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【グローリア2022】冷え込む日々にお気に入りのチョコレートと一緒にくつろぐ・・・真冬のご褒美です。バークレーローストの深煎りの味わいをベースにして、深煎りモカ・シダモのダークチョコやベリーのキャラが魅力的です。オミクロン株が急増して、緊張や不安の多い毎日が続く冬に、バレンタインで好きなチョコをストックして、この「グローリア2022」と一緒に和んで笑顔になっていただきたいなぁーという深煎りブレンドです。「バークレーロースト」「深煎りモカ・シダモ」と深煎りでご好評いただいていますが・・・この2つを発売したときからこのブレンドをイメージしていました。深煎りモカ・シダモとバークレーローストを使ってバレンタイン用に・・・深煎りの円やかでダークな味わい、口当たりの心地よさ、ダークチョコやベリーの魅力、柔らかな甘さの余韻・・・そんなイメージです。使ったのは・・・バークレーロースト、深煎りモカ・シダモ、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン、ブラジル・パッセイオの4種類。ダークチョコやベリーの個性・・・円やかさと深煎り感は即出来上がりましたが・・・仕上げのポイントとなったのはブラジル・パッセイオで、口当たりの心地よさや柔らかな甘さの余韻にいい仕事をしてくれました。コロナ禍の冬ですので、疲れない優しい味わいも欲しかったのです、和みます。勿論、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボンがあじわい深さや長く続く余韻に良い仕事をして特別なブレンドになっています。「グローリア」はキャデラックスという大好きなドゥワップグループの有名曲で・・・♪グローリア マリーじゃなくて、グローリアなんだ シェリーじゃなくて、グローリアなんだ♪・・・というあまりにもシンプルで素敵な、切なく美しいラブソングです。まぁ、そんな切なさは映画や小説のなかだけになってしまいました(笑)
2022.01.18
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プロのつぶやき1142「グローリア2022、グアテマラ・アゾテァ、陽だまり、ハートバレンタイン・カフェ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。オミクロン株が急拡大しています・・・くれぐれもご自愛ください。今日1/16(日)の夜は国立演芸場の談笑一門会チケットを取ってありましたが、慎重を期して見送ることにしました。千葉の住宅地にいればリスクが小さいですが、都内に出るのは怖さがあります。重症が少ないと言っても66歳になっていますので慎重にします。そんなこんなで・・・季節は進んで真冬のチョコレート三昧がやってきます。4時過ぎには帰宅しているのですが・・・まずストレッチして、ダンベル振り回して・・・チョコを一つとか最中を一つおやつにしながら、仕事を少しして、夕食までCDかけながら本読んだりYoutube観たりしています。真冬にお気に入りのチョコにぴったりなこーひーでおくつろぎください。深煎りモカ・シダモを使ったチョコ&ベリーな魅力の「グローリア2022」・・・グアテマラの魅力が素晴らしい「グアテマラ・アゾテァ」・・・真冬向けまろやかな深煎り「陽だまり」・・・やさしい味わいと香りの「ハートバレンタインカフェ」・・・の4つです、お楽しみください。【グローリア2022】冷え込む日々にお気に入りのチョコレートと一緒にくつろぐ・・・真冬のご褒美です。バークレーローストの深煎りの味わいをベースにして、深煎りモカ・シダモのダークチョコやベリーのキャラが魅力的です。オミクロン株が急増して、緊張や不安の多い毎日が続く冬に、バレンタインで好きなチョコをストックして、この「グローリア2022」と一緒に和んで笑顔になっていただきたいなぁーという深煎りブレンドです。「バークレーロースト」「深煎りモカ・シダモ」と深煎りでご好評いただいていますが・・・この2つを発売したときからこのブレンドをイメージしていました。深煎りモカ・シダモとバークレーローストを使ってバレンタイン用に・・・深煎りの円やかでダークな味わい、口当たりの心地よさ、ダークチョコやベリーの魅力、柔らかな甘さの余韻・・・そんなイメージです。使ったのは・・・バークレーロースト、深煎りモカ・シダモ、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン、ブラジル・パッセイオの4種類。ダークチョコやベリーの個性・・・円やかさと深煎り感は即出来上がりましたが・・・仕上げのポイントとなったのはブラジル・パッセイオで、口当たりの心地よさや柔らかな甘さの余韻にいい仕事をしてくれました。コロナ禍の冬ですので、疲れない優しい味わいも欲しかったのです、和みます。勿論、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボンがあじわい深さや長く続く余韻に良い仕事をして特別なブレンドになっています。「グローリア」はキャデラックスという大好きなドゥワップグループの有名曲で・・・♪グローリア マリーじゃなくて、グローリアなんだ シェリーじゃなくて、グローリアなんだ♪・・・というあまりにもシンプルで素敵な、切なく美しいラブソングです。まぁ、そんな切なさは映画や小説のなかだけになってしまいました(笑)1620円/225gパック(税込)【グアテマラ・アゾテァ】ハニーライク、フローラル、スイート・・・グアテマラのメインの産地アンティグアの魅力が素直に味わえます。クリーンでスムースで親しみやすくなめらかな味わい、余韻の心地よい香りと甘さを引き立てるグアテマラらしいハニーライクさはグアテマラのトップクオリティによる魅力でしょう。グアテマラ・エルインヘルト農園は・・・グアテマラのメキシコ国境に近いウエウエテナンゴ地域のものですが・・・今回の「グアテマラ・アゾテァ」は・・・グアテマラ のメインの産地アンティグア地域のグアテマラらしいグアテマラです。クリーンでスムースで・・・優しい味わい・・・華やかさと甘さ・・・グアテマラらしいフローラル感と甘さが一体となったハニーライクさ・・・冷めるとミルクチョコレートから・・・オレンジやチェリーの印象も感じられます。冷めてからの余韻のオレンジのキャラが際立ちますね・・・親しみやすくて、コーヒーのとびっきりの魅力を味わえると思います、「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」との違いも楽しいです。品 種: ブルボン、カツーラ、ティピカ 栽培地: グアテマラ アンティグア地域 (中心部よりやや北部) 標 高: 1,550m 年平均気温20℃、相対湿度65% 土壌: 火山灰質 農園規模: 21ha、年間生産量 約3,000袋 収穫時期: 1月から2月 生産処理: 水洗方式(FW)、天日乾燥 古都アンティグア周辺にそびえ立つ3つの火山(アグア、フエゴ、アカテナンゴ)は、アンティグアの伝統とそ の美しい景観を引き立たせています。 アンティグアはアナカフェが認定する8つの地域の中で、最も有名な産 地の一つです。18世紀にキューバの宣教師によってコーヒーがグアテマラにもたらされましたが、アンティグア としてのコーヒーは1939年に認定されました。 2000 年には34の農園主が集まり、アンティグアコーヒー生産者協会が設立され、アンティグアの原産地統 制呼称(アペラシオン)を守り、アンティグアコーヒーを価値あるものとなるよう活動を行ってきました。またアナ カフェが支援する GPS を使用したアンティグア・パイロットプロジェクトでは、各農園の地理的情報、土壌、気候 条件、その他生産者情報がデータベース化され、ワインのような価値ある方向に向かう、今日のスペシャルティ コーヒーにおけるアペラシオンのお手本になっています。 アンティグアのコーヒーは、古くはドイツ等欧州の高級コーヒーとして使用されてきましたが、その後米国スペ シャルティコーヒー産業の発展により、消費地が米国にシフトしていきました。実際、その確りとした風味とコク は、深煎りにも負けない、現在では世界の産地でも数少ない貴重なコーヒーです。 アゾテア農園は1883年にマルセロ・オリベ氏により、コーヒー農園として生まれ変わりましたが、以前は染料 用の植物を栽培しておりました。1908年には農園の拡張、本格的な水洗工場が出来ました。現在のオーナー はチェコスロバキア系のグアテマラ人です。軽い火山灰質の土壌、平地に並ぶ、コーヒーの木々とシェードツリ ー、好天と山をバックにした乾燥場、農園は典型的なアンティグアの風景です。赤い実の収穫、48時間の醗酵 処理、水洗、乾燥場での天日乾燥によってコーヒーは出来上がります。 同農園には農園の歴史を伝える古い機器類(水洗設備等)そしてコーヒーの収穫や生産処理を知ることので きる美術館も併設されております。 アゾテアの確りとした風味、コクをお楽しみください。1620円/225gパック(税込)【陽だまり】深煎りのまろやかなコクとコーヒー感・・・きれいな味わいと余韻のキレの良さ・・・真冬向けこーひー15年目の「陽だまり」です。風の無いよく晴れた冬の日、窓辺でお気に入りのチョコレートと一緒に和む…そんなあったか~い美味しさをイメージしました。真冬の寒さに縮こまった気持ちや身体がふっと緩む心地よさを感じるようなブレンドを作りたいと思っています。さかもとこーひーの季節の人気深煎りブレンド「ベラノッテ」の真冬バージョンになります・・・ベラノッテは後味のキレ良くクリーンな味わいが魅力ですが・・・陽だまりはそこに円やかさとコクが加わっています。使った豆は…「深煎りコロンビア」に「深煎りブラジル」と「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」です。深煎りの円やかで味わい深いコク…そこに「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の華やかで上品なキャラがブレンドされて…余韻の魅力を引き立てていると思います。深煎りの円やかさ滑らかさ甘さ長い余韻の心地よい魅力…お気に入りのチョコレートをひと口…「陽だまり」をひと口…チョコレート…「陽だまり」…ご機嫌です。1080円/225gパック(税込)【ハートバレンタイン・カフェ】苦くなくて、軽めでまろやか爽やかな味わい・・・冷めるとよりまろやかな魅力が感じやすいです、勿論酸味は隠れて感じにくいので酸っぱさはありません。クリーンで爽やかな口当たり・・・甘さとミルクチョコレートな感じが追いかけて・・・まろやかな口当たりとオレンジのような甘さが余韻となって続きます。さかもとこーひーとチョコレートの相性の良さは年期が入っています、元々お菓子好きチョコレート好きですから…さかもとこーひー開店以来28年間こーひーとチョコレートのご機嫌な相性の魅力を追いかけています。チョコレートに合わせたコーヒーと言うと深煎りが多いですが…この「ハートバレンタインカフェ」は中煎りの優しい味わいです。深煎りがお好みに出ない方にチョコレートと一緒でも…こーひーだけでもぴったりだと思います。円やか爽やか系で、とってもきれいで上品な味わいに…柔らかな口当たりと甘さが心地よいものとなっています。そして…チョコレートをひと口、そしてハートバレンタインカフェをひと口…チョコレートがグッと魅力的に、そして後味がきれいに、次のひと口へと進みます。少し高級なチョコレートにもピッタリ合うように…華やかさ、円やかさに…柔らかなコクをイメージしてブレンドしました…そして、上品な甘い余韻。使った豆は…「エルサルバドル」…「ブラジルクラシクス」…「タンザニア・ムベヤ」です。「ハートバレンタイン・カフェ」の魅力を、寒さ厳しいこの季節に、お気に入りのチョコレートと一緒にお楽しみください。高級なチョコレート、滑らかな口溶けの心地よいチョコレートとスッと寄り添ってしまう相性の良さ、口の中で一緒になった時の心地よさ、柔らかく長く続く余韻がご機嫌だと思います。1080円/225gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.01.16
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プロのつぶやき1141「新春こーひー放談2022-2」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。1/6.7と思わぬ雪であたふたしました・・・自宅前と本店前の雪かきで太ももから腰までパンパンになったくらいです(笑)・・・さかもとこーひー1/5(水)から通常営業しています。元旦は家族が集まって呑んだり食べたり笑ったり・・・二日からは映画三昧「MIFUNE」「プロヴァンスの休日」「素晴らしき哉、人生!」「エマの瞳」・・・最近はフランスやイタリア映画観ることが増えてきました。アメリカ映画とはストーリーの起伏が違いますね。若い時からどちらが好きということは無いんですが・・・アメリカのアクション映画はあまり観ないです。映画の合間に「祇園鍵善 菓子物語」(今西善也著・世界文化社)を四季のきれいなお菓子の写真を楽しみながらパラパラと捲ってました。(江戸享保年間和菓子屋の十五代当主)「意匠の美」「自然を写す、四季の干菓子」「木型と焼印」等々大好物のテーマが続いて・・・「未来の菓子帖」の ZEN CAFE での彩りきんとんで三月の「花霞」という銘の桜色に淡い白のきんとん散らしたのがかわいくてきれいで・・・その瞬間ブレンドのイメージが浮かびました。桜の季節にお届けしたいと思っています・・・使う豆がほぼ浮かんでいます。そして最後の「これから」には・・・「私たちは商売人であり、文化人ではありません。お菓子を作り、売る菓子屋です。お客さんあってこその仕事なのです。」「ただお菓子を売るのではなく、それを求める方々に喜んでもらうことを大事にしなければなりません。」京都の老舗で伝統的な業界のお店の気持ちが伝わってきます・・・「伝統を現代に」・・・「変わらないために変わる」・・・どんな商売でも長く続けるために必要なことでしょう。さかもとこーひーは「おいしさは作るものではなくて、感じるもの」を大切にしていますが・・・そのおいしいと感じるのはお客さんですから・・・自店のお客さん、常連さんの感じ方をいつも意識しています。そして、そのおいしいというひと時を大切にしています。「お菓子は人々の暮らしにあって、その空間を彩るものです。」「私は常にお菓子は人と人の間にあってその間を埋めるコミュニケーションツールだと思っています。」餡子、和菓子が子供の頃から好きですが・・・コーヒーや紅茶の仕事をするようになって、和菓子は豆や粉、寒天葛等々限られた材料なのに・・・季節毎に色々なお菓子が出て、お客さんはそれらを当たり前のように楽しんで、暮らしに馴染んで・・・憧れたものでした。自家焙煎さかもとこーひーをスタートしたらこーひーで季節感を感じてほしいと・・・季節のブレンドをたくさん作ってきました。お客さんの暮らしを彩りたかったのです。そして、コミュニケーションツールとしても意識してきました。(昔は季節のコーヒーと言ったらアイスコーヒーくらいしかなかったんです。あとはスペシャルブレンドとかオリジナルブレンドとか・・・。)「売るお菓子も、買っていただくお客さんも、時代とともに少しずつ変わっていく。でも、良いお菓子を作ってお客さんに喜んでもらう、それは何も変わりません。」お菓子をこーひーと入れ替えたら、そのまま通じると思います。さかもとこーひーは28年というまだ短い商いですが・・・それでも時代とともに少しずつ変わってきています、不易流行ですね。開店した頃幼稚園小学生ママだったご常連は一緒に年を重ねて、お互い孫のいるリタイア世代になりました。配達していた頃幼稚園生だったお子さんが成人して結婚してお子さん産まれて・・・今は息子世代のお客さんが増えています。素材もスペシャルティコーヒーになって20年が過ぎて・・・スペシャルティコーヒーも多様化してきて、多くの素晴らしい素材からどれを選んで、どう使うかに店主の好みが出ています。それでも、素晴らしい素材、ブレのない焙煎、多様な魅力のシングルオリジンやブレンドをお届けしていくことは変わりません。最近はコアーな常連さんのお好みは勿論・・・増えているライトユーザーのお客さんに気軽に楽しんでもらえるよう意識しています。専門店のクオリティを大切にしながら・・・敷居を低く、幅を広げていこうと思っています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.01.09
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プロのつぶやき1140「新春こーひー放談2022」*新年1/5(水)から通常営業します。カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。あけましておめでとうございます。2022年がスタートしました。暮れは店の大掃除をして・・・いつものように駆込みの常連さんにも販売できて・・・大晦日はボクシング、RIZIN、紅白と能天気な年越しでした。RIZINは柔術のサトシ・ソウサの理にかなった見事な勝利が良かったー、紅白はマーチンや薬師丸ひろ子とさすがで・・・大トリのMISIAにはどこまで行っちゃうのかと最高でした。そんなこんなで・・・冬晴れで部屋は陽が当たってぽかぽかな千葉のお正月は家族でお墓参りして新年会の元旦です。新年は、1/5(水)から通常営業します。コロナが落ち着いていますが、オミクロン株がどうなるのでしょう・・・家族と店のスタッフが2年間無事でこれましたのでオミクロン株に対しても油断しないでうがい手洗い消毒・換気・密・人混み避ける基本を徹底して気をつけていきます。スペシャルティコーヒー業界はコロナ禍に加えてコーヒーの高騰で去年今年と嵐に襲われています。業界では大手から個人店まで値上げが相次いでいますが・・・さかもとこーひーは何度もコーヒー相場の高騰を経験してきているので・・・今回の高騰に備えての在庫を持っているのと、パートナーのインポーターさんの協力で在庫を積み増して・・・半年分くらいはこのままいけるよう備えました。豆によっては価格の調整をするかと思いますが・・・基本的には大きな値上げをしないでいけそうです。その後の今年前半の仕入れ価格がどうなるかですが・・・その動きで後半の手配をしていこうと思っています。今年の夏でさかもとこーひー29年を迎えます。「ホームこーひー」をテーマに開店して・・・その後「丁寧な暮らし」と「コーヒーはフルーツだ!」を加えてきました。最初は深煎り自家焙煎店でスタートして・・・スペシャルティコーヒーに出会ってから20年余り、農産物として理想的な素材を生かした魅力をご常連のみなさんの暮らしに合うよう素材選び、焙煎、ブレンドと精進してきました。スペシャルティコーヒーの際立つ魅力・多様な魅力をご常連のみなさんに紹介しながら・・・「ホームこーひー」「カフェやレストランにとってのこーひー」の可能性を推し進めてきてなかなかいい感じになってきたタイミングにコロナ禍の2年です。さかもとこーひーの常連さんは新しい魅力に積極的な方が多いのですが・・・一方「普通においしいコーヒー」「酸っぱくなくて苦くなくて香りの良いこーひー」と言ったご要望に気がついて「ブラジル・クラシクス」や「カフェボッサ」という今は定番になった味わいが・・・「安心感」や「特別ではないおいしさ」・・・「とびっきり普通においしいこーひー」となりました。そこへのコロナ禍で・・・「専門店」は敷居が高いと感じていたご近所のお客さまがより増えてきました。それまでの常連さんは「専門店」に積極的に足を運ぶような方が多かったのです。そこで意識するようになったのは・・・「より気軽で、安心な店、おいしさ」を大切にしようということです。スペシャルティコーヒーのクオリティは頑固に妥協しませんが・・・街のこーひー屋として親しんでもらおうと・・・まぁ、それは開店の時から意識していましたが・・・店主の性格からお客さんにとっては専門性が強い印象のようです。若い業界人と知り合うと・・・怖くて近寄れなかったと言われることが多いです、優しいんですけどね(笑)ということで・・・お客さまも自分自身も「穏やかな暮らし」の2022年を祈っています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.01.02
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プロのつぶやき1139「年忘れこーひー放談2021」*12/27(月)28(火)29(水)営業いたします。*12/30(木)~1/4(火)お正月休みです、新年1/5(水)から通常営業します。カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。2021年最後の「プロのつぶやき」です。コロナ禍での2年が過ぎていきます・・・オミクロン株はどうなるんでしょう。コロナ禍で最近定休日には自宅で映画観ているんですが・・・先日は若い時に観たロメール監督の「海辺のポーリーヌ」と「飛行士の妻」を観て若い時は映画に振り回されていたのに、40年経つと俯瞰して冷静に楽しんで・・・まぁ、それもいいかぁ~って思いました。Amazonでたくさん観られて便利です。12月は久々にこーひーレッスンを3回・・・保育所の先生向けでした。「TATSUROU MANIA 冬号」に、竹内まりやが2000年に18年ぶりに武道館でライブをやったのは・・・レコードは出し続けてヒットも出ているけど、どんな人たちが聴いているのか、実感がないので・・・目の前にどんなお客さんが来るのか知りたかったというのが大きな動機だと・・・なので、無観客ライブをやってもしょうがない、とありました。これはさかもとこーひーのこーひーレッスンにつながる感じがします。店での接客の時、ネット注文でのコメントのやりとりもとっても大切ですが・・・こーひーレッスンやワークショップでの2時間はゆっくりとコミニケーションできて、じわーっとお客さんの暮らしが伝わってきます。色々と無駄話もしますが、そんなおしゃべりの中から伝わってくる暮らしぶりを大切にしています。それに、来店のお客さまやネット注文のお客さまはさかもとこーひーの常連さんですが・・・こーひーレッスンでは家庭に伺っても、公民館や小中学校の文化部でもさかもとこーひー初めての参加者が多いので・・・常連さんとは違った方に出会えて、それが貴重なんです。そんなこんなで・・・66才、リタイア世代になりました。60代を全盛期にしようとしてきましたが・・・66才になってしまいました。65才を過ぎてに考えているのは、これから5年10年どうするかです・・・息子二人が店長として頑張ってくれているので、私自身は徐々に仕事量を減らしています・・・まぁ、ブラックな仕事量から人並みになってきた感じです、減らさないと健康でいられないと感じるようになりました。ルーティンの仕事は70%80%息子二人に任せていますし、残りの仕事もも5年くらいかけて任せていこうと思っています。第4コーナー回って最後の直線に入ったイメージですね、スペシャルティコーヒーに出会う前に比べたら、今のこーひーのクオリティや魅力には十分満足しています。あとはさかもとこーひーの常連さん向けへの仕上げですね。時代が進んでいますし、若い常連さんも増えていますから、自分の世代とは暮らしも価値観も変わって来ています。なので、これからの世代の常連さんの暮らしにあったこーひーにチューニングが大切だと思ってます。コロナ禍2年目の今年を振り返ると・・・「カード払いネットショップ」「卸用カード払いネットショップ」を作りました・・・今までの「プロのつぶやき」に加えて・・・「一生繁盛 カフェ・飲食店経営のキモ」と「さかもとこーひーの焙煎&ブレンドメソッド」・・・「おゆみ野店店長コラム こーひーの丁寧なハナシ」と、3本のコラム連載をスタートしました。ブレンドは・・・「グローリア2021」「ブラック・オルフェ」「ブラック・アイズ」「ダークノート」と最近ご好評いただいている深煎りを増やしてきました。一方欧米や日本のサードウェイブ系コーヒーに物足りなさを感じて北欧タイプの「カフェ フィーカ」をお届けして・・・いきなりご好評で、励みになりました。デカフェでは「デカフェ・エクストラブレンド」「デカフェ・マンデリン」「CBデカフェ・エクストラブレンド」「CGデカフェ・マンデリン」と増やしてきました。同時に「コーヒーバッグ」が9種類と増えました。深煎りにしても、北欧タイプにしても・・・デカフェやコーヒーバッグ・・・コロナ禍で変わってしまった暮らしからの変化です。こーひーでくつろいだり、リラックスしたり、スイッチ入れたりして・・・いままで通りの暮らしを続けながらアフターコロナの暮らしに馴染んでもらえるよう、ご常連のみなさんの日常をイメージしてこーひーのある暮らしをお届けしていきます。良いお年をお迎え下さい。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.12.26
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【ブラック・オルフェ】柔らかな口当たりと、深い味わい・・・今年の3月に発売して、ご好評いただきました・・・「深煎りモカ・シダモ」の登場に合わせて「ブラック・オルフェ」もお届けします。ダークな深煎りで、柔らかさまろやかさのある口当たり、「深煎りモカ・シダモ」の余韻が最初に浮かんで・・・ダークでディープ・・・そして豊かな風味でありながら、柔らかな口当たりが心地よく・・・「バークレーロースト」「深煎りコロンビア」「深煎りモカ・シダモ」「深煎りブラジル」のブレンドです。柔らかでまろやかで、ゆたかな味わいと香り・・・余韻の深煎りモカ・シダモの魅力・・・柔らかな口当たりは深煎りブラジルの仕事です。冷めてからの華やかさ、明るい余韻・・・香りと味わい全体にリズム感を感じるような流れをイメージしました。お気に入りのブレンドになりました。さてネーミングをどうしようかと・・・新作の一番のハードルはネーミングなんです(笑)「ブラック・オルフェ」は昭和34年のカンヌ映画祭パルムドール受賞映画で・・・主題歌がカルロスジョビンでジャズのスタンダードになっています。黒人とブラジルがテーマの映画ですから・・・深煎りのブレンドで深煎りブラジルも使っているのと、土岐英史さんと片倉真由子さんのデュオアルバムでブラック・オルフェを演奏していて、それが深く柔らかい印象だったのでネーミングしました。ダークでディープでありながら・・・柔らかく豊かな風味・・・余韻に深煎りモカ・シダモの黒いベリーの華やかさも漂います。
2021.12.25
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【ベラ・ノッテお正月】まったりとしたお正月向けの「ベラ・ノッテお正月」です・・・まろやかな口当たりの深煎りで、豊かなコクとすっきりとした後味がどなたにもお勧めできると思います。さかもとこーひーの秋冬人気NO1の「ベラ・ノッテ」ですが、21年目になっても人気が衰えません。ほんと常連さんのお気に入りのこーひーに育ってこんなに嬉しいことはありません。「ベラ・ノッテXマス」に続いて…「ベラ・ノッテお正月」をお届けします。おゆみ野店で「ベラ・ノッテ」に初めて出会ったお客さまが増えてきましたが・・・やはり人気で定番化しています。ざらついた苦味の無い冬の夜空のように澄んで透明感あふれる深煎りの「ベラ・ノッテ」を…お正月バージョンで…深煎りのきれいな味わいにプラスして…まったりした円やかなコクをイメージしました。深煎りコロンビアが活躍しています。暖かい部屋でまったりのんびりしながら飲むとほんと心地よく和む感じですね。「深煎りグアテマラ」に「深煎りコロンビア」と「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです。勿論「ベラ・ノッテ」ですので…お菓子やチョコレートにもピッタリです…焼き菓子と一緒に楽しんだら最高にご機嫌だと思います。「1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。「ベラ・ノッテ」も18年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。
2021.12.24
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【深煎りモカ・シダモ】まろやかで豊かなコク・・・ベリー系とチョコレート系の香りと味わいが際立っている「深煎りモカ・シダモ」です。深煎りにして苦味よりも滑らかで豊かな香りの味わいが印象的です・・・冷めてからの余韻には赤ワインや赤いフローラルさが際立っています。「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「エチオピア・モカナチュラル」の2種類のモカに加えて・・・1年前の2020年12月にお届けした「深煎りモカ・シダモ」を再びお届けします。20年くらい前までは「深煎りモカ・シダモ」を定番で出していたのですが・・・スペシャルティコーヒーに出会って「モカ・イルガチェフェ」の華やかな魅力をさかもとこーひー定番のモカとしてきました。素晴らしい「エチオピア・シダモ」に出会いましたので・・・深煎りにして他の2種類のモカとは違った魅力をお楽しみください。シダモのベリー系の魅力、円やかなコクを生かして・・・チョコレート感にカラメル感が微妙に重なるタイミングで仕上げました。深煎りのコーヒー感からビターチョコレート、そしてベリー・・・冷めると赤ワインや赤いフローラル感が他に無い魅力になってくると思います。勿論、深煎りでも焦げのざらついた苦味とは無縁です・・・円やかな口当たりとコク・・・ベリー、赤ワイン、赤いフローラルのキャラが厚みを持って長く余韻に漂います。20年ぶりにクオリティアップ魅力アップして帰ってきた「深煎りモカ・シダモ」です。これで、さかもとこーひーのモカは・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「エチオピア・モカナチュラル」「深煎りモカ・シダモ」と3種類になりました、エチオピアコーヒーの魅力をお楽しみください。エ リ ア:シダモ県 グジ地区ケルチャプロセス:ウォッシュド規 格:Grade - 1品 種:エチオピア原種標 高:1890mアラビカコーヒーの原産国 ・エチオピア。コーヒーの木が森の中や庭先に自生しているこの国には1000年以上に渡るコーヒーの歴史があり、日本の茶道に似たようなコーヒーセレモニーは生活に密着した文化となっています。シダモはエチオピアの代表的なコーヒーの産地として有名です。その中でも特に高品質コーヒーを生産しているグジ地区のコーヒーは人気があり、現在手に入れることが非常に困難になっています。シダモ・グジ地区の高い標高がもたらす昼夜の激しい寒暖の差はコーヒー栽培に適しており、生産者のコーヒー栽培への情熱も相まって素晴らしいコーヒーを生み出しています。完熟したチェリーのみを収穫し、丁寧に生産処理されたコーヒーは花のような香りが際立っており、他のコーヒーには無い個性的な味わいがあります。今回、そのシダモ・グジをグレード1という最高品質の規格でお届けいたします。すばらしいフレーバーを是非ご堪能ください。
2021.12.23
