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新日本フィルの演奏を聴いた。ラヴェルの晩年の曲『ピアノ協奏曲ト短調』を演るというので、興味が湧いたのだ。ラヴェルと言えば『亡き王女のためのパヴァーヌ』があまりにも有名でそれも演目にあったのだが、これはシンプルでロマンチックな初期の作品。きれいな音楽ではあるのだが、やっぱり素直過ぎる。それとは対照的に、晩年の作品は先のメロディラインが読めず、カオス感満載。生で聴くならこっちの方がいろいろ感じられていい。ラヴェルは病気のために開頭手術をしてそのまま亡くなったのだが、その少し前にこしらえたものらしい。『ピアノ協奏曲ト短調』のメロディの飛び方や羅列は、ラヴェル自体が本来持つ技法の多様性を知らせてくれるが、一方でそれをうまく表現したいのに病気で思うようにできない本人の状況がわかるような中身になっている。曲に作曲家自身の精神状態がよく表れている。でも、聴いていて私自身を表現するとこんな感じかな?とも思った( ;∀;)オケの後半はチャイコフスキーの交響曲第6番。ロ短調op.74『悲愴』。いつも思うのだが、この曲に何で悲愴という名をあてるのか私にはよくわからない。チャイコフスキーはいつも勇壮で、わかりやすくて、正統派の曲なので、これはこれで王道でいいのだが、ひねくれものの私にはちょっと退屈である。大事に育てられたお坊ちゃんとかが好きそうだなと思うし、『インディ・ジョーンズなど』ハリウッドの冒険映画のBGMに当てても違和感ないな~という感じ。っていうことはジョン・ウィリアムスと親和性があるってことかなぁ。野球で言えば巨人。昔の斉藤雅樹投手とか、全盛期の菅野智之投手のピッチングっぽい。指揮者の阿部加奈子さん。オランダからタクトを振りに来たらしいが、ラヴェルはあまりお好みじゃないようで淡々とやっていたが、チャイコフスキーになるとエンジン全開。途中からノリノリで、尼将軍・北条政子はこんな風に組織を率いたのかなと妄想した。それくらいアドレナリン全開で、勇ましい指揮だった。熱量がスゴイ。ご本人、感極まって演奏が終わってもしばらく雷に打たれたように全く動かず、ようやく客席に振り返ったと思ったら泣いていた。その感動の余波?でアンコールはなかったのはちょっと残念。珍しく女性指揮者のオケだったので、もう少し繊細にラヴェルを演ってくれると思って足を運んだのだが、彼女はチャイコフスキーのほうが好きなんだなと感じた。ん?ラヴェルを球団に例えたら?…多分ヤクルトじゃないかと思う。私は阪神タイガースファンなんだが、どうもラヴェルからはタイガース臭がしないのである。<お酒メモ>9月29日金曜日ドメイヌポールマス ル・ロゼ 2021 2/3本9月30日土曜日山川光男 2023 あき 3合 10月1日日曜日スペインワイン2種類。(ひとつはソーヴィニヨンブラン、もうひとつは不明) 白 計2/3本くらいギネス 生 3パイント
2023年09月30日
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とある温泉でのんびり湯に浸かっていたら、2人の女性が入ってきて、不倫の話をしていた。どちらも30ちょっと手前といった感じ。片方の女性の会社に勤める既婚の先輩女性が、結婚していることを隠してとある男性と2年付き合い、それが明るみに出たら旦那と離婚して、そのお付き合い相手と結婚し、その式に出たという。もう片方の女性は、自分は不倫をしていたが、よくないと思って関係を切った、と語っていた。昼間から露天風呂でずいぶんえエグい話をしているなと思った。「自分は不倫をしていた」と言った女性が、件の結婚式を挙げた女性の話について「自分はそこまで開き直れない。だから不倫を止めて、いまは一人で居るんだ」という感じのことを言っていた。そして「不倫してても誰も幸せにならないから」と付け加えた。誰も幸せにならない、は使い古されたセリフだと思うが、よくよく考えると、「うーん、それはどうなんだろう?」と思った。それは「不倫を断ち切った未来はよいことしかない」という前提が言外にあるのではないかとか、「付き合っている時に、釈然としないものが自分自身の中にあり、割に合わないと感じたから(止めた)」というのがあったんじゃないかな、とか、他人のことなのにあれこれツッコミを入れ始めてしまった。お湯でせっかくのんびりしていたのだが少し減じられてしまった(^^;絵にかいたような理想を目指して人生突っ走っていくのもよいが、「絵にかいたような」が幸せとは限らない。他人がうらやむ生活が、自分にとって心地よいと感じるかは別だと思う。そこそこのスペックで人から「素敵ね」と言われる男性と結婚したって、その生活自体が素敵だと感じられないケースもあるだろう。いわゆる「価値観の差」ってやつだ。いい加減、齢を喰ってくると、いろんなことを見聞きして、模範解答や正論だけでものを考えるというのはちょっとどうかと思っている。不倫を止めた女性は、既婚男性への愛情よりも自分の善悪の物差しの方を大切にしていただけなのではないか。2人の女性には話しかけはしなかったのだけれど、彼女たちの話を聞いて、人間の恋愛感情って厄介でものすごく複雑なんだなと思ったりした。湯気なのか話にあたったのかは定かではないが、ちょっとのぼせた。
2023年09月29日
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もう週明けは10月になる。あと3カ月。病院に行く予定ばかり立っているけれど、大学で話をするネタもそろそろ考えないといけないなぁ。ところで、普段私は他人に呆れるくらいこんにゃくを食べる回数が多い。「しょっぱい(=イケてないの意)場所が好きだな」と言われるが、たまたま友人たちとの旅行帰りに群馬県を通ると、「こんにゃくパーク」に行きたいとせがむ。ものすごい種類のこんにゃくがあるショッピングモールなのだ。しかも市場小売価格の5割から7割程度で購入できる。安いのだが、大漁に買うと、重さで紙袋が途中で破けてしまう…。いつも私の紙袋はすべて破ける。持ち手の部分くらい、少しは強度を高めて欲しい(><)それはさておき、あのぐにぐにした食感や、煮物の汁を吸わせて少し塩味の効いたこんにゃくはカロリーがほとんどないので、深夜の酒のアテに最高である。「酒を呑んでいる割には記憶がしゃっきりしている」といわれるが、これは糖質が低いこんにゃくが要因ではないかと思っていた。糖質摂取が多い人ほど、糖尿になったり、痴呆が進むと私は考えているからだ。そんな中、こんなニュースを知った。こんにゃくに含まれるこんにゃく由来の「セラミド」脂質を摂ると、脳内のアルツハイマー病の原因物質「アミロイドβペプチド」が減少するらしい。つまり認知機能が改善するらしいのだ。これを大義(?)として、酒のアテにこんにゃくを登場させる回数を増やそうと思っている^^<お酒メモ>9月26日火曜日蒼空 短稈渡船 おりがらみ 1合ちょっと宗玄 純米ひやおろし 1合弱宗玄 純米65 ひやおろし 半合9月27日水曜日ピエロ・マンチーニ クカイオーネ ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ イタリア 白 ハーフボトルカタヒ ソーヴィニヨンブラン NZ 白 グラスで3つ霧筑波 特別純米 五百万石 おちょこで1つ蒼空 短稈渡船 おりがらみ 半合9月28日木曜日サッポロ黒ラベル 缶 500mlくらいシャトームートン・カデ 2021 白 ハーフボトル弱
