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プロのつぶやき1168「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー、アニバーサリー2022、ウガンダ・マウントエルゴン、バークレーロースト」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。7月半ばですが・・・梅雨明けの猛暑から逆戻りして、梅雨のような雨と涼しさが続いている千葉です。コーヒー相場の高騰に、円安が続いて、世間的にもコロナに事件と暗いニュースに覆われていますが・・・実は機嫌が良くなっているさかもとこーひーです。スペシャルティコーヒーの新しい魅力の可能性を感じる「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」・・・約20年ぶりに焙煎したウガンダが期待以上でスペシャルティコーヒーの深煎りの可能性を感じる「ウガンダ・マウントエルゴン」という、魅力的な素材との出会いが2つもあったからです。そういった素材と出会うとインスパイアーされて・・・イマジネーションも技術もフル回転して、その結果をカッピングする時の興奮と言いますか、わくわく感がご機嫌にしてくれます、このような瞬間は仕事を忘れますね。手慣れた素材は・・・勿論素晴らしいクオリティで魅力があるのですが・・・そこは手慣れたものですから、これをどうしたら良いのかという不安とか興奮とかは薄れているものです。それが、今までにない魅力の可能性を感じると・・・さぁどうしようというわくわく感や不安感に襲われて、機嫌よくなってきます。で、そこから一旦冷静になって・・・素材のポテンシャルをしっかり受け止めて、方向性をイメージして、段取りをして・・・実際の焙煎に進みます。焙煎自体は息子が進めて・・・ロースティングポイントの少し前に声がかかって、頻繁にサンプルスプーンで香りをかいで、刻々と変わっていく豆の状態をイメージし、ここだってポイントで釜から出します。その煎り止めの十数秒前からの集中が快感なんですねー。そして、豆が冷えたらカッピングです。そんなこんなで・・・29周年の8月に向けて、4種類のさかもとこーひーのご紹介です。ラズベリー&フローラル、ブラジルの新しい魅力の「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」・・・ブラジル・イパネマ農園を使用した29周年ブレンド「アニバーサリー2022」・・・柔らかでダークな深煎り「ウガンダ・マウントエルゴン」・・・人気の一番の深煎り「バークレーロースト」・・・以上4種類、お楽しみください。【ブラジル・イパネマ農園ラズベリー】ひと口目のエレガント&クリーンな印象・・・ラズベリー&フローラルさに透明感となめらかさが一体となって・・・冷めると上品なミルクチョコレートと甘さが追いかけてきて・・・華やかでジューシーな甘さが長い余韻になっています。(とってもきれいな酸からこのブラジル・イパネマ農園ラズベリーのクオリティの高さを感じますが・・・その酸味はほとんど感じることなく、上品な香りと味わいに包まれています。)完全に冷めると、紅茶やアールグレイの感じも出てきて、余韻をさらに豊かにしてくれます・・・全体をまとめているのがとっても繊細で上質な質感です。20年くらい前に、COE(カップオブエクセレンス)の豆に出会った時の香りや口当たり、余韻の魅力の衝撃は一生忘れられないものでしたが・・・それ以来の今までにないコーヒーの魅力との出会いがこの「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」でした。焙煎していると、2ハゼのだいぶ前からフローラル&フルーティな上品な香りがしてきて・・・浅煎り好きな若い人だとロースティングポイントをだいぶ浅煎りにしてしまう感じでした。(そうすると酸が全面に出てしまうでしょう)そこからラズベリー&フローラルな香りに甘さがバランスよくなる瞬間をつかまえて煎り止めました。そうすることで、味わいも香りも多様な魅力がデベロップして、カッピング用語でコンプレックスと言われる複雑な味わいと香りが圧倒的になります。・・・COEはブラインドのカッピングによって際立った豆を選び出し、オークションにかけるという、それまでになかった斬新なプログラムで・・・多くの優秀な農園が世に出て・・・さらに土壌栽培収穫精選処理のノウハウが広く普及することで、スペシャルティコーヒーのレベルアップに貢献しました。今回の「ブラジル・イパネマ農園」の試みは・・・COEとは別の試みで、ポテンシャルのある農園のエリアや収穫精選処理を細分化して、際立つ魅力やクオリティの再現性も高めるというものでしょう。今までもハニープロセスとか嫌気性(アナエロビック)発酵とか工程の一部分の試みが注目されていますが・・・それらとは別に土壌から乾燥まで全体を見直す試みと受け止めて、さらなる可能性を感じています。・・・この「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」はブラジルのスペシャルティコーヒー界の名門イパネマ農園の高品質マイクロロットプロジェクトで・・・1887年に開設され2008年にイパネマ農園に譲渡されたリオベルデ農園が生産性が高く、品質的にも優れていることがわかったことからスタートしました。それは、以前の農園主が鶏ふん肥料を惜しみなくこの地に与えてきたことで土壌を肥沃にしたことが大きいようです。地形的にも、険しい起伏の生産区画があり、高いところで標高1310m にも達する場所で整備された区画があることは非常に面白く、品種もイエロー系(ブルボン、カツアイ)に分類されていました。2014~2016 年にはリオベルデエリアに秘められた可能性を発掘するために、ウィスキーやワインからヒントを得、様々な試行錯誤が繰り返されます。・品種と標高から熟成曲線を分析し、理想的な収穫時期を見出し・・・各区画の最適値で収穫すると、高スコアの品質が実現した・・・最適な収穫期間は 20日間続き、それを過ぎると品質は徐々に劣化していった・・・最良の乾燥方法を探るため、2000 m2のアフリカンベッドと 800 m2の屋根付きパティオを設け、様々な技術と方法での自然天日乾燥が試された。さらに、2タイプのコロンビア製の巨大乾燥機によるテストを実施した。32 に分けられ管理された区画のそれぞれに適した品種、顧客の要望に沿った精選方法と乾燥方法を用い、他には真似できないこだわりの一品に仕上げることに挑戦。特に注目はオリーブ選別機を改良して作ったチェリーの選別機による熟度選別です。カッピングによりロット評価を行い、格付け、更に風味傾向により商品名を付けたユニークなものです。ワイン産業のような再現性のあるもので、スペシャルティコーヒーが一段高いレベルに来ています。コーヒー先進国ブラジルならではの取り組みと考えられます。・・・リオベルテ・Premier Cru Blue Edition ・区画: B68 /東斜面・標 高: 1142~1156m・面 積: 8.8ha・収穫時期: 2021/6/25【手収穫】・精製 :ナチュラル・乾燥 :アフリカンベッドで 437時間乾燥・栽培地: マンチケーラ山脈(先住民の言葉で『泣く』の意味、水が豊富であることから)・地 形: 『天に届く泣涕する山脈』と呼ばれる程、標高が高く、山々がうねり、水が豊富にある奇跡的な場所・品 種: イエローブルボン種1620円/100gパック(税込)【アニバーサリー2022】おかげさまで、8月にさかもとこーひー開店29周年を迎えます、来年は30周年になります。毎年自分でもブレンド作りを楽しみにしているアニバーサリーブレンドですが・・・「アニバーサリー2022」をお届けします・・・高級なチョコレートにラズベリーのキャラが浮かび上がるようなイメージです。まろやかで華やかなダークチョコレート系の味わいが広がっていき・・・上品な質感とともに「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」のラズベリー&フローラルな風味が浮かび上がって、そのまま長く心地よい余韻へと流れていきます。深煎りのブレンドですが・・・苦味の印象は弱いです、それよりも柔らかでまろやかなコーヒー感が飲みやすく・・・余韻に漂うラズベリーやなめらかなチョコレート感を支えているのが、隠し味の上品な酸で、華やかさを引き立てています。29周年のアニバーサリーブレンドは・・・開店当初の深煎り自家焙煎店に原点回帰しながら・・・スペシャルティコーヒーに出会って20年経て使えるようになった素材と焙煎・ブレンドのスキルや感性を生かしたものになりました。まだまだスペシャルティコーヒーの多様な魅力の可能性を追いかけられそうです。ポテンシャルのある素材との出会いは感性を刺激されますね。使ったこーひーは・・・「バークレーロースト」「深煎りインドネシア・ブルボン」「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」です。ここ数年の「アニバーサリーブレンド」は「グアテマラ・エルインヘルト農園」のブルボンやイエローナンスをベースにしてきましたが・・・せっかく「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」という新しい出会いがありましたので・・・今年は「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」を使ってみました、年に1度だけ、再び作れない「アニバーサリーブレンド」をお楽しみください。1620円/200gパック(税込)【ウガンダ・マウントエルゴン】さかもとこーひーで一番の深煎りの「バークレー・ロースト」よりもさらにもう少し深く焙煎しました。さすがアフリカの内陸部(内陸性気候)での高地産で、深煎りにして魅力的になる素材だと思いました。ダークでビターで・・・柔らかでクリーンな口あたりで、余韻にカラメル的な甘さがただよい、キレ良く爽やかさを感じる・・・ウガンダらしい深煎りこーひーです。ダークチョコやビターチョコに加えて、ほのかなバニラやフローラル感がこの「ウガンダ・マウントエルゴン」の深煎りの魅力を引き立てていると思います。親しみやすく、飲みやすい柔らかな口あたりなのと・・・余韻のキレの良さが爽やかさに繋がって、これからの暑い夏にもぴったりでしょう。長く続く余韻は苦い味よりも柔らかで心地よい甘さが印象的です。冷めてくると、なめらかまろやかな口あたりからダーク・カラメルな味わいと豊かなコクと甘さが感じられて・・・今までにない深煎りの魅力になっていると思います。20年くらい前、スペシャルティコーヒーを使い始めた頃「ウガンダ」に出会いました。標高が高い上にアフリカの内陸のための内陸性気候からの豆質で・・・深煎りにしてクリーンなダークで後味のキレの良さが他にない魅力でした。そして久々にそのウガンダの「ウガンダ・マウントエルゴン」が手に入りましたので、さっそく深煎りに仕上げました。「バークレーロースト」の深煎りの焙煎スキルによって20年前よりも「ウガンダ・マウントエルゴン」をより魅力的に焙煎できるようになったと思います。スペシャルティコーヒーに出会って20年がすぎて、このような深煎りを焙煎してお届けできて・・・昭和の深煎り焙煎店が・・・このような味わい・魅力にたどり着いたとなかなか感慨深いものがあります。栽培地:ウガンダ東部のエルゴン山 北部傾斜地一帯提携農家:6000人標高:1,600~2,000m品種:SL27生産処理:ウオッシュド、5つの地域に6ヶ所のウオッシングステーションアフリカ大陸のほぼ中央部、ビクトリア湖やナイル川源流を国土に擁し、 かのウィンストン・チャーチルにより「アフリカの真珠(Pearl of Africa)」と 呼ばれた国ウガンダは、実は現在アフリカの最大のコーヒー輸出国です。 様々なタイプのコーヒーを産するウガンダですが、 最高級品質の水洗アラ ビカを産するのが、東部のケニアと国境を接する楯状火山エルゴン山の山 麓一帯の高地です。エルゴン山は東アフリカでもっとも古い火山の一つで、 裾野の面積 3,500 平方キロはアフリカで最大です。このエルゴン山の山麓 は、火山灰質の土壌と豊富な降雨量に恵まれ、酸味のしっかりとした最高 級アラビカを産する条件が整っています。この地方の水洗アラビカは、従 来零細農家により水洗処理が施されたパーチメントとして集買され、ブギ スというブランドで廉価なアラビカとして輸出されていました。 しかし、 そのチェリーの資質の高さを見たボルカフェ・グループのキャガラニ・ コーヒー社は 2007年、当地にしっかりとした設備のととのった水洗工場を 建設し、近隣の農家から直接チェリーを買い付けて安定した高品質のアラ ビカを生産するプロジェクトを始動します。このマウント・エルゴン・ア ラビカ・プロジェクトは、品質の向上のみならず、チェリーを生産する農 家を組織化し、サステーナブル認証を取得するなどして、農家の生産性向 上 や適正な農薬使用の管理などにも寄与しています。プロジェクト開始後 5 年以上を経た現在、エルゴン山一帯に6ヶ所の水洗工場を稼動し、6000 軒の生産者をメンバーとして、 同国でも最高の水洗アラビカを生産しています。1080円/225gパック(税込)【バークレーロースト】発売して2年で深煎り人気No1になって・・・すっかりさかもとこーひーの定番深煎りこーひーとしておなじみになりました。(卸先でも使ってくださるカフェが増えています)深煎りのご要望に応えてよりダークに焙煎した「バークレーロースト」です。クリーンで焦げなく・・・ダークでビターなチョコレート・・・ヴァニラを思わせる甘さ・・・柔らかで円やかな口当たり・・・グアテマラを使ったので、グアテマラのハニーライクと言われるキャラからくるんでしょう、冷めた余韻にはカラメルやヴァニラにフローラル感が重なって長い余韻がご機嫌です・・・ヴィンテージのバーボンをストレートでゆっくりと飲んだ時のグラスの底から立ち昇るヴァニラやフローラル感を思い出しました。酸味が無いって感じるくらいにダークな味わいの奥に隠れています。カッピングした時からとっても機嫌が良くて・・・次々とこれからの深煎りの可能性を感じて、ブレンドでもあちこちで活躍しています。柔らかな口当たりで、酸味を感じず、上質なダークさ苦味、余韻の華やかなフローラル感・・・酸味の苦手な方にも、深煎り好きな方にもお勧めします。冷めてからの柔らかな甘さがダークな味わいを引き立てています。20年くらい前にスペシャルティコーヒーに出会って・・・すぐにアメリカのSCAAカンファレンスに飛んで行きました・・・その際ピーツコーヒーのバークレー工場を見学できました。ピーツコーヒーはスターバックス創業者が憧れたお店で・・・その焦げの無い強い深煎りに驚いたものでした。そのバークレーでの印象の強さからインスパイアされた今回の深煎りなので「バークレー・ロースト」とネーミングしました。ドイツ製プロバット焙煎機の焦げずらい熱の伝わり方を活かして・・・深煎りに進行する工程でこれ以上強めると焦げてしまう火力を見つけて・・・焦げる寸前、ぎりぎりの火力でぐーっとダークに深煎りに持っていってます。ざらついた焦げ味のない、冷めてもクリーンでダークな魅力をお楽しみください。さかもとこーひーは通常より豆の量を少なめにと伝えていますが・・・このような深煎りは少し多めにして、濃いめに淹れると魅力を堪能出来ると思います。ご常連のみなさんのリピートが多いこーひーですので・・・今回、500gのお得パックを用意しました。1080円/200gパック、2160円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.07.17
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プロのつぶやき1167「ベーシックな500gパック4種類価格改定のお知らせ(2022/ 07/20(水)販売・発送分から)」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。記録的に早い梅雨明けからの猛暑が続き、一転暑さが少しやわらいだ今週でしたが・・・先日銚子までひとっ走りしてSOLE Bar さんに行ってきました。チキンカレーが以前より真夏向けにインドに寄せてスパイシーさが癖になる美味しさで、食後の自家製アイスのアフォガードとコールドブリューもご機嫌でした。特にコールドブリューはしっかりとした味わいがさすがでした。若いバリスタさんが入っていて・・・産地のことからバークレーローストのこと、そこから焙煎の水分抜きや焦げの話しに進むと・・・お煎餅での水分抜きも同じだと、そして焼きとともにその前の乾燥の状態の話しに進み、盛り上がりました。若いコーヒー人に色々な話しを伝えていく機会が増えてきました。この業界48年になりますので、昔から現在までの色々を伝えるのも大切でしょう、特に業界裏話しは受けますね(笑)そんなこんなで・・・大変に心苦しいのですが・・・「ベーシックな500gパック4種類の価格改定」(2022/ 07/20(水)販売・発送分から)のお知らせです。スペシャルティコーヒーのクリーンな味わいを普段の暮らしの中で楽しんで欲しいとヘビーユーザーの常連さん向けに・・・「アトムの子」「カフェ ヴィータ」「カフェコージー」「アイスコーヒー」4種類にエネルギーを注いで、価格を抑えてきました。全体での販売量でもこの500gパックが多くなっています。(そして、この4種類が一番原価率が高くなっています。)しかし、メディアやニュース等でご存じかと思いますが、コーヒー相場高騰で昨秋から大手~個人店までコーヒー値上げになっています、さらに急激な円安が進んでいます、そして包材も値上げになりました、この夏からの仕入れ価格がさらに高騰します。大手はこの秋に再度の値上げをするそうです。(コンビニコーヒーも値上になりました。)この10年くらいスペシャルティコーヒーの仕入れ高騰が続いてきましたが・・・円安の影響も加わって、10年分の値上がり分がこの2年で上がってしまいましたさかもとこーひーは年間計画で在庫を持っていますので、その在庫をやりくりしてこの1年間価格を据え置いてきましたが・・・その在庫も無くなってきました。*2022 年07月20日(水)の販売・発送分から・・・「アトムの子」「カフェ ヴィータ」「カフェコージー」「アイスコーヒー」の500gパック4種類を・・・¥1890/500g(税込)に価格改定したく、ご理解ご了承をよろしくお願いします。・100g当たり¥320(税別)が、¥350(税別)になります。・225gパックは¥1080(税込)で変わりません。これからも、クリーンな味わいのスペシャルティコーヒーのクオリティを大切にしながら、価格を抑えて、日常のこーひーとしてどなたにも親しみやすく飽きのこない味わい・バランスに仕上げていきます。(クリーンで明るい爽やかな味わい、心地よい口当たりと余韻がさかもとこーひーのクオリティの基準です。)大変に心苦しいのですが、ご理解・ご了承をよろしくお願いします。【アトムの子】さかもとこーひーで一番売れている深煎りブレンド「アトムの子」ですので・・・さかもとこーひーを代表するブレンドのひとつになります。2000年頃、子供の時に鉄腕アトムを読んでいて21世紀ってどんな未来なんだろうと思っていた21世紀にもうすぐなるんだとハッとして…ちょうどスペシャルティコーヒーという素晴らしい素材を知った頃だったので…今迄の強い苦味の深煎りでは無く…きれいな味わいのさかもとこーひーの21世紀のベーシックな深煎りを作ろうと思ったブレンドです。(なので、もう20年くらいになるブレンドです。)そして、後味のきれいな、雑味や焦げた嫌な苦味の無い深煎りブレンド「アトムの子」が・・・さかもとこーひーの一番人気になりました。中米の豆3-4種類を使い(グアテマラ、コスタリカ、エルサルバドル、コロンビア等)…深煎りのコーヒー感、きれいな味わい、すっきりとした後味、円やかなバランスを大切にしています。また、お店やオフィス等で色々な方が召し上がりますので・・・ブレンドする豆の種類を増やすことで個性を抑えています。また、多くの豆を使うことで年によったり季節によって豆が変わっても全体の味わいを一定に保てるようにしています。その辺にブレンドの役割もあります。ヘビーユーザーの常連さん、オフィスで、カフェやレストランで・・・様々な方に気軽に楽しんで頂いていますが・・・毎日の暮らしの中で…こーひーだけでも、お菓子やパンと一緒でも、食後にもぴったり・・・そんな感じで毎日お届けしていて・・・もう少し柔らかな円やかな口当たりと甘さに包まれた余韻にしたいと思っていました。それには・・・スペシャルティコーヒーを知ってこの20年で何回か出会った素晴らしいクオリティのロブスタ種がピッタリだと・・・業界ではロブスタ種はクオリティが低い、価格も安い、増量によく使われる・・・そんなネガティブなイメージなんですが・・・中にはクオリティの高いものもあって(価格も高い)・・・クリーンで甘さがあって口当たりの優しい魅力があるんです。ただ、華やかさや魅力的な香りや余韻などのタイプでは無いので、上手にブレンドに使いたいと思っていました。今は、素晴らしいクオリティの「ウガンダ・ロブスタ」を手に入れ・・・アトムの子にほんの少しブレンドして・・・雑味のないきれいな味わい、深煎りのキレの良いコーヒー感、焦げが無くざらついた苦味が無い・・・柔らか円やかな口当たりに甘さに包まれた余韻とイメージ通りに仕上げています。さかもとこーひーのベーシックなブレンドの魅力をお楽しみください。(この価格で、このクオリティや魅力はさかもとこーひーの基準です。)1080円/225gパック(税込)1890円/500gパック(税込)(2022/07/20(水)販売・発送から)【カフェヴィータ】暮らしの中のこーひーをイメージして「カフェヴィータ」とネーミングしました。「アトムの子」「カフェヴィータ」「カフェコージー」の中で真ん中の濃さ、味わいです。「カフェコージー」に「アトムの子」をブレンドしています。ベーシックなブレンドでも、やはりみなさん苦味濃さにお好みがありますので…3つのタイプを用意しました。濃いめは苦手だけど、すこししっかりしたコーヒー感も欲しいといった常連さん向けです。「アトムの子」で50%…「カフェヴィータ」25%…「カフェコージー」25%…そんな感じで人気お好みが分かれています。1080円/225gパック(税込)1890円/500gパック(税込)(2022/07/20(水)販売・発送から)【カフェコージー】ティーポットを保温するティーコージーからネーミングしました。居心地の良い、寛いだって感じでしょうか。苦味の弱い、円やかさや優しい味わいのブレンドです。中煎りですが、酸味は穏やかで、酸味が苦手っていう方が酸味感じないと仰ることが多いですね。(嫌な酸味は勿論ありませんので)中煎りの中米の豆2-3種類(グアテマラ、コロンビア、エルサルバドル、コスタリカ等)とブラジルをブレンドして…バランス良く、優しいフルーティさです。苦味や濃い目が苦手な方向けです。1080円/225gパック(税込)1890円/500gパック(税込)(2022/07/20(水)販売・発送から)【アイスこーひー】すっきりとしたきれいな味わいのアイスこーひー向けのブレンドです。基本は「アトムの子」と一緒です。がぶ飲みのアイスこーひーにお勧めです。水の量をホットで淹れる時の60%にして…氷をたっぷりと用意し…オンザロック式で急冷するのをお勧めしています。冷蔵庫で保存する時でも・・・氷でオンザロック式で急冷して、冷蔵庫で保存すると翌日でもきれいな味わいをお楽しみ頂けます。透明感のある、後味のきれいな、ガブガブ飲めるアイスこーひー用ブレンドです。1080円/225gパック(税込)1890円/500gパック(税込)(2022/07/20(水)販売・発送から)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.07.10
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プロのつぶやき1166「独立・自営で40年になりました」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。梅雨明けが7月終わりの年もあったのに、今年は6月なんて!・・・真夏の猛暑な今週でしたが、今朝は少し和らいでいる千葉です。達郎のコンサートのチケットが秋まで取れていないので・・・ツアーパンフレットを通販で取り寄せてしまいました。いつもは開場と同時に入って、会場いっぱいに流れるドゥーワップを聴きながらパンフレットをゆっくりと捲るのが楽しみなんですが、待ちきれませんでした。そのパンフレットに志の輔師が文章を寄せていて、おーそんな仲だったのかと驚きました。昔文化放送の志の輔ラジオに達郎がゲストで出た時は聴いてましたね。今度は鰻で一杯やりましょうとすっかり爺爺同士の会話です。まぁ、達郎の落語好きはファンの間では有名で・・・コンサートのMCでも、寝るときは志ん生師を聴いてるとか、談志師、談春師と話題に出ました。談笑師の出囃子は野球拳で、お題によってはディープパープルの「スモークオンザウォーター」を三味線でするんですが、それも言っていたんで、おー談笑師も行ったのかと受けますね。志の輔師の新PARCO劇場柿落としの時終演後の客出しで、達郎のアカペラの「ラヴィアンローズ」が流れたのが印象的で・・・志の輔PARCOの初期は渡辺香津美さんの「おやつ」に入っている「上を向いて歩こう」桑名晴子でしたし、スタレビの「シュガーはお年頃」も流れたり、ご機嫌に帰ります。先日、息子二人と若いコーヒーマンと4人でサンクオピエさんで初夏のコースに行って、30代のコーヒーマン3人と色々話しました。サンクの初夏の名物「自家菜園の新玉ねぎの甘いポタージュ“新型”、フォアグラのソテー添え」は新たまの甘さがフォアグラを引き立て、ひと口ひと口のキレが良いし、合わせたワインもぴったりでした。デザートはパッションフルーツのソルベ、ヴァローナのブロンドショコラオレリスと黒糖のクレームブリュレ、シェフ風フィナンシェでこのデザート用のブレンドと持ち込んだケニアがうまく合ってました。坂本は6月末で紅茶の店テ・カーマリーで独立して40周年になりました。独立して40年を振り返るようになっちゃったのかと思いますね。テ・カーマリー時代にスリランカカレーしたり、パスタ出したり、夜の営業すれば今でも続いていたかもしれませんが、紅茶とスコーン、サンドイッチ、ケーキだけでした。スコーンランチが人気で、お昼の12時にスコーン焼き上がるようにオーブンに入れて、ポットサービスの紅茶とスコーンには手作りのジャムとマーマレード、それにサラダ、ランチにケーキをつけるとセット価格でケーキもよく出て、テイクアウトもあったので家庭用の電気オーブン2台で、21cmのホールを毎日6台7台焼いてました、35年40年前でした。今だったら、SNSあるし、あの頃よりもう少し繁盛したかもしれません・・・まぁ、いつもやることが30年早いようです。で、さかもとこーひーになったらコーヒーとその他が少し・・・その辺に性格が出ているような感じです。子供の頃から不味いものが嫌いで、職人が周りにいて、おばあちゃん家は商売していて、組織では働けないと中高校生の頃自覚して、受験で現役浪人と失敗して・・・最初の独立、紅茶の店テ・カーマリーが1982年、26才の終わり、27才の直前で1993年さかもとこーひー開店して、ホームページ開設したのが1999年だったので開店6年と割と早いタイミングでしたね。スペシャルティコーヒーに出会ったのが2000年なので開店7年とこれも良いタイミングで今思えばラッキーでした。法人化が2003年なので、来年の11月で法人化20年になります。飢え死にしないだけで苦しい時代が結構長かったのですが、それでも安易に売りに走らず、なんとか食べて、子供を学校に行かせて、アメリカや産地にも毎年のように行けました。元々組織に馴染めない性格なので、業界内の組織にも入らず、息子二人が後を継いで、なんとか普通に暮らしているのはお客様に恵まれたからでしょう。金銭欲や拡大意欲に欠けているのに商売して、今も儲けには縁がありませんが、ライブ行ったり、好きなもの食べたりは不自由してません。まぁ、物欲もないですし。元々紅茶とかコーヒーとかの暮らしの中のお茶の楽しみに興味があったので、そのままこれて幸運でした。これからも5年10年15年と楽しめそうです。最近ではぬれ煎餅とか高級なショコラとか・・・焼肉店の締めのコーヒーとか焼き芋スイーツのカフェのブレンドとか・・・スペシャルティコーヒーの可能性が広がっています。そうそう、ブラウンサウンドコーヒーさんの7周年イベントが冷やしエスプレッソラーメンで、チャーシューの脂や出汁にスペシャルティコーヒーの上質な酸味が脇役でいい活躍してました。若い頃は人生振り返るようになったらお終いだと思っていましたが、そんな年になってしまいました(笑)面白かった40年50年でしたが・・・まだまだ楽しめそうです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.07.03