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【新春・夢カフェ】(200gパック)まろやかでなめらか穏やかな口当たり・・・「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」と「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」の豊かで鮮やかな香りが長く心地よい余韻となっています。13年目の「新春・夢カフェ」です・・・コロナが少し落ち着いてきた2021年暮れ・・・円やかでくつろげる穏やかな味わい・・・2022年こそはにコロナが収束して、エネルギーに満ちた暮らしになるよう・・・明るく華やかな余韻をブレンドしました。使った豆は、「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」です。新年に向けて「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」をたっぷりと使って、よりゲイシャ種の魅力をアップしました。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」のなめらか円やかな口当たりでどなたにも飲みやすく親しみやすい味わいを大切にしました・・・そこへ上品な香りと余韻・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」の香りが重なって複雑で奥行きのある豊かなブレンドになりました。余韻に感じる鮮やかな香りと味わいは「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」のいい仕事ですね。穏やかで柔らかな口当たりは、勿論和菓子にもドンピシャです。新春の華やかさを彩り…お節、食事のあとこーひーだけでも、お菓子と一緒でも幸せに和める「新春・夢カフェ」です・・・お年賀にもお勧めします・・・お楽しみください。
2021.12.22
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「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」【コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ】(100gパック)お正月向けに新しいゲイシャ種のご紹介です・・・長くお届けしてきた「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」があまりにも高騰しているので・・・発想を切り替えてゲイシャ種の魅力をよりカジュアルにお届けしたいと選びました。ゲイシャ種特有のシトリック&フローラルな鮮烈な香り・・・繊細な味わい・・・その香りや味わいが長い余韻となって心地よいです。最初にカッピングしたあと・・・30分経っても40分経ってもゲイシャ種の鮮烈な余韻が漂っていました、さすがです。少し冷めるとシトリック&フローラルな香りと重なってやさしく上品な甘さが漂い・・・ゲイシャ種の魅力に包まれます。クリーンで鮮やかな味わい・・・エレガントな魅力・・・ゲイシャ種の魅力が伝わりやすいと思います。農園名:ブエナヴィスタ農園責任者:マヌル・ロジャースエ リ ア:ウイラプ ロ セ ス:ウォッシュド品 種:ゲイシャ標 高:1,400mカウカ、ナリーニョとならびコロンビア南部でもっとも重要な産地ウイラ。この地方はマグダレナ川が流れる山脈 地帯の谷合に位置しています。高地で育まれたこのコーヒーは、品質の高さで有名となり、小規模生産者によっ て生み出されるウォッシュドコーヒーはここでしか味わうことのできない、素晴らしいフレーバーであふれています。収穫は9月~10月にかけて、熟度の高いチェリーのみを丁寧に摘み取り、品種別に精選を行っています。手動でのパ ルピング、24時間のファーメンテーション、その後12-15日かけてパラボラ型パティオでの天日乾燥とそれぞれの工程 で細心の注意が払われています。マヌル氏がコーヒー栽培して30年。日々、コーヒーカッパーや技師からのトレーニンングを受け、勉強熱心な生 産者である。その勤勉な姿勢は、高品質なコーヒーの生産に繋がります。
2021.12.21
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プロのつぶやき1138 「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ、新春・夢カフェ、深煎りモカ・シダモ、ベラ・ノッテお正月、ブラック・オルフェ」*12/27(月)28(火)29(水)営業いたします。*12/30(木)~1/4(火)お正月休みです、新年1/5(水)から通常営業します。カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。今朝は0℃、朝の冷え込みが厳しくなってきました、そしてネット注文のご常連さまのコメントに「良いお年をお迎え下さい」とか「来年も美味しいこーひーを!」などが増えてきました、年の瀬を感じています。今年もコロナ禍の1年でしたが・・・先週、今週で保育園の先生方のこーひーレッスンを3回しました、来年の公民館でのレッスンの申込みが来ています・・・徐々に暮らしが戻ってきている感じです。そんな中・・・やっと、火曜日に新宿まで「和田誠展」に行ってきました・・・12/19(日)でおしまいなんですが平日の雨だったのでゆっくりとしているかなと思ったら30分待ち、翌日は晴れて1時間待ちだったようです。装丁やポスター、映画、週刊誌の表紙、CD、TV番組のオープニングアニメ等々・・・10代~60代まで身近に和田誠さんのイラストがあったことを改めて感じました。特に好きで何ども読み返した本の装丁の前に立つとその頃がくっきりと思い出されました。憧れの仕事ぶりの先輩の一人です。そんなこんなで・・・アフターコロナで日常の暮らしが戻るよう願って、2021年最後になりますが、新しい年に向けてのこーひー5種類のご紹介です。新しいゲイシャ種「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」・・・ゲイシャを使った新年を賀ぐブレンド「新春・夢カフェ」・・・ご好評の深煎りのモカ「深煎りモカ・シダモ」・・・ベラ・ノッテはよりまろやかに「ベラ・ノッテお正月」・・・深煎りモカ・シダモを使った深煎りブレンド「ブラック・オルフェ」・・・お楽しみください。【コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ】(100gパック)お正月向けに新しいゲイシャ種のご紹介です・・・長くお届けしてきた「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」があまりにも高騰しているので・・・発想を切り替えてゲイシャ種の魅力をよりカジュアルにお届けしたいと選びました。ゲイシャ種特有のシトリック&フローラルな鮮烈な香り・・・繊細な味わい・・・その香りや味わいが長い余韻となって心地よいです。最初にカッピングしたあと・・・30分経っても40分経ってもゲイシャ種の鮮烈な余韻が漂っていました、さすがです。少し冷めるとシトリック&フローラルな香りと重なってやさしく上品な甘さが漂い・・・ゲイシャ種の魅力に包まれます。クリーンで鮮やかな味わい・・・エレガントな魅力・・・ゲイシャ種の魅力が伝わりやすいと思います。農園名:ブエナヴィスタ農園責任者:マヌル・ロジャースエ リ ア:ウイラプ ロ セ ス:ウォッシュド品 種:ゲイシャ標 高:1,400mカウカ、ナリーニョとならびコロンビア南部でもっとも重要な産地ウイラ。この地方はマグダレナ川が流れる山脈 地帯の谷合に位置しています。高地で育まれたこのコーヒーは、品質の高さで有名となり、小規模生産者によっ て生み出されるウォッシュドコーヒーはここでしか味わうことのできない、素晴らしいフレーバーであふれています。収穫は9月~10月にかけて、熟度の高いチェリーのみを丁寧に摘み取り、品種別に精選を行っています。手動でのパ ルピング、24時間のファーメンテーション、その後12-15日かけてパラボラ型パティオでの天日乾燥とそれぞれの工程 で細心の注意が払われています。マヌル氏がコーヒー栽培して30年。日々、コーヒーカッパーや技師からのトレーニンングを受け、勉強熱心な生 産者である。その勤勉な姿勢は、高品質なコーヒーの生産に繋がります。 1620円/100gパック(税込)【新春・夢カフェ】(200gパック)まろやかでなめらか穏やかな口当たり・・・「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」と「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」の豊かで鮮やかな香りが長く心地よい余韻となっています。13年目の「新春・夢カフェ」です・・・コロナが少し落ち着いてきた2021年暮れ・・・円やかでくつろげる穏やかな味わい・・・2022年こそはにコロナが収束して、エネルギーに満ちた暮らしになるよう・・・明るく華やかな余韻をブレンドしました。使った豆は、「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」です。新年に向けて「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」をたっぷりと使って、よりゲイシャ種の魅力をアップしました。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」のなめらか円やかな口当たりでどなたにも飲みやすく親しみやすい味わいを大切にしました・・・そこへ上品な香りと余韻・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」の香りが重なって複雑で奥行きのある豊かなブレンドになりました。余韻に感じる鮮やかな香りと味わいは「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」のいい仕事ですね。穏やかで柔らかな口当たりは、勿論和菓子にもドンピシャです。新春の華やかさを彩り…お節、食事のあとこーひーだけでも、お菓子と一緒でも幸せに和める「新春・夢カフェ」です・・・お年賀にもお勧めします・・・お楽しみください。1620円/200gパック(税込)【深煎りモカ・シダモ】まろやかで豊かなコク・・・ベリー系とチョコレート系の香りと味わいが際立っている「深煎りモカ・シダモ」です。深煎りにして苦味よりも滑らかで豊かな香りの味わいが印象的です・・・冷めてからの余韻には赤ワインや赤いフローラルさが際立っています。「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「エチオピア・モカナチュラル」の2種類のモカに加えて・・・1年前の2020年12月にお届けした「深煎りモカ・シダモ」を再びお届けします。20年くらい前までは「深煎りモカ・シダモ」を定番で出していたのですが・・・スペシャルティコーヒーに出会って「モカ・イルガチェフェ」の華やかな魅力をさかもとこーひー定番のモカとしてきました。素晴らしい「エチオピア・シダモ」に出会いましたので・・・深煎りにして他の2種類のモカとは違った魅力をお楽しみください。シダモのベリー系の魅力、円やかなコクを生かして・・・チョコレート感にカラメル感が微妙に重なるタイミングで仕上げました。深煎りのコーヒー感からビターチョコレート、そしてベリー・・・冷めると赤ワインや赤いフローラル感が他に無い魅力になってくると思います。勿論、深煎りでも焦げのざらついた苦味とは無縁です・・・円やかな口当たりとコク・・・ベリー、赤ワイン、赤いフローラルのキャラが厚みを持って長く余韻に漂います。20年ぶりにクオリティアップ魅力アップして帰ってきた「深煎りモカ・シダモ」です。これで、さかもとこーひーのモカは・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「エチオピア・モカナチュラル」「深煎りモカ・シダモ」と3種類になりました、エチオピアコーヒーの魅力をお楽しみください。エ リ ア:シダモ県 グジ地区ケルチャプロセス:ウォッシュド規 格:Grade - 1品 種:エチオピア原種標 高:1890mアラビカコーヒーの原産国 ・エチオピア。コーヒーの木が森の中や庭先に自生しているこの国には1000年以上に渡るコーヒーの歴史があり、日本の茶道に似たようなコーヒーセレモニーは生活に密着した文化となっています。シダモはエチオピアの代表的なコーヒーの産地として有名です。その中でも特に高品質コーヒーを生産しているグジ地区のコーヒーは人気があり、現在手に入れることが非常に困難になっています。シダモ・グジ地区の高い標高がもたらす昼夜の激しい寒暖の差はコーヒー栽培に適しており、生産者のコーヒー栽培への情熱も相まって素晴らしいコーヒーを生み出しています。完熟したチェリーのみを収穫し、丁寧に生産処理されたコーヒーは花のような香りが際立っており、他のコーヒーには無い個性的な味わいがあります。今回、そのシダモ・グジをグレード1という最高品質の規格でお届けいたします。すばらしいフレーバーを是非ご堪能ください。1620円/225gパック(税込)【ベラ・ノッテお正月】まったりとしたお正月向けの「ベラ・ノッテお正月」です・・・まろやかな口当たりの深煎りで、豊かなコクとすっきりとした後味がどなたにもお勧めできると思います。さかもとこーひーの秋冬人気NO1の「ベラ・ノッテ」ですが、21年目になっても人気が衰えません。ほんと常連さんのお気に入りのこーひーに育ってこんなに嬉しいことはありません。「ベラ・ノッテXマス」に続いて…「ベラ・ノッテお正月」をお届けします。おゆみ野店で「ベラ・ノッテ」に初めて出会ったお客さまが増えてきましたが・・・やはり人気で定番化しています。ざらついた苦味の無い冬の夜空のように澄んで透明感あふれる深煎りの「ベラ・ノッテ」を…お正月バージョンで…深煎りのきれいな味わいにプラスして…まったりした円やかなコクをイメージしました。深煎りコロンビアが活躍しています。暖かい部屋でまったりのんびりしながら飲むとほんと心地よく和む感じですね。「深煎りグアテマラ」に「深煎りコロンビア」と「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです。勿論「ベラ・ノッテ」ですので…お菓子やチョコレートにもピッタリです…焼き菓子と一緒に楽しんだら最高にご機嫌だと思います。「1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。「ベラ・ノッテ」も18年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。1080円/225gパック(税込)【ブラック・オルフェ】柔らかな口当たりと、深い味わい・・・今年の3月に発売して、ご好評いただきました・・・「深煎りモカ・シダモ」の登場に合わせて「ブラック・オルフェ」もお届けします。ダークな深煎りで、柔らかさまろやかさのある口当たり、「深煎りモカ・シダモ」の余韻が最初に浮かんで・・・ダークでディープ・・・そして豊かな風味でありながら、柔らかな口当たりが心地よく・・・「バークレーロースト」「深煎りコロンビア」「深煎りモカ・シダモ」「深煎りブラジル」のブレンドです。柔らかでまろやかで、ゆたかな味わいと香り・・・余韻の深煎りモカ・シダモの魅力・・・柔らかな口当たりは深煎りブラジルの仕事です。冷めてからの華やかさ、明るい余韻・・・香りと味わい全体にリズム感を感じるような流れをイメージしました。お気に入りのブレンドになりました。さてネーミングをどうしようかと・・・新作の一番のハードルはネーミングなんです(笑)「ブラック・オルフェ」は昭和34年のカンヌ映画祭パルムドール受賞映画で・・・主題歌がカルロスジョビンでジャズのスタンダードになっています。黒人とブラジルがテーマの映画ですから・・・深煎りのブレンドで深煎りブラジルも使っているのと、土岐英史さんと片倉真由子さんのデュオアルバムでブラック・オルフェを演奏していて、それが深く柔らかい印象だったのでネーミングしました。ダークでディープでありながら・・・柔らかく豊かな風味・・・余韻に深煎りモカ・シダモの黒いベリーの華やかさも漂います。1080円/225gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.12.19
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プロのつぶやき1137「ライブからの帰り道」*12/27(月)28(火)29(水)営業いたします。*12/30(木)~1/4(火)お正月休みです、新年1/5(水)から通常営業します。カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。12月も半ば、あっという間の1週間でした・・・ここ数日朝4℃まで冷え込んで真冬の寒さになっている千葉です。まぁ、今週は暖かくなりそうですけど。高騰するコーヒー生豆の対応が1段階できました・・・さかもとこーひーの在庫を再確認、インポーターさんの在庫からサンプル送ってもらってカッピング・・・ベーシックな豆は確保できましたので、しばらくこのままでいけそうです。トップスペシャルティコーヒーの生豆は在庫ありますが、来春のニュークロップの出来と価格を待たないとなんとも言えません。そんななか、先日の日曜日、半蔵門国立演芸場での立川談笑月例独演会に行ってきました。少し早く行って、半蔵門のグルニエアパンでクロワッサン、バケット、パンドミーやらソーシソン、カヌレにブリオッシュにクリーム入ったのとか買って・・・てくてく歩きながらソーシソンやブリオッシュ食べて夕食代わりにしました、美味しい。月火の定休日の朝食もクロワッサンやトースト食べて大満足でした・・・コーヒーはさかもとこーひーですし(笑)恵比寿のお店は何回か行ったのですが半蔵門のお店は初めてで、うろうろしながら探したらきんつばで一番好きな一元屋さんの並びでびっくり・・・今度は平日に行ってきんつばとクロワッサンを一緒に買おう(笑)クロワッサンはここのが一番好きなんです。そんなこんなで・・・2年ぶりの国立演芸場の窮屈な席に座って・・・東京音頭の出囃子からヤクルト優勝、そして先日亡くなった川柳師、円丈師の思い出から、没後10年の談志師の話しになってしんみりしました。演目は「粗忽長屋」「猿の夢」・・・「シャブ浜」・・・どれも談笑師ならではのとんがった演出で・・・「粗忽長屋」は談志師のものとの違いの落差に振り回され楽しめました。年末なので芝浜ベースの「シャブ浜」期待していたらドンピシャ・・・後半談笑師の熱が客席と一体になって堪能できました。そして、年の瀬なので三本締めでお開きとなりました・・・志の輔師の年末の志の輔PARCOでもそうでしたが・・・年末の三本締めはいいものです、なんか一年を感じてじーんとします。そして、終わってしまった寂しさと良いライブだったなぁーという高揚感を感じながらの帰り道、コロナ禍前からの2年ぶりの日常の暮らしが戻ってきたなぁーとしみじみとしました。落語会もジャズや達郎のライブも無しの2年間・・・ライブに向かうときのワクワク感、席について開演待つときのときめき・・・そしてライブからの帰り道の高揚感と寂しさ・・・配信ライブもいいものですが、やっぱりライブは行き帰りの楽しみもあって格別です。月火の定休日の午後は自宅で映画三昧の日々でして・・・10代20代の頃のように映画(少年)爺いになっていますが、そろそろ映画館にも足を運んでみようかなと思っています。来年はライブにも行けるでしょう・・・サックスの土岐さん亡くなったのが哀しいですが・・・残されたものは元気に生きていくだけです。ワイン会や食事会も増えてくるでしょう、美味しい食事の帰り道も高揚感に満たされていいものです。楽しみです。オミクロン株が心配ですが・・・新年は穏やかな日常が戻って欲しいと願います。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.12.12
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プロのつぶやき1136「全部同じ味に感じる、全部同じに聴こえる」*12/27(月)28(火)29(水)営業いたします。*12/30(木)~1/4(火)お正月休みです、新年1/5(水)から通常営業します。カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。12月に入りました・・・毎朝4℃になってのんびりした千葉でも冷え込みを実感しています、くれぐれもご自愛ください。今晩は国立演芸場で今年最後の立川談笑師の独演会に行ってきます。コロナ前以来なので2年ぶりくらいになるでしょうか。コロナが落ち着いているので落語会から慎重に暮らしを戻しています・・・オミクロン株が不気味ですけど。今週は高騰し続けるコーヒー生豆価格の新しい情報収集と対応をしていました。とりあえず今持っている在庫と手当した新しい在庫で当分今のままでいけそうです。今のところ仕入れ価格が20-40%の高騰になっています、出来るだけ価格を上げずに済むよう手を打っています、ご理解よろしくお願いします。そんなこんなで・・・先週の11月最後のTFMサンデーソングブックが、続けて「スイートソウルでたなつか」でした。デルフォニックス の 「La La Means I Love You 」は達郎がカバーしていて好きになって、それから色々なミュージシャンの演奏や歌聴くようになったりしています。スイートソウルでもデルフォニックスとかアイズレーとかスタイリスティックスとかだと知らない曲でもあっ!とわかる時あります。ファンの便りから「スイートソウルは全部同じに聴こえる」というのを紹介してました。キーボードの難波さんがFacebookで「スイートソウルは全部同じに聴こえる」というお便りが紹介されました。確かにその通りですが、それを言ったらブルースやカントリーやハワイアンや演歌もそうですよ。それは同じとかマンネリとかではなく、メタルなどと同じ ”様式美” というものです。僕は ”変化に富みすぎる音楽(笑)が好きなプログレ野郎” と思われているのでしょうが、ソウル・ミュージックは大好きですよ。 」と書いてました。達郎は「全部同じようなのがいいんです。その空気感といいましょうか、その期待感と言いましょうか。それがこうしたスイートソウルのジャンルを作っているんですね。」・・・「Newest is the Best! なものには加担してこなった。勿論、逆に新しいものはダメってこともないですしね。新しいものでも古いものでもいいものはいいし、好きなものは好きでいいんですよね」と言ってました。まぁ、ジャズも同じですし・・・66の爺いからしたら、今ヒットしている若い人の曲も似たようなものです。でも、このところ毎日土岐麻子ちゃんの新しいアルバム「Twilight」を車でも自宅でもヘビロテしてます。とってもポップなんですが、密かにソウルフルな面もあって、聴いてて心地よくてずっと聴いてます。(麻子ちゃん、若くないか、失礼)スイートソウル全部同じに聞こえる人もいるし・・・コーヒー全部同じ味に感じる人もいるでしょう。時々、卸先のカフェやレストランでそのお店のコーヒー飲んださかもとこーひーの常連さんが「さかもとこーひーのコーヒー?」って言われたとそのお店の店主さんから聞くことがあります。自分ではそのような状況無いのですが(笑)・・・常連さんはいつも飲んでいるさかもとこーひーとよそのコーヒーの違いを感じるようです。自分の好みに合うお店とか、ミュージシャンとか、落語家とか作家とか、映画監督や俳優の心地よさ・・・勿論、浮気性で目についたお店などにチャレンジもします。そうそう、数年前まで家系ラーメンが苦手だったんですが・・・家系ラーメンが人気だし、千葉には有名な家系ラーメンが何店もあるので・・・YouTubeでお店や食べ方調べて、通っていたら、美味しさや店による違いを感じてきました。僕は、柔らかめ・少なめですね・・・でも家系はご飯と一緒がより魅力的だそうなので炭水化物控えていますが、少しチャレンジしようかなと思ってます(笑)落語なんかだと同じネタを様々な落語家がはなします。人によっては同じストーリーですから同じに聞こえるでしょうし、演者による違いが楽しい人もいますし・・・同じ落語家の同じネタでもその時々の変化を楽しんだり期待したりもします。全部同じ味に感じる、全部同じに聴こえる、違いまではわからなくても、心地よいかどうかを感じる人もいるでしょう・・・何が心地よいかはお好みですからね・・・その辺が面白くて、豊かな楽しみだと思います。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.12.05
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プロのつぶやき1135「常連さんに刺さるシングルオリジン&ブレンド」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。今朝クルマに乗ったら4℃でした・・・ほんわかしている千葉にも冬が来たようです。焙煎は冬バージョンになってきました。世間でニュースになっていますが、様々な値上げと同じようにコーヒーの価格がどんどん上がっています。すでに大手コーヒー会社が値上げを発表して、有名自家焙煎店の値上げのお知らせも見るようになりました。コーヒーの世界は相場の動きや産地の気候変動、さらにコーヒーの樹の病気などで常にリスクがありますので・・・さかもとこーひーは余裕を持って在庫を持ち、お客さまに安定してお届けできるようにしています。なんといっても昭和49年に喫茶業界に入ってすぐ歴史的なブラジル大霜害がありましたし・・・さかもとこーひー開店して間もない時にも同じようにブラジルの霜害があって・・・身にしみています。なので・・・さかもとこーひーとしては来年前半までは基本今のままで、豆によっては価格の微調整で済むよう手当をしています。この10年、クオリティの高いスペシャルティコーヒーは常に生豆仕入価格が上がってきましたので、さかもとこーひーも何度か値上げをしてきましたが、生産性を上げることや使用する素材の選び方で価格を抑えています。そんなこんなで・・・早いもので、スペシャルティコーヒーに挑んで20年が過ぎました。最初の5年は、それまでのコーヒーには無いクオリティや様々な魅力を受け止めて、それらを生かす焙煎のチューニングに懸命でした。スペシャルティコーヒー以前の素材よりも、より焙煎の精度を上げないと素材のポテンシャルを安定して発揮することができませんでした。その微妙なチューニングに3-5年かかりました、検証の繰り返しですね。その後の5年は次々と紹介される新しい産地や生産者の豆にチャレンジして、スペシャルティコーヒーの魅力の全体像を把握しようとしていました・・・そしてその多様な魅力を常連のみなさんにお届けしました。この10年はそれらの多様な魅力をさかもとこーひーの常連さんがどう感じてくれるのかを受け止めていました。みなさんお好みはそれぞれですから、どのような香りや味わいがどのようなお好みのお客さまにとって魅力的なのか?・・・楽しいやりとりでした。勿論、予想以上にご好評いただく豆があったり・・・逆に反応が思ったほどではない豆があったりでした。さかもとこーひー開店以来の基本は・・・比較した時に誰でもが違いを感じやすいこーひーを品揃えするということです。違いを感じるのは楽しいものですが・・・よくわからない、って時はさびしいものです。スペシャルティコーヒーは多様な魅力が基本ですし・・・コーヒー好きだけどよくわからないって声を聞くので、違いを感じる楽しさを大切にしています。なので、店に並べる時は誰もが(細かい違いはそれぞれなんですが)素直に違いを感じるようにしています。(微妙な違いの素材は同じ時期には並べないようにしています。)同時にブレンドの可能性を追いかけていました、業界ではシングルオリジン推しが目立っていますが・・・素晴らしい素材があれば、ブレンドの可能性が広がりますのでブレンドは楽しいです。さらに色々なスイーツとのペアリングにはシングルオリジンだけでは幅が狭いと思っています、ブレンドだと思わぬペアリングの魅力になることがあります。ベーシックなブレンドは、あまり個性を強くしないことで好き嫌いが出ないように、そして基本のクリーンな雑味のない味わい、まろやかで心地よい口当たりと余韻、冷めてもクリーンで甘さを感じるようにとイメージしています。季節のブレンドや定番化しているブレンドは、そこにキャラを加えています。モカだったり、グアテマラだったり、タンザニアだったり、マンデリンだったりをブレンドすることで・・・一つ一つのブレンドの魅力が明確になっていきます。そういう中から同じブレンドを10年20年とリピートしてくださる常連さんが増えてきます。深煎りだったり、深くなかったりで・・・大枠のお好みも分かりやすいと思います。そして季節限定のやりすぎ(笑)ブレンドも色々とお届けしてきました。スペシャルティコーヒーのトップクオリティの豆だけでブレンドしたりで・・・スペシャルティコーヒーの魅力の可能性にチャレンジしています。そうこうしていたら、ここ数年で常連さんに刺さるシングルオリジン&ブレンドが明確になってきました。長年かけて、常連さんのリピートが多いシングルオリジンが決まってきました・・・同じようにリピートが多いブレンドも決まってきました。どのシングルオリジンもブレンドもさかもとこーひーの基準を超えたものなので・・・クオリティや魅力に優劣はないはずなんですが・・・お客さまによってお好みがあるのは当然で、リピートの際立つこーひーがはっきりとしてきました。「定番・季節のブレンド」で特に人気なものは・・・「桜ぼんぼりカフェ」「夏への扉」「ベラ・ノッテXマス」ですね。「特別な季節のブレンド」では・・・「はじまりの春」「はじまりの秋」・・・「アニバーサリー」「アフターダーク」「イルミネーションカフェ」でしょうか。「新春・夢カフェ」「ドナ・リー」「ブラック・オルフェ」も印象的な人気です・・・「カフェ フィーカ」も驚くほどのご好評いただきました。ここ数年は深煎りのご要望にお応えしてきて・・・「バークレー・ロースト」「ダークノート」「ブラック・アイズ」とすっかりなくてはならない深煎りブレンドになりました。なくてはならないと言えばがっつり定番の・・・「カフェボッサ」「レディートラベラー」「特上フレンチ」ですね。シングルオリジンでも欠かせないこーひーがあります・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「エチオピア・モカナチュラル」・・・「マンデリン・タノバタック」「タンザニア・ムベヤ」・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」・・・「コスタリカ・シンリミテス」「パナマ」「ゲイシャ」・・・深煎りの「バークレーロースト」「深煎りグアテマラ」・・・かなり絞っても書ききれません(笑)まぁ、これからも思いつきや常連さんからのリクエストで新しいブレンドを作ったりするでしょうけれども・・・基本は、常連さんに刺さるシングルオリジン&ブレンドをメインにしていこうと思っています。そうすることで、皆さんのお好みに寄り添って、なおかつ生豆の仕入高騰に対応していこうと思っています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.11.28