2023年09月28日
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大昔から言われていることに「専業投資家と兼業投資家、どっちのほうがいいのか?」という議論があるけれど、これは個人の価値観に因るということが大前提である。ただ、私は兼業の方が精神的に良いと思う。理由は2つある。1)収入の口が複数あったほうが余裕が持てる自営業でも会社員でも、事業収入でも年金でもいいのだが、金融資産からの収入以外に複数の収入口を持っていたほうが、精神的に楽である。これは会社員一本でやっていて、会社にしがみつかないと、途端に生活がヤバくなるということで、社畜になっている人を見れば明らかである。会社員は収入の保証がある程度あるが、専業投資家は下げ相場になれば、順張り投資していたらマイナス収入となるし、たまったものではない。2)ものの考え方、捉え方に偏りが生じずらい会社勤めをしているとついつい会社の人や、業界の人どうしてつるんでいたりすることはないだろうか?そうすると必然的にタコつぼ化し、考え方が偏りがちになる。専業になると投資仲間との交流が「情報交換」の名目で主体となるが、エッジの効いたカネの価値を持っている人と会う機会が増えるほど「世間」というものから遊離して、その「際な考え方」が自分の常識となってしまう。これは投資に役立つことはあるかもしれないが、社会性の担保という点では、かじ取りが難しくなる。投資以外の価値に何かを見出している投資仲間の割合が減ると、儲かる、儲からない以外の公益的な視座も減りがちになってしまう。ということで、私はFIREよりは、小さくでも仕事をしたり、何か社会とコミットすることは続けていきたいなと思う。
2023年09月27日
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気付いたら日経平均は6月19日の高値(33,772.89円)から1000円近くも下がっている。このところ相場の先行きがちょっと不安だな~と思うのが・簡単に億った、という声をよく耳にするようになった・資産バリュー株のパフォーマンスが良い・外資の日本株売り越し・金融特区構想でのトホホなインセンティブに見る岸田総理のどうしようもない経済センスといったところだろうか。特に「億った」発言は、調子こいている人が多いフラグ、資産バリュー株が動くのは相場の最終局面で起こるので、もう一段の相場下落に対して要警戒である。先日出た四季報を見ても、そんなに「どうしても買いたい」という株もない。自分がそう思う時はだいたい目先天井をつけていることが多い。今日はほんのちょっと中途半端な金額で保有している株を売ったのだが、その資金で「高配当だから」といった理由で無理に他の株は買わないでおこうかなと思っている。
2023年09月26日
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とある平日。「今日、そちらに行こうかな~」と連絡があり「どうぞどうぞ」と言ったら、夜に大きなビニール袋を担いでお越しになった投資家さん。どっさりムール貝と玉ねぎとかパックに入った状態の肉とか、スパイスとか、とにかくたくさんある。「鍋貸して」と言われて渡すと、すたっと台所に行って調理が始まった。リビングのテーブルにおもてなし用にカプレーゼとか出していたのだが、うーんこれは何か思ったのと違うぞ、と思った。他のもう一人がせっせと米を研いだりしている。「水加減これくらいでいいですか?」と聞かれたので「はい」と答える。1時間くらいして、カレーその他うまそうなメニューが出来上がる。ようやく酒盛りになる。夕飯を準備するのは家人の自分なのに…食材持って料理してくれるのはありがたいのだが、こういう経験は人生初めてだったので戸惑ったりした。確かに楽なのだが、何だかこんなに楽していいものだろうかと恐縮してしまった。私、妙なところで運使っているぞと思ったり(笑)でも、新鮮な食材で丁寧に作ってもらったので、大変美味しかった。かなり満足した(^^)そして数日後、朝、家の扉をノックする音がする。何でインターホンを鳴らさないのかな?何かやらかしたかな?と思って開けると、近所の方だった。「朝どれの茄子あげます~」というご厚意。今度は「突撃!隣の朝ご飯」って感じ。都市部に住んでいないような豊かな暮らしをしている。
2023年09月25日
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少し前に尾瀬と至仏山を歩いた。山歩き仲間の一人がスケジュールを組んでくれたのに、本人が2日前にコロナに罹り行けなくなったので、他の参加予定者とともに行ってきたときの一枚。全員晴男晴女(私は目も「はれ」ていた)なので、案の定快晴。山小屋の主人は「こんな何もない時期に来て残念だね」と言われたが、池に浮かぶ蓮などがきらきらし、初秋の空とのコントラストは、モネやルノワールの絵画の世界に迷い込んだような気持ちになった。何もない時期だけに、観光客も少なくて、散策渋滞ともならず、これはこれでよかったように思う。「水芭蕉は食べられないから別になくてもいい」と言い放ったら、一緒に行った人たちは呆れた顔をしていた( ゚Д゚)
2023年09月24日