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プロのつぶやき1165「素材を選び抜くカッピング」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。それほど雨は多くないのですが、曇り空湿気の多い毎日になっています、と思っていたらいきなり猛暑がやってきた千葉です・・・みなさん、くれぐれもご自愛ください。千葉の印度料理「シタール」さんが41周年だそうです・・・おめでとうございます。シタールさん41周年なのかーと思ったら、さかもとこーひーの前の紅茶の店「テ・カーマリー」はシタールさんより1年遅れての独立だったので40年だと気がつきました。テ・カーマリーは6月の終わり、26日とか27日に開店したと思います、よく覚えていません(笑)26才の終わり、27才になる直前での独立でした。社長さん僕よりも2年先輩です・・・30才前の若者がインド料理や紅茶の専門店で独立して40年、そういう先輩が近くにいらっしゃるのはとっても励みになります。シタールさんができた頃、千葉にはなかったインドカレーでした、こちらも珍しい紅茶の専門店でした、そういう専門店が増えてきた時代でした。それで、時々お邪魔して、今でも仲間と食事会したり、友人と食事に行ったりしていて・・・自分は紅茶の店を10年で閉めたので、41年間すごいなぁーと思っています。今週は達郎の「Softly」発売で・・・ネット記事、ラジオ、雑誌、TVの関ジャムまで特集されて、追いかけるのに大変です。TFMの坂本美雨ちゃんの番組には2日ゲスト出演して・・・美雨ちゃんは仲間のお嬢さんですから、遠い親戚感があって、なんかいい感じでおしゃべりしてました。その中で・・・リバーブとか音像の話しがでてさすがミュージシャン同士だと・・・昔から達郎は「時代の音」について話すことがあって・・・こちらは素人なので「時代の音」ってなんなんだと思っていました。(曲紹介しながら、あの時代のあのスタジオの音がするとか話していて・・・そんなこと分かるのかと驚きます。)仕事柄今でも全米TOP40とかを聴いているそうですが・・・そうするとその時代時代の音、空気感を感じるそうです。で、自分の作品では時代遅れにならないよう・・・そして時代を追いかけすぎると、10年20年経った時に古臭く感じるといけないので、そのバランスに気を付けるそうです。(「時代と寝る」とすぐに陳腐化してしまい、あとで懐メロのリスクがあると言ってますね。)それがリバーブ残響とか響感とか、音像の奥行き感とかが影響するそうで、なんとなくわかってきました。時の試練に耐える音像にするにはどうするか、そればかり考えてきたそうです。コーヒーでもスペシャルティコーヒーになって20年が過ぎていますので・・・それ以前の昭和の自家焙煎の素材や味わいだと今の時代には古臭く感じます。しかし、サードウェイブとか若い人が差別化している浅煎りばかりだと年を経ると古臭くなるんじゃないかと思っています。常連さんのお好みに合わせるばっかりだとつまらなくなるし、こちらの主張ばかりでも独りよがりになりますし・・・その辺のバランスは大切だと思っています。その「Softly」は自宅で大きな音で聞くと音が素晴らしい、初回特典のアコースティックライブ版は、小さなライブハウスで目の前でアコースティックトリオが演奏しているような感じでご機嫌でした。「Softly」はコーヒー用語で言うと「round、softly、mature、well balance」 そんな感じですね。達郎も「私も人間が丸くなりました。なので、アルバム・タイトルも「Softly」です!!」」と言ってますが、そう言うことですね。そんなこんなで・・・ブラジル・パナマ他いくつかのサンプルが届いてカッピングしました。本店とおゆみ野店で半々に分けてのカッピングです。今回は相場高騰に円安が重なっているので、クオリティと魅力、仕入れ価格と常連さんのお好みをよりシビアにカッピングしました。まぁ、いつものことですが・・・「素材を選び抜くカッピング」と言えますね。基本通りに熱い温度から完全に冷め切った温度まで順番にカッピングしていきます。おゆみ野店店長コラム「こーひーの丁寧なハナシ」第51回【よくある質問「豆について」】 http://sakamotocoffee.shop/ で「ハンドピック」についても書いていましたので、さかもとこーひーの開店以来の話しを書いてみようと思います。ハンドピックとは生豆や焙き豆で・・・欠け豆、虫食い豆、死豆(しいな)や焙煎で煎りムラになった豆などを手で選別することの業界用語です。(少量焙煎だと煎りムラしてしまうことがありますので、焙き豆を選別する店もあります。)自家焙煎店が増えてきた昭和50年代からハンドピックが業界に広まってきました。勿論、それ以前からハンドピックしていた自家焙煎店もあったでしょう。最初にそれを知った時は感動しましたし、紅茶の店テ・カーマリー時代の手網焙煎の時も、さかもとこーひー開店してからもハンドピックしてました。品種毎やロット毎に比率を出して記録していたりしました。初期のこーひーレッスンでは農産物としてのコーヒーの話しをしながらハンドピックのことも話していました。(ハンドピックの話しするとそこまで手間をかけるのかと・・・驚かれたり、感動されたりして、盛り上がりました)そして、20年と少し前、スペシャルティコーヒーに出会ってハンドピックではクオリティが上がらないことに直面しました。(不味さは減らせますが、素材のクオリティ以上の美味しさにはならないでしょう。)今では知られてきましたが、土壌や栽培の大切さ、コーヒーの実の熟し具合をいかに揃えるか、その完熟度を如何に上げるかが重要なことを知りました。(産地でも目の当たりにしてきました。)青い実や熟しすぎの実は当然選別されますが、ほんの少し熟度が足らない、実の頭が赤く熟していても、お尻の枝についている部分が未完熟だと味わいに影響がありますし、逆に少し熟しすぎた過熟でも影響します。見た目は欠け豆もなく、割れ豆もなく、粒揃いできれいな豆でも、その未完熟や少しの過熟は分かりませんので、カッピングで判断します。しかも、90%80%が熟度が良い豆でも10%20%未完熟や過熟豆が混ざっているロットは厄介です。完熟豆がほとんどなので、香りが良いのです、なので香りにフォーカスしてカッピングしていると感動してしまいます。しかし、熱い時には分かりずらくても、冷めてくると未完熟豆や少しの過熟豆の悪い味わいが感じられてきます。そういうロットは黙って静かに外します。(息子が一緒の時は小さな声で(他店の人に聞こえないよう)その豆を説明してカッピングさせます。こういうことは専門雑誌やネット情報ではなかなか伝わりません。)勿論、スペシャルティコーヒー登場以前は素材のクオリティが今ほど高くなかったので、少しでも美味しくしよう(不快な不味さを減らそう)とハンドピックしたり、ドリップスキルを向上させたりしていたものです。自分自身もそうしていました。(当然手間がかかりますので、多少販売量が増えてくるとハンドピックの手間が急に増えてきて、夫婦二人の自営店では悩みの種でした)しかし、スペシャルティコーヒーの素晴らしいクオリティの素材を使えるようになって、産地で、完熟豆の選別収穫から収穫後の選別、電子選別機を使ったり、最後にはベルトコンベアーの両サイドに女性が座って、コンベアーを流れる生豆をハンドピックしてからの計量と袋詰めを知っていますから・・・今クオリティの高くない素材を手間かけてハンドピックしている店を見ると、「もっとクオリティの高い豆使ったら」と独言してしまいます。(特に、完熟豆の選別収穫が重要で、収穫での熟度の揃いが悪いと、その後の選別では限界があるでしょう)ハンドピックでは一定以上にはクオリティアップできないのです、土壌・栽培・選別収穫・精選のレベルが高くないと、生豆の見た目では解決しないのです。ましてや焙煎後の煎りムラをハンドピックしている店は、見た目では分からない煎りムラはどうするんだろうと思ってしまいます。きれいに焙けているようでも、水分抜き甘かったり、芯残りと言われる煎りムラだったり、芯が焦げていたりする店があります・・・これはカッピングで判断するしかありません。それは焙煎に問題があるでしょう。なので、20年以上前は美味しさを求めたハンドピックが・・・スペシャルティコーヒーの時代になったら単なる差別化やアピールのための販促ツールになってしまったんだと思っています。まぁ、公民館とかのこーひーレッスンではこう言うことも話しています。スペシャルティコーヒーの「クラフト」とはそう言う全体の構造によって支えられていると思っています、手網焙煎や少量焙煎が「クラフト」とは思っていません、ましてや「ハンドドリップ」も家庭向けのもので、カフェがわざわざアピールするものとも思っていません。そう言うことで・・・ 「素材を選び抜くカッピング」がさかもとこーひーのクオリティを支えています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.06.26
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【レディートラベラー】2017年発売以来、リピートが多く、すっかり定番人気になった、2種類のモカ・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「エチオピア・モカナチュラル」を使ったブレンドです。今回、コーヒー相場と円安による仕入れ価格の高騰によって・・・1080円/200gパック(税込)となり、ヘビーユーザーの常連さんのために2160円/500gパック(税込)を用意いたしました、よろしくご了承ください。軽すぎず、濃すぎないまろやかな味わいから2種類のモカ香りのよさ・・・その香りが余韻に漂って、キレのよい後味のスッキリ感・・・しかも酸味は感じらない・・・飲みやすくて香りが良くて雑味のないバランスのよいスッキリとした味わい、その辺が人気になっているんでしょう。モカ・イルガチェフェ(ハマ)の上品なシトリック&フローラル感とエチオピア・モカナチュラルのワイニー、ベリー、チョコレートな感じが一体となって・・・どちらがどちらとも言えないような響き合った魅力がこの「レディートラベラー」の個性となっていると思います。全体的にはまろやかで香りが良くて飲みやすいこーひー・・・豊かで心地よい余韻が長く続いて、次のひと口を誘う・・・さかもとこーひーでお客さんからよく言われる「酸っぱくなくて、苦くなくて、香りが良くて、美味しいコーヒー」のひとつの答えになっているように思います。そして、冷めてくるとクリーミーさにスパイシーさが浮かび上がってきて、より魅力的な味わいになってきます。ブレンドに2種類のモカを使おうと思ったのは・・・ジャズのライブでサックスとフリューゲルホーンのハーモニーに感動して、その響きから2種類のモカのブレンドを思いつきました。モカ・イルガチェフェ(ハマ)が市原ひかりさんのフリューゲルホーン、エチオピア・モカナチュラルが土岐英史さんのアルトサックスって感じでしょうか。・・・以下は5年前の紹介文です、大好きでよく聴きにいった土岐英史さんが昨年の6月に亡くなってしまいました。R.I.P.先日、仕事終わってからお茶の水にひとっ飛び・・・ジャズのライブハウスナルに土岐英史4days最終日に行ってきました。お届けしている「アフターダーク」は土岐さんの曲からインスパイアされ・・・3年目、毎年ご好評頂いてさかもとこーひーを代表するブレンドになっています。で・・・「レディートラベラー」という曲を聴いていて・・・新しいブレンドが浮かんだんです。「レディ・トラベラー」は市原ひかりさんの中音域の音色がすごくいいのでその音が生きるように土岐さんが作った曲で…市原さんのフリューゲルホーンの柔らかできれいな音、土岐さんの深く艶っぽい音、それぞれのソロも素晴らしく、さらに重なった音の響きは涙ものだったんですが…ふっとブレンドイメージできたんです…フリューゲルホーンとアルトサックスのブレンドです。気品溢れるモカ・イルガチェフェ(ハマ)と艶っぽいエチオピア・モカナチュラルの重なった魅力にしたいなぁーと・・・その2つのモカを引き立てるのは・・・深煎りコロンビアと深煎りエルサルバドル・・・きれいで円やかなコーヒー感に支えられてモカ・イルガチェフェ(ハマ)の繊細な香り味わいとエチオピア・モカナチュラルの甘さとマウスフィール香りが響きあいました。余韻は・・・モカ・イルガチェフェ(ハマ)とエチオピア・モカナチュラルが一体となって・・・長く心地よく続きます・・・楽しい仕事がまたひとつ出来ました・・・さかもとこーひーの常連さんみなさんに味わって欲しいと思ってます。
2022.06.24
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【木陰】まろやかさと爽やかさ・・・15年目の夏向け季節のブレンド「木陰」ですが・・・夏の日差しの中、木陰を吹き抜ける風の爽やかさをイメージしました。暑さにも、エアコンの風や冷たい飲み物にも疲れた身体に優しい、上品で美しい透明感が魅力的だと思います。そして柔らかな心地よい口当たり、余韻が爽やかな風のように優しいこーひーだと思います。「コロンビア」と「ボリビア・アルベルト」のブレンドです。どちらも円やかで親しみやすい味わいですから・・・暮らしの中のこーひーとしておすすめできます・・・そして、ふと意識するとボリビアの爽やかな味わいがとっても魅力的に感じると思い・・・そのまま心地よい余韻が続くでしょう。「中煎りのコロンビア」の円やかな口当たり、フローラルな華やかな香り、余韻の爽やか円やかさ甘さが…「ボリビア・アルベルト」のミントキャラと一緒になって香りも味わいも素晴らしく、ほんと涼やか爽やかな「木陰」になりました・・・暑さに負けず、涼やかにお楽しみください。
2022.06.23
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【ボリビア・アルベルト】やさしく爽やかな口あたりから、軽やかなココア感が続いて・・・今年も「ボリビア・アルベルト」の季節になったなぁーと感じます。蒸し暑い季節に「ボリビア・アルベルト」の爽やかで軽やかな味わいはぴったりです。柔らかな口当たりとやさしい甘さ、余韻のほのかなミントやハーブのキャラが爽やかさを引き立てて・・・冷めると柔らかくまるい味わいにジューシーさとやさしい甘さが寄り添います。軽やか、ココア感があるので酸味は感じないです。勿論、そこに華やかな甘さが寄り添いますので、さりげなく個性が際立っています。チョコレートまでいかないココア的なコクが加わると、優しい口当たりだけでは無い満足感が高まってくると思います。さらに…ハーブのような、ミントのような爽やかな印象が寄り添っています。ほんとさりげないミントの印象なんですが…さりげなくても、このミントのキャラクターがあることで、グッとキャラが立ってきます。余韻には、オレンジのような柑橘系の魅力があって、華やかさを加えています。完全に冷めてから、たっぷりのミルクを加えるのが、僕の好きな飲み方です。(アイスこーひーにすると…コーヒーとは思えないきれいで爽やかな味わいを楽しめます。)透明できれいな味わいと、余韻のほのかなミントのキャラクターが夏にぴったりです…この「ボリビア・アルベルト」が人気になっている理由のひとつだと思います。農園名:カフェ アルベルト ポマ生産者:アルベルト ポマエリア:カラナビプロセス:フリーウォッシュド品種:カトゥアイ標高:1,700mカラナビ地方、ロア地区に居を構える農協、APROCAFEに所属する当農園の生産者は1970年からコーヒーの栽培に携わり、家族の協力を得ながら素晴らしい品質のコーヒーを生産しています。コーヒーの栽培は肥沃な土壌の恩恵を受け、それによって得られた収穫で彼らの生活が成り立っています。栽培に関わってから30年、農園は常に品質の向上に努めてきました。近年ラジオ放送によって知ることとなったカップオブエクセレンスにも精力的に参加しており、その品質には定評があります。
2022.06.22
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【ケニア・キリニャガ・ガクユイニ】さすがケニアのトップクオリティの魅力だと最初に思いました、夏に向けて、ケニアファンのご常連からのご要望にお応えしまして・・・「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ」をお届けします。エレガント、柔らか華やか上品な口当たり、滑らか、甘さ・・・アールグレイ、シトリック、紅茶、ワイン、ミルクチョコレート・・・冷めてブラッドオレンジ、フローラル、ジューシー・・・オレンジとベリーが重なった余韻がやさしくいつまでも続いて、この「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ」の素晴らしさが伝わってきます。酸味が隠れて、柔らかな口当たりと甘さが続くので、どなたにも安心しておすすめできるケニアのトップクオリティの魅力です。季節がら、アイスコーヒーにしたらキレと爽やかさ余韻の柑橘系が良くて・・・炭酸で割ったらさらに魅力的に、レモンやライムを浮かべたり・・・ミントを添えたり・・・楽しめそうです。ケニアは昔から好きなコーヒーで・・・スペシャルティコーヒーに出会うまでは深煎りに仕上げていました。20年近く前にケニアのトップクオリティに出会ってからは、中煎りにして、その香りや味わいのボリューム感がお気に入りでしたが・・・さらにトップのケニアに出会ったら、より完熟度が高く、酸が甘さに包まれて、柔らかな口当たりで、どなたにもお勧めしやすくなりました。以前は、酸味のボリューム感やしっかりとした豊かなボディ感でお好みが別れましたので・・・お好みに合うお客様だけにお勧めしていましたが・・・より熟度が高まり、柔らかな口当たりで、華やかな魅力と親しみやすい味わいになるとどなたにも安心してお勧めできます。しかし、元々高かったケニアなんですが・・・この10年さらに高騰して、またクオリティの高い豆が少なくなっています。それぞれの国や産地の事情がありますが・・・さかもとこーひーでお勧めできるロット、サンプルを見つけて、ご紹介しています、お楽しみください。品 種: SL28、SL34、他栽培地: キリニャガ地域東部ギチュグ地区 シリクワ農協ガクユイニ水洗工場周辺の農家所属農家:1600 人標 高: 1572m気 温: 18~27°C降雨量: 1400 mm年平均土壌: 肥沃な赤色の沖積土 有機物に富み、水はけに優れ、空気を良く含むコーヒーの樹にとって良質な土壌。収穫時期: 10 月~12 月生産処理:1 工場周辺の生産者が収穫したチェリーを工場に搬入2 赤い実のみを手選別3 工場所有の水流比重選別方式でパルピング、発酵、ソーキング(きれいな水に浸ける。)、水洗4 アフリカンベッドで天日乾燥(3 週間)日中(日差ピーク)及び夜間は黄色シートで覆い、パーチメントの均一乾燥を行う5 脱穀工場でドライミリング後、精製キリニャガ地域はケニアのコーヒー産業の中でも重要な産地です。ケニア山麓南部、標高1600~1800m に位置するキリニャガ地域は、高品質コーヒー生産に最適な環境が整っています。ガクユイニ水洗工場が所属するシリクワ農協は、1953 年に周辺の農家がコーヒーの木を植えた記録が残されるほどで、60 年以上の歴史がある農協です。ガクユイニ水洗工場は品質レベルの高い名門工場として有名です。単独の水洗工場としては 1997 年に設立されましたが、マネージャーは今でも 20 年以上の長きに渡り品質を管理し続けています。特筆すべきは、過去 4 年に渡り、農家へのチェリー買取価格の最も高い水洗工場でもあります。こうすることで、農家の高品質コーヒーへの生産意欲も高まり、良いチェリーが水洗工場に持ち込まれ、安定した工場処理管理のもと、素晴らしいケニアコーヒーができる仕組みが成り立っています。また、農家でのコーヒー生産においては、除草、剪定、散水、施肥、マルチング等の技術指導が行われています。またコーヒー生産に関するガイドライン遵守の為、農場監査人が加盟農家を周っています。持続可能な農業の為、汚水の浄化後、土に還元、またシェードツリーを植えることやコンポストの使用を推進しております。
2022.06.21
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プロのつぶやき1164「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ、ボリビア・アルベルト、木陰、レディートラベラー」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。梅雨寒な日々から蒸し暑い日もやってきて、なんとなく怠かったりしています、みなさんくれぐれもご自愛ください。井上尚弥VSドネア2の余韻はネットニュースからYouTubeときて、雑誌が追いかけてきました。マニアからボクシング関係者、そして元チャンピョンと同じ試合なのに、観る角度が違って楽しみが広がっています。そこへ山下達郎11年ぶりのアルバム発売で、こちらもネットと雑誌、さらにラジオ出演が押し寄せて・・・そこにツアーがスタートしたのでツアー参加したファンのネタバレあったり、なかったりの情報も増えてます。一番受けたのが・・・「もう年なんだから 古今亭志ん生じゃないけど 出てきてなんかやってくれればいい、って言ってほしいな。」でした・・・来年古希ですから、実感です。志ん生師は高座でうとうと居眠りしはじめて、お客が寝かせてあげろと、こんな志ん生めったに観られないと言ったと伝説になってます。談志師の晩年も声は掠れて苦しそうだし・・・元気な頃の芸ではなくなってしまってもそこにいるだけでいいとファンは温かったのです。それでも、身体が限界なのに、一瞬のギラっとした視線目力の迫力に圧倒されたのを今でも覚えているし、密かな自慢に思っています。そんなこんなで・・・梅雨から初夏に向けて4種類のこーひーのご紹介です。華やかさと柔らかさが素晴らしい「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ」・・・爽やかな甘さの「ボリビア・アルベルト」・・・夏向け季節のブレンド「木陰」・・・2種類のモカのブレンドで人気の「レディートラベラー」・・・お楽しみください。「レディートラベラー」は、¥1080/200g袋(税込)となって少し値上げになり、それだけでは心苦しいのでお得用の500g袋を¥2160(税込)で用意しました。「カフェ ボッサ」と「特上フレンチ」「特上アイス」の500g袋が思ったよりもたくさんのご注文を早速いただきまして、少しでもお値打ちになったと思っています。【ケニア・キリニャガ・ガクユイニ】さすがケニアのトップクオリティの魅力だと最初に思いました、夏に向けて、ケニアファンのご常連からのご要望にお応えしまして・・・「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ」をお届けします。エレガント、柔らか華やか上品な口当たり、滑らか、甘さ・・・アールグレイ、シトリック、紅茶、ワイン、ミルクチョコレート・・・冷めてブラッドオレンジ、フローラル、ジューシー・・・オレンジとベリーが重なった余韻がやさしくいつまでも続いて、この「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ」の素晴らしさが伝わってきます。酸味が隠れて、柔らかな口当たりと甘さが続くので、どなたにも安心しておすすめできるケニアのトップクオリティの魅力です。季節がら、アイスコーヒーにしたらキレと爽やかさ余韻の柑橘系が良くて・・・炭酸で割ったらさらに魅力的に、レモンやライムを浮かべたり・・・ミントを添えたり・・・楽しめそうです。ケニアは昔から好きなコーヒーで・・・スペシャルティコーヒーに出会うまでは深煎りに仕上げていました。20年近く前にケニアのトップクオリティに出会ってからは、中煎りにして、その香りや味わいのボリューム感がお気に入りでしたが・・・さらにトップのケニアに出会ったら、より完熟度が高く、酸が甘さに包まれて、柔らかな口当たりで、どなたにもお勧めしやすくなりました。以前は、酸味のボリューム感やしっかりとした豊かなボディ感でお好みが別れましたので・・・お好みに合うお客様だけにお勧めしていましたが・・・より熟度が高まり、柔らかな口当たりで、華やかな魅力と親しみやすい味わいになるとどなたにも安心してお勧めできます。しかし、元々高かったケニアなんですが・・・この10年さらに高騰して、またクオリティの高い豆が少なくなっています。それぞれの国や産地の事情がありますが・・・さかもとこーひーでお勧めできるロット、サンプルを見つけて、ご紹介しています、お楽しみください。品 種: SL28、SL34、他栽培地: キリニャガ地域東部ギチュグ地区 シリクワ農協ガクユイニ水洗工場周辺の農家所属農家:1600 人標 高: 1572m気 温: 18~27°C降雨量: 1400 mm年平均土壌: 肥沃な赤色の沖積土 有機物に富み、水はけに優れ、空気を良く含むコーヒーの樹にとって良質な土壌。収穫時期: 10 月~12 月生産処理:1 工場周辺の生産者が収穫したチェリーを工場に搬入2 赤い実のみを手選別3 工場所有の水流比重選別方式でパルピング、発酵、ソーキング(きれいな水に浸ける。)、水洗4 アフリカンベッドで天日乾燥(3 週間)日中(日差ピーク)及び夜間は黄色シートで覆い、パーチメントの均一乾燥を行う5 脱穀工場でドライミリング後、精製キリニャガ地域はケニアのコーヒー産業の中でも重要な産地です。ケニア山麓南部、標高1600~1800m に位置するキリニャガ地域は、高品質コーヒー生産に最適な環境が整っています。ガクユイニ水洗工場が所属するシリクワ農協は、1953 年に周辺の農家がコーヒーの木を植えた記録が残されるほどで、60 年以上の歴史がある農協です。ガクユイニ水洗工場は品質レベルの高い名門工場として有名です。単独の水洗工場としては 1997 年に設立されましたが、マネージャーは今でも 20 年以上の長きに渡り品質を管理し続けています。特筆すべきは、過去 4 年に渡り、農家へのチェリー買取価格の最も高い水洗工場でもあります。こうすることで、農家の高品質コーヒーへの生産意欲も高まり、良いチェリーが水洗工場に持ち込まれ、安定した工場処理管理のもと、素晴らしいケニアコーヒーができる仕組みが成り立っています。また、農家でのコーヒー生産においては、除草、剪定、散水、施肥、マルチング等の技術指導が行われています。またコーヒー生産に関するガイドライン遵守の為、農場監査人が加盟農家を周っています。持続可能な農業の為、汚水の浄化後、土に還元、またシェードツリーを植えることやコンポストの使用を推進しております。1620円/200gパック(税込)【ボリビア・アルベルト】やさしく爽やかな口あたりから、軽やかなココア感が続いて・・・今年も「ボリビア・アルベルト」の季節になったなぁーと感じます。蒸し暑い季節に「ボリビア・アルベルト」の爽やかで軽やかな味わいはぴったりです。柔らかな口当たりとやさしい甘さ、余韻のほのかなミントやハーブのキャラが爽やかさを引き立てて・・・冷めると柔らかくまるい味わいにジューシーさとやさしい甘さが寄り添います。軽やか、ココア感があるので酸味は感じないです。勿論、そこに華やかな甘さが寄り添いますので、さりげなく個性が際立っています。チョコレートまでいかないココア的なコクが加わると、優しい口当たりだけでは無い満足感が高まってくると思います。さらに…ハーブのような、ミントのような爽やかな印象が寄り添っています。ほんとさりげないミントの印象なんですが…さりげなくても、このミントのキャラクターがあることで、グッとキャラが立ってきます。余韻には、オレンジのような柑橘系の魅力があって、華やかさを加えています。完全に冷めてから、たっぷりのミルクを加えるのが、僕の好きな飲み方です。(アイスこーひーにすると…コーヒーとは思えないきれいで爽やかな味わいを楽しめます。)透明できれいな味わいと、余韻のほのかなミントのキャラクターが夏にぴったりです…この「ボリビア・アルベルト」が人気になっている理由のひとつだと思います。農園名:カフェ アルベルト ポマ生産者:アルベルト ポマエリア:カラナビプロセス:フリーウォッシュド品種:カトゥアイ標高:1,700mカラナビ地方、ロア地区に居を構える農協、APROCAFEに所属する当農園の生産者は1970年からコーヒーの栽培に携わり、家族の協力を得ながら素晴らしい品質のコーヒーを生産しています。コーヒーの栽培は肥沃な土壌の恩恵を受け、それによって得られた収穫で彼らの生活が成り立っています。栽培に関わってから30年、農園は常に品質の向上に努めてきました。近年ラジオ放送によって知ることとなったカップオブエクセレンスにも精力的に参加しており、その品質には定評があります。1620円/225gパック(税込)【木陰】まろやかさと爽やかさ・・・15年目の夏向け季節のブレンド「木陰」ですが・・・夏の日差しの中、木陰を吹き抜ける風の爽やかさをイメージしました。暑さにも、エアコンの風や冷たい飲み物にも疲れた身体に優しい、上品で美しい透明感が魅力的だと思います。そして柔らかな心地よい口当たり、余韻が爽やかな風のように優しいこーひーだと思います。「コロンビア」と「ボリビア・アルベルト」のブレンドです。どちらも円やかで親しみやすい味わいですから・・・暮らしの中のこーひーとしておすすめできます・・・そして、ふと意識するとボリビアの爽やかな味わいがとっても魅力的に感じると思い・・・そのまま心地よい余韻が続くでしょう。「中煎りのコロンビア」の円やかな口当たり、フローラルな華やかな香り、余韻の爽やか円やかさ甘さが…「ボリビア・アルベルト」のミントキャラと一緒になって香りも味わいも素晴らしく、ほんと涼やか爽やかな「木陰」になりました・・・暑さに負けず、涼やかにお楽しみください。1080円/225gパック(税込)【レディートラベラー】2017年発売以来、リピートが多く、すっかり定番人気になった、2種類のモカ・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「エチオピア・モカナチュラル」を使ったブレンドです。今回、コーヒー相場と円安による仕入れ価格の高騰によって・・・1080円/200gパック(税込)となり、ヘビーユーザーの常連さんのために2160円/500gパック(税込)を用意いたしました、よろしくご了承ください。軽すぎず、濃すぎないまろやかな味わいから2種類のモカ香りのよさ・・・その香りが余韻に漂って、キレのよい後味のスッキリ感・・・しかも酸味は感じらない・・・飲みやすくて香りが良くて雑味のないバランスのよいスッキリとした味わい、その辺が人気になっているんでしょう。モカ・イルガチェフェ(ハマ)の上品なシトリック&フローラル感とエチオピア・モカナチュラルのワイニー、ベリー、チョコレートな感じが一体となって・・・どちらがどちらとも言えないような響き合った魅力がこの「レディートラベラー」の個性となっていると思います。全体的にはまろやかで香りが良くて飲みやすいこーひー・・・豊かで心地よい余韻が長く続いて、次のひと口を誘う・・・さかもとこーひーでお客さんからよく言われる「酸っぱくなくて、苦くなくて、香りが良くて、美味しいコーヒー」のひとつの答えになっているように思います。そして、冷めてくるとクリーミーさにスパイシーさが浮かび上がってきて、より魅力的な味わいになってきます。ブレンドに2種類のモカを使おうと思ったのは・・・ジャズのライブでサックスとフリューゲルホーンのハーモニーに感動して、その響きから2種類のモカのブレンドを思いつきました。モカ・イルガチェフェ(ハマ)が市原ひかりさんのフリューゲルホーン、エチオピア・モカナチュラルが土岐英史さんのアルトサックスって感じでしょうか。・・・以下は5年前の紹介文です、大好きでよく聴きにいった土岐英史さんが昨年の6月に亡くなってしまいました。R.I.P.先日、仕事終わってからお茶の水にひとっ飛び・・・ジャズのライブハウスナルに土岐英史4days最終日に行ってきました。お届けしている「アフターダーク」は土岐さんの曲からインスパイアされ・・・3年目、毎年ご好評頂いてさかもとこーひーを代表するブレンドになっています。で・・・「レディートラベラー」という曲を聴いていて・・・新しいブレンドが浮かんだんです。「レディ・トラベラー」は市原ひかりさんの中音域の音色がすごくいいのでその音が生きるように土岐さんが作った曲で…市原さんのフリューゲルホーンの柔らかできれいな音、土岐さんの深く艶っぽい音、それぞれのソロも素晴らしく、さらに重なった音の響きは涙ものだったんですが…ふっとブレンドイメージできたんです…フリューゲルホーンとアルトサックスのブレンドです。気品溢れるモカ・イルガチェフェ(ハマ)と艶っぽいエチオピア・モカナチュラルの重なった魅力にしたいなぁーと・・・その2つのモカを引き立てるのは・・・深煎りコロンビアと深煎りエルサルバドル・・・きれいで円やかなコーヒー感に支えられてモカ・イルガチェフェ(ハマ)の繊細な香り味わいとエチオピア・モカナチュラルの甘さとマウスフィール香りが響きあいました。余韻は・・・モカ・イルガチェフェ(ハマ)とエチオピア・モカナチュラルが一体となって・・・長く心地よく続きます・・・楽しい仕事がまたひとつ出来ました・・・さかもとこーひーの常連さんみなさんに味わって欲しいと思ってます。1080円/200gパック、2160円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.06.20
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プロのつぶやき1163「手打ち蕎麦と自家焙煎店」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。毎日梅雨空の千葉ですが・・・井上尚弥VSドネア2 の余韻が続いています。試合は6分弱だったのですが・・・SNSやYouTubeで元チャンピョンや現役選手、マニアと解説・分析・感想をアップしてます。中にはスローモーションでテクニックを説明したり・・・一瞬の攻防に見えないテクニックや駆け引きがあって、興奮して楽しめます。さらに、PFP(パウンドフォーパウンド)という階級を超えたランキングで1位になりました、錦織選手がGS取るようなすごいことでしょう。そして、昨日から山下達郎2年ぶりのツアーがスタートして、ファンの間で盛り上がってます。ネタバレ知りたくない人、気にしない人が入り混じってます。ファンクラブのチケットはなんとか確保しましたが(第4希望で)一般は外れまくってます。そんなこんなで・・・先日、奈良の酒蔵の油長酒造風の森の会がありました。秋津穂という奈良県の酒米で仕込んだお酒を8種類精米度合いや酵母やらの違いをサンクオピエのシェフの料理で楽しみました。(地酒が広まって40年、日本酒が進化していますね。)その時、千葉の名店の手打ちそば屋さんの蕎麦粉をシェフが打って、それをパスタマシーンで切ったお蕎麦がこの上なく繊細で美味しくて、蕎麦粉による美味しさを実感したのですが、では手打ちそばの延しや包丁はどれだけウエイトがあるのか?浮かびました。(良い蕎麦粉の確保と蕎麦打ちは簡単では無いですけど)手打ちそば好きになって40年になりますが、最近週1回は機械打ちの老舗蕎麦屋さんに通っています。そちらは、昔からの蕎麦屋なんで機械打ちですが、なかなかいい蕎麦粉なのが明らかにわかって美味しいし、蕎麦湯もご機嫌です。さらに量がたっぷりあって嬉しい、種物から丼ものまでなんでも美味しいのですが・・・特に好きなのが野菜天もりで、かぼちゃ、いんげん、なす、ぴーまんの4種類でどれも野菜を天ぷらにしたときに美味しい厚さになってるんです。手打ち蕎麦ばかり行っていた時はせいろばかりで、海苔は避けてましたが、その最近通っている蕎麦屋さんは良い海苔を使っているのに気がついて、時々ざる蕎麦もいただいています、蕎麦と海苔の風味がとってもいいです。勿論名人の手打ち蕎麦のお店の蕎麦は格別です、なので昔は都内中心にあちこち訪ねたものです。神田猿楽町の松翁が好きで、コロナ前はお茶の水方面行ったら、夕方一番で行って、穴子の煮こごりとビールで一杯、ひとつひとつ揚げた天ぷらをテーブルまで待ってきてくれて冷酒で、そしてお蕎麦、いい時間でした。この20年30年あちらこちらに手打ち蕎麦のお店が増えました。教室もあるようで・・・蕎麦はけっこう上手に打つ店が多いですが、まずつゆのバランスがいまいちな店が多いなぁーと感じていました。そして、量が少ない、お昼にならない。そして高い、気軽に行けない、売り切れがある。勿論、腹一杯にする店じゃないんだと言いたいのでしょうが。名人級はあちらこちらにいるわけではありません。だったら、いい蕎麦粉使って、パスタマシンのように蕎麦切りにしたら、売り切れもなくなり、ちょうど良い量にしたら、近所のお客さん喜ぶし、美味しい蕎麦がもっと広まるんじゃないかと思ってしまいます。同じことを自家焙煎店でも感じています。自家焙煎店は少量焙煎、焙きたて、1杯づつ丁寧にハンドドリップ・・・コロナ前にマルシェでよく見かけたのが、1杯づつ丁寧にハンドドリップしていて、行列。マルシェのキッチンカーやテントでお弁当やらパンやらピザなど買って、コーヒー飲みたいのに、行列で時間かかって、しかも高め。お客さんはランチしてコーヒー飲みたいのに。最近カフェや喫茶店での豆売りの可能性を調べているんですが・・・大手から個人店までほんと売れていない。価格帯もありますが、70年間業界が上手な淹れ方アピールしてきて・・・ハンドドリップにモチベーションある少数のお客さん以外を遠ざけている現実が見えています、お客さんは気軽に美味しいコーヒーをカフェや家庭で飲みたいだけなのに。自宅でもカフェでも豆を選べばコーヒーメーカーで淹れて、美味しくて、手軽でいいと思うんですが・・・カフェはハンドドリップ好きなんですね~。ちなみに、焙煎はある程度まとまった量の方が安定して美味しくなると思っています。同じプロバット焙煎機で、同じメソッドで、同じ生豆を焙煎したら、さかもとこーひーの10kgで焙煎した方が、5kgで焙煎するよりも美味しいとサポートしているお店から言われるんです。そもそも、自家焙煎は機械で焙煎しているし・・・昔は手網で焙煎しましたが、それは練習で、しかも1回200g、再現性も厳密ではないし・・・。なんか、手打ち蕎麦も自家焙煎もどこに手をかけるかがずれているように思っています。まぁ、大量生産の大きな工場製に対して、手作り感アピールで商売しているのはわかっているんですけどね。でも、クラフトにちょうど良い量がありますね。良い蕎麦粉をきちっと打つ・・・良い生豆をきちっと焙煎する・・・そこが大切でしょうねー。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.06.12
