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純文学の小説を中心に読書録を書いています。基本的にネタばれしています。
小説の構成や描写技法を中心に考察しているので、小説家を目指す人にとっては参考になる部分もあるかもしれないし、小説家を目指すつもりでない人も次に読む本を選ぶ参考程度にはなるかもしれません。
古いほう読書録はほとんどこのブログへの訪問者がいなくて日記代わりに雑感をメモしていただけなので他の人が読むほどの内容じゃないです。自分で読書録を読み返してもあらすじを思い出せない本があって、もうちょいあらすじなり特徴なりを詳しく書いておけばよかったと反省したので、最近は時間をかけてちゃんとレビューするようにしています。
いち本好きとして良いと思った小説は賞賛して悪いと思った小説は罵詈雑言を浴びせているのですが、小説の感想というのは個人の知識や価値観を反映させるので、結局のところ自分で読んでみないと意味がないのです。
ネットの中をさまよって偶然この読書録にたどりついた人は、面白いと賞賛しているのを読んでみたり、逆に罵倒している小説がそんなにつまらないはずはないと読んでみたりするのもよいでしょう。
この読書録がきっかけとなって他の人にも本が読まれることで、小説の発展にほんの少しでも貢献できればよいと思っているのです。

 ∧ ∧
(=‘ω‘ =)つお勧め本
辻原登『東京大学で世界文学を学ぶ』
辻原登『東大で文学を学ぶ ドストエフスキーから谷崎潤一郎へ』

評価基準:
★★★★★:感動したニャー
★★★★☆:技術や感性に芸術性があって面白いニャー
★★★☆☆:暇つぶし大衆小説程度ニャー
★★☆☆☆:描写技術や知識が出版に満たないレベルニャー
★☆☆☆☆:ゴミニャー

 ∧ ∧
(=‘ω‘ =)< Amazonのほしいものリスト から私にギフトを送れるよ。
2026.07.25
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最近は福岡県うきは市の梨農家が二年連続で窃盗被害にあってもう梨をやめると言って話題になった。山形では6月に5人の外国人女性が夜中にサクランボ農園に侵入して窃盗する様子をSNSに投稿したことで身バレして雇用会社が契約解除して強制送還された。近年は果物の窃盗が相次いでいるので、これについて考えることにした。

●果物の窃盗の実態

2018年の農林水産省の「​ 農作物の盗難の実態と対応策 ​」によると、被害額は50万円以下が多くて、圃場からの窃盗が多いようである。
2025年の日本都市計画学会の「​ 全国のJAを対象とする果物盗被害に関するアンケート調査報告 ​」によると、ぶどう、みかん、なしの被害が多くて、果物の収穫時期と重なる7-9月に被害が多い。犯人は単独犯が約26%、複数犯が約19%、不明が約63%で、過半数の事件が未解決で犯人の人数さえわかっていないようである。

●誰が果物を窃盗するのか

田舎にはDQN老人とかの手癖の悪い人がいて、果樹園のそばを通りがかって出来心で自分が食べる分を何個か窃盗する場合もある。監視カメラだらけのコンビニやドラッグストアでさえ窃盗をする人がいるのだから、監視の目が行き届かない広い果樹園で窃盗する人も当然いる。果物を大量に売りさばくルートがある窃盗団が熟れ頃の目星をつけて収穫期に夜中にトラックで乗り付けて計画的に窃盗する場合もある。大量窃盗の場合だと日本人の農家が成功した近所の農家を妬んで果物を盗んで自分の商品にみせかけて売っている可能性もある。2023年8月には佐賀県伊万里市収穫直前のシャインマスカット約300房が盗まれて、被害者の高田農園の高田氏は「プロですよね、プロ。同業者か、本当に精通した人。狙って大きいのを取っている」と言っていて、高級な果物が収穫直前に窃盗された場合は収穫のやり方や食べ頃を知っている同業者による窃盗の可能性が高い。不法滞在の外国人がシノギとして大量に窃盗をして仲間に販売して現金化する場合もある。
猿や猪や熊やハクビシンとかの動物が果物を食べる場合もあるけれど、その場合は食べかけの果物に歯形がついていたり足跡があったりして動物に荒らされた跡が残るので、人間による窃盗とは区別がつく。