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昨晩、遅い夕餉をとっている時に突然「それ」が起きた。ものもらいの中身が外に出てきた( ゚Д゚)これを排膿(はいのう)というそうだが、悲しいかな、全部出たわけではなくて途中で止まってしまった。小噴火を繰り返す火山みたいだ(><)ただ、視界は若干よくなる。片目の1/3くらい塞がれていたから、文字は数字の視認がうまくいっていなかったのだ。少しのことだがそれは好材料である。気が付いたら9月も終わろうとしている。8月からものもらいと格闘し、サロンFUJIYAMAの準備その他に追われていて、ホッとする前に阪神タイガースが優勝して放心している間に2カ月経ってしまった。時間の経過が早くなるのは・日常が単調で同じことしかしていない・目先のことに追われてストレスに追いかけられた時間を過ごす上記のどちらかで起こる。私の場合、タイガース優勝などイレギュラーなことが起きて本当は嬉しさとともに、何度もそのときの快楽を反芻していい時期なのだが、できていないのはやっぱり病気が邪魔をしているんだと思う。健康じゃないと、どんなにいろんな禍福があっても、それを味わうことすらできない。仏教で「無明」という言葉があるが、これは「わかったつもりになることで生じる苦しみとか煩悩を意味する。病気で動けないのは、今の私にとっては無明の姿かたちのひとつなのかもしれない。<お酒メモ>9月25日月曜日ピエロ・マンチーニ クカイオーネ ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ イタリア 白 ハーフボトル山川光男 2023あき(東光) 2合半
2023年09月23日
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目が相当ひどい状態で、瞼の腫れで視界が狭く、いろいろなことがはかどらない。こんな時に限ってどさくさ紛れにいろいろな用事が入ってきて、時間が足りなくなっている。追い付かない。ということで更新が滞っておりまして、ごめんなさい(その割には酒は入れている)。あ~ものもらいの点眼薬、反対の目にさしてしまって、微妙に気持ち悪い…。<お酒メモ>9月21日金曜日小布施 飲マンデシ 2022 白 ハーフボトル蒼空 キヌヒカリ おりがらみ 1合弱宗玄 純米ひやおろし おちょこで2つ9月22日土曜日アサヒスーパードライ 中瓶 半分アサヒ マルエフ 中瓶 半分一歩己 純米 1合カベルネ&シラーズ オーストラリア 赤 2/3本弱9月23日日曜日山川光男 2023年あき 2合半
2023年09月22日
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生暖かい風が吹いているが、エアコンの涼風よりも身体が喜んでいるので、久しぶりに窓を開け放して仕事にとりかかっている。起き抜けに洗濯機を回して干したら、すぐに乾く気候って、それだけでホッとする。自律神経も休んでいる気がするが、こんなちょっとしたことも普段できてなんだろうか( ゚Д゚)さて、あと10日も経たないうちに10月になるのだが、我が家にいる文鳥「はったん」がこの10月に生誕1周年を迎える。ブリーダーさんから引き取ったのは11月なので、一緒に暮らしてまだ1年経っていないのだが、譲り受けた際に「生体販売証明書」というのを受け取った。法律でブリーダーが生き物(この場合は鳥)を金銭を伴って渡すときに必要になるらしい。そこには生まれた日と、引き渡した時の体重、そして出生地が書かれている。ペットショップでないところから買って飼うのははじめて。なのでそういう書類の存在も知らなかったし、歴代文鳥のリアルな誕生日も知らなかった。貴重だなと思ったので、今でも冷蔵庫の横に貼ってときどき眺めている。誕生日祝いをしてあげようかな、と思っている(はったん自体が「当然」と思っていたら困るけど)。<お酒メモ>9月20日水曜日小布施 飲マンデシ 2022 白 グラスで2つちょっと蒼空 キヌヒカリ おりがらみ 1合半宗玄 純米 ひやおろし 半合蒼空 山田穂 おりがらみ 半合
2023年09月21日
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9月下旬になっても相変わらず30度を超えていて、エアコン点けっぱなしの日が続いている。免疫力が低下しているので、節電その他と言っていられないのだ。ちょっと我慢するとすぐぶり返すので、今日も夜に病院にかかるつもり。高温続きのせいで野菜も高い。大根やキャベツが平年の2~3倍の値段になっている。葉物も暑さでやられているのか、これも価格が高い。ということで、一雨来て落ち着くまでは冷蔵庫や冷凍庫に保冷ストックしていた野菜でしのごうと思い、自炊での夕餉は基本、冷蔵庫の中にあるもので作っている。…と書いているが、それもそろそろ底を尽きそうだ。いつもパンパンにしている冷蔵庫も容量が空いてきた。野菜を買いにいくと「ついで買い」をしてしまうので、そもそも店に立ち寄らないようにしている。そうすると肉や魚の調達ができないのだけれど、これも冷凍庫からちょこちょこ出したり、缶詰を空けて食べている。酒のアテにはちょうどいいし、缶詰の多くは株主優待だったりするので、図らずも美味しく食費削減の手助けになっている。これを繰り返していると家の納戸も少しずつすき間ができて、モノが減るのでちょっとだけ清々しい気持ちになる(笑)これはこれでいいのだが、早く涼しくなるといいなぁ。手間はかかるが常備菜づくりが恋しい。新鮮なものを買って調理すると味も違うしなぁ。<お酒メモ>9月19日火曜日フォンターナソアヴェ DOC イタリア 白 グラスで1つ小布施 飲マンデシ 2021 白 1本弱蒼空 短棹渡舟 おりがらみ 1合半蒼空 山田穂 おりがらみ 1合弱
2023年09月20日
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「これがしたい」というのがない自分が、割といい思いをしているのは、人生のちょっとした岐路で「こうしなさい」と背中を押してくれる人がいるからという気がする。しかも半ば強引に。信用取引はしたことがないが、追証の強制決済に似ている。でも追証と違うのは、あれは「痛み」だが自分のは「幸運を運んでくれる」。痛(いた)気持ちいいといえばいのだろうか。結果が出るという点においては、両方とも変わらないのだけど。今年はいろいろ人生の選択を割と迫られている年だと思う。童謡の『1週間』風に言うと1月はマイコプラズマで倒れ、人間ドッグでひっかかり、敬愛する経営者の訃報を受け取る。2月に病院に行って病理検査に行ったが、パワハラ上司のせいで有休が取れず、組織切り取り後出血でまたもや倒れる。3月はヘルペスと帯状疱疹が再発し、漢方医にかかったら「このままだと死ぬ」と言われ、4月は養生しようと漢方服用開始。山菜採って少し気分がまぎれる。5月に伯父が死に、これまた有休を邪魔され危うく納棺に間に合わなくなりそうになり、さすがに会社にパワハラを申告。6月は、台風の影響で沼津まで到着するのに8時間半かかり(右京さん、すみませんでした)、広末騒動で心に一息つく。7月は中野さんがセゾン投信を退任騒動の余波でサロンFUJIYAMAの代打をすることになり忙しない中、役人OBから想像以上の増税をしたいという話を聞いて目の前が真っ暗になる。