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知り合いの方が練習用に購入した焙煎機をお譲りしたいそうです。-FUJIROYAL R101 半熱風 LPG 左操作 -2014年製 サイクロン付-ダイヤルダンパー仕様 自動かくはん無し-保証書付-練習のみに使用(焙煎回数は100回以下)ご希望の方はお名前おところ電話番号店名(独立前の方はその旨書いてください)メールアドレス以上を添えてさかもとこーひー坂本takafumi@sakamotocoffee.comまでメールください。ご本人に取り次ぎます。先着順ではありません。坂本は取り継ぐだけです。本人同士でお互いの希望をやりとりして決めます。(冷やかしは勘弁してください)
2022.06.06
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プロのつぶやき1162「美味しさのリズムとメロディ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。ようやく気持ちの良い晴れになったら、もうすぐ入梅だそうです。毎日楽しんでいたテニスの全仏オープンは混合ダブルスで柴原選手が見事に優勝、国枝選手は全仏8度目の優勝・・・今晩男子シングルスの決勝です。早く錦織選手のカムバックを観たいです。火曜日は井上尚弥VSドネアの2です・・・井上チャンプが圧倒的に強いと思っていますが、ドネアの怖さも知っているので、ドキドキです。そしてもうすぐスタートする山下達郎の3年ぶりのライブツアー・・・安定して外れまくってます。行けるスケジュールの日は先行からキャンセル待ちまで申し込んでますが、ほんと当たりません。1回のツアーで3回4回と行けた時が懐かしいです。ライブといえば、先日市川市の行徳で神田伯山独演会があって・・・友人にどうかな~?と聞かれたので、勧めたところ行ってきて・・・前座、二つ目の時は面白くなくて失敗したかと不安になったそうです。そして伯山になたら、さすが真打でとってもよかったと言ってました、8月の千葉の独演会もチケット取るようです。伯山関連のYouTube観まくって、急に詳しくなって、講談や落語で話が弾むようになりました。前座二つ目と真打の違いを話しておいたのですが・・・坂本さんの言う通りだったと(笑)落語でも講談でもお客とのコミニケーションが大切で・・・これはライブでも同じですね。単なる自分の芸の発表会ではなかなか伝わりません。今、立川志の輔氏の「大河への道」を映画で演っ手ますが・・・これは志の輔PARCO2011で初演ネタ下ろしして・・・エンディングで腰抜かしたのを今でも覚えています。志の輔、談春、談笑、生志と立川流で好きな師匠ですが・・・各自、談志師のリズムとメロディーをベースにしていて、(みんな談志師の物真似を噺の中に折り込む時がありますが、やっぱり師匠の真似はそれぞれ上手いんですね)それでも、弟子は弟子でトーンやグルーブ違っていて、それが個性になっているんだと思っています。師匠から引き継いだ「リズムとメロディ」に身を任せる心地よさがあります・・・そこに各自の「トーンとグルーブ」があって個性の違いが楽しいです。好きなミュージシャンに通じますね・・・そして、これらは美味しさにも通じると思っていて・・・「美味しさのリズムとメロディ」を意識しています。最初の香りからひと口目・・・ゆっくりと味わって・・・余韻に流れていく・・・その流れも「リズムとメロディ」を感じます。すーっと心地よく流れていったり、おっと印象的な香りや味わいがあったり・・・逆に流れを遮る雑味やバランスの悪さがあると台無しです。その流れの中に「トーンとグルーブ」を感じて、その店やシェフの個性を感じます。こーひーの場合、ブレンドやペアリングはハーモニーに通じるかなと思っていて・・・3声や4声のコーラスのようにイメージしています・・・ベースを決めて、重ねていく感じですね。チョコレート系のスイーツに合わせる場合は・・・まずチョコと相性の良いベースを選んで、そこにフルーツやナッツなどのキャラを重ねていきます。その場合に一番のポイントは酸のキャラやボリュームですね。酸味が表に出ていなくても、隠れて活躍していないとぼやけてしまいます。特にクオリティの高いチョコやケーキの場合はコーヒーが負けてしまいます。勝っても負けても失敗できれいなハーモニーになるようイメージしています。心地よいリズムとメロディーと・・・のれないリズムとメロディーのコーヒー、料理、スイーツがあって・・・それが技術でもあるし、感覚の良し悪しでもあるんでしょう。コロナ前のこーひーレッスンでは・・・チョコレートやクッキー、ケーキとコーヒーのペアリングを楽しんでもらっていました。チョコやクッキーをひと口、コーヒーをひと口・・・その瞬間に感じる心地よさはこーひーだけでも、スイーツだけでも感じられない、なんともいえなく良いものです。4月5月と公民館のこーひーレッスンが4回、保育園でも1回あったので・・・そろそろ、おゆみ野店でも少人数のワークショップをスタートしようかなと思っています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.06.05
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プロのつぶやき1161「何気ないおいしさ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。やっと五月晴れになって初夏の日差しと吹き抜ける風が気持ちの良い日々になってきた千葉です、夕方自宅でひと仕事終わって、6時からの全仏テニスが始まる前に庭でストレッチしているととっても気持ちの良い陽気です。(別に自分がテニスするわけではなくてTVの前に座るだけです(笑))今回発売した「カフェ ボッサ」と「特上フレンチ」「特上アイス」の500g袋のご注文をたくさんいただき・・・とっても驚き、喜んでいます。コーヒーの仕入れ高騰が大きく、今使っている生豆の在庫がなくなる夏くらいから順番に値上げになりますが・・・ヘビーユーザーの常連さんが多いさかもとこーひーですので・・・少しでも暮らしの中のこーひーのご負担を少なくしたいと思って、500gのお得用袋を用意しました。これで、袋2枚が1枚で済むのでアルミ袋のコスト削減(このガス抜きバルブ付きアルミ袋は昨年から値上げになっていまして、かなりのコストアップしています)と、袋詰めが2回から1回で済みますので作業性がアップして助かります。これから、1種類の豆を4個5個6個と買われるヘビーユーザーの常連さんが多い豆の500g袋を用意することで、常連さんのご負担を少なくできるようにしたいと思っています。さかもとこーひー内だけではコスト吸収できないほどの仕入れ価格の高騰(30~40%アップが半分以上になっていて、残りが20%くらいのアップになっています)ですので、順番に値上げになりますが(勿論、さかもとこーひーも負担いたします)お客様のご負担もできるだけ少なくなるよう頭と腕をフル回転しますので、ご理解よろしくおねがいします。そんなこんなで・・・親しくさせてもらっている飲食店の若旦那に誘われて先日和食のお店で食事してきましたが、そこの40過ぎの大将の何気ない一言が印象的でした。「高級食材を出す店がもてはやされて、昔からどこにでもあるような食材に手間暇かけていい仕事する店が埋もれてしまっている」そこの大将の修行先の店にも伺ったことが何回かありましたが、そこの親方も同じようなこと仰っていて、「おいしいもんと珍しいもんは違う」と仰っていました。似たようなタイプなのか、修行中に叩き込まれたのか、お弟子さんに引き継がれていますね。そうは言っても、その店は繁盛して小さなお店なので予約ができない店になっているので、十分評価されていると思います。まぁ、その辺は仕事と商売との両面ありますので、美味しいとか、行列とか、予約困難とか聞いても、商売的に上手なのか、仕事の内容はどうなのか、分けて見る癖がついています。コーヒーの世界でも・・・産地名・農園名や品種、精選方法をアピールすることが増えています。ゲイシャ種とかパカマラ種はさかもとこーひーでも20年くらいご紹介している特別な品種です。農園ですと・・・「グアテマラ・エルインヘルト農園」や「パナマ・エスメラルダ農園」「コスタリカ・シンリミテス農園」他優秀な農園名をお伝えしています、それらは高価な豆ですね。今月お届けしている「ブラジル・ペドラレドンダ農園」も素晴らしい農園です。他店でも色々な農園や品種、精選方法を書かれていますが・・・それらを伝えることは大切な情報発信になっていますが・・・それらと美味しさは全く別のものだということですね、勿論高いから美味しいわけでもありませんし、あまりにも安いものではクオリティが下がってしまいます。コーヒー業界の若い人たちは新しい品種や精選方法、珍しい香りや味わいを競っています、それはそれで良いのですが、全体での比率は大切だと思っています。定番のコーヒーがいつも変わらず安定してある中で20%30%くらい珍しいものがあるなら楽しいと思います。そして、お客さんから時々聞かれることに・・・「坂本さんが一番美味しいと思うこーひーは?」とか「坂本さんはどれがおすすめですか?」とかがあります。まぁ、お互いの好みをよく知っている常連さんなら、即お答えできますし・・・そのお客さんのお好みに合わせた答えもできます。でも、初めてのお客さんでしたら・・・お好みが色々ですので、坂本の美味しいと思うこーひーをお客さんが美味しいと感じるかどうかはわかりません。なので、おすすめもお客さんによって違ってきます。「カフェ ボッサ」とか「ブラジル・クラシクス」は初めてのお客さん用に用意したこーひーで、そこから入って、お好みによって次のこーひーに進めるようになっています。「カフェ ボッサ」や「ブラジル・クラシクス」は特別な農園でもありませんが・・・酸っぱくなくて、苦くなくて、まろやかで、美味しいとよくある質問に答えられるように、素材選びから焙煎、ブレンドまで手間暇かけたものなんです。(勿論、クリーンカップや甘さ、口当たり、余韻など基本的なクオリティがクリアーできている豆をカッピングでシビアに選んでいます。)あとは、お店でしたら、試飲こーひーがありますので、その試飲からお好みを伺うこともあります。少し難しいのが・・・さかもとこーひーとしたら「レスクリーン」という雑味があると一発退場というくらい大切なカッピングの基準なんですが・・・多くのお客さんはそれを「コク」と感じていることがあって、さかもとこーひーのクリーンな味わいを「スッキリしている」「少し物足りない」と感じられることがありまして・・・「もっとコクのある、ガツンとくる味のコーヒーください」と言われることがあります、結構カフェや喫茶店の店主の方にも多いです。紹介されてさかもとこーひーのサンプルをお持ちして、そこのコーヒー飲むとレスクリーンがはっきりしていて、これならさかもとこーひーの方がクオリティ上なので、あとはお好みかなと思ってしまうのですが・・・意外とさかもとこーひーが評価されないことも多いんです、結構難しいですが仕方ありません。これは味わいの慣れがありますが・・・まさかさかもとこーひーの基準に満たないレスクリーンな豆を用意するわけにはいきませんので、困ったものです。何気ないおいしさを大切に、定番が飽きのこないものであり続けるよう、そしてブレのないよう・・・まぁ、お好みに合うかどうかはありますが、基本的なクオリティは維持するように精進しています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.05.29
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【特上フレンチ】開店以来25年以上続いている定番ブレンド「特上フレンチ」…マンデリンを使った深煎りのブレンドですが・・・年々人気が高まっている深煎りのラインナップの中で・・・より多くの方に日常的に親しんでほしい味わいに少しバランスを整えました。よりダークな「バークレーロースト」に対して・・・「特上フレンチ」はしっかりとした深煎りのコーヒー感でありながら、柔らかな親しみやすい口当たりを加えました。ダークでディープで…深煎りの円やかなコク…焦げの無いきれいな余韻…ビターチョコレート、カラメル、アーシーさ…ほのかなバニラ、余韻の明るい華やかな印象…ひと口目にビター感や強い苦味を感じないよう、日々の暮らしに寄り添い、親しみやすい柔らかな口当たりを大切にしました。勿論、いままで通りアイスこーひーとしても最適です。使った豆は「深煎りコロンビア」「深煎りコスタリカ」「マンデリン」「ウガンダ」です。さかもとこーひー開店以来長く人気の「特上フレンチ」の進化する魅力をお楽しみください。2160円/500gパック(税込)を用意しました、ヘビーユーザーの方向けに少しお得になっています。【特上アイスコーヒー】これは「特上フレンチ」と基本的に同じブレンドです。すっきり爽やかな「アイスこーひー」に対して…しっかりとコクのある円やかな「特上アイスコーヒー」になっています。淹れ方は…ホットコーヒーと同じで、水の量だけ60%に減らします。たっぷりの氷を用意して、水を60%に減らして淹れたこーひーを一気に注ぎ、オンザロック方式で急冷して出来上がりです。1杯でも、数杯でも同じ考え方です。まとめて淹れて冷蔵庫で保存する時もオンザロック方式で急冷して冷蔵する方が…味わいがきれいですし、後で飲む時もコンデションが良いと思います。水出しのアイスコーヒーには・・・1Lの水に対して、50gの細挽きの粉を入れて、冷蔵庫でひと晩で出来上がりです。オンザロック式の急冷も、水出しも、濃いめ薄めはお好みですから、粉の量で加減してください、2160円/500gパック(税込)を用意しました、ヘビーユーザーの方向けに少しお得になっています。
2022.05.27
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【カフェ ボッサ】 「酸っぱくなくて、甘さがあって、円やかなこーひー」ですっかりと人気定番こーひーになった「カフェ ボッサ」で・・・初めてのお客様にもおすすめすることが多く・・・今回さらに柔らかな口当たりに仕上げました。そして、ヘビーユーザーの方に少しでもお値頃、お値打ちで毎日の暮らしで楽しんでいただけたらと・・・¥2160/500g袋(税込)をご用意しました。発売して4年経ってすっかりさかもとこーひーの定番こーひーに育ちました。最近は・・・「真ん中のこーひー」と説明すると伝わりやすくなっています・・・「酸っぱくなくて、甘さがあって、円やかで柔らかな口当たりのこーひー」です。はじめてのお客様から・・・酸っぱくなくて、苦くなくて、美味しいコーヒー・・・と聞かれたら「ブラジルクラシクス」と「カフェボッサ」を説明します。ブラジルクラシクスの方が少し軽やかな味わいで、カフェボッサの方がまろやかで甘さを感じやすい味わいです。フローラルやフルーティでは無くて…円やかなコーヒー感があって…酸味の無い…そして、苦く無い…円やかなコクのあるこーひー…甘さを感じるこーひー…飲みやすいコーヒー感のある…「カフェボッサ」です。まず、ブレンドをする時に候補の豆を選んでカッピンググラスを並べるんですが…まぁ、実はこの時にほとんど決まってしまいます。どの豆を使うかの選び方でブレンドの可能性が決まってしまいます。そして…今回は何を使うかでは無くて…何を使わないかを優先しました。さかもとこーひーのブレンドでいつも活躍しているグアテマラを使わないことにしました。これで、グアテマラの華やかさ、余韻、甘さ、コクを使えません。で、並べたのが…「深煎りエルサルバドル」「深煎りブラジル」「マンデリン・タノバタック」「深煎りコロンビア」でした。どれも酸味が無い!!穏やか!!…厳密にいうとそれぞれほのかに酸味があるのですが、それを言うとややこしくなるので…イメージできたパターンを3つ4つ試して…良かった2つを並べてさらに比べてみました。円やかなコクと甘さが魅力で…酸っぱくなくて…そして、苦く無い…飲みやすいコーヒー感…使った豆は…「深煎りコロンビア」「深煎りブラジル」「マンデリン・タノバタック」です…「マンデリン・タノバタック」が余韻の味わい深さに活躍しています・・・そして、今回ダークな「ウガンダ」をブレンドしました。お楽しみください。
2022.05.26
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「コスタリカ・ボルカニックトレジャー」オレンジ系のフローラル感とやさしい甘さが印象的です。コスタリカはストラクチャーと言われるしっかりとした味わいが特徴ですが・・・この「コスタリカ・ボルカニックトレジャー」はやさしい柔らかな味わい口当たりにオレンジ系のキャラで爽やかな魅力になっています・・・勿論コスタリカらしいコクはありますが、どっしりとしたタイプではありませんので、これからの初夏に向けてお勧めです。冷めても、柔らかな口当たりとフローラルでオレンジな余韻がながく続いています・・・飲み終わってから、20分30分経ってからも心地よく漂うやさしいオレンジ的な風味に「コスタリカ・ボルカニックトレジャー」のクオリティと香り・味わいの素晴らしさを感じます。以下のデータとおりの素晴らしいコスタリカコーヒーだと思います・・・親しみやすい、飲みやすい魅力も印象的です、お楽しみください。ボルカニック・トレジャーズ(火山の恵みによる宝物の意、すなわち素晴らしいコーヒーのこと)とは、フィルターコーヒーを主として楽しむ日本のコーヒーファンの皆様向けに選ばれたコスタリカコーヒーです。 今回のボルカニック・トレジャーズは、タラス地域モンタナ デ ディアマンテ農園のコーヒーが選ばれました。この農園の位置するサンタ・マリア・デ・ドータ地区は、その自然環境(標高、気温、土壌など)がコーヒー生産に非常に適していることから、タラス地区の中でも屈指の高品質コーヒーの産地として知られています。農園主のグティエレス一家は、1999年にモンタナ デ ディアマンテ農園を創業しました。広大な農園で、環境に優しく、また、従業員の社会的地位にも配慮した農園で、高品質コーヒーを生産することを大切にしています。マイルドでボディ感があり、オレンジを思わせる酸とそれに調和する甘味のバランスをお楽しみください。・品 種: レッドカツアイ、カツーラ・栽培地: コスタリカ タラス地域 サンタ・マリア・デ・ドータ地区・土 壌: 火山灰による熱帯酸性質 (排水性と保水力有 ⇒ コーヒー栽培に適した土壌)・標 高: 1600~1700m・雨 量: 3,400㎜(年平均)・年平均気温: 18℃ 、 相対湿度: 75%・生産者: グティエレス一家 モンタナ デ ディアマンテ農園・収穫時期: 12月~2月・生産処理: 水洗方式タラス地域は、首都サンホセから南西へ約70㎞の場所に位置します。タラスという地域名は、聖人の名前(サン・ペドロ・デ・レオン・コルテス、サン・マルコス・テ・タラス、サンタ・マリア・デ・ドータ)にちなんで名付けられました。この地域は、太平洋側に広がる山脈に位置し、鳥類と森林の聖地と呼ばれており、コーヒー栽培は、コスタリカ最高峰の山々が作り出す、狭い渓谷や山の斜面で行われています。コーヒー栽培に適した自然条件を兼ね備えたタラス地域では、青く実の凝縮した小粒のコーヒーが獲れます。コーヒー生産者の多くは、栽培面積約2.5haの小規模農家で、生産量の95%がSHB(Strictly Hard Bean)です。ボルカニック・トレジャーズ(火山の恵みによる宝物の意、すなわち素晴らしいコーヒーのこと)とは、フィルターコーヒーを主として楽しむ日本のコーヒーファンの皆様向けに選ばれたコスタリカコーヒーです。 今回のボルカニック・トレジャーズは、タラス地域モンタナ デ ディアマンテ農園のコーヒーが選ばれました。この農園の位置するサンタ・マリア・デ・ドータ地区は、その自然環境(標高、気温、土壌など)がコーヒー生産に非常に適していることから、タラス地区の中でも屈指の高品質コーヒーの産地として知られています。農園主のグティエレス一家は、1999年にモンタナ デ ディアマンテ農園を創業しました。広大な農園で、環境に優しく、また、従業員の社会的地位にも配慮した農園で、高品質コーヒーを生産することを大切にしています。マイルドでボディ感があり、オレンジを思わせる酸とそれに調和する甘味のバランスをお楽しみください。
2022.05.25
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【ブラジル・ペドラレドンダ】お湯を注いだ瞬間から立ち昇る華やかな香り・・・華やかさとブラジルらしい甘い感じとが一体となった「ブラジル・ペドラレドンダ」の魅力です・・・心地よさにうっとりとして、日頃の疲れが抜けていくような、ご機嫌な余韻ですね。このような繊細さやエレガントさを感じるブラジルコーヒーはあまりありません・・・華やかで円やかな味わいにはクリーミーさやシルキーさを感じて・・・フローラル、フルーティからピーチ、メロン、シトリック、アーモンド・・・そして冷めると上質なミルクチョコレート感が甘さとともに余韻を魅力的にしてくれると思います。お気に入りの「ブラジル・ペドラレドンダ」です・・・クリーンな味わい、明るく華やかな香りと余韻、円やか滑らかな口当たりとブラジルのスペシャルティコーヒーの際立だった魅力を堪能できると思います。苦味とか酸味といったコーヒーにはお馴染みの言葉が必要ありません。華やか、爽やかな香りと味わい、余韻のフローラル感、フルーツ感で初夏へ向かう季節を爽やかにお楽しみください。・品 種: カツアイ種・栽培地: 南ミナス・ジェライス州 マタデミナス、アラポンガ地区・標 高: 約1050~1320m・農園規模: 108ha (農園全体159ha)・農園主: ホセ・ベルナルデス・サンターナ氏・生産処理: パルプド&ナチュラルミナス・ジェライス州は、ブラジルの南東部に位置します。近年までは、肥沃な土壌とコーヒー生産に適した気候を兼ね備えた、南東部3州(南よりパラナ州、サンパウロ州、ミナス・ジェライス州)を中心にコーヒー生産が行われていました。現在は、南部の霜害対策として生産地域が徐々に北上し、このミナス・ジェライス州がコーヒー生産の中心地となっています。 その中のマタデミナスは高品質コーヒーを産出する地域として知られています。マタデミナスのアラポンガ地区は、およそ80%の農園が標高1000m以上に位置し、高品質なスペシャルティコーヒー生産の可能性を秘めております。 生産者は農薬を使用せず、中小規模農園が多く、家族ないしは仲間と協力し、コーヒー生産に励んでおります。 同地区では、農業ビジネスの約80%がコーヒーです。ペドラレドンダ農園はホセ氏によって経営され、その歴史は30年以上になります。同氏は兄弟のジェラルド氏と ドニゼテ氏と共に働き、ジェラルド氏は生産処理と品質管理を、農園の管理を行っております。 コーヒーは山岳地域の為、手摘みで行われ、コーヒーの乾燥はパティオないしはアフリカンベッドで行われます。(天日乾燥) 収穫期には80-100名の労働者とともに収穫作業を行います。 労働者にやさしい農園として、労働者のいかなるニーズにもこたえるべく、努力しております。 何年にもわたり、農園の問題点の抽出を行い、継続的に品質改善に取り組んでおります。自然な甘さ、クリーンさ、滑らかさのあるペドラレドンダをお楽しみ下さい。
2022.05.24
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プロのつぶやき1160「ブラジル・ペドラレドンダ、コスタリカ・ボルカニックトレジャー、カフェ ボッサ、特上フレンチ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。先週今週と卸先のカフェのサポートや新規の打合せで定休日にも仕事していて・・・そこに食事会もあって、夜はふらふらになってますが・・・今度の月火の定休日は久々に予定が入っていなくて、テニスの全仏オープンが始まるし、テニス観たり映画観たりでゆっくりしようと思ってます。最近は錦織選手の18才での初優勝や2014と2016の全米で大活躍した試合を観返して・・・結果を知っているのにドキドキしてました。上手くて強い選手はたくさんいますが、プレイでドキドキさせてくれる選手は少ないんですよねー。そんなこんなで・・・なんだかGWすぎても五月晴れにはほど遠く、小雨や曇り空ばかりで・・・6月になったら入梅も待っているし、そういう陽気に合うよう、今回はすっきりと爽やかな魅力のブラジルとコスタリカを用意しました。香り・味わいと華やかで心地よい「ブラジル・ペドラレドンダ」・・・オレンジ系の香りと甘さの「コスタリカ・ボルカニックトレジャー」・・・そして、お馴染みの「カフェ ボッサ」と「特上フレンチ」をより柔らかな口当たりにバージョンアップして、さらにお得用の500g袋を¥2160で用意しました。世の中はこのところ値上げばかりですが・・・さかもとこーひーは値上げをできるだけ先延ばしして・・・さらに日常のこーひーを少しでも気軽に楽しんでいただけたらいいなぁーと思って、500g袋も用意しました。【ブラジル・ペドラレドンダ】お湯を注いだ瞬間から立ち昇る華やかな香り・・・華やかさとブラジルらしい甘い感じとが一体となった「ブラジル・ペドラレドンダ」の魅力です・・・心地よさにうっとりとして、日頃の疲れが抜けていくような、ご機嫌な余韻ですね。このような繊細さやエレガントさを感じるブラジルコーヒーはあまりありません・・・華やかで円やかな味わいにはクリーミーさやシルキーさを感じて・・・フローラル、フルーティからピーチ、メロン、シトリック、アーモンド・・・そして冷めると上質なミルクチョコレート感が甘さとともに余韻を魅力的にしてくれると思います。お気に入りの「ブラジル・ペドラレドンダ」です・・・クリーンな味わい、明るく華やかな香りと余韻、円やか滑らかな口当たりとブラジルのスペシャルティコーヒーの際立だった魅力を堪能できると思います。苦味とか酸味といったコーヒーにはお馴染みの言葉が必要ありません。華やか、爽やかな香りと味わい、余韻のフローラル感、フルーツ感で初夏へ向かう季節を爽やかにお楽しみください。・品 種: カツアイ種・栽培地: 南ミナス・ジェライス州 マタデミナス、アラポンガ地区・標 高: 約1050~1320m・農園規模: 108ha (農園全体159ha)・農園主: ホセ・ベルナルデス・サンターナ氏・生産処理: パルプド&ナチュラルミナス・ジェライス州は、ブラジルの南東部に位置します。近年までは、肥沃な土壌とコーヒー生産に適した気候を兼ね備えた、南東部3州(南よりパラナ州、サンパウロ州、ミナス・ジェライス州)を中心にコーヒー生産が行われていました。現在は、南部の霜害対策として生産地域が徐々に北上し、このミナス・ジェライス州がコーヒー生産の中心地となっています。 その中のマタデミナスは高品質コーヒーを産出する地域として知られています。マタデミナスのアラポンガ地区は、およそ80%の農園が標高1000m以上に位置し、高品質なスペシャルティコーヒー生産の可能性を秘めております。 生産者は農薬を使用せず、中小規模農園が多く、家族ないしは仲間と協力し、コーヒー生産に励んでおります。 同地区では、農業ビジネスの約80%がコーヒーです。ペドラレドンダ農園はホセ氏によって経営され、その歴史は30年以上になります。同氏は兄弟のジェラルド氏と ドニゼテ氏と共に働き、ジェラルド氏は生産処理と品質管理を、農園の管理を行っております。 コーヒーは山岳地域の為、手摘みで行われ、コーヒーの乾燥はパティオないしはアフリカンベッドで行われます。(天日乾燥) 収穫期には80-100名の労働者とともに収穫作業を行います。 労働者にやさしい農園として、労働者のいかなるニーズにもこたえるべく、努力しております。 何年にもわたり、農園の問題点の抽出を行い、継続的に品質改善に取り組んでおります。自然な甘さ、クリーンさ、滑らかさのあるペドラレドンダをお楽しみ下さい。1620円/225gパック(税込)【コスタリカ・ボルカニックトレジャー】オレンジ系のフローラル感とやさしい甘さが印象的です。コスタリカはストラクチャーと言われるしっかりとした味わいが特徴ですが・・・この「コスタリカ・ボルカニックトレジャー」はやさしい柔らかな味わい口当たりにオレンジ系のキャラで爽やかな魅力になっています・・・勿論コスタリカらしいコクはありますが、どっしりとしたタイプではありませんので、これからの初夏に向けてお勧めです。冷めても、柔らかな口当たりとフローラルでオレンジな余韻がながく続いています・・・飲み終わってから、20分30分経ってからも心地よく漂うやさしいオレンジ的な風味に「コスタリカ・ボルカニックトレジャー」のクオリティと香り・味わいの素晴らしさを感じます。以下のデータとおりの素晴らしいコスタリカコーヒーだと思います・・・親しみやすい、飲みやすい魅力も印象的です、お楽しみください。ボルカニック・トレジャーズ(火山の恵みによる宝物の意、すなわち素晴らしいコーヒーのこと)とは、フィルターコーヒーを主として楽しむ日本のコーヒーファンの皆様向けに選ばれたコスタリカコーヒーです。 今回のボルカニック・トレジャーズは、タラス地域モンタナ デ ディアマンテ農園のコーヒーが選ばれました。この農園の位置するサンタ・マリア・デ・ドータ地区は、その自然環境(標高、気温、土壌など)がコーヒー生産に非常に適していることから、タラス地区の中でも屈指の高品質コーヒーの産地として知られています。農園主のグティエレス一家は、1999年にモンタナ デ ディアマンテ農園を創業しました。広大な農園で、環境に優しく、また、従業員の社会的地位にも配慮した農園で、高品質コーヒーを生産することを大切にしています。マイルドでボディ感があり、オレンジを思わせる酸とそれに調和する甘味のバランスをお楽しみください。・品 種: レッドカツアイ、カツーラ・栽培地: コスタリカ タラス地域 サンタ・マリア・デ・ドータ地区・土 壌: 火山灰による熱帯酸性質 (排水性と保水力有 ⇒ コーヒー栽培に適した土壌)・標 高: 1600~1700m・雨 量: 3,400㎜(年平均)・年平均気温: 18℃ 、 相対湿度: 75%・生産者: グティエレス一家 モンタナ デ ディアマンテ農園・収穫時期: 12月~2月・生産処理: 水洗方式タラス地域は、首都サンホセから南西へ約70㎞の場所に位置します。タラスという地域名は、聖人の名前(サン・ペドロ・デ・レオン・コルテス、サン・マルコス・テ・タラス、サンタ・マリア・デ・ドータ)にちなんで名付けられました。この地域は、太平洋側に広がる山脈に位置し、鳥類と森林の聖地と呼ばれており、コーヒー栽培は、コスタリカ最高峰の山々が作り出す、狭い渓谷や山の斜面で行われています。コーヒー栽培に適した自然条件を兼ね備えたタラス地域では、青く実の凝縮した小粒のコーヒーが獲れます。コーヒー生産者の多くは、栽培面積約2.5haの小規模農家で、生産量の95%がSHB(Strictly Hard Bean)です。ボルカニック・トレジャーズ(火山の恵みによる宝物の意、すなわち素晴らしいコーヒーのこと)とは、フィルターコーヒーを主として楽しむ日本のコーヒーファンの皆様向けに選ばれたコスタリカコーヒーです。 