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【レディートラベラー】2種類のモカ・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「エチオピア・モカナチュラル」を使った人気定番ブレンドです。まろやかな味わいからの2種類のモカ香りのよさ・・・その香りが余韻に漂って、キレのよい後味のスッキリ感・・・しかも酸味は感じらない・・・飲みやすくて香りが良くて雑味のないバランスのよいスッキリとした味わい、その辺が人気になっているんでしょう。2017年12月デビュー以来、リピートが多く、いつの間にか人気定番ブレンドに育ちました。ブレンドに2種類のモカを使おうと思ったのは・・・ジャズのライブでサックスとフリューゲルホーンのハーモニーに感動して、その響きから2種類のモカのブレンドを思いつきました。・・・以下は4年前の紹介文です、大好きでよく聴きにいった土岐英史さんが今年の6月に亡くなってしまいました。R.I.P.先日、仕事終わってからお茶の水にひとっ飛び・・・ジャズのライブハウスナルに土岐英史4days最終日に行ってきました。お届けしている「アフターダーク」は土岐さんの曲からインスパイアされ・・・3年目、毎年ご好評頂いてさかもとこーひーを代表するブレンドになっています。で・・・「レディートラベラー」という曲を聴いていて・・・新しいブレンドが浮かんだんです。「レディ・トラベラー」は市原ひかりさんの中音域の音色がすごくいいのでその音が生きるように土岐さんが作った曲で…市原さんのフリューゲルホーンの柔らかできれいな音、土岐さんの深く艶っぽい音、それぞれのソロも素晴らしく、さらに重なった音の響きは涙ものだったんですが…ふっとブレンドイメージできたんです…フリューゲルホーンとアルトサックスのブレンドです。気品溢れるモカ・イルガチェフェ(ハマ)と艶っぽいエチオピア・モカナチュラルの重なった魅力にしたいなぁーと・・・その2つのモカを引き立てるのは・・・深煎りコロンビアと深煎りエルサルバドル・・・きれいで円やかなコーヒー感に支えられてモカ・イルガチェフェ(ハマ)の繊細な香り味わいとエチオピア・モカナチュラルの甘さとマウスフィール香りが響きあいました。余韻は・・・モカ・イルガチェフェ(ハマ)とエチオピア・モカナチュラルが一体となって・・・長く心地よく続きます・・・楽しい仕事がまたひとつ出来ました・・・さかもとこーひーの常連さんみなさんに味わって欲しいと思ってます。
2021.11.25
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【ベラ・ノッテXマス】ブライトな深煎り・・・まろやかで華やかな深煎りです、後味のスッキリ感がダークでクリーンな魅力になっています。21年目になる「ベラ・ノッテ」のXマスバージョンです。さかもとこーひーの秋冬人気NO1の「ベラ・ノッテ」ですが、21年目になっても人気が衰えません。ほんと常連さんのお気に入りのこーひーに育ってこんなに嬉しいことはありません。ご好評だった「ベラ・ノッテXマス」としてバージョンアップしてお届けいたします。元々「ベラ・ノッテ」はXマスにはじまりXマスに終わるディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌ですから、ぴったりです。「ベラ・ノッテXマス」は…「深煎りグアテマラ」に「深煎りグアテマラ・アゾテァ」と「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです・・・まろやかで華やかな深煎りです。「深煎りグアテマラ・アゾテァ」を使うことで…「深煎りグアテマラ」と2つのグアテマラで華やかさとダークなキャラをイメージしました…「タンザニア・ムベヤ」もブレンドして…深煎りの華やかなXマスバージョンに仕上げました。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います、お楽しみください。「1993年の秋でしたから、そう、もう、28年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年デビューの「ベラ・ノッテ」も21年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。
2021.11.24
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【イルミネーションカフェ】(200gパック)ひと口目からイルミネーションの眩い煌めきにときめくようなイメージです・・・今年も「イルミネーションカフェ」の季節がやってきました。なめらかでまろやかな口当たりから・・・コーヒーのイメージとは違う華やかな印象・・・シーズンズグリーティングス・・・どなたにも安心してお勧めできる滑らかな口あたり・・・そのあとに感じる煌めく味わい・・・エレガントでやさしい余韻・・・フローラル感、フルーツ感、柑橘系の爽やかさ、上質なチョコレート感。さかもとこーひーのお客様にはみなさんに安心してお勧めできます。ワインの後にもお勧めです。ご自宅用、ギフト用にとお楽しみください。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「コスタリカ・シンリミテス」とさかもとこーひーを代表する最高峰の農園だけのブレンドです・・・華やかさ・・・親しみやすさ・・・余胤の複雑な味わい・・・お楽しみください。チョコレートでも、生クリームでも、その味わいをやさしく受け止めて引き立て…後味を爽やかにして、次のひと口をさらに美味しくしてくれるでしょう。フルーツタルト等フルーツたっぷりのケーキでもご機嫌な相性の良さだと思います。この辺は毎日のように甘いものとこーひーでおやつしているさかもとこーひーならではですね、お楽しみください。
2021.11.23
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【コスタリカ・シンリミテス】(200gパック)エレガント、滑らかな口当たり、豊かで長い余韻、圧倒的な魅力・・・さかもとこーひーがコスタリカで一番魅力的だと思っている「コスタリカ・シンリミテス」のご紹介です・・・華やかで爽やかな魅力を、Xマスシーズンにお届けします。毎年最初の焙煎してすぐ淹れて、ひと口飲むと・・・あぁーこれこれって感じで・・・滑らかでエレガントな印象、華やかなときめく余韻・・・クリーミー、シルキー、エレガント、スイート・・・個人的にも楽しみにしている「コスタリカ・シンリミテス」・・・ブライト、クリーミー、シルキー、ロングアフターテイスト、エレガント・・・繊細なのに、コクや複雑さに圧倒されます・・・最初の印象はエレガント…薄衣を1枚1枚重ねたような奥行きや厚みと言ったら良いでしょうか。ひと口目から圧倒的な魅力が押し寄せてきますが…その華やかさ、シルキーと言われる上品で柔らかな口当たりと甘さ、長く長く続く余韻…エレガントな魅力だと思います。フローラル、オレンジ、アールグレイ、チェリー、クランベリー、アプリコット、ストロベリー、オレンジ、ジューシー…挽いた時の香りから飲み終わっての余韻まで…圧倒的な魅力余韻で…ひたすら心地よく、うっとりとしてしまいます。さかもとこーひーがグアテマラ・エルインヘルト農園と並ぶ魅力を感じている・・・コスタリカの素晴らしい魅力です。エルインヘルト農園は少し規模が大きく…組織的な農園として素晴らしいですが…シンミリテス農園は規模が小さく家族経営な感じで素晴らしいと思います。さかもとこーひーは家族経営規模ですのでとっても親しみを感じますね・・・本店店長の次男が3回訪問しています。「コスタリカ・シンリミテス」をこーひーだけでゆっくりと味わう楽しみは最高にご機嫌ですが…勿論お菓子にもぴったりと合います。ケーキ、チョコレート、焼き菓子と受け止め、美味しさを引き上げてくれます。「コスタリカ・シンリミテス」はイチゴにもピッタリです…繊細な口当たりや上品な香りでエレガントという言葉がピッタリなこーひーです…イチゴというコーヒーには少し合いづらいフルーツでも相性良く、生クリームの脂肪分も軽く受け止めてしまう柔らかなコクにはほんと感心します。コスタリカのコーヒーは、専門的にはストラクチャーとか骨格とか言いますが、しっかりとしたコクが印象的なんですが…このシンリミテス農園はシルキーマウスフィールと言われるようなとっても繊細で柔らかな口当たりが、きれいな酸と甘さが一体になっていることにいつも感心します。ひと口目から最後の余韻まで華やかな香りと柔らかな味わいで満たされると思います。コスタリカのトップスペシャルティコーヒーの魅力を心行くまでお楽しみください。農園名 : Sin Limites(シン・リミテス)農園主 : Jose Jaime Cardenas (ホセ ハイメ カルデナス)農園面積 : 1.4ha 栽培地:コスタリカ、ウエストバレー地域、ロオールデスデナランホ地区マイクロミル名:シンミルテス生産者:ハイメ&メイベルカルデナス品種:ヴィジャサルチ標 高: 1,600m 収穫時期:2月~3月生産処理:イエローハニー製法(粘着質を50%程度残し、乾燥する。)コスタリカでは、従来農協系や大手会社によるコーヒーが主流でしたが、ここ数年発展してきたマイクロミルのコーヒーがそのユニークさ及び品質の高さから注目を受けております。同国では、他の中米と異なり、農園規模は小さく、収穫したチェリーを農協系またはプライベート加工業者に搬入する分業制が主体でありました。この場合、各農家のコーヒーは大きなロットの一部になってしまいます。過去10年、先進的な農家は、家族や親類など農園が小規模な水洗処理設備、乾燥設備を共有し、地区特性を反映した品質の高いコーヒーを一貫して生産する動きがマイクロミルです。コスタリカ全土でその数は180を超えるといわれ、従来のコスタリカコーヒーの概念を覆す高品質を実現しています。それもそのはず、樹の管理から水洗処理、乾燥、中にはドライミルまで所有し、生産者自身のプライドを賭けた商品として作っているからです。 シンリミテスは、マイクロミルの中でも五本の指に入ると言っても過言ではないでしょう。小さなミルですが、綺麗に整備された乾燥テーブルなど、如何に手間暇をかけて生産しているかがわかります。正に職人マイクロミル(ARTISAN)です。カルデナス氏は、特にハニー製法に熱心に取り組んでおり、彼がコスタリカハニーコーヒーを更に上のステージに引き上げたと言っても過言ではありません。 2008年のCOEでは堂々の2位を獲得し、その後も入賞を果たしております。また、WBC大会では鈴木バリスタがシンリミテスコーヒーと共に世界を相手に奮闘し上位入賞を果たしております。『シンリミテス』とは『無限』の意味ですが、この豆の持つウエストバレー特有のオレンジ系風味とコク、芳醇な甘味からは、コスタリカコーヒーの無限の可能性を感じる素晴らしい一品です。
2021.11.22
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プロのつぶやき1134「コスタリカ・シンリミテス、イルミネーションカフェ、ベラ・ノッテXマス、レディートラベラー」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。ほんわかした千葉でも朝10℃を切るようになってきましたので、これから3月まで3ヶ月少し焙煎が冬バージョンになっていきます。そうなると、さかもとこーひーは忙しい季節です。コンデション整えて安定した仕事に励みます。コロナはおとなしくなっていますが、冷えと乾燥の季節になっていきます、くれぐれもご自愛ください。そんなこんなで・・・11月の新しいこーひーはXマスシーズン向けです。さかもとこーひーのコスタリカNo1農園「コスタリカ・シンリミテス」・・・グアテマラ・エルインヘルト農園とコスタリカ・シンリミテス農園を贅沢にブレンドした「イルミネーションカフェ」・・・毎年人気の季節の深煎り「ベラ・ノッテXマス」・・・発売4年で人気こーひーになった「レディートラベラー」・・・の4つです、お楽しみください。【コスタリカ・シンリミテス】(200gパック)エレガント、滑らかな口当たり、豊かで長い余韻、圧倒的な魅力・・・さかもとこーひーがコスタリカで一番魅力的だと思っている「コスタリカ・シンリミテス」のご紹介です・・・華やかで爽やかな魅力を、Xマスシーズンにお届けします。毎年最初の焙煎してすぐ淹れて、ひと口飲むと・・・あぁーこれこれって感じで・・・滑らかでエレガントな印象、華やかなときめく余韻・・・クリーミー、シルキー、エレガント、スイート・・・個人的にも楽しみにしている「コスタリカ・シンリミテス」・・・ブライト、クリーミー、シルキー、ロングアフターテイスト、エレガント・・・繊細なのに、コクや複雑さに圧倒されます・・・最初の印象はエレガント…薄衣を1枚1枚重ねたような奥行きや厚みと言ったら良いでしょうか。ひと口目から圧倒的な魅力が押し寄せてきますが…その華やかさ、シルキーと言われる上品で柔らかな口当たりと甘さ、長く長く続く余韻…エレガントな魅力だと思います。フローラル、オレンジ、アールグレイ、チェリー、クランベリー、アプリコット、ストロベリー、オレンジ、ジューシー…挽いた時の香りから飲み終わっての余韻まで…圧倒的な魅力余韻で…ひたすら心地よく、うっとりとしてしまいます。さかもとこーひーがグアテマラ・エルインヘルト農園と並ぶ魅力を感じている・・・コスタリカの素晴らしい魅力です。エルインヘルト農園は少し規模が大きく…組織的な農園として素晴らしいですが…シンミリテス農園は規模が小さく家族経営な感じで素晴らしいと思います。さかもとこーひーは家族経営規模ですのでとっても親しみを感じますね・・・本店店長の次男が3回訪問しています。「コスタリカ・シンリミテス」をこーひーだけでゆっくりと味わう楽しみは最高にご機嫌ですが…勿論お菓子にもぴったりと合います。ケーキ、チョコレート、焼き菓子と受け止め、美味しさを引き上げてくれます。「コスタリカ・シンリミテス」はイチゴにもピッタリです…繊細な口当たりや上品な香りでエレガントという言葉がピッタリなこーひーです…イチゴというコーヒーには少し合いづらいフルーツでも相性良く、生クリームの脂肪分も軽く受け止めてしまう柔らかなコクにはほんと感心します。コスタリカのコーヒーは、専門的にはストラクチャーとか骨格とか言いますが、しっかりとしたコクが印象的なんですが…このシンリミテス農園はシルキーマウスフィールと言われるようなとっても繊細で柔らかな口当たりが、きれいな酸と甘さが一体になっていることにいつも感心します。ひと口目から最後の余韻まで華やかな香りと柔らかな味わいで満たされると思います。コスタリカのトップスペシャルティコーヒーの魅力を心行くまでお楽しみください。農園名 : Sin Limites(シン・リミテス)農園主 : Jose Jaime Cardenas (ホセ ハイメ カルデナス)農園面積 : 1.4ha 栽培地:コスタリカ、ウエストバレー地域、ロオールデスデナランホ地区マイクロミル名:シンミルテス生産者:ハイメ&メイベルカルデナス品種:ヴィジャサルチ標 高: 1,600m 収穫時期:2月~3月生産処理:イエローハニー製法(粘着質を50%程度残し、乾燥する。)コスタリカでは、従来農協系や大手会社によるコーヒーが主流でしたが、ここ数年発展してきたマイクロミルのコーヒーがそのユニークさ及び品質の高さから注目を受けております。同国では、他の中米と異なり、農園規模は小さく、収穫したチェリーを農協系またはプライベート加工業者に搬入する分業制が主体でありました。この場合、各農家のコーヒーは大きなロットの一部になってしまいます。過去10年、先進的な農家は、家族や親類など農園が小規模な水洗処理設備、乾燥設備を共有し、地区特性を反映した品質の高いコーヒーを一貫して生産する動きがマイクロミルです。コスタリカ全土でその数は180を超えるといわれ、従来のコスタリカコーヒーの概念を覆す高品質を実現しています。それもそのはず、樹の管理から水洗処理、乾燥、中にはドライミルまで所有し、生産者自身のプライドを賭けた商品として作っているからです。 シンリミテスは、マイクロミルの中でも五本の指に入ると言っても過言ではないでしょう。小さなミルですが、綺麗に整備された乾燥テーブルなど、如何に手間暇をかけて生産しているかがわかります。正に職人マイクロミル(ARTISAN)です。カルデナス氏は、特にハニー製法に熱心に取り組んでおり、彼がコスタリカハニーコーヒーを更に上のステージに引き上げたと言っても過言ではありません。 2008年のCOEでは堂々の2位を獲得し、その後も入賞を果たしております。また、WBC大会では鈴木バリスタがシンリミテスコーヒーと共に世界を相手に奮闘し上位入賞を果たしております。『シンリミテス』とは『無限』の意味ですが、この豆の持つウエストバレー特有のオレンジ系風味とコク、芳醇な甘味からは、コスタリカコーヒーの無限の可能性を感じる素晴らしい一品です。1620円/200gパック(税込)【イルミネーションカフェ】(200gパック)ひと口目からイルミネーションの眩い煌めきにときめくようなイメージです・・・今年も「イルミネーションカフェ」の季節がやってきました。なめらかでまろやかな口当たりから・・・コーヒーのイメージとは違う華やかな印象・・・シーズンズグリーティングス・・・どなたにも安心してお勧めできる滑らかな口あたり・・・そのあとに感じる煌めく味わい・・・エレガントでやさしい余韻・・・フローラル感、フルーツ感、柑橘系の爽やかさ、上質なチョコレート感。さかもとこーひーのお客様にはみなさんに安心してお勧めできます。ワインの後にもお勧めです。ご自宅用、ギフト用にとお楽しみください。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「コスタリカ・シンリミテス」とさかもとこーひーを代表する最高峰の農園だけのブレンドです・・・華やかさ・・・親しみやすさ・・・余胤の複雑な味わい・・・お楽しみください。チョコレートでも、生クリームでも、その味わいをやさしく受け止めて引き立て…後味を爽やかにして、次のひと口をさらに美味しくしてくれるでしょう。フルーツタルト等フルーツたっぷりのケーキでもご機嫌な相性の良さだと思います。この辺は毎日のように甘いものとこーひーでおやつしているさかもとこーひーならではですね、お楽しみください。1620円/200gパック(税込)【ベラ・ノッテXマス】ブライトな深煎り・・・まろやかで華やかな深煎りです、後味のスッキリ感がダークでクリーンな魅力になっています。21年目になる「ベラ・ノッテ」のXマスバージョンです。さかもとこーひーの秋冬人気NO1の「ベラ・ノッテ」ですが、21年目になっても人気が衰えません。ほんと常連さんのお気に入りのこーひーに育ってこんなに嬉しいことはありません。ご好評だった「ベラ・ノッテXマス」としてバージョンアップしてお届けいたします。元々「ベラ・ノッテ」はXマスにはじまりXマスに終わるディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌ですから、ぴったりです。「ベラ・ノッテXマス」は…「深煎りグアテマラ」に「深煎りグアテマラ・アゾテァ」と「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです・・・まろやかで華やかな深煎りです。「深煎りグアテマラ・アゾテァ」を使うことで…「深煎りグアテマラ」と2つのグアテマラで華やかさとダークなキャラをイメージしました…「タンザニア・ムベヤ」もブレンドして…深煎りの華やかなXマスバージョンに仕上げました。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います、お楽しみください。「1993年の秋でしたから、そう、もう、28年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年デビューの「ベラ・ノッテ」も21年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。1080円/225gパック(税抜き)【レディートラベラー】2種類のモカ・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「エチオピア・モカナチュラル」を使った人気定番ブレンドです。まろやかな味わいからの2種類のモカ香りのよさ・・・その香りが余韻に漂って、キレのよい後味のスッキリ感・・・しかも酸味は感じらない・・・飲みやすくて香りが良くて雑味のないバランスのよいスッキリとした味わい、その辺が人気になっているんでしょう。2017年12月デビュー以来、リピートが多く、いつの間にか人気定番ブレンドに育ちました。ブレンドに2種類のモカを使おうと思ったのは・・・ジャズのライブでサックスとフリューゲルホーンのハーモニーに感動して、その響きから2種類のモカのブレンドを思いつきました。・・・以下は4年前の紹介文です、大好きでよく聴きにいった土岐英史さんが今年の6月に亡くなってしまいました。R.I.P.先日、仕事終わってからお茶の水にひとっ飛び・・・ジャズのライブハウスナルに土岐英史4days最終日に行ってきました。お届けしている「アフターダーク」は土岐さんの曲からインスパイアされ・・・3年目、毎年ご好評頂いてさかもとこーひーを代表するブレンドになっています。で・・・「レディートラベラー」という曲を聴いていて・・・新しいブレンドが浮かんだんです。「レディ・トラベラー」は市原ひかりさんの中音域の音色がすごくいいのでその音が生きるように土岐さんが作った曲で…市原さんのフリューゲルホーンの柔らかできれいな音、土岐さんの深く艶っぽい音、それぞれのソロも素晴らしく、さらに重なった音の響きは涙ものだったんですが…ふっとブレンドイメージできたんです…フリューゲルホーンとアルトサックスのブレンドです。気品溢れるモカ・イルガチェフェ(ハマ)と艶っぽいエチオピア・モカナチュラルの重なった魅力にしたいなぁーと・・・その2つのモカを引き立てるのは・・・深煎りコロンビアと深煎りエルサルバドル・・・きれいで円やかなコーヒー感に支えられてモカ・イルガチェフェ(ハマ)の繊細な香り味わいとエチオピア・モカナチュラルの甘さとマウスフィール香りが響きあいました。余韻は・・・モカ・イルガチェフェ(ハマ)とエチオピア・モカナチュラルが一体となって・・・長く心地よく続きます・・・楽しい仕事がまたひとつ出来ました・・・さかもとこーひーの常連さんみなさんに味わって欲しいと思ってます。1080円/225gパック(税抜き)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.11.21
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プロのつぶやき1133「こーひーバッグのある暮らし」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。秋が深まってきています・・・ほんわかいい天気が続いている千葉ですが、朝は冷えを感じるようになりました。近所の小学校の2年生が町探検で本店に来ました。5人が二組・・・質問を用意して順番にきちんと聞いてきました。焙煎前の白っぽい生豆を見てもらって、焙煎して出来上がったコーヒー色の豆を見てもらいました。人気のコーヒーとか、お客さんの数とかも聞かれましたね、流石に売上は聞かれませんでした(笑)幼稚園小中学校でのこーひーレッスンは時々ありますが、ママさんの参加なので、小学生相手は珍しいです。そうそう常連さんの息子さんからインタビューされたこともありました、その子はもう高校生です。コロナ感染が減って落ち着いているのでコロナ禍では行けなかったライブに11/8(月)行ってきました。新宿サザンシアターの「生志・昇太二人会」です。生志師はイベンターに昼間で大丈夫?と心配したそうですが・・・やはり半分くらいの入りで、人気の昇太師はいつも満員のなかの高座なので、その話題だけで受けまくってました。12月は談笑師の国立演芸場独演会です、少しずつライブに足を運ぼうと思ってます。そんなこんなで・・・今月は卸先のオリジナルのコーヒーバッグとさかもとこーひー自店用のコーヒーバッグ製造が重なって・・・工場のスケジュールを抑えて、焙煎の計画立てて、間違いの無いよう段取りするので何度も確認しています。デザイン変更あったり、初めての製造だったり、豆の内容変更だったりがあるので緊張します。コーヒーバッグの広がりを実感していますが・・・昔はティーバッグなんてあり得なくて、紅茶はティーポットで淹れるものだと頑固に思っていましが・・・そうかきちんとした茶葉を使ってテトラのティーバッグにすれば簡単で美味しいじゃ無いかと、さかもとこーひーのティーバッグ作って、常連さんにも卸先のカフェにもご好評いただいています。コーヒーもドリップバッグなんてあり得なかったのですが・・・豆が良ければ問題ないとコーヒーバッグを増やして、9種類になってしまいました。実は、自宅でのこーひーは休みの日の朝くらいで、普段夕食後とかひとりでのんびり映画観たりしている時にはあまり飲みません。こーひー飲むと仕事モードで集中してきてリラックスできないので、かなしい(笑)で、お茶とか白湯とかが落ち着くのですが、緑茶ティーバッグだと便利だなぁーと思うようになりました。勿論、クオリティのしっかりとしたお茶のティーバッグだと理想的ですので、さかもとこーひーで販売しているお茶のティーバッグも作ろうかななんて思っています。マグカップにコーヒーバッグ1つ入れて熱湯を一気に注いで4分・・・最初は出張に便利だと思ったのですが、最近は自宅で使っています。常連さんはコーヒーバッグ1つで2杯3杯淹れても美味しいよと言ってくださいます。それはとっても嬉しいのです・・・1つに12g使って、細挽きにしてあって、95℃以上の熱湯を使うと・・・成分がよく出ますから実は2杯淹れられますので、経済的なんです。これが・・・1つに8g10gで、粗挽きだと、そうはいきません・・・素材と焙煎のクオリティがそこに出ると思っています。職人の密かな腕自慢です(笑)5袋分の価格で6袋選べる「オフィスパック」が多いです・・・全部違う種類選ぶ方も多いですし、お気に入りの2種類3種類選ぶ方もいらっしゃいます。割と平均して全種類出るのが印象的です。デカフェが・・・「デカフェ・エクストラブレンド」と「デカフェ・マンデリン」の2種類。ブレンドは・・・「カフェデイジー」「カフェボッサ」「カフェフィガロ」「特上フレンチ&特上アイスコーヒー」シングルオリジンは・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「タンザニア」「マンデリン・タノバタック」以上の9種類、これでもういいかな?と思いますが、季節のブレンドや限定のシングルオリジンも面白いかなとも思っています。ご自宅用、出張やアウトドアにも便利ですし・・・プレゼントのご利用も多いです。コーヒーバッグだけ買われる常連さんも増えましたし・・・豆とコーヒーバッグ併用の常連さんもいらっしゃいます。そんなこんなで・・・街のコーヒー豆屋、ホームタウンコーヒーが少しずつ進んでいるかなと思っています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.11.14
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プロのつぶやき1132「カフェ・飲食店、芸風の心地よさ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。秋晴れの気持ちのいい毎日ですが・・・今日は立冬だそうです、しかし朝の焙煎スタートの時まだ10℃切りません。最近毎日、70歳の新人バンドのデビューアルバム「SKYE」を聴いてます。ギター鈴木茂、ベース小原礼、ドラム林立夫、キーボード松任谷正隆・・・4人がレジェンドと呼ばれる名人なので・・・演奏は言わずもがなのありそうでなさそうなとっても気持ちよい東京ロックで聴けば聴くほど絶妙のグルーブです。4人ともに歌は専門では無いのでそれなりだろうと思っていたら、まるで10代の新人のような切迫感があって、それに惹きつけられてびっくり、ヘビロテしてます。コロナ感染が減ってきて・・・ライブを楽しむのを少しずつスタートしようかなと、明日月曜は新宿サザンシアター生志・昇太二人会が昼間の会なので行ってきます。二人ともに若手の頃から知ってますが、いつの間にか60前後となっていて、キャリア重ねての芸が楽しみです。そんなこんなで、三木のり平さんの息子のり一さんのTwitterを楽しみにしているのですが・・・「芸風というくらいだから風なんであって、お客は芸人の風を愛するので、志ん生、せんの馬生、小三治師はいい風で寄席の空間を満たしお客は風に吹かれに寄席に足を運んだのです。ちゃんとした芸とか上手で立派な落語聴きたくて会場へ行くわけじゃない。芸風なけりゃ落語は今に新劇みたいになっちゃう♪」と先日Tweetしてました。なるほどなぁーと思いますね。あんまり下手だと聴いてられませんし・・・確かにちゃんとした芸かどうかとかも気になりますが・・・心地よい風に吹かれるような気分の良さを求めているところがあります。それがライブの魅力なんでしょうねー、配信やDVDではなかなか難しいです。前座さんを聴くときは、上手い下手は気にならなくて、自分にとって気持ちのいい芸かどうかで追いかけるかどうかになっていますね。まぁ、好みかどうかってなってしまいますが・・・リズムとメロディが気持ちいいか、好みかどうか大きいですね。これって、カフェや飲食店にもそのまんまですね、勿論自家焙煎店も・・・お客はその店の心地よい風にあたりたいってことあるでしょう。勿論、不味かったり、高かったりでは心地よい風なんか吹きません。そうそう、卸先のカフェに向かう時、色々な店の前を通るので気にしていますが・・・コロナ禍になって気がついたのが・・・店全体に「ウエルカム」な雰囲気を感じる店と、そうではない店があることです。コロナ禍の非常事態なので感染対策をきちんとするのは当然ですが・・・それでもお客さんにやさしいウエルカムな空気感のお店と、きちんとしているだけに堅い雰囲気のお店があるように感じています。お店の中に入っても感じますが・・・入口周りは特に感じます。ひっそりとしたお店でもいい風を感じる店とそうでない店がありますね。特にコロナ禍で緊張やストレスが大きいので、カフェや飲食店では対策しつつリラックスしたいです。「芸風なけりゃ落語は今に新劇みたいになっちゃう」・・・落語は大衆芸能ですから新劇みたいに特定のファンだけになったら似合わないですね。なんか秋晴れで気持ちいい陽射しや風の日が続いています、さかもとこーひーはそんな風を感じる店でありたいです。そうそう、晩年の談志師の落語は「江戸の風」をテーマにしてました。若い頃からテーマが「伝統を現代に」から「業の肯定」へと変わって・・・老年に入る頃「イリュージョン」となり・・・晩年は「江戸の風」に行きつきました。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.11.07