仕事でお世話になった人が私よりも先に悪い状態になり、闘病生活に入る。8月は親父が再度倒れ、自分も三度倒れる。目も腫れる。友人に「いい加減、転職しろ」とすごまれて勢いに圧倒される。心を決める。そして9月。大学から2年ぶりに丁寧な講義依頼が来て安堵。また、友人のありがたい申し出に乗っかり、無理をかいくぐって期せずして18年ぶりの阪神タイガースのアレに遭遇。女友達もついに大臣になった。ようやくいいことがやってきた気がする。書いているとほとんどが悲惨な1年に見えるが、心理的には去年より軽くなってきている。これは近々死ぬかもしれないなと悟り、残りの時間でやる優先順位も含め、即断即決しなければならなくなったからだ。うじうじしている時間もないから、心が楽なのだ。切羽詰まったメメントモリってこういう効用があるのね。自分の人生の残り時間と、それをどう使うか。「お前、動くのが遅いんだよ」と神様に叱られながら、のそのそと動き始めた感じ。運を運んでくれる人は「神様の使い」なのかもしれない。セゾン投信の中野さんがセゾンを追い出されて独立、創業することになったが、自分と似た境遇や頑固さがある中野さんがそうなるのだから、私も動き出す節目の時期なのかな、などと強引に紐づけて納得している。途中で野垂れ死にするかもしれないけど。1分、1秒でも保身や自分の気持ちいいことのために、誰かに迷惑かけてでもいいから、時間を遣いたいとは思わない。そんなこと思うくらいなら今すぐ死ぬわ。
2023年09月19日
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移動中、幻のジビエといわれる「あなぐま」肉のある蕎麦屋に入る。そこでつけそばを食べたのだが、クセがなく思ったよりも美味だった。あなぐまは狸に似ているが、分類上は「イタチ」。手の肉球の数が4本か5本かで見分けるそうだ。脂分が多く、獲れ高も少ないので、栄養価もよくわかっていないらしい。宮崎で獲れたと主人が言っていた。熊とは違い臭みもほとんどなく、筋っぽさもなく、これだけで食したい。蕎麦も小さいのを粗引きで白黒2枚頼んだのだが、蕎麦自体の味がしっかりしていて、水でいただきたいと思うクオリティ。はっきり言って両者がいい意味でけんかしていたので、蕎麦を岩塩で食し、しばらくしてから汁的にあなぐまを食してつゆをずずいと飲み、という変な食べ方になってしまった(笑)ちょっとアクセスに難があるのですが、また行きたいお店です^^<お酒メモ>9月15日金曜日蒼空 呑み比べセット(短棹渡船特別純米原酒&おりがらみ、山田錦純米大吟醸おりがらみ)70ml×6杯蒼空 山田穂 おりがらみ 70ml北条ワイン(鳥取) ドメーヌロゼ2021 シラー100% グラスで1つ北条ワイン 樽仕込み赤2019 マスカットベーリーA100% グラスで2つ半南アフリカワイン 赤 グラスで2つ半9月16日土曜日澤屋まつもと 守破離 半合玉川 山廃純米無濾過原酒 半合蒼空 キヌヒカリ おりがらみ 70ml蒼空 愛山 おりがらみ 2合弱9月17日日曜日アサヒスーパードライ 瓶 コップで1つハウス白ワイン グラスで2つハウス赤ワイン グラスで2つ 蒼空 美山錦 2合荷札酒 赤ラベル 1合弱9月18日月曜日ソアヴェ DOC イタリア 白 1本弱
2023年09月18日
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6月の権利取り前にせっせと買っていたINPEXがぐんぐん騰げている。5割上がった( ゚Д゚)新高値更新中。もっと買っておけばよかった……。というわけでポートフォリオTOP10が、9月上旬のサロンFUJIYAMAで公表したものから入れ替わってきているので、以下メモ。一所懸命お話したローム(6963)は株価下落で10位から脱落。株ってわからないなぁ。代わりに「海運バブル終わった」と言われつつもずっと握っていた日本郵船が走り始めた。大相場は大型株や日経平均主導で動く。だから小型株に拘泥する必要はない。これが持論なので、それをしばらくは続けようと思う。<ポートフォリオTOP10 > ※2023年9月19日現在。時価総額順1位 東京エレクトロン(8035)2位 東京海上(8766) 3位 A&D(7745)4位 トランザクション(7818)5位 東京エレクトロンデバイス(2760)6位 INPEX(1605) 7位 ウェザーニューズ(4825)8位 三井金属(5706)9位 綿半HD(3199)10位 日本郵船(9101)上記の時価総額合計は、保有資産の50%以上のウェイトになっている。バフェットは保有銘柄上位10銘柄で保有資産の60%前後のウェイトを占める。これで集中投資と言われるのだから、私も結構集中投資になっている。おそらく、1位の東京エレクトロンや3位のA&Dとかは買値の2~3倍になっているが、恩株にしておらず、ストロングホールドしていることが理由なのかも。これらは頃合いを見て恩株にはしようと思っているのですが、業績見通しが行けると思うので、つい引っ張ってしまっているんですよね…。
2023年09月17日
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移動と仕事でしばらく更新できずにおりました。睡眠不足と、阪神の試合後も深夜まで仕事にとりかかったりする必要があり、無理がたたったのか、治りかけのものもらいがかなり悪化、瞼が重い状態が続いている。ただ、18年ぶりのアレもあったし、これは仕方ないことだと思って甘受している。医者が「もう塗らなくていいよ」と言われたステロイド入りの軟膏を再度塗り始めた。もともと、ものもらいは「瞼の上にあるマイボーム腺という皮脂腺から脂がたくさんでて詰まってなる」という理屈なので、治すために油脂の摂取を減らすことにした。すぐに痩せてしまうので脂を摂ったほうがよいと指摘されていたのでやっていたのだが、毎日摂っているとどうも身体が疲れてしまう。野菜が摂れず、揚げ物や粉物を連日食べていると調子が悪くなってしまうのだ。どうやら脂と体質の相性が悪いみたいだ。だからフルコースの会食とか苦手だったりするのだが、この間、スナック多めの球場飯以外にそれもやっていた。ものもらい悪化の原因はこれじゃないかとにらんだのだ。自宅に帰って、面倒だと思ったが、暑い最中で煮物を作る。揚げ物、焼き物を減らし、生食中心に変更。チーズは油脂が多く分泌が増えるからつまみから除外する。カルパッチョやサラダに使っていたオリーブオイルも止めて、ビネガー(酢)中心の野菜料理に変更、と少し食事のポートフォリオをいじった。2日ほどで、気持ち腫れが退いた感じ。睡眠も意識的に増やして、酒も「泣きの一杯」を止めた。明朝、起きていい方に変化がなければ、仕方ないが病院に行こうと思っている。