今回のボルカニック・トレジャーズは、タラス地域モンタナ デ ディアマンテ農園のコーヒーが選ばれました。この農園の位置するサンタ・マリア・デ・ドータ地区は、その自然環境(標高、気温、土壌など)がコーヒー生産に非常に適していることから、タラス地区の中でも屈指の高品質コーヒーの産地として知られています。農園主のグティエレス一家は、1999年にモンタナ デ ディアマンテ農園を創業しました。広大な農園で、環境に優しく、また、従業員の社会的地位にも配慮した農園で、高品質コーヒーを生産することを大切にしています。マイルドでボディ感があり、オレンジを思わせる酸とそれに調和する甘味のバランスをお楽しみください。1080円/225gパック(税込)【カフェ ボッサ】「酸っぱくなくて、甘さがあって、円やかなこーひー」ですっかりと人気定番こーひーになった「カフェ ボッサ」で・・・初めてのお客様にもおすすめすることが多く・・・今回さらに柔らかな口当たりに仕上げました。そして、ヘビーユーザーの方に少しでもお値頃、お値打ちで毎日の暮らしで楽しんでいただけたらと・・・¥2160/500g袋(税込)をご用意しました。発売して4年経ってすっかりさかもとこーひーの定番こーひーに育ちました。最近は・・・「真ん中のこーひー」と説明すると伝わりやすくなっています・・・「酸っぱくなくて、甘さがあって、円やかで柔らかな口当たりのこーひー」です。はじめてのお客様から・・・酸っぱくなくて、苦くなくて、美味しいコーヒー・・・と聞かれたら「ブラジルクラシクス」と「カフェボッサ」を説明します。ブラジルクラシクスの方が少し軽やかな味わいで、カフェボッサの方がまろやかで甘さを感じやすい味わいです。フローラルやフルーティでは無くて…円やかなコーヒー感があって…酸味の無い…そして、苦く無い…円やかなコクのあるこーひー…甘さを感じるこーひー…飲みやすいコーヒー感のある…「カフェボッサ」です。まず、ブレンドをする時に候補の豆を選んでカッピンググラスを並べるんですが…まぁ、実はこの時にほとんど決まってしまいます。どの豆を使うかの選び方でブレンドの可能性が決まってしまいます。そして…今回は何を使うかでは無くて…何を使わないかを優先しました。さかもとこーひーのブレンドでいつも活躍しているグアテマラを使わないことにしました。これで、グアテマラの華やかさ、余韻、甘さ、コクを使えません。で、並べたのが…「深煎りエルサルバドル」「深煎りブラジル」「マンデリン・タノバタック」「深煎りコロンビア」でした。どれも酸味が無い!!穏やか!!…厳密にいうとそれぞれほのかに酸味があるのですが、それを言うとややこしくなるので…イメージできたパターンを3つ4つ試して…良かった2つを並べてさらに比べてみました。円やかなコクと甘さが魅力で…酸っぱくなくて…そして、苦く無い…飲みやすいコーヒー感…使った豆は…「深煎りコロンビア」「深煎りブラジル」「マンデリン・タノバタック」です…「マンデリン・タノバタック」が余韻の味わい深さに活躍しています・・・そして、今回ダークな「ウガンダ」をブレンドしました。お楽しみください。1080円/225gパック、2160円/500gパック(税込)【特上フレンチ】開店以来25年以上続いている定番ブレンド「特上フレンチ」…マンデリンを使った深煎りのブレンドですが・・・年々人気が高まっている深煎りのラインナップの中で・・・より多くの方に日常的に親しんでほしい味わいに少しバランスを整えました。よりダークな「バークレーロースト」に対して・・・「特上フレンチ」はしっかりとした深煎りのコーヒー感でありながら、柔らかな親しみやすい口当たりを加えました。ダークでディープで…深煎りの円やかなコク…焦げの無いきれいな余韻…ビターチョコレート、カラメル、アーシーさ…ほのかなバニラ、余韻の明るい華やかな印象…ひと口目にビター感や強い苦味を感じないよう、日々の暮らしに寄り添い、親しみやすい柔らかな口当たりを大切にしました。勿論、いままで通りアイスこーひーとしても最適です。使った豆は「深煎りコロンビア」「深煎りコスタリカ」「マンデリン」「ウガンダ」です。さかもとこーひー開店以来長く人気の「特上フレンチ」の進化する魅力をお楽しみください。2160円/500gパック(税込)を用意しました、ヘビーユーザーの方向けに少しお得になっています。1080円/225gパック、2160円/500gパック(税込)【特上アイスコーヒー】これは「特上フレンチ」と基本的に同じブレンドです。すっきり爽やかな「アイスこーひー」に対して…しっかりとコクのある円やかな「特上アイスコーヒー」になっています。淹れ方は…ホットコーヒーと同じで、水の量だけ60%に減らします。たっぷりの氷を用意して、水を60%に減らして淹れたこーひーを一気に注ぎ、オンザロック方式で急冷して出来上がりです。1杯でも、数杯でも同じ考え方です。まとめて淹れて冷蔵庫で保存する時もオンザロック方式で急冷して冷蔵する方が…味わいがきれいですし、後で飲む時もコンデションが良いと思います。水出しのアイスコーヒーには・・・1Lの水に対して、50gの細挽きの粉を入れて、冷蔵庫でひと晩で出来上がりです。オンザロック式の急冷も、水出しも、濃いめ薄めはお好みですから、粉の量で加減してください、1080円/225gパック、2160円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.05.22
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プロのつぶやき1159「70代の10年どんな仕事をしたいのか」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。まるで梅雨のような毎日になっている千葉です・・・くれぐれもご自愛ください。コーヒー相場の高騰で・・・昨年秋から大手から個人店まで値上げが続いているコーヒー業界ですが・・・今年の6月以降に入港する豆のサンプルと価格が届き、カッピングしました。(さかもとこーひーでも毎日のようにご常連から「値上げは?」と問合せがあります)坂本は50年近く喫茶業界にいますので、コーヒーは毎年どこかの産地で天候不順や病災害のリスクがあることが身に染みていて・・・リスク分散できるように在庫をしっかりと持って備えています。その在庫を使ったり、産地情報から新たに手当したり、色々なノウハウを使って出来るだけ値上げをしないで済むようにしてきました。しかし、相場の高騰と生産から物流までの人手不足、コンテナ不足等の影響が大きく・・・さらに最近の円安が重なって、過去最高の仕入れ価格高騰になっています。(一瞬で気絶して、腰抜かしました(笑))新しい豆を使い出す夏ころから順番に値上げになります(在庫を上手に使って、値上げを出来るだけ遅くします、一斉値上げのようなことは避けます。)・・・勿論、お客様のご負担を抑えて、さらに使用豆の見直しを進めて、より魅力的なこーひーになるよう精進します。よろしく、ご理解お願いします。まずは、お問合せが増えているさかもとこーひーの値上げについての報告でした。そんなこんなで・・・山下達郎の11年ぶりのニュー・アルバム「SOFTLY」が6/22に発売になりますが・・・今作のジャケットが本人の肖像画で「テルマエ・ロマエ」でも知られる漫画家・文筆家のヤマザキマリさんが描かれたそうです。ヤマザキさんはイタリアで美術史・肖像画を学んでいて、肖像画描いてもらうのが夢だったということです。ちなみに、「プリニウス」をヤマザキさんと合作したとり・みきさんはファンクラブ会報の4コマ漫画「タツローくん」でお馴染みです。ファンの間では達郎は美術好きなのは知られていますが・・・それでも本人の肖像画をアルバムジャケットにするとは予想もしていなくて、ファンの間で色々と話題になっています。僕は達郎の覚悟の表れかなと感じました、コロナ禍で2年ツアーを休み、11年ぶりのアルバム、そして古希を迎えますから・・・アルバムもツアーもこれからどうするのか、今までとは違うでしょう。僕自身でも60才になった時と、65才からと(もうすぐ67才)自ずとこれからに対する姿勢とか覚悟とかが違っています。65過ぎると・・・まぁ、おかげさまで疲れやすさはあっても健康でコンデションも維持していますし・・・まだ今までにない美味しさ作りへのモチベーションはありますし・・・70代の10年でどんな仕事をしたいのか、色々と考えています。1年1年息子二人に任せる仕事を増やしてきて・・・もう6割くらい、特に現場仕事はだいぶ任せていますし・・・70までにはあと2割は任せるでしょう。すると残り2割・・・それだけでは申し訳ないので、新しくもう2割くらい今していない仕事を作れば・・・健康にも良さそうだし、楽しみもあるかなぁーとなんとなく感じています。働いている時間は少しづつ減らして・・・独立したころは年中無休や12時間14時間労働もしてきましたが・・・最近は週休2日で9時間労働と人並みにできています。まぁ、定休日も何時間かは仕事してますが(笑)それは自営だし、好きでやっている仕事なんで当たり前です。まぁ、この先どうなるかは誰にも分かりませんが・・・わからないことは横に置いて、80代まで元気で好きなことしている前提でいます(笑)・・・と言っても、断捨離は少しずつ進めています。身の回りはシンプルにしておきたいです。本やCDは読んだり聴いたりできなくても目に入るところにあるだけで安心感がありましたが・・・60くらいから心変わりしてきて、まぁなくても困らないと思うようになって、だいぶ処分して身軽になってきました。まだまだ断捨離できそうです。CDは繰り返し聴くものは決まっているし・・・昔読んだ本は少しずつ読み返して、手が伸びなかった本はもういらないかなと思っています。本読むと目が疲れるので・・・AmazonprimeやNetflixで映画観るのが快適です。さて、 「70代の10年どんな仕事をしたいのか」・・・まだ3年ありますので、ゆっくりと考えていきたいと思っています、とりあえず、1日6時間労働くらいだと長続きしそうです。いくらでも働けた不死身の頃が遠くなってきました。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.05.15
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プロのつぶやき1158「当たり前の美味しさ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。過ごしやすい陽気の千葉ですが、曇り空が多くイマイチ五月晴れになっていないです。コロナが少し落ち着いて・・・こーひーレッスンを公民館で3回、保育園で1回行いました、今月もう1回公民館があります。参加者の皆さん、こーひーの話しを聞きながら3種類のこーひー飲んで、リラックスしていただいたようです。少しずつ日常・・・コロナ前とは少し違った日常になってきたようです。先日シンガーソングライターの小坂忠さんが73才で亡くなりました。昨年はサックスの土岐英史さんが71才で亡くなって・・・小坂忠さんは僕より6才年上、土岐さんは7才上で、お二人ともに憧れのかっこいいミュージシャンでした。クルマでも自宅でも二人のCDをヘビロテで聴いています。自分自身は70代の10年をどう生きるのか、最近考えるようになっていますが、元気に仕事も趣味も楽しみます。そんなこんなで・・・GWの月火定休日に浅草での立川談春師「談春五夜」に行ってきました。月曜は「妲己(だっき)のお百」という珍しいネタで、笑いの無い噺なんですがぐーっとお客を惹きつけて堪能しました。火曜は「居残り左平次」で談志師の居残りで馴染んでいますが・・・談春師らしい切り口で、左平次の軽やかさや明るさが出ていて楽しめました、また談春師の居残り聴いて見たいです。月曜の浅草はそれほど人手が多くなかったのですが、火曜は随分と混雑していて・・・どこのお店も行列で、さて困ったなと脇道の並ばなくてよさそうな店を見つけてランチ・・・その前にやげん堀へ寄って七味と、今使っているのが缶入りなんで欅の竹筒型の容器も買いました。 月曜は鰹と春の天ぷらをつまみに一杯やって、天丼でお腹いっぱい・・・火曜は焼き鳥で一杯やって、釜飯をいただきました。釜飯って今まであまり美味しいと思わなくて、釜飯好きな人いますが、なんだかなぁーと思ってましたが・・・その釜飯が美味しくて、なるほどと・・・さらに赤だしやお新香も美味しくてご機嫌でした。なんて言うか・・・昭和の当たり前の美味しさって感じですか・・・今でも高級なお店ならなんでもしっかりとしているのでしょうが・・・観光客が来るような気軽なお店でのちゃんとした美味しさで、さすが浅草の古い店は昔ながらのクオリティが当たり前なんだと嬉しくなりました・・・天丼屋さんもお茶がとっても上品でいいお茶でした。なんか最近は差別化したり、妙にとんがったりのメニューやお店が気になるので・・・あまり主張しないで当たり前の美味しさが当たり前にある落ち着きとか豊さを懐かしんだ浅草2Daysでした。さかもとこーひーはベーシックなこーひーのバージョンアップを準備しているんですが・・・まずは「カフェ ボッサ」と「特上フレンチ&特上アイス」をよりまろやかに当たり前の美味しさになるようリニューアルします。日常、コロナ前とは少し違ってくる日常に気負わずくつろげるような魅力をイメージしています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.05.08
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プロのつぶやき1157 「コーヒースタンドの可能性」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。GWに入りました・・・昨日土曜日と今日日曜日千葉市小中台公民館でのこーひーレッスンです。先週は山王公民館で・・・来週は保育園の先生方むけのレッスン・・・5月はもう1回公民館であります。コロナ禍の2年、年に数回あった公民館が全てキャンセルになっていましたが・・・復活してきました。まぁ、以前よりは人数を減らしているのと・・・クッキーやチョコを用意していただいて、こーひーと一緒に楽しんでいただいていたんですが、まだこーひーだけということになっています。少しずつ社会活動が戻りそうです・・・それにしても、2年のブランクのためか、加齢のためか、2時間のレッスン終わるとぐったり疲れました。おかげさまで、ご好評いただいて、館長さんから来年も行って欲しいとのことで、2023年のスケジュールを入れました、まだ5月なので鬼も笑えない(笑)そんなこんなで・・・プロのつぶやき1152 「ぬれ煎餅とこーひー」で紹介した銚子駅前の「SOLE Bar」さんがグランドオープンしたので、ひとっ飛びしてきました。お昼頃に着いたら・・・まず「チキンカレー」を食べてくださいと、まだ試食していなかったチキンカレーとオリジナルブレンドのコーヒーで厨房奥でランチにしました。結構スパイシーでインド寄りなんですが、それでも少し欧風な親しみやすさもあって、なかなかのバランス感覚です。(お煎餅やスイーツに合わせたSOLE Barブレンドがカレーにもピッタリあっていました。)毎回、次から次へと味見させられて(笑)・・・一つ一つ感想やアドバイスをします。ホテルでのキャリアが10年くらいあるので全てしっかりとしたものですが・・・ボリュームや価格などお客目線での話しになります、そして美味しさのアクセントで印象や余韻が変わってくるような話しですね。そして、ポイントは地域の常連さんが増えるかどうか、リピートしたくなるかどうかになりますね。観光地ですが、観光客にフォーカスするとカフェはなかなか上手くいかないと思います。ラザニアやチキンカレー、ハーブサラダ・・・プリンやチーズのパウンドケーキ、オレンジショコラ・・・ジェラート、そしてSOLE Barブレンドのドリップコーヒーやエスプレッソ系にコールドブリュー、コーヒーバッグと揃っていますが・・・テーブルや席はないコーヒースタンドです。1ヶ月のプレオープンの時もなかなかの繁盛でしたが、グランドオープンになったら予想以上の繁盛で・・・驚いています。なので、どうなっているのか気になったのもあって、飛んで行ったのです。20年くらい前に毎年アメリカに行っていた時、アメリカのカフェビジネスをかなり注意して見てきました。というのも、昔自分が喫茶店を10年していて喫茶店の利益性の低さを実感していたからです。まず、テイクアウトの多さに注目しました・・・ちょうどエスプレッソが流行ってきた時だったので・・・日本の暮らしにカフェでのコーヒーテイクアウトが馴染んだら可能性広がるなぁーと思ったのです。しかし、日本ではいつの間にかハンドドリップが流行って・・・コンビニコーヒーのテイクアウトが日本中に広まりました。カフェの皆さんと話しをするときは、必ずテイクアウトコーヒーのことを話していますし、さかもとこーひーの卸さきのカフェではテイクアウトが当たり前になっているお店もあります。エスプレッソ系はテイクアウトに良いのですが・・・ハンドドリップでは時間がかかってしまいますので、コーヒーメーカーで淹れておいてすぐテイクアウトできた方が良いと思っていますが、なかなか理解してもらえません。で、SOLE Barさんはエスプレッソもありますし、コーヒーメーカーでドリップしているので試飲のコーヒーすぐ出せるし、テイクアウトコーヒーもお待たせしていません。テーブルも席もないのに(店先にベンチがあります)ランチボックスもスイーツもコーヒーもあって、地域のお客さんに喜ばれている様子を見ていて・・・コーヒースタンドの可能性を実感してきました。そうそう、昨日夜TV東京の旅番組でSOLE Barさん映ったそうで、お煎餅とSOLE Barブレンドのペアリングしていたそうです。お煎餅とコーヒーの相性の良さっていいネタになりそうです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.05.01
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プロのつぶやき1156「コーヒー相場高騰と円安とさかもとこーひー」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。肌寒い日が続きましたが、ようやく「夏への扉」にぴったりな陽気になってきた千葉です。コロナ禍で2年間延期になっていた市内公民館でのこーひーレッスンが再開されて・・・昨日1回、来週の土日で2回、5月にもう1回・・・さらに保育園の先生方むけに1回と・・・どっとスケジュール詰まっています。少しずつアフターコロナの日常になっていって欲しいと思いますね。昨晩はワイン仲間に誘われて「筍尽くしコース」をサンクオピエさんで楽しんできました。鰹出汁での料理やフレンチに仕立てての料理、そして筍ごはん・・・日本酒にワイン・・・コーヒーはソリチュードを持っていって楽しみました、季節は進んでいきますね。そんなこんなで・・・去年夏からコーヒー相場高騰で大手から自営まで値上げされているコーヒー業界ですが・・・最近の円安でさらに買付が高騰すると騒然としています。このところ、常連のお客様からもコーヒーの値上げについて質問を受けることが目立って増えてきました・・・ニューズ等でみなさんにも伝わってきたようです、カフェで値上げに触れることもあるようです。自家焙煎店はその都度問屋さんから仕入れる店が多いので、すでに値上げしているお店が目立っています。さかもとこーひーは・・・常に1年分の在庫を持っていますが、この春の買付けの豆を使い始めたり・・・今の円安のまま夏の買付けになって、その豆を使い始めると・・・順番に値上げをしないと持たなくなりそうです。そうは言っても・・・仕入れが上がったから単純に値上げするという考え方はしていませんので・・・去年の秋の相場高騰の時から色々と手を尽くして、素材の確保に努めていますので、できるだけ抑えられるようにしています。まず、ヘビーユーザーの常連さんに人気のこーひーを今の価格のままか、少しの値上げ、あるいは500gパックを用意することで価格維持か少しの値下げをできないかと思っています。日常のこーひーとしてのお値頃と・・・酸っぱくなくて、苦くなくて、まろやかで美味しい・・・そのような味わいや魅力をブレンドに使う素材の工夫でさらに親しみやすくて美味しく感じてもらえるようにできそうだと思っています。(この辺は・・・48年のキャリア・ノウハウ・腕の見せ所です(笑))そして、さかもとこーひーが使っているスペシャルティコーヒーのトップクオリティの豆は大きく高騰していますので・・・新しい豆に切り替わったら順番に値上げさせていただくようになります、勿論最小限のアップにいたします。これは・・・この20年間スペシャルティコーヒーの際立つ魅力を広めることに努めてきましたし・・・その魅力を味わい楽しんでいただいている常連さんもたくさんいらっしゃいますので・・・そのクオリティに妥協したり、落としたりすることは考えられません。まぁ、クリーンでまろやかで親しみやすい暮らしに寄り添うような味わいと・・・スペシャルティコーヒーのトップクオリティの際立つ鮮やかな味わい・魅力と・・・大きく2つの方向性でご常連の皆さんのこーひーのある暮らしに応えていきたいと思っています。(カフェやレストラン向けの卸も同じようになります。)「ベーシックなこーひー」と「トップクオリティのこーひー」と今までもお届けしてきたのですが・・・それをさらに進化させようということになります・・・そういうことので、よろしくご理解をお願いします。「ホームこーひー」「ホームタウンこーひー」としてさらに精進していきます。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.04.24
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【マンデリン・タノバタック】-2022年4月20日(月)発送・販売分から、1620円/225gパック(税込)でよろしくお願いします。2014年頃からマンデリンの仕入高騰がありまして・・・2019年5月に200gパックにしました。「マンデリン・タノバタック」しか注文しないヘビーユーザーの方が多く、できるだけ価格を据え置いてきましたが・・・去年今年でさらに高騰しまして・・・本当に心苦しいのですが・・・1620円/225gパック(税込)でよろしくお願いします。まろやかでコーヒー感豊かで酸味を感じないコーヒーといったお好みのお客様におすすめしています。クリーンでクリーミー、まろやかさが素晴らしいです・・・風味は、マンデリン特有のハーブ系の風味に加え、チョコレート、バターのような質感、更にアーシーな風味をお楽しみいただけます。マンデリン特有のオーソドックスなダークの味わいです…勿論、クリーンな味わいで…まずクリーミーな円やかさと心地よい甘さが印象的です…少し冷めるとマンデリン特有のスパイシーさやアーシーさがエキゾチックで余韻の柔らかな口当たりとハーブやシガーのキャラクターがこの「マンデリン・タノバタック」をより味わい深く魅力的にしています。さかもとこーひーがマンデリンに求める…当然汚れた味わいでは無いことが大前提ですが…マンデリン特有のクリーミーで円やかな口当たりです、この口当たりがダークな味わいと重なってより魅力的に感じられると思います。そしてアーシーやスパイシーといったエキゾチックなキャラクターが他の豆に無い個性です。深煎りで、苦いというよりはダークな味わいの印象です。長年マンデリンしか注文しない熱烈な常連さんが何人もいます…深煎り好きの常連さんにもお勧めです、お楽しみください。スマトラ島のアラビカコーヒーは、マンデリンとも呼ばれ、深い緑色の生豆、コクのある風味で日本人のコーヒー通に親しまれてきました。スマトラ島のトバ湖南部のリントンニフタ村があります。リントン周辺にはキリスト教を信仰するバタック族が居住し、コーヒーを中心とした農業を営んでいます。バタック族は、言語の違いによる6つ民族(トバ族、カロ族、シマルングン族、パッパク族、マンデリン族、ニアス族)から成り立っています。名称である「タノバタック」は「民族の大地」を意味します。様々な民族からなるバタック族にとって、コーヒーは共通の重要な農産物です。伝統的なスマトラ式での精選方法を代々受け継いでいます。火山灰土壌、有機物に富んだ肥沃な土壌とマメ科植物をシェードツリーとし(窒素固定)、肥沃度や土壌水分の安定の為のマルチング、手作業による除草、牛豚の排泄物+コーヒーパルプ+雑草を原料としたコンポストに化学肥料を年間1、2回施肥し、理想的な環境下で栽培しています。コーヒーの樹から収穫された、熟したチェリーを、各農家が木製のパルパーで皮むきし、パーチメントを10-12時間プラスチック桶で発酵処理します。その後、浮く未熟な豆と夾雑物を除去、粘液質をきれいな水で洗い流し、天日乾燥します。輸出業者で再度乾燥された後、パーチメントは脱穀され、比重、大きさ、ハンドピックで選別され、良い風味を出すよう最良の状態に仕上げます。エチオピア同様、他に替えの無い魅力のマンデリンですが…高品質の豆が少なく…品質は安定しないこともあって…なかなか難しい産地です…小農家から集める仕組みで高品質な豆が少ないです。しかし…タノバッタクは、生産者、仲買人、輸出業者が連携し、安定的、継続的な取引により、高品質を維持しております。 以下は、2011/09/18にアップしたものです。「10年ちょっと前にはじめてアメリカに行き、色々と回ったスペシャルティコーヒーの店で驚いたのが…マンデリンのきれいな味わいとスパイシーなキャラクターでした。日本のマンデリンは、マンデリンくささといわれるようなタイプばかりだったので、こんなマンデリン使いたいなぁーと思ったものです。その後、日本には入っていないタイプのマンデリンを使えるようになり、ずーっと使っていました。その後、そのルートのマンデリンに飽き足らなくなり…さらに魅力的なマンデリンを探して来たのですが…知り合いのバイヤーの方が紹介してくれたのが、この「マンデリン・ボナンドロク」です、そして新しいクロップになりました。ボナンドロクという小さな村に選別の指導に入って…徹底した選別による素晴らしいマンデリンだと思います。クオリティの基本となる…味わいのきれいさや、スパイシーさ、円やかなマウスフィールは勿論のこと…そこに繊細さが際立っていると思います。クリーミーでシルキーなマウスフィールがご機嫌です。そこに、ハーブなキャラクターやスパイシーさが際立って…ほのかなフローラルやチョコレートな感じもあって、華やかさに繋がっていると思います。冷めてからの心地よく円やかな苦味は他に無い魅力でしょう。」スマトラ リントン スペシャル タノバタック栽培地:スマトラ島リントン地区標高:1,400~1,600m(斜面の多い山岳地帯)土壌:火山灰土壌、豊富なミネラルを含む肥沃な大地生産処理:伝統的なスマトラ式インドネシアはブラジル、ベトナム、コロンビアに次ぐ第4位の生産国です。更にスマトラ、ジャワ、スラウェシ、バリ島等、島々で個性のあるコーヒーを産出する国です。コーヒー生産量はロブスター90%に対しアラビカ種が10%のみとなっています。それは20世紀初頭にかけて葉さび病によりアラビカコーヒーの大部分が壊滅し、生き残った標高1,000m以上の地域のみでしかアラビカ種が栽培されていない為です。スマトラ島のアラビカコーヒーは、マンデリンとも呼ばれ、深い緑色の生豆、コクのある風味で日本人のコーヒー通に親しまれてきました。近年のスペシャルティコーヒー産業の発展から、アメリカ市場でもそのコクのある風味から、大変人気のあるコーヒーです。スマトラ島のトバ湖南部のリントンニフタ村があります。リントン周辺にはキリスト教を信仰するバタック族が居住し、コーヒーを中心とした農業を営んでいます。バタック族は、言語の違いによる6つ民族(トバ族、カロ族、シマルングン族、パッパク族、マンデリン族、ニアス族)から成り立っています。名称である「タノバタック」は「民族の大地」を意味します。様々な民族からなるバタック族にとって、コーヒーは共通の重要な農産物です。伝統的なスマトラ式での精選方法を代々受け継いでいます。火山灰土壌、有機物に富んだ肥沃な土壌とマメ科植物をシェードツリーとし(窒素固定)、肥沃度や土壌水分の安定の為のマルチング、手作業による除草、牛豚の排泄物+コーヒーパルプ+雑草を原料としたコンポストに化学肥料を年間1、2回施肥し、理想的な環境下で栽培しています。コーヒーの樹から収穫された、熟したチェリーを、各農家が木製のパルパーで皮むきし、パーチメントを10-12時間プラスチック桶で発酵処理します。その後、浮く未熟な豆と夾雑物を除去、粘液質をきれいな水で洗い流し、天日乾燥します。輸出業者で再度乾燥された後、パーチメントは脱穀され、比重、大きさ、ハンドピックで選別され、良い風味を出すよう最良の状態に仕上げます。タノバッタクは、生産者、仲買人、輸出業者が連携し、安定的、継続的な取引により、高品質を維持しております。 風味は、マンデリン特有のハーブ系の風味に加え、チョコレート、バターのような触感、更に雑味が少なく、クリーンな風味をお楽しみいただけます。
2022.04.22
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【スプラッシュカフェ】夏むけの後味のキレの良い深煎りブレンドです・・・ダークな印象からやわらかな口当たりになって、キレの良い後味で爽やかな余韻です。余韻のフルーツ感とキレの良さが爽やかさを押し上げています・・・ホットでも、アイスでも、乳脂肪にも合うのでミルクを加えても、スイーツとの相性の良さも格別です。デビュー21年目の夏向けのお馴染み、深煎りベラ・ノッテ系の「スプラッシュカフェ」です…基本的なイメージは…「水しぶきの爽やかさ」で決まっています。ホットでも、アイスでも、ストレートでもミルクを加えても…涼しげなコーヒーの魅力をお届けします。ポイントは柔らかな甘さと切れの良さ、爽やかな余韻です。「深煎りグアテマラ」「深煎りコロンビア」「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです。深煎りコロンビアのコクで円やかな口当たりにすることで、しっかりとした深煎りの感覚に仕上がったと思います。深煎りの華やかさと円やかなコク…そして苦味がニガニガ残らず、キレ良く爽やかな後味がポイントです、お楽しみください。タンザニア・ムベヤをブレンドして、より爽やかな印象になったと思います。乳脂肪の味わいとバランス取って・・・後味のキレを良くして、爽やかな深煎りをイメージしています。半袖が心地よい季節にホットでもアイスにしても・・・そのままでも、たっぷりのミルクを加えても・・・爽やかな余韻が魅力だと思います。ベラ・ノッテ…ミモザカフェ…スプラッシュカフェと基本のバランスを大切にしながら…季節にあった魅力になるようブレンドしています。ベラ・ノッテの夏バージョンです。お気に入りのアイスクリームと一緒に「スプラッシュカフェ」をホットでもアイスでも一緒に味わうのが好きです。
2022.04.21
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【夏への扉】軽めで爽やかで飲みやすく・・・モカ・イルガチェフェ(ハマ)のフローラル系の香りが印象的で・・・余韻まで心地よく香っています。もう20年目になった、春から夏に向かう季節のブレンド「夏への扉」です。日に日に陽射しが輝きを増して、花が咲き、葉があおくなり、爽やかな風が吹き抜ける季節の人気ブレンドです。初夏向けの、爽やかさや円やかさは勿論…より華やかな魅力をイメージして…ブラジル・クラシクスをメインにして…モカ・イルガチェフェ(ハマ)とコロンビアを贅沢に使いました。まず…爽やかと円やかさがベースになっていて、どなたにも親しみやすい味わいになっていますし…初夏のケーキや和菓子にもドンピシャで相性が良いですから…「桜ぼんぼりカフェ」の後として、安心してご自宅用にも、気軽なプレゼント用にもお勧めできます。さらに…華やかさを…フローラル系や柑橘系で際立った魅力にしようとイメージして…モカ・イルガチェフェ(ハマ)とコロンビアで、香りの素晴らしさや味わいの繊細さ、円やかさをブレンドしました。ゆっくりと味わっていくと…優しい甘味から、爽やかに切れの良い後味…さらに冷めると、余韻の香りと味わいが長く華やかに続くと思います。キラキラ感が持続するのは…初夏の心地よい風と優しい日射しをイメージしました。春の「桜ぼんぼりカフェ」から、薫風香る初夏の「夏への扉」に上手くバトンタッチできたと思います、お楽しみください。名前は山下達郎の曲にもあって、SFファンの方にはお馴染みの、「ロバート・ハインライン」の名作《The Door into Summer》から借りました。扉を開けるたびに夏に近づいていく気分です。(達郎ファン仲間で常連のOさんに、初夏のブレンドの名前が決まらないと言うと…それなら「夏への扉」でしょうと、即決まりました。Oさん、ネーミングして頂いて、もう20年になりました!!)
