深煎りの「ベラ・ノッテ」を…お正月バージョンで…深煎りのきれいな味わいにプラスして…まったりした円やかなコクをイメージしました。深煎りコロンビアが活躍しています。暖かい部屋でまったりのんびりしながら飲むとほんと心地よく和む感じですね。「深煎りグアテマラ」に「深煎りコロンビア」と「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです。勿論「ベラ・ノッテ」ですので…お菓子やチョコレートにもピッタリです…焼き菓子と一緒に楽しんだら最高にご機嫌だと思います。「1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。「ベラ・ノッテ」も18年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。
2022.12.22
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【新春・夢カフェ】(200gパック)14年目の「新春・夢カフェ」です・・・コロナ禍で疲れた心身に染み入るような「新春・夢カフェ」をイメージしました、新年こそはもう少し開放的でエネルギーに満ちた暮らしの一年になってほしいものです・・・穏やかさと華やかさが魅力的です。まろやかでなめらか穏やかな口当たり・・・「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」と「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」の豊かで鮮やかな香りが長く心地よい余韻となっています、親しみやすく明るく華やかな余韻をブレンドしました。使った豆は「グアテマラ・アゾテァ」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」です。新年に向けて「グアテマラ・アゾテァ」のなめらかな味わいをベースに「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」の繊細さ、エレガントさ、フローラルな香り、豊かな余韻をブレンドしました。「グアテマラ・アゾテァ」のなめらか円やかな口当たりでどなたにも飲みやすく親しみやすい味わいを大切にして・・・そこへ上品な香りと余韻・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」の香りが重なって複雑で奥行きのある豊かな味わいに・・・余韻に感じる鮮やかな香りと味わいは「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」のいい仕事ですね。穏やかで柔らかな口当たりは、勿論和菓子にもドンピシャです。新春の華やかさを彩り…お節、食事のあとこーひーだけでも、お菓子と一緒でも幸せに和める「新春・夢カフェ」です・・・お年賀にもお勧めします・・・お楽しみください。
2022.12.21
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【グアテマラ・アゾテァ】(200gパック)どなたにも飲みやすくて・・・グアテマラこーひーの華やかさとまろやかさいっぱいの「グアテマラ・アゾテァ」をお正月に向けてお届けします。親しみやすくまろやかな甘さとコク、ハニーライクと言われるフローラルさと甘さの余韻・・・グアテマラのメインの産地アンティグア地区の魅力がいっぱいの「グアテマラ・アゾテァ」です。ハニーライク、フローラル、スイート・・・グアテマラのメインの産地アンティグアの魅力が素直に味わえます。クリーンでスムースで親しみやすくなめらかな味わい、余韻の心地よい香りと甘さを引き立てるグアテマラらしいハニーライクさはグアテマラのトップクオリティによる魅力でしょう。クリーンでスムースで・・・優しい味わい・・・華やかさと甘さ・・・グアテマラらしいフローラル感と甘さが一体となったハニーライクさ・・・冷めるとミルクチョコレートから・・・オレンジやチェリーの印象も感じられます。冷めてからの余韻のオレンジのキャラが際立ちますね・・・親しみやすくて、コーヒーのとびっきりの魅力を味わえると思います。チョコレートや生クリーム、チーズ系のスイーツに特におすすめです、もうひと口もうひと口とフォークが止まらず少し危険(笑)でしょう。そうそう、バターの風味豊かなクッキーやサブレにもぴったりです。品 種: ブルボン、カツーラ、ティピカ栽培地: グアテマラ アンティグア地域 (中心部よりやや北部)標 高: 1,550m 年平均気温20°C、相対湿度65%土壌: 火山灰質農園規模: 21ha、年間生産量 約3,000袋収穫時期: 1月から2月生産処理: 水洗方式(FW)、天日乾燥古都アンティグア周辺にそびえ立つ3つの火山(アグア、フエゴ、アカテナンゴ)は、アンティグアの伝統とその美しい景観を引き立たせています。 アンティグアはアナカフェが認定する8つの地域の中で、最も有名な産地の一つです。18世紀にキューバの宣教師によってコーヒーがグアテマラにもたらされましたが、アンティグアとしてのコーヒーは1939年に認定されました。2000 年には34の農園主が集まり、アンティグアコーヒー生産者協会が設立され、アンティグアの原産地統制呼称(アペラシオン)を守り、アンティグアコーヒーを価値あるものとなるよう活動を行ってきました。またアナカフェが支援する GPS を使用したアンティグア・パイロットプロジェクトでは、各農園の地理的情報、土壌、気候条件、その他生産者情報がデータベース化され、ワインのような価値ある方向に向かう、今日のスペシャルティコーヒーにおけるアペラシオンのお手本になっています。アンティグアのコーヒーは、古くはドイツ等欧州の高級コーヒーとして使用されてきましたが、その後米国スペシャルティコーヒー産業の発展により、消費地が米国にシフトしていきました。実際、その確りとした風味とコクは、深煎りにも負けない、現在では世界の産地でも数少ない貴重なコーヒーです。アゾテア農園は1883年にマルセロ・オリベ氏により、コーヒー農園として生まれ変わりましたが、以前は染料用の植物を栽培しておりました。1908年には農園の拡張、本格的な水洗工場が出来ました。現在のオーナーはチェコスロバキア系のグアテマラ人です。軽い火山灰質の土壌、平地に並ぶ、コーヒーの木々とシェードツリー、好天と山をバックにした乾燥場、農園は典型的なアンティグアの風景です。赤い実の収穫、48時間の醗酵処理、水洗、乾燥場での天日乾燥によってコーヒーは出来上がります。同農園には農園の歴史を伝える古い機器類(水洗設備等)そしてコーヒーの収穫や生産処理を知ることのできる美術館も併設されております。アゾテアの確りとした風味、コクをお楽しみください。
2022.12.20
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【コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ】(100gパック)ひと口め、やさしく親しみやすい味わいから、ゲイシャの鮮烈な香りと共にまろやかで豊かなコクが広がって、そのまま長く続く余韻が素晴らしいです・・・お正月向けに、昨年に続いての「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」をお届けします。上品でやさしい甘さと穏やかな口当たり・・・ゲイシャ種特有のシトリック&フローラルな鮮烈な香り・・・繊細な味わいと甘さ・・・その香りや味わいが長い余韻となって心地よいです。30分経っても40分経ってもゲイシャ種の鮮烈な余韻が漂っていました、さすがです。少し冷めるとシトリック&フローラルな香りと重なってやさしく上品な甘さが漂い・・・ゲイシャ種の魅力に包まれます。クリーンで鮮やかな味わい・・・まろやかな口当たり、エレガントな魅力・・・ゲイシャ種の魅力が伝わりやすいと思います。ゆっくり、ゆったりと味わうと・・・余韻に漂う複雑な香りに厚みを感じるシトリック系の味わいを堪能できると思います、ブルゴーニュ白ワインに漂う余韻の魅力に通じるかと思います。香りや味わいに酔ったように感じるのも魅力的でしょう、さすがゲイシャ種だと思いました。お正月のスイーツ、和菓子やケーキにもぴったりです、ゆったりとしたひと時をお楽しみください。鮮烈な香りとやさしい味わいの希少なこーひーなのでお年賀にもお薦めです。農園名:ブエナヴィスタ農園責任者:マヌル・ロジャースエ リ ア:ウイラプ ロ セ ス:ウォッシュド品 種:ゲイシャ標 高:1,400mカウカ、ナリーニョとならびコロンビア南部でもっとも重要な産地ウイラ。この地方はマグダレナ川が流れる山脈 地帯の谷合に位置しています。高地で育まれたこのコーヒーは、品質の高さで有名となり、小規模生産者によっ て生み出されるウォッシュドコーヒーはここでしか味わうことのできない、素晴らしいフレーバーであふれています。収穫は9月~10月にかけて、熟度の高いチェリーのみを丁寧に摘み取り、品種別に精選を行っています。手動でのパ ルピング、24時間のファーメンテーション、その後12-15日かけてパラボラ型パティオでの天日乾燥とそれぞれの工程 で細心の注意が払われています。マヌル氏がコーヒー栽培して30年。日々、コーヒーカッパーや技師からのトレーニンングを受け、勉強熱心な生 産者である。その勤勉な姿勢は、高品質なコーヒーの生産に繋がります。
2022.12.19
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プロのつぶやき1190「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ、グアテマラ・アゾテァ、新春・夢カフェ、ベラ・ノッテお正月、ブラック・オルフェ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。*年末年始の営業-12/27 (火)~12/29 (木)営業いたします-12/30(金)~1/4(水)お正月休み-1/5(木)から通常営業です(12/27(火)は定休日ですが、年末ですので営業します)12月後半に入ってしまいました・・・前半には談春師「今までの芝浜、これからの芝浜」を2週にかけて堪能・・・さらに日曜には志の輔師「茶の湯」、生志師「芝浜」にも行ってきました。来週のプロのつぶやきは年末なので・・・「これからの芝浜」~「これからのさかもとこーひー」へと考えてみたいと思っています。志の輔師のあと休憩になって・・・休憩明けは江戸家小猫さんの動物ものまねが生志師の膝代わりでした。僕の世代だと江戸家猫八師匠がものまねやTVや時代劇でも活躍されてましたが、猫八師匠のお孫さんで、来年襲名するそうです。ほぼ日の「特集 色物さん」でインタビュー受けています・・・江戸前の軽い芸でとってもよかったです。30年40年前は談志師が孤軍奮闘していた落語や講談・色物でしたが・・・講談は伯山の活躍もあるし・・・それぞれにお客さん増えてます・・・談志師が楔を打ち込んで広がったんだと思っています。そんなこんなで・・・コロナ禍から少しでもリラックスした日常の暮らしが戻るよう願って、2023年新しい年に向けてのこーひー5種類のご紹介です。暮れからお正月むけのゆったりと寄り添うようなこーひーの味わいをイメージしました。お一人で、ご家族で、お友達や年始のお客様とのひと時・・・お節の後やお菓子とともに・・・親しみやすさと華やかさを大切にしています。鮮烈な香りとゆたかな味わいのゲイシャ種「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」・・・フローラル感と甘さの「グアテマラ・アゾテァ」・・・ゲイシャを使った新年を賀ぐブレンド「新春・夢カフェ」・・・・・・ベラ・ノッテはよりまろやかに「ベラ・ノッテお正月」・・・深煎りモカ・シダモを使った深煎りブレンド「ブラック・オルフェ」・・・お楽しみください。【コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ】(100gパック)ひと口め、やさしく親しみやすい味わいから、ゲイシャの鮮烈な香りと共にまろやかで豊かなコクが広がって、そのまま長く続く余韻が素晴らしいです・・・お正月向けに、昨年に続いての「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」をお届けします。上品でやさしい甘さと穏やかな口当たり・・・ゲイシャ種特有のシトリック&フローラルな鮮烈な香り・・・繊細な味わいと甘さ・・・その香りや味わいが長い余韻となって心地よいです。30分経っても40分経ってもゲイシャ種の鮮烈な余韻が漂っていました、さすがです。少し冷めるとシトリック&フローラルな香りと重なってやさしく上品な甘さが漂い・・・ゲイシャ種の魅力に包まれます。クリーンで鮮やかな味わい・・・まろやかな口当たり、エレガントな魅力・・・ゲイシャ種の魅力が伝わりやすいと思います。ゆっくり、ゆったりと味わうと・・・余韻に漂う複雑な香りに厚みを感じるシトリック系の味わいを堪能できると思います、ブルゴーニュ白ワインに漂う余韻の魅力に通じるかと思います。香りや味わいに酔ったように感じるのも魅力的でしょう、さすがゲイシャ種だと思いました。お正月のスイーツ、和菓子やケーキにもぴったりです、ゆったりとしたひと時をお楽しみください。鮮烈な香りとやさしい味わいの希少なこーひーなのでお年賀にもお薦めです。農園名:ブエナヴィスタ農園責任者:マヌル・ロジャースエ リ ア:ウイラプ ロ セ ス:ウォッシュド品 種:ゲイシャ標 高:1,400mカウカ、ナリーニョとならびコロンビア南部でもっとも重要な産地ウイラ。この地方はマグダレナ川が流れる山脈 地帯の谷合に位置しています。高地で育まれたこのコーヒーは、品質の高さで有名となり、小規模生産者によっ て生み出されるウォッシュドコーヒーはここでしか味わうことのできない、素晴らしいフレーバーであふれています。収穫は9月~10月にかけて、熟度の高いチェリーのみを丁寧に摘み取り、品種別に精選を行っています。手動でのパ ルピング、24時間のファーメンテーション、その後12-15日かけてパラボラ型パティオでの天日乾燥とそれぞれの工程 で細心の注意が払われています。マヌル氏がコーヒー栽培して30年。日々、コーヒーカッパーや技師からのトレーニンングを受け、勉強熱心な生 産者である。その勤勉な姿勢は、高品質なコーヒーの生産に繋がります。 2700円/100gパック(税込)【グアテマラ・アゾテァ】(200gパック)どなたにも飲みやすくて・・・グアテマラこーひーの華やかさとまろやかさいっぱいの「グアテマラ・アゾテァ」をお正月に向けてお届けします。親しみやすくまろやかな甘さとコク、ハニーライクと言われるフローラルさと甘さの余韻・・・グアテマラのメインの産地アンティグア地区の魅力がいっぱいの「グアテマラ・アゾテァ」です。ハニーライク、フローラル、スイート・・・グアテマラのメインの産地アンティグアの魅力が素直に味わえます。クリーンでスムースで親しみやすくなめらかな味わい、余韻の心地よい香りと甘さを引き立てるグアテマラらしいハニーライクさはグアテマラのトップクオリティによる魅力でしょう。クリーンでスムースで・・・優しい味わい・・・華やかさと甘さ・・・グアテマラらしいフローラル感と甘さが一体となったハニーライクさ・・・冷めるとミルクチョコレートから・・・オレンジやチェリーの印象も感じられます。冷めてからの余韻のオレンジのキャラが際立ちますね・・・親しみやすくて、コーヒーのとびっきりの魅力を味わえると思います。チョコレートや生クリーム、チーズ系のスイーツに特におすすめです、もうひと口もうひと口とフォークが止まらず少し危険(笑)でしょう。そうそう、バターの風味豊かなクッキーやサブレにもぴったりです。品 種: ブルボン、カツーラ、ティピカ栽培地: グアテマラ アンティグア地域 (中心部よりやや北部)標 高: 1,550m 年平均気温20°C、相対湿度65%土壌: 火山灰質農園規模: 21ha、年間生産量 約3,000袋収穫時期: 1月から2月生産処理: 水洗方式(FW)、天日乾燥古都アンティグア周辺にそびえ立つ3つの火山(アグア、フエゴ、アカテナンゴ)は、アンティグアの伝統とその美しい景観を引き立たせています。 アンティグアはアナカフェが認定する8つの地域の中で、最も有名な産地の一つです。18世紀にキューバの宣教師によってコーヒーがグアテマラにもたらされましたが、アンティグアとしてのコーヒーは1939年に認定されました。2000 年には34の農園主が集まり、アンティグアコーヒー生産者協会が設立され、アンティグアの原産地統制呼称(アペラシオン)を守り、アンティグアコーヒーを価値あるものとなるよう活動を行ってきました。またアナカフェが支援する GPS を使用したアンティグア・パイロットプロジェクトでは、各農園の地理的情報、土壌、気候条件、その他生産者情報がデータベース化され、ワインのような価値ある方向に向かう、今日のスペシャルティコーヒーにおけるアペラシオンのお手本になっています。アンティグアのコーヒーは、古くはドイツ等欧州の高級コーヒーとして使用されてきましたが、その後米国スペシャルティコーヒー産業の発展により、消費地が米国にシフトしていきました。実際、その確りとした風味とコクは、深煎りにも負けない、現在では世界の産地でも数少ない貴重なコーヒーです。アゾテア農園は1883年にマルセロ・オリベ氏により、コーヒー農園として生まれ変わりましたが、以前は染料用の植物を栽培しておりました。1908年には農園の拡張、本格的な水洗工場が出来ました。現在のオーナーはチェコスロバキア系のグアテマラ人です。軽い火山灰質の土壌、平地に並ぶ、コーヒーの木々とシェードツリー、好天と山をバックにした乾燥場、農園は典型的なアンティグアの風景です。赤い実の収穫、48時間の醗酵処理、水洗、乾燥場での天日乾燥によってコーヒーは出来上がります。同農園には農園の歴史を伝える古い機器類(水洗設備等)そしてコーヒーの収穫や生産処理を知ることのできる美術館も併設されております。アゾテアの確りとした風味、コクをお楽しみください。1620円/200gパック(税込)【新春・夢カフェ】(200gパック)14年目の「新春・夢カフェ」です・・・コロナ禍で疲れた心身に染み入るような「新春・夢カフェ」をイメージしました、新年こそはもう少し開放的でエネルギーに満ちた暮らしの一年になってほしいものです・・・穏やかさと華やかさが魅力的です。まろやかでなめらか穏やかな口当たり・・・「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」と「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」の豊かで鮮やかな香りが長く心地よい余韻となっています、親しみやすく明るく華やかな余韻をブレンドしました。使った豆は「グアテマラ・アゾテァ」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」です。新年に向けて「グアテマラ・アゾテァ」のなめらかな味わいをベースに「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」の繊細さ、エレガントさ、フローラルな香り、豊かな余韻をブレンドしました。「グアテマラ・アゾテァ」のなめらか円やかな口当たりでどなたにも飲みやすく親しみやすい味わいを大切にして・・・そこへ上品な香りと余韻・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」の香りが重なって複雑で奥行きのある豊かな味わいに・・・余韻に感じる鮮やかな香りと味わいは「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」のいい仕事ですね。穏やかで柔らかな口当たりは、勿論和菓子にもドンピシャです。新春の華やかさを彩り…お節、食事のあとこーひーだけでも、お菓子と一緒でも幸せに和める「新春・夢カフェ」です・・・お年賀にもお勧めします・・・お楽しみください。1620円/200gパック(税込)【ベラ・ノッテお正月】まったりとしたお正月向けの「ベラ・ノッテお正月」です・・・まろやかな口当たりの深煎りで、豊かなコクとすっきりとした後味がどなたにもお勧めできると思います。さかもとこーひーの秋冬人気NO1の「ベラ・ノッテ」ですが、21年目になっても人気が衰えません。ほんと常連さんのお気に入りのこーひーに育ってこんなに嬉しいことはありません。「ベラ・ノッテXマス」に続いて…「ベラ・ノッテお正月」をお届けします。おゆみ野店で「ベラ・ノッテ」に初めて出会ったお客さまが増えてきましたが・・・やはり人気で定番化しています。ざらついた苦味の無い冬の夜空のように澄んで透明感あふれる深煎りの「ベラ・ノッテ」を…お正月バージョンで…深煎りのきれいな味わいにプラスして…まったりした円やかなコクをイメージしました。深煎りコロンビアが活躍しています。暖かい部屋でまったりのんびりしながら飲むとほんと心地よく和む感じですね。「深煎りグアテマラ」に「深煎りコロンビア」と「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです。勿論「ベラ・ノッテ」ですので…お菓子やチョコレートにもピッタリです…焼き菓子と一緒に楽しんだら最高にご機嫌だと思います。「1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。「ベラ・ノッテ」も18年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。1080円/225gパック(税抜き)【ブラック・オルフェ】(200gパック)柔らかな口当たりと、深い味わい・・・今年の3月に発売して、ご好評いただきました・・・「深煎りモカ・シダモ」の登場に合わせて「ブラック・オルフェ」もお届けします。ダークな深煎りで、柔らかさまろやかさのある口当たり、「深煎りモカ・シダモ」の余韻が最初に浮かんで・・・ダークでディープ・・・そして豊かな風味でありながら、柔らかな口当たりが心地よく・・・「バークレーロースト」「深煎りコロンビア」「深煎りモカ・シダモ」「深煎りブラジル」のブレンドです。柔らかでまろやかで、ゆたかな味わいと香り・・・余韻の深煎りモカ・シダモの魅力・・・柔らかな口当たりは深煎りブラジルの仕事です。冷めてからの華やかさ、明るい余韻・・・香りと味わい全体にリズム感を感じるような流れをイメージしました。お気に入りのブレンドになりました。さてネーミングをどうしようかと・・・新作の一番のハードルはネーミングなんです(笑)「ブラック・オルフェ」は昭和34年のカンヌ映画祭パルムドール受賞映画で・・・主題歌がカルロスジョビンでジャズのスタンダードになっています。黒人とブラジルがテーマの映画ですから・・・深煎りのブレンドで深煎りブラジルも使っているのと、土岐英史さんと片倉真由子さんのデュオアルバムでブラック・オルフェを演奏していて、それが深く柔らかい印象だったのでネーミングしました。ダークでディープでありながら・・・柔らかく豊かな風味・・・余韻に深煎りモカ・シダモの黒いベリーの華やかさも漂います。1080円/200gパックさかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.12.18
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プロのつぶやき1189「いままでのさかもとこーひー、これからのさかもとこーひー」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。*年末年始の営業-12/27 (火)~12/29 (木)営業いたします-12/30(金)~1/4(水)お正月休み-1/5(木)から通常営業です(12/27(火)は定休日ですが、年末ですので営業します)毎朝3℃とか4℃とかで一気に真冬の冷え込みになってきました・・・街はイルミネーションが眩しくクリスマス気分です。最近の我が家はクリスマスでも普段とおりですが・・・孫へのクリスマスプレゼントを用意するのが楽しみです。孫の笑顔はいいものです。12月前半は忘年会ワイン会がいくつかあるのと、立川志の輔・談春・生志と落語会があって・・・達郎のサンソン30周年ライブが外れても楽しみが待ってます。そんなこんなで・・・12/6(火)のお昼、有楽町朝日ホールでの立川談春「いままでの芝浜、これからの芝浜」に行ってきました。今回は「いままでの芝浜」ということで・・・来週が「これからの芝浜」になっています。古典の「芝浜」を談志師が「談志の芝浜」に仕上げて・・・談春師は世代の違いもあって、さらに「談春の芝浜」に仕上げています。伝統的な「芝浜」が男目線なのを、談志師はおかみさん・女性の心情にフォーカスしていて・・・談春師の「いままでの芝浜」は、さらに女性の心情を丁寧に語ってました。女性のお客さんも多いですし、男からしても噺の辻褄が素直に合ってきます。談春は50代で落語家としてはパワーみなぎる年代なので・・・ぐいぐいときてました。今回の「いままでの芝浜」と来週の「これからの芝浜」とに2回に分けての独演会は、令和になっての今現在己のアプローチに違和感を感じてのことだそうです。男目線でのアプローチがパワハラの要素になるんじゃないかと・・・。今までの己れから離れる、師匠談志から離れる、今いる場所から離れる為に挑戦するとの思い・・・武道や芸事で言われる「守破離」の「離」に挑む年齢になったようですとも書いてあります。「これからの芝浜」は12/13(火)なので、まだどう仕上がるのかはわかりませんが・・・「いままでの芝浜」の帰り道、なんか「いままでのさかもとこーひー」と「これからのさかもとこーひー」が浮かんできました。さかもとこーひー開店して30年になりますが・・・「いままでのさかもとこーひー」としては3つのステップがありました。最初は昭和の自家焙煎豆売り店としてのさかもとこーひーが8年くらい・・・そして2000年くらいにスペシャルティコーヒーに出会って、アメリカSCAAカンファレンスに毎年行ったり、産地に行ったり、カップオブエクセレンスをグループで落札したり、その後スペシャルティコーヒーの素材を使えるようになって、スペシャルティコーヒーの魅力を活かす焙煎やブレンドのスキルアップをしてました。特に焙煎は基本は変わりませんが・・・スペシャルティコーヒーのポテンシャルが高いので、より緻密な焙煎が求められると思っています。(プロバット12kgに焙煎機を替えました。)素材が素晴らしいだけに、多少ブレた焙煎でもそれなりになってしまいますが、その際立つ魅力が発揮されているかどうかは別問題です。同時にその微妙なブレを把握するカッピングスキルも必要なので、素材のスコアを付けるカッピングに加えて・・・焙煎やブレンドのカッピングスキルも磨いてきました。昭和の自家焙煎店時代は一応焙煎も売上も形になって・・・トップクオリティの紅茶や緑茶、あるいはワインやウィスキーなどの際立った魅力が珈琲には欠けているように感じていました。勿論、ネルドリップや点滴抽出、粉のメッシュや時間等自分なりに工夫していましたが・・・その魅力は素材のポテンシャルなのもわかっていたので、限界を感じていて・・・老後は陶芸を趣味にしようと、手捻りでぐい呑み焼いたりし始めました。そこに、農産物として際立ったスペシャルティコーヒーの素材に出会って、陶芸は仕舞い込んで、スペシャルティコーヒーの香りやマウスフィール、余韻の際立った魅力を追いかけてきたんです。そのポイントは「酸味のキャラや質や量」にあって・・・お客さんにはその酸味が前に出ないようにバランスとってますが・・・仕事としては、素材を選ぶ時も、焙煎も、ブレンドも酸味にフォーカスしているんです。こうやって10年前後はスペシャルティコーヒーの多様な魅力をお客さんへ届けるとともに、焙煎やブレンド、それにカッピングにフォーカスしてきました。その後、この5年10年のさかもとこーひーはスペシャルティコーヒーの素材を使いながら、さかもとこーひーのお客さんにとっての魅力をどう届けていくかがテーマになってきました。年末アップする 「いままでのさかもとこーひー、これからのさかもとこーひー2」に続きます。(昨晩は年末の豪華ワイン会で、主催のKさんのコレクションから1996 ドンペリ、1996 ルフレーヴ / ピュリニー1級ピュセル、1996 ドミニク・ローラン / エシェゾー、1996ソーテルヌ・・・そしてグアテマラ・エルインヘルト・パカマラを堪能しました。勿論料理もデザートもワインに合わせて素晴らしく、きれいな味わいから豊かな余韻まで際立ってました。パカマラもこの流れの最後にいい仕事してました。)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.12.11
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プロのつぶやき1188「トリオとブレンド」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。*年末年始の営業-12/27 (火)~12/29 (木)営業いたします-12/30(金)~1/4(水)お正月休み-1/5(木)から通常営業です(12/27(火)は定休日ですが、年末ですので営業します)今朝は3.5℃でした、12月になっていよいよ冬がやってきました、くれぐれもご自愛ください。さかもとこーひーも1年のピークの月になりまして・・・ギフトの発送が増え・・・まとまった注文も増えています。同時に今週来週で落語会が3回もチケット取れてしまって・・・忘年会・ワイン会も3回・・・なかなかの忙しさです(笑)実は12月後半も行きたいライブがあったのですが・・・さすがに仕事優先で見送りました。12月の落語会は普段と違った趣きで年の瀬を感じていいものです・・・笑いは免疫あげそうですし・・・ちなみに立川談春の「今までの芝浜、これからの芝浜」という興味津々の独演会で・・・まず「今までの芝浜」を今週の会で・・・そして翌週に「これからの芝浜」で、談春師が今年価値観のゆらぎや時代の変化を感じて、人情噺はこのままでいいのかと思っての会だそうです。「伝統を現代に」への想いが伝わってきます。もう一つは・・・志の輔・生志という外れのない師匠の会です。生志師は博多での会が多いので、この二人の会は都内ではレアなのでこちらも楽しみです。ちなみに生志師が真打になった時に(調べたら2008年でした)志の輔師の巣鴨の50人キャパのシークレットな会に呼ばれた時が初生志でした。とってもよかったのを覚えています。そんなこんなで・・・デビュー以来のファンの外山安樹子トリオのライブについて、さかもとこーひーのお茶でお世話になっている関口園さんのおかみさんがぐっとくる感想を書いていたので、許可を得て紹介します。「外山安樹子トリオライブ。三人がそれぞれやりたいことをやっているけれど、まとまってグルーブしている・・・グイグイと励まされ、さらに暖かな平和な気持ちになる。現代社会を生きる人の必需品バンド。」それぞれやりたいことやっているのに・・・トリオとしてまとまってグルーブしている・・・励まされて、暖かな平和な気持ちになる・・・素晴らしい。トリオになる前のデュオの時からファンで、トリオになって14年15年になりますか・・・ピアノの外山さんのきれいなメロディと年々成熟するトリオの演奏が素晴らしいです。ジャズで長年続くトリオは少ないので、バンドサウンドのように熟していく過程はとっても魅力的です。さかもとこーひーの「はじまりの秋」と「カームデイズ」は外山さんの曲からインスパイヤーされてできたこーひーと紅茶のブレンドです。今販売している「イルミネーションカフェ」も「それぞれやりたいことをやっているけれど、まとまってグルーブしている」ブレンドだなぁーと思います。通常ブレンドはベースになる豆を決めて、そこにキャラの違う豆で魅力とバランスをとっていきますが・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「パナマ・レリダ」「コスタリカ・シンリミテス」と3つともにトップ中のトップのクオリティとキャラの豆です。そんなやりたいことやっている豆3つで、まとまってグルーブするようにイメージしています。原価とかバランスの問題とかでこういうブレンドは通常あり得ないのですが・・・無難なブレンドでは面白く無いので、色々と禁じ手無し、イメージ優先でのブレンドです。暖かで平和なひと時になったら嬉しいです。博多16区のシュトーレン頂いたので・・・定休日にゆっくりと「イルミネーションカフェ」と一緒に楽しみたいと思っています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.12.04