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プロのつぶやき1131「こーひーのまろやかさについて」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。朝の冷え込みを感じています、焙煎の温度や火力も秋から冬に向かっています。コロナで延期していた友人との食事会でサンクオピエさんに行ってきました。「アフターダーク」を持ち込んで、秋のコースのデザートに合わせてみました。秋のコース専用のブレンドとの比較ですね。で、フィナンシェには濃いめの紅茶がよく合って、コーヒーを合わせるのが難しいんですが・・・山栗のフィナンシェに「アフターダーク」がすっと合ってご機嫌でした。その話しで食後にシェフと盛り上がってました。そうそう、山栗のポタージュ・カプチーノ仕立てにはマコンシャルドネ・ドメーヌジャンマルクボワイヨを合わせて・・・スープにワインってあまり聞かないけれども・・・とっても自然に合ってびっくりしました。バランスの良い果実味と酸味が山栗に合っていて、カプチーノ仕立てやシャルドネの樽香がさりげなく効いているのかなぁ~と、勉強になりました。で、先日同業の友人からスエーデン、ノルウエーの人気店3店のコーヒーが送られてきましたが、今度はデンマークの有名店のケニアが届きました。高いクオリティのケニアでしたが、焙煎に問題があってケニアの際立つ魅力、鮮やかな味わい、華やかな香りや余韻、ボリューム豊かなボディやまろやかなマウスフィール、酸味と甘さのバランス・・・どれもが不足していました。重く感じる酸味、痩せたマウスフィールと余韻、心地よくないというか不快な印象です・・・もしかしたら、重く感じる酸味をコクと感じているのかなと思いました。スペシャルティコーヒー以前の日本ではそのような重い味わいをコーヒーのコクと言っていたものです、今の60代70代の世代ですね。そういった豆はハンドドリップで上手に淹れないと飲めないですね。そんなこんなで・・・こーひーのまろやかさについて書いてみます。スペシャルティコーヒーのまろやかなコクはとっても心地よいものです。上質なお茶や紅茶が薄く淹れてもまろやかな心地よさがあるように・・・スペシャルティコーヒーも濃いめ薄めに関係なく、それぞれの口当たりのまろやかな心地よさがあるものです。逆に味わいの痩せた水っぽいものをウオータリーとカッピングで表現します。素材に問題がある場合も、焙煎に問題がある場合もあります。カッピングでは、口当たり・マウスフィールがとっても大切です。ラウンドとか、クリーミーとか、シルキーやベルベッティ、ジェントリー等々口当たりの質感や・・・リッチとか、ライトなどボリューム感とか評価していきます。さかもとこーひーで重視しているのは、冷めてからの余韻とマウスフィールの一体感の魅力、心地よさです。それが全体のまろやかな印象につながっていくようです。同じ「まろやかさ」と言っても・・・浅煎りのまろやかさもありますし・・・深煎りのまろやかさもあります。今なら「カフェ フィーカ」のまろやかさと「アフターダーク」のまろやかさは言葉にすると同じ「まろやかさ」ですが・・・実際の印象は違うと思います。「カフェ フィーカ」の場合は使っている「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と3つともに素晴らしいトップクオリティの素材ですが、特に完熟具合が素晴らしく、さらにその熟度が揃っていて・・・きれいな酸を甘さが包み込み、その一体化された味わいがまろやかさを引き立てているように思います。「アフターダーク」の場合はベースが深煎りなのでローストのダークさやカラメル感、ダークチョコ感に「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」の際立った魅力が一体化してのまろやかさになっているのでしょう。サンクのシェフは「アフターダーク」の浮遊感がたまらないと仰っていました。深煎りのベースに「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」のブルゴーニュワインのようなキャラが乗っかっているイメージでしょうか。その「アフターダーク」が山栗のフィナンシェを受け止めてぴったりの相性の良さだったのは「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」のエレガントで上品でありながら豊かな酸やマウスフィール、まろやかなコクが活躍したからでしょう。いづれにしても、素材の完熟度合いによる甘さや栄養素の豊かさがあって、それを的確に焙煎し、成分がデベロップすることで・・・魅力的な口当たり、マウスフィールになり、それをまろやかと感じるのでしょう。(レスクリーン、雑味、エグ味、ざらつき、焦げ味、酸っぱ味、水っぽさ・・・などは不快でまろやかさとは正反対ですね。)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.10.31
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プロのつぶやき1130「ワインからのこーひー」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。今朝(10/24)本店に来て座ったら足元からじわーっと冷えてきました・・・秋を通り過ぎて一気に初冬のような朝の寒さがやってきた千葉です。コロナ感染が一気に少なくなったら・・・おゆみ野店での「こーひーレッスン」のご要望がきて・・・公民館での「こーひーレッスン」申し入れも何件か来ています。まぁ、公民館は来年の4月以降来期の計画の時期なのでしょう。毎朝の焙煎の温度設定や火力に気を遣う季節になっています。新発売の「カフェ フィーカ」ご好評頂いています・・・浅めの焙煎で北欧テイストなんですが、まず口当たりのまろやかさが世の多くの浅煎りとは違って、さらに余韻の甘さに包まれた酸味の心地よさが、飲みやすさと美味しさに繋がっているようです。試飲で味わって頂いてのご購入が多くて嬉しいです。そんなこんなで・・・長いコロナ禍でできなかったワイン会、いつ以来かわからないくらい久々に幕張本郷サンクオピエさんでありました、県の制限があるので4名でした。お酒と営業時間は通常に戻るようです・・・まぁ、そうは言っても大人数や大騒ぎは不味いでしょう。個人店で少人数で楽しく食事したり呑むのは大丈夫でしょうね。シャンパンでスタートして、その後は珍しくドイツワインで白2種類、赤1種類・・・いつもの主催のKさんはブラインドで飲んだらドイツとは思えないワインということで選んだそうです、だいぶマニアックです。まぁ、Kさんのおかげで僕はかなり様々なワイン味わっていますが・・・ワインの勉強は自分でストップかけています。学び出すと仕事に影響するくらいのめり込む性格なんで・・・しっかりと味わえる程度の知識はありますが、それ以上はただひたすら楽しむスタンスを守っています。その方がお客さんの感覚をしっかりと感じられるというのもあります。「コーヒー詳しくないんだけれども、好きなんです。」と、さかもとこーひーの常連さんからよく言われるのですが・・・こちらはコーヒーや紅茶の専門家なので、せめてワインやお酒は「詳しくないんだけれども好き!」そんなスタンスでいようと決めています。幸いなことにKさんやシェフが身近にいるのでお任せしていれば様々な料理とワインの魅力を楽しめています。さかもとこーひーもお客さんは詳しくなくても気軽にこーひーを楽しんでいただきたいと思っています。で、いつもより早い17時半にスタートしました・・・生ハムやフォアグラポルチーニ、沖カサゴ、ハトと進み・・・デザートはヴァローナ・オレリスと黒糖のクレームブリュレ、栗・オ・レのソルベ、山栗のフィナンシェで・・・こーひーはそのデザートに合わせたブレンドと持ち込んだ「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」でした。素晴らしい料理とワイン、そしてデザートの後のこーひー・・・ブレンドはこのデザート専用なので、クレームブリュレにも、ソルベにも、フィナンシェにも合って・・・デザートを引き立て、最後まで美味しくというイメージ通りでご機嫌でした。さらにクリーンなこーひーの味わいは料理やワインの流れを邪魔していないことを実感しました、今までは当たり前なので特に気にしていなかったのです。ここでレスクリーンな雑味や不快な苦味、キレの悪い重い酸味のコーヒーだと、素晴らしいワインや料理、デザートの流れをスパッと切ってしまうなぁーとあらためて思ったのです。ましてや締めですから残念感いっぱいです。(うちではコーヒーあまり出なくて、紅茶やハーブティが出るなんだと聞くことがありますが・・・それはお客さんがレスクリーンなコーヒーを避けているからなんだと思っています。)そして「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」のブルゴーニュ赤ワインのような余韻は食事の最後を締め括るに最高の魅力だなぁーとご機嫌でした。シェフがSNSでこの「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」を「高級ブルゴーニュワインのようなこーひーって信じられますか?あるんですよ。私、ソムリエの友人複数いますが、これを飲んで驚かなかったら友人やめますわ!(笑)」とアップしてくれました。同席した女性の感想がとっても興味深くて・・・第一印象は「とってもすっきりしている」・・・「すっきりとしている」は女性のお客さんから多くいただく感想です。(逆にいうと・・・ざらついたり、重い酸っぱ味、苦味が普通になっていて、そうでないクリーンで爽やかな味わいを「すっきりしている」となるんでしょう。)まぁ、マニアックなワイン会の常連メンバーのお二人なのですが・・・都内で仕事していて、呑んだり食べたりが大好き、旅行もするし、ほんと豊かな食体験をされています。そんなお二人が「最近時々ある流行りの浅煎りのコーヒーだとデザートに負けてしまう」と仰っていて・・・僕自身はレストランで浅煎りのコーヒーに出会った経験なかったので「なるほどなぁー!」と思ったのです。そして「昔からよくある苦くて雑味のあるコーヒーの方がデザートに負けないし、慣れているのでまぁこんなものかと」と仰って、これまたびっくり・・・僕自身はしっかりとした味わいのデザートでも雑味のあるコーヒーは辛くて飲むのが厳しいのですが、呑んだり食べたり大好きな方のコーヒーに対する感覚がわかって現実を知ったのです。出張で泊まったホテルの朝のコーヒーが以前よりもクオリティアップしていたり、大手チェーンのコーヒーもクオリティアップしていたりして・・・スペシャルティコーヒーが日本に紹介されて20年、多少なりとも影響力持ってきたかなぁーと思うことがあるのですが(まぁ、コンビニコーヒーの影響の方が大きそうですが)・・・街場のレストラン、シェフの意識はコーヒーまで届いていないんだなぁーと身にしみた夜でした。さかもとこーひーを採用してくださっているフレンチは何件かあるのですが・・・そういったシェフは出会いもありましたし、即反応してくださった感性は素晴らしいんだとあらためて感じたのでした。一部のシェフは「コーヒー変えたからといってお客は増えない」といったようなこと言うんですが・・・確かに料理やデザート、ワインの魅力が上がったほうが繁盛につながるでしょう。しかし、最後のコーヒーによって、お客さんが食事のひとときを気持ちよく過ごし、その帰り道がより機嫌よくなると思うんですけどね~。(30年くらい前、クイーンアリスの石鍋シェフが繁盛のキモを・・・前菜とデザートを大切にすると言っていて腰抜かしたのを思い出しました(笑)まぁ手頃な価格のプリフィクスのコースってこともあるんでしょう。)料理やワイン、デザートの素晴らしい流れがコーヒーまで滑らかに続いていくレストランが増えて欲しいものです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.10.24
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【カフェ フィーカ】ひと口目上品で爽やかな口当たり・・・余韻はフルーティな甘さからフローラル・フルーティさがまろやかな口当たりの心地よい質感とともに続いていきます。浅煎りのジューシーさフルーティさをまろやかな口当たりと甘さで包んで・・・どなたでも素直に親しめる北欧テイストのさかもとこーひーに仕上げました。単なる浅煎りだとお好みが分かれますので・・・柔らかでまろやかな心地よい口当たりと甘さが余韻まで長く続くようにイメージしました。使った豆は・・・「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」です。様々な柑橘系のフルーツ感、フローラル、紅茶・・・香りが渦巻いているようです。プロのつぶやき1128 「北欧テイストのコーヒー」で書きましたが・・・先日同業の友人からスエーデン、ノルウエーの人気店3店のコーヒーが送られてきました。スペシャルティコーヒーに出会った時20年くらい前に北欧のコーヒーが目についてきました。今でもクオリティの高い豆の輸入量が多い地域です。そんなスウェーデン人の暮らしに欠かせない習慣を「フィーカ」というそうです。忙しくても仕事の手を休め、コーヒーとお菓子をゆっくりと日に何度も楽しむというと聞きました。最近は「バークレーロースト」「ブラック・アイズ」「ダークノート」に「アフターダーク」と深煎りこーひーの様々な個性や魅力をお届けしてきました。そしておかげさまでどれもが人気になっています。しかし、こーひーの魅力は深煎りばかりではなくて浅煎りの爽やかな魅力もあります。そこで「カフェ フィーカ」とネーミングして北欧テイストのさかもとこーひーをお届けします。浅煎りの華やかな魅力と柔らかで心地よい口当たりで日常的に毎日繰り返し飲みたくなる味わいになっていると思います。それでこそ「フィーカ」の魅力だと思います。
2021.10.21
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【ブラジル・パッセイオ】ひと口目、きれいな味わいとともにブラジルの柔らかな口当たりから華やかで甘さが魅力的な余韻へと流れていきます。少し冷めてくるとジューシーでシルキーな触感が「ブラジル・パッセイオ農園」がブラジルのトップクオリティだと感じさせてくれます。お気に入りの「ブラジル・パッセイオ農園」のブルボン種ナチュラル式です。クリーンで柔らかな口当たりと甘さが印象的で、余韻にジューシーなベリー感、ミルクチョコの質感からスパイシーさが魅力的です。ブルボン種&ナチュラル式の甘さや質感が嬉しいです。熟度、甘さ、余韻、質感と流石の素晴らしい農園です。ブラジルの上質な質感口当たり、甘さ、余韻をお楽しみください・・・柔らかい口当たり、甘さ、ジューシーさ、余韻の心地よさが魅力です。パッセイオ農園の生き生きとした魅力・・・なめらかな口当たり・・・上質魅力的な甘さ・・・シルキーなミルクチョコレート感・・・冷めてほのかに感じるベリー感とスパイシーさ・・・さらに冷めるとまるい甘さに満たされます。ベリー感からより複雑な魅力を感じるのは、ピーチのキャラが裏に隠れているからかもしれません。この質感口当たりからの余韻の魅力は上質なブラジル特有のもので・・・とっても和らぐといいますか・・・上等な和菓子の余韻と重なるイメージです。この20年ブラジルの色々なスペシャルティコーヒーをお届けしてきましたが・・・20年の洗練さや成熟を感じる農園だと思います、素晴らしい農園です。農園名:パッセイオ農園主:アドルフォ エンリケ フェレイラエ リ ア:南ミナスプ ロ セ ス:ナチュラル品 種:ブルボン標 高:1,100m~1,200mパッセイオ農園は、南ミナス地区のコーヒー生産地帯のほぼ中心に位置するMonte Beloにあります。標高1100m~1200mの丘陵地帯に農園が広がっており、火山性ミネラルを含んだ肥沃な土壌に恵まれています。植付けのための土壌整備からコーヒーチェリーのピッキングまでの作業は、訓練され、技術を持った作業者によって成り立っています。当農園は、3世代にわたりコーヒーの生産を行なっており、そのつど生産技術の革新を行い、効率性の向上を求めています。自然環境に対する配慮も抜群で、75ヘクタールの自然林を残しており、農薬の使用量も減らしています。作業者の生活、教育環境の整備等社会問題の解決にも積極的に取り組んでいます。パッセイオ農園はCOEやLate Harvest Competitionの常連として、世界のスペシャルティコーヒーのロースターに知られています。COEの前身であるITCのグルメコーヒープロジェクトの農園として1997年に初めて水流によるチェリーの比重選別機とグリーンセパレータを導入したことも、パッセイオの品質に関するアドバンテージを維持する要素となっています。
2021.10.20
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【アフターダーク】大好評頂いている8年目の「アフター・ダーク」・・・「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」を使った深煎りのブレンドです。自分でも気に入っていて、さかもとこーひーを代表するブレンドの一つになりました。ひと口目から印象的なまろやかで艶かしい味わいと香り・・・深煎りの味わいに寄り添ってくるパカマラ種のフローラルやフルーツ感・・・冷めてくると浮かび上がってくるピーチやマスカットにブルゴーニュ赤ワインの余韻・・・ご機嫌です。そのイメージは…深煎りの新境地と言いますか…元々深煎り自家焙煎店だったさかもとこーひーがスペシャルティコーヒーに出会って20年…その頃最初にインパクトあったのがピーツコーヒー&ティーのスペシャルティコーヒーの深煎りでした。スタバもその流れですね…スタバの高級版って感じでした。スペシャルティコーヒーを求めてはじめてマイアミに行った時…サンフランシスコ近くのバークレーにも飛んで、工場を見学させて頂きましたが、その高品質な生豆の数々や焙煎に触れて…あぁ!こんな生豆使って焙煎したいなぁーと思ったものでした。それから約20年経ち…スペシャルティコーヒーの焙煎が浅めの魅力も、深めの魅力もお届けできるようになり…それぞれの魅力にファンの常連さんがいらっしゃいます。で、最近思っていた事は…昭和の深煎り自家焙煎でも無い…ピーツやスタバのような深煎りでも無い…スペシャルティコーヒーに出会って20年経ったさかもとこーひーが今のスペシャルティコーヒーの魅力を生かした深煎りブレンドを作りたいなぁーということなんです。円やかでコクが豊かで上品で余韻が長く…あくまでもクリーンな味わい…スペシャルティコーヒーの滑らかさ華やかさ輝き…熟成したような深い味わい…使った豆は…「深煎りコロンビア」に「深煎りグアテマラ」…「深煎りエルサルバドル」そして「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」円やかな深煎りの味わいに「エルインヘルト・パカマラ」の輝くような魅力が顔を出して他に無い魅力になっていると思います。「アフター・ダーク」は…サックスの土岐英史さんのアルバムに入っていて、年に何回かライブで聴いていて大好きな曲なんですが…お嬢さんの土岐麻子さんが新しいアルバムで英語詩を付けて歌ったんです。それを聴いていて…After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉がピッタリだと思いました、是非お楽しみください♪(土岐さんが今年2021年6月71歳で逝去されました。ライブであの生音を浴びることができないのかと寂しいのですが、CDでヘビロテしてます。R.I.P.)
2021.10.19
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【グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ】(100gパック)艶かしい香りと質感・余韻・・・エレガント、ベルベッティ、フローラル、フルーツ・・・相変わらずのパカマラ種の魅力いっぱいです。毎年深まる秋を感じる季節にお届けしている「グアテマラ・エルインヘルト農園・パカマラ種」です。パカマラ種とゲイシャ種がスペシャルティコーヒー業界の際立つ個性、魅力の2トップでしょう。エルインヘルト農園はさかもとこーひーが世界最高峰の農園だと思っているので…次男を3年連続で訪問させ…前回の訪問時にパカマラ種の栽培エリアまで見学させていただきました。最初の印象が…滑らかさ、複雑さ、円やかさ、きれいなのに奥深い…冷めてからのブルゴーニュ赤ワインを連想される魅力が抜きんでています。アプリコット、ピーチ、フローラル、なめらかなマウスフィール、余韻の複雑さ、エレガントと・・・温かい時も冷めきっても。次から次へと魅力が押し寄せて来ます。あらためてカフェプレスで淹れ味わうと…最初の印象はエレガント…そして香りの豊かさと滑らかな口当たりから余韻に漂う香りの複雑さ妖婉さ…こーひーの可能性を感じさせてくれます。華やかさ、滑らかさ、余韻の素晴らしさ…カッピングコメントは…ピーチ、フローラル、アプリコット、カシス…ブライト、ライブリー…クリーミー、ラウンド…マスカット、洋梨、オレンジ、レモン…ブルゴーニュ赤ワイン、スパイシー…完全に冷めて、レモンバーベナの鮮烈な印象…エレガント、コンプレックス、ロングアフターテイスト。ピーチ、フローラル、マスカットなキャラクターが押し寄せてきました。ひと口目、舌を明るく気品ある味わいが包みます。ジッと集中するとピーチやフローラルにマスカット、アプリコットのキャラが甘さとともに押し寄せて…香りの余韻だけを残して、味わいがスッと消えて行きます。スタッフさんが、なんだろう、なんか凄いと言っていたので…色々とキャラクターを並べると…レモンでそれそれと頷いていました。レモンの周りになんだか怪しい感じしているのがピーチやアプリコットと言うと…感じるけど言葉にならないと…。シルキーマウスフィールと言われる繊細な口当たりにさらに滑らかで円やかなクリーミーさも追いかけてきます。少し冷めると、マスカットやオレンジに洋梨のような魅力も顔を出して…さらに冷めるときれいなレモンのキャラクター、レモンの酸味を取り除いたレモンバーベナのような鮮やかな香りと余韻、そこにオレンジが重なり…最後には上品な赤ワインを味わっているような際立った印象です。より滑らかさ円やかさを感じました、冷たくなっての最後のひと口ふた口はブルゴーニュ赤ワインのエレガントさと共通するこーひーだと思います、大切な方へのギフトとしてもお勧めします。エルインヘルト・パカマラをカフェプレスで5分抽出で味わっています。カフェプレスでの抽出時間を…標準の4分にすると…これ以上無いといったエレガントさが愉しめます…少し長めで5分とじっくり淹れると…エレガントさにより複雑さが深まって圧倒されます。品 種: パカマラ種農園: エルインヘルト 農園主:アルツロ・アギーレ氏栽培地: グアテマラ ウエウエテナンゴ地域 ラリベルタッド地区地形: クチュマタン山系に位置する険しい地形標 高: 1,770-1,830m土壌: ローム 雨量:1,600mm 気候: 年平均22°C、相対湿度 75%収穫時期: 2月から4月生産処理: 水洗処理方式(FW フー リー ウ オ ッシュド、発酵時間 48-60時間)、天日乾燥グアテマラの8つの地域の内、ウエウエテナンゴは、グアテマラ市から最も離れたメキシコ国境に位置します。「ハイランド・ウエウエ」といわれるように、岩肌がところどころみられる非常に険しい、標高の高い産地です。冬の収穫時期の朝には、霜がみられることがあるほどです。しかしながらメキシコからの乾燥した熱風がこの地域には吹き、ユニークな微気候を生み出し、それがコーヒー生産を可能にします。 ラリベルタッド地区は、メキシコ国境付近のウエウエテナンゴ地域の南側に位置し、過去カップオブエクセレンス品評会では、多くの入賞農園を生み出して参りました。同地区でも有名なのは、入賞常連のエル・インヘルト農園が挙げられます。 非常に高い標高のブルボ種は小粒で、熟度の高い風味が高く評価されてきました。2008年のカップオブエクセレンス品評会で同農園のパカマラ種がポンドあたり$80.20(当時の普通のコーヒーの約50倍!)を付けて以来、インヘルトのパカマラは強い個性を有するトップオブトップのスペシャルティコーヒーとして認知されるようになりました。 現在ではパナマのエスメラルダ・ゲイシャと並ぶ世界最高峰のコーヒーとして、農園独自のインターネットオークションによる販売を行うまでになりました。 高品質コーヒー生産に真摯に取り組み、大成功を収めているといってよいでしょう。同農園のパカマラ種は、1シーズンで三回の収穫期があり、コンセプションは最盛期である二番摘みとなります。紅茶のダージリンに例えれば、セカンドフラッシュのようなものです。一般的にコーヒーは、最盛期の収穫が品質的には最も優れているといわれておりますが、今回のコンセプションは、パカマラらしいクリーミーなテクスチャーに加え、カシスや黒ブドウのような凄いフレーバーを放っています。 この貴重な風味を皆さま、ぜひ味わってみてください
2021.10.18
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プロのつぶやき1129「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ、アフターダーク、ブラジル・パッセイオ、カフェ フィーカ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。昨日10/16(土)が今年最後の夏日になるとTVで言ってました、今週から晩秋の陽気になりそうだそうです。「アフターダーク」にぴったりな季節になっていきます。コロナ感染がぐーっと収まってきて・・・昨晩は今年初めてのサンクオピエさんでワイン会でした。いつもは6名くらいですが、人数制限あるので4名でしたが、久々にゆっくりと食事会を楽しめました。デザートは「ブロンドチョコ・ヴァローナ・オレリスと黒糖のクレームブリュレ、栗・オ・レのソルベ、山栗のフィナンシェ」で専用のブレンドがそれぞれに合ってました、自慢です(笑)一昨日は京都嘯月の栗蒸し羊羹、中津川すやの栗きんとんを手に入れまして・・・僕にとって最高峰の和菓子屋さん2軒なのでしみじみと味わえました。二つともに侘び寂びの味わいで・・・砂糖を使っていないかと思うくらいで、栗や小豆の風味を最大限に生かしたバランスでした。「つるべ糸」と一緒にいただきましたが、こーひーが全くじゃましていなかったのが、密かに自慢です(笑)そんなこんなで・・・深まる秋に向けて・・・1年ぶりのパカマラ種「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」・・・パカマラを使った8年目の「アフターダーク」・・・ブラジルのトップ農園「ブラジル・パッセイオ」・・・北欧テイストの新ブレンド「カフェ フィーカ」の4種類です、お楽しみください。【グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ】(100gパック)艶かしい香りと質感・余韻・・・エレガント、ベルベッティ、フローラル、フルーツ・・・相変わらずのパカマラ種の魅力いっぱいです。毎年深まる秋を感じる季節にお届けしている「グアテマラ・エルインヘルト農園・パカマラ種」です。パカマラ種とゲイシャ種がスペシャルティコーヒー業界の際立つ個性、魅力の2トップでしょう。エルインヘルト農園はさかもとこーひーが世界最高峰の農園だと思っているので…次男を3年連続で訪問させ…前回の訪問時にパカマラ種の栽培エリアまで見学させていただきました。最初の印象が…滑らかさ、複雑さ、円やかさ、きれいなのに奥深い…冷めてからのブルゴーニュ赤ワインを連想される魅力が抜きんでています。アプリコット、ピーチ、フローラル、なめらかなマウスフィール、余韻の複雑さ、エレガントと・・・温かい時も冷めきっても。次から次へと魅力が押し寄せて来ます。あらためてカフェプレスで淹れ味わうと…最初の印象はエレガント…そして香りの豊かさと滑らかな口当たりから余韻に漂う香りの複雑さ妖婉さ…こーひーの可能性を感じさせてくれます。華やかさ、滑らかさ、余韻の素晴らしさ…カッピングコメントは…ピーチ、フローラル、アプリコット、カシス…ブライト、ライブリー…クリーミー、ラウンド…マスカット、洋梨、オレンジ、レモン…ブルゴーニュ赤ワイン、スパイシー…完全に冷めて、レモンバーベナの鮮烈な印象…エレガント、コンプレックス、ロングアフターテイスト。ピーチ、フローラル、マスカットなキャラクターが押し寄せてきました。ひと口目、舌を明るく気品ある味わいが包みます。ジッと集中するとピーチやフローラルにマスカット、アプリコットのキャラが甘さとともに押し寄せて…香りの余韻だけを残して、味わいがスッと消えて行きます。スタッフさんが、なんだろう、なんか凄いと言っていたので…色々とキャラクターを並べると…レモンでそれそれと頷いていました。レモンの周りになんだか怪しい感じしているのがピーチやアプリコットと言うと…感じるけど言葉にならないと…。シルキーマウスフィールと言われる繊細な口当たりにさらに滑らかで円やかなクリーミーさも追いかけてきます。少し冷めると、マスカットやオレンジに洋梨のような魅力も顔を出して…さらに冷めるときれいなレモンのキャラクター、レモンの酸味を取り除いたレモンバーベナのような鮮やかな香りと余韻、そこにオレンジが重なり…最後には上品な赤ワインを味わっているような際立った印象です。より滑らかさ円やかさを感じました、冷たくなっての最後のひと口ふた口はブルゴーニュ赤ワインのエレガントさと共通するこーひーだと思います、大切な方へのギフトとしてもお勧めします。エルインヘルト・パカマラをカフェプレスで5分抽出で味わっています。カフェプレスでの抽出時間を…標準の4分にすると…これ以上無いといったエレガントさが愉しめます…少し長めで5分とじっくり淹れると…エレガントさにより複雑さが深まって圧倒されます。品 種: パカマラ種農園: エルインヘルト 農園主:アルツロ・アギーレ氏栽培地: グアテマラ ウエウエテナンゴ地域 ラリベルタッド地区地形: クチュマタン山系に位置する険しい地形標 高: 1,770-1,830m土壌: ローム 雨量:1,600mm 気候: 年平均22°C、相対湿度 75%収穫時期: 2月から4月生産処理: 水洗処理方式(FW フー リー ウ オ ッシュド、発酵時間 48-60時間)、天日乾燥グアテマラの8つの地域の内、ウエウエテナンゴは、グアテマラ市から最も離れたメキシコ国境に位置します。「ハイランド・ウエウエ」といわれるように、岩肌がところどころみられる非常に険しい、標高の高い産地です。冬の収穫時期の朝には、霜がみられることがあるほどです。しかしながらメキシコからの乾燥した熱風がこの地域には吹き、ユニークな微気候を生み出し、それがコーヒー生産を可能にします。 ラリベルタッド地区は、メキシコ国境付近のウエウエテナンゴ地域の南側に位置し、過去カップオブエクセレンス品評会では、多くの入賞農園を生み出して参りました。同地区でも有名なのは、入賞常連のエル・インヘルト農園が挙げられます。 非常に高い標高のブルボ種は小粒で、熟度の高い風味が高く評価されてきました。2008年のカップオブエクセレンス品評会で同農園のパカマラ種がポンドあたり$80.20(当時の普通のコーヒーの約50倍!)を付けて以来、インヘルトのパカマラは強い個性を有するトップオブトップのスペシャルティコーヒーとして認知されるようになりました。 