2023年09月16日
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目の前に信じられない光景が広がっていた。生きててよかったと思った。こんな奇跡みたいな時間に立ち会えて私は幸福者です。<お酒メモ>9月14日木曜日熟撰 生 プラカップ 1つ半日本盛 しぼりたて生原酒 かちわり 1合仙介 白麹 2合仙介 特別純米 ひやおろし 1合
2023年09月15日
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10連勝で阪神タイガースのマジックが「1」となり、その晩からニュースで「アレ」「アレ」と連呼されている。昨晩はサトテル(佐藤輝明)がグランドスラムをしたときに、思わず声が出て号泣した私は、すでに具合が悪くなっている。珍しく朝、ワイドショーを見たのだが、地元のおばちゃんがインタビューに出ていて「サブいぼ出てる」と発言していた。私の具合の悪さも同じような現象だろう。蛙化現象とか、イケメンに声をかけられたら走って逃げる、というそれに近い。それにしても、昨日の甲子園はいい浜風が吹いていた。サトテルは第1打席、スタンドインしたかと思う2塁打を放ったが、最初から風をうまくとらえていた。第1打席で打つ前に、一緒にいたトラキチの友人に「サトテル今日はHR打ちそうなコンディションが揃っている」と私が言ったのだが、それなりに見立てはあっていたのかも。いや、具合が悪い。虎のアレはみたいのだが、待っている間がホントに身体に悪い( ;∀;)はよ、アレしてくれ。<お酒メモ>9月13日水曜日熟撰 生 プラカップ1つ日本盛 生原酒 かちわり 1合アサヒスーパードライ 350ml缶福寿 純米 グラスで1つ
2023年09月14日
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なぜだか今年は夏場から純米酒の割合が増えた。純米酒好きの人と連れ立って呑んだりしているうちに、身体が純米好きになったのかもしれない。こういうのは慣れもある。また、日本酒党は最後は純米に行きつくといわれている。これはおそらく、純米酒がもっとも酒の原料となる米を削らないので、米本来の味わいを堪能できる可能性が高いことが理由なのだろう。私が死ぬときに呑みたい酒TOP3に入る、珠洲市の「宗玄」の杜氏が変わったとうわさに聞いたので、先日その呑み比べセットを取り寄せた。まずは純米ひやおろしから試したのだが、確かに味が変わった。以前は単独でよい、つまみを一切必要としない酒だったのだが、食べ物とのマリアージュを意識してか、でっぷり太った味ではなくなった。すこし筋肉質な太り方というのだろうか。酒米の旨味と辛さは残して、甘みを抑えめにした感じ。これはこれでよいのだが、昔の能登杜氏の造りに似ていて、個性が若干亡くなったかもなぁとも思った。ただ、以前は1杯で十分だったのに、今回の酒は止まらない。つまみも欲しくなる。気づいたら4合瓶近くを空けていたΣ(゚Д゚) セールス的には大成功なんだろうな…。<お酒メモ>9月12日火曜日小布施 飲マンデシ 2022 白 1本宗玄 純米ひやおろし 3合弱
2023年09月13日
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毎日阪神タイガースの「アレ」のことばかり書いている。このブログにお越しいただく方には同じことばかりで「またか…」と思っているかもしれない。申し訳ない気持ちはある。ただ、18年もアレに出会えなかった身としては、どうも昂りを抑えられないのだ。18年前のその日の前の1週間くらい、マジックが1のまま関西で何日も過ごしていた。有休をとり、会社からは電話で「お前、いつ帰ってくるんだ」と聞かれても「わかりません」というだけだった。帰京命令が出てもめたら、会社辞めちゃえくらいに思っていた。その日から大分経った。気づいたら仕事優先の毎日で、自分のしたいこともままならないから、次第に自分のやりたいこと自体をなくす方向に自分を持っていった。ありがたいことに仕事は山ほどあるし、誘ってくれる友人知人もいたから、それをこなしているだけで時間は過ぎていった。しかも受け身の割にはかなり楽しかった。人間にとって退屈ほどつらいものはない。だが幸運にもそれをしないで生きられたのだ。ただ、それと引き換えに、気が付いたら自発的に何かしたい、という気持ちは失せてしまった。だから結婚もしないし子供もいないまま今日まで来ていて、気が付いたら人間ドックで病変が見つかって、ああ、死んだときの準備を始めないといけないなということだけがタスクとして残った。浮き草のような人生だ。あまりに過ぎ去った歳月は長すぎた。そんなときに岡田さんが監督になって、アレを見せてくれるかもという段階になって、なんというか、本当に「アレを関西で迎えたい」という欲求が久しぶりにわきあがった。自分でも驚いている。何もかもぶっちぎってそうしたいとただ思ったのだ。熱狂と呼んでもいいのかもしれない。世間一般の人たちは、趣味とか恋とか仕事とかで、こういう熱情に何回も罹ったことがあるんだろう。繰り返すが、そういうことをしないまま不惑を迎えてしまったから、なんか戸惑いみたいなものが自分の中にある。かなり臆病なんだろうね、私。
2023年09月12日
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尾瀬散策のあと、晴天の昼下がりに山小屋のテラスで生ビールと日本酒とタコのから揚げを胃に入れながらデーゲームの開催の阪神タイガース×広島カープの死闘をネット配信で眺める。そして勝つ…。なんか変に恵まれていると思いつつ、ツイている時には素直にそれに従うに限る。今回のお出かけで改めて感じたのは、「地(じ)の物を飲み食いするのが一番正解」ということ。写真の水芭蕉は尾瀬周辺の地酒なのだが、普段居酒屋で呑むときは「まぁまぁ」の酒で2番手だった。だけれど、週末の昼下がりに、涼風を感じながら呑んだとき、「あれ、こんなに美味しかったっけ?」ときょとんとしてしまった。気が付いたら「おかわり1本(4合)」を頼んでいた……。あまりの呑みっぷりに、カフェのおっちゃんが喜んでくれて、「今日はもう全部稼いだからあげるよ」と枝豆をサービスしてもらった(*‘∀‘)尾瀬は山を挟んだむこうが新潟の魚沼になる。前夜、持ち込んだ「吉乃川 純米ひやおろし」も、もともと目が醒めるくらい美味しかったのだが、やはり都心よりは冷たくてうまい空気に当てられながら夜呑むと、いつもよりもエステル香がふんわりと立ち昇り、つまみ不要の美酒になる。地産地消って理にかなっているなぁと改めて感じた。「この時期、水芭蕉も紅葉もないから残念だね」山小屋のおっちゃんに言われたが、私はこの「水芭蕉」に出会えたことがむしろありがたかったのであった。
