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ロートシルトワインを久しぶりに呑んだ。ロートシルトというのは英語に直すと「ロスチャイルド」。株をたしなんでいる人はピンとくるだろうが、そう、あのロスチャイルド家に縁のあるシャトーである。フランスのボルドーの5大シャトーのうちのひとつだが、1級の格付けを貰った後、ロスチャイルド家が買った。そこのワインが気に入ったというよりは、これも投資の一つだったのだろう。ところで、ロスチャイルド家の名がついているだけあって、美味しいものが多いロートシルトワイン。若い頃に「ロートシルトワインを呑むならムルソーを呑むといい。コスパが高いから」と銀座の人に教えてもらったことがある。要はロートシルトワインは30数種類あるのだが、ムルソーはギリギリ「2級」の格付けになっている。理由は「お値打ちだから」。わかりやすく言うと、ミシュランの星をつけたいが、客単価が5000円を切っている飲食店には星を与えられないルールなので「ピブグルマン」の称号を与えれている、みたいなものなのだ。それでも背伸びする値段のものがムルソーは多いのだが、私のようなものにとっては、もうこのワインでありがたやーと思うばかりなのである。エチケット(ラベル)にひつじのマークが冠されているので、目印としてもわかりやすい。高騰しているボジョレーと値段が逆転しつつあるので、もし見つけたら、秋の夜長にこちらを愉しんだ方が面白いかもしれません(^^)<お酒メモ>10月6日木曜日蒼空 美山錦 ひやおろし 純米酒 2合ちょっと10月7日金曜日飛露喜 特別純米 生 2合宮寒梅 Mr.Summer Time 純米吟醸 夏酒 10月8日土曜日グースIPA 350ml缶1つ刈穂 山廃純米辛口 1合南部美人 純米吟醸 2合カリラ そのままで 1つ 10月9日日曜日バロンフィリップ ド ロートシルト ムートンカデ ルージュ 2018 赤 グラスで3つ イタリア 白ワイン グラスで2つグースIPA 350ml缶 半分くらい10月10日月曜日蒼空 美山錦 ひやおろし 純米酒 おちょこで2つ蒼空 It's so COOL 1合弱
2022年10月07日
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家畜として飼っているヤギをみかけた。お尻の方に長い袋があり、だらりと垂れ下がっている。これはメスのしるしで、中に乳を蓄えているためにこんな形になっているんだそうだ。飼っている方に尋ねると1日1L搾っているそうで、その乳でチーズを作っているんだそうだ。ぜいたくな話である。ところで、ヤギは漢字で「山羊」と書く。てっきり羊だと思っていたのだが、生物学上の分類だとどちらも「牛」科の系列で、ヤギ亜科の下のヤギ属、ヒツジ属にそれぞれ分かれる。羊はいうなれば「ヤギ」だったわけである(なんのこっちゃ)。羊は草しか食べないが、ヤギは木の芽などいろいろ食べるし、攻撃的で好奇心が強い。私が今回ヤギを見かけたときも、こちらに興味が湧いたようで、すぐに寄ってきた。だけれど手前でくるりと振り返ってお尻を見せ、すぐにたくさん糞をした。バカにされたわけである(^^;それでもヤギに話しかけていたら、もう興味がなかったらしく、向こうに戻っていってしまったのだった。バカにされつつも、ほのぼのとした時間に満足した私であった。<お酒メモ>7月26日月曜日カタヒ ソーヴィニヨンブラン 白 NZ ハーフボトル強山本 コロナのバカやろー 飲食店応援酒 1合半蒼空 夏限定かすみ酒 1合とんぼ 純米吟醸スパークリングおりがらみ 250ml
2021年07月27日
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10年以上お世話になっており、もはや私の血肉の一部となっている羊屋の料理。食が細っても、たまに無性に食べたくなって足を運ぶのだが、コロナ禍の影響もあって、テイクアウト主体で売り上げを稼ぎ、糊口をしのいでいた。回転が利く食材を中心にしたメニューに変え、値段も3割下げて当座の現金を確保していた。そんなお店を応援しようと思い、テイクアウトしようと電話をすると、いつまでたっても着信音は止まない。嫌な予感がした。調べてみると、5月6日まで休むことにしたようだ。ただ、都内でも一等地に位置しており、月額の賃料は50万円では効かないところだ。恐怖を煽って自分への注目と支持を上げようとすることだけにまい進する小池都知事のやり口には辟易するが、それを支持する人がいるから、こうやって働く人がつぶされていくわけである。