2022.04.20
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【ソリチュード】「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」をカッピングしていて浮かんだ新作ブレンドです。穏やかなひと口目から、すーっと豊かなワイニーな風味に包まれて・・・ふた口目はぐーっとベリー系やフローラル系の風味に満たされて、柑橘系の余韻に移っていきます。冷めると、やさしい滑らかなフルーツ感と甘さが重なって、そのまま長く心地よい余韻にひたってしまいました・・・さかもとこーひーの今までになかった新しい魅力・味わいのブレンドになったと思います。ひとり静かに落ち着いてゆっくりと味わい・・・そこから静かなエネルギーに満たされるようなイメージでブレンドしました。使った豆は「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「エチオピア・モカナチュラル」です。ナベサダ渡辺貞夫さんの70周年記念コンサートをWOWOWで観ていて、ビックバンドのフォーンセクションの響きがご機嫌で結構のりのりに進行していたんですが・・・終盤に入って、内省的で気高くうつくしいソロに聴き入りました・・・「ソリチュード」という曲でした。コロナ禍で疲弊している今・・・静かなエネルギーが伝わってきて、そうだ「ソリチュード」というブレンドを作ろうと思ってできました。意味をネットで調べると・・・「孤独の時間を好み、あえて一人になることがソリチュードなのです。一人の時間を積極的に楽しめる人こそ、ソリチュードだといえるでしょう。一人で好きな音楽を聞きながら好きな本を読み、その時間の豊かさに満足します。ソリチュードは孤独でありながら深い喜びと安らぎを感じ、安定感を得られます。」と、ありました。まだまだコロナ前のような暮らしになっていませんが、孤独にならずに、一人の時間を豊かに過ごしたいなぁーという思いです。
2022.04.19
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【ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド】新登場・「ボルドーレッド」と言われるようにボルドーの赤ワインのような芳醇な味わいとフローラル感に包まれて・・・少しするとアプリコット系のフルーツ感と甘さがまろやかで・・・アールグレイのような感じもあって複雑で豊かな味わいから、この「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」の素晴らしさが伝わってきます・・・この赤ワインのニュアンスはさかもとこーひーの新しい魅力だと思います。冷め切ると、余韻に柑橘系の爽やかさが漂ってやさしいキレが次のひと口を誘います、勿論素晴らしいクオリティの素材ですので、クリーンで甘さ、マウスフィール、余韻、バランスと心地良いです。余韻は・・・ワイニー、フローラル、アプリコット、アールグレイ、シトリック、スパイシーとまろやかに長く続いて楽しいです。ワイニーなキャラのコーヒーは軽やかさや繊細さに欠けることがありますが・・・この「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」はエレガントで繊細な魅力でワイニーさをより魅力的にしているところにクオリティの高さを感じてご機嫌です。「ゲイシャ種」の源流ということで有名になった「ゲシャヴィレッジ」の「ゲイシャ種」ですが・・・その同じ「ゲシャヴィレッジ産」でも「ゲイシャ種」とは違った「イルバボール種」の際立った個性ある魅力が伝わってきます。ベリー系のスイーツや生チョコにぴったりでしょう、勿論クリーム系にも合いますね。鮮烈なシトリック&フローラルな香りと繊細な味わい、豊かで長い余韻で際立った魅力の「ゲイシャ種」をさかもとこーひーでは「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」や「グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャ」に「ゲイシャ・ヴィレッジ」・・・そしての今年のお正月には「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」と様々な農園の「ゲイシャ」をお届けしてきましたが・・・「ゲイシャ・ヴィレッジ」の「イルバボール種」でコーヒーの新しい魅力に出会えました。・農園名 : GESHA VILLAGE 農園(ゲシャ・ビレッジ)・総面積 :471ha/コーヒー栽培:320ha・地 域 : エチオピア最西部スーダン国境沿いのベンチ・マジ地区・区 画 : Gaylee 地区(ガイリー) 区画面積:34.7ha 上記オレンジ部分・標 高 : 1916~1982m・土 壌 : 赤茶ローム層・品 種 : イルバボール種 Illubabor Forest1974種 エチオピアのリサーチセンターで採択された耐病性品種。1974 年にイルバボアの森で発見される。・開 花 : 3~4 月 / 雨量 : 2000 mm・精 製 :【ナチュラル】フローター除去⇒アフリカンベッドでの乾燥 29 日(1 月中旬~2 月中旬)※ビニールシートで覆い乾燥時間が早過ぎない様、最適な日数で乾燥を仕上げる1.ゴリゲイシャの森 ~ゲシャビレッジの始まり~ゲシャビレッジはエチオピア南西部のベンチマジゾーンに位置しております。 農園から約 20 kmに位置する Gesha 種の原生林ゴリゲイシャの森(Gori Gesha Forest)は、森というよりジャングルそのもので、猛獣対策の警備員付きでの正に探検そのものでした。 遥か高く聳えるジャングルを歩き続け、遭難の危機にも瀕し、辿りついたのはジャスミンの香りが広がる Gesha種の現生地でした。様々な Gesha 種が実を付けていました。 ゴリゲイシャの森から持ち帰った様々な品種をまずはカッピングを行い9種類の風味特性に優れる品種を選抜しました。そこから樹形などから 6 種を選抜、試験的に栽培し、試行錯誤の後、風味に優れる 3 品種に絞りました。ゴリゲイシャの森の遺伝子を反映している「ゴリゲイシャ2011」、木の形態、果実サイズ、外観、カップ品質がパナマのゲイシャに酷似している「ゲイシャ1931」、そして風味特性が際立つ印象度の「イルバボール・フォレスト1974」がそれら三つでした。中でも、農園関係者にとっても未知で、思い入れ(興味)が強かったのが、「イルバボール・フォレスト1974」でした。2.ゲシャビレッジ ボルドーレッド25 ナチュラル ~独自の変化を遂げたイルバボール種~エチオピアではラテンアメリカのような単一品種は殆どなく、ゲイシャと並び特定農園の特定品種は貴重なコーヒーと言えます。イルバボール種は1974年、エチオピアのリサーチセンターで選抜された耐病性品種でした。これがゴリゲイシャの森にも存在し、周辺のゲイシャ種の影響を受けながら(異化受粉)果実味溢れる風味特性を持つゲシャビレッジのイルバボール種となっていったものと推察されます。ゲシャビレッジの選抜過程において、その風味特性は際立っていたと言います。イルバボール種の糖度は25度と極めて高く、ゲイシャ種(ゲイシャ1931は20度前後/ゴリゲイシャ2011は15度)のチェリー糖度と、比較しても驚異的な甘さです。また通常チェリーは成熟の過程で徐々に赤さを増していくのに対し、イルバボールは一気にボルドーワインを連想させるような赤紫となっていきますが、そこから熟度が上がっていきます。面白いことに、チェリーはボルドーレッドながら熟度が上がってこないと果実は枝から離れない特性のため、収穫は均一な完熟のチェリーのみが収穫できる利点もあります。樹高は比較的低く、成長が早い品種でもあり、収穫時期が比較的集中する傾向があり、同農園の事務所近くで収穫のしやすいGaylee 地区(ガイリー)で同種の栽培をすることにしたそうです。非常に特殊でやっかいな品種と言えそうです。Gaylee 地区は農園南東部に位置し、正式名称は『Gaylee-Gesha』と呼ばれています。特筆すべきは農園全体の水源となる Yetgordon 川を有する区画であることです。この河川の恩恵を受けた土壌の水分値は高く、その結果、気温も他の区画に比べ穏やかに変化しています。結果的に、酸が円やかになり、甘味をより濃厚に感じることのできるエリアです。Gaylee 地区では当初、Gori Gehsa種や Gesha1931 種も試験的に植えていましたが、収穫した 3 品種の内、Illubabor Forest1974 種が最も特徴のある味わいになったため、今では Illubabor Forest1974 種のみを育てています。また、このエリアはシェードツリーの割合が高く、急傾斜の好環境によりチェリーはゆっくりと成熟することで、収穫熟度は向上し、その味わいは非常に強い印象の熟したアプリコット、ピーチの濃厚な甘さがナチュラル製法のクリーミーな質感と共によく出ております。加えて、ゲイシャ種との異花受粉によるものと思われるフローラルで甘味が長く続く後味もゲシャビレッジのイルバボールならではの味わいです。ゲイシャ種の選抜過程で発見された貴重なコーヒーをぜひお楽しみ下さい。
2022.04.18
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プロのつぶやき1155「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド、ソリチュード、夏への扉、スプラッシュカフェ、マンデリン・タノバタック」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。今週は初夏の陽気でご機嫌になったら、急に冷え込んで今朝は10℃切ってヒーターつけてます、寒暖の差についていくのが大変です、くれぐれもご自愛ください。カード払いのネットショップでのお支払いが「PayPay払い」に引き続き「Amazon pay払い」も使えるようになりました。「PayPay払い」でのご利用は時々でしたが・・・「Amazon pay払い」は毎日ご利用いただいて、その広がりを実感しています。もっとも坂本自身もネットショッピングで「Amazon pay」使えると利用することが多いので、当たり前といえば当たり前ですね。少しずつ便利にしていきます。そんなこんなで、春から初夏に移っていく季節のこーひーのご紹介です。新登場・ワイニー&フローラルな香りとまろやかな甘さの「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」・・・・ボルドーレッドを使った新作・ブレンド「ソリチュード」・・・20年目・爽やか系初夏の人気ブレンド「夏への扉」・・・キレ良く爽やかな深煎り「スプラッシュカフェ」・・・深煎り・アーシーでクリーミーさで人気の「マンデリン・タノバタック」・・・以上、5種類ご紹介いたします、お楽しみください。-「マンデリン・タノバタック」2022年4月20日(水)発送・販売分から、1620円/225gパック(税込)でよろしくお願いします。【ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド】新登場・「ボルドーレッド」と言われるようにボルドーの赤ワインのような芳醇な味わいとフローラル感に包まれて・・・少しするとアプリコット系のフルーツ感と甘さがまろやかで・・・アールグレイのような感じもあって複雑で豊かな味わいから、この「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」の素晴らしさが伝わってきます・・・この赤ワインのニュアンスはさかもとこーひーの新しい魅力だと思います。冷め切ると、余韻に柑橘系の爽やかさが漂ってやさしいキレが次のひと口を誘います、勿論素晴らしいクオリティの素材ですので、クリーンで甘さ、マウスフィール、余韻、バランスと心地良いです。余韻は・・・ワイニー、フローラル、アプリコット、アールグレイ、シトリック、スパイシーとまろやかに長く続いて楽しいです。ワイニーなキャラのコーヒーは軽やかさや繊細さに欠けることがありますが・・・この「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」はエレガントで繊細な魅力でワイニーさをより魅力的にしているところにクオリティの高さを感じてご機嫌です。「ゲイシャ種」の源流ということで有名になった「ゲシャヴィレッジ」の「ゲイシャ種」ですが・・・その同じ「ゲシャヴィレッジ産」でも「ゲイシャ種」とは違った「イルバボール種」の際立った個性ある魅力が伝わってきます。ベリー系のスイーツや生チョコにぴったりでしょう、勿論クリーム系にも合いますね。鮮烈なシトリック&フローラルな香りと繊細な味わい、豊かで長い余韻で際立った魅力の「ゲイシャ種」をさかもとこーひーでは「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」や「グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャ」に「ゲイシャ・ヴィレッジ」・・・そしての今年のお正月には「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」と様々な農園の「ゲイシャ」をお届けしてきましたが・・・「ゲイシャ・ヴィレッジ」の「イルバボール種」でコーヒーの新しい魅力に出会えました。・農園名 : GESHA VILLAGE 農園(ゲシャ・ビレッジ)・総面積 :471ha/コーヒー栽培:320ha・地 域 : エチオピア最西部スーダン国境沿いのベンチ・マジ地区・区 画 : Gaylee 地区(ガイリー) 区画面積:34.7ha 上記オレンジ部分・標 高 : 1916~1982m・土 壌 : 赤茶ローム層・品 種 : イルバボール種 Illubabor Forest1974種 エチオピアのリサーチセンターで採択された耐病性品種。1974 年にイルバボアの森で発見される。・開 花 : 3~4 月 / 雨量 : 2000 mm・精 製 :【ナチュラル】フローター除去⇒アフリカンベッドでの乾燥 29 日(1 月中旬~2 月中旬)※ビニールシートで覆い乾燥時間が早過ぎない様、最適な日数で乾燥を仕上げる1.ゴリゲイシャの森 ~ゲシャビレッジの始まり~ゲシャビレッジはエチオピア南西部のベンチマジゾーンに位置しております。 農園から約 20 kmに位置する Gesha 種の原生林ゴリゲイシャの森(Gori Gesha Forest)は、森というよりジャングルそのもので、猛獣対策の警備員付きでの正に探検そのものでした。 遥か高く聳えるジャングルを歩き続け、遭難の危機にも瀕し、辿りついたのはジャスミンの香りが広がる Gesha種の現生地でした。様々な Gesha 種が実を付けていました。 ゴリゲイシャの森から持ち帰った様々な品種をまずはカッピングを行い9種類の風味特性に優れる品種を選抜しました。そこから樹形などから 6 種を選抜、試験的に栽培し、試行錯誤の後、風味に優れる 3 品種に絞りました。ゴリゲイシャの森の遺伝子を反映している「ゴリゲイシャ2011」、木の形態、果実サイズ、外観、カップ品質がパナマのゲイシャに酷似している「ゲイシャ1931」、そして風味特性が際立つ印象度の「イルバボール・フォレスト1974」がそれら三つでした。中でも、農園関係者にとっても未知で、思い入れ(興味)が強かったのが、「イルバボール・フォレスト1974」でした。2.ゲシャビレッジ ボルドーレッド25 ナチュラル ~独自の変化を遂げたイルバボール種~エチオピアではラテンアメリカのような単一品種は殆どなく、ゲイシャと並び特定農園の特定品種は貴重なコーヒーと言えます。イルバボール種は1974年、エチオピアのリサーチセンターで選抜された耐病性品種でした。これがゴリゲイシャの森にも存在し、周辺のゲイシャ種の影響を受けながら(異化受粉)果実味溢れる風味特性を持つゲシャビレッジのイルバボール種となっていったものと推察されます。ゲシャビレッジの選抜過程において、その風味特性は際立っていたと言います。イルバボール種の糖度は25度と極めて高く、ゲイシャ種(ゲイシャ1931は20度前後/ゴリゲイシャ2011は15度)のチェリー糖度と、比較しても驚異的な甘さです。また通常チェリーは成熟の過程で徐々に赤さを増していくのに対し、イルバボールは一気にボルドーワインを連想させるような赤紫となっていきますが、そこから熟度が上がっていきます。面白いことに、チェリーはボルドーレッドながら熟度が上がってこないと果実は枝から離れない特性のため、収穫は均一な完熟のチェリーのみが収穫できる利点もあります。樹高は比較的低く、成長が早い品種でもあり、収穫時期が比較的集中する傾向があり、同農園の事務所近くで収穫のしやすいGaylee 地区(ガイリー)で同種の栽培をすることにしたそうです。非常に特殊でやっかいな品種と言えそうです。Gaylee 地区は農園南東部に位置し、正式名称は『Gaylee-Gesha』と呼ばれています。特筆すべきは農園全体の水源となる Yetgordon 川を有する区画であることです。この河川の恩恵を受けた土壌の水分値は高く、その結果、気温も他の区画に比べ穏やかに変化しています。結果的に、酸が円やかになり、甘味をより濃厚に感じることのできるエリアです。Gaylee 地区では当初、Gori Gehsa種や Gesha1931 種も試験的に植えていましたが、収穫した 3 品種の内、Illubabor Forest1974 種が最も特徴のある味わいになったため、今では Illubabor Forest1974 種のみを育てています。また、このエリアはシェードツリーの割合が高く、急傾斜の好環境によりチェリーはゆっくりと成熟することで、収穫熟度は向上し、その味わいは非常に強い印象の熟したアプリコット、ピーチの濃厚な甘さがナチュラル製法のクリーミーな質感と共によく出ております。加えて、ゲイシャ種との異花受粉によるものと思われるフローラルで甘味が長く続く後味もゲシャビレッジのイルバボールならではの味わいです。ゲイシャ種の選抜過程で発見された貴重なコーヒーをぜひお楽しみ下さい。1620円/100gパック(税込)【ソリチュード】「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」をカッピングしていて浮かんだ新作ブレンドです。穏やかなひと口目から、すーっと豊かなワイニーな風味に包まれて・・・ふた口目はぐーっとベリー系やフローラル系の風味に満たされて、柑橘系の余韻に移っていきます。冷めると、やさしい滑らかなフルーツ感と甘さが重なって、そのまま長く心地よい余韻にひたってしまいました・・・さかもとこーひーの今までになかった新しい魅力・味わいのブレンドになったと思います。ひとり静かに落ち着いてゆっくりと味わい・・・そこから静かなエネルギーに満たされるようなイメージでブレンドしました。使った豆は「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「エチオピア・モカナチュラル」です。ナベサダ渡辺貞夫さんの70周年記念コンサートをWOWOWで観ていて、ビックバンドのフォーンセクションの響きがご機嫌で結構のりのりに進行していたんですが・・・終盤に入って、内省的で気高くうつくしいソロに聴き入りました・・・「ソリチュード」という曲でした。コロナ禍で疲弊している今・・・静かなエネルギーが伝わってきて、そうだ「ソリチュード」というブレンドを作ろうと思ってできました。意味をネットで調べると・・・「孤独の時間を好み、あえて一人になることがソリチュードなのです。一人の時間を積極的に楽しめる人こそ、ソリチュードだといえるでしょう。一人で好きな音楽を聞きながら好きな本を読み、その時間の豊かさに満足します。ソリチュードは孤独でありながら深い喜びと安らぎを感じ、安定感を得られます。」と、ありました。まだまだコロナ前のような暮らしになっていませんが、孤独にならずに、一人の時間を豊かに過ごしたいなぁーという思いです。1620円/200gパック(税込)【夏への扉】軽めで爽やかで飲みやすく・・・モカ・イルガチェフェ(ハマ)のフローラル系の香りが印象的で・・・余韻まで心地よく香っています。もう20年目になった、春から夏に向かう季節のブレンド「夏への扉」です。日に日に陽射しが輝きを増して、花が咲き、葉があおくなり、爽やかな風が吹き抜ける季節の人気ブレンドです。初夏向けの、爽やかさや円やかさは勿論…より華やかな魅力をイメージして…ブラジル・クラシクスをメインにして…モカ・イルガチェフェ(ハマ)とコロンビアを贅沢に使いました。まず…爽やかと円やかさがベースになっていて、どなたにも親しみやすい味わいになっていますし…初夏のケーキや和菓子にもドンピシャで相性が良いですから…「桜ぼんぼりカフェ」の後として、安心してご自宅用にも、気軽なプレゼント用にもお勧めできます。さらに…華やかさを…フローラル系や柑橘系で際立った魅力にしようとイメージして…モカ・イルガチェフェ(ハマ)とコロンビアで、香りの素晴らしさや味わいの繊細さ、円やかさをブレンドしました。ゆっくりと味わっていくと…優しい甘味から、爽やかに切れの良い後味…さらに冷めると、余韻の香りと味わいが長く華やかに続くと思います。キラキラ感が持続するのは…初夏の心地よい風と優しい日射しをイメージしました。春の「桜ぼんぼりカフェ」から、薫風香る初夏の「夏への扉」に上手くバトンタッチできたと思います、お楽しみください。名前は山下達郎の曲にもあって、SFファンの方にはお馴染みの、「ロバート・ハインライン」の名作《The Door into Summer》から借りました。扉を開けるたびに夏に近づいていく気分です。(達郎ファン仲間で常連のOさんに、初夏のブレンドの名前が決まらないと言うと…それなら「夏への扉」でしょうと、即決まりました。Oさん、ネーミングして頂いて、もう20年になりました!!)1080円/225gパック(税込)【スプラッシュカフェ】夏むけの後味のキレの良い深煎りブレンドです・・・ダークな印象からやわらかな口当たりになって、キレの良い後味で爽やかな余韻です。余韻のフルーツ感とキレの良さが爽やかさを押し上げています・・・ホットでも、アイスでも、乳脂肪にも合うのでミルクを加えても、スイーツとの相性の良さも格別です。デビュー21年目の夏向けのお馴染み、深煎りベラ・ノッテ系の「スプラッシュカフェ」です…基本的なイメージは…「水しぶきの爽やかさ」で決まっています。ホットでも、アイスでも、ストレートでもミルクを加えても…涼しげなコーヒーの魅力をお届けします。ポイントは柔らかな甘さと切れの良さ、爽やかな余韻です。「深煎りグアテマラ」「深煎りコロンビア」「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです。深煎りコロンビアのコクで円やかな口当たりにすることで、しっかりとした深煎りの感覚に仕上がったと思います。深煎りの華やかさと円やかなコク…そして苦味がニガニガ残らず、キレ良く爽やかな後味がポイントです、お楽しみください。タンザニア・ムベヤをブレンドして、より爽やかな印象になったと思います。乳脂肪の味わいとバランス取って・・・後味のキレを良くして、爽やかな深煎りをイメージしています。半袖が心地よい季節にホットでもアイスにしても・・・そのままでも、たっぷりのミルクを加えても・・・爽やかな余韻が魅力だと思います。ベラ・ノッテ…ミモザカフェ…スプラッシュカフェと基本のバランスを大切にしながら…季節にあった魅力になるようブレンドしています。ベラ・ノッテの夏バージョンです。お気に入りのアイスクリームと一緒に「スプラッシュカフェ」をホットでもアイスでも一緒に味わうのが好きです。1080円/225gパック(税込)【マンデリン・タノバタック】-2022年4月20日(月)発送・販売分から、1620円/225gパック(税込)でよろしくお願いします。2014年頃からマンデリンの仕入高騰がありまして・・・2019年5月に200gパックにしました。「マンデリン・タノバタック」しか注文しないヘビーユーザーの方が多く、できるだけ価格を据え置いてきましたが・・・去年今年でさらに高騰しまして・・・本当に心苦しいのですが・・・1620円/225gパック(税込)でよろしくお願いします。まろやかでコーヒー感豊かで酸味を感じないコーヒーといったお好みのお客様におすすめしています。クリーンでクリーミー、まろやかさが素晴らしいです・・・風味は、マンデリン特有のハーブ系の風味に加え、チョコレート、バターのような質感、更にアーシーな風味をお楽しみいただけます。マンデリン特有のオーソドックスなダークの味わいです…勿論、クリーンな味わいで…まずクリーミーな円やかさと心地よい甘さが印象的です…少し冷めるとマンデリン特有のスパイシーさやアーシーさがエキゾチックで余韻の柔らかな口当たりとハーブやシガーのキャラクターがこの「マンデリン・タノバタック」をより味わい深く魅力的にしています。さかもとこーひーがマンデリンに求める…当然汚れた味わいでは無いことが大前提ですが…マンデリン特有のクリーミーで円やかな口当たりです、この口当たりがダークな味わいと重なってより魅力的に感じられると思います。そしてアーシーやスパイシーといったエキゾチックなキャラクターが他の豆に無い個性です。深煎りで、苦いというよりはダークな味わいの印象です。長年マンデリンしか注文しない熱烈な常連さんが何人もいます…深煎り好きの常連さんにもお勧めです、お楽しみください。スマトラ島のアラビカコーヒーは、マンデリンとも呼ばれ、深い緑色の生豆、コクのある風味で日本人のコーヒー通に親しまれてきました。スマトラ島のトバ湖南部のリントンニフタ村があります。リントン周辺にはキリスト教を信仰するバタック族が居住し、コーヒーを中心とした農業を営んでいます。バタック族は、言語の違いによる6つ民族(トバ族、カロ族、シマルングン族、パッパク族、マンデリン族、ニアス族)から成り立っています。名称である「タノバタック」は「民族の大地」を意味します。様々な民族からなるバタック族にとって、コーヒーは共通の重要な農産物です。伝統的なスマトラ式での精選方法を代々受け継いでいます。火山灰土壌、有機物に富んだ肥沃な土壌とマメ科植物をシェードツリーとし(窒素固定)、肥沃度や土壌水分の安定の為のマルチング、手作業による除草、牛豚の排泄物+コーヒーパルプ+雑草を原料としたコンポストに化学肥料を年間1、2回施肥し、理想的な環境下で栽培しています。コーヒーの樹から収穫された、熟したチェリーを、各農家が木製のパルパーで皮むきし、パーチメントを10-12時間プラスチック桶で発酵処理します。その後、浮く未熟な豆と夾雑物を除去、粘液質をきれいな水で洗い流し、天日乾燥します。輸出業者で再度乾燥された後、パーチメントは脱穀され、比重、大きさ、ハンドピックで選別され、良い風味を出すよう最良の状態に仕上げます。エチオピア同様、他に替えの無い魅力のマンデリンですが…高品質の豆が少なく…品質は安定しないこともあって…なかなか難しい産地です…小農家から集める仕組みで高品質な豆が少ないです。しかし…タノバッタクは、生産者、仲買人、輸出業者が連携し、安定的、継続的な取引により、高品質を維持しております。 以下は、2011/09/18にアップしたものです。「10年ちょっと前にはじめてアメリカに行き、色々と回ったスペシャルティコーヒーの店で驚いたのが…マンデリンのきれいな味わいとスパイシーなキャラクターでした。日本のマンデリンは、マンデリンくささといわれるようなタイプばかりだったので、こんなマンデリン使いたいなぁーと思ったものです。その後、日本には入っていないタイプのマンデリンを使えるようになり、ずーっと使っていました。その後、そのルートのマンデリンに飽き足らなくなり…さらに魅力的なマンデリンを探して来たのですが…知り合いのバイヤーの方が紹介してくれたのが、この「マンデリン・ボナンドロク」です、そして新しいクロップになりました。ボナンドロクという小さな村に選別の指導に入って…徹底した選別による素晴らしいマンデリンだと思います。クオリティの基本となる…味わいのきれいさや、スパイシーさ、円やかなマウスフィールは勿論のこと…そこに繊細さが際立っていると思います。クリーミーでシルキーなマウスフィールがご機嫌です。そこに、ハーブなキャラクターやスパイシーさが際立って…ほのかなフローラルやチョコレートな感じもあって、華やかさに繋がっていると思います。冷めてからの心地よく円やかな苦味は他に無い魅力でしょう。」スマトラ リントン スペシャル タノバタック栽培地:スマトラ島リントン地区標高:1,400~1,600m(斜面の多い山岳地帯)土壌:火山灰土壌、豊富なミネラルを含む肥沃な大地生産処理:伝統的なスマトラ式インドネシアはブラジル、ベトナム、コロンビアに次ぐ第4位の生産国です。更にスマトラ、ジャワ、スラウェシ、バリ島等、島々で個性のあるコーヒーを産出する国です。コーヒー生産量はロブスター90%に対しアラビカ種が10%のみとなっています。それは20世紀初頭にかけて葉さび病によりアラビカコーヒーの大部分が壊滅し、生き残った標高1,000m以上の地域のみでしかアラビカ種が栽培されていない為です。スマトラ島のアラビカコーヒーは、マンデリンとも呼ばれ、深い緑色の生豆、コクのある風味で日本人のコーヒー通に親しまれてきました。近年のスペシャルティコーヒー産業の発展から、アメリカ市場でもそのコクのある風味から、大変人気のあるコーヒーです。スマトラ島のトバ湖南部のリントンニフタ村があります。リントン周辺にはキリスト教を信仰するバタック族が居住し、コーヒーを中心とした農業を営んでいます。バタック族は、言語の違いによる6つ民族(トバ族、カロ族、シマルングン族、パッパク族、マンデリン族、ニアス族)から成り立っています。名称である「タノバタック」は「民族の大地」を意味します。様々な民族からなるバタック族にとって、コーヒーは共通の重要な農産物です。伝統的なスマトラ式での精選方法を代々受け継いでいます。火山灰土壌、有機物に富んだ肥沃な土壌とマメ科植物をシェードツリーとし(窒素固定)、肥沃度や土壌水分の安定の為のマルチング、手作業による除草、牛豚の排泄物+コーヒーパルプ+雑草を原料としたコンポストに化学肥料を年間1、2回施肥し、理想的な環境下で栽培しています。コーヒーの樹から収穫された、熟したチェリーを、各農家が木製のパルパーで皮むきし、パーチメントを10-12時間プラスチック桶で発酵処理します。その後、浮く未熟な豆と夾雑物を除去、粘液質をきれいな水で洗い流し、天日乾燥します。輸出業者で再度乾燥された後、パーチメントは脱穀され、比重、大きさ、ハンドピックで選別され、良い風味を出すよう最良の状態に仕上げます。タノバッタクは、生産者、仲買人、輸出業者が連携し、安定的、継続的な取引により、高品質を維持しております。 風味は、マンデリン特有のハーブ系の風味に加え、チョコレート、バターのような触感、更に雑味が少なく、クリーンな風味をお楽しみいただけます。1620円/225gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.04.17