現在ではパナマのエスメラルダ・ゲイシャと並ぶ世界最高峰のコーヒーとして、農園独自のインターネットオークションによる販売を行うまでになりました。 高品質コーヒー生産に真摯に取り組み、大成功を収めているといってよいでしょう。同農園のパカマラ種は、1シーズンで三回の収穫期があり、コンセプションは最盛期である二番摘みとなります。紅茶のダージリンに例えれば、セカンドフラッシュのようなものです。一般的にコーヒーは、最盛期の収穫が品質的には最も優れているといわれておりますが、今回のコンセプションは、パカマラらしいクリーミーなテクスチャーに加え、カシスや黒ブドウのような凄いフレーバーを放っています。 この貴重な風味を皆さま、ぜひ味わってみてください2700円/100gパック(税込)【アフターダーク】大好評頂いている8年目の「アフター・ダーク」・・・「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」を使った深煎りのブレンドです。自分でも気に入っていて、さかもとこーひーを代表するブレンドの一つになりました。ひと口目から印象的なまろやかで艶かしい味わいと香り・・・深煎りの味わいに寄り添ってくるパカマラ種のフローラルやフルーツ感・・・冷めてくると浮かび上がってくるピーチやマスカットにブルゴーニュ赤ワインの余韻・・・ご機嫌です。そのイメージは…深煎りの新境地と言いますか…元々深煎り自家焙煎店だったさかもとこーひーがスペシャルティコーヒーに出会って20年…その頃最初にインパクトあったのがピーツコーヒー&ティーのスペシャルティコーヒーの深煎りでした。スタバもその流れですね…スタバの高級版って感じでした。スペシャルティコーヒーを求めてはじめてマイアミに行った時…サンフランシスコ近くのバークレーにも飛んで、工場を見学させて頂きましたが、その高品質な生豆の数々や焙煎に触れて…あぁ!こんな生豆使って焙煎したいなぁーと思ったものでした。それから約20年経ち…スペシャルティコーヒーの焙煎が浅めの魅力も、深めの魅力もお届けできるようになり…それぞれの魅力にファンの常連さんがいらっしゃいます。で、最近思っていた事は…昭和の深煎り自家焙煎でも無い…ピーツやスタバのような深煎りでも無い…スペシャルティコーヒーに出会って20年経ったさかもとこーひーが今のスペシャルティコーヒーの魅力を生かした深煎りブレンドを作りたいなぁーということなんです。円やかでコクが豊かで上品で余韻が長く…あくまでもクリーンな味わい…スペシャルティコーヒーの滑らかさ華やかさ輝き…熟成したような深い味わい…使った豆は…「深煎りコロンビア」に「深煎りグアテマラ」…「深煎りエルサルバドル」そして「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」円やかな深煎りの味わいに「エルインヘルト・パカマラ」の輝くような魅力が顔を出して他に無い魅力になっていると思います。「アフター・ダーク」は…サックスの土岐英史さんのアルバムに入っていて、年に何回かライブで聴いていて大好きな曲なんですが…お嬢さんの土岐麻子さんが新しいアルバムで英語詩を付けて歌ったんです。それを聴いていて…After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉がピッタリだと思いました、是非お楽しみください♪(土岐さんが今年2021年6月71歳で逝去されました。ライブであの生音を浴びることができないのかと寂しいのですが、CDでヘビロテしてます。R.I.P.)1620円/225gパック(税込)【ブラジル・パッセイオ】ひと口目、きれいな味わいとともにブラジルの柔らかな口当たりから華やかで甘さが魅力的な余韻へと流れていきます。少し冷めてくるとジューシーでシルキーな触感が「ブラジル・パッセイオ農園」がブラジルのトップクオリティだと感じさせてくれます。お気に入りの「ブラジル・パッセイオ農園」のブルボン種ナチュラル式です。クリーンで柔らかな口当たりと甘さが印象的で、余韻にジューシーなベリー感、ミルクチョコの質感からスパイシーさが魅力的です。ブルボン種&ナチュラル式の甘さや質感が嬉しいです。熟度、甘さ、余韻、質感と流石の素晴らしい農園です。ブラジルの上質な質感口当たり、甘さ、余韻をお楽しみください・・・柔らかい口当たり、甘さ、ジューシーさ、余韻の心地よさが魅力です。パッセイオ農園の生き生きとした魅力・・・なめらかな口当たり・・・上質魅力的な甘さ・・・シルキーなミルクチョコレート感・・・冷めてほのかに感じるベリー感とスパイシーさ・・・さらに冷めるとまるい甘さに満たされます。ベリー感からより複雑な魅力を感じるのは、ピーチのキャラが裏に隠れているからかもしれません。この質感口当たりからの余韻の魅力は上質なブラジル特有のもので・・・とっても和らぐといいますか・・・上等な和菓子の余韻と重なるイメージです。この20年ブラジルの色々なスペシャルティコーヒーをお届けしてきましたが・・・20年の洗練さや成熟を感じる農園だと思います、素晴らしい農園です。農園名:パッセイオ農園主:アドルフォ エンリケ フェレイラエ リ ア:南ミナスプ ロ セ ス:ナチュラル品 種:ブルボン標 高:1,100m~1,200mパッセイオ農園は、南ミナス地区のコーヒー生産地帯のほぼ中心に位置するMonte Beloにあります。標高1100m~1200mの丘陵地帯に農園が広がっており、火山性ミネラルを含んだ肥沃な土壌に恵まれています。植付けのための土壌整備からコーヒーチェリーのピッキングまでの作業は、訓練され、技術を持った作業者によって成り立っています。当農園は、3世代にわたりコーヒーの生産を行なっており、そのつど生産技術の革新を行い、効率性の向上を求めています。自然環境に対する配慮も抜群で、75ヘクタールの自然林を残しており、農薬の使用量も減らしています。作業者の生活、教育環境の整備等社会問題の解決にも積極的に取り組んでいます。パッセイオ農園はCOEやLate Harvest Competitionの常連として、世界のスペシャルティコーヒーのロースターに知られています。COEの前身であるITCのグルメコーヒープロジェクトの農園として1997年に初めて水流によるチェリーの比重選別機とグリーンセパレータを導入したことも、パッセイオの品質に関するアドバンテージを維持する要素となっています。1080円/225gパック(税込)【カフェ フィーカ】ひと口目上品で爽やかな口当たり・・・余韻はフルーティな甘さからフローラル・フルーティさがまろやかな口当たりの心地よい質感とともに続いていきます。浅煎りのジューシーさフルーティさをまろやかな口当たりと甘さで包んで・・・どなたでも素直に親しめる北欧テイストのさかもとこーひーに仕上げました。単なる浅煎りだとお好みが分かれますので・・・柔らかでまろやかな心地よい口当たりと甘さが余韻まで長く続くようにイメージしました。使った豆は・・・「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」です。様々な柑橘系のフルーツ感、フローラル、紅茶・・・香りが渦巻いているようです。プロのつぶやき1128 「北欧テイストのコーヒー」で書きましたが・・・先日同業の友人からスエーデン、ノルウエーの人気店3店のコーヒーが送られてきました。スペシャルティコーヒーに出会った時20年くらい前に北欧のコーヒーが目についてきました。今でもクオリティの高い豆の輸入量が多い地域です。そんなスウェーデン人の暮らしに欠かせない習慣を「フィーカ」というそうです。忙しくても仕事の手を休め、コーヒーとお菓子をゆっくりと日に何度も楽しむというと聞きました。最近は「バークレーロースト」「ブラック・アイズ」「ダークノート」に「アフターダーク」と深煎りこーひーの様々な個性や魅力をお届けしてきました。そしておかげさまでどれもが人気になっています。しかし、こーひーの魅力は深煎りばかりではなくて浅煎りの爽やかな魅力もあります。そこで「カフェ フィーカ」とネーミングして北欧テイストのさかもとこーひーをお届けします。浅煎りの華やかな魅力と柔らかで心地よい口当たりで日常的に毎日繰り返し飲みたくなる味わいになっていると思います。それでこそ「フィーカ」の魅力だと思います。1620円/225gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.10.17
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プロのつぶやき1128「北欧テイストのコーヒー」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。日に日に秋が深まってきていますね・・・先日の千葉震源の地震には驚きました、震源地見たら我が家の下?、千葉市よりも江東区や埼玉の方が大きく揺れたようです。うちの被害は本店の黒板が落ちていたくらいでした。今朝は曇り空で涼しくなっています、10月になると温かいコーヒーが美味しくなりますね、常連さんからのご注文も増えてきました。「はじまりの秋」「つるべ糸」そしてもうすぐ「アフターダーク」とさかもとこーひーの秋も移ろい深まっていきます。先日同業の友人からスエーデン、ノルウエーの人気店3店のコーヒーが送られてきました。国内、アメリカ、オーストラリア等々色々なコーヒーがあちこちから評価を聞きたいということで送られてきます。北欧のコーヒーは何年かぶりでしたのでカッピングが楽しみでした。スペシャルティコーヒーに出会った時20年くらい前に北欧のコーヒーが目についてきました。COE(カップオブエクセレンス)の初期から良い豆を使って注目されましたし・・・使っている豆には名門農園がずらずら並んでいました。今でもクオリティの高い豆の輸入量が多い地域です。日本でも10年くらい前?から北欧のコーヒーを使ったカフェができたり、北欧のカフェで働いた方が日本でカフェしたり・・・サードウェイブコーヒーほどではありませんが、注目されていますね。そんなスウェーデン人の暮らしに欠かせない習慣を「フィーカ」というそうです。忙しくても仕事の手を休め、コーヒーとお菓子をゆっくりと日に何度も楽しむというと聞きました。ネット見たら、10時頃と15時頃の1日2回ともありました。なんだこれって昔からの日本のおやつと一緒じゃ無いかと・・・今でも職人さんは10時3時におやつしますからねー。僕がちっちゃな子供の頃、昭和30年代、おばあちゃんがお茶にしようかと言って縁側でお煎餅やお饅頭やお新香と一緒におやつしたものです。「フィーカ」は長い冬の気候から室内での暮らしを豊かに快適にしてきたと聞く北欧のライフスタイルの中のひとつの習慣なんでしょうね。そんなこんなで・・・送られてきたスエーデン、ノルウエーの人気店3店のコーヒーをカッピングしました。どれもかなりの浅煎りでした。浅煎りといえばサードウェイブコーヒーが有名ですが、サードウェイブコーヒーの焙煎で感心したものに出会っていません。浅煎りがダメかというとそんなわけは無くて・・・15年くらい前のシカゴのインテリジェンシアは浅煎りから深煎りまでラインナップされて、どのコーヒーもその魅力が明確に伝わってきて、一番気が合う?というか感覚が近いと感じたお店でした。そのインテリジェンシアの浅煎りは浅煎りの華やかさとまろやかなコクと豊かな余韻で素晴らしいものでした。そして、今回のノルディックコーヒー3店舗の浅煎りコーヒーです・・・ケニア、エチオピア、コロンビアでした。焙煎機はローリングスマートロースター、ディートリッヒ、プロバットということですが、焙煎機の違いも感じられて面白いです。で、カッピングすると・・・インテリジェンシアコーヒーの浅煎りコーヒーに比べると今回の3店のコーヒーは水分抜けが甘く、ロースティング工程のデベロップも不足していて、焙煎のレベルがもうひと息足りないと思いました。人気で繁盛しているというお店だそうですが。水分抜けの甘いコーヒーのキレの無い酸の重さ、特に余韻に舌の奥に残り感じる重い味わいが共通で・・・もう一つ、ロースティング工程のカロリー不足に多いデベロップ不足、ウォータリー感がありました。そして、余韻が弱くて重い味わいによる不快さも感じました。(こういうコーヒーをペーパードリップで淹れて、フルーティとか飲みやすいとかいう風潮があって悲しくなります。苦くないだけで飲みやすくはないと思ってます。)素材はどれもクオリティ高く素晴らしいものですが・・・焙煎が甘く、心地よいマウスフィールや豊かな余韻に欠けました。キレがよくて、爽やかな印象で、豊かな心地よい余韻の浅煎りコーヒーは深煎りとは違った魅力いっぱいですから、もう少しという感じで残念でした。焙煎で一番大切なこととしてよく言うんですが・・・味覚レベル以上の美味しさにはできないのが厳しい現実ですので・・・そのカッピングレベルが向上しないと美味しくならないですね。そのもう少しを見極めて検証しながら向上できるととっても嬉しいものです。豆が少し余ったので将来自家焙煎をしたいという若者にあげて一緒にカッピングしたら・・・美味しいと・・・そのあと、一つ一つ説明しながらカッピングしてもらったら少し感じとったようです。ネットや雑誌で情報集めて、香りにフォーカスしていると知識で飲んでしまう落し穴に落ちてしまいます、その辺厄介です。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.10.10
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プロのつぶやき1127「まあ、幸せな人生だったんだろうと思う。」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。10月になりました・・・さかもとこーひースタッフ全員がワクチン2回接種できました、ひとつ階段のぼった感じです。緊急事態宣言解除になって世の中の暮らしが少しづつ戻っていくのでしょう。まぁ、コロナの怖さが身に染みていますので、慎重にゆっくりと戻したいと思っています。それでも、少人数のワイン会や食事会の予定が入ってきていますので、くつろいだ食事を楽しみたいです。ライブも色々と試行錯誤しながら徐々に復活しているようです、まだチケット取ってません、配信だけです。先日、日経新聞文化面の難波弘之さんのコラムを読んでじーんときました。難波さんはキーボーディスト作曲編曲SF作家ですが・・・プログレミュージシャンで達郎のサポートを長くしています。さかもとこーひーの初夏の人気ブレンド「夏への扉」は達郎が難波さんのために作って、後に達郎も歌っている曲で、大好きな曲です。「夏への扉」は今年で19年目の初夏のブレンドで、SFファンの方にはお馴染みの、「ロバート・ハインライン」の名作《The Door into Summer》から借りました。扉を開けるたびに夏に近づいていく気分です。その難波さんが、生い立ちやデビューの頃からの話をしてミュージシャン人生を振り返っていました、僕より2歳先輩なので68歳、もうすぐ70歳ですね。「何をやっても売れなかったが、何故(なぜ)好きな音楽で45年も生き延びることができたのか? それは、たとえ少人数でも、僕の音楽を聴き、ライブに来て下さる皆さんのおかげだと思う。」「僕の音楽は一般受けしないのだろう。そう悟ってから、妙にあくせくすることがなくなり、楽に音楽に取り組めるようになった。まあ、幸せな人生だったんだろうと思う。」なるほどなぁーと・・・ファンからすれば引っ張りだこの一流の腕を持っていて、東京音楽大学の教授もしていて、お嬢さんの玲里ちゃんもシンガーソングライターで素晴らしいミュージシャンで親子でのライブも楽しそうですし、気の進まないミュージシャンからのオファーには応えず・・・自由に楽しんでいるなぁーと感じていたんです。「僕の音楽は一般受けしないのだろう。そう悟ってから、妙にあくせくすることがなくなり」この言葉が身にしみます。因みに難波さんの40周年ライブ行きましたが・・・6時間超えなのにあっという間で素晴らしいライブでした。さかもとこーひーのやってきたことも同様で一般受けしない紅茶専門店や自家焙煎のビーンズショップ(カフェはしない)で40年生き延びることができたのか?それは、さかもとこーひーを選んで飲んで楽しんでくださるお客さんのおかげだと思っています。勿論、商売ですので自己満足にならないよう自戒して、常連さんの立場になって考えるよう、暖簾看板を汚すことの無いよう気をつけています。それでも、紅茶専門店の時にはケーキやスコーンを焼いていましたが、パスタやカレーにアルコール類に手を広げず(今ならスリランカカレーやってたかもしれません。なんてったって40年前に10日間朝昼晩とスリランカカレーどっぷり浸かって、それが僕のカレーの柱になっていますから(笑))・・・自家焙煎の珈琲屋になってからは喫茶カフェはしないで、豆売りだけでやってきました。ケーキや食事にお酒と食べたり呑んだりは大好きですが、それを仕事にはしないでコーヒーの焙煎と販売に取り組んでこれました、そして息子二人が店に入って継いでくれています。行き詰まって目の前真っ暗になって天を仰いだ時もありましたが・・・「まあ、幸せな人生だったんだろうと思う。」と思います。敗戦で分断された文化が戦後76年国内での大きな戦乱がなく続いて成熟してきましたが・・・エンタメ業界も飲食の業界もフロントで大きなビジネスをしている人や店だけではなくて、小さな店やサポートしている人たちがあっての成熟であり、多様で深い楽しみが広まってきていると思っています。それが戦争以来と言えるようなコロナ禍でエンタメや飲食、その他様々な業界を打ちのめしました。一旦消えてしまうと取り返しがつかなくなり・・・新たな成長成熟にはまた何十年という年月が必要になります。その辺が我が国のリーダーたちにはわかっていないのか、軽視しているのか・・・自分と同世代の60代70代の成熟した人たちと文化的な成熟を軽んずる人たちが混ざっているのを感じています。残念ながら日本は人口減少時代に入っています・・・衰退より成熟を願っています。そのためには60代70代の戦争を知らない子供たちだった老人の成熟が必要でしょう。勿論、地道な成長も必要です。子供や孫の世代が堅実でも楽しみ豊かな暮らしができる世の中であって欲しいと思いますね。長髪で戦中戦前世代に反抗していた若者の多くが70年経って忖度権力老人になってしまいました・・・まぁ、いつの世もそんなものなのはわかっていますが、エンタメや飲食の豊かさを打ちのめした了見が残念です。NHKホールの2階前列の席で聴く難波さんのピアノは最高に魅力的です。余談ですが、先日の横浜アリーナB'z公演でのドラムは青山英樹、B'zの初期の曲でドラム叩いていた青山純の息子で親子二代でB'zのドラム叩いていて感慨深いものがありました。こちらもスタートしたユーミンのコーラスには佐々木詩織ちゃん、達郎やMISIAのコーラスしていた佐々木久美さんのお嬢さん。伝統芸能では当たり前ですが・・・輸入文化でもこういう厚みが増えてきて成熟につながっていくんだと思いますね。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.10.03
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【コーヒーバッグ・マンデリン・タノバタック】「マンデリン」だけを10年20年とリピートする常連さんが何人もいる根強い人気の「マンデリン・タノバタック」をコーヒーバッグにしました。酸味がなくて、コーヒーらしい味わいが「マンデリン・タノバタック」のよさでしょう。そしてよりクリーミーでまろやかさが素晴らしいです。風味は、マンデリン特有のハーブ系の風味に加え、チョコレート、バターのような触感、更に雑味が少なく、クリーンな風味をお楽しみいただけます。マンデリン特有のオーソドックスなダークの味わいです…勿論、クリーンな味わいで…まずクリーミーな円やかさと心地よい甘さが印象的です…少し冷めるとマンデリン特有のスパイシーさやアーシーさがエキゾチックで余韻の柔らかな口当たりとハーブやシガーのキャラクターがこのマンデリン・タノバタックをより味わい深く魅力的にしています。さかもとこーひーがマンデリンに求める…まず当然汚れた味わいでは無いことが大前提ですが…マンデリン特有のクリーミーで円やかな口当たりです、この口当たりがダークな味わいと重なってより魅力的に感じられると思います。そしてアーシーやスパイシーといったエキゾチックなキャラクターが他の豆に無い個性です。*1個に12g使い、粉は細挽きにしています。(多くのコーヒーバッグは8gや10gのようです)なので、香りや味わいがよく出て、常連さんは1個で2杯分淹れる方も多く、喜ばれています。細挽きにしても、嫌な雑味や酸っぱ味苦味がなく、きれいで豊か味わいを楽しめると思います、さかもとこーひークオリティです。*95℃以上の熱湯を一気に注いでください、そして4分以上待ってください。★コーヒーバッグ・マンデリン・タノバタック 1080円/10個入り(税込)☆コーヒーバッグ・オフィスパック 5400円/60個入り(税込、10個入り×6パック)(カフェデイジー、カフェフィガロ・カフェボッサ、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、タンザニア・ムベヤ、マンデリン・タノバタック、特上フレンチ&特上アイス、デカフェ・エクストラブレンド、デカフェ・マンデリン、カフェ エクルのミックスOK)(オーダーフォームの際は、連絡欄にご記入ください。)・・・*コーヒーバッグでホットコーヒー淹れる場合-150cc(通常のコーヒーカップ)~200cc(マグカップ)にコーヒーバッグ1個の目安です。-95℃以上の熱湯を注ぎます。(熱湯はさかもとこーひーの基本です。)-上下に数回振ってお湯に浸します。-4分以上置いて、コーヒーバッグを引き上げて、出来上がりです。-150cc(通常のコーヒーカップ)ですとしっかりとした味わいになります。-200cc(マグカップ)ですと、やや柔らかめの味わいになります。(常連さんは、300cc~400ccのお湯を注いで、コーヒーバッグ1個で2杯分は淹れられると仰っていますね。)-マグカップの方が湯量があって、コーヒーバッグがしっかりとお湯に浸かり、抽出が良い感じです。-300-500cccc位のコーヒータンブラーですと2個の目安です。-グラスサーバーやポットで2人3人分淹れて、カップに注ぎわけても良いですね。・・・
2021.09.28
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【コーヒーバッグ・タンザニア・ムベヤ】人気の「タンザニア・ムベヤ」をコーヒーバッグにしました。その人気は、キリマンジャロという長く親しまれてきた名前ということもあると思いますが・・・きれいな味わい、やわらかな口当たりからの華やかな風味、長く続く余韻の魅力もあると思います。昔から「タンザニア」は人気なんですが・・・少しのレスクリーン、雑味、ざらつきがある豆が多く・・・さかもとこーひーで使えるようなこの「タンザニア・ムベヤ」のようなクオリティがなかなか無いんです。この「タンザニア・ムベヤ」はトップクオリティの香りときれいな味わいで定番化しています。冷めると・・・ベリー系のキャラが甘さと共に感じられます・・・スッキリとした余韻の味わいにオレンジやベリーの華やかな甘さが魅力的だと思います・・・優しいオレンジやベリーの余韻がいつまでも心地よいのがいいです・・・お楽しみください。*1個に12g使い、粉は細挽きにしています。(多くのコーヒーバッグは8gや10gのようです)なので、香りや味わいがよく出て、常連さんは1個で2杯分淹れる方も多く、喜ばれています。細挽きにしても、嫌な雑味や酸っぱ味苦味がなく、きれいで豊か味わいを楽しめると思います、さかもとこーひークオリティです。*95℃以上の熱湯を一気に注いでください、そして4分以上待ってください。・・・*コーヒーバッグでホットコーヒー淹れる場合-150cc(通常のコーヒーカップ)~200cc(マグカップ)にコーヒーバッグ1個の目安です。-95℃以上の熱湯を注ぎます。(熱湯はさかもとこーひーの基本です。)-上下に数回振ってお湯に浸します。-4分以上置いて、コーヒーバッグを引き上げて、出来上がりです。-150cc(通常のコーヒーカップ)ですとしっかりとした味わいになります。-200cc(マグカップ)ですと、やや柔らかめの味わいになります。(常連さんは、300cc~400ccのお湯を注いで、コーヒーバッグ1個で2杯分は淹れられると仰っていますね。)-マグカップの方が湯量があって、コーヒーバッグがしっかりとお湯に浸かり、抽出が良い感じです。-300-500cccc位のコーヒータンブラーですと2個の目安です。-グラスサーバーやポットで2人3人分淹れて、カップに注ぎわけても良いですね。・・・
2021.09.27
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プロのつぶやき1126「コーヒーバッグ・タンザニア・ムベヤ、コーヒーバッグ・マンデリン・タノバタック」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。カード払い用ネットショップでは、いつもの「プロのつぶやき」に加えて、おゆみ野店店長コラム「こーひーの丁寧なハナシ」・・・そして新連載「一生繁盛 カフェ・飲食店経営のキモ」・・・コラム連載が3本になりました。違うテーマでもう少し増やせそうです。9月が終わろうとして、秋晴れが続いています・・・朝夕涼しくて昼間はシャツ一枚で過ごせる一番好きな季節になってきました。月火の定休日は朝と夕方近所を散歩していますが、先日の中秋の名月の満月がとっても大きくてきれいでした。今週から昼間も涼しくなりそうです。そんなこんなで・・・熱湯に漬けるだけの「コーヒーバッグ」のリピーターさんが年々増えてきて品揃えも増えてきました。・ベーシックなブレンド「カフェデイジー」「カフェフィガロ」「カフェボッサ」「特上フレンチ&特上アイス」・カフェインレスの「デカフェ・エクストラブレンド」「デカフェ・マンデリン」・シングルオリジンの「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」に・今回「タンザニア・ムベヤ」と「マンデリン・タノバタック」を加えました。ブレンド4種類、シングルオリジン3種類、デカフェ2種類です。2017年、最初は簡易で便利にいつものさかもとこーひーの味わいとクオリティを楽しんでいただけるようにと2種類からスタートしました。そして、リピートの方が増えるに従って色々なお好みにお応えできるように増やしてきました。最近は、いつものこーひーに「コーヒーバッグ」を足して買われる方・・・「コーヒーバッグ」だけいつもリピートの方・・・ギフトに使われる方・・・みなさんそれぞれの暮らしの中でのご利用の仕方を感じていて・・・もうドリップやプレスと「コーヒーバッグ」は同じように楽しめないといけないと思うようになリました。そこで、人気のシングルオリジン「タンザニア・ムベヤ」と「マンデリン・タノバタック」のコーヒーバッグを加えました。出来上がってさっそく「タンザニア・ムベヤ」と「マンデリン・タノバタック」をマグカップで淹れて飲みました。予想以上にそれぞれの魅力が素直に伝わってきて、その上にまろやかな飲みやすさがあって、少し驚きました。「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」のコーヒーバッグもそうですが・・・シングルオリジンはコーヒーバッグに向いているようです、嬉しかったです。さかもとこーひーの「コーヒーバッグ」には・・・(12gの細挽きの粉)が入っていて(個包装・窒素充填パック)です。簡易で便利ですが・・・カフェプレスで淹れるのと同じ条件ですので、香りや味わいは簡易ではありません。(他店のーヒーバッグやドリップパックは8~10gで、粗挽きが多いようです。量が少なく、粗挽きですと濃く出ません。そして個包装窒素充填ですので袋を開けた時の香りが良いです。)大きめのマグカップに1個・・・沸騰しているお湯、95℃以上の熱湯を一気に注いで4分以上で出来上がりです。そうそう・・・常連さんはコーヒーバッグ1個で二人分淹れるという方多いです(笑)手間もかからず、コスパもいいと・・・細挽き、12g使ってる効果ですね。(たっぷり12g入って、細挽きで成分がよく出ます。)これで、お好みの味わいを、手軽に、コスパよく、こーひーのある暮らしを楽しんでもらえると思います。勿論お徳な「オフィスパック」がよく出ています、皆さん上手に利用されています。ご自宅で、オフィスで、アウトドアで、出張で、気軽なギフトで・・・お楽しみください。【コーヒーバッグ・タンザニア・ムベヤ】人気の「タンザニア・ムベヤ」をコーヒーバッグにしました。その人気は、キリマンジャロという長く親しまれてきた名前ということもあると思いますが・・・きれいな味わい、やわらかな口当たりからの華やかな風味、長く続く余韻の魅力もあると思います。昔から「タンザニア」は人気なんですが・・・少しのレスクリーン、雑味、ざらつきがある豆が多く・・・さかもとこーひーで使えるようなこの「タンザニア・ムベヤ」のようなクオリティがなかなか無いんです。この「タンザニア・ムベヤ」はトップクオリティの香りときれいな味わいで定番化しています。冷めると・・・ベリー系のキャラが甘さと共に感じられます・・・スッキリとした余韻の味わいにオレンジやベリーの華やかな甘さが魅力的だと思います・・・優しいオレンジやベリーの余韻がいつまでも心地よいのがいいです・・・お楽しみください。*1個に12g使い、粉は細挽きにしています。(多くのコーヒーバッグは8gや10gのようです)なので、香りや味わいがよく出て、常連さんは1個で2杯分淹れる方も多く、喜ばれています。細挽きにしても、嫌な雑味や酸っぱ味苦味がなく、きれいで豊か味わいを楽しめると思います、さかもとこーひークオリティです。*95℃以上の熱湯を一気に注いでください、そして4分以上待ってください。★コーヒーバッグ・タンザニア・ムベヤ 1080円/10個入り(税込)☆コーヒーバッグ・オフィスパック 5400円/60個入り(税込、10個入り×6パック)(カフェデイジー、カフェフィガロ・カフェボッサ、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、タンザニア・ムベヤ、マンデリン・タノバタック、特上フレンチ&特上アイス、デカフェ・エクストラブレンド、デカフェ・マンデリン、カフェ エクルのミックスOK)(オーダーフォームの際は、連絡欄にご記入ください。)【コーヒーバッグ・マンデリン・タノバタック】「マンデリン」だけを10年20年とリピートする常連さんが何人もいる根強い人気の「マンデリン・タノバタック」をコーヒーバッグにしました。酸味がなくて、コーヒーらしい味わいが「マンデリン・タノバタック」のよさでしょう。そしてよりクリーミーでまろやかさが素晴らしいです。風味は、マンデリン特有のハーブ系の風味に加え、チョコレート、バターのような触感、更に雑味が少なく、クリーンな風味をお楽しみいただけます。マンデリン特有のオーソドックスなダークの味わいです…勿論、クリーンな味わいで…まずクリーミーな円やかさと心地よい甘さが印象的です…少し冷めるとマンデリン特有のスパイシーさやアーシーさがエキゾチックで余韻の柔らかな口当たりとハーブやシガーのキャラクターがこのマンデリン・タノバタックをより味わい深く魅力的にしています。さかもとこーひーがマンデリンに求める…まず当然汚れた味わいでは無いことが大前提ですが…マンデリン特有のクリーミーで円やかな口当たりです、この口当たりがダークな味わいと重なってより魅力的に感じられると思います。そしてアーシーやスパイシーといったエキゾチックなキャラクターが他の豆に無い個性です。*1個に12g使い、粉は細挽きにしています。(多くのコーヒーバッグは8gや10gのようです)なので、香りや味わいがよく出て、常連さんは1個で2杯分淹れる方も多く、喜ばれています。細挽きにしても、嫌な雑味や酸っぱ味苦味がなく、きれいで豊か味わいを楽しめると思います、さかもとこーひークオリティです。*95℃以上の熱湯を一気に注いでください、そして4分以上待ってください。★コーヒーバッグ・マンデリン・タノバタック 1080円/10個入り(税込)☆コーヒーバッグ・オフィスパック 5400円/60個入り(税込、10個入り×6パック)(カフェデイジー、カフェフィガロ・カフェボッサ、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、タンザニア・ムベヤ、マンデリン・タノバタック、特上フレンチ&特上アイス、デカフェ・エクストラブレンド、デカフェ・マンデリン、カフェ エクルのミックスOK)(オーダーフォームの際は、連絡欄にご記入ください。)・・・*コーヒーバッグでホットコーヒー淹れる場合-150cc(通常のコーヒーカップ)~200cc(マグカップ)にコーヒーバッグ1個の目安です。-95℃以上の熱湯を注ぎます。(熱湯はさかもとこーひーの基本です。)-上下に数回振ってお湯に浸します。-4分以上置いて、コーヒーバッグを引き上げて、出来上がりです。-150cc(通常のコーヒーカップ)ですとしっかりとした味わいになります。-200cc(マグカップ)ですと、やや柔らかめの味わいになります。(常連さんは、300cc~400ccのお湯を注いで、コーヒーバッグ1個で2杯分は淹れられると仰っていますね。)-マグカップの方が湯量があって、コーヒーバッグがしっかりとお湯に浸かり、抽出が良い感じです。-300-500cccc位のコーヒータンブラーですと2個の目安です。-グラスサーバーやポットで2人3人分淹れて、カップに注ぎわけても良いですね。・・・さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.09.26