スーパーは三密だから3日に1日にしなさい、といった放送は、もはや行政の知事としては越権行為だと感じるし、それに拍手を贈る人の顔と納税額を見てみたい。感染者数は横ばいなのに、大型台風の前のあおりよろしく、より一層厳しい制限をかけて、経済の何に寄与する政策なのかまったくわからない。羊屋が開くまで、あと何日かかるのだろう?都の長(おさ)がこれでは5月6日の非常事態宣言解除は、現実論と乖離して延長することになるだろう。こらえられても羊屋は2カ月だと思っている。だから早く意味のない行政の圧力は止めてほしい。最後に行ったときに食べた豚ヒレ肉のハーブカツレツ。これも「非常事態メニュー」だったけれど、本当に美味しかった。こういう食文化を摘まないで欲しい。コロナで亡くなる人より経済苦で死ぬ人のほうが多いのはもう容易にわかる。現実を見ずに、ニュースの洪水を浴びて「コロナが怖い」というヒステリーにおかされている人は、コロナ騒動が終わって目の前に荒涼とした社会恐慌を見たときに、自分のしてきた所作を知らんぷりして、助けて!と騒ぐんだろうなぁ。悲しい。羊とまた会える日までを、数えて、眠ろう。<お酒メモ>4月20日月曜日ギネス 350ml缶 2つ宗玄 純米 生2合亀泉 高育63号 生 1合4月21日火曜日蒼空 美山錦 2合加茂錦 荷札酒 鑑評会酒 2合十四代 純米大吟醸 生 1合弱鳳凰美田 鑑評会酒 生 1合4月22日水曜日大山 糟搾り無濾過生瓶火入 2合
2020年04月20日
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多くの読者さんはご存知だと思うのだが、私は羊を食べるのも眺めるのも大好き。普段肉はあまり食べないのだが、羊は別。どうも私はカロリーの低いものや太りづらいものを嗜好するらしく、羊もご多聞に漏れず、という感じなのである。羊は牛肉や豚肉と違って、太りづらいという特徴がある。羊に含まれるL-カルニチンという成分が脂肪の代謝を促すのがその理由だが、荒唐無稽という話もある。ただ、昔どこかで見たのだが、L-カルニチンと唐辛子、ラズベリーケトン体との塩基構造が同じだったので、体温を上げる唐辛子と同様の効果がある、と個人的には思っている。ダイエットするなら羊を食べればいいのよ(・∀・)人(・∀・)イエーイだいたい、最低週1ペースで食べていて、冷凍庫にもジンギスカンを常備しているくらい羊が好き。中毒性があるんじゃないかと思うほど(ないみたいだけれど)。というわけで、今週も友人と、八重洲にラムチョップの美味い店があるということで、早速探索に行った。近くにある南インド料理屋さんの、ヨーグルト漬けのラムよりも美味しくて、「あたり」だと思った。ラムチョップはファースト、セカンドと味が2種類あり、ファーストはシンプルな焼きと味付けだけれど、セカンドはパクチーを入れたソースでの「焼き」。うまくないわけがない。パクチーと羊、最高のマリアージュじゃないですか(゚∀゚)「ねえ知ってる?パクチーって中毒性があるらしいよ」と友人。パクチー羊を食べながらそんな話を聴いていると、ますます美味しく感じる。よくよく考えてみると、個人投資家って、オタクを通り越して株中毒という言葉がぴったりな人が多い。株はギャンブルじゃないと思うが、おそらくギャンブルをやるときと同じ「汁」が脳内で分泌されるのではないだろうか。友人も個人投資家。そんな話をしながらパクチー羊をほおばっていると、レバレッジがかかっている気がする。あまりにも旨そうに食べていたせいか、店主が時折サーブに来てくれていろんなお酒やつまみを薦めてくれる。私が通っている羊の店を、ディープなものも含め、店主も通っているらしく、会話が盛り上がる。終いには「羊ワイン」なる、ラムチョップに合うワインを薦められて、ああまた呑みすぎた・・・。<お酒メモ>1月25日水曜日原田 純米吟醸 2合半 個人的には特別純米のエステル香が効いているほうが好みかも。辯天 純米大吟醸原酒 4割8分磨き 2合 FUJIYAMAにいらっしゃる方からのいただきもの。ワインでも有名な山形・高畠の酒蔵の作品。きめが細かく、ほんのりとした甘さもあるので、女性ウケしそう。自宅でこういう酒が呑める幸せよ(^Q^)1月26日木曜日チリ シャルドネ 白 1/2本かぶのみワイン 白 グラスでなみなみ1つ羊専用 ワイン 赤 グラスで2つギネス 生 1パイント
2017年01月26日