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プロのつぶやき1154「おかげさまで、おゆみ野店開店4周年」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払いも使えるようになりました。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。おかげさまで、おゆみ野店開店4周年を4/6に迎えました、ありがとうございます。おゆみ野はぽかぽかな良いお天気になって、小学校中学校の入学式の行き帰りにおゆみ野店の前を歩く姿が毎年の風景になっています。満開の桜が散ってきました、これから気持ちの良い初夏に向かいますね。今週は、朝ドラの「カムカムエブリバディ」が終わって、店のスタッフさんともネットでも盛り上がってました(笑)BGMが良くてCD買って聴いていますし・・・それぞれの役者さんが生き生きしていて、さらに深津絵里ってあまり知らなかったのですが、こんなにいい役者なのかと感心しました。世代毎の様子が見事でした。そして、昨日4/9(土)は村田VSゴロフキンの日本ボクシング史上最大の大一番、ミドル級世紀の一戦でした。大盛り上がりの激闘で、最後はTKOで負けましたが、終わった後のファンの声援、本人や関係者の表情が全てを物語っていました。格闘技スポーツの魅力いっぱいで・・・錦織選手がBIG4に立ち向かっていく姿に重なって見えました。個人スポーツ好きな坂本ですが、心技体頭を駆使した試合を堪能できました、次は井上尚弥VSドネア2 が楽しみです。そんなこんなで・・・おかげさまで、おゆみ野店開店4周年を迎えました。通販メインの本店は車での来店が少し面倒ですので・・・一番常連さんが多いおゆみ野に支店を出して4年、明らかに隣近所の常連さんが増えてきています。通販の常連さんはヘビーユーザーの方が多いのですが・・・ご近所の方はヘビーユーザーの方もいらっしゃいますが、たまにひと袋とか、お湯に浸けるだけのコーヒーバッグなら手軽だからとか、お客さんの幅が広がってきて、とっても励みになります。「ホームこーひー」から「ホームタウンこーひー」へとシフトしてきてよかったと喜んでいます。自家焙煎とか、スペシャルティコーヒーとか、カフェではなくてビーンズショップとか・・・一般的には専門的な敷居の高いイメージのさかもとこーひーですが・・・実は、気軽に、手軽に暮らしの中のこーひーをというのが開店以来変わらない気持ちなんです。しかし・・・その辺の分かりづらさがさかもとこーひーらしいというか、世間一般の当たり前とはずれてしまっています(笑)まぁ、そうは言っても地道に常連さんが増えて・・・息子二人もキャリアを9年と5年と重ねて、任せる部分が年々増えています。今年は67才になりますので・・・同級生は完全にリタイア世代ですので、自分自身も最近は9時間労働、一応週休二日と世間並になってきて、あまり疲れなくなってきました。70才くらいにはセミリタイアに近づけて、より健康に現役でいられるよう準備しています。働き過ぎは身体に負担になっていたと実感しています。コーヒーの世界は50年近くなるキャリアの中でも一番生豆の高騰が大きく、また品不足にもなっていますが・・・そこはキャリアがモノを言って・・・かなりやりくりができています。在庫がなくなると、豆によっては値上げになるものもあると思いますが・・・一斉値上げとか避けて、クオリティも守って、常連さんの暮らしに負担にならないよう色々と手を尽くしています。現場仕事のウェイトを減らす一方で、若い人のビーンズショップやカフェのサポートが増えています。コーヒー業界は昔から今も・・・基本のんびりしていて、やさしいと言いますか・・・甘いとか自己満足な面が目立つ人が多いのですが・・・たまに真面目で熱心な若い人もいます。そういった若者がコーヒー業界できちんと仕事して食べていけるようにサポートするようにしています。そういう若い人とのコミニケーションは楽しいものです。現場の細かいことから、商いの色々、ネット情報では分からない業界の裏事情など伝えることがたくさんあります。そして、おゆみ野店4年のうち2年がコロナ禍でした・・・さかもとこーひーは元々開店以来「ホームこーひー」をテーマにしてきましたが・・・よりリアルに常連のお客さまの暮らしの中のこーひーが伝わってきたコロナ禍の2年でした。今でも毎日のようにネット注文のコメントに・・・「珈琲を頼りに毎日を乗り切っております」「いつも朝のコーヒーに癒されています。」「そんな生活に欠かせないコーヒーです。」「元気をささえていただき、感謝です。」・・・といった言葉が書かれています。コロナ禍の非常時の2年とこれからの暮らしを少しでも平穏に安らいで過ごしてもらいたいなぁーと心しています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.04.10
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プロのつぶやき1153「火力と液体の職人」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払いも使えるようになりました。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。満開の桜があちこちで咲き誇っています・・・さかもとこーひーの近所では生実池やおゆみ野の遊歩道の桜がきれいです。コロナ禍でも戦争があっても花は咲いて散っていきますね・・・ボクシングでは村田VSゴロフキン、井上VSドネアの大一番・・・達郎のニューアルバムにツアー・・・錦織もリハビリ進んで練習の様子が動画でアップされてきました・・・BGMも役者も素晴らしい朝ドラカムカムエブリバディがいよいよ最後の週です・・・落語のチケットも取り始めました・・・コロナ前の日常の楽しみが待ち遠しいです。そんなこんなで・・・先日幕張本郷サンクオピエさんの21周年コースのワイン会に行ってきました、ワイン会もずいぶん久しぶりです。お店に着いたら・・・厨房にお邪魔して新しくなったプラック(フランスレンジ)を見させてもらいました、21年使って新調したそうです、受注生産ですぐには手に入らないそうです、価格も高い!ガスの火口ではなくて鉄板になっています・・・鉄板の下でガンガン燃えているようですが・・・真ん中は手をかざせない程の熱さ・・・そこから端まで手のひらひとつ動かすと火力が変わって、そのままどんどん弱火になっていってます。真ん中だと小鍋に水入れて乗せるとあっという間に沸騰するくらいの火力・・・端っこの方は弱火の弱火で・・・熟練したら、強火弱火必要なカロリーを自由自在に操れるんでしょう。手をかざしながらシェフの説明に聞き入ってしまいました・・・まぁ、お互い火力の職人なんで・・・さかもとこーひーの焙煎機と同じように重要なものですね。そして、サンク・オ・ピエ、21周年記念コースです。イタリア、パルマ、ガローニ社の24か月熟成生ハムサラダ添え・・・フォアグラのソテーバルサミコと蜂蜜風味のささがきゴボウ添えときて・・・ささがきゴボウとフォアグラの組合せと深い味わいに唸って・・・エゾ鹿のコンソメです。クリーンで上品で、豊かさとか味わいに厚みがあって、余韻の香りにうっとり・・・特に液体なのに豊かで厚みのある味わいが素晴らしいです。勿論コンソメなのでポタージュのような濃さとは違う世界です、エレガントなのに厚みのある味わい・・・最初のひと口から最後のひと口まで流れるようにひと口ひと口を誘って、アンコールが欲しくなりました(笑)濃いというより厚みのある味わいでしょうか・・・その厚みはクリーンで複雑な味わいに支えられているように感じました、複雑と言ってもひとつの美味しさにまとまって一体化していますね。昔のホテルの披露宴では折角手間かけて仕込んだコンソメが残されていたりしたそうです。まぁ、見た目はコンソメですから派手さには欠けて、映えないし、静かに集中して味わわないと味わう暇ないままに喉を通ってしまいます。手間と素材が見えませんしねー。コーヒー、紅茶という液体の美味しさを仕事にしてきたので、その辺の厄介さが身に染みています。ワインや日本酒やらお酒も同じですがアルコールは少し違う感じです。「鶏ガラを3キロ、牛すね肉を3キロで下地のブイヨンを作り、そこにシカ肉を3キロと香味野菜を入れて卵白であくをひいて澄ませたコンソメを3リットルに仕上げました。つまり、スプーン1杯に肉のエキスが3杯分という濃いスープです。これだけ濃いときれい澄ますのもまた、鹿という野生動物の肉の嫌な癖を出さないようにするのは至難の業なんですが、それをやり遂げるのがベテランの技ですね(笑)大変美味いです!ワインが飲みたくなるスープです。」とシェフのブログにありました。コンソメという贅沢な料理は時代に合わないのかもしれませんが・・・それを手間暇かけて、年に数回楽しめるのはとっても嬉しいことです。お互い、火力の職人でもあるし、液体の職人でもあって話しが弾みました。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.04.03
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プロのつぶやき1152「ぬれ煎餅とこーひー」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払いも使えるようになりました。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。霙がふったり、真冬の冷え込みだったりしましたが・・・週末になってようやく春らしいぽかぽかな陽気になってきた千葉です、今朝は15℃でした。おゆみ野店の近所は木蓮の花が咲き誇っていますが、これで一気に桜が開花するでしょう。本店の近所の生実池も桜の名所ですし・・・おゆみ野店の周りは公園から遊歩道から桜でいっぱいです。そんなこんなで・・・3/26(土)に銚子駅前に「SOLE Bar」というコーヒースタンドが開店するので、開店準備中のお店にひとっ走りして行ってきました。銚子は3年くらい前からアンディ君が「andy’s COFFEE STAND」で活動していて・・・今回彼がSOLE Barさんをサポートすることになって紹介されました。アンディ君は本店店長がスタバにいた時の先輩で・・・遠いのに時々さかもとこーひーまで豆を買いにきていて・・・andy’s COFFEE STAND のスタートで色々と話しを聞いてからの付き合いなんです。彼のコーヒーキャリアのスタートは、日本に1年展開したピーツコーヒーでした。その前にバークレーのピーツの工場を訪れていたので話しが弾んだものでした。で、SOLE Bar さんは銚子の70年になるぬれ煎餅イシガミさんが、その銚子駅前店の一角を改装してコーヒースタンドをスタートしようというものなんです。で、アンディとイシガミさんの社長さんと専務さんがおゆみ野店に来られて打合せをして・・・せっかくなのでお煎餅に合うオリジナルブレンドを翌日に作ってサンプルを送りました。煎餅は・・・醤油のメラノイジン、カラメル、旨み、発酵がポイントになって・・・油脂分は無くて、炭水化物です。そして、担当の直貴君が20代でホテルのフレンチで修行したそうで、スイーツも色々と用意するそうだということで・・・その辺もイメージしたブレンドになりました。すぐに、サンプルへの的確な感想がメールされてきて・・・話しが噛み合い、これからが楽しみになっています。因みにお煎餅に合わせたブレンドは・・・深煎りコロンビア、深煎りブラジル、マンデリン、エチオピア・モカナチュラルの4種類を使って・・・グアテマラやコスタリカは使っていません。チョコレートや生クリーム、バターなどリッチな油脂分の場合はグアテマラやコスタリカの酸味のボリュームが良い仕事をしますが・・・お煎餅なのでブラジルやマンデリンといった酸味の隠れた豆に活躍してもらいます。深煎りコロンビアとエチオピア・モカナチュラルはボリュームは抑え気味ですが、キャラの明確な酸味があります。マンデリンを除いてカッピングすると深煎りブラジルだけでは酸味をカバーできずにバランスが取れませんでした。マンデリンを加えると、すーっと酸味が隠れてバランスが良くなったのです。スイーツには脂肪分があるので、隠れていてもボリュームを抑えた酸味は欲しいので・・・上手くいきました。いきなり、お煎餅にこーひーで、しかも昔からあるように自然にぴったりと相性良いので、びっくりしていました、まぁ、その辺は得意技です(笑)・・・なんでも美味しいものは味わっておくものですね。銚子の日常に「andy’s COFFEE STAND」と「SOLE Bar」が馴染んでくるのがとっても楽しみです。そうそう・・・ブラウンサウンドコーヒーさんからは2022年春夏のエスプレッソブレンドのお題が出ました。カラメル感ととろろんの質感で、高級な生キャラメルのような甘さとコクということです。2021年秋冬は、スパイシーなホットワインのようで、マンデリンのキャラも欲しい、でした。さっそく、ブレンドカッピングして完成・・・サンプルでOK出たら、一番に飲みに行こうと思っています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.03.27
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【ブラック・オルフェ】香りが良くて、まろやかな深煎りブレンド・・・昨年の春にデビューして1年・・・おかげさまで、定番深煎りブレンドに育っている「ブラック・オルフェ」です。ダークな深煎りで、まろやかさ柔らかさのある口当たり、深煎りモカ・シダモの余韻が最初に浮かんで・・・ダークでディープ・・・そして豊かな風味でありながら、柔らかな口当たりが心地よく・・・「バークレーロースト」「深煎りコロンビア」「深煎りモカ・シダモ」「深煎りブラジル」のブレンドです。ダークチョコレート、カシスやベリー・・・まろやかで、ゆたかな味わいと香り・・・余韻の深煎りモカ・シダモの魅力・・・柔らかな口当たりは深煎りブラジルの仕事です。冷めてからの華やかさ、明るい余韻・・・香りと味わい全体にリズム感を感じるような流れをイメージしました。ご好評いただいて・・・お気に入りのブレンドになっています・・・生クリーム系、チョコレート系、焼き菓子などのスイーツ・ケーキにドンピシャ、おすすめです。ネーミングは・・・「ブラック・オルフェ」は昭和34年のカンヌ映画祭パルムドール受賞映画で・・・主題歌がカルロスジョビンでジャズのスタンダードになっています。黒人とブラジルがテーマの映画ですから・・・深煎りのブレンドで深煎りブラジルも使っているのと、土岐英史さんと片倉真由子さんのデュオアルバムでブラック・オルフェを演奏していて、それが深く柔らかい印象だったのでネーミングしました。ダークでディープでありながら・・・柔らかく豊かな風味・・・余韻に深煎りモカ・シダモの黒いベリーの華やかさも漂います。
2022.03.24
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【はじまりの春】おかげさまで4月に4周年を迎えるおゆみ野店の4周年記念ブレンドです。コロナ、戦争、地震と不安が重なる日々になっていますので・・・基本の春の柔らかな日差し・・・やさしい口当たり・・・うきうき明るい印象・・・余韻の穏やかな魅力は変わらずに、より甘さに包まれた円やかさにバランスを取りました。昨年の「コロンビア・ロスイドロス」を「深煎りコロンビア」に変えて・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」を「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」・・・「パナマ・アルコイリス農園」を「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」に変えて・・・ブレンドの基本的な構造は変えずに・・・より甘さや円やかさにフォーカスしながら、春のフローラル感やフルーツ感の魅力をブレンドしました。春の柔らかな日差し・・・円やかでやさしい口当たり・・・うきうき明るい印象・・・余韻の穏やかな甘さ・・・をお楽しみください。上質でエレガントな印象・・・まろやかさと華やかさ・・・柔らかで穏やかな口当たり・・・フルーツ感と甘さの心地よさ・・・スイートシトリック柑橘系の甘さとフローラルな余韻・・・冬が終わって春に向かい、身も心もほぐれて、明るさを感じるイメージです。「はじまりの秋」は60歳になって・・・これから人生の秋がはじまるというブレンドで・・・「はじまりの春」は、本店店長に次男、おゆみ野店店長に長男がなって・・・それぞれが新しいさかもとこーひーを積み重ねて行くスタートの春を記念したブレンドです。勿論、さかもとこーひーのブレンドですので・・・春のケーキや和スイーツにもぴったり・・・色とりどりのマカロンにもお勧めです。さかもとこーひーのはじまりの春をお楽しみください。
2022.03.23
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【グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス】エレガントでシルキー上品な口当たり・・・華やかな余韻の魅力・・・冷めると次々と感じられるフローラル、シトリック、チェリー等々・・・お問合せやリピートが多い・・・黄色く熟す品種特有の華やかさにまろやかな甘さが重なって、際立つ魅力になっている「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」です。冷めると円やかさがより心地よく、華やかな長い余韻が嬉しいです。余韻の甘さは和三盆にフルーツ感が重なったような上質で魅力的なものに感じます。最初の印象から・・・黄色いキャラが印象的で・・・クリーミー&シルキーな口当たり・・・エレガントという言葉が自然に浮かぶ魅力・・・フローラル、シトリック、チェリー、フランボワーズ、アプリコットと次々と押し寄せる魅力・・・ブライトと呼ばれる明るく華やかな印象・・・冷めてからの円やかさと甘さとフローラル感・・・リピートがとても多いのが納得です・・・他のこーひーとの違いが際立っているからでしょう。本店店長が3回訪問して・・・さかもとこーひーが世界で一番だと勝手に思っている「グアテマラ・エルインヘルト農園」ですが・・・その中でも一番のリピートがあるのがこの「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」なんです。本店店長の息子を3年連続でグアテマラの「エルインヘルト農園」に訪問させましたが、農園主のアギーレさんに農園の奥深いエリアまで案内して頂いたようです。その時に…このイエローナンスのネーミングの説明を聴いたそうで…それは、メキシコ原産のナンスという黄色の果物があって、農園には古くからある黄色く熟すコーヒーの品種があり、それが何という品種か分からないために「イエローナンス」とインヘルト農園で呼ぶようになったそうです。インポーターからの説明では…イエローカトゥーラ、イエローカトゥアイということですが…それだけでは無いようです。冷めてからの明るい印象やまろやかでシルキーな口当たりは「エルインヘルト農園」の土壌栽培収穫精選といった全ての工程のレベルの高さが伝わってきます。しかし、この「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」は黄色く熟す品種なので、赤く熟す品種よりも熟度を見分けづらいんです。その黄色く熟す品種で…見事に揃った熟度が伝わってくるブレの無い味わい、甘さ…素晴らしい農園だと感じます。農園名:エル・インヘルト・ウノ農園農園主:アルトゥロ アギーレエリア:ウエウエテナンゴプロセス:フリィウォッシュド品種:イエローカトゥーラ、イエローカトゥアイ標高:1,500-2,000m認証:レインフォレスト・アライアンス認証エルインヘルト農園は、グアテマラ北西部ウエウエテナンゴ県の谷沿いに深く入ったラ・リベルタ(La Libertad)村に位置し、敷地面積750ヘクタール(コーヒー栽培エリア250ヘクタール)の広大な敷地の中で営まれています。この地区は平均気温が16-28℃と冷涼で、年間降水量1,800-2,000mmと適度な湿度があり、有機物質に富んだ火山性の土壌を有します。明確な乾季が均等な開花熟成を生み、結果として最上級の酸味、ボディ、味わい、ほのかなワインのようなアロマをもったコーヒーを生み出します。農園は大変良く手入れされており、樹の形、枝の勢い、葉の色・実の付き方が素晴らしく、一目で判ります。堆肥には、ミミズを使って作り出した有機を使用するなど環境にも細心の注意を払っています。敷地内の470ヘクタールの天然雨林は、動植物の自生を維持するとともに、この農園に最適な気候をもたらします。収穫では完熟赤実のみが手摘みされ、伝統的な水洗処理工程を守って精製処理されます。果肉除去された後60-72時間をかけて醗酵槽に浸けられて熟成し、山から流れてくる豊富な湧き水を利用し洗浄します。こうして充分に甘味を持ったパーチメントがパティオ(天日乾燥場)で丁寧に乾燥されます。また、農園独自にドライ・ミル(選別工場)を所有しており、すべての工程を一貫して行っております。良いコーヒーを生産する為に、オーナー自身の徹底した研究・管理のもとで、伝統的なグアテマラのコーヒー生産技術に守られたコーヒーは素晴らしい味わいを有しています。このエル・インヘルト・ウノ農園のコーヒーはグァテマラのスペシャルティコーヒーコンペティションにおいて、毎年上位に入賞しており、まさにグァテマラの頂点に位置するスペシャルティコーヒーといえるでしょう。イエローナンスはこのうち、イエローカトゥーラとイエローカトゥアイの二品種(どちらも黄色の実がなります)をブレンドしたコーヒーです。
2022.03.22
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プロのつぶやき1151「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス、はじまりの春、ブラック・オルフェ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払いも使えるようになりました。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。千葉は木蓮がきれいに咲いて・・・桜の開花がそろそろになってきました。20℃を超えて暖かな日になったと思ったら、朝は4℃と冷え込んだり・・・寒暖差が大きく焙煎の温度管理に気を使う季節になっています。コロナに戦争・・・そこに大きな地震もあって不安な気持ちになってしまいますが・・・気持ちを落ち着かせることが心身の健康に繋がると思って、変わりなく過ごそうと思っています、花粉対策もありますし。そんなこんなで・・・明るい日差しの春にぴったりなこーひーでおくつろぎください。春にぴったりな黄色く熟す豆の「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」・・・おゆみ野店開店4周年記念ブレンド「はじまりの春」・・・デビュー1年で人気になった深煎りブレンド「ブラック・オルフェ」・・・の3つです、お楽しみください。【グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス】エレガントでシルキー上品な口当たり・・・華やかな余韻の魅力・・・冷めると次々と感じられるフローラル、シトリック、チェリー等々・・・お問合せやリピートが多い・・・黄色く熟す品種特有の華やかさにまろやかな甘さが重なって、際立つ魅力になっている「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」です。冷めると円やかさがより心地よく、華やかな長い余韻が嬉しいです。余韻の甘さは和三盆にフルーツ感が重なったような上質で魅力的なものに感じます。最初の印象から・・・黄色いキャラが印象的で・・・クリーミー&シルキーな口当たり・・・エレガントという言葉が自然に浮かぶ魅力・・・フローラル、シトリック、チェリー、フランボワーズ、アプリコットと次々と押し寄せる魅力・・・ブライトと呼ばれる明るく華やかな印象・・・冷めてからの円やかさと甘さとフローラル感・・・リピートがとても多いのが納得です・・・他のこーひーとの違いが際立っているからでしょう。本店店長が3回訪問して・・・さかもとこーひーが世界で一番だと勝手に思っている「グアテマラ・エルインヘルト農園」ですが・・・その中でも一番のリピートがあるのがこの「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」なんです。本店店長の息子を3年連続でグアテマラの「エルインヘルト農園」に訪問させましたが、農園主のアギーレさんに農園の奥深いエリアまで案内して頂いたようです。その時に…このイエローナンスのネーミングの説明を聴いたそうで…それは、メキシコ原産のナンスという黄色の果物があって、農園には古くからある黄色く熟すコーヒーの品種があり、それが何という品種か分からないために「イエローナンス」とインヘルト農園で呼ぶようになったそうです。インポーターからの説明では…イエローカトゥーラ、イエローカトゥアイということですが…それだけでは無いようです。冷めてからの明るい印象やまろやかでシルキーな口当たりは「エルインヘルト農園」の土壌栽培収穫精選といった全ての工程のレベルの高さが伝わってきます。しかし、この「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」は黄色く熟す品種なので、赤く熟す品種よりも熟度を見分けづらいんです。その黄色く熟す品種で…見事に揃った熟度が伝わってくるブレの無い味わい、甘さ…素晴らしい農園だと感じます。農園名:エル・インヘルト・ウノ農園農園主:アルトゥロ アギーレエリア:ウエウエテナンゴプロセス:フリィウォッシュド品種:イエローカトゥーラ、イエローカトゥアイ標高:1,500-2,000m認証:レインフォレスト・アライアンス認証エルインヘルト農園は、グアテマラ北西部ウエウエテナンゴ県の谷沿いに深く入ったラ・リベルタ(La Libertad)村に位置し、敷地面積750ヘクタール(コーヒー栽培エリア250ヘクタール)の広大な敷地の中で営まれています。この地区は平均気温が16-28℃と冷涼で、年間降水量1,800-2,000mmと適度な湿度があり、有機物質に富んだ火山性の土壌を有します。明確な乾季が均等な開花熟成を生み、結果として最上級の酸味、ボディ、味わい、ほのかなワインのようなアロマをもったコーヒーを生み出します。農園は大変良く手入れされており、樹の形、枝の勢い、葉の色・実の付き方が素晴らしく、一目で判ります。堆肥には、ミミズを使って作り出した有機を使用するなど環境にも細心の注意を払っています。敷地内の470ヘクタールの天然雨林は、動植物の自生を維持するとともに、この農園に最適な気候をもたらします。収穫では完熟赤実のみが手摘みされ、伝統的な水洗処理工程を守って精製処理されます。果肉除去された後60-72時間をかけて醗酵槽に浸けられて熟成し、山から流れてくる豊富な湧き水を利用し洗浄します。こうして充分に甘味を持ったパーチメントがパティオ(天日乾燥場)で丁寧に乾燥されます。また、農園独自にドライ・ミル(選別工場)を所有しており、すべての工程を一貫して行っております。良いコーヒーを生産する為に、オーナー自身の徹底した研究・管理のもとで、伝統的なグアテマラのコーヒー生産技術に守られたコーヒーは素晴らしい味わいを有しています。このエル・インヘルト・ウノ農園のコーヒーはグァテマラのスペシャルティコーヒーコンペティションにおいて、毎年上位に入賞しており、まさにグァテマラの頂点に位置するスペシャルティコーヒーといえるでしょう。イエローナンスはこのうち、イエローカトゥーラとイエローカトゥアイの二品種(どちらも黄色の実がなります)をブレンドしたコーヒーです。1620円/200gパック(税込)【はじまりの春】おかげさまで4月に4周年を迎えるおゆみ野店の4周年記念ブレンドです。コロナ、戦争、地震と不安が重なる日々になっていますので・・・基本の春の柔らかな日差し・・・やさしい口当たり・・・うきうき明るい印象・・・余韻の穏やかな魅力は変わらずに、より甘さに包まれた円やかさにバランスを取りました。昨年の「コロンビア・ロスイドロス」を「深煎りコロンビア」に変えて・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」を「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」・・・「パナマ・アルコイリス農園」を「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」に変えて・・・ブレンドの基本的な構造は変えずに・・・より甘さや円やかさにフォーカスしながら、春のフローラル感やフルーツ感の魅力をブレンドしました。春の柔らかな日差し・・・円やかでやさしい口当たり・・・うきうき明るい印象・・・余韻の穏やかな甘さ・・・をお楽しみください。上質でエレガントな印象・・・まろやかさと華やかさ・・・柔らかで穏やかな口当たり・・・フルーツ感と甘さの心地よさ・・・スイートシトリック柑橘系の甘さとフローラルな余韻・・・冬が終わって春に向かい、身も心もほぐれて、明るさを感じるイメージです。「はじまりの秋」は60歳になって・・・これから人生の秋がはじまるというブレンドで・・・「はじまりの春」は、本店店長に次男、おゆみ野店店長に長男がなって・・・それぞれが新しいさかもとこーひーを積み重ねて行くスタートの春を記念したブレンドです。勿論、さかもとこーひーのブレンドですので・・・春のケーキや和スイーツにもぴったり・・・色とりどりのマカロンにもお勧めです。さかもとこーひーのはじまりの春をお楽しみください。1620円/225gパック(税込)【ブラック・オルフェ】香りが良くて、まろやかな深煎りブレンド・・・昨年の春にデビューして1年・・・おかげさまで、定番深煎りブレンドに育っている「ブラック・オルフェ」です。ダークな深煎りで、まろやかさ柔らかさのある口当たり、深煎りモカ・シダモの余韻が最初に浮かんで・・・ダークでディープ・・・そして豊かな風味でありながら、柔らかな口当たりが心地よく・・・「バークレーロースト」「深煎りコロンビア」「深煎りモカ・シダモ」「深煎りブラジル」のブレンドです。ダークチョコレート、カシスやベリー・・・まろやかで、ゆたかな味わいと香り・・・余韻の深煎りモカ・シダモの魅力・・・柔らかな口当たりは深煎りブラジルの仕事です。冷めてからの華やかさ、明るい余韻・・・香りと味わい全体にリズム感を感じるような流れをイメージしました。ご好評いただいて・・・お気に入りのブレンドになっています・・・生クリーム系、チョコレート系、焼き菓子などのスイーツ・ケーキにドンピシャ、おすすめです。ネーミングは・・・「ブラック・オルフェ」は昭和34年のカンヌ映画祭パルムドール受賞映画で・・・主題歌がカルロスジョビンでジャズのスタンダードになっています。黒人とブラジルがテーマの映画ですから・・・深煎りのブレンドで深煎りブラジルも使っているのと、土岐英史さんと片倉真由子さんのデュオアルバムでブラック・オルフェを演奏していて、それが深く柔らかい印象だったのでネーミングしました。ダークでディープでありながら・・・柔らかく豊かな風味・・・余韻に深煎りモカ・シダモの黒いベリーの華やかさも漂います。1080円/225gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.03.20