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プロのつぶやき1187「秋冬スイーツペアリングブレンド作り」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。11月も終わりですねー、来週は師走12月・・・このところほんわか穏やかな陽気の千葉ですが、寒さ厳しくなってくるでしょう。みなさん、くれぐれもご自愛ください。昨晩は都内で女性店主一人で切り盛りしているカウンターだけの和食屋さんに誘われて行ってきました。丁寧に作られた料理と料理に合わせた日本酒が添えられて、とっても満足しました。貸切の食事会だったのですが・・・来年3月まで予約でいっぱいだそうです。8品の料理とお酒で・・・とってもお値打ち価格・・・いいお店といいお客さんだなぁーと感心しました。東京ローカルのお店を味わった良い夜でした。そんなこんなで・・・さかもとこーひーは秋冬スイーツペアリングブレンド作りが忙しくなっています。写真はさかもとこーひーおゆみ野店のすぐ近所のグラフトンさんの和栗のティラミスとプレスで淹れたグアテマラ・エルインヘルト・ブルボンです。和栗とマスカルポーネのバランスが良くて・・・そこにエルインヘルト・ブルボンの上品ながらも豊かなボディがマッチして大満足なおやつでした。そうそう、最近のお気に入りは津田沼ブラウンサウンドさんのパウンドケーキ・・・シンプルなパウンドケーキですが、このさりげない肌理のあらさが口の中でほろっとして、バターの豊かな風味がいっぱいに広がります。肌理細かくつくるケーキ屋さんが多いのですが・・・少しあらい方が好みなので、ご機嫌でした。昨日は幕張本郷サンクオピエさんのプレクリスマスコース用のブレンド作りで・・・デザートがヴァローナマンジャリのムースショコラ、イチゴのソルベ、アーモンド・アーモンドケーキ(アーモンド・アーモンドケーキは、アーモンド生地のケーキの表面がアーモンドフロランタン(飴掛け))です。チョコレートムースにアーモンドケーキだけだったら・・・わりとどんなコーヒーでも合うと思いますが・・・イチゴのソルベが加わると一気に難しくなります。ちょうどコスタリカ・シンリミテスがありますので・・・シンリミテスをアクセントでブレンドしました。まぁ、この辺は長年のコラボなので・・・シェフのデザートに必要な豆があります・・・季節に用意するものが一致していますから。さらに難易度が高いのが・・・来年のバレンタイン企画用のペアリングで・・・牛の煮込みや生ハム使ったブルスケッタのしょっぱい系と・・・チョコレートにオレンジやイチゴやフランボワーズ等々のフルーツ・・・スコーンまであるセットです。しょっぱい系にスコーンのもそもそ系・・・チョコレートに様々なフルーツ・・・試しに2つのブレンドを作りました。コクまろ系ブレンドと華やか爽やか系ブレンドです・・・基本のベースは同じで、4つのコーヒーのうち1つだけ入れ替えました。コクまろ系はしょっぱいものからチョコレートにも、フルーツにもマッチしてOKな感じですが・・・爽やか系がチョコレートには会いますがしょっぱいものにはバランスがイマイチです。さてさてどうするか?・・・いくつかイメージしていますが・・・実際のブレンドは来週試してみます。新しいブレンドの依頼が重なると結構ばたつきますが・・・7割8割は頭の中での仕事で、カッピンググラス並べてのブレンド作りは仕上げだったり確認だったりです。以前はお風呂にゆっくり入っていると新しいブレンドできたりしましたが・・・最近は車の中でイメージ浮かぶことが多いですね。豆の高騰が続いているので、さかもとこーひーとしては新しい素材が少なくなっていて、今までのこーひーを安定したクオリティで価格もできるだけ抑えることにエネルギー使っていますが・・・お客さんからの依頼は刺激的で楽しい仕事になるので嬉しいです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.11.27
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【ウガンダ・マウントエルゴン】さかもとこーひーで一番の深煎りの「バークレー・ロースト」よりもさらにもう少し深く焙煎しました。さすがアフリカの内陸部(内陸性気候)での高地産で、深煎りにして魅力的になる素材だと思いました。(発売以来、リピートの常連さんが多く、お得な500gパックを用意しました。)ダークでビターで・・・柔らかでクリーンな口あたりで、余韻にカラメル的な甘さがただよい、キレ良く爽やかさを感じる・・・ウガンダらしい深煎りこーひーです。ダークチョコやビターチョコに加えて、ほのかなバニラやフローラル感がこの「ウガンダ・マウントエルゴン」の深煎りの魅力を引き立てていると思います。親しみやすく、飲みやすい柔らかな口あたりなのと・・・余韻のキレの良さが爽やかさに繋がって、これからの暑い夏にもぴったりでしょう。長く続く余韻は苦い味よりも柔らかで心地よい甘さが印象的です。冷めてくると、なめらかまろやかな口あたりからダーク・カラメルな味わいと豊かなコクと甘さが感じられて・・・今までにない深煎りの魅力になっていると思います。20年くらい前、スペシャルティコーヒーを使い始めた頃「ウガンダ」に出会いました。標高が高い上にアフリカの内陸のための内陸性気候からの豆質で・・・深煎りにしてクリーンなダークで後味のキレの良さが他にない魅力でした。そして久々にそのウガンダの「ウガンダ・マウントエルゴン」が手に入りましたので、さっそく深煎りに仕上げました。「バークレーロースト」の深煎りの焙煎スキルによって20年前よりも「ウガンダ・マウントエルゴン」をより魅力的に焙煎できるようになったと思います。スペシャルティコーヒーに出会って20年がすぎて、このような深煎りを焙煎してお届けできて・・・昭和の深煎り焙煎店が・・・このような味わい・魅力にたどり着いたとなかなか感慨深いものがあります。栽培地:ウガンダ東部のエルゴン山 北部傾斜地一帯提携農家:6000人標高:1,600~2,000m品種:SL27生産処理:ウオッシュド、5つの地域に6ヶ所のウオッシングステーションアフリカ大陸のほぼ中央部、ビクトリア湖やナイル川源流を国土に擁し、 かのウィンストン・チャーチルにより「アフリカの真珠(Pearl of Africa)」と 呼ばれた国ウガンダは、実は現在アフリカの最大のコーヒー輸出国です。 様々なタイプのコーヒーを産するウガンダですが、 最高級品質の水洗アラ ビカを産するのが、東部のケニアと国境を接する楯状火山エルゴン山の山 麓一帯の高地です。エルゴン山は東アフリカでもっとも古い火山の一つで、 裾野の面積 3,500 平方キロはアフリカで最大です。このエルゴン山の山麓 は、火山灰質の土壌と豊富な降雨量に恵まれ、酸味のしっかりとした最高 級アラビカを産する条件が整っています。この地方の水洗アラビカは、従 来零細農家により水洗処理が施されたパーチメントとして集買され、ブギ スというブランドで廉価なアラビカとして輸出されていました。 しかし、 そのチェリーの資質の高さを見たボルカフェ・グループのキャガラニ・ コーヒー社は 2007年、当地にしっかりとした設備のととのった水洗工場を 建設し、近隣の農家から直接チェリーを買い付けて安定した高品質のアラ ビカを生産するプロジェクトを始動します。このマウント・エルゴン・ア ラビカ・プロジェクトは、品質の向上のみならず、チェリーを生産する農 家を組織化し、サステーナブル認証を取得するなどして、農家の生産性向 上 や適正な農薬使用の管理などにも寄与しています。プロジェクト開始後 5 年以上を経た現在、エルゴン山一帯に6ヶ所の水洗工場を稼動し、6000 軒の生産者をメンバーとして、 同国でも最高の水洗アラビカを生産しています。1080円/200gパック、2160円/500gパック(税込)
2022.11.25
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【ベラ・ノッテXマス】22年目になる「ベラ・ノッテ」のXマスバージョンです・・・今年は「ウガンダ・マウントエルゴン」をブレンドして・・・ウガンダ・マウントエルゴンの甘さを生かして、クリスマスの華やかさに、そのままでも、ケーキと一緒でも親しみやすい味わいに仕上げました。ブライトな深煎り・・・まろやかで華やかな深煎りです、後味のスッキリ感がダークでクリーンな魅力になっています。さかもとこーひーの秋冬人気NO1の「ベラ・ノッテ」ですが、22年目になっても人気が衰えません。ほんと常連さんのお気に入りのこーひーに育ってこんなに嬉しいことはありません。ご好評だった「ベラ・ノッテXマス」としてバージョンアップしてお届けいたします。元々「ベラ・ノッテ」はXマスにはじまりXマスに終わるディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌ですから、ぴったりです。「ベラ・ノッテXマス」は…「深煎りグアテマラ」に「ウガンダ・マウントエルゴン」と「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです・・・まろやかで華やかな深煎りです。「ウガンダ・マウントエルゴン」を使うことで…「深煎りグアテマラ」のハニーライクな華やかさに心地よい口当たりと甘さの余韻を加え…「タンザニア・ムベヤ」もブレンドして…深煎りの華やかなXマスバージョンに仕上げました。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います、お楽しみください。「1993年の秋でしたから、そう、もう、28年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年デビューの「ベラ・ノッテ」も22年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。1080円/225gパック(税抜き)
2022.11.24
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【イルミネーションカフェ】(200gパック)ひと口目からイルミネーションの眩い煌めきにときめくようなイメージです・・・今年も「イルミネーションカフェ」の季節がやってきました。昨年は「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「コスタリカ・シンリミテス」のブレンドでしたが・・・今年は「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」の代わりに「パナマ・レリダ」をブレンドして、より柔らかで親しみやすく・・・パナマ・レリダのフローラル感を生かし、フェミニンな魅力をイメージしました。なめらかでまろやかな口当たりから・・・コーヒーのイメージとは違う華やかな印象・・・シーズンズグリーティングス・・・どなたにも安心してお勧めできる滑らかな口あたり・・・そのあとに感じる煌めく味わい・・・エレガントでやさしい余韻・・・フローラル感、フルーツ感、柑橘系の爽やかさ、上質なチョコレート感。さかもとこーひーのお客様にはみなさんに安心してお勧めできます。ワインの後にもお勧めです。ご自宅用、ギフト用にとお楽しみください。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「パナマ・レリダ」「コスタリカ・シンリミテス」とさかもとこーひーを代表する最高峰の農園だけのブレンドです・・・華やかさ・・・親しみやすさ・・・余胤の複雑な味わい・・・お楽しみください。チョコレートでも、生クリームでも、その味わいをやさしく受け止めて引き立て…後味を爽やかにして、次のひと口をさらに美味しくしてくれるでしょう。フルーツタルト等フルーツたっぷりのケーキでもご機嫌な相性の良さだと思います。この辺は毎日のように甘いものとこーひーでおやつしているさかもとこーひーならではですね、お楽しみください。1620円/200gパック(税込)
2022.11.23
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【コスタリカ・シンリミテス】(200gパック)さかもとこーひーがコスタリカで一番魅力的だと思っている「コスタリカ・シンリミテス」のご紹介です・・・華やかで爽やかな魅力を、Xマスシーズンにお届けします・・・エレガント、滑らかな口当たり、豊かで長い余韻、圧倒的な魅力をお楽しみください。毎年最初の焙煎してすぐ淹れて、ひと口飲むと・・・あぁーこれこれって感じで・・・滑らかでエレガントな印象、華やかなときめく余韻・・・クリーミー、シルキー、エレガント、スイート・・・個人的にも楽しみにしている「コスタリカ・シンリミテス」です・・・ブライト、クリーミー、シルキー、ロングアフターテイスト、エレガント・・・繊細なのに、コクや複雑さに圧倒されます・・・最初の印象はエレガント…薄衣を1枚1枚重ねたような奥行きや厚みと言ったら良いでしょうか。ひと口目から圧倒的な魅力が押し寄せてきますが…その華やかさ、シルキーと言われる上品で柔らかな口当たりと甘さ、長く長く続く余韻…エレガントな魅力だと思います。フローラル、オレンジ、アールグレイ、チェリー、クランベリー、アプリコット、ストロベリー、オレンジ、ジューシー…挽いた時の香りから飲み終わっての余韻まで…圧倒的な魅力余韻で…ひたすら心地よく、うっとりとしてしまいます。さかもとこーひーが「グアテマラ・エルインヘルト農園」と並ぶ魅力を感じている・・・コスタリカの素晴らしい魅力です。エルインヘルト農園は少し規模が大きく…組織的な農園として素晴らしいですが…シンミリテス農園は規模が小さく家族経営な感じで素晴らしいと思います。さかもとこーひーは家族経営規模ですのでとっても親しみを感じますね・・・本店店長の次男が3回訪問しています。「コスタリカ・シンリミテス」をこーひーだけでゆっくりと味わう楽しみは最高にご機嫌ですが…勿論お菓子にもぴったりと合います。ケーキ、チョコレート、焼き菓子と受け止め、美味しさを引き上げてくれます。「コスタリカ・シンリミテス」はイチゴにもピッタリです…繊細な口当たりや上品な香りでエレガントという言葉がピッタリなこーひーです…イチゴというコーヒーには少し合いづらいフルーツでも相性良く、生クリームの脂肪分も軽く受け止めてしまう柔らかなコクにはほんと感心します。コスタリカのコーヒーは、専門的にはストラクチャーとか骨格とか言いますが、しっかりとしたコクが印象的なんですが…このシンリミテス農園はシルキーマウスフィールと言われるようなとっても繊細で柔らかな口当たりが、きれいな酸と甘さが一体になっていることにいつも感心します。ひと口目から最後の余韻まで華やかな香りと柔らかな味わいで満たされると思います。コスタリカのトップスペシャルティコーヒーの魅力を心行くまでお楽しみください。農園名 : Sin Limites(シン・リミテス)農園主 : Jose Jaime Cardenas (ホセ ハイメ カルデナス)農園面積 : 1.4ha 栽培地:コスタリカ、ウエストバレー地域、ロオールデスデナランホ地区マイクロミル名:シンミルテス生産者:ハイメ&メイベルカルデナス品種:ヴィジャサルチ標 高: 1,600m 収穫時期:2月~3月生産処理:イエローハニー製法(粘着質を50%程度残し、乾燥する。)コスタリカでは、従来農協系や大手会社によるコーヒーが主流でしたが、ここ数年発展してきたマイクロミルのコーヒーがそのユニークさ及び品質の高さから注目を受けております。同国では、他の中米と異なり、農園規模は小さく、収穫したチェリーを農協系またはプライベート加工業者に搬入する分業制が主体でありました。この場合、各農家のコーヒーは大きなロットの一部になってしまいます。過去10年、先進的な農家は、家族や親類など農園が小規模な水洗処理設備、乾燥設備を共有し、地区特性を反映した品質の高いコーヒーを一貫して生産する動きがマイクロミルです。コスタリカ全土でその数は180を超えるといわれ、従来のコスタリカコーヒーの概念を覆す高品質を実現しています。それもそのはず、樹の管理から水洗処理、乾燥、中にはドライミルまで所有し、生産者自身のプライドを賭けた商品として作っているからです。 シンリミテスは、マイクロミルの中でも五本の指に入ると言っても過言ではないでしょう。小さなミルですが、綺麗に整備された乾燥テーブルなど、如何に手間暇をかけて生産しているかがわかります。正に職人マイクロミル(ARTISAN)です。カルデナス氏は、特にハニー製法に熱心に取り組んでおり、彼がコスタリカハニーコーヒーを更に上のステージに引き上げたと言っても過言ではありません。 2008年のCOEでは堂々の2位を獲得し、その後も入賞を果たしております。また、WBC大会では鈴木バリスタがシンリミテスコーヒーと共に世界を相手に奮闘し上位入賞を果たしております。『シンリミテス』とは『無限』の意味ですが、この豆の持つウエストバレー特有のオレンジ系風味とコク、芳醇な甘味からは、コスタリカコーヒーの無限の可能性を感じる素晴らしい一品です。1620円/200gパック(税込)
2022.11.22
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プロのつぶやき1186「コスタリカ・シンリミテス、イルミネーションカフェ、ベラ・ノッテXマス、ウガンダ・マウントエルゴン」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。ほんわかした千葉でも朝10℃を切るようになってきましたので、これから3月まで3ヶ月少し焙煎が冬バージョンになっていきます。そうなると、さかもとこーひーは忙しい季節です。コンデション整えて安定した仕事に励みます。コロナはおとなしくなってきたと思ったら、また増えています、そして冷えと乾燥の季節になっていきます、くれぐれもご自愛ください。昨日はWOWOWでロジャーフェデラーの引退イベントしていました、錦織選手も怪我からのリハビリの中参加してました。テニスは2時間3時間ストップダッシュ続ける競技ですので怪我のリスクが大きいです。勝ち続けると試合が毎日になり、疲労も大きくなります・・・ボクシングのようにコンデション整えての1試合形式でしたら・・・錦織選手はもっと活躍でるだろうと思っています。まぁ、今でも日本人として考えられないすごい実績ですが・・・。心技体頭脳と素晴らしいですが、連戦での体力や怪我がハンデになっています。来年のカムバックが楽しみです。そんなこんなで・・・11月の新しいこーひーはXマスシーズン向けです。Xマスシーズンのこーひーは・・・華やかな魅力とケーキやチョコレートとのペアリング、そしてギフトで使われることも多いのでどなたにも親しみやすい味わいを大切にしています。さかもとこーひーのコスタリカNo1農園「コスタリカ・シンリミテス」・・・グアテマラ・エルインヘルト農園とパナマ・レリダ、コスタリカ・シンリミテス農園を贅沢にブレンドした「イルミネーションカフェ」・・・毎年人気の季節の深煎り「ベラ・ノッテXマス」・・・リピートが多いので500gお得袋を追加した「ウガンダ・マウントエルゴン」・・・の4つです、お楽しみください。【コスタリカ・シンリミテス】(200gパック)さかもとこーひーがコスタリカで一番魅力的だと思っている「コスタリカ・シンリミテス」のご紹介です・・・華やかで爽やかな魅力を、Xマスシーズンにお届けします・・・エレガント、滑らかな口当たり、豊かで長い余韻、圧倒的な魅力をお楽しみください。毎年最初の焙煎してすぐ淹れて、ひと口飲むと・・・あぁーこれこれって感じで・・・滑らかでエレガントな印象、華やかなときめく余韻・・・クリーミー、シルキー、エレガント、スイート・・・個人的にも楽しみにしている「コスタリカ・シンリミテス」です・・・ブライト、クリーミー、シルキー、ロングアフターテイスト、エレガント・・・繊細なのに、コクや複雑さに圧倒されます・・・最初の印象はエレガント…薄衣を1枚1枚重ねたような奥行きや厚みと言ったら良いでしょうか。ひと口目から圧倒的な魅力が押し寄せてきますが…その華やかさ、シルキーと言われる上品で柔らかな口当たりと甘さ、長く長く続く余韻…エレガントな魅力だと思います。フローラル、オレンジ、アールグレイ、チェリー、クランベリー、アプリコット、ストロベリー、オレンジ、ジューシー…挽いた時の香りから飲み終わっての余韻まで…圧倒的な魅力余韻で…ひたすら心地よく、うっとりとしてしまいます。さかもとこーひーが「グアテマラ・エルインヘルト農園」と並ぶ魅力を感じている・・・コスタリカの素晴らしい魅力です。エルインヘルト農園は少し規模が大きく…組織的な農園として素晴らしいですが…シンミリテス農園は規模が小さく家族経営な感じで素晴らしいと思います。さかもとこーひーは家族経営規模ですのでとっても親しみを感じますね・・・本店店長の次男が3回訪問しています。「コスタリカ・シンリミテス」をこーひーだけでゆっくりと味わう楽しみは最高にご機嫌ですが…勿論お菓子にもぴったりと合います。ケーキ、チョコレート、焼き菓子と受け止め、美味しさを引き上げてくれます。「コスタリカ・シンリミテス」はイチゴにもピッタリです…繊細な口当たりや上品な香りでエレガントという言葉がピッタリなこーひーです…イチゴというコーヒーには少し合いづらいフルーツでも相性良く、生クリームの脂肪分も軽く受け止めてしまう柔らかなコクにはほんと感心します。コスタリカのコーヒーは、専門的にはストラクチャーとか骨格とか言いますが、しっかりとしたコクが印象的なんですが…このシンリミテス農園はシルキーマウスフィールと言われるようなとっても繊細で柔らかな口当たりが、きれいな酸と甘さが一体になっていることにいつも感心します。ひと口目から最後の余韻まで華やかな香りと柔らかな味わいで満たされると思います。コスタリカのトップスペシャルティコーヒーの魅力を心行くまでお楽しみください。農園名 : Sin Limites(シン・リミテス)農園主 : Jose Jaime Cardenas (ホセ ハイメ カルデナス)農園面積 : 1.4ha 栽培地:コスタリカ、ウエストバレー地域、ロオールデスデナランホ地区マイクロミル名:シンミルテス生産者:ハイメ&メイベルカルデナス品種:ヴィジャサルチ標 高: 1,600m 収穫時期:2月~3月生産処理:イエローハニー製法(粘着質を50%程度残し、乾燥する。)コスタリカでは、従来農協系や大手会社によるコーヒーが主流でしたが、ここ数年発展してきたマイクロミルのコーヒーがそのユニークさ及び品質の高さから注目を受けております。同国では、他の中米と異なり、農園規模は小さく、収穫したチェリーを農協系またはプライベート加工業者に搬入する分業制が主体でありました。この場合、各農家のコーヒーは大きなロットの一部になってしまいます。過去10年、先進的な農家は、家族や親類など農園が小規模な水洗処理設備、乾燥設備を共有し、地区特性を反映した品質の高いコーヒーを一貫して生産する動きがマイクロミルです。コスタリカ全土でその数は180を超えるといわれ、従来のコスタリカコーヒーの概念を覆す高品質を実現しています。それもそのはず、樹の管理から水洗処理、乾燥、中にはドライミルまで所有し、生産者自身のプライドを賭けた商品として作っているからです。 シンリミテスは、マイクロミルの中でも五本の指に入ると言っても過言ではないでしょう。小さなミルですが、綺麗に整備された乾燥テーブルなど、如何に手間暇をかけて生産しているかがわかります。正に職人マイクロミル(ARTISAN)です。カルデナス氏は、特にハニー製法に熱心に取り組んでおり、彼がコスタリカハニーコーヒーを更に上のステージに引き上げたと言っても過言ではありません。 2008年のCOEでは堂々の2位を獲得し、その後も入賞を果たしております。また、WBC大会では鈴木バリスタがシンリミテスコーヒーと共に世界を相手に奮闘し上位入賞を果たしております。『シンリミテス』とは『無限』の意味ですが、この豆の持つウエストバレー特有のオレンジ系風味とコク、芳醇な甘味からは、コスタリカコーヒーの無限の可能性を感じる素晴らしい一品です。1620円/200gパック(税込)【イルミネーションカフェ】(200gパック)ひと口目からイルミネーションの眩い煌めきにときめくようなイメージです・・・今年も「イルミネーションカフェ」の季節がやってきました。昨年は「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「コスタリカ・シンリミテス」のブレンドでしたが・・・今年は「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」の代わりに「パナマ・レリダ」をブレンドして、より柔らかで親しみやすく・・・パナマ・レリダのフローラル感を生かし、フェミニンな魅力をイメージしました。なめらかでまろやかな口当たりから・・・コーヒーのイメージとは違う華やかな印象・・・シーズンズグリーティングス・・・どなたにも安心してお勧めできる滑らかな口あたり・・・そのあとに感じる煌めく味わい・・・エレガントでやさしい余韻・・・フローラル感、フルーツ感、柑橘系の爽やかさ、上質なチョコレート感。さかもとこーひーのお客様にはみなさんに安心してお勧めできます。ワインの後にもお勧めです。ご自宅用、ギフト用にとお楽しみください。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「パナマ・レリダ」「コスタリカ・シンリミテス」とさかもとこーひーを代表する最高峰の農園だけのブレンドです・・・華やかさ・・・親しみやすさ・・・余胤の複雑な味わい・・・お楽しみください。チョコレートでも、生クリームでも、その味わいをやさしく受け止めて引き立て…後味を爽やかにして、次のひと口をさらに美味しくしてくれるでしょう。フルーツタルト等フルーツたっぷりのケーキでもご機嫌な相性の良さだと思います。この辺は毎日のように甘いものとこーひーでおやつしているさかもとこーひーならではですね、お楽しみください。1620円/200gパック(税込)【ベラ・ノッテXマス】22年目になる「ベラ・ノッテ」のXマスバージョンです・・・今年は「ウガンダ・マウントエルゴン」をブレンドして・・・ウガンダ・マウントエルゴンの甘さを生かして、クリスマスの華やかさに、そのままでも、ケーキと一緒でも親しみやすい味わいに仕上げました。ブライトな深煎り・・・まろやかで華やかな深煎りです、後味のスッキリ感がダークでクリーンな魅力になっています。さかもとこーひーの秋冬人気NO1の「ベラ・ノッテ」ですが、22年目になっても人気が衰えません。ほんと常連さんのお気に入りのこーひーに育ってこんなに嬉しいことはありません。ご好評だった「ベラ・ノッテXマス」としてバージョンアップしてお届けいたします。元々「ベラ・ノッテ」はXマスにはじまりXマスに終わるディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌ですから、ぴったりです。「ベラ・ノッテXマス」は…「深煎りグアテマラ」に「ウガンダ・マウントエルゴン」と「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです・・・まろやかで華やかな深煎りです。「ウガンダ・マウントエルゴン」を使うことで…「深煎りグアテマラ」のハニーライクな華やかさに心地よい口当たりと甘さの余韻を加え…「タンザニア・ムベヤ」もブレンドして…深煎りの華やかなXマスバージョンに仕上げました。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います、お楽しみください。「1993年の秋でしたから、そう、もう、28年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年デビューの「ベラ・ノッテ」も22年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。1080円/225gパック(税抜き)【ウガンダ・マウントエルゴン】さかもとこーひーで一番の深煎りの「バークレー・ロースト」よりもさらにもう少し深く焙煎しました。さすがアフリカの内陸部(内陸性気候)での高地産で、深煎りにして魅力的になる素材だと思いました。(発売以来、リピートの常連さんが多く、お得な500gパックを用意しました。)ダークでビターで・・・柔らかでクリーンな口あたりで、余韻にカラメル的な甘さがただよい、キレ良く爽やかさを感じる・・・ウガンダらしい深煎りこーひーです。ダークチョコやビターチョコに加えて、ほのかなバニラやフローラル感がこの「ウガンダ・マウントエルゴン」の深煎りの魅力を引き立てていると思います。親しみやすく、飲みやすい柔らかな口あたりなのと・・・余韻のキレの良さが爽やかさに繋がって、これからの暑い夏にもぴったりでしょう。長く続く余韻は苦い味よりも柔らかで心地よい甘さが印象的です。冷めてくると、なめらかまろやかな口あたりからダーク・カラメルな味わいと豊かなコクと甘さが感じられて・・・今までにない深煎りの魅力になっていると思います。20年くらい前、スペシャルティコーヒーを使い始めた頃「ウガンダ」に出会いました。標高が高い上にアフリカの内陸のための内陸性気候からの豆質で・・・深煎りにしてクリーンなダークで後味のキレの良さが他にない魅力でした。そして久々にそのウガンダの「ウガンダ・マウントエルゴン」が手に入りましたので、さっそく深煎りに仕上げました。「バークレーロースト」の深煎りの焙煎スキルによって20年前よりも「ウガンダ・マウントエルゴン」をより魅力的に焙煎できるようになったと思います。スペシャルティコーヒーに出会って20年がすぎて、このような深煎りを焙煎してお届けできて・・・昭和の深煎り焙煎店が・・・このような味わい・魅力にたどり着いたとなかなか感慨深いものがあります。栽培地:ウガンダ東部のエルゴン山 北部傾斜地一帯提携農家:6000人標高:1,600~2,000m品種:SL27生産処理:ウオッシュド、5つの地域に6ヶ所のウオッシングステーションアフリカ大陸のほぼ中央部、ビクトリア湖やナイル川源流を国土に擁し、 かのウィンストン・チャーチルにより「アフリカの真珠(Pearl of Africa)」と 呼ばれた国ウガンダは、実は現在アフリカの最大のコーヒー輸出国です。 様々なタイプのコーヒーを産するウガンダですが、 最高級品質の水洗アラ ビカを産するのが、東部のケニアと国境を接する楯状火山エルゴン山の山 麓一帯の高地です。エルゴン山は東アフリカでもっとも古い火山の一つで、 裾野の面積 3,500 平方キロはアフリカで最大です。このエルゴン山の山麓 は、火山灰質の土壌と豊富な降雨量に恵まれ、酸味のしっかりとした最高 級アラビカを産する条件が整っています。この地方の水洗アラビカは、従 来零細農家により水洗処理が施されたパーチメントとして集買され、ブギ スというブランドで廉価なアラビカとして輸出されていました。 しかし、 そのチェリーの資質の高さを見たボルカフェ・グループのキャガラニ・ コーヒー社は 2007年、当地にしっかりとした設備のととのった水洗工場を 建設し、近隣の農家から直接チェリーを買い付けて安定した高品質のアラ ビカを生産するプロジェクトを始動します。このマウント・エルゴン・ア ラビカ・プロジェクトは、品質の向上のみならず、チェリーを生産する農 家を組織化し、サステーナブル認証を取得するなどして、農家の生産性向 上 や適正な農薬使用の管理などにも寄与しています。プロジェクト開始後 5 年以上を経た現在、エルゴン山一帯に6ヶ所の水洗工場を稼動し、6000 軒の生産者をメンバーとして、 同国でも最高の水洗アラビカを生産しています。1080円/200gパック、2160円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.11.20