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【モカ・イルガチェフェ(ハマ)】ひと口目から押し寄せる香りはエレガントさを感じさせ・・・華やかな印象とクリーミーな口当たりからこの「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」のクオリティの高さが伝わってきます。エレガント、ブライトと言われる華やかさ、クリーンな味わい、円やかな口当たりをベースにして・・・フローラル、シトリックから・・・冷めてからのスパイシーさ、紅茶やワイニー・・・冷え切るとスイートジンジャーと余韻の魅力いっぱいです。他の産地には無いエチオピア・イルガチェフェ地方のトップクオリティからの魅力でしょう。クリーンな味わいとコンプレックスと表現する複雑な魅力を感じるとときめいてきます。さかもとこーひーにはなくてはならない「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「エチオピア・モカナチュラル」の2種類のモカが、シングルオリジンでブレンドでと大活躍しています。毎年、栽培収穫精選処理のスキルアップが伝わってくる「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」ですが、去年は熟し具合とその精度、揃い方に感動して・・・今年は、歪みの無い滑らかさやブライトと呼ばれる華やかな魅力に精選処理のレベルアップを感じます。以前、このモカ・イルガチェフェ(ハマ)のイクスポーターの方の話しを聞きました…特に印象的だったのは、完熟実の収穫の話しで…小規模農家から豆を集める際、完熟実を如何に集めるかにエネルギーを使い…通常の倍の価格で買い取っているとのこと…完熟実だけを選別して収穫するのは手間がかかるために買い取り価格を高くしているそうです。なかでも優秀な小規模農家にはプラスαを払っているそうです。そんな完熟実が見事に選別収穫された「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」の魅力は…きれいな味わい、気品のある香り、余韻の柔らかく上品な甘さ…余韻の魅力の素晴らしさが素晴らしいです。さかもとこーひーはじめてのお客様からは・・・モカって酸っぱいですよね?とか聞かれることがありますが・・・この「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」は見事に完熟した実を選別しているので・・・きれいな味わい、素晴らしい香りと余韻が抜きん出ていて酸っぱいモカとは別物です。さかもとこーひーのモカと言えば「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」になっています。エチオピアのイルガチェフ地域 コチャレ地区 ハマ エリア限定の素晴らしいイルガチェフェです、お楽しみください。品 種: エチオピア系統品種栽培地: イルガチェフ地域 コチャレ地区 ハマ エリア標 高: 1,600m以上、2,000m付近の小規模農家も存在。収穫時期: 11月下旬より1月頃まで農 園: イルガチェフの小規模農家 グレード:G1アラビカ種発祥の地であるエチオピアの南西部ジマ地方には、現在でも多種の品種が自生しているといわれ、貴重な遺伝資源の宝庫となっています。有名なゲイシャ種もこのジマ地方が由来といわれています。エチオピアのコーヒーの中で、風味上最も特徴的なものは、イルガチェフそしてシダモのコーヒーです。フローラル、紅茶、レモン、エレガント、ジンジャー、シナモン等多様な風味を有しております。ゲイシャが話題になったのも、エチオピア系コーヒーの風味がスペシャルティコーヒー産業における価値のあるものであるからです。 イルガチェフとは、現地の言葉で「湿地とその草」を意味します。その言葉の通り、この地域は水源に恵まれ、良質の水洗式コーヒーの生産に適した場所です。更には1,600m以上、高いところでは、2,200mにもなる栽培地の標高、なだらかな景観、昼夜の寒暖差、生産性は低いですが、中米のティピカ種同様に若葉がブロンズで、横に枝が大きく伸びる古いタイプの品種、有機質肥料(コーヒー由来の廃棄物、家畜の糞尿など)、肥沃な土壌など、コーヒー栽培に適した土地ということができます。小規模農家によって収穫された赤い実は、水洗工場(ウオッシング・ステーション)搬入前に選別され、熟度の良いものがタンクに投入されます。赤い実はマッキノン製のディスク式パルパーで皮むきされ、水流によってパーチメントはP1、P2、P3に比重で分類されます。(P1が重く、最上級。)パーチメントは醗酵槽に導かれ、そこで約36時間の醗酵処理、水路での水洗、約半日のソーキング(ヌメリの除去が充分であればパスすることも)、そしてパーチメントの水を切り、アフリカンベッドで天日乾燥します。天日乾燥中に不良なパーチメントは手選別され、更に精製されます。 パーチメントを休ませたのち、首都アディスアベバの脱殻工場(ドライミル)にパーチメントが搬入され、不純物除去、脱殻、比重選別、ハンドピックを経て精製され、生豆は麻袋に充填され、輸出されます。 現在エチオピアでは、国営などの農園(比較的大きい)、農協など一部の例外を除いては、ECXと呼ばれる取引所にコーヒーを納めなければなりません。イルガチェフの場合、ECXに搬入されたロットは、地区やグレードにより分類されますが、基本的にはロットが混ざることになります。これが品質安定しない原因です。ハマはコチャレ地区に位置し、周辺には小規模農家が存在する緑の山々がそびえたっています。赤い実を搬入する生産者に割増しの賃金を払い、より品質の高いコーヒーの生産に取り組んで頂いております。またパーチメント以降の精製過程にも注意を払い、生豆選別については通常の二倍の行い、欠点豆の少ない仕上がりとなっております。それが今回のロットの甘く、コクのある風味に現れております。ハマに紅茶のような爽やかな風味と自然な甘味が感じられます。
2021.09.23
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【グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン】さかもとこーひーが世界最高レベルだと思っているグアテマラ・エルインヘルト農園のブルボン種です。クリーンさ、華やかさ、滑らかさ、心地よい甘さの余韻・・・スペシャルティコーヒーの完成形のひとつでしょう。最近の精選や品種であれこれ個性化を狙っている豆とは別次元の味覚的なバランス、完成度、レベルの高さを感じます。最上級のまろやかな口当たりと甘さ、それらを上品に持ち上げる明るい余韻・・・コロナで緊張や不安に襲われ疲弊している日常・・・ゆったりと味わえて、和らぐ魅力が素晴らしいと思います。流石の「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」だと思いました。粉に挽いた時の香りから柔らかくなんとも惹きつけられる魅力が素晴らしいです。ひと口飲むと・・・その印象のまま柔らかく円やかな口当たりから・・・フローラル感やフルーツ感が感じられ・・・繊細でありながら滑らかな豊かな味わいのまま余韻が続きます。3年連続で息子が訪問した…さかもとこーひーが世界最高レベルのコーヒー農園だと感じているエルインヘルト農園のブルボン種です。さかもとこーひーでは・・・「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」がとっても人気で、リピートする常連さんが多いのですが・・・華やかな個性が印象的な「イエローナンス」と・・・コーヒーらしい滑らかで円やかで豊かな味わいの「ブルボン」の違いが楽しいです。グアテマラのカップオブエクセレンスでエルインヘルト農園の名声を高めたのが、このブルボン種でした。その後、パカマラ種でさらに有名になりましたが…。パカマラが出る迄はブルボンがエルインヘルト農園の代名詞だったでしょう。温かいうちは…あまりにも滑らかで柔らか、円やかな味わいから…華やかさと上品な甘さが伝わって来ます…気品、滑らかさ、円やかさ…バランスの良さ。ピーチ、フローラル、アプリコット…フローラル、レモン&オレンジ、ハニーライク、ベリー、アプリコット、ピーチ…ジューシーな甘さ、クリーミー&ラウンド、エレガント、コンプレックス…メモが止まりません…余韻のピーチ&フローラルと包み込むような甘さが圧倒的な個性でしょう。冷めると、円やかなコクと華やかな余韻がこのグアテマラ・エルインヘルト・ブルボンの素晴らしさを印象的にしています…上品さと複雑さが圧倒的な印象と魅力になっていますね。そして、甘さといっても・・・色々な質とキャラを感じるのですが・・・この「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の甘さには・・・こーひーの上質な甘さと柔らか滑らかな質感・・・その甘さを引き立てるフルーツ感のバランスの素晴らしさを感じています・・・まぁ、そういう魅力を感じるとエレガントと言ってしまいますが・・・。ぜひ、冷め切ってからのエレガントさ、ピーチ&フローラルな魅力をお楽しみください。農園名:エル インヘルト農園責任者:アルトゥーロ アギーレエ リ ア:ウエウエテナンゴ県 リベルタープ ロ セ ス:フリーウォッシュド品 種:ブルボン標 高:1,500-1,600mエル・インヘルト農園は、グアテマラ北西部ウエウエテナンゴ県の谷沿いに深く入ったラ・リベルタ(La Libertad)村に位置し、敷地面積750ヘクタール(コーヒー栽培エリア300ヘクタール)の広大な敷地の中で営まれています。この地区は平均気温が16-28°Cと冷涼で、年間降水量1,800-2,000mmと適度な湿度があり、有機物質に富んだ火山性の土壌を有します。明確な乾季が均等な開花熟成を生み、結果として最上級の酸味、ボディ、味わい、ほのかなワインのようなアロマをもったコーヒーを生み出します。農園は大変良く手入れされており、樹の形、枝の勢い、葉の色・実の付き方が素晴らしく、一目で判ります。堆肥には、ミミズを使って作り出した有機を使用するなど環境にも細心の注意を払っています。敷地内の350ヘクタールの天然雨林は、動植物の自生を維持するとともに、この農園に最適な気候をもたらします。収穫では完熟赤実のみが手摘みされ、伝統的な水洗処理工程を守って精製処理されます。果肉除去された後60-72時間をかけて醗酵槽に浸けられて熟成し、山から流れてくる豊富な湧き水を利用し洗浄します。こうして充分に甘味を持ったパーチメントがパティオ(天日乾燥場)で丁寧に乾燥されます。また、農園独自にドライ・ミル(選別工場)を所有しており、すべての工程を一貫して行っております。良いコーヒーを生産する為に、オーナー自身の徹底した研究・管理のもとで、伝統的なグアテマラのコーヒー生産技術に守られたコーヒーは素晴らしい味わいを有しています。このエル・インヘルト農園のコーヒーはグァテマラのスペシャルティコーヒーコンペティションにおいて、毎年上位に入賞しており、まさにグァテマラの頂点に位置するスペシャルティコーヒーといえるでしょう。
2021.09.22
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【ダークノート】深煎り好きの常連さんが目に見えて増えています。最近特に目立って人気の深煎りは・・・「ブラック・アイズ」「バークレーロースト」「特上フレンチ」ですね。ざらついた不快な焦げの苦味とは別世界で・・・なめらかまろやかな口当たり、ダークでビターなコーヒー感、甘さが心地よい余韻・・・さかもとこーひーの深煎りのバリエーションが増えてご常連のみなさん、お好みで選ばれています。そこで、モチベーション上がって・・・新しい深煎りブレンドを作りました「ダークノート」とネーミングしました。よりダークさとボディ感、コーヒー感を魅力的にして・・・豊かな余韻の風味をイメージしました。ビターなダークチョコのような印象とまろやかな口当たり、しっかりとしたダークな魅力・・・豊かな余韻・・・使った豆は「バークレーロースト」「深煎りコロンビア」「マンデリン・タノバタック」「エチオピア・モカナチュラル」です。焦げはじめるぎりぎり手前の火力で焙く「バークレーロースト」とまろやかなコクの「深煎りコロンビア」をベースにして・・・豊かな風味には「マンデリン・タノバタック」「エチオピア・モカナチュラル」が活躍しています。冷めてくるとまろやかな味わいの奥に「マンデリン・タノバタック」と「エチオピア・モカナチュラル」の余韻が豊かに広がって、この「ダークノート」の魅力になっていると思います。スパイシーさとカシスやベリー系、赤ワインのような余韻が長く心地よいです。素直に飲みやすく、まろやかさとコクが豊かで、深い味わい、余韻の複雑な風味・・・スペシャルティコーヒーの深煎りブレンドのお気に入りができました。元々深煎り自家焙煎店だったさかもとこーひーがスペシャルティコーヒーになって20年、フローラルやフルーティな魅力をお届けしながら、深煎りの魅力も大切にしてきました。定番の深煎りブレンド「アトムの子」「カフェフィガロ」・・・シングルオリジンは「マンデリン・タノバタック」「深煎りインドネシア・ブルボン」「深煎りグアテマラ」「深煎りコスタリカ」「深煎りコロンビア」とそれぞれにご常連が付いています。春に出した「ブラック・オルフェ」もとってもご好評いただきました。ネーミングは先日矢野顕子ブルーノート配信ライブ観ていて・・・「ダークノート」が浮かびました。長く親しまれたらとっても嬉しいです。
2021.09.21
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【つるべ糸】3年目の「つるべ糸」です・・秋の日はつるべおとし、そんな季節のブレンドです。(もっとも最近は、つるべおとし死語になっているようです)・・・まろやか滑らかな口あたりで、余韻の味わい深さが季節にぴったりです。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をベースにした・・・秋向け、栗・チョコレート・ナッツをイメージしたブレンドです・・・季節柄おいもにも合いますね。ほっと落ち着くような味わいですが、そこは「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」がベースですので上質さ上品さが際立っています。年に何回かプロ向けのカッピングワークショップをクローズドでしているんですが・・・最近はテーマを決めたブレンドのワークショップの要望があって・・・前回のリクエストが秋向けと栗でした。その時は、秋をイメージしていくつかのパターンでブレンドして・・・各自のブレンドをカッピングして、そのブレンドのイメージや価格を聞き、即修正する、そんな繰り返しでした。で、「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」を発売して・・・その魅力を生かした秋向けで、栗・チョコレート・ナッツにぴったりなブレンドができました。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の上質さ、豊かな味わい、なめらかさまろやかさ、フローラル感、フルーツ感、余韻の心地よさ・・・をベースにして・・・栗やおいも、チョコレート、ナッツ系のお菓子をひきたて、こーひーもひきたつ・・・なめらか、まろやか、味わい深く・・・フローラル、赤ワイン、スパイシーな感じです。使ったのは・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「エチオピア・モカナチュラル」「マンデリン・タノバタック」・・・出来上がってプレスで淹れてスタッフさんと一緒に飲んだら・・・Kさん「う~~ん、高級な味」・・・さすがさかもとこーひーのスタッフさんは味わいで高級感を感じるようです(笑)さかもとこーひーの秋の定番こーひーになってきました。仕上げに、名前を考えなきゃと・・・秋と言えば・・・秋の日はつるべおとし・・・そうだ矢野顕子さんが小坂忠さんの1975年の名作アルバム「ほうろう」に「つるべ糸」書いてたと思い出して決めました。この時は鈴木晶子でしたね・・・秋のつるべおとしの残照を美しく切り取ったあっこちゃんデビュー前20歳の時の曲です。
2021.09.20
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プロのつぶやき1125「つるべ糸、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン、ダークノート、モカ・イルガチェフェ(ハマ)」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。カード払い用ネットショップでは、いつもの「プロのつぶやき」に加えて、おゆみ野店店長コラム「こーひーの丁寧なハナシ」・・・そして新連載「一生繁盛 カフェ・飲食店経営のキモ」・・・連載が3本になりました。違うテーマでもう少し増やせそうです。日本横断する台風が千葉に向かっていましたが、朝起きると温帯低気圧に変わっていました。今週は晴れが続くようです。暑さ寒さも彼岸まで・・・先日まで夕方6時頃は明るかったのに、5時半には暗くなってきました・・・まさにつるべ落としで、秋になっていきます。そんなこんなで・・・秋に向けて4種類のこーひーのご紹介です・・・秋向け栗やチョコにもぴったりの「つるべ糸」・・・名門インヘルト農園のブルボン種「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」・・・新作深煎り「ダークノート」・・・華やかで人気のモカ「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」お楽しみください。【つるべ糸】3年目の「つるべ糸」です・・秋の日はつるべおとし、そんな季節のブレンドです。(もっとも最近は、つるべおとし死語になっているようです)・・・まろやか滑らかな口あたりで、余韻の味わい深さが季節にぴったりです。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をベースにした・・・秋向け、栗・チョコレート・ナッツをイメージしたブレンドです・・・季節柄おいもにも合いますね。ほっと落ち着くような味わいですが、そこは「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」がベースですので上質さ上品さが際立っています。年に何回かプロ向けのカッピングワークショップをクローズドでしているんですが・・・最近はテーマを決めたブレンドのワークショップの要望があって・・・前回のリクエストが秋向けと栗でした。その時は、秋をイメージしていくつかのパターンでブレンドして・・・各自のブレンドをカッピングして、そのブレンドのイメージや価格を聞き、即修正する、そんな繰り返しでした。で、「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」を発売して・・・その魅力を生かした秋向けで、栗・チョコレート・ナッツにぴったりなブレンドができました。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の上質さ、豊かな味わい、なめらかさまろやかさ、フローラル感、フルーツ感、余韻の心地よさ・・・をベースにして・・・栗やおいも、チョコレート、ナッツ系のお菓子をひきたて、こーひーもひきたつ・・・なめらか、まろやか、味わい深く・・・フローラル、赤ワイン、スパイシーな感じです。使ったのは・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「エチオピア・モカナチュラル」「マンデリン・タノバタック」・・・出来上がってプレスで淹れてスタッフさんと一緒に飲んだら・・・Kさん「う~~ん、高級な味」・・・さすがさかもとこーひーのスタッフさんは味わいで高級感を感じるようです(笑)さかもとこーひーの秋の定番こーひーになってきました。仕上げに、名前を考えなきゃと・・・秋と言えば・・・秋の日はつるべおとし・・・そうだ矢野顕子さんが小坂忠さんの1975年の名作アルバム「ほうろう」に「つるべ糸」書いてたと思い出して決めました。この時は鈴木晶子でしたね・・・秋のつるべおとしの残照を美しく切り取ったあっこちゃんデビュー前20歳の時の曲です。1620円/225gパック(税込)【グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン】さかもとこーひーが世界最高レベルだと思っているグアテマラ・エルインヘルト農園のブルボン種です。クリーンさ、華やかさ、滑らかさ、心地よい甘さの余韻・・・スペシャルティコーヒーの完成形のひとつでしょう。最近の精選や品種であれこれ個性化を狙っている豆とは別次元の味覚的なバランス、完成度、レベルの高さを感じます。最上級のまろやかな口当たりと甘さ、それらを上品に持ち上げる明るい余韻・・・コロナで緊張や不安に襲われ疲弊している日常・・・ゆったりと味わえて、和らぐ魅力が素晴らしいと思います。流石の「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」だと思いました。粉に挽いた時の香りから柔らかくなんとも惹きつけられる魅力が素晴らしいです。ひと口飲むと・・・その印象のまま柔らかく円やかな口当たりから・・・フローラル感やフルーツ感が感じられ・・・繊細でありながら滑らかな豊かな味わいのまま余韻が続きます。3年連続で息子が訪問した…さかもとこーひーが世界最高レベルのコーヒー農園だと感じているエルインヘルト農園のブルボン種です。さかもとこーひーでは・・・「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」がとっても人気で、リピートする常連さんが多いのですが・・・華やかな個性が印象的な「イエローナンス」と・・・コーヒーらしい滑らかで円やかで豊かな味わいの「ブルボン」の違いが楽しいです。グアテマラのカップオブエクセレンスでエルインヘルト農園の名声を高めたのが、このブルボン種でした。その後、パカマラ種でさらに有名になりましたが…。パカマラが出る迄はブルボンがエルインヘルト農園の代名詞だったでしょう。温かいうちは…あまりにも滑らかで柔らか、円やかな味わいから…華やかさと上品な甘さが伝わって来ます…気品、滑らかさ、円やかさ…バランスの良さ。ピーチ、フローラル、アプリコット…フローラル、レモン&オレンジ、ハニーライク、ベリー、アプリコット、ピーチ…ジューシーな甘さ、クリーミー&ラウンド、エレガント、コンプレックス…メモが止まりません…余韻のピーチ&フローラルと包み込むような甘さが圧倒的な個性でしょう。冷めると、円やかなコクと華やかな余韻がこのグアテマラ・エルインヘルト・ブルボンの素晴らしさを印象的にしています…上品さと複雑さが圧倒的な印象と魅力になっていますね。そして、甘さといっても・・・色々な質とキャラを感じるのですが・・・この「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の甘さには・・・こーひーの上質な甘さと柔らか滑らかな質感・・・その甘さを引き立てるフルーツ感のバランスの素晴らしさを感じています・・・まぁ、そういう魅力を感じるとエレガントと言ってしまいますが・・・。ぜひ、冷め切ってからのエレガントさ、ピーチ&フローラルな魅力をお楽しみください。農園名:エル インヘルト農園責任者:アルトゥーロ アギーレエ リ ア:ウエウエテナンゴ県 リベルタープ ロ セ ス:フリーウォッシュド品 種:ブルボン標 高:1,500-1,600mエル・インヘルト農園は、グアテマラ北西部ウエウエテナンゴ県の谷沿いに深く入ったラ・リベルタ(La Libertad)村に位置し、敷地面積750ヘクタール(コーヒー栽培エリア300ヘクタール)の広大な敷地の中で営まれています。この地区は平均気温が16-28°Cと冷涼で、年間降水量1,800-2,000mmと適度な湿度があり、有機物質に富んだ火山性の土壌を有します。明確な乾季が均等な開花熟成を生み、結果として最上級の酸味、ボディ、味わい、ほのかなワインのようなアロマをもったコーヒーを生み出します。農園は大変良く手入れされており、樹の形、枝の勢い、葉の色・実の付き方が素晴らしく、一目で判ります。堆肥には、ミミズを使って作り出した有機を使用するなど環境にも細心の注意を払っています。敷地内の350ヘクタールの天然雨林は、動植物の自生を維持するとともに、この農園に最適な気候をもたらします。収穫では完熟赤実のみが手摘みされ、伝統的な水洗処理工程を守って精製処理されます。果肉除去された後60-72時間をかけて醗酵槽に浸けられて熟成し、山から流れてくる豊富な湧き水を利用し洗浄します。こうして充分に甘味を持ったパーチメントがパティオ(天日乾燥場)で丁寧に乾燥されます。また、農園独自にドライ・ミル(選別工場)を所有しており、すべての工程を一貫して行っております。良いコーヒーを生産する為に、オーナー自身の徹底した研究・管理のもとで、伝統的なグアテマラのコーヒー生産技術に守られたコーヒーは素晴らしい味わいを有しています。このエル・インヘルト農園のコーヒーはグァテマラのスペシャルティコーヒーコンペティションにおいて、毎年上位に入賞しており、まさにグァテマラの頂点に位置するスペシャルティコーヒーといえるでしょう。1620円/200gパック(税込)【ダークノート】深煎り好きの常連さんが目に見えて増えています。最近特に目立って人気の深煎りは・・・「ブラック・アイズ」「バークレーロースト」「特上フレンチ」ですね。ざらついた不快な焦げの苦味とは別世界で・・・なめらかまろやかな口当たり、ダークでビターなコーヒー感、甘さが心地よい余韻・・・さかもとこーひーの深煎りのバリエーションが増えてご常連のみなさん、お好みで選ばれています。そこで、モチベーション上がって・・・新しい深煎りブレンドを作りました「ダークノート」とネーミングしました。よりダークさとボディ感、コーヒー感を魅力的にして・・・豊かな余韻の風味をイメージしました。ビターなダークチョコのような印象とまろやかな口当たり、しっかりとしたダークな魅力・・・豊かな余韻・・・使った豆は「バークレーロースト」「深煎りコロンビア」「マンデリン・タノバタック」「エチオピア・モカナチュラル」です。焦げはじめるぎりぎり手前の火力で焙く「バークレーロースト」とまろやかなコクの「深煎りコロンビア」をベースにして・・・豊かな風味には「マンデリン・タノバタック」「エチオピア・モカナチュラル」が活躍しています。冷めてくるとまろやかな味わいの奥に「マンデリン・タノバタック」と「エチオピア・モカナチュラル」の余韻が豊かに広がって、この「ダークノート」の魅力になっていると思います。スパイシーさとカシスやベリー系、赤ワインのような余韻が長く心地よいです。素直に飲みやすく、まろやかさとコクが豊かで、深い味わい、余韻の複雑な風味・・・スペシャルティコーヒーの深煎りブレンドのお気に入りができました。元々深煎り自家焙煎店だったさかもとこーひーがスペシャルティコーヒーになって20年、フローラルやフルーティな魅力をお届けしながら、深煎りの魅力も大切にしてきました。定番の深煎りブレンド「アトムの子」「カフェフィガロ」・・・シングルオリジンは「マンデリン・タノバタック」「深煎りインドネシア・ブルボン」「深煎りグアテマラ」「深煎りコスタリカ」「深煎りコロンビア」とそれぞれにご常連が付いています。春に出した「ブラック・オルフェ」もとってもご好評いただきました。ネーミングは先日矢野顕子ブルーノート配信ライブ観ていて・・・「ダークノート」が浮かびました。長く親しまれたらとっても嬉しいです。1080円/225gパック(税込)【モカ・イルガチェフェ(ハマ)】ひと口目から押し寄せる香りはエレガントさを感じさせ・・・華やかな印象とクリーミーな口当たりからこの「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」のクオリティの高さが伝わってきます。エレガント、ブライトと言われる華やかさ、クリーンな味わい、円やかな口当たりをベースにして・・・フローラル、シトリックから・・・冷めてからのスパイシーさ、紅茶やワイニー・・・冷え切るとスイートジンジャーと余韻の魅力いっぱいです。他の産地には無いエチオピア・イルガチェフェ地方のトップクオリティからの魅力でしょう。クリーンな味わいとコンプレックスと表現する複雑な魅力を感じるとときめいてきます。さかもとこーひーにはなくてはならない「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「エチオピア・モカナチュラル」の2種類のモカが、シングルオリジンでブレンドでと大活躍しています。毎年、栽培収穫精選処理のスキルアップが伝わってくる「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」ですが、去年は熟し具合とその精度、揃い方に感動して・・・今年は、歪みの無い滑らかさやブライトと呼ばれる華やかな魅力に精選処理のレベルアップを感じます。以前、このモカ・イルガチェフェ(ハマ)のイクスポーターの方の話しを聞きました…特に印象的だったのは、完熟実の収穫の話しで…小規模農家から豆を集める際、完熟実を如何に集めるかにエネルギーを使い…通常の倍の価格で買い取っているとのこと…完熟実だけを選別して収穫するのは手間がかかるために買い取り価格を高くしているそうです。なかでも優秀な小規模農家にはプラスαを払っているそうです。そんな完熟実が見事に選別収穫された「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」の魅力は…きれいな味わい、気品のある香り、余韻の柔らかく上品な甘さ…余韻の魅力の素晴らしさが素晴らしいです。さかもとこーひーはじめてのお客様からは・・・モカって酸っぱいですよね?とか聞かれることがありますが・・・この「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」は見事に完熟した実を選別しているので・・・きれいな味わい、素晴らしい香りと余韻が抜きん出ていて酸っぱいモカとは別物です。さかもとこーひーのモカと言えば「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」になっています。エチオピアのイルガチェフ地域 コチャレ地区 ハマ エリア限定の素晴らしいイルガチェフェです、お楽しみください。品 種: エチオピア系統品種栽培地: イルガチェフ地域 コチャレ地区 ハマ エリア標 高: 1,600m以上、2,000m付近の小規模農家も存在。収穫時期: 11月下旬より1月頃まで農 園: イルガチェフの小規模農家 グレード:G1アラビカ種発祥の地であるエチオピアの南西部ジマ地方には、現在でも多種の品種が自生しているといわれ、貴重な遺伝資源の宝庫となっています。有名なゲイシャ種もこのジマ地方が由来といわれています。エチオピアのコーヒーの中で、風味上最も特徴的なものは、イルガチェフそしてシダモのコーヒーです。フローラル、紅茶、レモン、エレガント、ジンジャー、シナモン等多様な風味を有しております。ゲイシャが話題になったのも、エチオピア系コーヒーの風味がスペシャルティコーヒー産業における価値のあるものであるからです。 イルガチェフとは、現地の言葉で「湿地とその草」を意味します。その言葉の通り、この地域は水源に恵まれ、良質の水洗式コーヒーの生産に適した場所です。更には1,600m以上、高いところでは、2,200mにもなる栽培地の標高、なだらかな景観、昼夜の寒暖差、生産性は低いですが、中米のティピカ種同様に若葉がブロンズで、横に枝が大きく伸びる古いタイプの品種、有機質肥料(コーヒー由来の廃棄物、家畜の糞尿など)、肥沃な土壌など、コーヒー栽培に適した土地ということができます。小規模農家によって収穫された赤い実は、水洗工場(ウオッシング・ステーション)搬入前に選別され、熟度の良いものがタンクに投入されます。赤い実はマッキノン製のディスク式パルパーで皮むきされ、水流によってパーチメントはP1、P2、P3に比重で分類されます。(P1が重く、最上級。)パーチメントは醗酵槽に導かれ、そこで約36時間の醗酵処理、水路での水洗、約半日のソーキング(ヌメリの除去が充分であればパスすることも)、そしてパーチメントの水を切り、アフリカンベッドで天日乾燥します。天日乾燥中に不良なパーチメントは手選別され、更に精製されます。 パーチメントを休ませたのち、首都アディスアベバの脱殻工場(ドライミル)にパーチメントが搬入され、不純物除去、脱殻、比重選別、ハンドピックを経て精製され、生豆は麻袋に充填され、輸出されます。 現在エチオピアでは、国営などの農園(比較的大きい)、農協など一部の例外を除いては、ECXと呼ばれる取引所にコーヒーを納めなければなりません。イルガチェフの場合、ECXに搬入されたロットは、地区やグレードにより分類されますが、基本的にはロットが混ざることになります。これが品質安定しない原因です。ハマはコチャレ地区に位置し、周辺には小規模農家が存在する緑の山々がそびえたっています。赤い実を搬入する生産者に割増しの賃金を払い、より品質の高いコーヒーの生産に取り組んで頂いております。またパーチメント以降の精製過程にも注意を払い、生豆選別については通常の二倍の行い、欠点豆の少ない仕上がりとなっております。それが今回のロットの甘く、コクのある風味に現れております。ハマに紅茶のような爽やかな風味と自然な甘味が感じられます。1620円/225gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.09.19