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プロのつぶやき1150「京都の老舗の底力には憧れますねぇー!」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。朝6時には日が出ていて明るく・・・一気に暖かくなって春になりました、そして花粉がたくさん飛んでいます。戦争の行方が見えませんが・・・東京大空襲76年、そして大震災11年を迎えました。東京大空襲は親戚が焼け出されて、千葉に疎開していて都内の実家が焼けて戦争孤児になってしまった叔父さんがいて・・・子供の頃話しを聞いていました。震災は常連のお客さんが何人も福島宮城岩手にいて大きな被害を受けました。戦争や震災が無くなりません、胸が痛みます・・・それでも暮らしは続いていきます。そんなこんなで・・・京都に用事ができて1泊で行ってきました。日曜の昼前に出て、月曜の午後帰ってきたので・・・観光する時間は無かったのですが・・・せっかくなので、和菓子の老舗2軒に寄ってきました。日曜日は、新作ブレンド「花かすみ」の元ネタを頂いた祇園の鍵善良房さんの喫茶で・・・名物の「葛切り」と「わらび餅」を頂き・・・干菓子の「老松」をお土産にしました。月曜日は宿から少し歩いて西陣の塩芳軒さんへ・・・名物「聚楽」に「最中」と「上生菓子」も追加してお土産にしました。2軒ともに、どれを味わっても風味、口どけ、甘さのバランスが洗練されていて・・・主張や過剰さを抑え、静かでとんがらない味わい・・・圧倒的な魅力が余韻にただよって・・・すぐには次のひと口へ進めません。余韻をゆっくりと味わいたい欲望に襲われてしまいます。それにお店の設えが伝統の美しさで・・・やはり気持ちが落ち着いてきます。「葛切り」は作りたての食感にクリーンでまろやかで豊かなコクの黒蜜・・・「わらび餅」は柔らかすぎ無い食感にきな粉の風味の豊かさに惹かれます。4つの上生菓子をその日のうちに味わいたくて・・・お昼の新幹線で帰宅・・・ひとつひとつが洗練、成熟としか言葉がないもので、風味の違い、食感の違い、余韻の違いが明確で・・・静かでバランスが良くて・・・近々また訪れたい気持ちになりました。京都の老舗の底力には憧れますねぇー!塩芳軒さんは30年くらい前かな、専門誌かムック本かで、小豆をハンドピックしていて腰を抜かして覚えていました。以前、知人からお土産でいただいてそのクオリティや魅力に圧倒されて、お店に行きたかったのです。まぁ、都内の老舗の和菓子屋さんも好きなお店がいくつもあって・・・駿河台下のささまさんの松葉最中、麹町の一元屋さんのきんつば、人形町の清寿軒さんのどら焼きは中でも大好物です。それに年に何回か無性に食べたくなるのが渋谷ヴィロンのバケット、麹町ル・グルニエ・ア・パンのクロワッサンです。繁盛店でもふらっと行って買えるのが嬉しいです。行列とか予約だとハードル高いです。そうそう、4才の孫は鍵善さんの干菓子「老松」が気に入ったようです(笑)まぁ、お砂糖ですが、只者ではないお砂糖ですからね。お菓子にお茶やこーひーの穏やかなひとときは平和です。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.03.13
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プロのつぶやき1149 「弥生、桜ぼんぼり、花かすみ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。朝出勤のとき眩しい朝日が正面から差している季節になりました・・・ダウンを着なくなって、今年は遅かった春一番が吹いて、花粉が飛んでます。月曜日に孫の4才の誕生日と9ヶ月の女の子の初節句をしました・・・いつの時代も男の子は戦隊物にはまりますね。女の子は我が家で初めてなのでかわいさにドキドキします、だいぶ爺いになってきました。先日息子世代でこれからカフェをスタートする若い人が訪ねて来たのですが・・・料理の基礎できているし、浮つくことなく考えているのが伝わってきました。2時間くらい色々とアドバイスしましたが・・・可能性感じました。そんなこんなで・・・ここ数年、さかもとこーひーは深煎りを充実させてご好評いただいていますが・・・深くない味わいのこーひーも魅力的なので、酸っぱいとかとは別世界の魅力を色々とイメージしています。いわゆるサードウェイブ系の浅煎りは酸っぱいと言って苦手なお客様の声を聞くことが多いのですが・・・まぁ、昔から酸っぱいコーヒーが苦手という声は多いですが・・・そういった酸っぱさではなくて、酸っぱくはなくてまろやかな味わいだけれども酸味がいい仕事していて甘さとのバランスが魅力的な味わいを色々なパターンでお届けしてます。(全然酸っぱくないとか、酸味ないですね~と仰るお客様もいらっしゃいますし・・・酸味に敏感な方は確かに酸味ありますねと仰ることもあります。よく例えるのは・・・完熟して香りも甘さも素晴らしいフルーツの酸味です。甘いだけではもの足りません。)今人気の「桜ぼんぼりカフェ」や新作の「花かすみ」はそういった魅力をイメージしています。さかもとこーひー開店した時から・・・コーヒーで日本の暮らしを彩る季節感をお届けしたいなぁーと思っていました。和菓子が好きで・・・和菓子って材料がシンプルなのに季節毎のお菓子が日本の暮らしを豊かにしてくれていて・・・コーヒーでも同じようになりたいなぁーと思って・・・季節のブレンドを大切にしてきました。特にスペシャルティコーヒーに出会ってからの20年はブレンドの可能性が広がって楽しい仕事になっています。「桜ぼんぼりカフェ」は・・・2002年にデビューですので、もう20年目になります・・・すっかり、さかもとこーひーの春を告げる季節のこーひーとしてお馴染みになっています。2月に入ると「桜ぼんぼりカフェもう発売しましたかー?」とお問い合わせを頂いたり・・・「桜ぼんぼりカフェ」のお知らせいただくと春を感じます、とメール頂いたり、とっても嬉しいです。桜餅のように日本の暮らしに春を告げるこーひーを目指したブレンドですが…ホームこーひーとして、こーひーで四季を感じてもらいたいというイメージを常連のみなさんと共有できてとってもお気に入りのブレンドです。春らしい…優しく柔らかな口当たりと甘さ…モカ・イルガチェフェ(ハマ)のフローラルな香りと余韻…「花のような爽やかな香り」と「親しみやすい甘さ味わい」が、長かった冬から解放された今の季節にぴったりだと思います。透明感のある春の香りと心地よい豊かな口当たりをイメージしました。「花かすみ」は今年の新作ブレンドで・・・やさしい味わいで香りがよくて・・・春を感じる・・・やわらかな口当たりやいい香りで、気持ちがゆるむような、リラックスできるような・・・淡い印象を魅力的に!・・・そんなイメージです。遠くの満開の桜の花が霞がかったように見える・・・淡い桜いろが見えてきて、コロナ禍が長引いて、アフターコロナの春がとっても待ち遠しく感じて・・・そんな心もちからできました。酸味も苦味も抑えて・・・親しみやすく円くてやわらかな口当たり、フローラル&フルーティな味わい、余韻に心地よい甘さ・・・長引く緊張感を和らげるようなイメージです。12月に京都の老舗和菓子屋鍵善良房「祇園 鍵善 菓子がたり」を読んでいたら・・・ZEN CAFE というカフェの季節のお菓子に「花霞」という淡い桜いろの繊細なきんとんが目に止まりました。あー! いかにも日本的な春のうつくしさだなぁーと惹きつけられて・・・これをブレンドにしようと思いました。桜いろのイメージならパナマを上手に使いたいなぁーと・・・あとはそれに合わせて豆を選びます・・・「グアテマラ・アゾテァ」の強すぎない味わいに、ハニーライクな甘さとフローラル感をベースに使って・・・「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」と「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」でフローラルな魅力と余韻をイメージしました。コロナ禍が過去になって振り返るようになっても、この「花かすみ」を毎年お届けして・・・「あの時は日本中世界中が大変だったと」思えるような平穏な日々になるといいなぁーと思っています。出来上がった「花かすみ」を飲んでいて、自分の感性が少しは熟してきたかなぁ~と・・・60代後半からの仕事が楽しみになってきました。「売るお菓子も、買っていただくお客さんも、時代とともに少しずつ変わっていく。でも、良いお菓子を作ってお客さんに喜んでもらう、それは何も変わりません。」・・・「祇園 鍵善 菓子がたり」の一文です。お菓子をこーひーと入れ替えたら、そのまま通じると思います。さかもとこーひーは28年というまだ短い商いですが・・・それでも時代とともに少しずつ変わってきています。コロナ禍に戦争も重なってしまいました・・・戦争を知らない子供と呼ばれた世代で、日本には騒乱がありませんでしたが、10代の頃はベトナム戦争が激しく、その後も世界には騒乱が無くなりません。人間は厄介なもので、哀しいものです。テニスのTwitter仲間が jimi Hendrix の "When the power of love overcomes the love of power The world will know peace " をアップしていました。シアトルに行った時に見たジミヘンの像を思いだしました。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.03.06
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プロのつぶやき1148「牡蠣の春巻きに驚いた」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。2月が終わります・・・朝は冷え込んでますが、昼間はだいぶ暖かくなってきました、何より朝も夕方も日が延びて明るいのがいいですね。オミクロンに戦争と辛いことが重なっています・・・こういう時は子供の時に祖母から聞いた戦中戦後の生活が浮かんできます。いつの時代も病気や騒乱が人々を苦しめてきました、かなしいものです。それでも庶民は毎日暮らしていくしかありませんね、くれぐれもご自愛ください。おかげさまで・・・試飲で淹れている「花かすみ」が好評です。「花かすみ」は今までにないイメージでブレンドしましたが・・・「グアテマラ・アゾテァ」「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」という、さかもとこーひーではお馴染みの豆ばかりです。それでも、イメージ次第で新しいブレンド・・・しかも今までとは違ったタイプ魅力のブレンドができました・・・まだまだ新しい味わい・魅力の可能性がありそうです。「花かすみ」「桜ぼんぼりカフェ」「ミモザカフェ」と春をお届けしています。そんなこんなで・・・先週友人が予約してくれた街中華に行ってきました。店構えも値段も街中華そのものなんですが・・・人気や美味しさは他に無い魅力のお店です。とりあえず目に付くものから注文して・・・焼き餃子、水餃子ときてその繊細さと圧倒的な美味しさにこれはなんだ、只者では無いと身構えました。そこへやってきたのが「牡蠣の春巻き」・・・火傷しないように慎重に口に運んでひと口・・・噛んだ瞬間にさくっときた快感、春巻きの皮が繊細なパイやクロワッサンのように、しかし、薄すぎてテーブル汚すほどではないし・・・よくある春巻きのように皮の内側がしっかりとしている訳ではなくて・・・ほろっとはらりとパリパリの中間かな。そこから春巻きの餡の味でひと息ついて・・・牡蠣が出てくると、カキフライでも、天ぷらでも、ムニエルでも、鍋でも、生牡蠣でもない・・・牡蠣の味わいでいっぱいになって驚いたのでした。ひと口目のさくっとした感触の快感から、余韻の牡蠣の芳醇さと、次のひと口を誘うほろっはらっとし皮の触感・・・流れもいいです。春巻きの皮や餡や牡蠣の香りと味わいの魅力が幸せにしてくれました。若い頃に先輩の家にお邪魔した時、奥さんの手作りの春巻きが出てきてとっても美味しくて・・・春巻きって家で手作りで知るんだと思ったのを今でも覚えています。それから家でもお店でも春巻きよく食べて、どれも美味しいのですが、作る人の感性、イメージ次第でこうなるのかと、改めて感性と技術の大切さを感じたのでした。だからと言って、オーソドックスな春巻きを上手に使ったものも美味しいし好きですけれども・・・このようにハッとするような美味しさに出会うと感性が刺激されます。まぁ、技術がないとできないこともありますが、使っている技術はそれほど高度でなくても、イメージや感性がないとできない美味しさもあります。それからはディープでオリジナリティあふれる料理が次々にやってきて、ひさしぶりに腹ぱんぱんになって帰りました。新しい体験をすることで感性が磨かれると言い訳しながら・・・しばらくは少食にしてます。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.02.27
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【ミモザカフェ】こちらは、17年目のベラ・ノッテ系深煎りブレンドの「ミモザカフェ」です・・・爽やかでキレの良い「タンザニア・ムベヤ」を使って・・・春らしい円やかで爽やかなキレの良い深煎りブレンドになっています。常連さんに頂いて、本店の前に植えた、ミモザが3年前の台風の暴風で折れて倒れてしまいましたが、店内のウエルカムフラワーのミモザがかわいいです。僕の好きな花は、桜にミモザ、杏の花も好きです、基本的に木に咲いている花に惹かれます。ミモザカフェは明るく爽やかないい感じの苦味系をイメージしています…優しい円やかなコクと口当たり…キレの良い爽やかさ明るい素直な親しみやすい感じです。春のいい感じの苦味系の爽やかな甘さ、円やかな優しいコクが印象的な魅力になっていると思います。「桜ぼんぼりカフェ」と並んで春を告げる深煎り系「ミモザカフェ」がすっかりお馴染みの人気ブレンドになりました。使ったこーひーは「深煎りエルサルバドル」に「深煎りグアテマラ」と「タンザニア・ムベヤ」で…さかもとこーひーらしいベラ・ノッテ系のブレンドです。生クリームのケーキやプリン、チーズケーキ、チョコレートやクッキーにマカロン。ナッツやチョコレートのアイスクリームにもドンピシャですね。お楽しみください。
2022.02.25
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【桜ぼんぼりカフェ】もうすっかり、さかもとこーひーの春を告げる季節のこーひーとして人気になっています。2002年にデビューですので、もう20年目になります。2月に入ると「桜ぼんぼりカフェもう発売しましたかー?」とお問い合わせを頂いている春の人気NO1ブレンドです・・・先日もご来店のお客さまから「桜ぼんぼりカフェいるから?」と聞かれて・・・とっても嬉しかったです。毎年「桜ぼんぼりカフェ」のお知らせをすると…「桜ぼんぼりカフェ、もう春ですねー♪」と常連さんから言われたり、メールを頂いたりします。桜餅のように日本の暮らしに春を告げるこーひーを目指したブレンドですが…ホームこーひーとして、こーひーで四季を感じてもらいたいというイメージを常連のみなさんと共有できてきてとってもお気に入りのブレンドです。春らしい…優しく柔らかな口当たりと甘さ…モカ・イルガチェフェ(ハマ)のフローラルな香りと余韻…「花のような爽やかな香り」と「親しみやすい甘さ味わい」が、長かった冬から解放された今の季節にぴったりだと思います。透明感のある春の香りと心地よい豊かな口当たりをイメージしました。使ったこーひーは…「エルサルバドル」…「コロンビア」…「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」とブレンドしました…飲みやすさだけでは無い…円やかで優しく、又味わい深さもイメージしています。桜餅やイチゴのケーキと相性のよい円やかさですね…イチゴのケーキ、シフォンケーキやサブレ、ムース…りんごや洋梨のケーキ…桜餅に草餅…ご機嫌なひとときになると思います。カジュアルなギフトにもピッタリだと思います…お楽しみください。
2022.02.24
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【花かすみ】やさしい味わいで香りがよくて・・・春を感じる・・・やわらかな口当たりやいい香りで、気持ちがゆるむような、リラックスできるような・・・淡い印象を魅力的に!・・・そんな新作ブレンドです。遠くの満開の桜の花が霞がかったように見える・・・淡い桜いろが見えてきて、コロナ禍が長引いて、アフターコロナの春がとっても待ち遠しく感じて・・・そんな心もちからできたブレンドです。使ったこーひーは・・・「グアテマラ・アゾテァ」「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」です。酸味も苦味も抑えて・・・親しみやすくやわらかな口当たり、フローラル&フルーティな味わい、余韻に心地よい甘さ・・・長引く緊張感を和らげるようなイメージです・・・女性の常連さんの感想が楽しみです。12月に京都の老舗和菓子屋鍵善良房「祇園 鍵善 菓子がたり」を読んでいたら・・・ZEN CAFE というカフェの季節のお菓子に「花霞」という淡い桜いろの繊細なきんとんが目に止まりました。あー! いかにも日本的な春のうつくしさだなぁーと惹きつけられて・・・これをブレンドにしようと思いました。桜いろのイメージならパナマを上手に使いたいなぁーと・・・あとはそれに合わせて豆を選びます・・・「グアテマラ・アゾテァ」の強すぎない味わいに、ハニーライクな甘さとフローラル感をベースに使って・・・「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」と「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」でフローラルな魅力と余韻をイメージしました。コロナ禍が過去になって振り返るようになっても、この「花かすみ」を毎年お届けして・・・「あの時は日本中世界中が大変だったと」思えるような平穏な日々になるといいなぁーと思っています。出来上がった「花かすみ」を飲んでいて、自分の感性が少しは熟してきたかなぁ~と・・・60代後半からの仕事が楽しみになってきました。
2022.02.23
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【パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン】ひと口目から、口当たりがやわらかな、華やかでフローラル&ジューシーなパナマの魅力が伝わってきます。ゲイシャで有名な名門パナマ・エスメラルダ農園の・・・こちらもすっかり人気になった「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」を・・・春に向けて・・・柔らかな口当たりと甘さ、フローラルな魅力でお届けします。パナマは運河で有名なように太平洋と大西洋に挟まれて海洋性気候があるので温暖でやさしい柔らかな味わいが特徴ですが・・・コロンビアに接しているように赤道に近くその日差しや気候で華やかな香りも素晴らしいと思っています。柔らかな口当たりとやさしい甘さ・・・フローラル、フルーティ、柑橘系、チェリー系、シルキー、エレガント、アールグレイ・・・「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」でお馴染みのエスメラルダ農園「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」です。まさにエレガント…素晴らしいです。フローラル…フルーティ…スイート…シルキーで滑らか円やかな口当たりで余韻まで華やかさと口当たりの上品さが続きます・・・上品でエレガントな魅力にコンプレックス複雑な魅力が重なって、なんとも言えない圧倒的な魅力に包まれます。とても柔らかな優しい口当たりと上品な甘さ、余韻が素晴らしいですが…そこにオレンジやチェリーピーチのキャラが顔を出すフローラル感が際立っていると思います。冷めてくると紅茶のアールグレイの雰囲気も出て来て味わいを複雑にして長い余韻がより魅力的になると思います。ゆっくりと味わうとスパイシーさが余韻を高め…上質なミルクチョコレートに爽やかなレモンも重なって、柔らかな味わいを押し上げてくれました・・・是非、冷めてからの上質なマウスフィール・口当たりの心地よさや静かに伝わってくるフローラル感フルーツ感スパイシー感を味わってみてください。この「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」特有の魅力を楽しめると思います。ゲイシャ種で有名になったエスメラルダ農園ですが…この「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」もエスメラルダ農園の素晴らしさ…土壌、技術、気候等…が伝わってくるこーひーだと思います。品種はティピカ、ブルボン、カツアイですが…素晴らしいです。勿論ゲイシャ種とは違うこーひーなんですが…やはりグアテマラの「エルインヘルト農園」とパナマの「エスメラルダ農園」は2トップなんだなーと思いました…特にお勧めです。農 園 名:ラ エスメラルダ農園 農 園 主: プライス ピーターソン エ リ ア: ボケテ ハラミージョ地区品 種:ティピカ、ブルボン、カツアイ プロセス:フリーウォッシュド 標 高:1, 400m 認 証:レインフォレスト ダイヤモンド マウンテンは、ラ・エスメラルダ農園で栽培されています。パナマ西部・バルー火山の山裾に広がり、平均標高 1400m、豊かな降雨に恵まれ、農園内にも天然林が保護されているなど、豊かな自然環境に囲まれています。また、農薬を使わず、完熟実だけを手摘みし、収穫後の加工も細心の注意を払って行われているなど、まさに『世界最高のコーヒー』が生産されるにふさわしい環境です。 このエリアの年間降雨量は 4000 ミリと非常に多い反面、乾季は風が非常に強く、自然林が残されていますが、これは防風の役目も果たし、この防風林がなければコーヒー樹は倒れて生育出来ず、ボケテ渓谷を挟んで西側に位置するボルカンシートやアルトキィエルに比べ多降雨の為湿気が高い。気温は 10℃以下にはならず最高は25℃程度。 生産処理工程 6~8 時間発酵後コンクリート・パティオで 5 日間天日乾燥し、水分を 30%に落としてから乾燥機によって乾燥されます。その後、選別機で精製し品質管理室でカッピングテスト後出荷されます。
2022.02.22
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プロのつぶやき1147「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン、花かすみ、桜ぼんぼりカフェ、ミモザカフェ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。今朝は久々の雨の千葉です・・・陽射しも明るくなって、これから三寒四温で春が近づいて来るでしょう。千葉の郊外のさかもとこーひー周辺でもオミクロンの感染の声が聞こえてきています。ピークは越えたようですが、不安な毎日が長引いています。くれぐれもご自愛ください。そんなこんなで・・・明るい日差しの春にぴったりなこーひーでおくつろぎください。名門エスメラルダ農園の「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」・・・新作・やわらかな口当たりとフローラルな香りの「花かすみ」・・・軽やか系春の人気No1「桜ぼんぼりカフェ」・・・春の深煎りブレンド「ミモザカフェ」・・・の4つです、お楽しみください。【パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン】ひと口目から、口当たりがやわらかな、華やかでフローラル&ジューシーなパナマの魅力が伝わってきます。ゲイシャで有名な名門パナマ・エスメラルダ農園の・・・こちらもすっかり人気になった「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」を・・・春に向けて・・・柔らかな口当たりと甘さ、フローラルな魅力でお届けします。パナマは運河で有名なように太平洋と大西洋に挟まれて海洋性気候があるので温暖でやさしい柔らかな味わいが特徴ですが・・・コロンビアに接しているように赤道に近くその日差しや気候で華やかな香りも素晴らしいと思っています。柔らかな口当たりとやさしい甘さ・・・フローラル、フルーティ、柑橘系、チェリー系、シルキー、エレガント、アールグレイ・・・「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」でお馴染みのエスメラルダ農園「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」です。まさにエレガント…素晴らしいです。フローラル…フルーティ…スイート…シルキーで滑らか円やかな口当たりで余韻まで華やかさと口当たりの上品さが続きます・・・上品でエレガントな魅力にコンプレックス複雑な魅力が重なって、なんとも言えない圧倒的な魅力に包まれます。とても柔らかな優しい口当たりと上品な甘さ、余韻が素晴らしいですが…そこにオレンジやチェリーピーチのキャラが顔を出すフローラル感が際立っていると思います。冷めてくると紅茶のアールグレイの雰囲気も出て来て味わいを複雑にして長い余韻がより魅力的になると思います。ゆっくりと味わうとスパイシーさが余韻を高め…上質なミルクチョコレートに爽やかなレモンも重なって、柔らかな味わいを押し上げてくれました・・・是非、冷めてからの上質なマウスフィール・口当たりの心地よさや静かに伝わってくるフローラル感フルーツ感スパイシー感を味わってみてください。この「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」特有の魅力を楽しめると思います。ゲイシャ種で有名になったエスメラルダ農園ですが…この「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」もエスメラルダ農園の素晴らしさ…土壌、技術、気候等…が伝わってくるこーひーだと思います。品種はティピカ、ブルボン、カツアイですが…素晴らしいです。勿論ゲイシャ種とは違うこーひーなんですが…やはりグアテマラの「エルインヘルト農園」とパナマの「エスメラルダ農園」は2トップなんだなーと思いました…特にお勧めです。農 園 名:ラ エスメラルダ農園 農 園 主: プライス ピーターソン エ リ ア: ボケテ ハラミージョ地区品 種:ティピカ、ブルボン、カツアイ プロセス:フリーウォッシュド 標 高:1, 400m 認 証:レインフォレスト ダイヤモンド マウンテンは、ラ・エスメラルダ農園で栽培されています。パナマ西部・バルー火山の山裾に広がり、平均標高 1400m、豊かな降雨に恵まれ、農園内にも天然林が保護されているなど、豊かな自然環境に囲まれています。また、農薬を使わず、完熟実だけを手摘みし、収穫後の加工も細心の注意を払って行われているなど、まさに『世界最高のコーヒー』が生産されるにふさわしい環境です。 このエリアの年間降雨量は 4000 ミリと非常に多い反面、乾季は風が非常に強く、自然林が残されていますが、これは防風の役目も果たし、この防風林がなければコーヒー樹は倒れて生育出来ず、ボケテ渓谷を挟んで西側に位置するボルカンシートやアルトキィエルに比べ多降雨の為湿気が高い。気温は 10℃以下にはならず最高は25℃程度。 生産処理工程 6~8 時間発酵後コンクリート・パティオで 5 日間天日乾燥し、水分を 30%に落としてから乾燥機によって乾燥されます。その後、選別機で精製し品質管理室でカッピングテスト後出荷されます。 1620円/200gパック(税込)【花かすみ】やさしい味わいで香りがよくて・・・春を感じる・・・やわらかな口当たりやいい香りで、気持ちがゆるむような、リラックスできるような・・・淡い印象を魅力的に!・・・そんな新作ブレンドです。遠くの満開の桜の花が霞がかったように見える・・・淡い桜いろが見えてきて、コロナ禍が長引いて、アフターコロナの春がとっても待ち遠しく感じて・・・そんな心もちからできたブレンドです。使ったこーひーは・・・「グアテマラ・アゾテァ」「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」です。酸味も苦味も抑えて・・・親しみやすくやわらかな口当たり、フローラル&フルーティな味わい、余韻に心地よい甘さ・・・長引く緊張感を和らげるようなイメージです・・・女性の常連さんの感想が楽しみです。12月に京都の老舗和菓子屋鍵善良房「祇園 鍵善 菓子がたり」を読んでいたら・・・ZEN CAFE というカフェの季節のお菓子に「花霞」という淡い桜いろの繊細なきんとんが目に止まりました。あー! いかにも日本的な春のうつくしさだなぁーと惹きつけられて・・・これをブレンドにしようと思いました。桜いろのイメージならパナマを上手に使いたいなぁーと・・・あとはそれに合わせて豆を選びます・・・「グアテマラ・アゾテァ」の強すぎない味わいに、ハニーライクな甘さとフローラル感をベースに使って・・・「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」と「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」でフローラルな魅力と余韻をイメージしました。コロナ禍が過去になって振り返るようになっても、この「花かすみ」を毎年お届けして・・・「あの時は日本中世界中が大変だったと」思えるような平穏な日々になるといいなぁーと思っています。出来上がった「花かすみ」を飲んでいて、自分の感性が少しは熟してきたかなぁ~と・・・60代後半からの仕事が楽しみになってきました。1620円/225gパック(税込)【桜ぼんぼりカフェ】もうすっかり、さかもとこーひーの春を告げる季節のこーひーとして人気になっています。2002年にデビューですので、もう20年目になります。2月に入ると「桜ぼんぼりカフェもう発売しましたかー?」とお問い合わせを頂いている春の人気NO1ブレンドです・・・先日もご来店のお客さまから「桜ぼんぼりカフェいるから?」と聞かれて・・・とっても嬉しかったです。毎年「桜ぼんぼりカフェ」のお知らせをすると…「桜ぼんぼりカフェ、もう春ですねー♪」と常連さんから言われたり、メールを頂いたりします。桜餅のように日本の暮らしに春を告げるこーひーを目指したブレンドですが…ホームこーひーとして、こーひーで四季を感じてもらいたいというイメージを常連のみなさんと共有できてきてとってもお気に入りのブレンドです。春らしい…優しく柔らかな口当たりと甘さ…モカ・イルガチェフェ(ハマ)のフローラルな香りと余韻…「花のような爽やかな香り」と「親しみやすい甘さ味わい」が、長かった冬から解放された今の季節にぴったりだと思います。透明感のある春の香りと心地よい豊かな口当たりをイメージしました。使ったこーひーは…「エルサルバドル」…「コロンビア」…「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」とブレンドしました…飲みやすさだけでは無い…円やかで優しく、又味わい深さもイメージしています。桜餅やイチゴのケーキと相性のよい円やかさですね…イチゴのケーキ、シフォンケーキやサブレ、ムース…りんごや洋梨のケーキ…桜餅に草餅…ご機嫌なひとときになると思います。カジュアルなギフトにもピッタリだと思います…お楽しみください。1080円/225gパック(税込)【ミモザカフェ】こちらは、17年目のベラ・ノッテ系深煎りブレンドの「ミモザカフェ」です・・・爽やかでキレの良い「タンザニア・ムベヤ」を使って・・・春らしい円やかで爽やかなキレの良い深煎りブレンドになっています。常連さんに頂いて、本店の前に植えた、ミモザが3年前の台風の暴風で折れて倒れてしまいましたが、店内のウエルカムフラワーのミモザがかわいいです。僕の好きな花は、桜にミモザ、杏の花も好きです、基本的に木に咲いている花に惹かれます。ミモザカフェは明るく爽やかないい感じの苦味系をイメージしています…優しい円やかなコクと口当たり…キレの良い爽やかさ明るい素直な親しみやすい感じです。春のいい感じの苦味系の爽やかな甘さ、円やかな優しいコクが印象的な魅力になっていると思います。「桜ぼんぼりカフェ」と並んで春を告げる深煎り系「ミモザカフェ」がすっかりお馴染みの人気ブレンドになりました。使ったこーひーは「深煎りエルサルバドル」に「深煎りグアテマラ」と「タンザニア・ムベヤ」で…さかもとこーひーらしいベラ・ノッテ系のブレンドです。生クリームのケーキやプリン、チーズケーキ、チョコレートやクッキーにマカロン。ナッツやチョコレートのアイスクリームにもドンピシャですね。お楽しみください。1080円/225gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.02.20