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プロのつぶやき1185「ふつうで美味しい町蕎麦と町鮨」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。朝10℃くらいになって、千葉でも紅葉をあちらこちらで見るようになりました・・・名勝地のダイナミックな紅葉も素晴らしいですが、温暖な千葉での移動中に色づいていく樹々を眺めるのもいいものです、秋が深まってきました。そんなこんなで・・・dancyu12月号の特集が「町蕎麦と町鮨」とあって、思わず買ってしまいました。dancyuは創刊号から数年は毎号楽しみにしていましたが、その後は気になる特集がたまーにあった時くらいしか読んでいませんでした。調べたら1991年1月号創刊のようです・・・32年近くになりますね、35才の時かー。20代は飲食業界誌から名店をチェックして行ったものでした・・・その後玉村豊男さんや山本益博さんの本で色々と知るようになって・・・dancyu以降グルメ雑誌が増えて情報が溢れ出したんだと思います。そのままネット情報に移ってきました。玉村豊男さんは「パリ旅の雑学ノート」から読み出して、ヴィラデストワイナリー始めた頃までほとんど読んでました、20年くらい前までですかね。あんなライフスタイルいいなぁーと思ったものでしたが・・・徐々に、そんな暮らしを支えるビジネスモデルが見えてきて、遠ざかってしまいました・・・メディア情報と実際の店舗経営の狭間が深いんです。普段TVのグルメ番組はあまり興味ないので観ないんですが・・・それでも、BSTBSの「町中華でやろうぜ」玉袋筋太郎、坂ノ上茜、高田秋・・・「吉田類の酒場放浪記」・・・TV東京「孤独のグルメ」井之頭五郎・・・BSフジ「日本一ふつうで美味しい植野食堂」dancyu植野編集長・・・などはちょうどごろごろしている時間なので、よく観ています。お店を通して、それぞれの町の暮らしが伝わってきていいものです。アド街に出てくる地元のお店もおっと思うような店がありますね。そうそう・・・それでdancyuの特集が「町蕎麦と町鮨」ときて・・・「日本一ふつうで美味しい植野食堂」で親しんでいるdancyu植野編集長が我が大切な領域に踏み込んできたかーと飛びつきました。職業柄・・・紅茶やコーヒー、パンやケーキは勿論・・・和食洋食お酒と・・・名店と言われたりしたお店を回ってきました。20代30代ですかねー、40代はさかもとこーひー軌道に乗せるので忙しかったし・・・もう20年以上はあまりトレンドとか星つきとか食べログとか興味なくなりました。美味しさを作る仕事なので・・・ビジネスの匂いがする情報はあまり関心がないんです。(商売は商売で別に考えてますので)それに、長年美味しさを追いかけていると・・・どんなジャンルでも一定のレベルになったら、それ以上は美味しさと言うよりはどうビジネスするかになっているんです。おっと、そうそう・・・日常の行動範囲にお気に入りのお店があるととってもご機嫌なもので、暮らしがいい感じになります。坂本で言えば、町中華は千葉市作草部の中華「龍之介」・・・町蕎麦が松波の「長寿庵」・・・どちらも安くて、ボリュームも良くて、腕が良くて・・・繁盛しています。少し贅沢な町鮨が検見川の「初寿司」・・・フレンチが幕張本郷の「サンクオピエ」・・・うなぎは祐光の「うな徳」・・・どのお店もカジュアルで腕が確かでご機嫌で安心して通えます。初寿司やサックオピエは親しいと言うのもありますが・・・素材も腕も良くて、相性がいいです。30年40年くらい前は蕎麦でもお寿司でも名店を訪ねるのも楽しみでした。その後、メディアのグルメ情報が豊富になって嬉しかったのですが、いつからか、とんがった店の情報ばかりになったように感じました。まぁ、メディアも商売ですからどんどん先鋭化していきます。雑誌が売れることがメインですので、当然売りやすい情報にフォーカスします。そして、メディア情報で予約の取れない店があちこちに現れて、特に東京はそういう店に競って通うお客さんが一定数いますので、そういうお客さんの取り合いだったり、予約競争になったりしています。坂本も友人知人が予約取れたりすると仲間に入れてもらえることがあります、それはそれで楽しいものです。しかし、予約の取れない店でも、ほんと常連さんだけで予約が取れないお店とメディアを上手に使って予約困難店になっているお店とあるように思います。そして、とんがった店は疲れるので近寄りません。さかもとこーひーでも「とびっきり普通に美味しい」をコンセプトにして・・・「ブラジルクラシクス」「カフェボッサ」と発売して、今ではすっかり定番こーひーとして親しまれています。そこで・・・dancyu12月号「町蕎麦と町鮨」です・・・編集長の今月のdancyuには「ふつうの美味しさ」とタイトルになっていました。「ふつうで美味しい」ってなんですか?「今日食べて美味しくて、次の日も食べたくなって、十年後も食べたくなるだろうな、と思うような味わい」と答えていると。「これは単なる飽きない味というだけでなく、胃と心にじわりと染みるような美味しさです。」「店の人は「ふつうですよ」と言いますが・・・シンプルな味付けでも時を重ねることでしか出せない味わいがあります」「店を続けた年月の重みが、そして常連たちの店を愛する気持ちが、店のやわらかな雰囲気になり、なんとなく居心地よく飲み食いができる。そんな日常の幸せに満ちた店はいいですね。」「しかし、世の中では高級店か安いチェーン店の二極化が進んでいる。」上手に書くものですね、思わず頷いてしまいます。高級店も安いチェーン店も必要ですが・・・高級店と安いチェーン店の間の町のふつうに飛びっきり美味しいお店があるとその町の暮らしが心地よいものになりますね。さかもとこーひーはホームこーひー(日常のこーひーであり、美味しさ)を大切にしていますので・・・それらのお店に共感することが多いです。コーヒー業界はスペシャルティコーヒーの時代になって、差別化差別化、とんがった店作り・・・特に若い人がそうなるのは分かりますが・・・僕からしたら、美味しさやクオリティの影に商売のため、集客のための差別化が透けて見えてしまいます。カフェやビーンズショップこそ町カフェ、町ビーンズショップの良さが発揮しやすいんだと思っています。町蕎麦に町鮨・・・町中華、フレンチ、イタリアン・・・町のパン屋にケーキ屋にコーヒー屋・・・いいものですね。「ふつうで美味しい」って結構ハードル高いですし・・・それを長年続けるのはもっとハードル高いです・・・精進します。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.11.13
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プロのつぶやき1184「10年前の仕事量をこなしたら」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。11月になりました、明日は立冬だそうです・・・まだ寒さはそれほどではない千葉ですので、過ごしやすい好きな季節です。朝晩は少し寒さを感じますので、ご注文が増えて少し忙しくなってきました。さかもとこーひーは同業のお店に比べるとあまり季節による変動が少ない店だと思います。夏でもヘビーユーザーの常連さんが多いので安定しているんですが・・・それでも冷えを感じるようになると忙しくなります。余談ですが・・・30年前自家焙煎の豆売り店さかもとこーひーを開店して、6月から暇になって、まぁ7月8月は暇だろうと覚悟していて、9月になっても暇で・・・それに1月2月も思ったより暇で、1年のうち6ヶ月も暇だったら、これは大変な商売始めてしまったと震えたのをはっきりと覚えています。なので、カフェを併設しないビーンズショップは今でも業界では少数派ですね。その後常連さん、ヘビーユーザーの常連さんが買いやすいように商売をフォーカスしてきたので・・・少しずつ夏の落ちこみが少なくなってきました。そろそろXマスブレンドの段取りしたら・・・年末まで忙しい季節が続きますので仕入れやら体調やら抜かりない管理が大切です。そんなこんなで・・・今週は本店店長の次男が用事があって、代わりに10年前の仕事量をこなしました。10年前は次男がまだ学生で、後を継ぐことになっていましたが店には入っていませんでした。10年前店主坂本は57才、若い人から見たら57も67も年寄りには変わりがないでしょうが・・・達郎が65から頻繁に言うようになった前期高齢者、その意味することを実感するようになりました。(55.60.65と5才刻みでコンデション違うんですけどね(笑))朝は6時から6時半には出勤して、メールチェックして、返信して・・・焙煎の準備、焙煎、片付け・・・開店準備して、事務して・・・通販の入力・伝票発行・・・来店のお客さんと話したり販売したり・・・スタッフさんに通販の伝票引き継いで・・・少し外出して卸先のカフェに顔出したりして・・・閉店片付けが6時、そうそう定期的な焙煎機のメンテも大切です。これがほぼノンストップで・・・他に仕入れやサンプルのカッピング・・・ブログやニューズレターの原稿書き・・・新しいこーひーの準備・・・その他諸々・・・ほとんど空きの時間がなかったです。肩がこったことがなかったのに、ガチガチに固くなっていたのでオーバーワークだったのでしょう。息子が店長になってからは・・・焙煎関係や通販の伝票等々と本店業務は任せているので・・・4時には帰るようになりました、肩こりも無くなりました。で、二日ほど10年前のようにフルに仕事をこなしたら・・・まず焙煎がバタバタして、勿論ピタッと合わせてますが、毎日焙煎していれば無意識のうちにピタピタっと進めますが、今回はひとつひとつ意識しながらなので疲れます。もっとも二日目には慣れてスムースに進行して行きました・・・が、腰や足首に疲労がきて痛い・・・10kgの生豆を焙煎機に投入するのに力を入れないと持ち上がらない・・・使い物にならない自分を自覚しました。(不死身だった若い頃とは違いますね。)まぁ、同級生は完全にリタイアしていますから、そういうことなんですが・・・セミリタイアの計画を具体的にしないといけません。今でも仕事の50%は息子二人に任せているので、80%くらい任せるといいかなって感じです。二日間、来店された常連さんから・・・あら!めずらしい、久しぶりねぇー、どうしたの、息子さんは?・・・みなさん似たようなひと言でした。普段お会いしていなくても、伝票でどなたが何を買われたかはわかっているのですが・・・実際にお会いしてお話ししていると・・・30年20年10年の常連さんが多く、お互い年を重ねましたが、個人店の良さを感じたものでした。ありがたいものです。ネットでのご注文でもコメントくださる常連さんが多いので、デジタルでもつながっている感覚がしっかりとあります。小さな商いの良さでしょう。自営は経営資源が乏しいので、なんでも自分でやりますが・・・結局長時間労働になります、無休も当たり前でした。息子二人は週2日休んで、残業もありませんから・・・店として少しは成長したんでしょう。午前中仕事して・・・月に何回か落語やコンサート、ライブ行って、美味しいもの食べて・・・週に4日くらい働けたら健康にも良さそうです。と言う、もう昔のようには働けないことを日々自覚している話しでした。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.11.06
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プロのつぶやき1183「手仕事が抱える矛盾」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。朝10℃を切る日が出てきました・・・晴れれば日中は秋の日和がご機嫌ですが・・・焙煎の温度や火力が冬バージョンに移っていきます。6時ころ出勤しますが、ちょうど朝日が正面に昇ってきて眩しいです。千葉のロッテマリーンズ「荻野選手1000本安打記念ブレンド」が届いているようです。コーヒー好きの荻野選手と打合せして、いくつか飲んでもらってご感想聞いたり、普段好きで飲んでいるコーヒーを聞いてそれを飲みに行ったりして・・・お好みをイメージしたブレンドです。さかもとこーひーの常連さんも買われた話しを何人も聞きました、さすが地元!ファンが多いですねー。(義弟も年季の入ったロッテファンで荻野選手の1年目からの活躍と怪我の苦労を教えてもらいました。)今週は山下達郎NHKホール3階席堪能してきました・・・改装されたNHKホール音がよくなったような印象です、3階席に響き渡る音がとっても心地よかったです、勿論歌唱や演奏の素晴らしさがあってのものでしょう。そんなこんなで・・・BS日テレの「ぶらぶら美術・博物館」は夕食後ごろごろしながら観るのにちょうどよいので気に入っている番組です。先日は府中市美術館「アーツ・アンド・クラフツとデザイン」展を紹介してました。ちょうどウィリアム・モリスを取り上げていて・・・「アーツ・アンド・クラフツ」とは、19世紀イギリスで、デザイナーのウィリアム・モリスが先導した工芸とデザインの芸術運動で、今も身の回りにある壁紙や、家具、照明器具、食器、ジュエリーなどのデザインのルーツは、全てここに行き着くと言われているそうです。今回は、日本人にも親しみのあるウィリアム・モリスの壁紙から、名作椅子、白熱電球が生まれた頃の斬新なデザインのランプスタンドに、ティファニースタジオのランプなどの歴史的名品の鑑賞でした。大英帝国絶頂期の19世紀、産業革命から始まった大量生産・大量消費の時代に危機感を抱いたのがウィリアム・モリスで、「日用品を美しいものにして、美しいものに囲まれて暮らす幸せ」を志しましたが「手仕事で作る製品は高価格になり、一般の人には手が届かなくなる」と言う・・・手仕事が抱える矛盾を抱えます。その後のアメリカのアーツ・アンド・クラフトは「大衆の好みに合った売れるものをたくさん作る」という商業的なものだったので、なんとも厄介なものです。手仕事でクオリティ上げると価格が上がってしまう・・・一方たくさん作ると商業的なものになってしまう。スペシャルティコーヒーはクラフトであると、スペシャルティコーヒーに出会った時に教わりました。一方、コーヒーは工業製品的な一面もあって、大手メーカーのものは大量生産されています。坂本自身が紅茶やコーヒーにフォーカスしているのは・・・10代20代の頃、美味しさを求めるものの中で、料理で高級素材を使うと素材の価格だけで一般庶民には手が届かないものになることが多いですが・・・紅茶やコーヒーは高級なものでも学生でも味わいたいと思えば味わえる価格だということが大きな要因のひとつです。確かに安いコーヒーに比べたらさかもとこーひーは高いと言えます。お客様から「さかもとこーひーは美味しいけど、お値段が結構いいから」と言われることがあります、その通りだと思います。一方「こんなに安く大丈夫なの?」と心配されるお客様もいらっしゃいます。その辺はお客さん各自の価値観によりますね。自家焙煎店で手作りにフォーカスすると手間がかかり生産性悪いので、「手仕事が抱える矛盾」に直面します。(自家焙煎の場合、少量焙煎だと焙煎が上手くいかないという面もありますが・・・それは又別の機会に。)さかもとこーひーは今の12kg焙煎機での焙煎量が個人店にとっての少量焙煎としてバランス良くて、生産性も良くなって、価格を抑えられていると思っています。達郎はギター2人、キーボード2人、ドラム、ベース、サックス、コーラス3人の10人のバンドでコンサートを長くしてますが・・・ホーンセクションやストリングスとか増やすこともできるのでしょうが、これがギリギリの人数で緊張感保てて良いと言ってます。フルオーケストラでのコンサートの話題が出た時も、結局しませんでした、コストの問題のようです。この辺にもポップスとしてのクオリティとコストのバランスで「手仕事が抱える矛盾」を感じてしまいます。ポップスも工芸品もコーヒーや紅茶も日常の暮らしを彩るものなのでクオリティと価格のバランスから逃れられません。リバティ百貨店のリバティプリントは質が良いけどお手頃がテーマだそうです・・・ウィリアム・モリスの代表的なデザイン「いちご泥棒」は著作権が切れて今では100均でも使われているそうです。日本の民芸運動も生活雑器の美しさにフォーカスしながら・・・価格が上がってしまいました・・・価格が安すぎても再生産できなくなりますし・・・高くなりすぎると大衆の暮らしから遠ざかってしまいます。 「手仕事が抱える矛盾」を忘れすに・・・心地よい日常の暮らしを大切にしたいと思います。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.10.30
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プロのつぶやき1182「思い出の味」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。朝晩冷え込みを感じるようになり10℃を切る朝がやってきました、秋が深まっています・・・焙煎進行が冬に向かっています。昨日土曜日は更科公民館で16名のこーひーレッスンでした・・・質問も多くて楽しかったです。今年は公民館5回になりますが、去年は1回でした。店に戻ったら他の公民館から4月の申込みが来てました。今日はおゆみ野店で2名様のこーひーレッスンがあります。今週はNHKホールで達郎のコンサート・・・先日の神奈川県民に続いてまた3階席、そりゃないだろうと・・・初めてのお客が3割もいたら常連は以前のようには当たりません、愚痴です(笑)まぁ、12月の立川談春の芝浜の独演会当たったし・・・ライブがまったく無くなっていたのを思えばよしとしましょう・・・少しずつ日常が戻ってきている感じです。そんなこんなで・・・先日昔買った「京の味 焚合わせ」(西健一郎著 柴田書店、1984年初版、1990年6版)が出てきました。買ってあったのをすっかり忘れていました。買ったのが1990年ですから35才、32年前ですか、紅茶の店で悪戦苦闘していた頃です。(フランス菓子フランス料理日本料理和菓子等々読み漁っていた頃です。)本を開くと・・・まえがきに・・・「造りが魚のおいしさそのものによるところ大きいのに対して、煮たもの、たいたものは、たき方、味付けがものをいう。つまりは料理人がおいしさを作り出すことができるのである。そして、それぞれにおいしくたいたものを取り合わせて盛ったものが焚合わせである。」とあります。こういうところはコーヒーに通じるように思います・・・焙煎によっておいしさを作り出し、それらをブレンドすることでシングルオリジンにはない魅力を作り出せます。目次には・・・「奥の深いむずかしさ」「素材を生かしておいしくたく」「素材との勝負」「食べる人に合わせたおいしさ」「おいしさを追求する」とあります。これだけで何を伝えたいのか感じられます。さかもとこーひーの場合はスペシャルティコーヒーという素晴らしい素材の魅力を生かして・・・どう常連さんのお好みに合うように焙煎・ブレンドするかが素材との勝負になりますね。そして大切なのがお客さんに合わせたおいしさです・・・店主の独りよがりでは素人レベルでしょう・・・さらにお客さんのイメージを超えて満足してもらえるようなおいしさも追求します。新橋の京味のご常連の方から何回かお誘いいただきました。2階の個室でグループでしたが・・・西さんが上がってこられて、気さくに色々なお話しをしてくださいました。「京の味 焚合わせ」をめくっていると食事の時が浮かび上がってきます。特に・・・「高いものだけがおいしいわけじゃない」「めずらしいものとおいしいものは違う」「奥にある味」・・・この言葉が忘れられません。楽しいお話しと際立った料理に器・・・仕事柄印象的だったのは最初と最後のお茶の素晴らしさ・・・勿論いいお茶使ってますが、お茶が主役にならないようなさりげないバランスでした。レストランのコーヒーとは違うなぁーと思ったものでした。そして、デザートの「わらび餅」「ぜんざい」「葛切り」・・・普通は一つ選ぶようですが、お言葉に甘えて三つとも(笑)・・・どれもがトップの和菓子屋さんと並ぶ素晴らしさ・・・わらび粉や葛粉の話し、小豆は煮こぼさないという話し・・・忘れられません。編集後記には・・・「京味」のおいしさは食べた方ならご存じだろう・・・あのおいしさの秘密を知ることができると期待した。ところが作り方を見ていると思ったほど特別なことが行われているわけではない。つまり、何かうまさを生み出す特別な手法、手品のようなものを期待していたが、そういうことではないらしい。なにかというと安易に解決策を、答えを、欲しがる現代の生き方を反省させられた。やるべきこと、すべきこと、これをまず確実に、理想的に行うこと、これが肝心なのだ。いい味と、なんだかあか抜けしない味とある。ほんとのいい味にするにはどうしたらよいのか教えてもらえないかと思う。分量は?素人じゃないんだから、そんなことは自分で考える。自分の工夫だと。玄人の料理はもっと真剣に、微妙に、この味だと自分が納得する、その加減だ。・・・編集後記が雄弁に語っています。常々、レシピは大切で、レシピによって広まると思ってますが・・・レシピの行間を読んだり、レシピの先をイメージするのが玄人の腕ですね。「素材を生かす」が一番肝心で、まず「素材を知る」ことなのだ。コーヒー業界でも、相場の高騰に円安ととんでもない事態になっているのですが、今まで使っていた素材が使えなくなることもあります。新しいサンプルが今までの素材の代替にならない場合もあります。そこで、数あるサンプルをよく知って、使いこなすのです。そこで安易に代替したり、愚痴や言い訳をしてもはじまりません・・・素人じゃないんだから。いつも手元に置いてある「日本のおかず」(西健一郎著、幻冬舎)は、家庭向けの本なので、レシピに分量が書かれています。「技術を要する懐石料理のレシピとは違います。難しく考えず、どんどん作ってみてください。皆様にとっての「思い出の味」はそこから生まれます。」と書かれている言葉が印象的でした。余談ですが・・・京味の商いのつぼのいくつかも感じられました・・・なかなかすごいです・・・これだけでビジネス本書けます。商いについても勉強になりました。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.10.23
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【バークレーロースト】バークレーローストに使っていた「チマルテナンゴ」が使えなくなって・・・今回からグアテマラのアンティグア地域「アゾテァ」と中東部地域の「カフェ ピューマ」とのグアテマラ同士のブレンドになりました。「カフェ ピューマ」の特徴の柔らかな口当たりとビター感・・・「アゾテァ」の華やかさがバランスよく仕上がったと思います。・・・発売して2年で深煎り人気No1になって・・・すっかりさかもとこーひーの定番深煎りこーひーとしておなじみになりました。(卸先でも使ってくださるカフェが増えています)深煎りのご要望に応えてよりダークに焙煎した「バークレーロースト」です。クリーンで焦げなく・・・ダークでビターなチョコレート・・・ヴァニラを思わせる甘さ・・・柔らかで円やかな口当たり・・・グアテマラを使ったので、グアテマラのハニーライクと言われるキャラからくるんでしょう、冷めた余韻にはカラメルやヴァニラにフローラル感が重なって長い余韻がご機嫌です・・・ヴィンテージのバーボンをストレートでゆっくりと飲んだ時のグラスの底から立ち昇るヴァニラやフローラル感を思い出しました。酸味が無いって感じるくらいにダークな味わいの奥に隠れています。カッピングした時からとっても機嫌が良くて・・・次々とこれからの深煎りの可能性を感じて、ブレンドでもあちこちで活躍しています。柔らかな口当たりで、酸味を感じず、上質なダークさ苦味、余韻の華やかなフローラル感・・・酸味の苦手な方にも、深煎り好きな方にもお勧めします。冷めてからの柔らかな甘さがダークな味わいを引き立てています。20年くらい前にスペシャルティコーヒーに出会って・・・すぐにアメリカのSCAAカンファレンスに飛んで行きました・・・その際ピーツコーヒーのバークレー工場を見学できました。ピーツコーヒーはスターバックス創業者が憧れたお店で・・・その焦げの無い強い深煎りに驚いたものでした。そのバークレーでの印象の強さからインスパイアされた今回の深煎りなので「バークレー・ロースト」とネーミングしました。ドイツ製プロバット焙煎機の焦げずらい熱の伝わり方を活かして・・・深煎りに進行する工程でこれ以上強めると焦げてしまう火力を見つけて・・・焦げる寸前、ぎりぎりの火力でぐーっとダークに深煎りに持っていってます。ざらついた焦げ味のない、冷めてもクリーンでダークな魅力をお楽しみください。さかもとこーひーは通常より豆の量を少なめにと伝えていますが・・・このような深煎りは少し多めにして、濃いめに淹れると魅力を堪能出来ると思います。ご常連のみなさんのリピートが多いこーひーですので・・・今回、500gのお得パックを用意しました。
2022.10.22
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【深煎りグアテマラ】さかもとこーひー開店以来の人気こーひーで・・・10年20年この「深煎りグアテマラ」しか飲まないご常連も多いです。しかし、時々リニューアルしています。深煎りでも強い苦味は避けて・・・クリーンで華やかさがあって、余韻の長い・・・さかもとこーひーのベースになっているこーひーです。長年「深煎りグアテマラ」に使ってきた「チマルテナンゴ」が使えなくなって・・・今回からグアテマラのアンティグア地域「アゾテァ」と中東部地域の「カフェ ピューマ」とのグアテマラ同士のブレンドになりました。ダークチョコレート…滑らか円やかな深煎り…グアテマラの余韻の華やかさ…ハニーライクなフローラル感…冷めてからのジューシー感が魅力的だと思います。勿論、明るいきれいな味わいです・・・そして、以前よりもよりやわらかな口当たりで親しみやすい味わいになりました。最近増えている深煎り好きのみなさんにも喜んでいただけると思います。もっと、ダークでビターな深煎りがお好み方は「バークレーロースト」をお勧めします。普段の暮らしの中のこーひーとして…こーひーだけでも…食後のこーひーとしても…パンやお菓子と一緒に…チョコレートには勿論、アイスクリームにもとっても良く合いますから…チョコレートアイスだったらほんとドンピシャですね。クリームにも合いますので…ショートケーキやシュークリーム、ロールケーキにハード系のパンに菓子パンとなんでもいけそうですね…お楽しみください。余談ですが…この火力より少し強めると微妙に焦げが出てきて…まぁ、普通分からないと思いますが…ざらついた舌触り、滑らかさが欠けてきます…もっと焦げると、舌を刺すような不快な苦味になってきます…僕がよく言う焦がしちゃった深煎りになってしまいます。深煎りでも明るい後味のキレが良いのが魅力だと思いますし…大切だと思います。ヘビーユーザーの常連さん向けに、2160円/500gパック(税込)のお得パックを用意いたしました。
2022.10.21
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【ブラック・オルフェ】香りが良くて、まろやかな深煎りブレンド・・・昨年の春にデビューして1年・・・おかげさまで、定番深煎りブレンドに育っている「ブラック・オルフェ」です。ダークな深煎りで、まろやかさ柔らかさのある口当たり、深煎りモカ・シダモの余韻が最初に浮かんで・・・ダークでディープ・・・そして豊かな風味でありながら、柔らかな口当たりが心地よく・・・「バークレーロースト」「深煎りコロンビア」「深煎りモカ・シダモ」「深煎りブラジル」のブレンドです。ダークチョコレート、カシスやベリー・・・まろやかで、ゆたかな味わいと香り・・・余韻の深煎りモカ・シダモの魅力・・・柔らかな口当たりは深煎りブラジルの仕事です。冷めてからの華やかさ、明るい余韻・・・香りと味わい全体にリズム感を感じるような流れをイメージしました。ご好評いただいて・・・お気に入りのブレンドになっています・・・生クリーム系、チョコレート系、焼き菓子などのスイーツ・ケーキにドンピシャ、おすすめです。ネーミングは・・・「ブラック・オルフェ」は昭和34年のカンヌ映画祭パルムドール受賞映画で・・・主題歌がカルロスジョビンでジャズのスタンダードになっています。黒人とブラジルがテーマの映画ですから・・・深煎りのブレンドで深煎りブラジルも使っているのと、土岐英史さんと片倉真由子さんのデュオアルバムでブラック・オルフェを演奏していて、それが深く柔らかい印象だったのでネーミングしました。ダークでディープでありながら・・・柔らかく豊かな風味・・・余韻に深煎りモカ・シダモの黒いベリーの華やかさも漂います。
2022.10.20
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【アフターダーク】9年目の「アフター・ダーク」・・・「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」を使った深煎りのブレンドです。自分でも気に入っていて、さかもとこーひーを代表するブレンドの一つになりました、もう9年になるんですねー。今年も出来上がって最初の1杯をゆっくりと味わうと・・・まろやかでメロウな、苦味や酸味とは別世界の、熟したフルーツやフローラル感でご機嫌になりました。ひと口目から印象的なまろやかで艶かしい味わいと香り・・・深煎りの味わいに寄り添ってくるパカマラ種のフローラルやフルーツ感・・・冷めてくると浮かび上がってくるピーチやマスカットにブルゴーニュ赤ワインの余韻・・・ご機嫌です。そのイメージは…深煎りの新境地と言いますか…元々深煎り自家焙煎店だったさかもとこーひーがスペシャルティコーヒーに出会って20年…その頃最初にインパクトあったのがピーツコーヒー&ティーのスペシャルティコーヒーの深煎りでした。スタバもその流れですね…スタバの高級版って感じでした。スペシャルティコーヒーを求めてはじめてマイアミに行った時…サンフランシスコ近くのバークレーにも飛んで、工場を見学させて頂きましたが、その高品質な生豆の数々や焙煎に触れて…あぁ!こんな生豆使って焙煎したいなぁーと思ったものでした。それから約20年経ち…スペシャルティコーヒーの焙煎が浅めの魅力も、深めの魅力もお届けできるようになり…それぞれの魅力にファンの常連さんがいらっしゃいます。で、最近思っていた事は…昭和の深煎り自家焙煎でも無い…ピーツやスタバのような深煎りでも無い…スペシャルティコーヒーに出会って20年経ったさかもとこーひーが今のスペシャルティコーヒーの魅力を生かした深煎りブレンドを作りたいなぁーということなんです。円やかでコクが豊かで上品で余韻が長く…あくまでもクリーンな味わい…スペシャルティコーヒーの滑らかさ華やかさ輝き…熟成したような深い味わい…使った豆は…「深煎りコロンビア」に「深煎りグアテマラ」…「深煎りエルサルバドル」そして「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」円やかな深煎りの味わいに「エルインヘルト・パカマラ」の輝くような魅力が顔を出して他に無い魅力になっていると思います。「アフター・ダーク」は…サックスの土岐英史さんのアルバムに入っていて、年に何回かライブで聴いていて大好きな曲なんですが…お嬢さんの土岐麻子さんが新しいアルバムで英語詩を付けて歌ったんです。それを聴いていて…After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉がピッタリだと思いました、是非お楽しみください。(土岐さんが昨年2021年6月71歳で逝去されました。ライブであの生音を浴びることができないのかと寂しいのですが、CDでヘビロテしてます。R.I.P.)