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人の子が栄光の中にすべての御使いたちを従えて来る時、彼はその栄光の座に着くであろう。そして、すべての国民をその前に集めて、羊飼いが羊と山羊とを分ける様に、彼らをより分け、羊を右に、山羊を左に置くであろう。(――マタイ25:31~32)羊と山羊。山でも生活できる羊だから「山羊」。だのに、なぜ片方は紙の祝福を受け、片方はサタンの象徴としても描かれる悪の代表となってしまったのだろうか。マタイ伝によれば羊は右=right=正義に位置し、その対照的に山羊が配置されたことで「悪」となるのだが、これでは山羊がかわいそうである。山羊はもともと山岳部や乾燥した地域で野生または家畜として生息している。ほとんど食糧のないところでも長く行き、険しい地形もへっちゃらな、タフな存在である。基本群れをなして生きているけれど、単体になってもマイウェイで生きていくことができる。キリスト教が、群れ(信仰)から離れて生きることのできる強靭な精神と肉体を持ったものを「悪」とか「要注意すべきもの」とみなすのは、宗教上わからなくもない。そのシンボルに山羊を用いたのは、贅肉のない、スレンダーな身体のどこにその源があるかがわからず、畏怖したからではないかと思う。星座でも山羊座は「忍耐強い」と言われる。個人的な統計では、上手な運用者は乙女座や山羊座に属する人が多い。確率論で言えば12星座あるのだから6人にひとりが乙女か山羊になるわけだが、どうかんがえてもそれより確率が高い。なぜだろう?そういえば牡羊座はあまりいないなぁ・・・。
2015年01月09日
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久しぶりに購入したばかりのパンツ&ジーンズ。試着室で試しばきをした際「どうせ太るし」と思い、やや生地があまるサイズのほうを選んだのだが、これが大失敗。最近どうも痩せてきたらしく、ウエスト周りが拳ふたつ分入るくらいスペースができてしまった(><)走るとパンツがずるずると下がってしまうので、全速力で走れない(涙)ワンサイズ小さいデニムは大腿筋のあたりが少しきつめだった(ので大きいほうを買った)のだが、小さめのほうが正解だったかもしれない。「大きめのサイズを買うとすぐそれにあわせて太る」という話をよく聴くが、私に限ってはどうも適応外っぽい。最近は大学時代に穿いていて、(太って)穿けなくなった服も入るようになってきた。どうしたんだろうなー。体重はマイ平均のレンジの低いほうをキープしており、安値更新はしていないのだが。まったくもって謎である。<お酒メモ>村祐 特別純米 3合ギネス 生2パイント山本 2合弱澤屋まつもと 1合
2014年07月23日
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昨日、半年弱ぶりに復活した羊屋に足を運んだ。「早く開けろ~」。復活の呪文を唱えてから長い年月が経ったけれど、ようやくオープンしてホッとしている。羊屋やジャンルとしてはフレンチ系統なのだけれど、ビネガーや野菜がたっぷりの料理が多く、他の洋食屋に比べて非常にヘルシーなのである。赤身比率が多く、カロリー控えめのジビエ(山肉料理)メニューも多めなので、メタボが気になる年頃にもありがたい。もともと羊肉はカロリーが低いうえに、脂肪燃焼効果のあるカルチニンが豊富に含まれている。つまり痩せる効果が期待できるわけだ。「そんなのウソだよ」と思う人はいるだろうが、私は幼いころからずっと羊肉に慣れ親しんでいて、体感的に「羊は消化が早いし、太りづらいな」という印象がある。まぁ、年相応にぽっこりお腹だけれど(笑)、大して運動もしていない割には、羊のおかげで服のサイズを変えるペースは遅くなっていると思う。それはさておき、一晩経って思ったのは「肌の調子がよい」ということ。普段肉をあまり食べないので、羊屋で肉を食べることは、身体のバランス的にもよいみたい。この半年弱は本当に魚の比率が多くて、それはそれで健康的なのだけれど、馬力が出なかったり、肌のもっちり感が少し減少したように感じていた。それがまた元に戻ればいいと思う。羊屋再オープン直前までは、体内の肉成分が多分枯渇していたのか、牛の刺身を結構食べたりしていたもので(^^;羊屋も私も、復活の狼煙を上げた1日であった(誰だ、これ以上元気にならなくてよいとおっしゃっているのは)。<お酒メモ>グラスマウンテン(カリフォルニア)赤 グラスで2つソアベクラシコ 白 グラスで3つくらい
2013年05月14日
