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「ウクライナ」戦争開始以降の主な記事(PDF版)
9
月
17
日のサンデーモーニングで
特集された
「人権後進国?日本」
を紹介します。考えるべき点、本気で改善すべき点が示されていたように感じました。
〔紹介〕
ジャニー喜多川氏による性加害問題。新聞などで取り上げられるきっかけとなったのは、 3 月に放送された イギリス BBC によるドキュメンタリー番組 だった。被害者に対し、 7 月には 国連の人権理事会が聴き取り調査 。
「外圧」でようやく大きな注目を集めた性加害問題の背景には人権が重視されていない日本社会の現状がある。
例えば、 LGBTなど性的少数者の権利
については、
2019
年の OECDによる評価で、法整備の遅れから日本は加盟
35
カ国中
34
位
。
また、
2021
年名古屋入管で収容されていたスリランカ人女性が施設内で亡くなった問題では不適切な対応が問題になったが、それから2年、今年
6
月に成立した 「改正入管法」は認定のハードルがより高くなり、国連の人権理事会も収用などの面で国際的な人権基準を満たしていないと指摘。
さらに
6
月に開かれたG7の女性活躍担当大臣の会合では、日本だけが男性。実際、日本は 男女の格差状況を示すジェンダーギャップ指数で対象国
146
か国中
125
位
。
「欧米だと、革命といったような形で市民が人権を勝ち取ってきた歴史があるわけだが、日本の場合、人権に関する意識・信念が弱く現状を変えていこうという動きがなかなか起きにくいという歴史的な背景がある(「有識者」)」さらに今回、ジャニー氏の性加害問題にかかわる番組を放送したイギリスBBCは、こうした状況が長い間続いてきた背景を次のように指摘。
「恥と沈黙の文化」も要素となる。 日本では性的暴力を受けたと女性が発言すれば、その女性が激しい非難と攻撃にさらされることがある
。(
BBC
は伊藤詩織さんの性被害について「日本の秘められた恥」という番組にしたこともある。)
こうした中、水曜日、アメリカのタイム誌は性被害を実名で訴えてきた元自衛官の五ノ井さんを今後活躍が期待される次世代の百人に選出。人権が改めて問われた形。
「人権を主張するということについて、日本の社会のなかでは声を上げづらく、 バッシングや、同調圧力のようなものがある 。国内でしっかりと人権を守る政府から独立した機関をつくることが大切。また、われわれの意識についても、その大きな変化が今求められている。」
〔紹介は以上〕
私としては、一人のコメンテーターによる以下の発言に賛同します。
「確かに、日本で革命は起こっていない。しかし、これまでの歴史の中で人権侵害と闘う運動はあったはず。
(例:反公害運動、 大阪空港 夜間 飛行 差し止め 訴訟 障害のある個人の学習権保障を求める運動、その他、国を相手どったいくつかの訴訟と支援、各種の解放運動:管理者提示)
そのような運動に対して賛同・支援することはできるはずだ。「国から独立した機関」の創設もいいが、私たち自身が社会をつくる、という強い意識をもってできることをやっていきたい。
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