2022.10.19
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【グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ】(100gパック)官能的なフルーツやフローラル感から・・・なめらかな質感・・・相変わらずのパカマラ種の魅力いっぱいです。毎年深まる秋を感じる季節にお届けしている「グアテマラ・エルインヘルト農園・パカマラ種」です。パカマラ種とゲイシャ種がスペシャルティコーヒー業界の際立つ個性、魅力の2トップでしょう。エルインヘルト農園はさかもとこーひーが世界最高峰の農園だと思っているので…本店店長の次男を3年連続で訪問させ…前回の訪問時にパカマラ種の栽培エリアまで見学させていただきました。最初の印象が…滑らかさ、複雑さ、円やかさ、きれいなのに奥深い…冷めてからのブルゴーニュ赤ワインを連想される魅力が抜きんでています。アプリコット、ピーチ、フローラル、なめらかなマウスフィール、余韻の複雑さ、エレガントさと・・・温かい時も冷めきっても。次から次へと魅力が押し寄せて来ます。あらためてカフェプレスで淹れ味わうと…最初の印象はエレガント…そして香りの豊かさと滑らかな口当たりから余韻に漂う香りの複雑さ妖婉さ…こーひーの可能性を感じさせてくれます。華やかさ、滑らかさ、余韻の素晴らしさ…カッピングコメントは…ピーチ、フローラル、アプリコット、カシス…ブライト、ライブリー…クリーミー、ラウンド…マスカット、洋梨、オレンジ、レモン…ブルゴーニュ赤ワイン、スパイシー…完全に冷めて、レモンバーベナの鮮烈な印象…エレガント、コンプレックス、ロングアフターテイスト。ピーチ、フローラル、マスカットなキャラクターが押し寄せてきました。ひと口目、舌を明るく気品ある味わいが包みます。ジッと集中するとピーチやフローラルにマスカット、アプリコットのキャラが甘さとともに押し寄せて…香りの余韻だけを残して、味わいがスッと消えて行きます。スタッフさんが、なんだろう、なんか凄いと言っていたので…色々とキャラクターを並べると…レモンでそれそれと頷いていました。レモンの周りになんだか怪しい感じしているのがピーチやアプリコットと言うと…感じるけど言葉にならないと…。シルキーマウスフィールと言われる繊細な口当たりにさらに滑らかで円やかなクリーミーさも追いかけてきます。少し冷めると、マスカットやオレンジに洋梨のような魅力も顔を出して…さらに冷めるときれいなレモンのキャラクター、レモンの酸味を取り除いたレモンバーベナのような鮮やかな香りと余韻、そこにオレンジが重なり…最後には上品な赤ワインを味わっているような際立った印象です。より滑らかさ円やかさを感じました、冷たくなっての最後のひと口ふた口はブルゴーニュ赤ワインのエレガントさと共通するこーひーだと思います、大切な方へのギフトとしてもお勧めします。エルインヘルト・パカマラをカフェプレスで5分抽出で味わっています。カフェプレスでの抽出時間を…標準の4分にすると…これ以上無いといったエレガントさが愉しめます…少し長めで5分とじっくり淹れると…エレガントさにより複雑さが深まって圧倒されます。品 種: パカマラ種農園: エルインヘルト 農園主:アルツロ・アギーレ氏栽培地: グアテマラ ウエウエテナンゴ地域 ラリベルタッド地区地形: クチュマタン山系に位置する険しい地形標 高: 1,770-1,830m土壌: ローム 雨量:1,600mm 気候: 年平均22°C、相対湿度 75%収穫時期: 2月から4月生産処理: 水洗処理方式(FW フー リー ウ オ ッシュド、発酵時間 48-60時間)、天日乾燥グアテマラの8つの地域の内、ウエウエテナンゴは、グアテマラ市から最も離れたメキシコ国境に位置します。「ハイランド・ウエウエ」といわれるように、岩肌がところどころみられる非常に険しい、標高の高い産地です。冬の収穫時期の朝には、霜がみられることがあるほどです。しかしながらメキシコからの乾燥した熱風がこの地域には吹き、ユニークな微気候を生み出し、それがコーヒー生産を可能にします。 ラリベルタッド地区は、メキシコ国境付近のウエウエテナンゴ地域の南側に位置し、過去カップオブエクセレンス品評会では、多くの入賞農園を生み出して参りました。同地区でも有名なのは、入賞常連のエル・インヘルト農園が挙げられます。 非常に高い標高のブルボ種は小粒で、熟度の高い風味が高く評価されてきました。2008年のカップオブエクセレンス品評会で同農園のパカマラ種がポンドあたり$80.20(当時の普通のコーヒーの約50倍!)を付けて以来、インヘルトのパカマラは強い個性を有するトップオブトップのスペシャルティコーヒーとして認知されるようになりました。 現在ではパナマのエスメラルダ・ゲイシャと並ぶ世界最高峰のコーヒーとして、農園独自のインターネットオークションによる販売を行うまでになりました。 高品質コーヒー生産に真摯に取り組み、大成功を収めているといってよいでしょう。同農園のパカマラ種は、1シーズンで三回の収穫期があり、コンセプションは最盛期である二番摘みとなります。紅茶のダージリンに例えれば、セカンドフラッシュのようなものです。一般的にコーヒーは、最盛期の収穫が品質的には最も優れているといわれておりますが、今回のコンセプションは、パカマラらしいクリーミーなテクスチャーに加え、カシスや黒ブドウのような凄いフレーバーを放っています。 この貴重な風味を皆さま、ぜひ味わってみてください
2022.10.18
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プロのつぶやき1181「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ、アフターダーク、ブラック・オルフェ、深煎りグアテマラ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。今朝玄関出ると冷やっとした空気に明るい朝日が眩しくて秋の深まりを感じました。先日、3年ぶりの山下達郎コンサートで神奈川県民に行ってきました。達郎休養十分のためか、声もよく出ていて、歌よし演奏よしで、3階席でしたが音もよく・・・堪能してきました。やはりライブはいいです・・・いつものようにコンサートに向かって、席について、はじまって、いつものように余韻にひたりながら帰る・・・そんな日常は変え難いものだなぁーと実感しました。達郎が・・・この2年3年世界中の人の心が痛んでいますが、せめてこのコンサートで目の前の観客のみなさんにはこのひと時で癒されたり、元気になったり、楽しんでもらえるように精一杯歌います・・・そんなこと話してました。そんなこんなで・・・スペシャルティコーヒーのトップの魅力「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」・・・パカマラを使った人気ブレンド「アフターダーク」・・・深煎りモカ・シダモの円やかなブレンド「ブラック・オルフェ」・・・2種類のグアテマラに切り替わった「深煎りグアテマラ」と「バークレーロースト」・・・お楽しみください。「深煎りグアテマラ」と「バークレーロースト」に長く使ってきた「チマルテナンゴ」を使い切りまして・・・今年は入荷がなくなりました。グアテマラであっても深煎りに向いている素材でないと「深煎りグアテマラ」「バークレーロースト」の魅力にならないのです。なかなかぴったりの素材がなかったのですが・・・グアテマラのアンティグア地域「アゾテァ」と中東部地域の「カフェ ピューマ」と、グアテマラ同士でブレンドにすることで、より柔らかなテイストと香りの良さ、余韻の心地よさ華やかさに仕上げました。新しくなった「深煎りグアテマラ」と「バークレーロースト」をお楽しみください。【グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ】(100gパック)官能的なフルーツやフローラル感から・・・なめらかな質感・・・相変わらずのパカマラ種の魅力いっぱいです。毎年深まる秋を感じる季節にお届けしている「グアテマラ・エルインヘルト農園・パカマラ種」です。パカマラ種とゲイシャ種がスペシャルティコーヒー業界の際立つ個性、魅力の2トップでしょう。エルインヘルト農園はさかもとこーひーが世界最高峰の農園だと思っているので…本店店長の次男を3年連続で訪問させ…前回の訪問時にパカマラ種の栽培エリアまで見学させていただきました。最初の印象が…滑らかさ、複雑さ、円やかさ、きれいなのに奥深い…冷めてからのブルゴーニュ赤ワインを連想される魅力が抜きんでています。アプリコット、ピーチ、フローラル、なめらかなマウスフィール、余韻の複雑さ、エレガントさと・・・温かい時も冷めきっても。次から次へと魅力が押し寄せて来ます。あらためてカフェプレスで淹れ味わうと…最初の印象はエレガント…そして香りの豊かさと滑らかな口当たりから余韻に漂う香りの複雑さ妖婉さ…こーひーの可能性を感じさせてくれます。華やかさ、滑らかさ、余韻の素晴らしさ…カッピングコメントは…ピーチ、フローラル、アプリコット、カシス…ブライト、ライブリー…クリーミー、ラウンド…マスカット、洋梨、オレンジ、レモン…ブルゴーニュ赤ワイン、スパイシー…完全に冷めて、レモンバーベナの鮮烈な印象…エレガント、コンプレックス、ロングアフターテイスト。ピーチ、フローラル、マスカットなキャラクターが押し寄せてきました。ひと口目、舌を明るく気品ある味わいが包みます。ジッと集中するとピーチやフローラルにマスカット、アプリコットのキャラが甘さとともに押し寄せて…香りの余韻だけを残して、味わいがスッと消えて行きます。スタッフさんが、なんだろう、なんか凄いと言っていたので…色々とキャラクターを並べると…レモンでそれそれと頷いていました。レモンの周りになんだか怪しい感じしているのがピーチやアプリコットと言うと…感じるけど言葉にならないと…。シルキーマウスフィールと言われる繊細な口当たりにさらに滑らかで円やかなクリーミーさも追いかけてきます。少し冷めると、マスカットやオレンジに洋梨のような魅力も顔を出して…さらに冷めるときれいなレモンのキャラクター、レモンの酸味を取り除いたレモンバーベナのような鮮やかな香りと余韻、そこにオレンジが重なり…最後には上品な赤ワインを味わっているような際立った印象です。より滑らかさ円やかさを感じました、冷たくなっての最後のひと口ふた口はブルゴーニュ赤ワインのエレガントさと共通するこーひーだと思います、大切な方へのギフトとしてもお勧めします。エルインヘルト・パカマラをカフェプレスで5分抽出で味わっています。カフェプレスでの抽出時間を…標準の4分にすると…これ以上無いといったエレガントさが愉しめます…少し長めで5分とじっくり淹れると…エレガントさにより複雑さが深まって圧倒されます。品 種: パカマラ種農園: エルインヘルト 農園主:アルツロ・アギーレ氏栽培地: グアテマラ ウエウエテナンゴ地域 ラリベルタッド地区地形: クチュマタン山系に位置する険しい地形標 高: 1,770-1,830m土壌: ローム 雨量:1,600mm 気候: 年平均22°C、相対湿度 75%収穫時期: 2月から4月生産処理: 水洗処理方式(FW フー リー ウ オ ッシュド、発酵時間 48-60時間)、天日乾燥グアテマラの8つの地域の内、ウエウエテナンゴは、グアテマラ市から最も離れたメキシコ国境に位置します。「ハイランド・ウエウエ」といわれるように、岩肌がところどころみられる非常に険しい、標高の高い産地です。冬の収穫時期の朝には、霜がみられることがあるほどです。しかしながらメキシコからの乾燥した熱風がこの地域には吹き、ユニークな微気候を生み出し、それがコーヒー生産を可能にします。 ラリベルタッド地区は、メキシコ国境付近のウエウエテナンゴ地域の南側に位置し、過去カップオブエクセレンス品評会では、多くの入賞農園を生み出して参りました。同地区でも有名なのは、入賞常連のエル・インヘルト農園が挙げられます。 非常に高い標高のブルボ種は小粒で、熟度の高い風味が高く評価されてきました。2008年のカップオブエクセレンス品評会で同農園のパカマラ種がポンドあたり$80.20(当時の普通のコーヒーの約50倍!)を付けて以来、インヘルトのパカマラは強い個性を有するトップオブトップのスペシャルティコーヒーとして認知されるようになりました。 現在ではパナマのエスメラルダ・ゲイシャと並ぶ世界最高峰のコーヒーとして、農園独自のインターネットオークションによる販売を行うまでになりました。 高品質コーヒー生産に真摯に取り組み、大成功を収めているといってよいでしょう。同農園のパカマラ種は、1シーズンで三回の収穫期があり、コンセプションは最盛期である二番摘みとなります。紅茶のダージリンに例えれば、セカンドフラッシュのようなものです。一般的にコーヒーは、最盛期の収穫が品質的には最も優れているといわれておりますが、今回のコンセプションは、パカマラらしいクリーミーなテクスチャーに加え、カシスや黒ブドウのような凄いフレーバーを放っています。 この貴重な風味を皆さま、ぜひ味わってみてください2700円/100gパック(税込)【アフターダーク】9年目の「アフター・ダーク」・・・「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」を使った深煎りのブレンドです。自分でも気に入っていて、さかもとこーひーを代表するブレンドの一つになりました、もう9年になるんですねー。今年も出来上がって最初の1杯をゆっくりと味わうと・・・まろやかでメロウな、苦味や酸味とは別世界の、熟したフルーツやフローラル感でご機嫌になりました。ひと口目から印象的なまろやかで艶かしい味わいと香り・・・深煎りの味わいに寄り添ってくるパカマラ種のフローラルやフルーツ感・・・冷めてくると浮かび上がってくるピーチやマスカットにブルゴーニュ赤ワインの余韻・・・ご機嫌です。そのイメージは…深煎りの新境地と言いますか…元々深煎り自家焙煎店だったさかもとこーひーがスペシャルティコーヒーに出会って20年…その頃最初にインパクトあったのがピーツコーヒー&ティーのスペシャルティコーヒーの深煎りでした。スタバもその流れですね…スタバの高級版って感じでした。スペシャルティコーヒーを求めてはじめてマイアミに行った時…サンフランシスコ近くのバークレーにも飛んで、工場を見学させて頂きましたが、その高品質な生豆の数々や焙煎に触れて…あぁ!こんな生豆使って焙煎したいなぁーと思ったものでした。それから約20年経ち…スペシャルティコーヒーの焙煎が浅めの魅力も、深めの魅力もお届けできるようになり…それぞれの魅力にファンの常連さんがいらっしゃいます。で、最近思っていた事は…昭和の深煎り自家焙煎でも無い…ピーツやスタバのような深煎りでも無い…スペシャルティコーヒーに出会って20年経ったさかもとこーひーが今のスペシャルティコーヒーの魅力を生かした深煎りブレンドを作りたいなぁーということなんです。円やかでコクが豊かで上品で余韻が長く…あくまでもクリーンな味わい…スペシャルティコーヒーの滑らかさ華やかさ輝き…熟成したような深い味わい…使った豆は…「深煎りコロンビア」に「深煎りグアテマラ」…「深煎りエルサルバドル」そして「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」円やかな深煎りの味わいに「エルインヘルト・パカマラ」の輝くような魅力が顔を出して他に無い魅力になっていると思います。「アフター・ダーク」は…サックスの土岐英史さんのアルバムに入っていて、年に何回かライブで聴いていて大好きな曲なんですが…お嬢さんの土岐麻子さんが新しいアルバムで英語詩を付けて歌ったんです。それを聴いていて…After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉がピッタリだと思いました、是非お楽しみください。(土岐さんが昨年2021年6月71歳で逝去されました。ライブであの生音を浴びることができないのかと寂しいのですが、CDでヘビロテしてます。R.I.P.)1620円/225gパック(税込)【ブラック・オルフェ】香りが良くて、まろやかな深煎りブレンド・・・昨年の春にデビューして1年・・・おかげさまで、定番深煎りブレンドに育っている「ブラック・オルフェ」です。ダークな深煎りで、まろやかさ柔らかさのある口当たり、深煎りモカ・シダモの余韻が最初に浮かんで・・・ダークでディープ・・・そして豊かな風味でありながら、柔らかな口当たりが心地よく・・・「バークレーロースト」「深煎りコロンビア」「深煎りモカ・シダモ」「深煎りブラジル」のブレンドです。ダークチョコレート、カシスやベリー・・・まろやかで、ゆたかな味わいと香り・・・余韻の深煎りモカ・シダモの魅力・・・柔らかな口当たりは深煎りブラジルの仕事です。冷めてからの華やかさ、明るい余韻・・・香りと味わい全体にリズム感を感じるような流れをイメージしました。ご好評いただいて・・・お気に入りのブレンドになっています・・・生クリーム系、チョコレート系、焼き菓子などのスイーツ・ケーキにドンピシャ、おすすめです。ネーミングは・・・「ブラック・オルフェ」は昭和34年のカンヌ映画祭パルムドール受賞映画で・・・主題歌がカルロスジョビンでジャズのスタンダードになっています。黒人とブラジルがテーマの映画ですから・・・深煎りのブレンドで深煎りブラジルも使っているのと、土岐英史さんと片倉真由子さんのデュオアルバムでブラック・オルフェを演奏していて、それが深く柔らかい印象だったのでネーミングしました。ダークでディープでありながら・・・柔らかく豊かな風味・・・余韻に深煎りモカ・シダモの黒いベリーの華やかさも漂います。1080円/225gパック(税込)【深煎りグアテマラ】さかもとこーひー開店以来の人気こーひーで・・・10年20年この「深煎りグアテマラ」しか飲まないご常連も多いです。しかし、時々リニューアルしています。深煎りでも強い苦味は避けて・・・クリーンで華やかさがあって、余韻の長い・・・さかもとこーひーのベースになっているこーひーです。長年「深煎りグアテマラ」に使ってきた「チマルテナンゴ」が使えなくなって・・・今回からグアテマラのアンティグア地域「アゾテァ」と中東部地域の「カフェ ピューマ」とのグアテマラ同士のブレンドになりました。ダークチョコレート…滑らか円やかな深煎り…グアテマラの余韻の華やかさ…ハニーライクなフローラル感…冷めてからのジューシー感が魅力的だと思います。勿論、明るいきれいな味わいです・・・そして、以前よりもよりやわらかな口当たりで親しみやすい味わいになりました。最近増えている深煎り好きのみなさんにも喜んでいただけると思います。もっと、ダークでビターな深煎りがお好み方は「バークレーロースト」をお勧めします。普段の暮らしの中のこーひーとして…こーひーだけでも…食後のこーひーとしても…パンやお菓子と一緒に…チョコレートには勿論、アイスクリームにもとっても良く合いますから…チョコレートアイスだったらほんとドンピシャですね。クリームにも合いますので…ショートケーキやシュークリーム、ロールケーキにハード系のパンに菓子パンとなんでもいけそうですね…お楽しみください。余談ですが…この火力より少し強めると微妙に焦げが出てきて…まぁ、普通分からないと思いますが…ざらついた舌触り、滑らかさが欠けてきます…もっと焦げると、舌を刺すような不快な苦味になってきます…僕がよく言う焦がしちゃった深煎りになってしまいます。深煎りでも明るい後味のキレが良いのが魅力だと思いますし…大切だと思います。ヘビーユーザーの常連さん向けに、2160円/500gパック(税込)のお得パックを用意いたしました。1080円/200gパック、2160円/500gパック(税込)【バークレーロースト】バークレーローストに使っていた「チマルテナンゴ」が使えなくなって・・・今回からグアテマラのアンティグア地域「アゾテァ」と中東部地域の「カフェ ピューマ」とのグアテマラ同士のブレンドになりました。「カフェ ピューマ」の特徴の柔らかな口当たりとビター感・・・「アゾテァ」の華やかさがバランスよく仕上がったと思います。・・・発売して2年で深煎り人気No1になって・・・すっかりさかもとこーひーの定番深煎りこーひーとしておなじみになりました。(卸先でも使ってくださるカフェが増えています)深煎りのご要望に応えてよりダークに焙煎した「バークレーロースト」です。クリーンで焦げなく・・・ダークでビターなチョコレート・・・ヴァニラを思わせる甘さ・・・柔らかで円やかな口当たり・・・グアテマラを使ったので、グアテマラのハニーライクと言われるキャラからくるんでしょう、冷めた余韻にはカラメルやヴァニラにフローラル感が重なって長い余韻がご機嫌です・・・ヴィンテージのバーボンをストレートでゆっくりと飲んだ時のグラスの底から立ち昇るヴァニラやフローラル感を思い出しました。酸味が無いって感じるくらいにダークな味わいの奥に隠れています。カッピングした時からとっても機嫌が良くて・・・次々とこれからの深煎りの可能性を感じて、ブレンドでもあちこちで活躍しています。柔らかな口当たりで、酸味を感じず、上質なダークさ苦味、余韻の華やかなフローラル感・・・酸味の苦手な方にも、深煎り好きな方にもお勧めします。冷めてからの柔らかな甘さがダークな味わいを引き立てています。20年くらい前にスペシャルティコーヒーに出会って・・・すぐにアメリカのSCAAカンファレンスに飛んで行きました・・・その際ピーツコーヒーのバークレー工場を見学できました。ピーツコーヒーはスターバックス創業者が憧れたお店で・・・その焦げの無い強い深煎りに驚いたものでした。そのバークレーでの印象の強さからインスパイアされた今回の深煎りなので「バークレー・ロースト」とネーミングしました。ドイツ製プロバット焙煎機の焦げずらい熱の伝わり方を活かして・・・深煎りに進行する工程でこれ以上強めると焦げてしまう火力を見つけて・・・焦げる寸前、ぎりぎりの火力でぐーっとダークに深煎りに持っていってます。ざらついた焦げ味のない、冷めてもクリーンでダークな魅力をお楽しみください。さかもとこーひーは通常より豆の量を少なめにと伝えていますが・・・このような深煎りは少し多めにして、濃いめに淹れると魅力を堪能出来ると思います。ご常連のみなさんのリピートが多いこーひーですので・・・今回、500gのお得パックを用意しました。1080円/200gパック、2160円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.10.16
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プロのつぶやき1180「正しい焙煎がわからない」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。急に冷え込んで12月初旬の陽気で震えた今週でした、くれぐれもご自愛ください。歌舞伎座に講談聴きに行ったり、博多出張したり、孫の初めての運動会あったり、ワイン会、BCP(事業継続計画)の指導・サポート受けたり、焙煎見学あったり・・・バタバタばてばての先週今週でした。そんな中、テニスの楽天オープンが盛り上がってます・・・普段観られない日本人選手の試合が多く、トップ選手との試合は見応えがありました。しかし、やはりレベルの違いがあるのが現実ですね。思わず錦織選手18才の初優勝の録画を観たら、そのフットワークの速さや相手を翻弄するショットと只者ではないことを再確認しました、もう何回も10何回も観ているんですが・・・あらためて圭の魅力的なプレイの素晴らしさを実感しました。昨日はセミファイナルで、フリッツ選手とシャポバラフ選手のトップの試合はスピードパワーと見応えがあります。そして車椅子テニスの決勝は王者国枝選手と16才の天才プロ小田選手・・・小田選手が自分でもゾーンに入ったというくらいのスピードとパワーに加えて、観客を煽り味方につける度胸のよさ・・・追い詰め追い詰められて、最後は国枝選手が振り切りました。プロスポーツとしてのクオリティの高さ・魅力で感動しました。小田選手は錦織選手が急激に昇ってきた時のような才能を感じますね。そんなこんなで・・・先週2日間の慌ただしい博多出張で焙煎サポートしてきて・・・今週は今年3件目の焙煎見学があって・・・焙煎の質問にたくさん答えてきました。スペシャルティコーヒーを使えるようになって20年経っても、焙煎の完成度が上がらないとせっかくの素材の魅力が発揮できません。素材のクオリティが高いので、質の低い素材よりは美味しいように感じますが、それではポテンシャルが発揮できません。そこに悩む若い人が時々焙煎見学に訪れます・・・先日の方も焙煎学校通ったり、シェアロースターで焙煎機借りたりして焙煎練習しているそうですが・・・「正しい焙煎がわからない」とメールがありました。さらに、焙煎で一番大切なカッピングも苦手で・・・なんとなくの感覚しかなくて、たくさんの項目があるので一気に採点するのが難しいと仰ってました。まず、カッピングはセンスや才能はあまり関係なくて、素材も焙煎も良い豆で毎日繰り返しカッピングトレーニングすることだと伝え・・・最初の1年くらいはなんだか分からなくても1年2年3年で基本的なことはブレなくわかるようになると話しました。そして、たくさんの項目の中から・・・最初はクリーンカップにフォーカス・・・次にマウスフィールや余韻の甘さ・心地よさにフォーカスすると・・・お客さんが感じる美味しさにつながること・・・そうこうしていると、酸や香りの色々が感じ取られて・・・あとはバランスやオーバーオールは自ずとわかってきますね。スペシャルティコーヒーというと香りの表現が印象的ですが・・・同じ香りを感じていても言葉の表現が人によって違ってくるし、香りは繊細なので、そこにフォーカスすると他の要素が疎かになってしまいます。しかし、お客さんは微妙は香りよりも、雑味エグ味のないクリーンな味わいや心地よさをまず感じるので、焙煎のカッピングではそこにフォーカスしていくとお客さんにも通じやすいと話しました。液体の味覚はなかなか厄介です。まぁ、最終的には酸のクオリティやキャラクターにボリュームの判断が重要ですね。そして、さかもとこーひーの焙煎の大枠から焙煎機の話し・・・ルーティーンの大切さ・・・具体的に毎日何を操作しているのか・・・質問にも答えて・・・ビーンズショップの商売の壁や強み、将来性など4時間5時間になりました。そうそう・・・抽出について、一般的には「蒸らす」「熱湯はさける」と言われているのに・・・さかもとこーひーは「ドリップは蒸らしなし」「熱湯(95℃以上)」とのことで、その理由を聞かれて・・・粗挽きにしても、湯温を下げても抽出が悪くなり、蒸らしているとだいぶ冷めて抽出が悪くなり・・・一般家庭では蒸らしが難しくて失敗があること・・・細挽きで熱湯で蒸らしなしだと簡単で失敗もしずらく・・・よく抽出できるので粉も少なくて済むと・・・要は豆にネガティブな味があると、それを抽出しないために湯温下げたり、粗挽きにしたり、上手に蒸らしたりしているんじゃないかとさかもとこーひーは思っていると話しました。カフェならば上手に淹れているとカッコ良いですが・・・ビーンズショップはコーヒーメーカーでもプレスでも簡単に美味しく楽しめることが重要なんですと・・・価格も大切ですね。抽出でカバーしなくて良いように、素材と焙煎のクオリティが大切ですと・・・その方はビーンズショップをしたいそうなので、とっても納得してくれました。そして最後にご自身で焙煎した豆と最近購入したという豆エチオピアのナチュラルをカッピング・・・さかもとこーひーのモカ・イルガチェフェと比較して・・・爽やかさ明るさと水分抜けの悪い重い味わい(コクと勘違いしやすい)や・・・余韻が長い香りや心地よい味わいと余韻の短さや不快な味わいを比較してもらいました。遠いところ、朝7時半にさかもとこーひー本店に来られる熱心な方にはできるだけお伝えしたいです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.10.09
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プロのつぶやき1179「伝統を現代に」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。10月に入りました・・・10/1(土)は秋晴れのなか孫のはじめての運動会で、動画が送られてきました。元気いっぱい踊って、走ってました・・・長男次男と二人とも保育所でのはじめての運動会のことをよく覚えています。赤ちゃんだった子が走っていてなんとも言えない気持ちでした。そんな日に、円楽師が亡くなったニュースに続いて猪木さんも亡くなってしまいました。円楽師はこの数年伊集院光と二人会したあれこれが印象的でした。伊集院が30年ぶりに落語に復帰する気持ちの持ちようを師弟がやりとりしてました。二人の了見が伝わってきたものでした。10代20代とプロレス大好きで、猪木信者でした・・・最初に注目したのは中一の時、ワールドリーグ戦でのドンレオジョナサンとの一戦・・・猪木と同じタイプでさらに身体が大きく、パワーがあるジョナサンには敵わないだろうとの予想を覆した一戦です。それからメインイベンターに駆け上がる勢いが若獅子の時代を感じさせました。その後の新日旗揚げ、異種格闘技戦と観ていましたが・・・すごいのは、190センチ100kgを超える身体でコーナーポストに駆け上がるスピードの速いこと速いこと・・・そこにプロレスのリアリティがありました。神保町で働いていたときは後楽園ホール、蔵前、両国と月に2回は通ってました。もう一つは、どんな苦境になっても「どうってことねぇ」「なにくそ」という不屈の闘魂ですね・・・店が上手くいかない時は「どうってことねぇ」「なにくそ」と思って切り抜けました。合掌そんなこんなで・・・9/28(水)に東銀座歌舞伎座にひとっ走り・・・神田松鯉・伯山歌舞伎座特撰講談会(神田松鯉傘寿を祝って)に行ってきました。演目は・・・伯山、赤穂義士銘々伝より安兵衛駆付け~婿入り・・・松鯉、荒川十太夫。伯山はロックのようなパワーとスピードで大ウケ・・・松鯉先生は艶のあるバラードのようで、1時間近く、1800人満員の歌舞伎座のお客をしーんと集中させて・・・万雷の拍手、カーテンコールからの三本締め、いい会でした。落語でも着物の女性はいますが、さすが歌舞伎座着物の女性のお客さんがとっても多い・・・伯山・松鯉のお客さんと歌舞伎ファンが混ざって・・・伯山は講談初めてのお客さんも親しみやすいように説明したり、本編ではパワーで圧倒しましたね。談志師は伝統的な落語だけでは落語が持たないと一人で悪戦苦闘・・・それが志の輔師に受け継がれて、寄席に出られない前座修行で、小さなライブハウス等からスタートPARCO劇場での志の輔PARCOへと・・・寄席以外のファンを増やしてきたのですが・・・伯山には講談のファン層を広げようと、志の輔師の影響を感じます。講談ファンを増やそうと企画したり、メディアに出たりして・・・その流れの歌舞伎座でしょう。しかも松鯉先生が古い速記本から起こしたと言う「荒川十太夫」・・・10月に歌舞伎の新作で演じられるというし、伝統の流れはいいものです。松鯉先生は、声はいいし、聞きやすいし、自由自在に語っているようで、1時間近く歌舞伎座満員のお客さんが聞き入って・・・講談に触れてこなかったフェンも惹きつけて「伝統を現代に」が目の前に現れた一日でした。80才になっても健康ならば・・・あれだけの艶やかな芸をできるんだと、とっても励みになりました。談志師が30才を前に書いた「現代落語論」で「落語は“能”と同じ道をたどりそうなのは、たしかである」と書き、落語を今の時代の演芸として生き残るように「伝統を現代に」として・・・それが志の輔・談春・志らく・談笑と弟子が花開き、他の協会の若手落語家にも影響して、今があるんだと思ってます。「伝統を現代に」伝統を大事にしながら、現代風に、今目の前のお客さんにマッチしていかないと伝統は滅んでしまうでしょう。伯山・松鯉先生の講談からも同じ思いが伝わってきました・・・芸人も職人もその了見が腕を磨き、目の前のお客さんに喜んでもらえることになるでしょう。お土産の紅白饅頭が塩瀬総本家で、600年を越える老舗、薯蕷饅頭で有名で、昔初め塩瀬のて薯蕷饅頭を食べて、驚き、その後時々いただいてます。紅白饅頭なので、大きめなんですが、あんこたっぷりで、それを一つ食べ切ってしまって、それでもすっきりとした余韻にさすが塩瀬だとご機嫌でした。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.10.02