2023年09月11日
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阪神タイガースの18年ぶりのアレがついに片手カウントダウンに入った。それに伴い、公私ともどもなんか忙しなくなっている。完全にアレ優先。つまらんセクハラおじさんからの酒の誘いは「悪いけど日本シリーズ終了後まで予定が見えない」ときっぱり断って、臨戦態勢になっている。坐禅に行けないことだけが心残りである。アレが観られるかもしれないチケットを確保していただいた。岡田さんに以前、たまたま持っていたレプリカユニフォームに「おい、(ユニ)出してみろ。サインしたる」と言われたソレを着ていった方がいいのか、それとも2軍監督の和田監督の現役時代に作ったユニを着たらいいのか、それともおとなしく普通のを召して応援したほうがいいのかあれこれ悩んでいる。ビールその他が降ってきて、めちゃくちゃになるしなぁ……。どうせ水かビールでびしょびしょになるから、山歩きのズボンをはじめから履いた方がいいのかもしれない。
2023年09月10日
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しばらく更新が滞っていてすみません。阪神タイガースのマジックがガンガン減っている間、こともあろうに山に入っておりまして、その減り方に驚いておりますΣ(゚Д゚)登ってわかったのは、また日本百名山だったということ。一緒に登った人たちは、前に八ヶ岳を歩いた仲間なのだが、その時より体感的にきつかった。「八ヶ岳の方がきつかった」と言われたのだが、今回の至仏山のほうがしんどかったので、最近、体力が落ちたのかな、と少ししょげている。8月にも安達太良山のてっぺんまでは行ったのだが荒天で剣ヶ峰は行かずに下山。あれも標高2000m未満。今回も2200mくらいだから、うーん、なんか調子悪いなぁ。山が趣味みたいに思われるのですが、山に興味はさほどなく、山にある食べ物を採るのが趣味なのです。<お酒メモ>9月8日金曜日吉乃川 純米ひやおろし おちょこで1つ鍋島 吟醸 サマームーン 1合半バローロ 2018 赤 グラスで1つ半9月9日土曜日アサヒスーパードライ 中瓶 1本弱ブランコットエステート ソーヴィニヨンブラン 白 グラスで3つクレインレイク ピノノワール カリフォルニア 赤 1/2本吉乃川 純米ひやおろし 1合半9月10日日曜日生ビール 中ジョッキ半分水芭蕉 純米吟醸山田錦 2合半8月11日月曜日水芭蕉 純米吟醸山田錦 1合ちょっと鍋島 吟醸 サマームーン 半合
2023年09月09日
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家に客人が来て打合せをする。とある小さくて楽しい企み。大変お世話になっている方なのでバローロを空けておもてなし。こういう時に思い切らないと、いつまで経っても高い酒はそのパフォーマンスを呑み手に示すことができない。可哀想だ。お帰りになってから、残りのバローロ片手に鍋島の日本酒を空ける。限定のサマームーン。なんという贅沢だろう。どちらもチェイサーと呼ぶには失礼すぎる。鍋島は佐賀の銘酒。マッカーサーが戦後佐賀に基地を造るため、田んぼを潰そうとしたが、この地域の酒があまりにも旨いため、それをあきらめたという逸話がある。深夜になりいい加減お酒を止めようと思ったのだが、まだグラスと盃にはそれぞれ紅白のお酒が残っている。継ぎ足しはしないが、残りをゆっくり味わおうと思い、本を手に一口ずつ呑んでいく。手には藤原道長に関する本があった。でも専門書なのであまりスピードが上がらない。道長は平安時代の摂関政治を代表する貴族。酒と女も愛した傑者で酒を呑みながらには相応しいが、私は道長のことはそんなに好きではない。『源氏物語』の主人公、光源氏のモデルだと言われているが、現代語で全部読んだけど、なんであの手の男がそんなにモテるんだか。私だったら相手しない(笑)道長は歌人としてもすぐれており、「この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」という句はあまりにも有名だ。これは自分の栄華を誇って望月(十六夜)と掛けて詠んだと言われているが、この句を諳んじた時、道長は目がかなり悪かった。美食と酒がたたって糖尿病だったのではないか、という説もある。そんな人物評を読みながら日本酒にワインって、私もたいがいだよなぁとツッコミを入れながらページを手繰る。学校で日本史を習った時、道長が長く権勢を誇ったように教えられたが、在位は別として、楽しくやれたのは実際のところは10年ちょっとくらいだったのではないか。権力者がその座を謳歌できるのが長くてそれくらい、あとは寝首をかかれたり失脚するのに怯えて暮らすくらいなら、派手でなくてもそこそこの人生のほうが楽しいよなと思う。道長の話を読んでいるはずなのに、急に習近平のことが頭に浮かんだ。最近、米中対立で習近平の動向がクローズアップされ、とみにやり玉にあげられているが、彼も権力者として天井を過ぎ「怯え」の時期に入っているのかもしれない。道長が晩年、老いと病気と怨霊を恐れたように、今までしてきたことの因果とその清算(あるいは抵抗)に頭を悩ませているのかもしれない。歴史はどこでもかしこでも、似たような最期を迎える。<お酒メモ>9月7日木曜日マルエフ 缶 150mlピエロ・マンチーニ クカイオーネ ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ イタリア 白 グラスで2つ半バローロ 2018 赤 グラスで3つ鍋島 吟醸 サマームーン 1合半
2023年09月08日