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プロのつぶやき1124「センスで勝負する」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。曇りや小雨が多い千葉で、すっきりしない毎日になっていますが、毎日観ているUSオープンが今日明日決勝です。女子は10代同士の決勝、男子はジョコビッチの年間グランドスラムがかかっています。定休日の月曜朝5時起きして観ます。コロナワクチン予約がなかなか取れなかった一番若い本店店長も予約取れで9月に接種終わります。これで、さかもとこーひースタッフ全員がワクチン接種になります。ワクチン打って、ステイホーム守って静かに暮らせばリスクが減るでしょう。本店は通販メインでご来店は一日数名ですし、おゆみ野店もお客さま重なることは少なく、店内広さもあるので距離とれて、豆買われたらすぐお帰りになるので、リスク小さいでしょう。そうは言っても油断はできません、早く治療薬ができて広まって欲しいです。コロナ禍の非常時は後半戦に入っているでしょう。みなさんくれぐれもご自愛ください。そんなこんなで、テニスや配信ライブ観たり、amazon primeで映画観たり、マニアックなYouTube観たりしていると時間が足りません(笑)先日、YouTubeの水道橋博士とナイツ塙の「異常な対談」の中で若手のセンスを売りにしている漫才で、「魚」だけ出してセンスを訴えているのが気になると話していました。二人が、こちらは「その魚をどうさばくか」そのセンスを見たいのになぁーと切り込んでました。これは同感で・・・「どう?僕たちってセンスいいでしょ、とんがってるでしょ?」ってのがぷんぷん匂ってきて、こちらとしてはそこからの思わぬ展開が楽しみなんですけどね。こちらの予想の上をいってその目眩く展開に引きづり込まれる快感に溺れるんですね。するとわけがわからなくなって笑いすぎて涙が止まらない快感に浸れます。スポーツの試合観ていても(僕の場合はテニスやボクシングですが)予想の展開から、え~そうくるか!!ってなると引きずり込まれて熱くなる瞬間があります。そんな興奮が気持ちよくてテニスなんか夜中だったり早朝の試合だったりするのに寝不足になりながら観てしまいます。最近はTwitterで世界中のファンとつながっているので、まるでスポーツバーで観戦しているような面白さに浸れます。世界各国のテニスファンがそれぞれの国の解説などを翻訳してTweetしてくれると同じ試合プレイなのにかなり違う解説で国民性が出て面白いです。日本のファンや解説はネガティブチェックな傾向感じます。ボクシングの解説は、地上波は昔から変わりませんが、WOWOWやYouTubeではコアーなファン向けに多様な解説が増えて進化して楽しいです。落語の場合は笑いもありますが、さらにふか~い心持ちになって会場全体が一体化する気持ちよさがたまにあります。知っているネタを知っているように話されると眠ってしまいますが(笑)よく知っているネタでもぐいぐい引き込まれることもあります。まぁ、自分が爺いになって若手の感覚が薄く感じてしまうこともあるでしょう。手の内見え見えと思ってしまうこともあるでしょう。危険なのは「マニアはジャンルを殺す」があって、初めてのお客さんにもフォーカスしないと一部の常連だけの楽しみになってしまいます。これはスペシャルティコーヒーでも同じように感じていて、珍しい豆を(品種とか精選方法とか)販売してインポーターの資料をコピペしてどうだっていう自家焙煎店をたまに見かけます。こちらはそういう豆をどうさばくかに興味があるわけです。希少だったり珍しい豆に興味を持つお客さんはいるのでそういったお客さん向けには差別化になりそうですが、同業者だとインポーターからの情報があるし、豆によってはサンプルをカッピングしていますので、ただ品種とか精選方法の珍しい豆をアピールしてもだからどうなの?ってことがあります。ましてやその豆のキャラが強くて、その豆に魅力を感じるお客さんが少ないのがわかっていると、どうしたいのかな~と思ってしまいます。生産者やインポーターは同じような豆ばかりでは営業しにくいのでこれでもかこれでもかと新しい豆を売りたいのです。そうやって、新しい品種や精選方法で差別化を繰り返すと生産者、インポーター、自家焙煎店と言うマニアックなコミニケーションで完結してしまってエンドユーザーのお客さんが置き去りにされてしまいます。つまり、マニアックなお客さんは良いですが、客層がどんどん狭くなってお客さん不在になってしまいますし、そうなっている店をあちこちで見かけます。スペシャルティコーヒーはカスタマーオリエンテッドですから、それをお客さんが魅力に感じたり、価値を感じたりすれば勿論素晴らしいことです。ましてや焙煎が上手くいっていないと残念なことになります。「技術は教えられても、センスは教えられない」・・・では、どうしたら良いのか?センスは自分で磨き育てるものだと思っています。珍しい素材はインポーターのリスト見ればありますし、コロナ前にはカッピング会参加すれば色々カッピングできました。生産者やインポーターはビジネスで差別化して次から次へとネタになりそうな豆を売りたいわけですしかし、それが多くのお客さんに魅力的かと言ったらそうでもないわけです。勿論、マニアックなお客さんは食いついてきそうですが。基本インポーターも自家焙煎店主もマニアックですからそこは幸せなコミュニティになりますが、珍しかったり最先端だったり最新だったりの素材を使うのがセンス良いわけではなくて、よくある素材や最先端の素材をお客さんにとって魅力的だったり価値を感じたりするような切り口でお届けするのがセンスの良さなんじゃないかなぁ~と思うのです。要するに、自分が感じるセンスの良さではなくて、お客さんが感じるセンスの良さの違いかなぁ~と言うことですね。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.09.12
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プロのつぶやき1123「オリジナリティ・唯一無二の魅力」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。新規のご注文も入るようになりました、ありがとうございます。今朝3時からUSオープンの錦織ジョコビッチ戦観終わってぐったりしてます。1セットとりましたが、さすがにジョコは強かったです。しかし錦織の怪我からの復活ロードステップアップしていて、素晴らしい内容でした。負けたのに清々しい気持ちで、ネットでつながっているファンもポジティブなコメントいっぱいです。そんなこんなで、今日は少し寝不足ですがなんとか頑張ります・・・一昨日の夜は達郎シアターライブの配信堪能して・・・その前日は矢野顕子ブルーノートライブ配信で感動しました。まだまだ続きそうなステイホームですが・・・ストレス無く楽しんでます。ただ美味しい外食やライブでのコンサートを楽しみたいのはありますねー。先月夏休み前にステイホームが長くなるので毎日少しづつおやつにしようと市原市のエリソンさんでサブレやクッキーをまとめて買って帰ったんですで、ぼ~っとしていた午後サブレをひとつ食べると、サクッとした口当たりが心地よくて、うーん相変わらずいいなぁーと思いながらさらに味わうと・・・なにこれ?明らかに今までと違う風味食感余韻なんです。繊細でゆたかな風味と言いますか・・・美味しいフランス菓子屋の焼き菓子よりも際立った印象だったんです。昔から焼き菓子が好きで、紅茶の店テ・カーマリー時代は毎日焼いていました・・・なので、有名なフランス菓子屋に行って買った焼き菓子が、自分の店で焼いていなくてOEMの他社工場製だととってもがっかりしたものでした。まぁ、最近はそういう店行かないので安全ですが(笑)しかし、シェフが焼き菓子好きで美味しいお店はあちこちにありますね。市原市のエリソンさんはシェフが焼き菓子好きで以前から美味しくて、楽しんでいたんですが・・・まぁ、とってもマニアックでフランス菓子愛に溢れていて、気があってシェフに時間があるとついつい話しが長くなってしまいます。で、今回の焼き菓子がエレガントというか洗練されていながら豊かな風味が良くて、素材の魅力と焼きの魅力が相乗効果になって30年以上フランス菓子屋の焼き菓子色々食べてきましたが今までに経験のない際立った魅力だったんですパワフルで豊かな味わいなんだけど、角がとれた洗練さとかエレガントさを感じるような魅力なんです。それで、市原までひとっ走りシェフに伝えると「坂本さん、分かりました?」と、フランス産小麦の粉の違いもあるし、アーモンドプードルの挽きかた変えたのと、バターもあるかなと、嬉しそうに話してくれました。勿論、普通の小麦やバター、アーモンドプードルで焼いた素朴な焼き菓子もとっても美味しくて好きですが、家ではできない仕事も魅力的です。美味しさの仕事しているとこういう魅力は見逃すことができませんこれは「唯一無二の魅力」を感じるなぁーと無くなると買いに行ってます(笑)で、先日の矢野顕子ブルーノート配信ライブが、天才少女と言われデビューしてから45年のアルバムとライブで・・・小原礼、佐橋佳幸、林立夫という名人ミュージシャンとのカルテットで、その一体となったバンドサウンドに映えるアッコちゃんのきれいで豊かな歌声が圧倒的でした。若い頃はそのアバンギャルドなスタイルが熱烈なファンを呼びましたが、一方ではあまり一般のお客さんには伝わりにくいキャラでした。それが、広く深く届く歌声で素晴らしい魅力に育っています。ネットでバンドメンバーへのインタビューがあって・・・「矢野顕子のオリジナリティはどんなところにあると思いますか?」と質問がありました。ベースの小原礼さんが「アッコちゃんについて誰もがいうことは唯一無二。もちろんそうだけど大事なことは普段の生活、人との接し方、住んでいる街への愛、など音楽以外のいつもの自分が音楽になるのです。アッコちゃんは最高の普段の自分があるから最高にオリジナルな矢野顕子なのです。」ギターの佐橋佳幸さんは「 えーっ!? そういうの“愚問”っていうんじゃないっすかぁ~? おんなじ質問、ボブ・ディランにしてみたら?(笑)」ドラムの林立夫さんは「アッコちゃんのゴム毬が転がるようなグルーヴ感。突拍子ないようで、妙に心に温もり感の残る歌詞。そして極め付けは、一度聴いたらすぐ矢野顕子と分かってしまう歌い方。つまりプレーヤーとしても、シンガーソングライターとしてもONLY ONEの存在。」と答えていました、どれも納得です。特に小原礼さんの「音楽以外のいつもの自分が音楽になるのです。アッコちゃんは最高の普段の自分があるから最高にオリジナルな矢野顕子なのです。」にはなるほどなーと膝ポンでした。普段まったく 「オリジナリティ・唯一無二の魅力」とか考えませんが・・・「音楽以外のいつもの自分が音楽になるのです。」と考えると、自分自身の普段の暮らし、いつもの自分の延長に「オリジナリティ・唯一無二の魅力」がありそうです。66歳になって息子ふたりに任せる仕事が少しづつ増えていますが・・・それでも数年後に来る70代の10年間の仕事を考え始めました。それにしても矢野顕子のカルテットと山下達郎のアコースティックトリオのバンドサウンドを同世代で楽しめるのはご機嫌です。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.09.05
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プロのつぶやき1122「職人としての美しいゴール」今日は8月最後の日曜日、夕方6時すぎるとあっという間に暗くなってくる千葉です。お盆は天気が悪くてそれほど暑く無かったのですが・・・ここにきて厳しい残暑になっています。そんな夏の終わりになるとテニスのUSオープンが始まります、オリンピックで怪我前のようなすごいプレイが戻ってきた錦織選手ですが、連戦で肩の痛みが出て心配していました。やっとNYでの元気な練習の様子が伝わってきて楽しみです。先日矢野顕子さんの新しいアルバム「音楽はおくりもの」が出ました、そのレコーディングメンバーによるブルーノート公演の配信ライブが8/31日にあるので楽しみです。そのあとは、達郎のシアターライブの配信もあります。頑固にDVD出さないのでできるだけ回数多く配信ライブ観ます(笑)まぁ、1回ライブ行った費用を思えば配信なら何回も観られます。そんなステイホームの予定が入っていて、引きこもりの暮らしが苦になりません。そんなこんなで矢野顕子45周年記念アルバム「音楽はおくりもの」を聴いて・・・毎日ヘビロテしてます。昨日土曜日は仕事で銚子まで片道2時間かけて行ったんですが・・・往復4時間ずーっと聴いてました。10代から天才と言われてデビュー45年歌声に磨きがかかって・・・きれいで豊かでとっても気持ちいい質感です。クルマでも、リビングでも、ついつい聴きたくなってかけてしまいます。ボリューム絞っても上げても仕事しながらでも、リラックスして集中上がって、コンデシヨンあがって、機嫌よくなるんです。若い頃のエネルギッシュな快感や、最先端を切り拓く興奮とは違いますが・・・心地よさが最高です。小原礼、林立夫、佐橋佳幸と行ったバックの名人ミュージシャンの演奏は無駄な音がなくて、時に凄腕発揮して、アッコちゃんを支えています。土岐英史さんのラストアルバムになってしまった「リトル・ボーイズ・アイズ」も同じようにヘビロテしています。荻原亮、井上銘のギター二人と土岐さんのサックスの編成です。土岐さんの最後になってしまったアルバムが意欲的で・・・お嬢さんの土岐麻子さんのinstaでは「新しい奏法を見つけた」とキャリアの中でも三本の指に入るプレイができたとおっしゃっていたと書かれていました。闘病の中でも挑戦に満ちたフレッシュなプレイを追求している姿はかっこよかったし、だからこそ家族はずっと希望を持てていたように思うとも書かれていました。その「リトル・ボーイズ・アイズ」の音色が渋く深く、しかも美しく豊かで心地よいので、ついついかけてしまうのでしょう。自宅での仕事中にかけると集中が高まってとってもご機嫌に進みます。土岐英史「リトル・ボーイズ・アイズ」、矢野顕子「音楽はおくりもの」を聴いていると・・・なんなんだろうなぁー、必要ない音とかなくて、角のとれた凄腕というか・・・若いミュージシャンの魅力とは違うように感じますね。疲れないでひたすら心地よくてゆたかな余韻でまた聴きたくなる。職人としての美しいゴールのひとつのように感じました・・・自分もそんなゴールを目指したいものです。疲れないでひたすら心地よくてゆたかな余韻でまた飲みたくなる、そんな美味しさをイメージしたいです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.08.29
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【ペーパームーン】柔らかでやさしい甘さと味わいから爽やかな余韻の秋の爽やか系ブレンドです。14年目になった秋の爽やか系ブレンド「ペーパームーン」です。日が暮れるのがどんどん早くなってくる季節、夕方買い物にでた帰り、車から見上げるお月さんの奇麗な事、そんな季節をイメージしました。上品で華やかな香りと余韻、ベースは親しみやすい口当たりと優しい甘さで…爽やかで華やかな香りが魅力的だと思います。ブレンドはブラジルクラシクス、タンザニア・ムベヤ、モカ・イルガチェフェ(ハマ)です・・・ブラジルクラシクスの親しみやすい味わいにタンザニア・ムベヤとモカ・イルガチェフェ(ハマ)が際立った香りと味わい、余韻にしてくれます。夜空の透明感から、秋の爽やかさをイメージする上品さや優しい味わいがより魅力的になったと思います。「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」のフローラルに、「タンザニア・ムベヤ」の柑橘系の魅力が一体となったなんともいえない香りがご機嫌な仕上がりになりました。その香りがいつまでも心地よく続きます…バージョンアップして、いいペーパームーンになったと思います、お楽しみください。
2021.08.26
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【ベラ・ノッテ】秋冬むけの華やかでキレの良い深煎りブレンドです。2001年にデビューしたさかもとこーひーを代表する21年目の季節のブレンド「ベラ・ノッテ」…こーひーで常連のみなさんの暮らしに季節感を感じて頂きたいと思って作りましたが…「ベラ・ノッテ」で秋を感じるみなさんが増えています。スペシャルティコーヒーらしい深煎りブレンドをイメージしました・・・ざらついた苦味や重い酸味ではなくて・・・きれいな味わい、後味のキレの良さ、深煎りのダーク感・・そしてミルクに合うように・・・ベラ・ノッテはきれいな夜という意味だそうで・・・深煎りを夜に、そして秋の夜に輝く星の美しさをイメージしました。深煎りグアテマラ、深煎りエルサルバドル、タンザニア・ムベヤのブレンドです。以前の「ベラ・ノッテ」ご紹介文です。・・・1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。その《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》がこの夏に20周年リマスターで発売されました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。「ベラ・ノッテ」は…深グアテマラ、深エルサルバドル、ケニアのブレンドで…最近深煎りのご注文が増えているので…少し深煎りの感じを強め、なおかつ円やか滑らかさのバランスに仕上げました。最近「深煎りグアテマラ」の仕上の火力を微妙に強めてダークな印象を強めましたので…「ベラ・ノッテ」の夜のイメージに合っているかなと思います。深煎りのグアテマラをメインにして、エルサルバドルを使い、そしてケニアで後味のキレの良さを出します。深く円やかな味わい、甘い苦味、キレの良い後味、香りはやさしく華やかさもあって…こんなイメージです。深煎りのブレンドですが、苦味よりも円やかさきれいさ味わいの深みの魅力をイメージしています。この「ベラ・ノッテ」を作った時…こんなタイプの深煎りブレンドは無いだろうと思いましたが…17年経っても見かけないですね…知らないところであるのかな?初秋から晩秋…初冬から厳冬…グアテマラ、ケニア、エルサルバドルを使って微妙にブレンドを変えていきます。季節の人気ブレンドになった「ベラ・ノッテ」をこれから約半年…お楽しみください。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います。
2021.08.25
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【はじまりの秋】60代記念ブレンドが、ご好評頂きまして定番化しました…6年目の秋向けのブレンド「はじまりの秋」です。(60になって・・・あっという間に6年目の「はじまりの秋」になってしまいました。)まろやかなコクと口当たりから甘さの余韻へ流れていき、ゆっくりと味わうと色々なキャラクターが感じられます。グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、タンザニア・ムベヤの華やかな3つを使って・・・バランス良く、口当たりの心地よい魅力、そして味わい深くい華やかな余韻・・・10年前20年前では作れなかった魅力のブレンドだと思っています。スペシェルティーコーヒー20年のブレンドだと思っています。タンザニア・ムベヤによって、より優しく上品な質感にできたと思います。口当たりの上品な柔らかさに続く甘さ、余韻の華やかさがご機嫌です。ひと口目の口当たりの良さや余韻の華やかさと・・・言葉にすると同じになってしまうのですが・・・。以下は、「はじまりの秋」を作った時のご案内です・・・あっという間に6年経って、人生の秋ど真ん中になっています。・・・デビューの時からファンの外山安樹子トリオが10年を迎えるそうですが…その5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブでこの「はじまりの秋」を聴いていて浮かんだ新しいブレンドです。秋と言っても人生の秋…60代を人生の秋というそうですが…冬の前の秋というよりは、秋がはじまるといったエネルギーを感じさせるネーミングです。味の仕事に就いて43年…「はじまりの秋」のテーマは…オーソドックスに、バランスよく、さりげなくとんでもない…そんなイメージからスタートしました。まずブレンドしたのが…グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、ケニアの3つで…結局決まったのもこの3つでした、ブレンド比率も最初にカッピングしたもので決定、1分もかからずほとんど頭の中でできたものを確認しただけでした。(息子には比率を変えての検証カッピングをさせましたが…。)まず、華やかな印象がポイントです…フローラルやオレンジの印象…後味のキレが良くて…ひと口目から柔らかな口当たり…余韻は華やかな甘さからバランスの良さが次のひと口を誘います。どなたにも親しみやすくバランスの良いオーソドックスな魅力…超常連さんには味わえば味わう程味わい深い…お楽しみください。パウンドケーキや柑橘系、チョコレート系のケーキ…生クリーム系にも勿論合いますね。「外山安樹子トリオの5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブで…ピアノの恩師の還暦の会で「これから乗馬、英会話、介護の資格、海外旅行バンバンするの」と先生が仰ったそうで…そんなエネルギッシュな先生への感謝の気持ちから曲が出来て…還暦を過ぎると「人生の秋」と言われるそうですが先生にとっては「はじまりの秋」なんだなぁーとネーミングされたそうです。」先日イッセー尾形さんが「人生は秋からが楽しい」とインタビューで仰ってましたが…まぁ、そんなイメージです。
2021.08.24
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【パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン】ひと口目から、華やかでジューシーなパナマの魅力が伝わってきます。パナマは運河で有名なように太平洋と大西洋に挟まれて海洋性気候があるので温暖でやさしい柔らかな味わいが特徴ですが・・・コロンビアに接しているように赤道に近くその日差しや気候で華やかな香りも素晴らしいと思っています。柔らかな口当たりとやさしい甘さ・・・フローラル、フルーティ、柑橘系、チェリー系、シルキー、エレガント、アールグレイ・・・「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」でお馴染みのエスメラルダ農園「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」です。まさにエレガント…素晴らしいです。フローラル…フルーティ…スイート…シルキーで滑らか円やかな口当たりで余韻まで華やかさと口当たりの上品さが続きます。とても柔らかな優しい口当たりと上品な甘さ、余韻が素晴らしいですが…そこにオレンジやチェリーピーチのキャラが顔を出すフローラル感が際立っていると思います。冷めてくると紅茶のアールグレイの雰囲気も出て来て味わいを複雑にして長い余韻がより魅力的になると思います。ゆっくりと味わうとスパイシーさが余韻を高め…上質なミルクチョコレートに爽やかなレモンも重なって、柔らかな味わいを押し上げてくれました・・・是非、冷めてからの上質なマウスフィール・口当たりの心地よさや静かに伝わってくるフローラル感フルーツ感スパイシー感を味わってみてください。この「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」特有の魅力を楽しめると思います。ゲイシャ種で有名になったエスメラルダ農園ですが…この「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」もエスメラルダ農園の素晴らしさ…土壌、技術、気候等…が伝わってくるこーひーだと思います。品種はティピカ、ブルボン、カツアイですが…素晴らしいです。勿論ゲイシャ種とは違うこーひーなんですが…やはりグアテマラのエルインヘルト農園とパナマのエスメラルダ農園は2トップなんだなーと思いました…特にお勧めです。農 園 名:ラ エスメラルダ農園 農 園 主: プライス ピーターソン エ リ ア: ボケテ ハラミージョ地区品 種:ティピカ、ブルボン、カツアイ プロセス:フリーウォッシュド 標 高:1, 400m 認 証:レインフォレスト ダイヤモンド マウンテンは、ラ・エスメラルダ農園で栽培されています。パナマ西部・バルー火山の山裾に広がり、平均標高 1400m、豊かな降雨に恵まれ、農園内にも天然林が保護されているなど、豊かな自然環境に囲まれています。また、農薬を使わず、完熟実だけを手摘みし、収穫後の加工も細心の注意を払って行われているなど、まさに『世界最高のコーヒー』が生産されるにふさわしい環境です。 このエリアの年間降雨量は 4000 ミリと非常に多い反面、乾季は風が非常に強く、自然林が残されていますが、これは防風の役目も果たし、この防風林がなければコーヒー樹は倒れて生育出来ず、ボケテ渓谷を挟んで西側に位置するボルカンシートやアルトキィエルに比べ多降雨の為湿気が高い。気温は 10℃以下にはならず最高は25℃程度。 生産処理工程 6~8 時間発酵後コンクリート・パティオで 5 日間天日乾燥し、水分を 30%に落としてから乾燥機によって乾燥されます。その後、選別機で精製し品質管理室でカッピングテスト後出荷されます。
2021.08.23