●農家が取りうる対策

上記の「全国のJAを対象とする果物盗被害に関するアンケート調査報告」だと、パトロール、防犯カメラの設置、センサーアラーム・ライトの設置、のぼり旗の設置、警戒ステッカーの配布、防災無線による注意喚起とかの対策が取られている。しかし被害の大半が50万円以下で、100万円以上の窃盗件数は少ないのに対策に何十万円もかけても割に合わないので対策が不十分で、窃盗を防ぎきれなくて犯人の逮捕もできていない。というわけで他に安価に対策できないか素人なりに考えてみる。

・番犬を飼う
犬は狼が祖先なので元々は夜行性のようで、夜の番犬に向いている。首輪に暗視カメラをくくりつけて夜に果樹園を巡回するように訓練すれば不審者の出入りに気付きやすくなるかもしれないし、泥棒だけでなく害獣も追い払ってくれるかもしれない。

・偽のポスターを張る
「〇月〇日に不法侵入してりんごを盗んだ犯人が捕まりました。当方は窃盗には厳格に対処します」みたいなモザイクをかけた架空の人物を監視カメラで撮影したようなAI画像を作ってポスターを張っておけば、近所のDQN老人とかの単独犯の泥棒は警戒して手出ししないかもしれない。


・果物にGPSを埋め込む
果実が大きめの場合は果物が盗まれやすい道路際とかの果実にGPSとかのトラッカーを埋め込んでおけば、犯人が盗んだ果物をすぐに食べないで持ち帰ったり売ったりすると場所を追跡できる。同じ場所で連続して窃盗が起きる場合には犯人の特定に効果があるかもしれない。

・果物の皮にQRコードを印刷する
果物の種類によってはハンディインクジェットプリンターやハンディ式レーザーマーカーとかで皮にQRコードを印刷したり、シールを貼ったりできるかもしれない。そんでそのQRコードには「この果物は本来は市場に出ないものです。市場に出た場合は〇〇農園から盗まれたので、買った人は警察に通報してください」とかのテキストメッセージを入れておく。大量に窃盗する犯人はまともに検品もしないだろうし、犯人が外国人なら文章を理解できないだろうし、犯人がQRコードに気づかずにフリマで売ったら買った人がなんじゃこれと気づいて盗品だと証明しやすくなる。


・トラップを仕掛ける
敷地への出入口が限定される場合はスティンガースパイクシステムやPROSpikeみたいなトゲ付きの車両停止スパイクシステムを敷地内に設置しておくと、敷地にトラックで侵入して果物を盗もうとする人のタイヤをパンクさせて組織的な大規模の窃盗を防げるかもしれない。立ち入り禁止の看板をつけたうえでその先に釘を打ち付けた木材を転がしておいたりしてDIYで安価にトラップを作れそうである。


・機械を使って巡回する
機械を自動操縦して農地を巡回して監視できたらセンサーや暗視カメラを木に固定するよりも広範囲を監視できる。しかしドローンの無人地帯での目視外飛行は技術水準が高いし駆動時間が短いので常時監視するのには向いていないし、AI搭載ロボット犬はデータセンターの警備に使われているけれどコストが高すぎて農地の警備には向いていない(ボストン・ダイナミクスのロボット犬「Spot」は1台2800万円する)。他に農地用に低コストで自動巡回するやり方もあるかもしれない。例えばロープカムやケーブルカムと呼ばれるロープ上を電動モーターで移動して撮影するイベント撮影用のカメラがあるけれど、これを農地用の防水仕様にして暗視カメラをつけて自動でロープ上を往復するようにしたら、夜間に広範囲を警戒して不審者を発見しやすくなるだろう。モーターにギアをくっつけてカメラがぶれない速度で移動するように調節して正転逆転切り替えスイッチと太陽光パネルとバッテリーと市販の暗視カメラをくっつけて数百メートルのロープに取り付ける程度ならDIYで安価に作れそうな感じがする。

・泥棒を怖がらせる
ホラー映画にはジャンプスケアと呼ばれる観客をびっくりさせて怖がらせる仕組みがあるけれど、これを泥棒除けにも使えるかもしれない。夜中にスピーカーから熊の鳴き声を鳴らしたり、蛇のおもちゃを果樹にぶら下げたり、スズメバチの死骸を収穫時期の果実にくっつけておいて果物をもごうとすると振動でボトボト落ちてくるようにしたりすれば、初見の泥棒は怖がって立ち去るかもしれない。


●農家以外が取りうる対策

・税務署の取り締まり
給与所得者でも農業収入や一時所得が20万円以上ある場合は確定申告が必要だけれど、窃盗犯は盗品の売り上げを確定申告しないか、確定申告するにしても経費がでたらめになる。そこで税務署がフリマで果物を大量に売っている人がちゃんと確定申告をしているか調査すれば脱税と窃盗を暴けるだろう。外国人経営の食材店や飲食店とかも税務調査して、仕入れ価格が極端に安かったり仕入れ先の情報がなかったりする場合は直接盗んでいるか盗品を買い取っていると判断できるだろう。