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昨年末に一時閉店した羊屋。賃貸したいた店舗の事情から、ひと月ほどで違う場所に移転してオープンすると約束したのに、未だ開店のあいさつは届かない。羊屋の常連のお客さんの何人かは、羊屋で働いていた店員さんがひきとられていった店に行っては「いつ羊屋はオープンするの」とその店員に質問しているという。中には「なんで開かないんだ」と怒り出すお客もいると聞く。大変である。なんとなく事情は聞いているので、怒るというより「仕方ないな」という気持ちが正直なところだが、問題は私の「羊が食べたい病」をどう解決するかである。おいしい羊を出すと評判のお店にいくつか足を運んでみたのだが、微妙にしっくりこない。そういうことを繰り返しているうちに、GW目前の時期まで来てしまった。そんな中、羊屋によく通っている仲間同士で「ワインが旨いらしい店がオープンしたから、ちょっと行かない?」とお誘いを受けた。行ってみると、こぎれいな内装ながら人がほとんどいない。オープンしてから1カ月。まだ認知されていないのか、ちょっと料理がアレなのかと思いつつ着席する。メニューを観たら、羊料理があった。われわれは間髪いれずにそれをオーダーした。30分ほどしてやってきた羊料理は、レモン汁をかけると、それはそれは美味しい味わいだった。ヨーグルトにしばし漬け込んだような香りと味を堪能し、少しドライな白ワインで流すと、少し味が変化する。口の中で羊の脂のうまみとさわやかな香りが同時に広がる。しかもこの店、なぜか皿料理もワインも安い。蒸し鶏のゴルゴンゾーラソースという料理があったのだが、こちらが880円。クオリティ的といい値段といい、俺のイタリアンよりよいじゃないかと思う。シェフがイタリアの方だから、カルボナーラも本格派。黄身だけを使った濃い目のソースに、パンチェッタが憎いほど絡む、絡む。テーブルを囲んでいたわれわれはおもむろに言った。「こっちに浮気してやるぞ!」羊屋があわてて開業してくれることを待つのみである(^^)<お酒メモ>158カベルネサンジョベーゼ 赤 グラスで1つエゴット トレビアーノ シャルドネ 白 グラスで2つロマンディオラ アンバーニャ セッコ 白 グラスで2つロマンティーノ サンジョベーゼ レゼルバ グラスで2つ
2013年04月23日
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今日は並列でいくつも仕事しているせいか、頭が混乱しているので、友人からいただいた写真を時折眺めながら、作業をしています。食事もまだ出来ていないので、お腹すいたな~。<お酒メモ>ブルーハワイ(白瀧の青い日本酒) 2合くらい鳳凰美田 生 2合くらい
2012年09月03日
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今週の金曜日、19時より羊屋@銀座で、暑気払いをする予定です。とても美味しい店で、隠れ家ビストロで雰囲気もいい感じなのですが(しかも安い)、来月1日以降、年内のうちに店舗を移動するということが決まりまして、おそらく今の形態の羊屋をご案内できるのは、今回が最後だと思います。過去ご紹介したメニューはこんな感じ。そして、絶対食べたいひつじ。今のところ、あと4~5人くらいでしたら大丈夫ですので、ご興味のある方は初めてでも全然かまいませんので、お越しいただければ嬉しく思います。その場合はslowlysheep●yahoo.co.jp(●を@にしてください)に、15日(水)までにご連絡ください。会費はおそらく6000円以下を予定しています。滞在時間は閉店まで何時間でも大丈夫ですし、酒と食べ物の量と味は保証いたします^^FUJIYAMAメンバーも何人かおりますので、ぜひぜひ、お待ちしております。
2012年08月14日
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先日お話していた8月18日(土)の羊屋での暑気払いですが、お店の都合でその日が臨時休業なったため、前日の17日(金)19時~開催に変更したいと思います。すでにお申込みいただいている方には大変申し訳ないのですが、再度この日でよろしければslowlysheep●yahoo.co.jp(●を@に変えてください)までメールをお送りください。お盆休みの方も多いかと思いますので、もしお時間合うようでしたら、遠方から来てくださるのも大歓迎です^^<お酒メモ>生ビール タンブラー 1つ赤ワイン グラスで1つ半
2012年08月07日