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プロのつぶやき1178「上手に淹れられない若者」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。2週連続の台風でした・・・大きな被害が出た地方があって、千葉直撃かと思いましたが、なんとかやり過ごしました。3年前の猛烈な風で被害が出たことを思い出してしまいます。台風情報をチェックしながら、今週は女子テニスの東レパンパシフィック三昧です。今日の午後決勝ですが・・・シードダウンが相次ぎ、ノーシード2選手の決勝になりました。ソムソノワ選手とジャン選手、偶然二人ともに1回線から観てますが、勢いもありますが、自分が勝つんだというメンタルが伝わってきて、錦織選手が10代で躍進してきた頃のようです。その錦織選手はファンが待っていた楽天オープンも欠場になって、残念ですが、復活への強い意志を感じました。若くて強い選手たくさん出てきてますが、圭のような魅力的なプレイはやはり圭のものです。アメリカでのチャレンジャー大会から復活のようなので、もうすぐです。そんなこんなで・・・世間の連休続きに乗っかった訳ではありませんが、先日銚子へひとっ走りしてきました。solebarさんとandy’s coffee standさんへ行って、コーヒー飲みながら最近の産地状況やコーヒー業界の話しをあれこれして、やる気いっぱいの若者と話すと元気になってきます。銚子駅前のソーレバールさんでは、新しいランチメニューの「ペンネ・ボロネーゼ」とハーブサラダにコールドブリューのアイスコーヒー、デザートはこれも新しいメニューの「コーヒーゼリー」・・・まぁ、全部試食で感想を求められます(笑)さすが、20代をホテルで修行しただけあって、どれも安定のクオリティと美味しさです。その料理人としての腕をカフェでどう活かしていくか、地域のお客さんにどう必要としてもらうか話しが弾みます。ただ、頑張るだけではなかなか商売上手くいかないのが難しいところです。そして、アンディは銚子市内の大洋教習所の駐車場でcoffee stand営業してました。銚子市内で日替わりのコーヒースタンドしています。(ファンや常連さんが多く、さかもとこーひーの卸先のカフェでも、豆の使用量が上位なのは移動のコーヒースタンドなのにすごいです。)この時は教習所の駐車場ということで、どんな感じなんだろうとイメージできなかったのですが・・・行ってみると、ほんと駐車場の入り口にテント張っての営業でした。車を駐車しやすい(笑)コーヒーを淹れてもらっていると・・・ご近所の常連の奥さんが歩いてコーヒーテイクアウトしたり、教習所の方だけではなくて地域に馴染んでいるのが伝わってきました。そこへ、合宿免許に来ていた若者グループがやってきました、男子二人、女子三人。アンディが気さくに話しかけていきます。おすすめのコーヒー淹れながら・・・合宿で来ていることや、普段のコーヒーの話しと進んで行って・・・コーヒー好きで飲むけど「上手に淹れられない」となり・・・アンディは淹れ方は簡単でいいし、コーヒーメーカーが簡単・・・淹れる豆が大切でと上手に進めます。多分、二十歳前くらいなんでしょうが・・・そんな若者にも「コーヒーの上手な淹れ方」という教育が浸透していて・・・業界50年のアピールのパワーを感じました。さかもとこーひーは・・・「コーヒーは淹れるものではなくて、飲むものだ」と長年アピールしてますが・・・最近のカフェは集中してハンドドリップしていたり、ネットでもハンドドリップの画像が毎日出てきます。あとはラテアート、まぁ他にネタがないのかといじわる言いたくなってしまいます。でも、その若者はアンディのコーヒー飲みながらコーヒーバッグの話しも聞いて、気軽に淹れたり飲んだりできるんだと、ニコニコしてましたし・・・そのクリーンな味わいにびっくりして、説明もしっかりと聞いてました。普段接する若い人と言っても30代40代なので・・・二十歳前後の若者とのひとときはとっても新鮮で楽しいものでした。無事免許取ったら、はじめてのドライブで銚子までコーヒー飲みに来るそうです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.09.25
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【ブラックアイズ】昨年、2021年5月にデビューした深煎りブレンド「ブラックアイズ」発売以来安定した人気で、すっかり定番化しました。そこで、「ウガンダ・マウントエルゴン」が使えるようになったので「深煎りコスタリカ」を「ウガンダ・マウントエルゴン」に替えて・・・よりダークに、ディープに仕上げました。ダークさにビター感が重なって・・・上品で柔らかな口あたりと甘さが長く続きます。酸味を感じないので、酸味が苦手な方にもお勧めです。使った豆は・・・「バークレーロースト」「ウガンダ・マウントエルゴン」「深煎りインドネシア・ブルボン」「マンデリン・タノバタック」・・・さかもとこーひーのダークな深煎り豆ばかりです。深煎りインドネシア・ブルボンを焙いてカッピングした時にイメージできた深煎りのブレンドです。深煎りの豆だけで、ダークにディープに、上品で柔らかで・・・深煎りコーヒー苦手な方でも素直にコーヒーのダークさに馴染んで・・・深煎りコーヒー好きな方には今まで無かったような深煎りの魅力を楽しんでもらえるように・・・スペシャルティコーヒーの深煎りの可能性のひとつをイメージしました。上品で繊細なビター感、ダークテイスト・・・マンデリンの滑らかさとブルボン種の柔らかな口当たりからの余韻がとっても気持ちいいです。そして、余韻にはビター感ダーク感と一緒にカラメルやダークチョコ、バニラ・・・さらにダークな中のフローラル感もあります、余韻はやさしい甘さです。マンデリンの質感とブルボン種の質感を活かして、焦げる手前の火力で、ぐーっとダークにディープに深煎りにしました。キレの良い後味なので、アイスこーひーでもお勧めします。ネーミングは「ブラック・オルフェ」と同じく土岐英史さんの4年前のアルバムからいただきました。
2022.09.22
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【深煎りモカ・シダモ】「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」に「エチオピア・モカナチュラル」・・・そしてこの「深煎りモカ・シダモ」と・・・3種類の個性の違うエチオピアのモカが揃っています。まろやかで豊かなコク・・・ベリー系とチョコレート系の香りと味わいが際立っている「深煎りモカ・シダモ」です。深煎りにして苦味よりも滑らかで上品で豊かな香りの味わいが印象的です・・・冷めてからの余韻には赤ワインや赤いフローラルさが際立っています。20年くらい前までは「深煎りモカ・シダモ」を定番で出していたのですが・・・スペシャルティコーヒーに出会って「モカ・イルガチェフェ」の華やかな魅力をさかもとこーひー定番のモカとしてきました。素晴らしい「エチオピア・シダモ」に出会いましたので・・・深煎りにして他の2種類のモカとは違った魅力をお楽しみください。シダモのベリー系の魅力、円やかなコクを生かして・・・チョコレート感にカラメル感が微妙に重なるタイミングで仕上げました。深煎りのコーヒー感からビターチョコレート、そしてベリー・・・冷めると赤ワインや赤いフローラル感が他に無い魅力になってくると思います。勿論、深煎りでも焦げのざらついた苦味とは無縁です・・・円やかな口当たりとコク・・・ベリー、赤ワイン、赤いフローラルのキャラが厚みを持って長く余韻に漂います。20年ぶりにクオリティアップ魅力アップして帰ってきた「深煎りモカ・シダモ」です。エチオピアコーヒーの魅力をお楽しみください。エ リ ア:シダモ県 グジ地区ケルチャプロセス:ウォッシュド規 格:Grade - 1品 種:エチオピア原種標 高:1890mアラビカコーヒーの原産国 ・エチオピア。コーヒーの木が森の中や庭先に自生しているこの国には1000年以上に渡るコーヒーの歴史があり、日本の茶道に似たようなコーヒーセレモニーは生活に密着した文化となっています。シダモはエチオピアの代表的なコーヒーの産地として有名です。その中でも特に高品質コーヒーを生産しているグジ地区のコーヒーは人気があり、現在手に入れることが非常に困難になっています。シダモ・グジ地区の高い標高がもたらす昼夜の激しい寒暖の差はコーヒー栽培に適しており、生産者のコーヒー栽培への情熱も相まって素晴らしいコーヒーを生み出しています。完熟したチェリーのみを収穫し、丁寧に生産処理されたコーヒーは花のような香りが際立っており、他のコーヒーには無い個性的な味わいがあります。今回、そのシダモ・グジをグレード1という最高品質の規格でお届けいたします。すばらしいフレーバーを是非ご堪能ください。
2022.09.21
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【つるべ糸】4年目の「つるべ糸」です・・秋の日はつるべおとし、そんな季節のブレンドです。(もっとも最近は、つるべおとし死語になっているようです)・・・まろやか滑らかな口あたりで、余韻の味わい深さが季節にぴったりです。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をベースにした・・・秋向け、栗・チョコレート・ナッツをイメージしたブレンドです・・・季節柄おいもにも合いますね。ほっと落ち着くような味わいですが、そこは「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」がベースですので上質さ上品さが際立っています。年に何回かプロ向けのカッピングワークショップをクローズドでしているんですが・・・最近はテーマを決めたブレンドのワークショップの要望があって・・・前回のリクエストが秋向けと栗でした。その時は、秋をイメージしていくつかのパターンでブレンドして・・・各自のブレンドをカッピングして、そのブレンドのイメージや価格を聞き、即修正する、そんな繰り返しでした。で、「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」を発売して・・・その魅力を生かした秋向けで、栗・チョコレート・ナッツにぴったりなブレンドができました。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の上質さ、豊かな味わい、なめらかさまろやかさ、フローラル感、フルーツ感、余韻の心地よさ・・・をベースにして・・・栗やおいも、チョコレート、ナッツ系のお菓子をひきたて、こーひーもひきたつ・・・なめらか、まろやか、味わい深く・・・フローラル、赤ワイン、スパイシーな感じです。使ったのは・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「エチオピア・モカナチュラル」「マンデリン・タノバタック」・・・出来上がってプレスで淹れてスタッフさんと一緒に飲んだら・・・Kさん「う~~ん、高級な味」・・・さすがさかもとこーひーのスタッフさんは味わいで高級感を感じるようです(笑)さかもとこーひーの秋の定番こーひーになってきました。仕上げに、名前を考えなきゃと・・・秋と言えば・・・秋の日はつるべおとし・・・そうだ矢野顕子さんが小坂忠さんの1975年の名作アルバム「ほうろう」に「つるべ糸」書いてたと思い出して決めました。この時は鈴木晶子でしたね・・・秋のつるべおとしの残照を美しく切り取ったあっこちゃんデビュー前20歳の時の曲です。
2022.09.20
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【グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン】朝、本店で焙煎した「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をカッピングして・・・おゆみ野店へ運ぶクルマの中、舌の上口の中にずーっと心地よさと共に色々な味わいや香りが漂ってきます。今では当たり前にこの「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をさかもとこーひーの定番シングルオリジンとしてお届けしていますが・・・使えるようになるまでは、手の届かない憧れの農園でした。(今年は輸入量が少なくて、確保に苦労しました、仕入価格も上がっています)コーヒーの最高峰の透明でまろやかなめらかな口当たりから、上品で華やかな印象・・・余韻のチョコレート感と甘さ・・・香りはフローラル、フルーツ、チョコレート・・・ブルボン種の繊細な魅力がエレガントさを感じさせます。粉に挽いた時の香りから柔らかくなんとも惹きつけられる魅力が素晴らしいです。温かいうちは…あまりにも滑らかで柔らか円やかな味わいから…華やかさと上品な甘さが伝わって来ます…気品、滑らかさ、円やかさ…バランスの良さ。ピーチ、フローラル、アプリコット…フローラル、レモン&オレンジ、ハニーライク、ベリー…ジューシーな甘さ、クリーミー&ラウンド、エレガント、コンプレックス…メモが止まりません…余韻のピーチ&フローラルと包み込むような甘さが圧倒的な個性でしょう。冷めると、円やかなコクと華やかな余韻がこの「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の素晴らしさを印象的にしています…上品さと複雑さが圧倒的な印象と魅力になっていますね。そして、甘さといっても・・・色々な質とキャラを感じるのですが・・・この「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の甘さには・・・こーひーの上質な甘さと柔らか滑らかな質感・・・その甘さを引き立てるフルーツ感のバランスの素晴らしさを感じています・・・まぁ、そういう魅力を感じるとエレガントと言ってしまいますが・・・。ぜひ、冷め切ってからのエレガントさ、ピーチ&フローラルな魅力をお楽しみください。さかもとこーひーが世界最高レベルのコーヒー農園だと感じていて、3年連続で息子が訪問しました。グアテマラのカップオブエクセレンスでエルインヘルト農園の名声を高めたのが、このブルボン種でした。その後、パカマラ種やゲイシャ種でさらに有名になりましたが…。パカマラが出る迄はブルボンがエルインヘルト農園の代名詞だったでしょう。エルインヘルト農園の土壌栽培の素晴らしさ、完熟度合いの揃った収穫、的確な精選処理・・・全てにトップクオリティの農園の実力が素材や魅力につながっています。農園名:エル インヘルト農園責任者:アルトゥーロ アギーレエ リ ア:ウエウエテナンゴ県 リベルタープ ロ セ ス:フリーウォッシュド品 種:ブルボン標 高:1,500-1,600mエル・インヘルト農園は、グアテマラ北西部ウエウエテナンゴ県の谷沿いに深く入ったラ・リベルタ(La Libertad)村に位置し、敷地面積750ヘクタール(コーヒー栽培エリア300ヘクタール)の広大な敷地の中で営まれています。この地区は平均気温が16-28°Cと冷涼で、年間降水量1,800-2,000mmと適度な湿度があり、有機物質に富んだ火山性の土壌を有します。明確な乾季が均等な開花熟成を生み、結果として最上級の酸味、ボディ、味わい、ほのかなワインのようなアロマをもったコーヒーを生み出します。農園は大変良く手入れされており、樹の形、枝の勢い、葉の色・実の付き方が素晴らしく、一目で判ります。堆肥には、ミミズを使って作り出した有機を使用するなど環境にも細心の注意を払っています。敷地内の350ヘクタールの天然雨林は、動植物の自生を維持するとともに、この農園に最適な気候をもたらします。収穫では完熟赤実のみが手摘みされ、伝統的な水洗処理工程を守って精製処理されます。果肉除去された後60-72時間をかけて醗酵槽に浸けられて熟成し、山から流れてくる豊富な湧き水を利用し洗浄します。こうして充分に甘味を持ったパーチメントがパティオ(天日乾燥場)で丁寧に乾燥されます。また、農園独自にドライ・ミル(選別工場)を所有しており、すべての工程を一貫して行っております。良いコーヒーを生産する為に、オーナー自身の徹底した研究・管理のもとで、伝統的なグアテマラのコーヒー生産技術に守られたコーヒーは素晴らしい味わいを有しています。このエル・インヘルト農園のコーヒーはグァテマラのスペシャルティコーヒーコンペティションにおいて、毎年上位に入賞しており、まさにグァテマラの頂点に位置するスペシャルティコーヒーといえるでしょう。
2022.09.19
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プロのつぶやき1177「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン、つるべ糸、深煎りモカ・シダモ、ブラックアイズ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。9月半ば・・・日に日に初秋の趣になってきました・・・同時に九州にとても大きな台風が向かっています、3年前の千葉の台風を思い出します。店や家のあちこちが壊れたり、ガラスが割れたのを覚えています。くれぐれも、気をつけてください。テニスはUSオープンが終わって・・・国内の女子東レパンパシフィックオープン、そして男子の楽天オープンへと続きます。国内のトーナメントは盛り上がります。観戦したかったのですが、スケジュールが合いませんでした。そんなこんなで・・・秋に向けて4種類のこーひーのご紹介です・・・お待たせしました、名門インヘルト農園のブルボン種「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」・・・秋向け栗やチョコにもぴったりの「つるべ糸」・・・深煎りのモカ「深煎りモカ・シダモ」・・・よりダークにディープにリニューアルした「ブラックアイズ」お楽しみください。【グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン】朝、本店で焙煎した「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をカッピングして・・・おゆみ野店へ運ぶクルマの中、舌の上口の中にずーっと心地よさと共に色々な味わいや香りが漂ってきます。今では当たり前にこの「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をさかもとこーひーの定番シングルオリジンとしてお届けしていますが・・・使えるようになるまでは、手の届かない憧れの農園でした。(今年は輸入量が少なくて、確保に苦労しました、仕入価格も上がっています)コーヒーの最高峰の透明でまろやかなめらかな口当たりから、上品で華やかな印象・・・余韻のチョコレート感と甘さ・・・香りはフローラル、フルーツ、チョコレート・・・ブルボン種の繊細な魅力がエレガントさを感じさせます。粉に挽いた時の香りから柔らかくなんとも惹きつけられる魅力が素晴らしいです。温かいうちは…あまりにも滑らかで柔らか円やかな味わいから…華やかさと上品な甘さが伝わって来ます…気品、滑らかさ、円やかさ…バランスの良さ。ピーチ、フローラル、アプリコット…フローラル、レモン&オレンジ、ハニーライク、ベリー…ジューシーな甘さ、クリーミー&ラウンド、エレガント、コンプレックス…メモが止まりません…余韻のピーチ&フローラルと包み込むような甘さが圧倒的な個性でしょう。冷めると、円やかなコクと華やかな余韻がこの「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の素晴らしさを印象的にしています…上品さと複雑さが圧倒的な印象と魅力になっていますね。そして、甘さといっても・・・色々な質とキャラを感じるのですが・・・この「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の甘さには・・・こーひーの上質な甘さと柔らか滑らかな質感・・・その甘さを引き立てるフルーツ感のバランスの素晴らしさを感じています・・・まぁ、そういう魅力を感じるとエレガントと言ってしまいますが・・・。ぜひ、冷め切ってからのエレガントさ、ピーチ&フローラルな魅力をお楽しみください。さかもとこーひーが世界最高レベルのコーヒー農園だと感じていて、3年連続で息子が訪問しました。グアテマラのカップオブエクセレンスでエルインヘルト農園の名声を高めたのが、このブルボン種でした。その後、パカマラ種やゲイシャ種でさらに有名になりましたが…。パカマラが出る迄はブルボンがエルインヘルト農園の代名詞だったでしょう。エルインヘルト農園の土壌栽培の素晴らしさ、完熟度合いの揃った収穫、的確な精選処理・・・全てにトップクオリティの農園の実力が素材や魅力につながっています。農園名:エル インヘルト農園責任者:アルトゥーロ アギーレエ リ ア:ウエウエテナンゴ県 リベルタープ ロ セ ス:フリーウォッシュド品 種:ブルボン標 高:1,500-1,600mエル・インヘルト農園は、グアテマラ北西部ウエウエテナンゴ県の谷沿いに深く入ったラ・リベルタ(La Libertad)村に位置し、敷地面積750ヘクタール(コーヒー栽培エリア300ヘクタール)の広大な敷地の中で営まれています。この地区は平均気温が16-28°Cと冷涼で、年間降水量1,800-2,000mmと適度な湿度があり、有機物質に富んだ火山性の土壌を有します。明確な乾季が均等な開花熟成を生み、結果として最上級の酸味、ボディ、味わい、ほのかなワインのようなアロマをもったコーヒーを生み出します。農園は大変良く手入れされており、樹の形、枝の勢い、葉の色・実の付き方が素晴らしく、一目で判ります。堆肥には、ミミズを使って作り出した有機を使用するなど環境にも細心の注意を払っています。敷地内の350ヘクタールの天然雨林は、動植物の自生を維持するとともに、この農園に最適な気候をもたらします。収穫では完熟赤実のみが手摘みされ、伝統的な水洗処理工程を守って精製処理されます。果肉除去された後60-72時間をかけて醗酵槽に浸けられて熟成し、山から流れてくる豊富な湧き水を利用し洗浄します。こうして充分に甘味を持ったパーチメントがパティオ(天日乾燥場)で丁寧に乾燥されます。また、農園独自にドライ・ミル(選別工場)を所有しており、すべての工程を一貫して行っております。良いコーヒーを生産する為に、オーナー自身の徹底した研究・管理のもとで、伝統的なグアテマラのコーヒー生産技術に守られたコーヒーは素晴らしい味わいを有しています。このエル・インヘルト農園のコーヒーはグァテマラのスペシャルティコーヒーコンペティションにおいて、毎年上位に入賞しており、まさにグァテマラの頂点に位置するスペシャルティコーヒーといえるでしょう。1620円/200gパック(税込)【つるべ糸】4年目の「つるべ糸」です・・秋の日はつるべおとし、そんな季節のブレンドです。(もっとも最近は、つるべおとし死語になっているようです)・・・まろやか滑らかな口あたりで、余韻の味わい深さが季節にぴったりです。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をベースにした・・・秋向け、栗・チョコレート・ナッツをイメージしたブレンドです・・・季節柄おいもにも合いますね。ほっと落ち着くような味わいですが、そこは「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」がベースですので上質さ上品さが際立っています。年に何回かプロ向けのカッピングワークショップをクローズドでしているんですが・・・最近はテーマを決めたブレンドのワークショップの要望があって・・・前回のリクエストが秋向けと栗でした。その時は、秋をイメージしていくつかのパターンでブレンドして・・・各自のブレンドをカッピングして、そのブレンドのイメージや価格を聞き、即修正する、そんな繰り返しでした。で、「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」を発売して・・・その魅力を生かした秋向けで、栗・チョコレート・ナッツにぴったりなブレンドができました。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の上質さ、豊かな味わい、なめらかさまろやかさ、フローラル感、フルーツ感、余韻の心地よさ・・・をベースにして・・・栗やおいも、チョコレート、ナッツ系のお菓子をひきたて、こーひーもひきたつ・・・なめらか、まろやか、味わい深く・・・フローラル、赤ワイン、スパイシーな感じです。使ったのは・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「エチオピア・モカナチュラル」「マンデリン・タノバタック」・・・出来上がってプレスで淹れてスタッフさんと一緒に飲んだら・・・Kさん「う~~ん、高級な味」・・・さすがさかもとこーひーのスタッフさんは味わいで高級感を感じるようです(笑)さかもとこーひーの秋の定番こーひーになってきました。仕上げに、名前を考えなきゃと・・・秋と言えば・・・秋の日はつるべおとし・・・そうだ矢野顕子さんが小坂忠さんの1975年の名作アルバム「ほうろう」に「つるべ糸」書いてたと思い出して決めました。この時は鈴木晶子でしたね・・・秋のつるべおとしの残照を美しく切り取ったあっこちゃんデビュー前20歳の時の曲です。1620円/225gパック(税込)【深煎りモカ・シダモ】「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」に「エチオピア・モカナチュラル」・・・そしてこの「深煎りモカ・シダモ」と・・・3種類の個性の違うエチオピアのモカが揃っています。まろやかで豊かなコク・・・ベリー系とチョコレート系の香りと味わいが際立っている「深煎りモカ・シダモ」です。深煎りにして苦味よりも滑らかで上品で豊かな香りの味わいが印象的です・・・冷めてからの余韻には赤ワインや赤いフローラルさが際立っています。20年くらい前までは「深煎りモカ・シダモ」を定番で出していたのですが・・・スペシャルティコーヒーに出会って「モカ・イルガチェフェ」の華やかな魅力をさかもとこーひー定番のモカとしてきました。素晴らしい「エチオピア・シダモ」に出会いましたので・・・深煎りにして他の2種類のモカとは違った魅力をお楽しみください。シダモのベリー系の魅力、円やかなコクを生かして・・・チョコレート感にカラメル感が微妙に重なるタイミングで仕上げました。深煎りのコーヒー感からビターチョコレート、そしてベリー・・・冷めると赤ワインや赤いフローラル感が他に無い魅力になってくると思います。勿論、深煎りでも焦げのざらついた苦味とは無縁です・・・円やかな口当たりとコク・・・ベリー、赤ワイン、赤いフローラルのキャラが厚みを持って長く余韻に漂います。20年ぶりにクオリティアップ魅力アップして帰ってきた「深煎りモカ・シダモ」です。エチオピアコーヒーの魅力をお楽しみください。エ リ ア:シダモ県 グジ地区ケルチャプロセス:ウォッシュド規 格:Grade - 1品 種:エチオピア原種標 高:1890mアラビカコーヒーの原産国 ・エチオピア。コーヒーの木が森の中や庭先に自生しているこの国には1000年以上に渡るコーヒーの歴史があり、日本の茶道に似たようなコーヒーセレモニーは生活に密着した文化となっています。シダモはエチオピアの代表的なコーヒーの産地として有名です。その中でも特に高品質コーヒーを生産しているグジ地区のコーヒーは人気があり、現在手に入れることが非常に困難になっています。シダモ・グジ地区の高い標高がもたらす昼夜の激しい寒暖の差はコーヒー栽培に適しており、生産者のコーヒー栽培への情熱も相まって素晴らしいコーヒーを生み出しています。完熟したチェリーのみを収穫し、丁寧に生産処理されたコーヒーは花のような香りが際立っており、他のコーヒーには無い個性的な味わいがあります。今回、そのシダモ・グジをグレード1という最高品質の規格でお届けいたします。すばらしいフレーバーを是非ご堪能ください。1620円/200gパック(税込)【ブラックアイズ】昨年、2021年5月にデビューした深煎りブレンド「ブラックアイズ」発売以来安定した人気で、すっかり定番化しました。そこで、「ウガンダ・マウントエルゴン」が使えるようになったので「深煎りコスタリカ」を「ウガンダ・マウントエルゴン」に替えて・・・よりダークに、ディープに仕上げました。ダークさにビター感が重なって・・・上品で柔らかな口あたりと甘さが長く続きます。酸味を感じないので、酸味が苦手な方にもお勧めです。使った豆は・・・「バークレーロースト」「ウガンダ・マウントエルゴン」「深煎りインドネシア・ブルボン」「マンデリン・タノバタック」・・・さかもとこーひーのダークな深煎り豆ばかりです。深煎りインドネシア・ブルボンを焙いてカッピングした時にイメージできた深煎りのブレンドです。深煎りの豆だけで、ダークにディープに、上品で柔らかで・・・深煎りコーヒー苦手な方でも素直にコーヒーのダークさに馴染んで・・・深煎りコーヒー好きな方には今まで無かったような深煎りの魅力を楽しんでもらえるように・・・スペシャルティコーヒーの深煎りの可能性のひとつをイメージしました。上品で繊細なビター感、ダークテイスト・・・マンデリンの滑らかさとブルボン種の柔らかな口当たりからの余韻がとっても気持ちいいです。そして、余韻にはビター感ダーク感と一緒にカラメルやダークチョコ、バニラ・・・さらにダークな中のフローラル感もあります、余韻はやさしい甘さです。マンデリンの質感とブルボン種の質感を活かして、焦げる手前の火力で、ぐーっとダークにディープに深煎りにしました。キレの良い後味なので、アイスこーひーでもお勧めします。ネーミングは「ブラック・オルフェ」と同じく土岐英史さんの4年前のアルバムからいただきました。1080円/225gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.09.18
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プロのつぶやき1176「秋のお菓子とのペアリング」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。涼しくて心地よい朝になっています・・・昼間は暑くなりますが夏の暑さよりやさしいです・・・Tシャツ一枚で快適な季節いいですね。八重洲ブックセンターが再開発のため閉店するそうです、驚きました。44年前に超巨大書店としてオープン、大きな話題になったものでした。44年前は23才で神田神保町で毎日紅茶を淹れて、帰りには古本屋を覗いていました。八重洲ブックセンターが出来て、年に数回通ってましたが(あの頃は1回行くと10冊くらい買って重くなってました。)・・・さかもとこーひー開店してから農産物としてのコーヒーを知りたくて八重洲ブックセンターの7階?8階?にあった農業関係専門フロアに通いました。家庭菜園向けの本で無くて、かと言って専門書では理解できないし・・・お米や果樹や野菜の名人が書いている本を見つけては読んでました。わかりやすくて、かなりツボの大切なこと書いてあって、とっても勉強になったものでした。それが「コーヒーはフルーツだ!」につながっていますし、スペシャルティコーヒーの栽培の理解にも役立っています。一方、盛り上がっているテニスのUSオープンを毎日観ています。錦織選手は復帰までもう一息の感じで、練習の動画が上がると繰り返し観てしまいます。準決勝決勝になってきました・・・ナダルが負けてしまい、ジョコビッチはワクチンで入国できなくて、若手の勝ち上がりです。土曜日のアルカラスとティアフォーがフルセットの素晴らしい試合でした。19才のアルカラスと、ナダルに勝ってアメリカで16年ぶりだというベスト4になったティアフォー、レベルの高い試合でした。そして、ロッテマリーンズの荻野選手1000本安打記念オリジナルブレンドをさかもとこーひーが作ってマリーンズのネットショップで限定発売されました。限定1000個が初日で売り切れて驚きましたが、設定ミスで再発売して、先日締め切りました。これから、納品に合わせて焙煎、ブレンド、パッキングと準備していきます。常連さんにロッテファンが思ったより多くて、普段しないロッテの話題がたくさんありました。荻野選手のお好みを聞いて、いつも飲んでいるカフェのコーヒーも飲んで、その上でブレンドしましたので・・・ファンの皆さんに楽しんでもらえると嬉しいです。そんなこんなで・・・9/10(土)が中秋の名月、美味しい秋のお菓子とこーひーの時間の楽しみがいっぱいな季節になってきます。栗やお芋やチョコレート、生クリームやバター、クッキーにフルーツと盛りだくさんです。先日久々に銀座の「空也最中」をいただいて、ゆっくりとあじわいました。坂本にとっての最中のトップ2は空也最中と神田駿河台下ささまの松葉最中です。香りたかく豊かな味わいの餡と良いアクセントになる皮・・・それだけでも、お茶と一緒でも幸せなひとときになりますが・・・「ゆすらカフェ」や「ペーパームーン」と一緒だったら、最中を引き立て、ひと口毎にフレッシュな美味しさを感じられるでしょう。さかもとこーひーのペアリングの基本はそこにあります・・・お菓子との相性の良さは勿論ですが、ひと口毎にリフレッシュして、次のひと口次のひと口と新鮮な美味しさを感じられるようにイメージしています。フレンチのデザートは料理とワインでお腹いっぱいで少し酔いもあって・・・そこにたっぷりのデザート、別腹なので美味しいですが、最後の方では惰性になりがちですが・・・そこにこーひーがあることで、最後のひと口まで美味しく感じられたらご機嫌です。カフェのパフェやワッフルなどでも・・・ボリュームは嬉しいのですが、なかなか最初の美味しさが最後までは感じられません・・・そこをこーひーがペアリングされると、食べ終わってからも笑顔な余韻になると最高ですね。そうそう・・・最近のヒットはカルネで・・・半蔵門のグルニエアパンのクロワッサンが好きなので、国立演芸場に行くときはちょっと歩いて買っています。先日クロワッサンやパンドミー、パテドカンパーニュのサンドイッチを選んでたら、カルネが並んでました。カルネってどこのカルネも不味いことはなくて美味しいんですが、これが大好きってほどではないと思ってました。美味しそうだったので、買って帰っておやつに食べたら、なるほど、こういう美味しさなのかぁーとびっくりしました。周りの焼き具合と食感、中のもちっと感、豊かな味わいと余韻・・・他のお菓子にはない美味しさで、今度からは必ず買おうと思いました。卵、バター、粉、砂糖、牛乳、ラム酒、バニラといったお菓子の普通の材料が他にないお菓子になるなんて素敵です。カルトカール・パウンドケーキとか、プリンとか、クッキーやサブレとか、どこにでもある材料とレシピのお菓子は、同じレシピでも出来上がりが全く違ったりして、作り手の感性や技術だけでなく、そのお菓子の仕上がりのイメージや愛情のあるなしを感じます。さかもとこーひーの季節のブレンドは、それぞれの季節に合ったこーひーの味わいになっていますが、同時に季節のお菓子にも素直に合うような味わいにもなっています。なので、ペアリングとか意識しなくても、その季節のお菓子とこーひーで普通に暮らして素直に合うようになっています。ペーパームーン、ベラ・ノッテ、はじまりの秋、つるべ糸・・・。チョコレートでは・・・フランボワーズのキャラが余韻を引き立てるガナッシュだったり、産地毎のガナッシュだったり、ひと口の口どけの後の幸せな余韻をペアリングしたこーひーがさらに魅力的に引き立てるようにイメージしています。お菓子とこーひーでゆっくりとするひとときが嬉しいです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.09.11