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熊本の投資家さんから、九州(特に熊本)の半導体工場建設がらみのニュースが頻繁に届く。これはとてもたりがたいことだ。自分が興味があることで、本来、己自身がチェックしなければならない事柄なのだが、ずぼらなもので、たまにしかやらない。だから受動的にこういうお知らせをいただけるというのは、とても恵まれているなと思う。現地情報を聞くと、かなりヒートアップしていて、景気もよさそうである。TSMCの工場の社食のおばちゃん募集が時給2000円だとか、そういった生々しい話は、参考になるしこちらも元気になる。熊本に現地視察に行きたいなと思っているのだが、その前に優先しなければならないことができた。そう、阪神タイガースのアレである。内弁慶が習い性だった阪神タイガースにマジックが点灯後、「どうせ足踏みするだろう」と思っていたのに反して、順調にその数が減っている。自滅しないのが不思議で、これが岡田さんのすごみとか、センスなんだと感じる。友人に甲子園の席を抑えてもらうというインチキを行い、関西に行く日を皮算用している私はかなりズルい。タイガースのアレ→クライマックスシリーズでのアレ→日本シリーズのアレ…これを考えると11月までに何回関西に行くのだろう。ジャイアンツ応援歌『闘魂こめて』の歌詞じゃないが、1万円札が飛ぶ飛ぶ~(笑)関西におけるアレの経済効果は推計ではWBC超えの872億円。同じ標語に本拠地を構えるオリックスもアレしたら合計1000億円を超えそうという話も頷ける。というわけで九州の半導体バブル、関西のアレバブルを考えると、西の方はこれからお祭り確実で、気圧配置じゃないが、西高東低。冬に向かっていく天気と似てるなぁと思うのである(景気は冬になって欲しくないけど)。東にも伝播して、日本全体の景気が良くなりますように。なんてことを考えていたらこんなメールが届いた。>お元気でしょうか?>ぼくが視たところ、癌は後退してきているようです。病院での検査とその結果がわかるのは今月中旬以降。アレ効果で本当に貰ったメールのようになってるといいなぁ。できるだけ楽しいことを考えて過ごそう。<お酒メモ>9月6日火曜日アサヒスーパードライ 中瓶 2本 八兵衛 純米大吟醸 無濾過生原酒 雄町 3合早瀬浦 海の男 特別純米 1合弱アサヒスーパードライ 生中ちいさめ2つ
2023年09月07日
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毎朝、緑茶を淹れて飲むのが日課なのだが、喉を通る熱さが心地よくなってきたら秋のしるし。昨晩のお酒の最後に、吉乃川の純米ひやおろしを呑んだ。吟醸の美味しいお酒もあったが、どうも純米のひやおろしが無性に呑みたくなったのだ。これは季節性が影響しているのかもしれない。純米酒は冷蔵庫保管マストではない。なぜなら、酒を造るときに磨く量が少ないので、劣化が遅いのだ。呑む時もキンキンに冷やさなくてもいい。お燗にすると米の外側にある米自体の旨味がたくさん残っているので、味わいの変化もより楽しむことができる。そしてこの季節からひやおろしが店頭に出てくる。フレッシュな旬のお酒。きっとうまいだろうと脳内で何かが囁いた。昨日の夕餉は、つぶ貝のアヒージョを食べたのだが、その汁が残っていたので、これに茄子を絡めたら美味しいと思い、乱切りにしてアツアツのフライパンで合わせて一品に。吉乃川は新潟の有名な酒だが、新潟は茄子の種類が豊富で消費量の多い地域。地で食べられている野菜とのマリアージュで合わない訳がないのだ。吉乃川もいただきものだったので、くださった人の顔を思い浮かべながら、ゆっくり、ゆっくりと呑んだ。次第にうつらうつらとしてきて、酒瓶の中で揺られる酒のように、眠りの海に落ちていった。<お酒メモ>9月5日火曜日仙禽 オーガニック ナチュール 2023 (W:kijoshu) 1合弱ピエロ・マンチーニ クカイオーネ ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ イタリア 白 ハーフボトル小布施 ドメイヌソガ セパージュヨーロピアン 2021 赤 グラスで1つ弱吉乃川 純米ひやおろし おちょこで3つ
2023年09月06日
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元セゾン投信の中野晴啓さんが新会社を設立した。出資者のこともあり、今回は直販でのスタートではない模様である。会社名は「なかのアセットマネジメント」。ひらがなにしたせいか、なんだか愛らしい。降ってわいた還暦の創業(見た目にはそう見えないのだが60歳なのである)。新NISAに間に合うとしても、積み立て投資枠にファンドを入れてもらうには、現在の金融庁のガイドラインだと最低5年運用してからでないと許可がおりあい。そのため、しばらくは成長投資枠のみでの投資対象となるはずだ。大変だと思いますが応援します。先日、退任以来久しぶりに会ってお食事したのだが、さらに痩せた(やつれた?)ものの、メンタル的にはお元気そうで、新会社のことも言っていたので、報道が出て一安心。12月のサロンFUJIYAMAに来て、経緯説明と新ファンドについてのポートフォリオとか個別銘柄のアセットについてお話してもらうつもりである。中野さんの都合で、12月は第1土曜ではなく第2土曜開催となります。新会社のファンドマネジャーさんも都合があえば来てくださるとのことで、基本W登壇で考えています。ご案内はまた改めて致しますので、どうぞよろしくお願いいたします。<お酒メモ>9月4日月曜日仙禽 オーガニック ナチュール 2023 (W:kijoshu) 2合ちょっと小布施 ドメイヌソガ セパージュヨーロピアン 2021 赤 グラスで3つ弱
2023年09月05日
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知識という言葉がある。「知」「識」も「しる」という意味なのだが、知が頭とかデータで理解するというニュアンスに対し、主に仏教で使われる「識る」は「身体で理解する」というニュアンスがある。同じ「しる」でも「知」と「識」の距離というのは結構ひらきがある。3日のヤクルト×阪神戦で9回に阪神タイガースの1番バッター・近本選手がヤクルトのピッチャーからデッドボールを喰らい、のたうち回ってしばらく動けなかった。数カ月前に骨折した箇所付近であったことからベンチもファンも非常に心配して、球場は一時騒然となった。この騒動について、試合後ヤクルトの高津監督が、岡田監督にすぐにわびを入れず、ベンチから去ってしまったことで、あとでおーん(岡田監督)が監督コメントその他でチクチクと不満を述べていた。私も今回の一件は、高津監督がマズったなと思う。監督である自分が頭を下げに行けば被害が広がらなかったのに、それをしなかった。現役時代クローザーだったのに初期消火に失敗したわけである。高津監督は投手出身だからかもしれないが、自軍のピッチャーを庇うことに目が行っていて、ケガした相手とその上司である先方の監督をおもねるというフォローの意識が欠けていたからである。管理職的にはアウトだ。これは頭で知る「知」で行動したから出たミスだと思う。「識」を働かせればよかったのだ。「シュートが得意なピッチャーが内角を攻めて打者に球が当たる」。これは起こりうることだ。大差のついた負け試合の終盤では通常このような攻めをするのは「暗黙の紳士協定」で普通しないことにはなっている。大差のついた試合で盗塁しないとかいったのと似ている(ちなみにメジャーでもそういう慣行だ)。