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突然のお知らせで恐縮ですが、8月18日(土)に、銀座にある羊屋を貸切り、暑気払いをしようかと考えています。スタート時間予定は18時半~を考えています。食べ放題、呑み放題で、おおむね予算は5000円~6000円。頭割りで会費を決めようと思っておりますので、人数が増えれば5000円を切ってくる見込みです。お申込みの人数が15人を超えてくるようでしたら、ついでにギネスの樽も手配して、9月開催予定だったギネスの会に先駆けて、大騒ぎしたいと思っています。羊屋がリニューアルする計画もあり、今の雰囲気で騒げるのはたぶん最後の機会ではないかと思います。参加ご希望の方は雅までご一報ください。メールはslowlysheep●yahoo.co.jp(●を@に変えてください)です。後日、羊屋の場所とご案内をお送りいたします^^<お酒メモ>フランジーナ 白 イタリア グラスで2つシャルドネ 白 フランス グラスで3つサンタクリスティーナ 赤 イタリア グラスで3つ
2012年07月19日
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この3日間、毎日羊を食べた^^羊はもともと食べるのも愛でるのも大好きである。匂いが苦手と言う人は多いけれど、食べなれてしまうと、その香りが食欲を刺激するから不思議である。羊の脂は融点が普通の動物性油脂より高い。その温度は人間の腸内温度より高いので、食べても脂は摂取されずに排出される。もともとカロリーが低い食べ物だけれど、それに加えて脂の吸収が抑えられる。痩せる食材のひとつなのである^^で、3日連続で食べた結果、どれくらい痩せたかというと、全然痩せてない(ーー;どうやら、一緒に摂取したアルコールと食べ物が多かったらしい。うーむ。体重をキープすべく、またコツコツ頑張らねば。。とはいえ、脂肪燃焼成分も豊富に含まれているひつじ。みなさんも、ダイエットに羊を取り入れるといいですよ~(^0^)/
2012年05月04日
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中国の動物園でオスの羊「長毛」とメスの鹿「純子」が結婚するらしい。このニュースをみたとき、思わず私は食い入るように読んでしまった。冬に入ってから「羊屋」で「羊のロースト」と「鹿のカルパッチョ柚子胡椒添え」を毎度のように頼んでいた私としては、簡単にスルーできないニュースなんである。味的にも組み合わせがよいのである(^ー^)それはさておき、この羊と鹿は1年ほどつきあっていて、当初動物園では「交際を反対」されていたそう。でも、最近は「営み」めいたこともするようになり、ついに結ばれることになったという。それにしても、羊と鹿との間に子どもが生まれる確率は低いそうだが、ゼロではないというのには驚いた。「いのぶた」みたいなものになるのだろうか。ともあれ、異種交配といわれようと、赤ちゃんが産まれるといいな。ちなみに、産まれたら「しつじ」とか「ひつか」とか呼ばれるんですかねぇ。・・・それにしても、おいしそうだなぁ。<お酒メモ>生ビール(プレミアムモルツ) 中 1つ
2012年02月10日
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9月11日開催予定の「羊を愛でる会」ですが、たくさんのお申し込みをいただきまして、残り席数が2つになっています。実はもともと予定していた定員には既に達しているのですが、お店のスペースを少しいじっていただいて、席数を増やしました^^また、それに伴ってあと2名様がいらっしゃった場合は全員の会費を7000円→6500円に値下げします。8月31日までのお申し込みを一端の区切りとしたいと思っていますが、その前に満席になった場合は、その時点で締め切りとさせてください。申し訳ございませんm(_ _)m最初の会費が8000円で「どうしても…」と思っていらっしゃた方は、会費が少し下がったのでご検討いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。みなさまのご参加を楽しみにお待ちしております^^以下再掲します^^「羊を愛でる会」とき:9月11日(土)18:00~21:00(3時間。途中退出自由)場所:羊屋@銀座会費:7000円→6500円(税込み・目安です。2人増えたら6500円となります)メニュー:仔羊のロースト他5品(もっと増えるかも)+デザート。お酒は生ビール(カールスバーグやバスペールエールなど)、ワイン(赤・白)、ソフトドリンク他こんな人におすすめ(^^)●コストパフォーマンスを考えつつも、美味しいものを食べたいと考えている人●羊料理が好きな人●株好きの人、金融商品に興味の有る人●オフ会なるものに参加して「知り合いの輪を増やしてみたい」という人●この日ならたまたま空いているから暇つぶしに来てみたいという人ご希望の方は、以下の方法でアクセスしてください。1)ハンドルネームとメールアドレスを雅個人メールまたは楽天メールボックスまでお知らせいただく2)携帯に直接連絡していただく3)たまたま会ったときに口頭で言っていただく<お酒メモ>サッポロビール 瓶 コップ2つ焼酎 麦 ロックで2つくらい