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プロのつぶやき1175「コーヒー業界の大きな落とし穴」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。史上最も早かった梅雨明けは実は7月下旬に見直しされたそうです・・・そんな夏から9月になってひと雨毎に秋の気配を感じるようになってきました。毎朝の焙煎も真夏バージョンから秋バージョンに移っていきますので、毎日火力や温度設定に気を使う季節です。ビーンズショップは夏は比較的のんびりしていますが・・・急に注文が増えてきています。(先日焙煎機の定期点検してもらい、今後の部品交換やメンテナンスのアドバイスをいただきました。)そんなのんびりな8月から実は出張が続いていて・・・定休日にも仕事が重なっていますので、少しバテバテになっています。夏の疲れも出ますので、要注意です。定休日は午前中に野暮用や仕事の用事を済ませてランチして・・・午後はひとりでゆっくり映画を観ることが多いんです。10代20代に観た思い出の映画や生まれる前の古い映画・・・そしてこの10年20年の少し古い映画も観ています。封切りは映画館行くのが面倒なので、あまり行かないですね~。先週はロバートデニーロの「マイ・インターン」を観て・・・デニーロが70歳の設定で、老人目線の映画なんですが、気がつくと自分の見方も老人目線になっていて、そうかそんなお年頃になったのかと(笑)・・・。その相手役のアン・ハサウェイが朝起きてきて・・・コーヒーメーカーに淹れてあったコーヒーを大きなマグカップに注ぐシーンが印象的でした。女性が朝当たり前にとても大きなマグカップでたっぷりとコーヒーを飲む暮らしが仕事柄気になってしまいます。昔毎年アメリカに行ってスペシャルティコーヒーの市場調査をしていた時・・・カフェにもビーンズショップにも通いまくりましたが・・・そのテイクアウトのカップの大きさや売っているマグカップの大きさ・・・そして、1ポンド入りの豆の袋を気軽に買って帰る様をよく覚えています。そのようなカジュアルなライフスタイルが日本にも広がるといいなぁーと思ったものでした。そんなことがあって・・・さかもとこーひーは500gの袋を用意したり、最近も500gお得袋の種類を増やしたりして・・・ヘビーユーザーの常連さんが使い勝手の良いようにしています。おかげさまで、さかもとこーひーの常連さんはヘビーユーザーの方が多いんです。1回に買われる量を同業者に話すと驚かれます。そんなこんなで・・・ふと、周りを見ると・・・40年前自家焙煎店が増えてきた頃と何にも変わっていません。生豆はスペシャルティコーヒーで昔にはなかったクオリティが使えるようになりましたが・・・20代30代の若い人は今は年寄りになった40年前の自家焙煎店主とアピールしていることも、こだわり方も、何にも変わっていません、ファッションは今風ですが・・・。最近同業者のネット広告が目立って増えていますが・・・上手な淹れ方、こだわりの、本格的な、丁寧な、焙煎したての・・・まぁ、色々と工夫していますが、結局は同じことです・・・コーヒーの淹れ方アピールがなんと多いことか。ちなみに、さかもとこーひーのこーひーレッスン・・・公民館やPTA文化部、お客さんのお宅、おゆみ野店等々・・・では「コーヒーの上手な淹れ方教室」という仮タイトルがくると、必ずタイトルを変えてもらっています。(この辺は開店当時から譲りません、確かに頑固です(笑))「上手な淹れ方教室」ならさかもとこーひーではできませんと伝えます。50年くらいかけて業界全体で、コーヒーは上手に淹れるんだと発信しているので・・・そうではなくて、コーヒーはお好みの味わいを知って、気軽にひとときを過ごして欲しいからです。そして、農産物としての完熟した豆の大切さや、素材を魅力的に仕上げる焙煎のことも伝えています。一方では・・・コンビニコーヒーが気軽に広まっています。20年前アメリカのカフェで目の当たりにしたテイクアウトコーヒーの暮らしが、日本のカフェではなくてコンビニで実現してしまいました。先日、卸先のカフェの若者が「ウガンダ・マウントエルゴン」のドリップの淹れ方に迷っていると相談されたので・・・カッピングはしたの?さかもとこーひーはカッピングで最終的に味を決めているのだから、まずカッピングでその味を確認して・・・ドリップでその味に近づけるとか、その味からどのようなバランスにするとかでドリップのレシピを決めたらと・・・ただ、ドリップして自分の感覚であれこれするのは・・・お客さんなら勿論それでもいいけど・・・プロだったらまずカッピングで把握しないと次に進めないでしょうとアドバイスしました。まぁ、さかもとこーひーではコーヒーメーカーやプレス、ドリップでも特に調整しないで、どの豆も同じように淹れていますけど・・・淹れ方を一定にして、カジュアルに味わいの違いを楽しんでほしいので、焙煎で仕上げています。勿論、淹れ方を色々と工夫する楽しみ方もあっていいのですが(そのような楽しみ方をするお客さんは少数派でしょう)・・・カジュアルに美味しく飲むコーヒーが伝わってきません・・・40年前はペーパードリップが家庭に広まってきて、手挽きミルで挽いて、ドリップして飲むコーヒータイムが新しい暮らしだったのです。そんな世代も今は60代70代・・・昔は今のような素材が無かったので、雑味酸味苦味をいかに飲みやすく淹れるかが上手な淹れ方だったんです。(数年前中学の同窓会で・・・還暦になった女子と話していたら、家でのコーヒーはインスタントが多く、豆や粉で淹れる家が思った以上に少なかったのが印象的でした・・・60代70代の子供の頃ははインスタントが当たり前の時代だったのです。まぁ、そんな同級生でもさかもとこーひーの常連さんは何人もいるのですが・・・。)同業者を見渡すと・・・100g売りで、高い・・・まぁ、原価率知っていますから、その価格で売りたい気持ちはわかりますが・・・ヘビーユーザーのお客さんのお値頃やひと月の予算も知っていますので・・・それでは売れないだろうと・・・それに自家焙煎店はカフェ併設が多いので・・・考え方が飲食店業界の延長なんですね。自家焙煎は製造小売業界なので、減価率から何からビジネスモデルが違うんですけどね・・・。こだわりのハンドドリップやラテアートしている間に・・・ラテもエスプレッソもなくてコーヒーメーカーで淹れたコーヒーだけのカフェの可能性を感じています。コーヒー業界全体が大きな落とし穴に落ちているのに気がついていないように思っています。好みのコーヒーを飲みながらゆっくりとリラックスしたり、仕事したり、おしゃべりしたいだけなのに・・・上手な淹れ方やこだわりの一杯等々の情報いっぱいな業界やメディアばかり・・・さかもとこーひーは上質な魅力をカジュアルに楽しめる暮らしが好きです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.09.04
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プロのつぶやき1174「ティーバッグ・茶の樹、茶の樹、花山吹、焙じ茶、玉露玄米茶」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。8月が終わります・・・6月に梅雨明けしての長い長い夏にさよならですね。このところの千葉は朝出勤時に25℃くらいで、過ごしやすいです。さかもとこーひーは今週から「はじまりの秋、ベラ・ノッテ、ペーパームーン」と秋が始まっています。ご好評いただいている500gのお得パックに「タンザニア・ムベヤ」が加わって、ヘビーユーザーの常連さんに喜ばれています。コロナ禍に諸々の値上げと息苦しい日々になっていますが・・・さかもとこーひーもコーヒー相場高騰に円安で順番に値上していますが・・・みなさんの日常の暮らしに寄り添えるよう心がけています。そんなこんなで・・・今ではすっかりおなじみとなって、お茶のリピーターの常連さんが増えていますが・・・自家焙煎のビーンズショップなのに、まぁ紅茶も専門のキャリアがありますが・・・「茶の樹、花山吹、焙じ茶、玉露玄米茶」煎茶・焙じ茶・玄米茶と坂本がプライベートで好きで飲んでいるお茶を発売して5年経ちました。坂本自身は仕事終わってからの夜はこーひー飲まないんです・・・こーひー飲むと自然と集中してしまい、仕事になってしまうので休まらないんです、けっこうかわいそうです(笑)まぁ、休日の朝は自宅で飲みますが・・・。以前は毎晩晩酌していたのですが・・・最近は晩酌を控えていますので、ゆっくりとお茶を飲むととっても安らぎます。定休日の午後は自宅で映画観ることが多いのですが・・・そんなひと時も美味しいお茶が嬉しいんです。でも、一人で急須で淹れるのが億劫な時があって・・・こーひーバッグと同じように緑茶ティーバッグも欲しいなぁーと思って、作ってしまいました。まずは「ティーバッグ・茶の樹」です。(ティーバッグ工場の方にサンプル作るのに茶の樹の茶葉送ったら・・・こんないいお茶使うんですかーと言われました。)マグカップにティーバッグ1つで2煎3煎いけますので、なかなかご機嫌です。(我が家のお茶は…千葉市中央の老舗関口園さんで…僕の祖母から贔屓にしているお茶屋さんです。初孫のおばあちゃん子だったので、多分僕が幼稚園の頃から飲んでいるはずです。母も勤めが関口園さんのすぐ近くだったので贔屓にしていました。千葉の自慢の老舗お茶屋さんです。関口さんはさかもとこーひー開店以来のさかもとこーひー常連さんです(笑))【ティーバッグ・茶の樹】こーひーバッグの人気や使われ方を実感していて・・・こーひーバッグもティーバッグも要は豆や粉・茶葉次第なんだとなっています。そこで、さかもとこーひーの人気煎茶「茶の樹」を使ってティーバッグにしました。まぁ、自分のプライベート用に欲しかったからなんですが・・・マグカップに1つ、お湯を注いで1分くらいしたら出来上がりです。1煎目は華やかな香りと繊細な味わいで・・・紅茶で一番好きな産地スリランカのディンブラの魅力に通じるものを感じました。ディンブラも高級茶なんですが・・・毎日何気無く飲んで飽きのこないタイプなんです、この「茶の樹」も飲み飽きしないタイプの美味しさなので気に入っています。香り味わい豊かで…山吹色のきれいな水色にやさしい香りが深蒸しとは違う伝統的な煎茶の良さがあると思っています。2煎目になると繊細さは弱まりますが、まろやかなコクが前面に出て、ゆっくりと楽しめます・・・3煎目はさっぱりとキレの良い感じになります。「静岡森町産ブレンド、やぶきた種」(2g/1個)1080円/15個入り(税込)【茶の樹】我が家のホーム煎茶…日常的に気軽に飲んでいます…香り味わい豊かで…コスパも抜群です。勿論、山吹色のきれいな水色にやさしい香り…豊かな余韻…まぁ、3煎4煎と何回も味わっています。濃いめに淹れると…柔らかで魅力的な渋みとお茶の甘さが一体となって満足感いっぱいです。薄めに淹れると…お茶のフローラルな香りとさっぱりとしながらストラクチャーのしっかりとした味わいで、ゴクゴク飲んでしまいます。紅茶で一番好きな産地スリランカのディンブラの魅力に通じるものを感じました。ディンブラも高級茶なんですが・・・毎日何気無く飲んで飽きのこないタイプなんです、この「茶の樹」も飲み飽きしないタイプの美味しさなので気に入っています。1煎目ですと、円やかな余韻に漂うお茶の甘さが楽しいです…2煎目以降になるとコクが活躍してさっぱりしっかりとした味わいがご機嫌です…食中食後、おせんべいやお菓子と、ひと息つく時…お勧めです。こーひー屋として感心するのは…このような手頃な価格のお茶のクリーンさ、バランスの良さです。この辺に流石関口園といったクオリティを感じます。「静岡森町産ブレンド、やぶきた種」 (80℃、1.0分)864円/100gパック(税込)【花山吹】このような魅力のお茶を味わうと…コーヒーにも紅茶にも無い魅力に浸り…お茶ってほんといいなぁーと思います。繊細な味わい…華やか豊かな香り…いつまでも心地よく続く余韻…お茶の甘さ…日本の伝統的なお茶の魅力を楽しめると思います。いつの頃からか…お茶の水色(すいしょく)が緑色になってしまいました。色も味も濃く出る深蒸しのお茶ばかりになってしまいました。20年以上前に東京町屋の北村園さんに深蒸し茶の話しを聞きにいったことがあります。北村園さんが深蒸し茶の元祖?専門?と聞いたからです。で、深蒸し茶の濃度のある味の濃い魅力それはそれで美味しいのですが…僕はお茶の水色と言ったら山吹色だろうー!!と…香りも味わいも余韻も水色もきれいで華やかなものだろうと(若い頃から爺だ!)思っているので…関口園さんのお茶がずーっと好きなんです。(お茶の葉は緑色だけど…水色は山吹色)まぁ、若い頃からこういうこと言っていると、相変わらずのがんこ爺だと言われますが…気がつくとほんとの爺の年になってきてしまいました。ひと口目の柔らかな口当たり…追いかけるお茶のフローラル感…繊細ベルベットのような柔らかで目の詰まったようなマウスフィール…余韻に漂う甘さの奥に感じる上質な渋み…最後に残りキレの良い後味にする円やかな渋み…いいですねー。そんなこんなで…僕が心から美味しいと味わう煎茶です…ゆっくりとお楽しみください。これ以上のお茶は関口園さんにたくさんありますので…関口園さんで聞いてください。「静岡森町・本山産ブレンド、やぶきた種」 (80℃、1.0分)1296円/100gパック(税込)【焙じ茶】実は、この焙じ茶の上の焙じ茶が関口園さんにあるんですが…それは、台湾の高級なウーロン茶のような鮮烈な香り味わい余韻で…びっくりした時があります。が、なんか焙じ茶として味わうには凄すぎるので…我が家ではこの焙じ茶を飲んでいます。時々ある焙じ茶のざらつき感など全くありません…円やかで豊かなコクと味わい…焙じた香り…たっぷりと淹れてぐいぐい飲みたいです。川柳(かわやなぎ)という、製茶の時に出る柳葉のように大きい形のお茶を焙じたお茶です…この元になる川柳のクオリティと焙じる技術が合わさってこの「焙じ茶」のクオリティや魅力になっていると思います。だいぶ昔ですが…関口園さんに買いにいった時、ちょうど店先で焙じてる時で、小さな焙煎機のような機械で焙じているのをしばらく見ていたのを思い出します。滑らか円やかな口当たり…焙じた香りと味わいの奥に漂う…元の川柳のクオリティの高さが伝わってくる上品なお茶の余韻…さっぱりというよりもクリーンカップと言いたいきれいな味わいが素晴らしいと思います。普段の暮らしの中でも、仕事の合間にも、気軽に味わえる素晴らしい「焙じ茶」だと思います。「宇治産、川柳使用」1296円/200gパック(税込)【玉露玄米茶】多分我が家で一番消費しているお茶です…特に食後には最高にご機嫌です。玉露茎茶の上品で円やかでさっぱりとした味わい…玄米の香ばしい香り…いいお茶です。茎茶なので、カフェイン少ないと言われますが…まぁ、カフェインの多い少ないよりも…味わいに違いがあると思います。余韻の香りに集中すると、フローラル系の柔らかで華やかな香りが感じられます。味わいも渋みが少ない円やかさやお茶の甘さも感じやすいと思います。そこに玄米茶の香ばしさが加わって…この玉露玄米茶の魅力になっていると思います。上品で香りや円やかな味わいに心地よいさっぱり感が気にいって我が家で一番出番が多くなっています…食後に何杯でも楽しめます。こういうお茶を飲むと伝統的なお茶の素晴らしさを実感します…余談ですが…談志師が時々噺のなかで、食後に飲む玄米茶のさっぱり感はなんともいいねぇーと話してましたっけ…。「宇治産玉露茎と国産玄米ブレンド」1296円/200gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.08.29
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【タンザニア・ムベヤ】すっきり爽やかで華やかな味わいから、まろやかな口当たりが心地よい・・・人気のキリマンジャロです。バランス良くて、軽やかさもあって、長い余韻が香りと共に魅力的で・・・発売以来すっかり定番の人気こーひーに育っている「タンザニア・ムベヤ」です。その人気は「キリマンジャロ」という長く親しまれてきた名前ということもあると思いますが・・・スッキリとしたきれいな味わい、やわらかな口当たりからの華やかな風味、長く続く余韻の魅力もあると思います。飲みやすくて、まろやかで、香りが良くて、豊かな余韻があって・・・多くの常連さんに親しまれるのが納得です。昔から「タンザニア・キリマンジャロ」は人気のコーヒーなんですが・・・少しのレスクリーン、雑味、ざらつきがある豆が多く・・・さかもとこーひーで使えるようなこの「タンザニア・ムベヤ」のようなクオリティがなかなか無いんです・・・勿論、さかもとこーひーの「タンザニア・ムベヤ」はキリマンジャロのトップクオリティです。タンザニアとケニアは華やかさが相通じますが・・・タンザニア・ムベヤは軽やかで優しい味わいが魅力的です。オレンジ系の華やかさに優しい口当たりや甘さでスムースな余韻・・・勿論、その香りや余韻が長く続くところが素晴らしいです。ケニアはボリューム感が魅力的ですが・・・タンザニア・ムベヤは軽やか華やかなな魅力ですので、親しみやすいと思いますので、お勧めしやすいですし・・・ギフトにもお勧めです。冷めると・・・ベリー系のキャラが甘さと共に感じられます・・・スッキリとした余韻の味わいにフローラル感にオレンジやベリーの華やかな甘さが魅力的だと思います・・・優しいオレンジやベリーの余韻がいつまでも心地よいのがいいです・・・お楽しみください。さかもとこーひーのブレンドでもあちらこちらで活躍しています。ご常連のみなさんのリピートが多いこーひーですので・・・今回、500gのお得パックを用意しました。【地域】 タンザニア 南部 ムベヤ市域 ムボジ地区【生産者】 イエンガ農業協同組合【グレード】 AB【品種】 ブルボン系統種、ケント種【標高】 1660m【収穫時期】 収穫時期:10~11月【精製方法】 ウォッシュド ・ 100%天日乾燥タンザニアのコーヒーの起源は、1893年にインド洋ブルボン島(現フランス領レユニオン島)から、キリスト教イエズス会宣教師によって伝えられました。日本においては、キリマンジャロの銘柄で長く日本の市場で消費者に親しまれてきました。タンザニアのコーヒー生産は90%が小規模農家(0.5ha~3ha)で、10%が大規模農園によって支えられています。従来は個々農家が手回しのミルで処理をし、自宅のお庭で乾燥していました。結果的に、出来上がるパーチメントコーヒーの品質のバラツキが甚だしく、それがブレンドされ、通常品が出来上がる為、品質の安定性に乏しいのが常となっていました。しかしながら、かつては品質が劣るとされていた南部のコーヒーですが、最近は品質志向が高まり、素晴らしいコーヒーが産出するようになっています。現在では、国内コーヒー生産の50%を南部で占めるまでになりました。特にムベヤ地域は、肥沃な山脈が生み出す特異気候からコーヒー栽培には理想的な環境が整っています。潤沢な降雨量と穏やかな気温が、ゆっくりとチェリーをはぐくみ、昔ながらの豊かなコク、香り高い甘味とバランスする酸を併せ持ったタンザニアコーヒーを生み出しております。今回お届け致しますイエンガ農業協同組合は、南部ムベヤ地域ムボジ地区にあり、北にタンガニーカ湖、南にマラウィ湖に挟まれた水源豊富な環境に位置します。2003年に64名の農家でスタートしました。現在では193名の農家が加盟しています。精製方法は伝統的な水洗方式で行われています。各農家は収穫したチェリーを農協に持込、チェリーの熟度で選別されます。ペンタゴン社のミルで外皮を除去した後、醗酵層で12~24時間掛けてミューシレージ除去を行います。その後、長い水路でミューシレージを綺麗に除去し、同時に比重選別も行います。最後はアフリカンベッドで水分11~12%になるまで撹拌しながら天日乾燥をして完成です。昔ながらのコクと豊かな風味をもつタンザニアコーヒーをお楽しみ下さい。
2022.08.25
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【ペーパームーン】やさしい味わいで、すーっと入っていきます。やさしい柔らかな口あたりの後にはモカ・イルガチェフェ(ハマ)とタンザニア・ムベヤの香りや味わいが華やかな余韻へと流れていきます・・・秋の爽やか系ブレンドです。親しみやすいやさしい味わいと甘さが穏やかに落ち着いたひと時にぴったりでしょう・・・冷めると甘さにほのかな柑橘系のキャラが一体となって、爽やかさやキレの良さを引き立てています・・・クッキーやラスク、落雁なんか最高に合うでしょう。15年目になった秋の爽やか系ブレンド「ペーパームーン」です。日が暮れるのがどんどん早くなってくる季節、夕方買い物にでた帰り、車から見上げるお月さんの奇麗な事、そんな季節をイメージしました。上品で華やかな香りと余韻、ベースは親しみやすい口当たりと優しい甘さで…爽やかで華やかな香りが魅力的だと思います。ブレンドはブラジルクラシクス、タンザニア・ムベヤ、モカ・イルガチェフェ(ハマ)です・・・ブラジルクラシクスの親しみやすい味わいにタンザニア・ムベヤとモカ・イルガチェフェ(ハマ)が際立った香りと味わい、余韻にしてくれます。夜空の透明感から、秋の爽やかさをイメージする上品さや優しい味わいがより魅力的になったと思います。「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」のフローラルに、「タンザニア・ムベヤ」の柑橘系の魅力が一体となったなんともいえない香りがご機嫌な仕上がりになりました。その香りがいつまでも心地よく続きます…バージョンアップして、いいペーパームーンになったと思います、お楽しみください。
2022.08.24
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【ベラ・ノッテ】秋冬むけの華やかでキレの良い深煎りブレンドです・・・ダークな深煎りの魅力に華やかな香りと余韻、ミルクやチョコレートとの相性の良いキレの良さ・・・冷めるとまろやかな口あたりが次のひと口を誘います。2001年にデビューしたさかもとこーひーを代表する22年目の季節のブレンド「ベラ・ノッテ」…こーひーで常連のみなさんの暮らしに季節感を感じて頂きたいと思って作りましたが…「ベラ・ノッテ」で秋を感じるみなさんが増えています。最近、スペシャルティコーヒー業界の若い人が浅煎りだけでは無く、深煎りの魅力にも注目しているようですが・・・さかもとこーひーは20年以上前からスペシャルティコーヒーの深煎りの魅力をお届けしてきました。スペシャルティコーヒーらしい深煎りブレンドをイメージしました・・・ざらついた苦味や重い酸味ではなくて・・・きれいな味わい、後味のキレの良さ、深煎りのダーク感・・そしてミルクに合うように・・・ベラ・ノッテはきれいな夜という意味だそうで・・・深煎りを夜に、そして秋の夜に輝く星の美しさをイメージしました。深煎りグアテマラ、深煎りエルサルバドル、タンザニア・ムベヤのブレンドです。スペシャルティコーヒーの深煎りの焙煎は、より繊細なコントロールを求められます・・・焦がさずにダークな魅力に焙けると、素材の良さが生かされます。以下は最初の頃の「ベラ・ノッテ」ご紹介文です。・・・1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。その《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》がこの夏に20周年リマスターで発売されました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。「ベラ・ノッテ」は…深グアテマラ、深エルサルバドル、ケニアのブレンドで…最近深煎りのご注文が増えているので…少し深煎りの感じを強め、なおかつ円やか滑らかさのバランスに仕上げました。最近「深煎りグアテマラ」の仕上の火力を微妙に強めてダークな印象を強めましたので…「ベラ・ノッテ」の夜のイメージに合っているかなと思います。深煎りのグアテマラをメインにして、エルサルバドルを使い、そしてケニアで後味のキレの良さを出します。深く円やかな味わい、甘い苦味、キレの良い後味、香りはやさしく華やかさもあって…こんなイメージです。深煎りのブレンドですが、苦味よりも円やかさきれいさ味わいの深みの魅力をイメージしています。この「ベラ・ノッテ」を作った時…こんなタイプの深煎りブレンドは無いだろうと思いましたが…17年経っても見かけないですね…知らないところであるのかな?初秋から晩秋…初冬から厳冬…グアテマラ、ケニア、エルサルバドルを使って微妙にブレンドを変えていきます。季節の人気ブレンドになった「ベラ・ノッテ」をこれから約半年…お楽しみください。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います。
2022.08.23
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【はじまりの秋】まろやかな味わいと華やかな香りが「はじまりの秋」の楽しい季節を感じさせてくれます・・・涼しくなってきてこーひーを飲みながらゆっくりとしたり、お菓子と一緒に味わったり・・・そんなひと時をイメージしました。まろやかなコクと口当たりから甘さの余韻へ流れていき、ゆっくりと味わうと色々なキャラクターが感じられます・・・まろやかなコクとキレの良い後味、色々な味わいを感じる少し複雑な魅力は、秋のお菓子にぴったりと合うと思います。60代記念ブレンドが、ご好評頂きまして定番化しました…7年目の秋向けのブレンド「はじまりの秋」です。(60になって・・・あっという間に7年目の「はじまりの秋」になってしまいました。)今年はベースになるこーひーを・・・「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」から「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ」に変更しました・・・脇の「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「タンザニア・ムベヤ」は変わりません。「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ」の豊かなコクがまろやかさをより魅力的にしていると思います。華やかな3つのこーひーを使って・・・バランス良く、口当たりの心地よい魅力、そして味わい深くい華やかな余韻・・・10年前20年前では作れなかった魅力のブレンドだと思っています。スペシェルティーコーヒー20年のブレンドだと思っています。タンザニア・ムベヤによって、より優しく上品な質感にできたと思います。口当たりの上品な柔らかさに続く甘さ、余韻の華やかさがご機嫌です。ひと口目の口当たりの良さや余韻の華やかさと・・・言葉にすると同じになってしまうのですが・・・。以下は、7年前に「はじまりの秋」を作った時のご案内です・・・あっという間に7年経って、人生の秋を歩いています。・・・デビューの時からファンの外山安樹子トリオが10年を迎えるそうですが…その5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブでこの「はじまりの秋」を聴いていて浮かんだ新しいブレンドです。秋と言っても人生の秋…60代を人生の秋というそうですが…冬の前の秋というよりは、秋がはじまるといったエネルギーを感じさせるネーミングです。味の仕事に就いて43年…「はじまりの秋」のテーマは…オーソドックスに、バランスよく、さりげなくとんでもない…そんなイメージからスタートしました。まずブレンドしたのが…グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、ケニアの3つで…結局決まったのもこの3つでした、ブレンド比率も最初にカッピングしたもので決定、1分もかからずほとんど頭の中でできたものを確認しただけでした。(息子には比率を変えての検証カッピングをさせましたが…。)まず、華やかな印象がポイントです…フローラルやオレンジの印象…後味のキレが良くて…ひと口目から柔らかな口当たり…余韻は華やかな甘さからバランスの良さが次のひと口を誘います。どなたにも親しみやすくバランスの良いオーソドックスな魅力…超常連さんには味わえば味わう程味わい深い…お楽しみください。パウンドケーキや柑橘系、チョコレート系のケーキ…生クリーム系にも勿論合いますね。「外山安樹子トリオの5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブで…ピアノの恩師の還暦の会で「これから乗馬、英会話、介護の資格、海外旅行バンバンするの」と先生が仰ったそうで…そんなエネルギッシュな先生への感謝の気持ちから曲が出来て…還暦を過ぎると「人生の秋」と言われるそうですが先生にとっては「はじまりの秋」なんだなぁーとネーミングされたそうです。」先日イッセー尾形さんが「人生は秋からが楽しい」とインタビューで仰ってましたが…まぁ、そんなイメージです。
2022.08.22