・SNSの監視
2024年8月には茨城県笠間市で不法滞在のベトナム人のグェン・スアン・トゥー(31)が収穫間際の梨3200個を窃盗して逮捕されて、「SNSのベトナム人コミュニティーで募って売った」と容疑を認めている。ベトナム人がFacebookで堂々と盗品を売りさばいているけれど、たいていの日本人はベトナム語がわからないので野放しになっていて、フリマと違ってSNSでやりとりされたのではSNSのアカウントと口座が紐づいていないので口座への入金記録を追えない。警察も被害届が出されたら捜査をするけれど、被害届が出ていなかったら犯罪かどうか不明な外国語のやり取りをいちいち監視するほどの人員がいない。不法滞在者の通報で報奨金が出るように盗品売買の通報でも報奨金が出るようにしたら、AIの自動翻訳を駆使して盗品の売買をしてそうな人を通報して稼ぐ民間人が出てくると思う。

・フリマやSNSでの生鮮食品の販売規制
果物をネットで売るにしても、個人で大量に買ったけど食べきれないからフリマで売るとか家庭菜園で豊作だったからフリマで売るような事例はめったにないし、基本的に農家や小売業者とかの事業者からの出品になる。個人間の売買と違って事業者は住所がばれてまずいわけでもないし匿名で取引しなければならない理由がないのだから、食品トレーサビリティ制度を拡大して販売者の事業者名や果物の産地の農園名の表示を義務付ければよい。メルカリやFacebookとかが盗品売買を放置して助長する仕組みはなくすべきである。

・厳罰化
犯罪の刑が軽くて割に合うようでは犯罪をするインセンティブになってしまうので、割にあわないようにすれば犯罪を減らせる。果物泥棒は窃盗罪として「1か月以上10年以下の懲役または1万円以上50万円以下の罰金」になるけれど、外国人の窃盗の場合は盗品を同郷者に売りさばいて母国に帰れば逃げきれるのでやり得になってしまう。上記のSNSで盗品を売りさばいたベトナム人のように盗品を買った外国人も盗品等関与罪で一緒に検挙しないと盗品を売りさばく市場がなくならないので、買い手側への厳罰化も必要だろう。近年は外国人の農地取得規制が強化されて、2025年4月からは短期在留資格を持つ外国人が農地を取得することは原則禁止になった。外国人農家がいないわけではないけれど外国人が個人で果樹園を持つことは難しいし、仕入れた果物を売るには野菜果物販売業の届け出が必要だし、農家や八百屋でない外国人がSNSで同郷者にだけ大量に日本産の果物を直売するのは盗品の疑いが濃厚なので、盗品だと知らなかったという言い訳を認めずに盗品を大量購入している外国人経営の食材店や飲食店とかも検挙するべきである。

・怪しい人から果物を買わない
農家がJAと契約している場合は規格内の作物はJAが全部買い取るし、農家がJAを使わない場合でも道の駅の直売や提携している飲食店への出荷や自社サイトでの通販や観光客向けの果物狩りやジュースやジャムへの加工とかの販路が既にあるし、メロンや桃とかの道の駅や通販で人気があって高く売れるものをわざわざ交通費をかけて土地勘がない都会に行って安く叩き売る理由がないので、規格品の食べ頃のちゃんとした日本産の果物が都会の駅前で軽トラックの荷台で叩き売りされることはない。まともな商品はまともな販売者によってまともな販路で売られているし、逆に言えば変な販路で売られている場合は商品か販売者のどちらかまたは両方がまともでない。
軽トラの路上販売や訪問販売やフリマとかで格安で売られている果物が盗品でないとしてもJAが買い取らない規格外品で糖度を測っていなくておいしくなかったり、痛んだり熟れすぎたりして市場で売れ残った果物を安く大量に買い取ったものだったり、産地が偽装されたり、「メロン2個500円」で集客しても実際はトラックの見えないところに積んでいる拳大のアンデスメロンの値段でトラックの見えるところに積んでいる大きいマスクメロンはぼったくり価格の詐欺だったりして、買った人が損をする可能性が高い。消費者が怪しい人から果物を買わなくなれば泥棒が稼ぎにくくなる。





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最終更新日  2026.07.26 18:25:30
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