2010年08月28日
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先週このブログでお知らせした「羊を愛でる会」。本日、会場の羊屋に足を運びましてシェフに当日の予約と相談をしました^^銀座の「羊屋」はミシュランの星をとっているお店に負けないくらい(個人的にはそれ以上だと思っている)の味を誇るお店です。上場企業の社長さんたちも足を運ぶ隠れ家的なところで、領収書を切って行く姿もそう多く見かけないのが、私としては自慢だったりします(※領収書ばかり切る客が通う店は、接待で行くための店なのでうまくないことが多いのです)●コストパフォーマンスを考えつつも、美味しいものを食べたいと考えている人●羊料理が好きな人●株好きの人、金融商品に興味の有る人●オフ会なるものに参加して「知り合いの輪を増やしてみたい」という人●この日ならたまたま空いているから暇つぶしに来てみたいという人おかげさまで、上記のような目的で「参加します」と仰って下さった方々がある一定の人数に達しました。「ギネス友の会」に参加されたことのある方、初参加の方、投資家ではなくグルメ目的の方、羊好きの方などさまざまです。東京都外からのお申し込みもいただき、大変嬉しい気持ちです。そこで、あと1人お申し込みが増えた時点で会費を1000円下げたいと思います。お申し込みがあった時点で、申し込んでいただいた全員の会費を「7000円」に致します。もともと費用は頭割りにしようと思っていますので、さらに数人増えた場合はもう少し下がる予定です(^^)概要は以下のとおりです。とき:9月11日(土)18:00~21:00(3時間。途中退出自由)場所:羊屋@銀座会費:8000円→7000円(税込み・目安です。さらに人数増えたら減額します)メニュー:仔羊のロースト他5品(もっと増えるかも)+デザート。お酒は生ビール(カールスバーグやバスペールエールなど)、ワイン(赤・白)、ソフトドリンク他8月一杯くらいまで、参加希望の方を募る予定です。ご希望の方は、以下の方法でアクセスしてください。1)ハンドルネームとメールアドレスを雅個人メールまたは楽天メールボックスまでお知らせいただく2)携帯に直接連絡していただく3)たまたま会ったときに口頭で言っていただく当日の待ち合わせ場所については、後日、いただいたメールアドレスにご連絡さしあげます。とても楽しみにしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。<お酒メモ>シャルドネワイン (白) グラス1つメ張鶴 純米吟醸 2合
2010年08月24日
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新興市場&不動産流動化バブルやリーマンショックも乗り越えて続いているギネス友の会(過去10回開催)は9月にやろうとは思っているのですが、雅へのよくある問い合わせに羊屋はどこにあるのですか?というのがある。曰く「『銀座 羊屋』で検索してもひっかからない」とか「羊屋ってジンギスカン店ですか」といったものだ。羊屋というのはあくまでも「仮の名前」。お店のオーブンで足1本まるごと焼く、自家製の「仔羊のロースト」他、信じられないくらい心のこもった、美味しい料理を出すカウンタービストロなのである^^↑仔羊のローストその「羊屋」だが、店内はさほど広くないし、困った一見さんが来店して店の性質が変わることを躊躇して、ブログではそう呼んでいるだけである。あとは、お店の人が「あんまり宣伝して欲しくない」といっていることも理由のひとつである。とはいえ、過去サロンFUJIYAMAにいらっしゃって「羊屋の連絡先を知りたくて(関東から)来ました。場所を教えて欲しい」と仰ってくださった方もおり、心ある方々には、ぜひ一度ご賞味いただきたいと思い、暑気払いをかねて羊屋で「羊を愛でる会」を企画したいと思います。今回はシェフと相談して、羊を使ったメニューを1品は入れてもらう予定です。また「羊を愛でる会」らしく、お酒もちょっといつもとは違うものも含めてそろえてくださるよう、特別にお願いしました。●コストパフォーマンスを考えつつも、美味しいものを食べたいと考えている人●羊料理が好きな人●株好きの人、金融商品に興味の有る人●オフ会なるものに参加して「知り合いの輪を増やしてみたい」という人●この日ならたまたま空いているから暇つぶしに来てみたいという人いずれの目的でも、どなたでもOKです。