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プロのつぶやき1173「はじまりの秋、ベラ・ノッテ、ペーパームーン、タンザニア・ムベヤ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。お盆休みが終わって8月も後半・・・朝晩の過ごしやすい風が嬉しいです、今日日曜は天気が悪いのもあって30℃を切るようです。地元千葉の「ロッテマリーンズ荻野貴司選手1000本安打記念オリジナルブレンド」をさかもとこーひーがブレンドしました。コーヒー好きの荻野貴司選手とサンプルを飲み比べながら話し合ってお好みを感じ取り、荻野選手が好きで普段飲んでいるコーヒーを飲んで・・・その味わいの良さを生かしながら、素材のクオリティをスペシャルティコーヒークオリティに上げて、焙煎の焦げを無くし・・・仕上げました。雑味のないきれいで飲みやすく、優しい円やかな味わい。酸味は弱く、冷めても美味しいキレの良い心地よさ。少し深煎りですが、強い苦味では無く、チョコレート系のコーヒーらしい苦味と甘さで、円やかで飲みやすいブレンドです。ちなみに1000本安打記念なので、1000粒のコーヒー豆を数えたら約140gでしたので、140gにしました。(実際は140g+αになっています。)荻野貴司選手のファンの皆さん、ロッテマリーンズファンの皆さん、1000本安打記念荻野貴司選手のためのオリジナルブレンドを是非お楽しみください。ロッテマリーンズオンラインストアからどうぞ!そんなこんなで・・・29周年の8月に向けて、4種類のさかもとこーひーのご紹介です。7年目の60代記念ブレンド「はじまりの秋」・・・秋の人気深煎り「ベラ・ノッテ」・・・秋の爽やか系ブレンド「ペーパームーン」・・・トップクオリティのキリマンジャロ「タンザニア・ムベヤ」・・・以上4種類、お楽しみください。「タンザニア・ムベヤ」は、¥1080/200g袋(税込)となって少し値上げになり、それだけでは心苦しいのでお得用の500g袋を¥2160(税込)で用意しました。これで、お得用の500g袋¥2160(税込)シリーズが・・・「タンザニア・ムベヤ」「バークレーロースト」「レディートラベラー」「カフェボッサ」「特上フレンチ」「特上アイスコーヒー」と6種類になりました。おかげさまで、ヘビーユーザーの常連さんに喜んでいただき、今ではすっかりとさかもとこーひーの定番こーひーとなっています、ありがとうございます。【はじまりの秋】まろやかな味わいと華やかな香りが「はじまりの秋」の楽しい季節を感じさせてくれます・・・涼しくなってきてこーひーを飲みながらゆっくりとしたり、お菓子と一緒に味わったり・・・そんなひと時をイメージしました。まろやかなコクと口当たりから甘さの余韻へ流れていき、ゆっくりと味わうと色々なキャラクターが感じられます・・・まろやかなコクとキレの良い後味、色々な味わいを感じる少し複雑な魅力は、秋のお菓子にぴったりと合うと思います。60代記念ブレンドが、ご好評頂きまして定番化しました…7年目の秋向けのブレンド「はじまりの秋」です。(60になって・・・あっという間に7年目の「はじまりの秋」になってしまいました。)今年はベースになるこーひーを・・・「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」から「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ」に変更しました・・・脇の「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「タンザニア・ムベヤ」は変わりません。「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ」の豊かなコクがまろやかさをより魅力的にしていると思います。華やかな3つのこーひーを使って・・・バランス良く、口当たりの心地よい魅力、そして味わい深くい華やかな余韻・・・10年前20年前では作れなかった魅力のブレンドだと思っています。スペシェルティーコーヒー20年のブレンドだと思っています。タンザニア・ムベヤによって、より優しく上品な質感にできたと思います。口当たりの上品な柔らかさに続く甘さ、余韻の華やかさがご機嫌です。ひと口目の口当たりの良さや余韻の華やかさと・・・言葉にすると同じになってしまうのですが・・・。以下は、7年前に「はじまりの秋」を作った時のご案内です・・・あっという間に7年経って、人生の秋を歩いています。・・・デビューの時からファンの外山安樹子トリオが10年を迎えるそうですが…その5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブでこの「はじまりの秋」を聴いていて浮かんだ新しいブレンドです。秋と言っても人生の秋…60代を人生の秋というそうですが…冬の前の秋というよりは、秋がはじまるといったエネルギーを感じさせるネーミングです。味の仕事に就いて43年…「はじまりの秋」のテーマは…オーソドックスに、バランスよく、さりげなくとんでもない…そんなイメージからスタートしました。まずブレンドしたのが…グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、ケニアの3つで…結局決まったのもこの3つでした、ブレンド比率も最初にカッピングしたもので決定、1分もかからずほとんど頭の中でできたものを確認しただけでした。(息子には比率を変えての検証カッピングをさせましたが…。)まず、華やかな印象がポイントです…フローラルやオレンジの印象…後味のキレが良くて…ひと口目から柔らかな口当たり…余韻は華やかな甘さからバランスの良さが次のひと口を誘います。どなたにも親しみやすくバランスの良いオーソドックスな魅力…超常連さんには味わえば味わう程味わい深い…お楽しみください。パウンドケーキや柑橘系、チョコレート系のケーキ…生クリーム系にも勿論合いますね。「外山安樹子トリオの5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブで…ピアノの恩師の還暦の会で「これから乗馬、英会話、介護の資格、海外旅行バンバンするの」と先生が仰ったそうで…そんなエネルギッシュな先生への感謝の気持ちから曲が出来て…還暦を過ぎると「人生の秋」と言われるそうですが先生にとっては「はじまりの秋」なんだなぁーとネーミングされたそうです。」先日イッセー尾形さんが「人生は秋からが楽しい」とインタビューで仰ってましたが…まぁ、そんなイメージです。1620円/225gパック(税込)【ベラ・ノッテ】秋冬むけの華やかでキレの良い深煎りブレンドです・・・ダークな深煎りの魅力に華やかな香りと余韻、ミルクやチョコレートとの相性の良いキレの良さ・・・冷めるとまろやかな口あたりが次のひと口を誘います。2001年にデビューしたさかもとこーひーを代表する22年目の季節のブレンド「ベラ・ノッテ」…こーひーで常連のみなさんの暮らしに季節感を感じて頂きたいと思って作りましたが…「ベラ・ノッテ」で秋を感じるみなさんが増えています。最近、スペシャルティコーヒー業界の若い人が浅煎りだけでは無く、深煎りの魅力にも注目しているようですが・・・さかもとこーひーは20年以上前からスペシャルティコーヒーの深煎りの魅力をお届けしてきました。スペシャルティコーヒーらしい深煎りブレンドをイメージしました・・・ざらついた苦味や重い酸味ではなくて・・・きれいな味わい、後味のキレの良さ、深煎りのダーク感・・そしてミルクに合うように・・・ベラ・ノッテはきれいな夜という意味だそうで・・・深煎りを夜に、そして秋の夜に輝く星の美しさをイメージしました。深煎りグアテマラ、深煎りエルサルバドル、タンザニア・ムベヤのブレンドです。スペシャルティコーヒーの深煎りの焙煎は、より繊細なコントロールを求められます・・・焦がさずにダークな魅力に焙けると、素材の良さが生かされます。以下は最初の頃の「ベラ・ノッテ」ご紹介文です。・・・1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。その《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》がこの夏に20周年リマスターで発売されました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。「ベラ・ノッテ」は…深グアテマラ、深エルサルバドル、ケニアのブレンドで…最近深煎りのご注文が増えているので…少し深煎りの感じを強め、なおかつ円やか滑らかさのバランスに仕上げました。最近「深煎りグアテマラ」の仕上の火力を微妙に強めてダークな印象を強めましたので…「ベラ・ノッテ」の夜のイメージに合っているかなと思います。深煎りのグアテマラをメインにして、エルサルバドルを使い、そしてケニアで後味のキレの良さを出します。深く円やかな味わい、甘い苦味、キレの良い後味、香りはやさしく華やかさもあって…こんなイメージです。深煎りのブレンドですが、苦味よりも円やかさきれいさ味わいの深みの魅力をイメージしています。この「ベラ・ノッテ」を作った時…こんなタイプの深煎りブレンドは無いだろうと思いましたが…17年経っても見かけないですね…知らないところであるのかな?初秋から晩秋…初冬から厳冬…グアテマラ、ケニア、エルサルバドルを使って微妙にブレンドを変えていきます。季節の人気ブレンドになった「ベラ・ノッテ」をこれから約半年…お楽しみください。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います。1080円/225gパック(税込)【ペーパームーン】やさしい味わいで、すーっと入っていきます。やさしい柔らかな口あたりの後にはモカ・イルガチェフェ(ハマ)とタンザニア・ムベヤの香りや味わいが華やかな余韻へと流れていきます・・・秋の爽やか系ブレンドです。親しみやすいやさしい味わいと甘さが穏やかに落ち着いたひと時にぴったりでしょう・・・冷めると甘さにほのかな柑橘系のキャラが一体となって、爽やかさやキレの良さを引き立てています・・・クッキーやラスク、落雁なんか最高に合うでしょう。15年目になった秋の爽やか系ブレンド「ペーパームーン」です。日が暮れるのがどんどん早くなってくる季節、夕方買い物にでた帰り、車から見上げるお月さんの奇麗な事、そんな季節をイメージしました。上品で華やかな香りと余韻、ベースは親しみやすい口当たりと優しい甘さで…爽やかで華やかな香りが魅力的だと思います。ブレンドはブラジルクラシクス、タンザニア・ムベヤ、モカ・イルガチェフェ(ハマ)です・・・ブラジルクラシクスの親しみやすい味わいにタンザニア・ムベヤとモカ・イルガチェフェ(ハマ)が際立った香りと味わい、余韻にしてくれます。夜空の透明感から、秋の爽やかさをイメージする上品さや優しい味わいがより魅力的になったと思います。「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」のフローラルに、「タンザニア・ムベヤ」の柑橘系の魅力が一体となったなんともいえない香りがご機嫌な仕上がりになりました。その香りがいつまでも心地よく続きます…バージョンアップして、いいペーパームーンになったと思います、お楽しみください。1080円/225gパック(税込)【タンザニア・ムベヤ】すっきり爽やかで華やかな味わいから、まろやかな口当たりが心地よい・・・人気のキリマンジャロです。バランス良くて、軽やかさもあって、長い余韻が香りと共に魅力的で・・・発売以来すっかり定番の人気こーひーに育っている「タンザニア・ムベヤ」です。その人気は「キリマンジャロ」という長く親しまれてきた名前ということもあると思いますが・・・スッキリとしたきれいな味わい、やわらかな口当たりからの華やかな風味、長く続く余韻の魅力もあると思います。飲みやすくて、まろやかで、香りが良くて、豊かな余韻があって・・・多くの常連さんに親しまれるのが納得です。昔から「タンザニア・キリマンジャロ」は人気のコーヒーなんですが・・・少しのレスクリーン、雑味、ざらつきがある豆が多く・・・さかもとこーひーで使えるようなこの「タンザニア・ムベヤ」のようなクオリティがなかなか無いんです・・・勿論、さかもとこーひーの「タンザニア・ムベヤ」はキリマンジャロのトップクオリティです。タンザニアとケニアは華やかさが相通じますが・・・タンザニア・ムベヤは軽やかで優しい味わいが魅力的です。オレンジ系の華やかさに優しい口当たりや甘さでスムースな余韻・・・勿論、その香りや余韻が長く続くところが素晴らしいです。ケニアはボリューム感が魅力的ですが・・・タンザニア・ムベヤは軽やか華やかなな魅力ですので、親しみやすいと思いますので、お勧めしやすいですし・・・ギフトにもお勧めです。冷めると・・・ベリー系のキャラが甘さと共に感じられます・・・スッキリとした余韻の味わいにフローラル感にオレンジやベリーの華やかな甘さが魅力的だと思います・・・優しいオレンジやベリーの余韻がいつまでも心地よいのがいいです・・・お楽しみください。さかもとこーひーのブレンドでもあちらこちらで活躍しています。ご常連のみなさんのリピートが多いこーひーですので・・・今回、500gのお得パックを用意しました。【地域】 タンザニア 南部 ムベヤ市域 ムボジ地区【生産者】 イエンガ農業協同組合【グレード】 AB【品種】 ブルボン系統種、ケント種【標高】 1660m【収穫時期】 収穫時期:10~11月【精製方法】 ウォッシュド ・ 100%天日乾燥タンザニアのコーヒーの起源は、1893年にインド洋ブルボン島(現フランス領レユニオン島)から、キリスト教イエズス会宣教師によって伝えられました。日本においては、キリマンジャロの銘柄で長く日本の市場で消費者に親しまれてきました。タンザニアのコーヒー生産は90%が小規模農家(0.5ha~3ha)で、10%が大規模農園によって支えられています。従来は個々農家が手回しのミルで処理をし、自宅のお庭で乾燥していました。結果的に、出来上がるパーチメントコーヒーの品質のバラツキが甚だしく、それがブレンドされ、通常品が出来上がる為、品質の安定性に乏しいのが常となっていました。しかしながら、かつては品質が劣るとされていた南部のコーヒーですが、最近は品質志向が高まり、素晴らしいコーヒーが産出するようになっています。現在では、国内コーヒー生産の50%を南部で占めるまでになりました。特にムベヤ地域は、肥沃な山脈が生み出す特異気候からコーヒー栽培には理想的な環境が整っています。潤沢な降雨量と穏やかな気温が、ゆっくりとチェリーをはぐくみ、昔ながらの豊かなコク、香り高い甘味とバランスする酸を併せ持ったタンザニアコーヒーを生み出しております。今回お届け致しますイエンガ農業協同組合は、南部ムベヤ地域ムボジ地区にあり、北にタンガニーカ湖、南にマラウィ湖に挟まれた水源豊富な環境に位置します。2003年に64名の農家でスタートしました。現在では193名の農家が加盟しています。精製方法は伝統的な水洗方式で行われています。各農家は収穫したチェリーを農協に持込、チェリーの熟度で選別されます。ペンタゴン社のミルで外皮を除去した後、醗酵層で12~24時間掛けてミューシレージ除去を行います。その後、長い水路でミューシレージを綺麗に除去し、同時に比重選別も行います。最後はアフリカンベッドで水分11~12%になるまで撹拌しながら天日乾燥をして完成です。昔ながらのコクと豊かな風味をもつタンザニアコーヒーをお楽しみ下さい。1080円/200gパック、2160円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.08.21
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プロのつぶやき1172「感謝状」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。*8/13(土)~8/16(火)夏休みになります。昨晩は台風が通り過ぎて、千葉でも車を運転できないほどの豪雨でした、2時間くらいでしたので大きな被害はなかったようです。今年の暑さには今までになくこたえていますが・・・自分の年のせいだと思っていたら、カフェの若いスタッフさんに聞いてもやはりきついそうです・・・コロナ禍も続いています・・・くれぐれも、ご自愛ください。そんなこんなで・・・さかもとこーひー開店29周年を迎えました、いつもありがとうございます。来年は30周年、紅茶の店テ・カーマリーが10年でしたから、合わせて40年の自営商売になります。大した感慨はないのですが・・・何とか食べてこれたのもご常連の皆さまのおかげです、ありがとうございます。おかげさまで、10年20年のご常連のお客様、テ・カーマリー時代からの30年40年のご常連もいらっしゃって、お互い歳を重ねましたが、とっても励みになっています。水曜日にご常連のお客様から「感謝状」をいただきました・・・賞状には縁のない人生でしたが、わざわざ手書きしてくださって、言葉がありません、とっても励みになります。ありがとうございます。思えば10代から組織には馴染めない性格を自覚して・・・美味しいものが好きだったので飲食商売をしようと思い・・・手先が不器用だったのと、徒弟制度には反発してしまいますから・・・気楽な喫茶店がいいかなぁー、ふらふらと自由に生きて行きたいなぁーという甘い考えでした。それでもコーヒーや紅茶やお茶の美味しさや魅力に引き込まれてました・・・予備校が水道橋だったので、授業サボっては神保町やお茶の水の古本屋や喫茶店に入り浸ってましたが・・・その時の色々が今でもベースになっています。お茶のひと時の魅力っていいもんですよね。先日の国立演芸場立川談笑独演会に行く途中・・・半蔵門のグルニエアパンでパンドミーとクロワッサン、パンオショコラ、アプルコット、ポワール、カルネ、パテドカンパーニュのサンドイッチなど買ってきました。(カルネとパテとサンドイッチの美味しさにびっくりしました)バゲットは渋谷や大手町のヴィロンが一番好きで・・・クロワッサンはグルニエアパンが一番好きなのですが・・・まぁ、そういうお気に入りのパンと自分のこーひーでの休日の朝食は何ともいいものです。贅沢なひと時ですが、1000円くらいの贅沢なことも気に入ってます。7月のオーチャードホールSKYEのコンサートで曲名にもなっている「LES IS MORE」のTシャツ買ってきましたが・・・ネットで調べると「少ない方が豊かである」と書いてあります。コーヒーや紅茶・お茶の楽しみには「LES IS MORE」に通じるものがあるかなと思います。二十歳くらいから陶芸品が好きで陶器の店や美術館を巡ったりしてましたが・・・何とも爺爺臭い二十歳でしたが(笑)・・・その頃に民藝に出会って・・・民藝運動の名も無き職人の手から生み出された日常の生活道具の美しさ、生活の中の美しさを大切にする考えにも通じるものがあるかと思います。スペシャルティコーヒーも元々は名も無き農園であっても際立つ魅力で評価しようというものです・・・今では有名名門なった農園がいくつもありますが・・・民藝運動に通じるものを感じています。もっとも、スペシャルティコーヒーも民藝品も高価なものが多くなってしまいましたが。フレンチとワインもとっても魅力的で好きですが・・・勿論和食も好きですが・・・グランメゾンのゴージャスな世界は縁もあまり無くて、ネオビストロと言われるようなクオリティ高くて際立った美味しさをカジュアルに楽しめる感じが好きです。少し贅沢でも、必要なら誰もが日常的に楽しめるような感じが好きでコーヒーとか紅茶に惹かれるのもそういった感じかなと思ってい、ます。最近は息子ふたりに任せる仕事を増やしています・・・事業承継の案内が届くようになりました・・・任せるところは任せて、自分でやれることに専念しながら元気で現役を続けようと思っています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.08.14
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プロのつぶやき1171「お客さんに寄り添う芸・商い」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。*8/13(土)~8/16(火)夏休みになります。40℃近い猛暑からやっとこのところ25℃の朝になったら今日8/7は立秋だそうです。また暑さがぶり返すのでしょうが、朝晩の風が心地よいです。昨日8/6(土)は1時間ほど早上がりして・・・国立演芸場での立川談笑独演会に行ってきました。麹町のグルニエアパンに寄って、クロワッサンやらパンオショコラにポワールにアブリコ、パンドミー等々買い込み・・・ご飯食べる時間ないので、パテドカンパーニュのサンドイッチを歩きながらもぐもぐ・・・これが大当たりでパテがクオリティ高く上品なのにリッチさもあって、豊かなバケットの風味とピクルスがバランス良くて、リピート決定です(笑)今度行ったら必ず買おう。で、会場入ると最前列の一番端っこ・・・うーん見ずらい。「岸柳島」から「火焔太鼓」へ・・・共に活躍する道具屋が同じ道具屋だったと(笑)シャレが効いて・・・仲入り後は「鼠穴(改)」談笑師は古典落語を今に改めるネタが売りの一つなんですがこの「鼠穴(改)」は初めてで、談志師の「鼠穴」は毎回胸が締め付けられても大好きなので、どう改めるのか楽しみながら聞いていたらいつの間にか没頭してました。談笑師がマクラでも、最後の挨拶でも・・・日本でも世界でも嫌なことばかり続いていて、マクラを話すと嫌なことばっかりになってしまう・・・いつも満員なのに昨日はお客の入りが半分くらいで、こんな嫌なご時世でもわざわざ来てくださって~と、どうぞ健やかに!でお開きになり・・・夜風にあたりながら駅まで歩いて余韻を味わってました。火曜日は千葉の文化センターで神田伯山の独演会・・・季節柄怪談ネタは「真景累ケ淵 宗悦殺し」・・・人情ネタは「徂徠豆腐」・・・こちらでも、コロナ前は切った張ったのネタで盛り上がったんですが、今は現実が緊張の日々なので、ほっとするようなネタをするようにしていると話してました。長引くコロナ禍で飲食業界はビジネスモデルの変換を余儀なくされています。お客さんのライフスタイルや習慣が変わってしまいました。コロナ前のままの商売のやり方では生き残っていくのは難しいでしょう。以前は華やかだったり、時間かけてイベントっぽかったり、非日常を楽しんでいたのでしょうが、今はさくっとあまり時間かけないで、心落ち着くような美味しい食事になっているようです。SNSで、オシャレで格好いいようでも、お客さんと駆け引きしている店が気になってます。こんな時に駆け引きやめてよーって感じです。大人数の宴会やパーティよりも親しい仲間との少人数食事会で和みたいでしょう。談笑師も伯山先生もお客さんに寄り添う感じの内容やネタでした。伯山はまだ40前で声も勢いも良くて講談界のスターですが・・・やはり若い、講談は年寄りの芸でもありますから、5年後10年後20年後が楽しみです。談笑師は僕より10歳下なので56・7・・・10年くらい追いかけてますが、味わい深くなってきて、まだまだ楽しみです。談春師は15年くらい、志の輔師は30年近く追いかけて・・・そんな楽しみです。真打になってからがスタートだとよく言われますが・・・商売も同じで開店はゴールではなくてスタートでしょう。そう思うと真打は独立開店と同じ感じですね。長く続ける間には今回のコロナ禍のように色々とありますが・・・芸人もお店も長く続いてこそだとしみじみ思います。談笑師や伯山先生が芸でお客さんに寄り添うように・・・商いもこの時代どうお客さんに寄り添えるかにフォーカスしたいです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.08.07
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プロのつぶやき1170「変わる産地、素材」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。*8/13(土)~8/16(火)夏休みになります。7月が終わり8月に入ります・・・暑い暑い毎日になっています、ひと月前の信じられない暑さがまたやってきました。コロナの拡がりもすごいですし・・・くれぐれも、ご自愛ください。そうは言っても、先日はマリンスタジアムでマリーンズとホークスの試合を観て、ちょうど西日の影で海風が気持ちよかったんですが・・・月曜にはオーチャードホールで70歳の新人バンドSKYE(鈴木茂、小原礼、林立夫、松任谷正隆)のデビューツアーに行ってきました。野球にしても、コンサートにしても・・・ライブの感覚・音はいいものですねー。特にSKYEは最初の一音が出た瞬間から圧倒されました。日本のロックやポップスを50年間裏方で支えてきた達人4人のなんとも言えない心地よい音圧に浸ってきました。「レディートラベラー」の元ネタになっているトランペットの市原ひかりちゃんが参加していた女性3人のホーンも素晴らしくてご機嫌でした。そんなこんなで・・・円安が続いていますので、この秋冬のコーヒーの買付け価格が心配になっていますが・・・業界に入って48年、独立して40年、さかもとこーひーで29年、スペシャルティコーヒーになって20年・・・長い間には使える素材が変わってきています。有名だったり、クオリティが高いとされる産地や農園が変わってきました。さかもとこーひー開店した頃に素晴らしいと言われた素材は今だったらとても使えません。スペシャルティコーヒーになってからも・・・使える素材が変わってきています。それは価格的な問題もあるし、クオリティがさかもとこーひーにふさわしくなくなった場合もあるし、新しい素材との出会いもあります。嗜好品であって、農産物であって、国際的な相場商品でもありますので・・・常に状況が動いていますので、何かにしがみつくようなことはありません。常にカッピングして、さかもとこーひーの常連さんに喜ばれるか、さかもとこーひーの嗜好に合うか、使える価格か、クオリティはどうかで選んでいます。(コーヒーにも長年の定番の生豆がありますが・・・そのクオリティではさかもとこーひーでは扱えません。)勿論、20年経っても、30年経っても、さかもとこーひーらしいクオリティで魅力であることは譲れません。そのためにはカッピングです・・・特に「クリーンカップ」「甘さ」「マウスフィール」と「酸味のクオリティ」は重要です。店主の味覚レベル以上の美味しさは作れないという飲食業の厳しい現実がありますが、一方で店主だけではその店の美味しさは作れないでしょう。その美味しさはお客さんと一緒に作っていくものだと思っています。開店当初のさかもとこーひーに今の美味しさを持って行っても・・・開店当初のさかもとこーひーを今のさかもとこーひーに持ってきても・・・何処か違和感があるように思います。お陰さまで、信頼できるインポーターさんとコミニケーションを重ねて・・・譲れないクオリティや産地の状況、お客さんの嗜好等々共有しています。(表には出ない業界裏情報も入ってきたり出したり(笑))スペシャルティコーヒーは「From seed to cup」と言われて栽培から収穫、精選処理、生豆の調達、焙煎、ブレンド、抽出と最後のコーヒー1杯に至り、どの工程も大切ですが・・・店としては、生豆を選ぶこと、それを焙煎することが大きな柱になりますので、使える素材・生豆は変わっていっても、さかもとこーひーらしい変わらない美味しさをお届けすることにエネルギーを注いでいきます。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.07.31
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プロのつぶやき1169「アニバーサリーブレンドの作り方」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。記録的に早い梅雨明けのあとは、不思議と梅雨のような毎日でしたが・・・子供が夏休みに入ると流石に真夏の厳しい陽射しになってきました。出勤する朝6時半が27℃と真夏になっています・・・焙煎も真夏の進行になっています。暑さとコロナの拡がり・・・くれぐれもご自愛ください。「ボクシングマガジン」8月号では”モンスター”に超ロングインタビューということで、井上尚弥チャンプすべてを語っています。ネットや雑誌で試合前も試合後も情報飛び交って、最近はYouTubeで元選手、元世界チャンピョンから現役選手、上手に編集してテクニックなど解説するユーチューバーまでいて・・・わずか264秒の試合を心ゆくまで楽しめています。井上チャンプの凄さは・・・解説付きのスローで観てやっと理解できるような一瞬の攻防、テクニックが結局基本でしかないと言うことだと思います。「自分、教科書とおりにしかやってないです。」「基本を積み上げていけば通用すると思うんです。」「自分、基礎を基礎と思ってないんですよ。基礎を積み上げていけば、攻撃、ディフェンス、攻撃、いくつものパターンを持つことができます。」「小学校、中学校・・・高校まではアイデアはいらないんじゃないですか。」スローの解説観ると・・・ほんと基本の組み合わせなんですが、それを誰もできないレベルでできているのがすごいです。もうすぐ復帰する錦織選手がTV番組で的あて、ストラックアウトで2回パーフェクトしてましたが・・・その時、バックハンドで打ってましたが・・・身体の向き、フットワーク、足の向き、フォロースローと基本通りで見とれてしまいました。試合ではスーパーショットで驚かせる圭ですが・・・やはり基本の凄さがわかります。そんなこんなで・・・ご好評いただいている「アニバーサリー2022」ですが、29年目のアニバーサリーブレンドということで・・・開店した頃から毎年作ってきたアニバーサリーブレンド・・・基本、毎年違ったブレンド作ってきました。まぁ、なんだかんだ使える素材が変わってきてますから、手持ちの素材からブレンド作っていれば自ずと変わっていくんですが、逆に言うと、同じブレンドは作り続けられないことになります。特に、この20年スペシャルティコーヒーの時代になってからは際立つ個性の素材ばかりになっています。20年の間に気に入っていても使えなくなった素材もありますし、新しい出会いもあります。この10年は優秀な農園の素材を安定して継続できるようになってきました。最近は「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」や「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をベースに使ってきました。で、そろそろ今年は「グアテマラ・エルインヘルト」を封印してアニバーサリーブレンドを作りたいなぁーと思っていたんです。同じ豆をベースに使うと変わり映えしないということもありますし・・・年に1度のアニバーサリーブレンドなので、今までにない魅力を作りたいというのもあります。で「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」のサンプルをカッピングしたときに・・・そのラズベリー&フローラルな今までに無い魅力と、滑らかなマウスフィールが印象的で・・・実際に豆を確保できた時からブレンドでの可能性を感じていました。そして、シングルオリジンとアニバーサリーブレンドとで使おうと思ってから・・・さて、どうするか?・・・滑らかで円やかな深煎りにラズベリー&フローラルな魅力で・・・高級なショコラにあるようなテイストにしたいなぁーとイメージして・・・あとはカッピングです。仕上がったのは・・・「バークレー・ロースト」「深煎りインドネシア・ブルボン」「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」のブレンドなのですが・・・「バークレーロースト」を「深煎りグアテマラ」に替えたり・・・「深煎りインドネシア・ブルボン」を「マンデリン・タノバタック」に替えたりして・・・比較しました。「バークレーロースト」のドライに強く深煎りにした味わい・・・「深煎りインドネシア・ブルボン」のブルボン種の繊細な味わいがぴったりときて決めました。まぁ、それだけ選べる引き出しがあるので可能性が広がってますが・・・カッピングカッピングカッピングの基本の積み重ねの結果だと思ってます。「ウガンダ・マウントエルゴン」もご好評で・・・こちらの深煎りの味わいもブレンドで活躍しそうです。最初は数ヶ月分しか確保できなかったのですが・・・幸いに1年分くらい抑えたので、色々と楽しめそうです。年々体力が低下してきて無理効かなくなって・・・労働時間が8時間と人並みになってますし、これからはもう少し減らそうと思ってますが・・・おいしさへの意欲はまだ盛んなので楽しみがまだまだあります。大切にしている「凡事徹底」を続けます・・・もうひとつ大切にしているのは「両辺を汚すことなかれ」です。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.07.24
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【バークレーロースト】発売して2年で深煎り人気No1になって・・・すっかりさかもとこーひーの定番深煎りこーひーとしておなじみになりました。(卸先でも使ってくださるカフェが増えています)深煎りのご要望に応えてよりダークに焙煎した「バークレーロースト」です。クリーンで焦げなく・・・ダークでビターなチョコレート・・・ヴァニラを思わせる甘さ・・・柔らかで円やかな口当たり・・・グアテマラを使ったので、グアテマラのハニーライクと言われるキャラからくるんでしょう、冷めた余韻にはカラメルやヴァニラにフローラル感が重なって長い余韻がご機嫌です・・・ヴィンテージのバーボンをストレートでゆっくりと飲んだ時のグラスの底から立ち昇るヴァニラやフローラル感を思い出しました。酸味が無いって感じるくらいにダークな味わいの奥に隠れています。カッピングした時からとっても機嫌が良くて・・・次々とこれからの深煎りの可能性を感じて、ブレンドでもあちこちで活躍しています。柔らかな口当たりで、酸味を感じず、上質なダークさ苦味、余韻の華やかなフローラル感・・・酸味の苦手な方にも、深煎り好きな方にもお勧めします。冷めてからの柔らかな甘さがダークな味わいを引き立てています。20年くらい前にスペシャルティコーヒーに出会って・・・すぐにアメリカのSCAAカンファレンスに飛んで行きました・・・その際ピーツコーヒーのバークレー工場を見学できました。ピーツコーヒーはスターバックス創業者が憧れたお店で・・・その焦げの無い強い深煎りに驚いたものでした。そのバークレーでの印象の強さからインスパイアされた今回の深煎りなので「バークレー・ロースト」とネーミングしました。ドイツ製プロバット焙煎機の焦げずらい熱の伝わり方を活かして・・・深煎りに進行する工程でこれ以上強めると焦げてしまう火力を見つけて・・・焦げる寸前、ぎりぎりの火力でぐーっとダークに深煎りに持っていってます。ざらついた焦げ味のない、冷めてもクリーンでダークな魅力をお楽しみください。さかもとこーひーは通常より豆の量を少なめにと伝えていますが・・・このような深煎りは少し多めにして、濃いめに淹れると魅力を堪能出来ると思います。ご常連のみなさんのリピートが多いこーひーですので・・・今回、500gのお得パックを用意しました。
2022.07.22