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プロのつぶやき1146「世界ランキング100位、30位、10位に入れる違い」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。今朝も冷え込んでいますが・・・先日、また雪でびっくりしました・・・予報では千葉だけ雨でしたが、朝TV観ると都内より我が家の方が積もってる、凍結が怖いので自宅で仕事してからゆっくりと出勤しました。前回の雪かきは軽くて、サクッとすくえましたが・・・今回は湿ってずっしり重くて重くて、腰にきました。そんなこんなで、春が恋しいなか・・・Facebook見てたら、テニス雑誌スマッシュの伊達さんのコラムで・・・「100位、30位、10位に入れる選手の違いは?」というテーマがありました。個人競技で階級制でないテニスの世界ランキング100位といったら、間違いなく天才だと思っています。テニスやボクシングの個人競技が好きなんですが・・・心技体頭の勝負だなぁーといつも感じています。テニスはオフシーズン短いし、世界中をツアーで周りながら試合するし、試合中誰にもアドバイスもらえないで孤独ですし、2時間3時間と戦い続けます、ほんとタフな競技です。「テニスで100位以内と言えば、世界で戦う選手の一員として認められるランキングです。グランドスラム本戦に入れるかどうかのラインなので、ここには天と地ほどの差があります。」・・・と、伊達さんが仰るように100位のラインは天と地ほどの差があるのでしょう。ボクシングなら17階級ですので・・・各階級10人だと170人・・・100位だと各階級のざっくりと5位以内の感じですか・・・テニスの100位以内はボクシングで世界挑戦できるようなポジションって感じでしょうか、まさにトップ選手でしょう。まぁ、グランドスラム本戦に入れるので当然トップですね。「100位に入れる人と入れない人の違いは、「勝負に対する執着心」だと思います。どんなに泥臭くても、どんな方法でも試合に勝とうとすること。」・・・執着心ですかー、紙一重なんでしょうねー。「例えば、空港に着いて迎えが来てくれるのか、大会と会場移動は車なのかバスなのか。上のレベルの待遇を見るチャンスがない人は、未来を描きづらく下部ツアーに留まりがちです。しかし、1度上の世界を見た人は、もう下部ツアーには戻りたくないと言います。」・・・なるほどなぁー。「目の前の試合をこなしているだけだと、目の前の結果にしか執着心は生まれません。先の世界を思い描いて、がむしゃらにそこに到達することです。」執着心と言っても、目の前の結果・今日の試合の結果への執着心と・・・もっとロングスパンでの執着心、まぁ目標設定と達成への執着心なんでしょうか。「30位以内になるとシードが付きます。テニス界は強い者が優遇されるのが当たり前なので、待遇は良くなります。30位に入る選手と入れない選手の違いは、「意識の高さ」でしょう。」日本の男子テニス選手だと以前だと松岡修造さんが46位・・・最近だと杉田選手は36位まで上がりました。西岡選手は48位、ダニエル太郎選手は64位・・・この二人はまだ若いのでこれからが楽しみですが・・・30位以内には4位やトップ10以内だった錦織選手で抜きん出てます・・・外国選手と比べたら身体的に小さいのに・・・30位以内は別世界なんでしょうねー。日本の男子選手で次に30位以内に入ってくるのは誰でしょう、楽しみです。「例えば食事。気にせず食べたい物を食べるのか、必要な物を食べるのか。練習の仕方、トレーニングの取り組み方、ストリングの張り替え方など、30位に入れる選手は全てにおいて意識が高いですね。」食事、練習、トレーニング、道具・・・全てにおいて意識が高いと仰っていますが・・・プロのトップ選手なら当然だと思いますが・・・そこからさらに差があるんでしょう、多分少しの差なんでしょうが、その徹底ぶりとか、そこまでやるかという差なんでしょうか。「最後にトップ10に入れる人。違いは「究極の負けず嫌い」でしょう。私はじゃんけんでもトランプでも負けたくありません。トップ10選手は負けず嫌いの集合で、私レベルの負けず嫌いでは、トップ10の中でも赤ちゃん並みです(笑)」伊達さんの仰る意識の高さや究極の負けず嫌い・・・想像を超えています。錦織選手の活躍は・・・身長やパワーのフィジカル的なハンデを補うスキルの高さ、スピード、テニスIQ創造性や意識の高さに究極の負けず嫌いがあってこそでしょう。さかもとこーひーの場合だと・・・コーヒーや美味しさについての面と、経営的な面とありますね。坂本自身も息子二人も商売的にもっと大きくとか儲けたいとかいった執着心に欠けてるを感じますが、性格的なものなので仕方ないですね。ただ、店潰すとお先真っ暗ですから・・・拡大しなくても、一生継続して行けるような商いということには相当執着心が強くてやってきました。まぁ、組織では通用しない性格だということを10代で自覚しましたので(笑)逃げ道ないですから。若い同業者を見ていると、のんびりというか甘いというか・・・そんなんでは店続けられなくなると心配するお店が多いです、基本の営業時間すら守れない店多いですし、欠品も目立ちます。コーヒーとかカフェとかはなんか気楽なイメージがありますが・・・それを一生の仕事にするには相当な執着心が必要でしょう、まぁどんな仕事でも同じです。飲食店が廃業率高いのは構造的な問題と店主の意識の問題があるんでしょう。クオリティや美味しさについても同じで・・・コーヒーだけでなくて、色々な飲食への興味や体験、知識に対する執着心や意識の違いも気になりますね。コーヒー大好きになって相談にくる人でも・・・一般の美味しいもの好きなお客さんレベル(多分その人の周りの人からグルメとかこだわりとか言われているんでしょう)がほとんどです。でも、お金払う側ならいいのですが、もらう側となったらそうはいかないんです。移動や情報が発達して、昔よりも経験値や知識が豊かなお客さんがいっぱいいますから、謙虚に精進するしかありません。現実に僕と同世代や先輩で同じ頃に自家焙煎で独立した人は30年経ってほとんど残っていません。年齢的なものもありますが・・・。伊達さんの仰る「執着心、意識、負けず嫌い」はプロとしての色々な場面で通じるのかなぁーと思いますね。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.02.13
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プロのつぶやき1145「町の老舗の魅力」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。節分・立春が過ぎて、朝6時すぎの出勤時明るくなってきましたが、今朝はマイナス2.5℃で寒かったです。節分なので、知り合いのお寿司屋さんで恵方巻きをテイアウトしました。いつもの太巻きに、今年は海鮮太巻きもいただきました。色々と具だくさんの海鮮太巻きは初めてで・・・あんまり美味しくてびっくり、まぁネタが良いので当たり前なんですけどね。シャリ、海苔とのバランス良いし・・・食べやすく切ってくれていたので助かりました。まぁ、丸かじりしないし、方角も気にしてないし(笑)・・・太巻きもいつものように干瓢や卵焼きで好物です・・・食べ過ぎました。海苔と言えば・・・先日、週一で通うお気に入りのお蕎麦屋さんで40数年ぶりにざる蕎麦を食べました。20代で手打ち蕎麦の名店を回るようになってからは、ざる蕎麦のように海苔ののった蕎麦は頼まないで、せいろやもり蕎麦ばかり食べていました。しかし、気合の入った手打ち蕎麦屋さんは、せっかく行ってもお昼なのにもう蕎麦が売り切れたとか、予約で入れないとか・・・それに値段も高めだし、量は少なめだし・・・普段使いにはちょっと不便なんですね。やっぱり蕎麦は気軽にふらっと寄れるのが嬉しいです。そんな時に、老舗のお蕎麦屋さんを知って・・・機械打ちでもいい蕎麦粉使っていて、美味しいし、つゆは勿論バランスいいし、量はたっぷり、値段も手頃で・・・ほんと使い勝手がいいんです・・・そしてとっても繁盛しています。11時開店で11時10分には席が埋まり始めて・・・気がつくと行列・・・厨房もホールも少ない人数でテキパキとこなしていく様は流石の年季を感じて気持ちの良いものです。手打ち蕎麦だと冷たい蕎麦ばかりでしたが・・・最近温かい種ものも美味しくて・・・さらに天丼やカツ丼、カレー丼の楽しみもあってご機嫌なんです。お蕎麦屋さんでは卵とじが作れたら調理担当は一人前と言われるそうですが・・・卵とじ蕎麦にお餅をトッピングしたとき、いいお餅で焼きもきれいで・・・添えられた海苔がいい海苔で美味しかったので、これならざる蕎麦も美味しそうと思ったのです。僕の祖母や母は戦後海苔やっていて・・・冬の寒い中舟出して摘んで、夜は家族総出で洗って、包丁で叩いて、型で成形して、天日干しした話を聞いてました。なので、海苔は台所の大きな缶にいつも入っていて・・・ご飯のときは勿論、学校から帰っておばあちゃん家に行くと、海苔炙って、鰹節かいて醤油まぶして、海苔巻きをおやつに作ってくれたもので、ソウルフードとも言えるものでした。(蒲田出身の鈴木雅之マーチンもおじいちゃんが海苔やってて、子供の頃海苔巻き食べていて、ソウルフードだと言ってました、1歳下です、昭和30年代の東京湾の風景ですね。)で、ざる蕎麦食べたら・・・海苔の風味と蕎麦とつゆのバランスが良くって、満足満足でした。Tweetしたら、そのお店が船橋の老舗海苔問屋の海苔使っていると教えてくれました。船橋から千葉木更津は海苔の本場でしたからね。そういったわが町の老舗の魅力をしみじみといいなぁーと感じています。紅茶の店テ・カーマリーやってた頃は常連さんが老舗のおでん屋さんの息子で、仕事帰りにぶらっと寄っておでんつまみにして一杯やったものです。大根やつみれは勿論、三つ葉や豆腐、牡蠣とか通ぶってました。たまにお土産にしてもらったので・・・我が家のおでんはそのおでんやさんの味がベースになってます。さかもとこーひーで販売しているお茶は、おばあちゃんの頃から贔屓にしているお茶屋さんで今3代目ですね。知り合いの和菓子屋のご主人は彼が専門学校に通っている頃から知ってますが、今50代、3代目です。伝統的な業種のお店は、歴史があって、3世代4世代の常連さんがいて、いいもんです。さかもとこーひーだと2世代の常連さんはいらっしゃいますが、3世代の常連さんはまだ先でしょう、あと10年20年かかるでしょう。それでも、開店して毎日配達していた時に幼稚園生で玄関開けると奥から走ってきていた子が就職して、結婚して、お子さんいるようになりました。コーヒーや紅茶は高度成長期から普及してきましたし、輸入文化なので、まだまだ若い業種ですね。スペシャルティコーヒーは出会って20年少しですからさらに若いです。常連さんとのキャッチボールを繰り返しながら町のお店として成熟していきたいものです。若い頃はとんがったお店ばかり気になっていましたが・・・2年に及んでいるコロナ禍もあってか、身近な町の老舗の魅力を心地よく感じています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.02.06
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プロのつぶやき1144「グローリア2022とボンボンショコラを楽しむ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。2022年1月が過ぎていきます・・・出勤する朝6時頃は冷え込んでいますが、昼間はダウン無しでもOK、朝晩少しづつ日が伸びてきてます。コロナのオミクロンは急拡大して、店の近所でも感染や濃厚接触を聞くようになりました。ピークがきて急速に収束するのを期待してます、みなさんくれぐれもご自愛ください。私坂本は仕事が終わると即帰宅してテニスの全豪とカムカムエブリバディ観てます、その全豪テニスも今晩が男子決勝・・・昨日は女子シングルスと男子ダブルスの決勝で共に地元オーストラリア人チャンピョン誕生で盛り上がってました。錦織選手は股関節の内視鏡手術をして6ヶ月後の復帰を目指しているそうです。術後はリハビリの様子をSNSでアップして・・・「またトップに戻って来れるので気長に待っていてください」とメッセージしてました。強い意志を圭らしい言葉で言っていて安心しました。そんなこんなで・・・なぜか「グローリア2022」が人気になって毎日よく売れています。まぁ、試飲で飲まれて買われる方も多いのですが、通販でも同じように人気なんです。そこで市原市のフランス菓子エリソンさんまでひとっ走りしてボンボンショコラを色々と買ってきて「グローリア2022」と「陽だまり」とペアリングしてみました、勿論、スタッフの分もね。まぁ、さかもとこーひーは基本チョコレートに全て合うのですが・・・バレンタインの季節は少し贅沢なチョコがたくさん出回りますので・・・フルーツやナッツにスパイスを使ったようなボンボンショコラにうっとりするような相性の良さをイメージしたブレンドなんです。「グローリア2022」使ったのは・・・バークレーロースト、深煎りモカ・シダモ、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン、ブラジル・パッセイオの4種類・・・確かに自分でもなかなかお気に入りのブレンドなんです。バークレーローストのダークさをベースにして・・・深煎りモカ・シダモ、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン、ブラジル・パッセイオという・・・エチオピア、グアテマラ、ブラジルという個性の違うトップクオリティの豆をバランスよく組み合わせたブレンドです。生チョコのようなシンプルの美味しさには、バークレーローストや深煎りモカ・シダモがチョコの魅力をより引き上げるように・・・フルーツやナッツが印象的なボンボンチョコラにもぴったり合うようにと4種類の個性の違う豆をブレンドしています。「陽だまり」は・・・深コロンビア、深ブラジル、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボンといかにもチョコレートに合いそうなブレンドです。「深煎りのまろやかなコクとコーヒー感・・・きれいな味わいと余韻のキレの良さ・・・真冬向けこーひー15年目の「陽だまり」です。使った豆は…「深煎りコロンビア」に「深煎りブラジル」と「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」です。深煎りの円やかで味わい深いコク…そこに「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の華やかで上品なキャラがブレンドされて…余韻の魅力を引き立てていると思います。」・・・といった感じです。ペアリングしたチョコは4種類・・・ユズ、プラリネペカン&トンカ、パッション、フランボワーズカシスと個性の違うものです。-ユズ・・・なめらかなミルクチョコの余韻に柚子の香りなんですが、グローリア2022がぴったり合って・・・柚子の風味をより際立たせた余韻が印象的です。そしてチョコのキレの良さが次のひと口を誘います。-プラリネペカン&トンカ・・・ピーカンナッツのプラリネとトンカの2種類のガナッシュの組み合わせで、こういうの大好きです。プラリネとトンカの豊かな味わいをグローリア2022が高級なガナッシュをより引き立てています。陽だまりだとガナッシュが心地よく馴染みます。-パッション・・・パッションフルーツの豊かな酸味と香りが魅力的で・・・グローリア2022はドンピシャ、待ってましたという感じですね。パッションフルーツとチョコの相性をさらに印象的にして、チョコだけでは味わえない美味しさに一体化しています。陽だまりも相乗効果でチョコもこーひーもより魅力的になりますね。-フランボワーズカシス・・・フランボワーズとカシスのパートドフリュイとガナッシュの2層という、3つの個性の組み合わせです。グローリア2022だとグーっと引き立ちますね。3つの個性をきれいにバランスとって一つの美味しさにまとめるって感じです。陽だまりもきれ良さが3つの個性を次へと誘います。「グローリア2022」はどのチョコにも香りよくキレ良く合いますね・・・特に個性的なチョコにも自然な感じで一体化します。「陽だまり」は酸味の効いたチョコにも相性良くて、こーひーもチョコも魅力的に仕上げます。チョコレートだけとか、こーひーだけとかでは味わえない、チョコとこーひーの美味しさというよりも快感に包まれますね。官能というか、至福のひとときでしょう。暖かい部屋でゆっくりと楽しみたいです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.01.30
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プロのつぶやき1143「こーひーバッグ9種類」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。コロナのオミクロンが急激に広まっているし・・・先日は温暖な千葉でもマイナス4℃に冷え込んで・・・自宅でひきこもる日々です、くれぐれもご自愛ください。「浅草キッド」がやたら評判いいので、Netflix 入りました・・・そこへテニスの全豪が始まって、ダニエル太郎が大活躍、元1位のマレーにも勝ちきりました。Youtubeではボクシングと柔術を追いかけているし・・・昔の映画探して観たり、積み重なっている本も読まないと・・・引きこもっても時間が足りません(笑)そんなこんなで・・・熱湯に漬けるだけのティーバッグスタイルの「コーヒーバッグ」のリピーターさんが年々増えてきて品揃えも増えてきました。始まりは、ドリップバッグでした・・・世間のドリップバッグの印象でさかもとこーひーとしては無視していましたが・・・知っているお店のドリップバッグをもらって淹れたら、そのお店の味がきちんと出ていました。これなら自分の豆使ったらさかもとこーひーの味になる!・・・それでドリップバッグを作りました。しかし、出張などで自分で使ってみると上手く淹れられない時がありました・・・そこへディップスタイルのお湯に浸けるコーヒーバッグに出会って、即採用したのが2017年でした、もう5年になります。最初は簡易で便利にいつものさかもとこーひーの味わいとクオリティを楽しんでいただけるようにと2種類からスタートしました。そして、リピートの方が増えるに従って色々なお好みにお応えできるように増やしてきました。最近は、いつものこーひーに「コーヒーバッグ」を足して買われる方・・・「コーヒーバッグ」だけいつもリピートの方・・・ギフトに使われる方・・・みなさんそれぞれの暮らしの中でのご利用の仕方を感じていて・・・もうドリップやプレスと「コーヒーバッグ」は同じように楽しめないといけないと思うようになリました。そこで、人気のシングルオリジン「タンザニア・ムベヤ」と「マンデリン・タノバタック」のコーヒーバッグを加えました。出来上がってさっそく「タンザニア・ムベヤ」と「マンデリン・タノバタック」をマグカップで淹れて飲みました。予想以上にそれぞれの魅力が素直に伝わってきて、その上にまろやかな飲みやすさがあって、少し驚きました。「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」のコーヒーバッグもそうですが・・・シングルオリジンはコーヒーバッグに向いているようです、嬉しかったです。さかもとこーひーの「コーヒーバッグ」には・・・(12gの細挽きの粉)が入っていて(個包装・窒素充填パック)です。簡易で便利ですが・・・カフェプレスで淹れるのと同じ条件ですので、香りや味わいは簡易ではありません。(他店のーヒーバッグやドリップパックは8~10gで、粗挽きが多いようです。量が少なく、粗挽きですと濃く出ません。そして個包装窒素充填ですので袋を開けた時の香りが良いです。)大きめのマグカップに1個・・・沸騰しているお湯、95℃以上の熱湯を一気に注いで4分以上で出来上がりです、これが一応の基準です。ポイントは・・・「沸騰しているお湯、95℃以上の熱湯を一気に注ぐ」ことです、さかもとこーひー淹れるコツと一緒です。浸ける時間は「4分以上」です。常連さんに聞くと・・・コーヒーバッグ1個で二人分淹れるという方、3杯は大丈夫という方もいらっしゃいます、当然薄くなっていきますが、お好みですね。その際はコーヒーバッグを2回3回と使うよりも・・・グラスサーバー等で1回で2杯3杯分と淹れた方が安定した味わいになると思います。(300ccとか500ccのサーモマグで薄めに淹れて、仕事しながらゆっくりと飲まれている方もいます。)手間もかからず、コスパもいいと・・・細挽き、12g使ってる効果ですね。(たっぷり12g入って、細挽きで成分がよく出ます。)これで、お好みの味わいを、手軽に、コスパよく、こーひーのある暮らしを楽しんでもらえると思います。勿論お徳な「オフィスパック」がよく出ています、皆さん上手に利用されています。ご自宅で、オフィスで、アウトドアで、出張で、気軽なギフトで・・・お楽しみください。・ベーシックなブレンド・・・「カフェデイジー(軽め)」「カフェボッサ(中)」「カフェフィガロ(やや濃いめ)」「特上フレンチ&特上アイス(苦め)」・・・濃さが順番になっています。・カフェインレス・・・「デカフェ・エクストラブレンド」「デカフェ・マンデリン」・シングルオリジン・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「タンザニア・ムベヤ」「マンデリン・タノバタック」ブレンド4種類、シングルオリジン3種類、デカフェ2種類・・・9種類のコーヒーバッグです。・コーヒーバッグの淹れ方 *ティーバッグのような形になっています。 お好みのカップにコーヒーバッグをひとつ入れて 95℃以上の熱湯を注ぎ、4分以上置いて コーヒーバッグを引き上げて出来上がりです。 マグカップ(200cc位)に1個が目安です。 コーヒーカップ(150cc位)だとしっかり濃い目。 タンブラー(300cc位)で軽やかな味わいです。 一度にたくさん淹れたい時は 大きめのサーバーやポットで淹れて かき混ぜてからカップに注ぎ分けると便利です。・コーヒーバッグでアイスこーひー 水出しアイスこーひー 「特上フレンチ&特上アイスコーヒー」がオススメです。 (軽やかで優しい味わいになります) コーヒーバッグ1個に対し水500ccを目安に 冷水ポットやタンブラーに入れて 冷蔵庫で1晩で出来上がりです。(注ぐ前にかき混ぜて下さい) オン・ザ・ロック (こーひー毎の特徴がしっかり出ます) コーヒーバッグ1個を150cc位のお湯で濃い目に出し 氷をたっぷり入れたグラスに一気に注ぎ、かき混ぜて急冷します。 氷が溶けるとちょうど良い量になって出来上がりです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.01.23
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【ハートバレンタイン・カフェ】苦くなくて、軽めでまろやか爽やかな味わい・・・冷めるとよりまろやかな魅力が感じやすいです、勿論酸味は隠れて感じにくいので酸っぱさはありません。クリーンで爽やかな口当たり・・・甘さとミルクチョコレートな感じが追いかけて・・・まろやかな口当たりとオレンジのような甘さが余韻となって続きます。さかもとこーひーとチョコレートの相性の良さは年期が入っています、元々お菓子好きチョコレート好きですから…さかもとこーひー開店以来28年間こーひーとチョコレートのご機嫌な相性の魅力を追いかけています。チョコレートに合わせたコーヒーと言うと深煎りが多いですが…この「ハートバレンタインカフェ」は中煎りの優しい味わいです。深煎りがお好みに出ない方にチョコレートと一緒でも…こーひーだけでもぴったりだと思います。円やか爽やか系で、とってもきれいで上品な味わいに…柔らかな口当たりと甘さが心地よいものとなっています。そして…チョコレートをひと口、そしてハートバレンタインカフェをひと口…チョコレートがグッと魅力的に、そして後味がきれいに、次のひと口へと進みます。少し高級なチョコレートにもピッタリ合うように…華やかさ、円やかさに…柔らかなコクをイメージしてブレンドしました…そして、上品な甘い余韻。使った豆は…「エルサルバドル」…「ブラジルクラシクス」…「タンザニア・ムベヤ」です。「ハートバレンタイン・カフェ」の魅力を、寒さ厳しいこの季節に、お気に入りのチョコレートと一緒にお楽しみください。高級なチョコレート、滑らかな口溶けの心地よいチョコレートとスッと寄り添ってしまう相性の良さ、口の中で一緒になった時の心地よさ、柔らかく長く続く余韻がご機嫌だと思います。
2022.01.21
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【陽だまり】深煎りのまろやかなコクとコーヒー感・・・きれいな味わいと余韻のキレの良さ・・・真冬向けこーひー15年目の「陽だまり」です。風の無いよく晴れた冬の日、窓辺でお気に入りのチョコレートと一緒に和む…そんなあったか~い美味しさをイメージしました。真冬の寒さに縮こまった気持ちや身体がふっと緩む心地よさを感じるようなブレンドを作りたいと思っています。さかもとこーひーの季節の人気深煎りブレンド「ベラノッテ」の真冬バージョンになります・・・ベラノッテは後味のキレ良くクリーンな味わいが魅力ですが・・・陽だまりはそこに円やかさとコクが加わっています。使った豆は…「深煎りコロンビア」に「深煎りブラジル」と「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」です。深煎りの円やかで味わい深いコク…そこに「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の華やかで上品なキャラがブレンドされて…余韻の魅力を引き立てていると思います。深煎りの円やかさ滑らかさ甘さ長い余韻の心地よい魅力…お気に入りのチョコレートをひと口…「陽だまり」をひと口…チョコレート…「陽だまり」…ご機嫌です。
2022.01.20
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【グアテマラ・アゾテァ】ハニーライク、フローラル、スイート・・・グアテマラのメインの産地アンティグアの魅力が素直に味わえます。クリーンでスムースで親しみやすくなめらかな味わい、余韻の心地よい香りと甘さを引き立てるグアテマラらしいハニーライクさはグアテマラのトップクオリティによる魅力でしょう。グアテマラ・エルインヘルト農園は・・・グアテマラのメキシコ国境に近いウエウエテナンゴ地域のものですが・・・今回の「グアテマラ・アゾテァ」は・・・グアテマラ のメインの産地アンティグア地域のグアテマラらしいグアテマラです。クリーンでスムースで・・・優しい味わい・・・華やかさと甘さ・・・グアテマラらしいフローラル感と甘さが一体となったハニーライクさ・・・冷めるとミルクチョコレートから・・・オレンジやチェリーの印象も感じられます。冷めてからの余韻のオレンジのキャラが際立ちますね・・・親しみやすくて、コーヒーのとびっきりの魅力を味わえると思います、「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」との違いも楽しいです。品 種: ブルボン、カツーラ、ティピカ 栽培地: グアテマラ アンティグア地域 (中心部よりやや北部) 標 高: 1,550m 年平均気温20℃、相対湿度65% 土壌: 火山灰質 農園規模: 21ha、年間生産量 約3,000袋 収穫時期: 1月から2月 生産処理: 水洗方式(FW)、天日乾燥 古都アンティグア周辺にそびえ立つ3つの火山(アグア、フエゴ、アカテナンゴ)は、アンティグアの伝統とそ の美しい景観を引き立たせています。 アンティグアはアナカフェが認定する8つの地域の中で、最も有名な産 地の一つです。18世紀にキューバの宣教師によってコーヒーがグアテマラにもたらされましたが、アンティグア としてのコーヒーは1939年に認定されました。 2000 年には34の農園主が集まり、アンティグアコーヒー生産者協会が設立され、アンティグアの原産地統 制呼称(アペラシオン)を守り、アンティグアコーヒーを価値あるものとなるよう活動を行ってきました。またアナ カフェが支援する GPS を使用したアンティグア・パイロットプロジェクトでは、各農園の地理的情報、土壌、気候 条件、その他生産者情報がデータベース化され、ワインのような価値ある方向に向かう、今日のスペシャルティ コーヒーにおけるアペラシオンのお手本になっています。 アンティグアのコーヒーは、古くはドイツ等欧州の高級コーヒーとして使用されてきましたが、その後米国スペ シャルティコーヒー産業の発展により、消費地が米国にシフトしていきました。実際、その確りとした風味とコク は、深煎りにも負けない、現在では世界の産地でも数少ない貴重なコーヒーです。 アゾテア農園は1883年にマルセロ・オリベ氏により、コーヒー農園として生まれ変わりましたが、以前は染料 用の植物を栽培しておりました。1908年には農園の拡張、本格的な水洗工場が出来ました。現在のオーナー はチェコスロバキア系のグアテマラ人です。軽い火山灰質の土壌、平地に並ぶ、コーヒーの木々とシェードツリ ー、好天と山をバックにした乾燥場、農園は典型的なアンティグアの風景です。赤い実の収穫、48時間の醗酵 処理、水洗、乾燥場での天日乾燥によってコーヒーは出来上がります。 同農園には農園の歴史を伝える古い機器類(水洗設備等)そしてコーヒーの収穫や生産処理を知ることので きる美術館も併設されております。 アゾテアの確りとした風味、コクをお楽しみください。
2022.01.19
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