お店は15人程度しか入らないスペースなので、10人以上になった時点で貸切という扱いでやろうと思っています(過去のオフ会規模を考えると多分貸し切りになる予定です)。概要は以下のとおりです。とき:9月11日(土)18:00~21:00(3時間。途中退出自由)場所:羊屋@銀座会費:8000円(税込み・目安です。人数増えたら減額します)メニュー:仔羊のロースト他5品(もっと増えるかも)+デザート。お酒は生ビール(カールスバーグやバスペールエールなど)、ワイン(赤・白)、ソフトドリンク他※呑み放題に近い量を毎回用意しているので、会費のみの徴収を考えています。ご希望の方は、以下の方法でアクセスしてください。1)ハンドルネームとメールアドレスを雅個人メールまたは楽天メールボックスまでお知らせいただく2)携帯に直接連絡していただく3)たまたま会ったときに口頭で言っていただく当日の待ち合わせ場所については、後日、いただいたメールアドレスにご連絡さしあげます。どうぞよろしくお願いいたします。<お酒メモ>ソアベクラシコ 1/2本
2010年08月17日
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にんべんに羊と書いて「佯狂(ようぎょう)」と読む。もともと「佯」とはいつわる、という意味で、佯狂は狂ったふりをすることなのだが、本当の狂人なのか、ふりをしているだけなのかは、傍目には見分けがつきづらいものである。「佯」は、漢字の成から言えば人がただ羊に寄り添っているだけである。なのに、ふりをして見せるとか、うわべだけそのように見せかける、を意味するのはなぜだろう?と思う。使う熟語も「佯死(死んだふり)」「佯病(病気になったふり」「佯酔(酔ったふり」なんていうネガティブな言葉ばかりだ。古来、羊と人間は古来から仲良くしてきたのに、こんな言い回しはちょっとひどいじゃないか、と羊マニアの私としては少し思ったりもする。ただ、「佯」を使う言葉のひとつに「佯狂者」というのがあって、これはロシア正教会における聖人の称号である。普段はホームレスのような貧しい格好をしているのに、実は聖人君子、他人に施す人を指すのである。事業家も活動家もそうだが、案外、世間から「狂ってる」と思われる仕事や行動をする人のほうが、後々聖人君子と呼ばれがちである。それらの人が人と違う行為をする先に、その人が思う「浄土(≒夢)」があるのかどうかはわからないけれど、彼らは、幻でもそれを見るから、自分の夢見た価値に投資するのだろう。この世が狂っているのか、それとも一部の人が狂っているのか定かで定かではないけれど。少なくともこの世の中で「佯狂」できなければイノベーションは生まれないのだなぁと改めて思ったのだ。<お酒メモ>羊屋にて。バス・ペールエール 生 グラスで1つシャトーマルゴー その他フランスの赤3種類で計1本弱
2010年03月10日
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昨晩は羊屋が、今年のオープン初日ということもあり羊初めを何人かのお友達とした。そのうちの一人はチーズが大好きなものだからテッド・ド・モワンヌのチーズも頼んで、みんなでワイワイやった。不景気のときはみなが節約志向になり、飲食店は利益を上げるのが難しくなる。消費者の、店の選別も厳しくなるから、潰れる店も出てくる。そうなると、飲食店が素材を仕入れる問屋の在庫もだぶつきがちになるし、回転率も落ちるから、新鮮なものが手に入りにくくなる。そうするとお店も、同じように作っても味が落ちたとお客さんに思われる確率が高くなる。こうなると負のスパイラルである。だからこういう不況の時にこそ、大切なお店には足しげく通わなければいけないと思う。飲食店は水物の商売だ。天候や気温という予測できないものでお客さんの流れが変わる。だからゲンを担ぐ人も多い。今年一番のスタートは、気持ちよくお金を使う客がいたほうが、気持ちもポジティブになる。というわけで、羊初めを心行くまで堪能し、株の話にも花が咲き、楽しい夜を過ごしたのである^^<お酒メモ>ソアベクラシコ(白)、フェデックスソリス(赤) 計1本くらい。
2010年01月06日