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【ウガンダ・マウントエルゴン】さかもとこーひーで一番の深煎りの「バークレー・ロースト」よりもさらにもう少し深く焙煎しました。さすがアフリカの内陸部(内陸性気候)での高地産で、深煎りにして魅力的になる素材だと思いました。ダークでビターで・・・柔らかでクリーンな口あたりで、余韻にカラメル的な甘さがただよい、キレ良く爽やかさを感じる・・・ウガンダらしい深煎りこーひーです。ダークチョコやビターチョコに加えて、ほのかなバニラやフローラル感がこの「ウガンダ・マウントエルゴン」の深煎りの魅力を引き立てていると思います。親しみやすく、飲みやすい柔らかな口あたりなのと・・・余韻のキレの良さが爽やかさに繋がって、これからの暑い夏にもぴったりでしょう。長く続く余韻は苦い味よりも柔らかで心地よい甘さが印象的です。冷めてくると、なめらかまろやかな口あたりからダーク・カラメルな味わいと豊かなコクと甘さが感じられて・・・今までにない深煎りの魅力になっていると思います。20年くらい前、スペシャルティコーヒーを使い始めた頃「ウガンダ」に出会いました。標高が高い上にアフリカの内陸のための内陸性気候からの豆質で・・・深煎りにしてクリーンなダークで後味のキレの良さが他にない魅力でした。そして久々にそのウガンダの「ウガンダ・マウントエルゴン」が手に入りましたので、さっそく深煎りに仕上げました。「バークレーロースト」の深煎りの焙煎スキルによって20年前よりも「ウガンダ・マウントエルゴン」をより魅力的に焙煎できるようになったと思います。スペシャルティコーヒーに出会って20年がすぎて、このような深煎りを焙煎してお届けできて・・・昭和の深煎り焙煎店が・・・このような味わい・魅力にたどり着いたとなかなか感慨深いものがあります。栽培地:ウガンダ東部のエルゴン山 北部傾斜地一帯提携農家:6000人標高:1,600~2,000m品種:SL27生産処理:ウオッシュド、5つの地域に6ヶ所のウオッシングステーションアフリカ大陸のほぼ中央部、ビクトリア湖やナイル川源流を国土に擁し、 かのウィンストン・チャーチルにより「アフリカの真珠(Pearl of Africa)」と 呼ばれた国ウガンダは、実は現在アフリカの最大のコーヒー輸出国です。 様々なタイプのコーヒーを産するウガンダですが、 最高級品質の水洗アラ ビカを産するのが、東部のケニアと国境を接する楯状火山エルゴン山の山 麓一帯の高地です。エルゴン山は東アフリカでもっとも古い火山の一つで、 裾野の面積 3,500 平方キロはアフリカで最大です。このエルゴン山の山麓 は、火山灰質の土壌と豊富な降雨量に恵まれ、酸味のしっかりとした最高 級アラビカを産する条件が整っています。この地方の水洗アラビカは、従 来零細農家により水洗処理が施されたパーチメントとして集買され、ブギ スというブランドで廉価なアラビカとして輸出されていました。 しかし、 そのチェリーの資質の高さを見たボルカフェ・グループのキャガラニ・ コーヒー社は 2007年、当地にしっかりとした設備のととのった水洗工場を 建設し、近隣の農家から直接チェリーを買い付けて安定した高品質のアラ ビカを生産するプロジェクトを始動します。このマウント・エルゴン・ア ラビカ・プロジェクトは、品質の向上のみならず、チェリーを生産する農 家を組織化し、サステーナブル認証を取得するなどして、農家の生産性向 上 や適正な農薬使用の管理などにも寄与しています。プロジェクト開始後 5 年以上を経た現在、エルゴン山一帯に6ヶ所の水洗工場を稼動し、6000 軒の生産者をメンバーとして、 同国でも最高の水洗アラビカを生産しています。
2022.07.21
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【アニバーサリー2022】おかげさまで、8月にさかもとこーひー開店29周年を迎えます、来年は30周年になります。毎年自分でもブレンド作りを楽しみにしているアニバーサリーブレンドですが・・・「アニバーサリー2022」をお届けします・・・高級なチョコレートにラズベリーのキャラが浮かび上がるようなイメージです。まろやかで華やかなダークチョコレート系の味わいが広がっていき・・・上品な質感とともに「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」のラズベリー&フローラルな風味が浮かび上がって、そのまま長く心地よい余韻へと流れていきます。深煎りのブレンドですが・・・苦味の印象は弱いです、それよりも柔らかでまろやかなコーヒー感が飲みやすく・・・余韻に漂うラズベリーやなめらかなチョコレート感を支えているのが、隠し味の上品な酸で、華やかさを引き立てています。29周年のアニバーサリーブレンドは・・・開店当初の深煎り自家焙煎店に原点回帰しながら・・・スペシャルティコーヒーに出会って20年経て使えるようになった素材と焙煎・ブレンドのスキルや感性を生かしたものになりました。まだまだスペシャルティコーヒーの多様な魅力の可能性を追いかけられそうです。ポテンシャルのある素材との出会いは感性を刺激されますね。使ったこーひーは・・・「バークレーロースト」「深煎りインドネシア・ブルボン」「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」です。ここ数年の「アニバーサリーブレンド」は「グアテマラ・エルインヘルト農園」のブルボンやイエローナンスをベースにしてきましたが・・・せっかく「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」という新しい出会いがありましたので・・・今年は「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」を使ってみました、年に1度だけ、再び作れない「アニバーサリーブレンド」をお楽しみください。
2022.07.20
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【ブラジル・イパネマ農園ラズベリー】ひと口目のエレガント&クリーンな印象・・・ラズベリー&フローラルさに透明感となめらかさが一体となって・・・冷めると上品なミルクチョコレートと甘さが追いかけてきて・・・華やかでジューシーな甘さが長い余韻になっています。(とってもきれいな酸からこのブラジル・イパネマ農園ラズベリーのクオリティの高さを感じますが・・・その酸味はほとんど感じることなく、上品な香りと味わいに包まれています。)完全に冷めると、紅茶やアールグレイの感じも出てきて、余韻をさらに豊かにしてくれます・・・全体をまとめているのがとっても繊細で上質な質感です。20年くらい前に、COE(カップオブエクセレンス)の豆に出会った時の香りや口当たり、余韻の魅力の衝撃は一生忘れられないものでしたが・・・それ以来の今までにないコーヒーの魅力との出会いがこの「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」でした。焙煎していると、2ハゼのだいぶ前からフローラル&フルーティな上品な香りがしてきて・・・浅煎り好きな若い人だとロースティングポイントをだいぶ浅煎りにしてしまう感じでした。(そうすると酸が全面に出てしまうでしょう)そこからラズベリー&フローラルな香りに甘さがバランスよくなる瞬間をつかまえて煎り止めました。そうすることで、味わいも香りも多様な魅力がデベロップして、カッピング用語でコンプレックスと言われる複雑な味わいと香りが圧倒的になります。・・・COEはブラインドのカッピングによって際立った豆を選び出し、オークションにかけるという、それまでになかった斬新なプログラムで・・・多くの優秀な農園が世に出て・・・さらに土壌栽培収穫精選処理のノウハウが広く普及することで、スペシャルティコーヒーのレベルアップに貢献しました。今回の「ブラジル・イパネマ農園」の試みは・・・COEとは別の試みで、ポテンシャルのある農園のエリアや収穫精選処理を細分化して、際立つ魅力やクオリティの再現性も高めるというものでしょう。今までもハニープロセスとか嫌気性(アナエロビック)発酵とか工程の一部分の試みが注目されていますが・・・それらとは別に土壌から乾燥まで全体を見直す試みと受け止めて、さらなる可能性を感じています。・・・この「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」はブラジルのスペシャルティコーヒー界の名門イパネマ農園の高品質マイクロロットプロジェクトで・・・1887年に開設され2008年にイパネマ農園に譲渡されたリオベルデ農園が生産性が高く、品質的にも優れていることがわかったことからスタートしました。それは、以前の農園主が鶏ふん肥料を惜しみなくこの地に与えてきたことで土壌を肥沃にしたことが大きいようです。地形的にも、険しい起伏の生産区画があり、高いところで標高1310m にも達する場所で整備された区画があることは非常に面白く、品種もイエロー系(ブルボン、カツアイ)に分類されていました。2014~2016 年にはリオベルデエリアに秘められた可能性を発掘するために、ウィスキーやワインからヒントを得、様々な試行錯誤が繰り返されます。・品種と標高から熟成曲線を分析し、理想的な収穫時期を見出し・・・各区画の最適値で収穫すると、高スコアの品質が実現した・・・最適な収穫期間は 20日間続き、それを過ぎると品質は徐々に劣化していった・・・最良の乾燥方法を探るため、2000 m2のアフリカンベッドと 800 m2の屋根付きパティオを設け、様々な技術と方法での自然天日乾燥が試された。さらに、2タイプのコロンビア製の巨大乾燥機によるテストを実施した。32 に分けられ管理された区画のそれぞれに適した品種、顧客の要望に沿った精選方法と乾燥方法を用い、他には真似できないこだわりの一品に仕上げることに挑戦。特に注目はオリーブ選別機を改良して作ったチェリーの選別機による熟度選別です。カッピングによりロット評価を行い、格付け、更に風味傾向により商品名を付けたユニークなものです。ワイン産業のような再現性のあるもので、スペシャルティコーヒーが一段高いレベルに来ています。コーヒー先進国ブラジルならではの取り組みと考えられます。・・・リオベルテ・Premier Cru Blue Edition ・区画: B68 /東斜面・標 高: 1142~1156m・面 積: 8.8ha・収穫時期: 2021/6/25【手収穫】・精製 :ナチュラル・乾燥 :アフリカンベッドで 437時間乾燥・栽培地: マンチケーラ山脈(先住民の言葉で『泣く』の意味、水が豊富であることから)・地 形: 『天に届く泣涕する山脈』と呼ばれる程、標高が高く、山々がうねり、水が豊富にある奇跡的な場所・品 種: イエローブルボン種
2022.07.19
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プロのつぶやき1168「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー、アニバーサリー2022、ウガンダ・マウントエルゴン、バークレーロースト」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。7月半ばですが・・・梅雨明けの猛暑から逆戻りして、梅雨のような雨と涼しさが続いている千葉です。コーヒー相場の高騰に、円安が続いて、世間的にもコロナに事件と暗いニュースに覆われていますが・・・実は機嫌が良くなっているさかもとこーひーです。スペシャルティコーヒーの新しい魅力の可能性を感じる「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」・・・約20年ぶりに焙煎したウガンダが期待以上でスペシャルティコーヒーの深煎りの可能性を感じる「ウガンダ・マウントエルゴン」という、魅力的な素材との出会いが2つもあったからです。そういった素材と出会うとインスパイアーされて・・・イマジネーションも技術もフル回転して、その結果をカッピングする時の興奮と言いますか、わくわく感がご機嫌にしてくれます、このような瞬間は仕事を忘れますね。手慣れた素材は・・・勿論素晴らしいクオリティで魅力があるのですが・・・そこは手慣れたものですから、これをどうしたら良いのかという不安とか興奮とかは薄れているものです。それが、今までにない魅力の可能性を感じると・・・さぁどうしようというわくわく感や不安感に襲われて、機嫌よくなってきます。で、そこから一旦冷静になって・・・素材のポテンシャルをしっかり受け止めて、方向性をイメージして、段取りをして・・・実際の焙煎に進みます。焙煎自体は息子が進めて・・・ロースティングポイントの少し前に声がかかって、頻繁にサンプルスプーンで香りをかいで、刻々と変わっていく豆の状態をイメージし、ここだってポイントで釜から出します。その煎り止めの十数秒前からの集中が快感なんですねー。そして、豆が冷えたらカッピングです。そんなこんなで・・・29周年の8月に向けて、4種類のさかもとこーひーのご紹介です。ラズベリー&フローラル、ブラジルの新しい魅力の「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」・・・ブラジル・イパネマ農園を使用した29周年ブレンド「アニバーサリー2022」・・・柔らかでダークな深煎り「ウガンダ・マウントエルゴン」・・・人気の一番の深煎り「バークレーロースト」・・・以上4種類、お楽しみください。【ブラジル・イパネマ農園ラズベリー】ひと口目のエレガント&クリーンな印象・・・ラズベリー&フローラルさに透明感となめらかさが一体となって・・・冷めると上品なミルクチョコレートと甘さが追いかけてきて・・・華やかでジューシーな甘さが長い余韻になっています。(とってもきれいな酸からこのブラジル・イパネマ農園ラズベリーのクオリティの高さを感じますが・・・その酸味はほとんど感じることなく、上品な香りと味わいに包まれています。)完全に冷めると、紅茶やアールグレイの感じも出てきて、余韻をさらに豊かにしてくれます・・・全体をまとめているのがとっても繊細で上質な質感です。20年くらい前に、COE(カップオブエクセレンス)の豆に出会った時の香りや口当たり、余韻の魅力の衝撃は一生忘れられないものでしたが・・・それ以来の今までにないコーヒーの魅力との出会いがこの「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」でした。焙煎していると、2ハゼのだいぶ前からフローラル&フルーティな上品な香りがしてきて・・・浅煎り好きな若い人だとロースティングポイントをだいぶ浅煎りにしてしまう感じでした。(そうすると酸が全面に出てしまうでしょう)そこからラズベリー&フローラルな香りに甘さがバランスよくなる瞬間をつかまえて煎り止めました。そうすることで、味わいも香りも多様な魅力がデベロップして、カッピング用語でコンプレックスと言われる複雑な味わいと香りが圧倒的になります。・・・COEはブラインドのカッピングによって際立った豆を選び出し、オークションにかけるという、それまでになかった斬新なプログラムで・・・多くの優秀な農園が世に出て・・・さらに土壌栽培収穫精選処理のノウハウが広く普及することで、スペシャルティコーヒーのレベルアップに貢献しました。今回の「ブラジル・イパネマ農園」の試みは・・・COEとは別の試みで、ポテンシャルのある農園のエリアや収穫精選処理を細分化して、際立つ魅力やクオリティの再現性も高めるというものでしょう。今までもハニープロセスとか嫌気性(アナエロビック)発酵とか工程の一部分の試みが注目されていますが・・・それらとは別に土壌から乾燥まで全体を見直す試みと受け止めて、さらなる可能性を感じています。・・・この「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」はブラジルのスペシャルティコーヒー界の名門イパネマ農園の高品質マイクロロットプロジェクトで・・・1887年に開設され2008年にイパネマ農園に譲渡されたリオベルデ農園が生産性が高く、品質的にも優れていることがわかったことからスタートしました。それは、以前の農園主が鶏ふん肥料を惜しみなくこの地に与えてきたことで土壌を肥沃にしたことが大きいようです。地形的にも、険しい起伏の生産区画があり、高いところで標高1310m にも達する場所で整備された区画があることは非常に面白く、品種もイエロー系(ブルボン、カツアイ)に分類されていました。2014~2016 年にはリオベルデエリアに秘められた可能性を発掘するために、ウィスキーやワインからヒントを得、様々な試行錯誤が繰り返されます。・品種と標高から熟成曲線を分析し、理想的な収穫時期を見出し・・・各区画の最適値で収穫すると、高スコアの品質が実現した・・・最適な収穫期間は 20日間続き、それを過ぎると品質は徐々に劣化していった・・・最良の乾燥方法を探るため、2000 m2のアフリカンベッドと 800 m2の屋根付きパティオを設け、様々な技術と方法での自然天日乾燥が試された。さらに、2タイプのコロンビア製の巨大乾燥機によるテストを実施した。32 に分けられ管理された区画のそれぞれに適した品種、顧客の要望に沿った精選方法と乾燥方法を用い、他には真似できないこだわりの一品に仕上げることに挑戦。特に注目はオリーブ選別機を改良して作ったチェリーの選別機による熟度選別です。カッピングによりロット評価を行い、格付け、更に風味傾向により商品名を付けたユニークなものです。ワイン産業のような再現性のあるもので、スペシャルティコーヒーが一段高いレベルに来ています。コーヒー先進国ブラジルならではの取り組みと考えられます。・・・リオベルテ・Premier Cru Blue Edition ・区画: B68 /東斜面・標 高: 1142~1156m・面 積: 8.8ha・収穫時期: 2021/6/25【手収穫】・精製 :ナチュラル・乾燥 :アフリカンベッドで 437時間乾燥・栽培地: マンチケーラ山脈(先住民の言葉で『泣く』の意味、水が豊富であることから)・地 形: 『天に届く泣涕する山脈』と呼ばれる程、標高が高く、山々がうねり、水が豊富にある奇跡的な場所・品 種: イエローブルボン種1620円/100gパック(税込)【アニバーサリー2022】おかげさまで、8月にさかもとこーひー開店29周年を迎えます、来年は30周年になります。毎年自分でもブレンド作りを楽しみにしているアニバーサリーブレンドですが・・・「アニバーサリー2022」をお届けします・・・高級なチョコレートにラズベリーのキャラが浮かび上がるようなイメージです。まろやかで華やかなダークチョコレート系の味わいが広がっていき・・・上品な質感とともに「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」のラズベリー&フローラルな風味が浮かび上がって、そのまま長く心地よい余韻へと流れていきます。深煎りのブレンドですが・・・苦味の印象は弱いです、それよりも柔らかでまろやかなコーヒー感が飲みやすく・・・余韻に漂うラズベリーやなめらかなチョコレート感を支えているのが、隠し味の上品な酸で、華やかさを引き立てています。29周年のアニバーサリーブレンドは・・・開店当初の深煎り自家焙煎店に原点回帰しながら・・・スペシャルティコーヒーに出会って20年経て使えるようになった素材と焙煎・ブレンドのスキルや感性を生かしたものになりました。まだまだスペシャルティコーヒーの多様な魅力の可能性を追いかけられそうです。ポテンシャルのある素材との出会いは感性を刺激されますね。使ったこーひーは・・・「バークレーロースト」「深煎りインドネシア・ブルボン」「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」です。ここ数年の「アニバーサリーブレンド」は「グアテマラ・エルインヘルト農園」のブルボンやイエローナンスをベースにしてきましたが・・・せっかく「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」という新しい出会いがありましたので・・・今年は「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」を使ってみました、年に1度だけ、再び作れない「アニバーサリーブレンド」をお楽しみください。1620円/200gパック(税込)【ウガンダ・マウントエルゴン】さかもとこーひーで一番の深煎りの「バークレー・ロースト」よりもさらにもう少し深く焙煎しました。さすがアフリカの内陸部(内陸性気候)での高地産で、深煎りにして魅力的になる素材だと思いました。ダークでビターで・・・柔らかでクリーンな口あたりで、余韻にカラメル的な甘さがただよい、キレ良く爽やかさを感じる・・・ウガンダらしい深煎りこーひーです。ダークチョコやビターチョコに加えて、ほのかなバニラやフローラル感がこの「ウガンダ・マウントエルゴン」の深煎りの魅力を引き立てていると思います。親しみやすく、飲みやすい柔らかな口あたりなのと・・・余韻のキレの良さが爽やかさに繋がって、これからの暑い夏にもぴったりでしょう。長く続く余韻は苦い味よりも柔らかで心地よい甘さが印象的です。冷めてくると、なめらかまろやかな口あたりからダーク・カラメルな味わいと豊かなコクと甘さが感じられて・・・今までにない深煎りの魅力になっていると思います。20年くらい前、スペシャルティコーヒーを使い始めた頃「ウガンダ」に出会いました。標高が高い上にアフリカの内陸のための内陸性気候からの豆質で・・・深煎りにしてクリーンなダークで後味のキレの良さが他にない魅力でした。そして久々にそのウガンダの「ウガンダ・マウントエルゴン」が手に入りましたので、さっそく深煎りに仕上げました。「バークレーロースト」の深煎りの焙煎スキルによって20年前よりも「ウガンダ・マウントエルゴン」をより魅力的に焙煎できるようになったと思います。スペシャルティコーヒーに出会って20年がすぎて、このような深煎りを焙煎してお届けできて・・・昭和の深煎り焙煎店が・・・このような味わい・魅力にたどり着いたとなかなか感慨深いものがあります。栽培地:ウガンダ東部のエルゴン山 北部傾斜地一帯提携農家:6000人標高:1,600~2,000m品種:SL27生産処理:ウオッシュド、5つの地域に6ヶ所のウオッシングステーションアフリカ大陸のほぼ中央部、ビクトリア湖やナイル川源流を国土に擁し、 かのウィンストン・チャーチルにより「アフリカの真珠(Pearl of Africa)」と 呼ばれた国ウガンダは、実は現在アフリカの最大のコーヒー輸出国です。 様々なタイプのコーヒーを産するウガンダですが、 最高級品質の水洗アラ ビカを産するのが、東部のケニアと国境を接する楯状火山エルゴン山の山 麓一帯の高地です。エルゴン山は東アフリカでもっとも古い火山の一つで、 裾野の面積 3,500 平方キロはアフリカで最大です。このエルゴン山の山麓 は、火山灰質の土壌と豊富な降雨量に恵まれ、酸味のしっかりとした最高 級アラビカを産する条件が整っています。この地方の水洗アラビカは、従 来零細農家により水洗処理が施されたパーチメントとして集買され、ブギ スというブランドで廉価なアラビカとして輸出されていました。 しかし、 そのチェリーの資質の高さを見たボルカフェ・グループのキャガラニ・ コーヒー社は 2007年、当地にしっかりとした設備のととのった水洗工場を 建設し、近隣の農家から直接チェリーを買い付けて安定した高品質のアラ ビカを生産するプロジェクトを始動します。このマウント・エルゴン・ア ラビカ・プロジェクトは、品質の向上のみならず、チェリーを生産する農 家を組織化し、サステーナブル認証を取得するなどして、農家の生産性向 上 や適正な農薬使用の管理などにも寄与しています。プロジェクト開始後 5 年以上を経た現在、エルゴン山一帯に6ヶ所の水洗工場を稼動し、6000 軒の生産者をメンバーとして、 同国でも最高の水洗アラビカを生産しています。1080円/225gパック(税込)【バークレーロースト】発売して2年で深煎り人気No1になって・・・すっかりさかもとこーひーの定番深煎りこーひーとしておなじみになりました。(卸先でも使ってくださるカフェが増えています)深煎りのご要望に応えてよりダークに焙煎した「バークレーロースト」です。クリーンで焦げなく・・・ダークでビターなチョコレート・・・ヴァニラを思わせる甘さ・・・柔らかで円やかな口当たり・・・グアテマラを使ったので、グアテマラのハニーライクと言われるキャラからくるんでしょう、冷めた余韻にはカラメルやヴァニラにフローラル感が重なって長い余韻がご機嫌です・・・ヴィンテージのバーボンをストレートでゆっくりと飲んだ時のグラスの底から立ち昇るヴァニラやフローラル感を思い出しました。酸味が無いって感じるくらいにダークな味わいの奥に隠れています。カッピングした時からとっても機嫌が良くて・・・次々とこれからの深煎りの可能性を感じて、ブレンドでもあちこちで活躍しています。柔らかな口当たりで、酸味を感じず、上質なダークさ苦味、余韻の華やかなフローラル感・・・酸味の苦手な方にも、深煎り好きな方にもお勧めします。冷めてからの柔らかな甘さがダークな味わいを引き立てています。20年くらい前にスペシャルティコーヒーに出会って・・・すぐにアメリカのSCAAカンファレンスに飛んで行きました・・・その際ピーツコーヒーのバークレー工場を見学できました。ピーツコーヒーはスターバックス創業者が憧れたお店で・・・その焦げの無い強い深煎りに驚いたものでした。そのバークレーでの印象の強さからインスパイアされた今回の深煎りなので「バークレー・ロースト」とネーミングしました。ドイツ製プロバット焙煎機の焦げずらい熱の伝わり方を活かして・・・深煎りに進行する工程でこれ以上強めると焦げてしまう火力を見つけて・・・焦げる寸前、ぎりぎりの火力でぐーっとダークに深煎りに持っていってます。ざらついた焦げ味のない、冷めてもクリーンでダークな魅力をお楽しみください。さかもとこーひーは通常より豆の量を少なめにと伝えていますが・・・このような深煎りは少し多めにして、濃いめに淹れると魅力を堪能出来ると思います。ご常連のみなさんのリピートが多いこーひーですので・・・今回、500gのお得パックを用意しました。1080円/200gパック、2160円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.07.17
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プロのつぶやき1167「ベーシックな500gパック4種類価格改定のお知らせ(2022/ 07/20(水)販売・発送分から)」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。記録的に早い梅雨明けからの猛暑が続き、一転暑さが少しやわらいだ今週でしたが・・・先日銚子までひとっ走りしてSOLE Bar さんに行ってきました。チキンカレーが以前より真夏向けにインドに寄せてスパイシーさが癖になる美味しさで、食後の自家製アイスのアフォガードとコールドブリューもご機嫌でした。特にコールドブリューはしっかりとした味わいがさすがでした。若いバリスタさんが入っていて・・・産地のことからバークレーローストのこと、そこから焙煎の水分抜きや焦げの話しに進むと・・・お煎餅での水分抜きも同じだと、そして焼きとともにその前の乾燥の状態の話しに進み、盛り上がりました。若いコーヒー人に色々な話しを伝えていく機会が増えてきました。この業界48年になりますので、昔から現在までの色々を伝えるのも大切でしょう、特に業界裏話しは受けますね(笑)そんなこんなで・・・大変に心苦しいのですが・・・「ベーシックな500gパック4種類の価格改定」(2022/ 07/20(水)販売・発送分から)のお知らせです。スペシャルティコーヒーのクリーンな味わいを普段の暮らしの中で楽しんで欲しいとヘビーユーザーの常連さん向けに・・・「アトムの子」「カフェ ヴィータ」「カフェコージー」「アイスコーヒー」4種類にエネルギーを注いで、価格を抑えてきました。全体での販売量でもこの500gパックが多くなっています。(そして、この4種類が一番原価率が高くなっています。)しかし、メディアやニュース等でご存じかと思いますが、コーヒー相場高騰で昨秋から大手~個人店までコーヒー値上げになっています、さらに急激な円安が進んでいます、そして包材も値上げになりました、この夏からの仕入れ価格がさらに高騰します。大手はこの秋に再度の値上げをするそうです。(コンビニコーヒーも値上になりました。)この10年くらいスペシャルティコーヒーの仕入れ高騰が続いてきましたが・・・円安の影響も加わって、10年分の値上がり分がこの2年で上がってしまいましたさかもとこーひーは年間計画で在庫を持っていますので、その在庫をやりくりしてこの1年間価格を据え置いてきましたが・・・その在庫も無くなってきました。*2022 年07月20日(水)の販売・発送分から・・・「アトムの子」「カフェ ヴィータ」「カフェコージー」「アイスコーヒー」の500gパック4種類を・・・¥1890/500g(税込)に価格改定したく、ご理解ご了承をよろしくお願いします。・100g当たり¥320(税別)が、¥350(税別)になります。・225gパックは¥1080(税込)で変わりません。これからも、クリーンな味わいのスペシャルティコーヒーのクオリティを大切にしながら、価格を抑えて、日常のこーひーとしてどなたにも親しみやすく飽きのこない味わい・バランスに仕上げていきます。(クリーンで明るい爽やかな味わい、心地よい口当たりと余韻がさかもとこーひーのクオリティの基準です。)大変に心苦しいのですが、ご理解・ご了承をよろしくお願いします。【アトムの子】さかもとこーひーで一番売れている深煎りブレンド「アトムの子」ですので・・・さかもとこーひーを代表するブレンドのひとつになります。2000年頃、子供の時に鉄腕アトムを読んでいて21世紀ってどんな未来なんだろうと思っていた21世紀にもうすぐなるんだとハッとして…ちょうどスペシャルティコーヒーという素晴らしい素材を知った頃だったので…今迄の強い苦味の深煎りでは無く…きれいな味わいのさかもとこーひーの21世紀のベーシックな深煎りを作ろうと思ったブレンドです。(なので、もう20年くらいになるブレンドです。)そして、後味のきれいな、雑味や焦げた嫌な苦味の無い深煎りブレンド「アトムの子」が・・・さかもとこーひーの一番人気になりました。中米の豆3-4種類を使い(グアテマラ、コスタリカ、エルサルバドル、コロンビア等)…深煎りのコーヒー感、きれいな味わい、すっきりとした後味、円やかなバランスを大切にしています。また、お店やオフィス等で色々な方が召し上がりますので・・・ブレンドする豆の種類を増やすことで個性を抑えています。また、多くの豆を使うことで年によったり季節によって豆が変わっても全体の味わいを一定に保てるようにしています。その辺にブレンドの役割もあります。ヘビーユーザーの常連さん、オフィスで、カフェやレストランで・・・様々な方に気軽に楽しんで頂いていますが・・・毎日の暮らしの中で…こーひーだけでも、お菓子やパンと一緒でも、食後にもぴったり・・・そんな感じで毎日お届けしていて・・・もう少し柔らかな円やかな口当たりと甘さに包まれた余韻にしたいと思っていました。それには・・・スペシャルティコーヒーを知ってこの20年で何回か出会った素晴らしいクオリティのロブスタ種がピッタリだと・・・業界ではロブスタ種はクオリティが低い、価格も安い、増量によく使われる・・・そんなネガティブなイメージなんですが・・・中にはクオリティの高いものもあって(価格も高い)・・・クリーンで甘さがあって口当たりの優しい魅力があるんです。ただ、華やかさや魅力的な香りや余韻などのタイプでは無いので、上手にブレンドに使いたいと思っていました。今は、素晴らしいクオリティの「ウガンダ・ロブスタ」を手に入れ・・・アトムの子にほんの少しブレンドして・・・雑味のないきれいな味わい、深煎りのキレの良いコーヒー感、焦げが無くざらついた苦味が無い・・・柔らか円やかな口当たりに甘さに包まれた余韻とイメージ通りに仕上げています。さかもとこーひーのベーシックなブレンドの魅力をお楽しみください。(この価格で、このクオリティや魅力はさかもとこーひーの基準です。)1080円/225gパック(税込)1890円/500gパック(税込)(2022/07/20(水)販売・発送から)【カフェヴィータ】暮らしの中のこーひーをイメージして「カフェヴィータ」とネーミングしました。「アトムの子」「カフェヴィータ」「カフェコージー」の中で真ん中の濃さ、味わいです。「カフェコージー」に「アトムの子」をブレンドしています。ベーシックなブレンドでも、やはりみなさん苦味濃さにお好みがありますので…3つのタイプを用意しました。濃いめは苦手だけど、すこししっかりしたコーヒー感も欲しいといった常連さん向けです。「アトムの子」で50%…「カフェヴィータ」25%…「カフェコージー」25%…そんな感じで人気お好みが分かれています。1080円/225gパック(税込)1890円/500gパック(税込)(2022/07/20(水)販売・発送から)【カフェコージー】ティーポットを保温するティーコージーからネーミングしました。居心地の良い、寛いだって感じでしょうか。苦味の弱い、円やかさや優しい味わいのブレンドです。中煎りですが、酸味は穏やかで、酸味が苦手っていう方が酸味感じないと仰ることが多いですね。(嫌な酸味は勿論ありませんので)中煎りの中米の豆2-3種類(グアテマラ、コロンビア、エルサルバドル、コスタリカ等)とブラジルをブレンドして…バランス良く、優しいフルーティさです。苦味や濃い目が苦手な方向けです。1080円/225gパック(税込)1890円/500gパック(税込)(2022/07/20(水)販売・発送から)【アイスこーひー】すっきりとしたきれいな味わいのアイスこーひー向けのブレンドです。基本は「アトムの子」と一緒です。がぶ飲みのアイスこーひーにお勧めです。水の量をホットで淹れる時の60%にして…氷をたっぷりと用意し…オンザロック式で急冷するのをお勧めしています。冷蔵庫で保存する時でも・・・氷でオンザロック式で急冷して、冷蔵庫で保存すると翌日でもきれいな味わいをお楽しみ頂けます。透明感のある、後味のきれいな、ガブガブ飲めるアイスこーひー用ブレンドです。1080円/225gパック(税込)1890円/500gパック(税込)(2022/07/20(水)販売・発送から)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.07.10
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