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プロのつぶやき1121「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン、はじまりの秋、ベラ・ノッテ、ペーパームーン」夏休みは車故障して代車だし、毎日雨だし、湿度は高いしで、家で映画観て、本読んで、CD聴いてました。湿度のせいかどうか肩がガチガチにこってしまったので家でのストレッチも始めました。相変わらずのコロナ感染拡大ですが、さかもとこーひーは年齢順にスタッフさんまでワクチン接種が進み、若い息子二人の予約がなかなか取れなかったのですが、二人共ようやく予約できましてワクチン接種100%が見えてきました。ワクチン打って、用心した静かな暮らしを守って、なんとかコロナから逃げ切りたいものです、くれぐれもご自愛ください。カード払い用のネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ に常連の皆さんが登録してくださって、励みになっています。カフェやレストランの卸向けの会員登録も毎日増えていまして、コンビニでの支払いの手間を減らせています。そんなこんなで、秋に向けて4つのこーひーのご紹介です・・・華やかな香りとやさしい味わいの「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」・・・すっかりこの季節のお馴染みになった「はじまりの秋」・・・秋冬向け深煎り人気No1「ベラ・ノッテ」・・・秋の爽やか系「ペーパームーン」の4つです、お楽しみください。【パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン】ひと口目から、華やかでジューシーなパナマの魅力が伝わってきます。パナマは運河で有名なように太平洋と大西洋に挟まれて海洋性気候があるので温暖でやさしい柔らかな味わいが特徴ですが・・・コロンビアに接しているように赤道に近くその日差しや気候で華やかな香りも素晴らしいと思っています。柔らかな口当たりとやさしい甘さ・・・フローラル、フルーティ、柑橘系、チェリー系、シルキー、エレガント、アールグレイ・・・「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」でお馴染みのエスメラルダ農園「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」です。まさにエレガント…素晴らしいです。フローラル…フルーティ…スイート…シルキーで滑らか円やかな口当たりで余韻まで華やかさと口当たりの上品さが続きます。とても柔らかな優しい口当たりと上品な甘さ、余韻が素晴らしいですが…そこにオレンジやチェリーピーチのキャラが顔を出すフローラル感が際立っていると思います。冷めてくると紅茶のアールグレイの雰囲気も出て来て味わいを複雑にして長い余韻がより魅力的になると思います。ゆっくりと味わうとスパイシーさが余韻を高め…上質なミルクチョコレートに爽やかなレモンも重なって、柔らかな味わいを押し上げてくれました・・・是非、冷めてからの上質なマウスフィール・口当たりの心地よさや静かに伝わってくるフローラル感フルーツ感スパイシー感を味わってみてください。この「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」特有の魅力を楽しめると思います。ゲイシャ種で有名になったエスメラルダ農園ですが…この「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」もエスメラルダ農園の素晴らしさ…土壌、技術、気候等…が伝わってくるこーひーだと思います。品種はティピカ、ブルボン、カツアイですが…素晴らしいです。勿論ゲイシャ種とは違うこーひーなんですが…やはりグアテマラのエルインヘルト農園とパナマのエスメラルダ農園は2トップなんだなーと思いました…特にお勧めです。農 園 名:ラ エスメラルダ農園 農 園 主: プライス ピーターソン エ リ ア: ボケテ ハラミージョ地区品 種:ティピカ、ブルボン、カツアイ プロセス:フリーウォッシュド 標 高:1, 400m 認 証:レインフォレスト ダイヤモンド マウンテンは、ラ・エスメラルダ農園で栽培されています。パナマ西部・バルー火山の山裾に広がり、平均標高 1400m、豊かな降雨に恵まれ、農園内にも天然林が保護されているなど、豊かな自然環境に囲まれています。また、農薬を使わず、完熟実だけを手摘みし、収穫後の加工も細心の注意を払って行われているなど、まさに『世界最高のコーヒー』が生産されるにふさわしい環境です。 このエリアの年間降雨量は 4000 ミリと非常に多い反面、乾季は風が非常に強く、自然林が残されていますが、これは防風の役目も果たし、この防風林がなければコーヒー樹は倒れて生育出来ず、ボケテ渓谷を挟んで西側に位置するボルカンシートやアルトキィエルに比べ多降雨の為湿気が高い。気温は 10℃以下にはならず最高は25℃程度。 生産処理工程 6~8 時間発酵後コンクリート・パティオで 5 日間天日乾燥し、水分を 30%に落としてから乾燥機によって乾燥されます。その後、選別機で精製し品質管理室でカッピングテスト後出荷されます。 1620円/200gパック(税込)【はじまりの秋】60代記念ブレンドが、ご好評頂きまして定番化しました…6年目の秋向けのブレンド「はじまりの秋」です。(60になって・・・あっという間に6年目の「はじまりの秋」になってしまいました。)まろやかなコクと口当たりから甘さの余韻へ流れていき、ゆっくりと味わうと色々なキャラクターが感じられます。グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、タンザニア・ムベヤの華やかな3つを使って・・・バランス良く、口当たりの心地よい魅力、そして味わい深くい華やかな余韻・・・10年前20年前では作れなかった魅力のブレンドだと思っています。スペシェルティーコーヒー20年のブレンドだと思っています。タンザニア・ムベヤによって、より優しく上品な質感にできたと思います。口当たりの上品な柔らかさに続く甘さ、余韻の華やかさがご機嫌です。ひと口目の口当たりの良さや余韻の華やかさと・・・言葉にすると同じになってしまうのですが・・・。以下は、「はじまりの秋」を作った時のご案内です・・・あっという間に6年経って、人生の秋ど真ん中になっています。・・・デビューの時からファンの外山安樹子トリオが10年を迎えるそうですが…その5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブでこの「はじまりの秋」を聴いていて浮かんだ新しいブレンドです。秋と言っても人生の秋…60代を人生の秋というそうですが…冬の前の秋というよりは、秋がはじまるといったエネルギーを感じさせるネーミングです。味の仕事に就いて43年…「はじまりの秋」のテーマは…オーソドックスに、バランスよく、さりげなくとんでもない…そんなイメージからスタートしました。まずブレンドしたのが…グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、ケニアの3つで…結局決まったのもこの3つでした、ブレンド比率も最初にカッピングしたもので決定、1分もかからずほとんど頭の中でできたものを確認しただけでした。(息子には比率を変えての検証カッピングをさせましたが…。)まず、華やかな印象がポイントです…フローラルやオレンジの印象…後味のキレが良くて…ひと口目から柔らかな口当たり…余韻は華やかな甘さからバランスの良さが次のひと口を誘います。どなたにも親しみやすくバランスの良いオーソドックスな魅力…超常連さんには味わえば味わう程味わい深い…お楽しみください。パウンドケーキや柑橘系、チョコレート系のケーキ…生クリーム系にも勿論合いますね。「外山安樹子トリオの5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブで…ピアノの恩師の還暦の会で「これから乗馬、英会話、介護の資格、海外旅行バンバンするの」と先生が仰ったそうで…そんなエネルギッシュな先生への感謝の気持ちから曲が出来て…還暦を過ぎると「人生の秋」と言われるそうですが先生にとっては「はじまりの秋」なんだなぁーとネーミングされたそうです。」先日イッセー尾形さんが「人生は秋からが楽しい」とインタビューで仰ってましたが…まぁ、そんなイメージです。・・・1620円/225gパック(税込)【ベラ・ノッテ】秋冬むけの華やかでキレの良い深煎りブレンドです。2001年にデビューしたさかもとこーひーを代表する21年目の季節のブレンド「ベラ・ノッテ」…こーひーで常連のみなさんの暮らしに季節感を感じて頂きたいと思って作りましたが…「ベラ・ノッテ」で秋を感じるみなさんが増えています。スペシャルティコーヒーらしい深煎りブレンドをイメージしました・・・ざらついた苦味や重い酸味ではなくて・・・きれいな味わい、後味のキレの良さ、深煎りのダーク感・・そしてミルクに合うように・・・ベラ・ノッテはきれいな夜という意味だそうで・・・深煎りを夜に、そして秋の夜に輝く星の美しさをイメージしました。深煎りグアテマラ、深煎りエルサルバドル、タンザニア・ムベヤのブレンドです。以前の「ベラ・ノッテ」ご紹介文です。・・・1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。その《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》がこの夏に20周年リマスターで発売されました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。「ベラ・ノッテ」は…深グアテマラ、深エルサルバドル、ケニアのブレンドで…最近深煎りのご注文が増えているので…少し深煎りの感じを強め、なおかつ円やか滑らかさのバランスに仕上げました。最近「深煎りグアテマラ」の仕上の火力を微妙に強めてダークな印象を強めましたので…「ベラ・ノッテ」の夜のイメージに合っているかなと思います。深煎りのグアテマラをメインにして、エルサルバドルを使い、そしてケニアで後味のキレの良さを出します。深く円やかな味わい、甘い苦味、キレの良い後味、香りはやさしく華やかさもあって…こんなイメージです。深煎りのブレンドですが、苦味よりも円やかさきれいさ味わいの深みの魅力をイメージしています。この「ベラ・ノッテ」を作った時…こんなタイプの深煎りブレンドは無いだろうと思いましたが…17年経っても見かけないですね…知らないところであるのかな?初秋から晩秋…初冬から厳冬…グアテマラ、ケニア、エルサルバドルを使って微妙にブレンドを変えていきます。季節の人気ブレンドになった「ベラ・ノッテ」をこれから約半年…お楽しみください。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います。1080円/225gパック(税込) 【ペーパームーン】柔らかでやさしい甘さと味わいから爽やかな余韻の秋の爽やか系ブレンドです。14年目になった秋の爽やか系ブレンド「ペーパームーン」です。日が暮れるのがどんどん早くなってくる季節、夕方買い物にでた帰り、車から見上げるお月さんの奇麗な事、そんな季節をイメージしました。上品で華やかな香りと余韻、ベースは親しみやすい口当たりと優しい甘さで…爽やかで華やかな香りが魅力的だと思います。ブレンドはブラジルクラシクス、タンザニア・ムベヤ、モカ・イルガチェフェ(ハマ)です・・・ブラジルクラシクスの親しみやすい味わいにタンザニア・ムベヤとモカ・イルガチェフェ(ハマ)が際立った香りと味わい、余韻にしてくれます。夜空の透明感から、秋の爽やかさをイメージする上品さや優しい味わいがより魅力的になったと思います。「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」のフローラルに、「タンザニア・ムベヤ」の柑橘系の魅力が一体となったなんともいえない香りがご機嫌な仕上がりになりました。その香りがいつまでも心地よく続きます…バージョンアップして、いいペーパームーンになったと思います、お楽しみください。1080円/225gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.08.22
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プロのつぶやき1120「おいしいもんと珍しいもんは違う」*8/14(土)~8/17(火)夏休みです。8/17(火)まで夏休みいただいていますが、今年は毎日雨です。コロナに豪雨が重なってしまっています、しかも広い範囲です。くれぐれも注意用心してください。カード払い用のネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ に常連の皆さんが登録してくださって、励みになっています。カフェやレストランの卸向けの会員登録も毎日増えていまして、コンビニでの支払いの手間を減らせています。そして、おかげさまで、さかもとこーひー開店28周年迎えました、いつもありがとうございます。これから29周年30周年へ向かっていきます。紅茶の店テ・カーマリーで10年、さかもとこーひーで28年、誰もお給料をくれない暮らしでした、勿論ボーナスもありません(笑)こーひー紅茶を専門として、なんとか食べられるようになって、息子ふたりが店長としてやってくれています。若手だと思っていたら・・・最近知り合うカフェのスタッフさんは息子よりも年下の若者ばかりになってしまいました。19歳で喫茶の道に入って47年・・・あと10年か20年か分かりませんがこーひー紅茶のある暮らしを伝えていこうと思っています。そんなこんなで、「京味物語」野地秩嘉(著) を友人に勧められて読みました。30歳で独立して50年、最高峰の京料理店、カウンター割烹と言われた新橋京味の西さんが亡くなられて2年経ちました。先輩が京味の常連さんでその伝で2回食事会に紛れ込むことができました。2階の個室でしたが、西さんが上がって来られて緊張している我々をリラックスさせて、料理のお話しもしてくださいました。部屋に通されて最初のお茶をひと口、あぁお茶もこんなに気を使っているのかと期待が膨らみました。高級なお茶なのはひと口で伝わってきましたが・・・爽やかな香りと味わいで、そこは食事前ですのでこれからの食事を邪魔しない加減で期待が高まってきました。お茶の産地まではわかりませんでしたが・・・深蒸しの強い味わいのタイプでは勿論ありません。料理が終わって甘味は3つから選べたのですが、3つ頼んでも良いとのひと言で・・・ぜんざい、葛切り、わらび餅といただき、一つ一つのクオリティの高さ際立つ魅力に静かに感動しました。最高峰の和菓子店のレベルと言っては陳腐ですが・・・ぜんざいは繊細さの先にある味わい深さ、なんでも小豆の渋切りはしていないそうでひたすらアクを取るそうです。葛切り、わらび餅も葛粉わらび粉と仕入れる生産者が決まっているそうで、作りたての魅力に包まれました・・・まぁ、西さんはそういうことを売りにしてはいないのですが、たまたま聞くことができました。そして、最後のお茶が最初とは少し違っていて味わい豊かで感心するばかりで、帰り道まで食事とお茶の余韻を楽しめました。「京味物語」は一応飲食の端っこにいるものとしてはぐいぐい引き込まれ、二日で読み終わってしまいました。まず、京味は家族経営の店だったこと・・・そして子供の頃の話しから修行時代、東京での独立・・・素材のこと、お客や商売のことと続いていきます。昭和40年代、東京には知合いがいない京都の人が新橋で京料理のカウンター割烹で独立されたそうです。その頃はグルメ時代にはほど遠く、SNSもグルメ本もなく、接待と言えば銀座赤坂日本橋柳橋で新橋はサラリーマンが自腹で飲み食いする地域で・・・その時代の東京は高級な日本料理店はいくつもあっても京料理は広まっていなくて、しかも日本料理は料亭が当たり前で、新橋のカウンター割烹の京料理は時代が早すぎたようです、50年も前のことです。食事会の時にも西さんが仰っていたんですが・・・「おいしいもんと珍しいもんは違う」と、価格の高い「走り」よりも「盛り」の素材を使っている。目の前の材料を見て考えて料理をするんだと。キャビア、フォアグラ、トリュフを使うことはない。鯛の子、魚の星(鯵の心臓)、松露は使うと。この話しなると自ずとスペシャルティコーヒーの世界を考えてしまいます。20年前スペシャルティコーヒーに出会った時は、それまでのコーヒーの有名産地やブランド名とは関係なく、農産物としてクオリティの高い素材をお客が感じる際立つ美味しさが大切だとの考え方に共感して・・・そのような素材を使いたいと行動し、今では当たり前のように使えるようになっています。その素晴らしい素材の魅力をどう自分の店のお客さんに喜んでもらえるかにフォーカスしてきた20年でした。しかし、10年くらい前から生産者、インポーター、ロースターまで差別化競争に入って、今までにない品種や精選方法珍しい香りや味わいを追いかけるようになってしまいました。スペシャルティコーヒーのインポーターやロースターは基本マニア体質が多いので・・・どんどん新しい珍しい素材に向かってしまう傾向があります。するとエンドユーザーのお客さんの求める美味しさから遠く離れてしまいます。マニアックなお客さんは喜んでくれますので、盛り上がりますし・・・ネタや記事にもしやすいのですが。「季節が教えてくれた」・・・料理でもコーヒーでもその素材の特徴や魅力をよく考えて、それをお客さんが魅力的に感じるように仕上げることが基本でしょう。カッピングスコアが高い素材、価格が高い素材が美味しいわけではないのです。勿論、クオリティが低くては使えませんが、それぞれの美味しさがあるものです。さかもとこーひーのブラジルでも「ブラジル・クラシクス」をリピートする常連さんは多いですし「ブラジル・カルモナチュラル」や「ブラジル・パッセイオ」「ブラジル・ペドラレドンダ」に感動してくださる常連さんも多いのです。そして、50年繁盛してきた商売の話しも深い内容でとっても共感し、勉強になりました。帰りのお見送りの時、店の前で「この通りで50年続いている店はうちの店と1軒2軒くらいしかないなぁ~」としみじみと仰っていました。料理屋の修行では店の主人や先輩が教えてくれることと、教えてくれないことがあるそうで・・・礼儀や言葉遣い調理器具の使い方、料理の仕方は仕込まれるが、お客さまとの接し方、器の選び方、盛り付けなどは手取り足取り教えてもらうものではなくて、経営もそうだそうです。横から見て習い覚え、あとは自分で勉強していくものだと。小僧をしていた時から約束を守ること、背伸びをしないことが大事だと教わり・・・そしてお客さまを大切にすること・・・「私の経営とはもう一度、来てもらう店になることだけです。」実はこの「もう一度来てもらうこと」がスルッと聞けば誰にでも当たり前にことですが、見聞きしたことは料理や味のこと、来てほしいお客さんのこと、接客からお見送りと・・・たくさんの奥深い考えと実践に裏付けられていることでした。ご常連の名前の入った提灯にも想像できない深い意味がありました。ミシュランへの掲載をあっさりと断り、メディアへ出ることも控えて、ご常連が増えて、予約がなかなか取れない店になった50年・・・星を取ったり、グルメサイトやグルメ本で目立っての集客、予約困難の店とは全く別世界の本寸法の経営に支えられていることを覗き見されていただきました。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.08.15
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プロのつぶやき1119「カー払い専用・卸先様向けネットショップのご案内」「カード払い専用・卸先様向けネットショップのご案内」いつもありがとうございます。この度カフェ・レストラン・パン・ケーキ・小売店等卸先様向けの「カード払い専用・ネットショップ」を用意しました。以前からカード払いのご要望頂いていまして、ようやくご用意できました。今までと同じ品揃え・価格でカードでのお支払いになります。以下のURLから会員登録ページにお進みいただき会員登録をお願いします。http://sakamotocoffee.shop/shop/idinfo.html?gid=1(あるいは support@sakamotocoffee.shop へメール頂ければ会員登録ページのURLを返信いたします)各お店専用のページになります、スマホに対応しています。ご不明な点はお気軽にお尋ねください、ありがとうございます。*カフェ・レストラン様向けの卸について・お店でさかもとこーひーを使いたい・豆売りもしていきたい・オリジナルのブレンド&エスプレッソブレンドを作りたいなど、お気軽にご連絡下さい。卸価格で販売致します。クレジット決済対応になります。(500gパック2袋からの販売になります。価格はお問い合わせ下さい)*カフェ・レストラン以外でもパン屋・ケーキ屋等の小売店でも卸をしているお店様もあります。お気軽にお問い合わせ下さい。・既に当店とお取り引きのあるお店様お電話・メールにてお知らせ下さい。卸用の会員登録URLをお知らせ致します。・新たにさかもとこーひーを使いたいお店様お問い合わせ用メールアドレス(support@sakamotocoffee.shop)に・法人名(またはショップ名)・担当者様名・御住所・お電話番号・メールアドレス・(あれば)ショップURL以上を記載の上送信して下さい。当方で確認が取れ次第、卸用の会員登録URLをお知らせ致します。*一般会員登録済の方はその旨をお問い合わせ用メール(support@sakamotocoffee.shop)にてお伝え下さい。対応致します。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.08.08
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プロのつぶやき1118「レシピの向こうにある世界」8月になりました、コロナ感染が急拡大しています。千葉県も感染の増え方が厳しくなっています、緊急事態宣言になりました。ワクチン接種しても窮屈な暮らしに変わりはありません。ストレスがたまると思います、くれぐれもご自愛ください。新しくカード払い用ネットショップを作りスタートしましたが、http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。ギフトの注文もしやすいようで、ギフトを何件かご利用の常連さんがいます。これでコンビニに行かなくても支払えるようになりました。そして、今は卸のお店向けのネットショップを作っています、今まではコンビニ払いがメインでしたが・・・少しでも手間を減らせるように準備しています。来週には出来上がるように進めています。オリンピックは錦織選手が準々決勝で世界一のジョコビッチ選手に負けてしまいました。しかし、怪我してから2年くらい本来の状態に戻れなかった圭が一回戦で世界7位で若くイケイケのルブレフ選手を圧倒、やっと戻ったかとファンは歓喜しました。2回戦も3回戦も手ごわい相手と蒸し暑い厳しい環境の中しっかりと勝ちきりました。サーブを打ち込む意識を持ったとか、ストロークもディフェンスを混じえながら打ち込んで、本来の鮮やかな展開のテニスが帰ってきました。これからがとっても楽しみです。それにしてもあの暑さと湿気の中、しかもダブルスも出ていましたので連戦の中集中切らさないメンタルとフィジカルは素晴らしいです。さらに、試合終わった翌日にはワシントンに飛んで、今はシティオープンでのトレーニングの様子をアメリカ在住のテニスファンがSNSであげてくれました。この転戦がテニスツアーなんですね。まぁ、テニスが階級制ならボクシングの井上モンスター尚弥のように向かうところ敵なしの強さなんですが・・・2メーター級で動きも良い相手と2時間3時間の試合を連戦するのはたまったものではありません。ボクシングのようにコンデション整えてのタイトルマッチ形式ならと思ってしまいます。そんなこんなで、デーブ大久保捕手のYouTube観たら元ヤクルト捕手でベイスターズで監督された大矢明彦さんがゲストでした。捕手同士の話しが面白くて・・・種茂捕手がゲストの時に「大矢さんがいなかったら捕手としてやっていけなかった」と紹介して、捕手を育てるの話しになりました。大矢さんは「完全形をイメージする、そこに近づけていく」と話されて・・・一人一人個性があって、それを生かしながらアドバイスするようにしていると。古田と種茂では完全形が違うし、キャッチャーの役割が時代で変わっきていると進みました。昔はピッチャーの女房役と言われてピッチャーが気持ちよく投げられる、いい音で受けるとかだったと。今はキャッチングやリードは当然として、スローイングやバッティングも求められますからね~。デーブの喋りが軽快でゲラゲラ笑いながら・・・コーヒーの素材のポテンシャルをイメージするのと重なっているなぁーと思いました。サポートしている自家焙煎店からの豆をカッピングして・・・割と多いのが、その豆のポテンシャル発揮してよく焙けているのに、もう少し香りをとか甘さを出すにはと聞かれるんです。その時は豆のポテンシャルきちんとでているから、香りや甘さが欲しいのならそういう豆を使うことだとアドバイスします。まぁ、無い物ねだりになっているんですね。一方、クオリティの高い素材をきちんと焙煎すればクリーンで飲みやすくなりますが、しかし、その素材のポテンシャルを生かしきっているかどうかがデリケートな問題で・・・例えばブラジルならその豆の持っている柔らかなマウスフィールや余韻の魅力が弱くても、飲みやすく美味しくてOK出すか、微調整するか?がプロの腕になってきます。本人は飲みやすいし美味しいのでこれで良いかと満足していても、その豆にはもっと際立つ魅力があるのをイメージできていないとそれ以上の魅力をお客さんに届けられません。当然、産地や農園、品種と豆ごとに持っている魅力は微妙に違っています。大矢さんが仰るように「完全形」をイメージできるかどうか、そしてそのように焙煎できるかどうかが焙煎職人の腕になります。若い人の豆をカッピングすると、その辺の怖さを知らずに、産地情報やカッピングコメントで完結していることが多いように感じています。素材は素晴らしいのですが・・・スペシャルティコーヒーが日本に入って20年、まだまだ業界のレベルアップが必要です。サポートしている自家焙煎店には排気から投入温度、ボトム温度、火力、温度進行、ロースティングポイントとセッティングしています、つまりレシピのようなものです。しかし、レシピだけでは際立つ魅力には届きません、素材を見抜くカッピングスキルとセンス・・・その素材を生かす焙煎・・・レシピの向こうにある世界ですね。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.08.01
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プロのつぶやき1117「こーひーは飲むもの」千葉にも真夏がやってきました・・・オリンピック観戦はテニスがメインです、まぁツアーの中の一つって感じですね。昨日の錦織とマクラクランのダブルス勝利は見事でした、サーブリターンボレーと展開の速いテニスの面白さが出てました。柔道も楽しく観てますが・・・最近は柔術や総合格闘技に慣れていますので、体勢崩れてからの引き込んでの展開を期待してしまいますが、柔道だとすぐストップかかって残念です。昭和39年の東京オリンピックは小学校3年生でした。TV(白黒でした)でブルーインパルスの五輪の輪を見てすぐ庭に出たら東京の空に輪が見えました。ただ横からの方角になるので輪にはなっていませんでしたが、今でも鮮明に覚えています。10月10日の真っ青な秋晴れにとっても映えていました。運動会やオリンピックの話題になると・・・運動会は秋にするもので、最近の梅雨の時期の運動会はなぜだかわけがわかりません。オリンピックも10月の秋なら素晴らしいと思いますが、一番暑い、熱中症注意の予報の時期に開催するとは(色々事情が伝わってきますが)わけがわかりません。「ダメなものはダメ」という頑固爺が絶滅してしまったんでしょうか。そして、コロナ感染は増え続け・・・周りの飲食店は限界を超えているのが伝わってきています。新しくカード払い用ネットショップを作りスタートしましたが、http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。今は卸のお店向けのネットショップを作っています、今まではコンビニ払いがメインでしたが・・・少しでも手間を減らせるように準備しています。8月中には出来上がるようにしています。そんなこんなで・・・新しいネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ でのおゆみ野店店長コラム「こーひーの丁寧なハナシ」【第3回マニア向けの店にならない為に。】の中で、「こーひーは飲むもの」と店主私がよく言っている言葉を引用しています。紅茶の店テ・カーマリーで10年、自家焙煎のビーンズショップさかもとこーひーで28年・・・専門店として38年商売をしてきました。若い頃は専門店少なかったですし、とんがっていましたので気合い入りまくりで専門性をアピールしていました。同時に専門店でありながら、日常の暮らしのなかの紅茶やこーひーをベースにして大切にしてきました。なので、紅茶ならアフタヌーンティーとか歴史とかマナーとかティーポットやティーカップとかそういうのはお客様ご自身のお好みで楽しんで貰えば良いのであえて避けてきました。コーヒーだとドリップのあれこれとかエスプレッソのあれこれとか避けてきました。淹れ方よりも、気軽に日常的に美味しくこーひーを飲んで欲しいからです。しかし、自家焙煎店やカフェ周りでは上手な淹れ方が飛び交っています。勿論淹れ方のあれこれの楽しみはありますが・・・そこにフォーカスしていると気軽に飲むことが遠ざかってしまうんです。さかもとこーひーに来られるお客様の声で印象的なのは「コーヒー好きだけど詳しくないので」「淹れ方上手じゃないんですがコーヒー好きです」という声です。さかもとこーひーは専門店のイメージなので敷居が高かったともよく言われます。(反省)カフェでも真剣な眼差しでドリップしていて・・・勿論真剣なのはわかりますが・・・あぁー40年前45年前と何にも変わっていないんだと、美味しさよりも淹れるのが好きなんだなぁーと思っています。確かに昔は今のような素晴らしい素材が手に入らなかったし、そういう素材があることも知りませんでしたので、手に入る素材からなんとかまろやかで美味しいコーヒーをと工夫したものです。この20年でスペシャルティコーヒーという農産物としてクオリティの高い素材が使えるようになったのに、まだ昔と同じなのかと思っています。コンビニのコーヒーがレベルアップしていますが、素材を選び、焙煎をきちんとしていれば、マシーンで安定して淹れてくれるわけです。それが一気に広まってお客さんに評価されています。そんな思いから・・・ 「こーひーは淹れるものではなくて飲むもの」と言っています。さかもとこーひーのコーヒーバッグは6種類に増えて・・・常連さんにも地域のご新規さんにも広まっています。95℃以上の熱湯を一気に注いで4分以上・・・1個に12g使って、限界の細挽きにしていますから常連の多くは1個で2杯飲んでいます。窒素充填の個包装ですので保存もなかなか良いです。若い頃の自分でしたら・・・コーヒーバッグ、ティーバッグなんて見向きもしませんでした。さかもとこーひーオリジナルのティーバッグも気に入っています。夕食後にお茶を飲みたくなるんですが・・・さかもとこーひーで販売している「茶の樹」や「玄米茶」をティーバッグにして自宅でも使おうかなと最近思っています。好きなお茶やコーヒーをティーバッグやコーヒーバッグでお湯注ぐだけの良さを自分で感じています。ようは茶葉やコーヒー豆の選び方次第ですから。10代で喫茶の道を目指した時の「紅茶やこーひーのある暮らし、気軽に日常的に美味しく紅茶やこーひーを飲んで欲しい」という気持ちは50年経っても変わっていないのであいかわらず頑固で今は爺に片足突っ込んでしまいました。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.07.25
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