でも敢えてそれをして、相手にケガをさせたのであれば、デッドボールによる進塁というルール以外にすべきこと、つまり「気持ち」を伝えに行くことも、やって損はないと思うし、むしろ「せな、あかん」だろう。あれだけ相手が痛がっているのにお悔やみがいえないのは、ちょっと人間的にどうかなと感じる。江川卓の『巨人論』(←何を読んでるんだ)にも「僕の現役時代の乱闘は、ヤクルト戦が多かった気がする」と書いてあったが、もともとヤクルトというのはデッドボールが多い。本の中にはこうもあった。「僕の引退後を見ても、ヤクルトのキャッチャー古田敦也さんはインコースギリギリを使っていたので、バッターに当ててしまうことが多かった。しかも1回当ててしまうと遠慮して外側に投げさせるものだが、古田さんはそれでもインコースギリギリを突くので、やっぱり当たることがあった。2回当たるとさすがに乱闘は免れない」(第1章P60)この方針が「野村野球の継承」と一括りにされると、岡田好きで野村好きの私はとても苦しい気持ちになる。当てても構わない、謝らないという風には野村さんは指導していないだろうし、何度も生前会ったがとてもそういう人には思えなかった。こっそり後でフォローに行ったり、何らかの方法で詫びを入れるような人だったように感じる。ただ、岡田さんや広岡(達朗)さんほど凛とした生き方や指導スタイルではなかったから、高津監督はその部分については気が回ってないのかもしれない(致命的だが)。岡田広岡両氏は「原理原則」を大事にする人だと私は感じている。だからこのケースでは「すぐに詫びを入れるのが当たり前やろ」と思ってプンプンなのだろう。あ、私もすぐ謝る。だって気分良くないもの。
2023年09月04日
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阪神タイガース以外に興味を持っていることがひとつある。それは「クマ」。小さい頃から一緒に山に入った祖父から熊の話をよく聞いていた。交流しているマタギさんたちとも熊の話題に及ぶことも多いし、自宅にはなぜだか熊肉も冷凍&缶詰などもあったりする。ぷーさんには興味がないけど熊には興味があるのだ。特にOSO18の記事は、新着が届くと深夜でもむさぼり読んでいた(笑)。それが何かというと、北海道で牛60頭を襲い、なかなか捕まらなかった最凶ヒグマのことである。牛を襲っておきながらリブロース部分しか食べず、残りは捨てていったとか、同じ経路で歩かないことから足取りがつかめず、ハンター泣かせで捕まらないということで幻の熊と言われていた。見つかった足跡が全長18センチだったことからOSO18という名がついたのだが、捕獲したら20センチあったという。最後は衰弱し体重減少していたというが、その割になぜ足は育っているのだろう?まぁそれがよいとして、先日その仕留めたOSO18の塩漬けがネットで売られた。しかしすぐに完売したという。ネットで再発売予定があるということで、機会があったらぜひ購入したいと思っている。美味しい部位しか食べない熊はどんなに美味だろう!(人間を食べてなくてよかった)あまり難しいことは考えずに生活しています(^^;
2023年09月03日
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本当に周りの人にいつもよくしてもらっていると思う。土曜日は雑な話にもかかわらず、遠方も含め、多くの人にお越しいただき、感謝しております。東北、北関東、北陸、名古屋&関西、九州と、たくさんの時間とお金を遣ってやって来てくださったことをただありがたいと思うばかり。本当にありがとうございました。御酒その他、手土産だったり面白いお話その他持ち込んでくださった皆様に改めてお礼申し上げます。銘柄について赤裸々に語ったものの、一つに割く時間が短かかったので、どこまで役に立つかわからないのですが、何か引っかかる銘柄があって、聞いてくださった方がそれで資産が増えたらいいなと、ただそう思うばかりです。どうもありがとうございました!<お酒メモ>9月1日金曜日奈良萬 純米 半合ちょっと而今 千本錦無濾過生 1合半くどき上手 純米吟醸 半合ちょっとはるこい おりがらみ 2合半9月2日土曜日キリンラガー 中瓶1本アサヒスーパードライ 瓶 グラスで1つ出羽桜 出羽燦燦 純米 半合松浦一 純米原酒 1合山本 フォレストグリーン 半合オレンジワイン グラスで1つグレープフルーツオレンジワイン グラスで1つ8月3日日曜日開運 涼々 1合半初亀 特別純米 2合スルガベイ インペリアルIPA 生 1パイント半
2023年09月02日
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今年の9月1日時点での運用成績は10%台後半で、日経平均に負けている。このところ、物価がものすごい勢いで騰がっている。5月時点での物価上昇率が3%ちょっととか報道で出ていたが、家電とか電子機器、補助金が付いた電気代などが、名目数値の下げに寄与しただけで、食料品は10%くらいへっちゃらで値上げしている。生活は苦しくなる流れだけど、年金がマクロスライド制をとっており、その指標になる物価が騰がってしまうと、年金も上げざるを得ない。それを抑えるために、数字をいじっているわけだ。日銀統計だと10%半ばくらい騰がったらしい(とどこかで見たのだが、ソースを当たったらうまく見つからないので、この数字は話半分で聞いてほしい)ので、自分の株価のパフォーマンス的には、物価上昇分のヘッジをしてくれた、と解釈している。会社員としての給料はかなり減った。100万円単位で溶けている。ただ、住民税は前年の年収を基準に月額割りで徴収されるので、手取りは激減。使えるお金はかなり減っている。これはヘッジができないからつらい(^^;まぁ、役職定年になったとか(違うけど)、そういう風に解釈すればいいのかなと考えている。運用していなかったらかなり恐ろしいことになっていたわけで。結果的に運用が人生のヘッジになった。会社員として食い扶持を稼ぐ一本足打法で社会人をやってなくて心底よかったと思う。ちなみに一本足打法というのは「片足で打席に立って遠心力で振る」と誤解されているが、本当は違う。へその下の丹田を意識し、重心を下に持っていき、筋肉の余計な力を抜く。そして身体の最小限必要なエネルギーで、狙った球を効率よく飛ばすための「型」なのだ。どちらかというと静的な方法論で、振り回す動的なものとは正反対なのである。もともとの意味の「一本足打法」は、必要な時にしか売買しない、回数をゼロに近づける私の運用スタイルに近いなあとは思っている。
2023年09月01日
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