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ひつじが年々小さくなっているというニュースがあった。以下転載。【ワシントン=勝田敏彦】英スコットランドの離島にすむ羊は、年々、体が小さくなっており、それは地球温暖化の影響らしいことがわかった。冬が短く暖かくなり、小さな子羊でも生き残れることになったことなどが理由と考えられる。気候変動が動物の遺伝形質に影響する可能性を示す例として、米科学誌サイエンス(電子版)に論文が掲載された。 動物は、体が大きいほうが生存競争で有利で、進化の方向としては体が大きくなるのが普通だが、スコットランド西方にあるセントキルダ諸島に住む野生のソーエイ羊と呼ばれる羊は、1985年以降の調査で、体が小さくなっていることがわかっている。 理由がよくわかっていなかったが、英インペリアル・カレッジ・ロンドンなどの研究チームが雌の羊の体重のデータを分析したところ、大きくなろうとする進化論的傾向を上回る形で、環境変化に対する反応が起きていることが数学的に示された。 1歳未満の子羊は、十分に大きくなれないと冬を越せないものだが、温暖化でそれほど大きくなる必要がなくなり、子孫を残すようになったことなどが原因らしい。 (転載終わり)翻って、人間も「小さく産む」傾向が出てきている。母子保健統計を見ると、日本で出生時の赤ちゃんの体重は著しく減少している。70年の平均は男が約3290g、女が3100g強だったが、2004年の平均出生児体重は 3010g(男3050g、女2970g)にまで低下。「小さく産んで大きく育てたほうが、出産後の身体が元に戻りやすい」「妊娠中の太りすぎはよくない」という考えが浸透したためである。女性に人気の雑誌『AERA』でも、以前「3000g以下で産むのがおしゃれ」という主旨の記事が出ていた。「小さく産む」は近年のトレンドなのである。しかし、「小さく産む」は後々子どもにとってリスクがあるという学説もある。それが英国のサウサンプトン大学医学部のデイヴィッド・バーカー教授が提唱する「成人病胎児期発症説」だ。リンク先のサイトによれば、出生時の体重が2.5kg以下であった人たちは、3.41kg以上で あった人たちに比べで、50歳時でのメタボリックシンドロームの発症率は実に13.5倍なのだそうである。 人間はひつじのように「小さく産む」わけにはいかないのである(^^)私も一応、生物学的には「女」なので、「身体の線が崩れたくない」という女性の気持ちはわかる。でも自分のスタイルとひきかえに、子どもの健康に悪影響を与えるリスクが発生するようなことは、できればしたくないな、って思う。ちなみに私は4000g前後で生まれたものですから、割と体力だけはあります^^
2009年07月06日
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少し前にYahoo!のニュースで紹介されていた写真だが、たまらなく愛しくてストックしてしまった(^^;オランダでは広大な牧場でひつじを移動させるのに、このようにして原付に乗せて運んでいるという短い記事だったのだが、これを読んで疑問に思ったのは「どうやって止まるんだ?」ということ。ひつじは警戒心が強く臆病な反面、リーダーのひつじに盲従して進む性質がある。自分で判断してブレーキをかけられるとは到底思えない。考えられるのは、行き先の終着場所にネットを張っておいて物理的に止める、くらいしか考えられないのだが・・・。うーん、どうなんだろう。こんなのどかな景色を観に、GWは海外へ行く人が多いのでしょうが、カリフォルニア、メキシコに続き、新型インフルエンザがイスラエル、ロンドン、スペイン、そして人よりひつじ人口の多いNZなどでも人に感染の疑いが出ている模様。みなさまお気をつけください。
2009年04月27日
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「あけましておめぇでとうございます」羊屋にそう電話をすると「ギャハハ、雅さん、おめでとうございます。焼きたてですよ~」と返答された。今日は羊屋の年初開店日なので、焼きたての子羊のロースト(=アニョ)があると思い、早速行って来た。年末年始に「ちょっと太った?」と5人の人に言われたが、それをものともせず、食事を堪能。(本当は一時6キロ減って、その後2キロもどっただけなんだけれど)今日は投資家さんたちとの会食だったので、名古屋の景況感とか、年末年始に個別銘柄で自分がいいと思った銘柄のお話をした。そのなかの一人が「知り合いがロシア株とインド株で大損こいで、これからは金とかプラチナに投資するとか言ってる」といった言葉が印象的でした。(↑平気だと思ったのですが、書いたらまずいことだったらすぐに消すので、お知らせくださいね)先日も居酒屋で「ソフトバンクが・・・」と叫んでいる、競馬好きのおばちゃんがいたけれど、こういう一般の人の感想って、実は投資判断にとっても大切なのである。<お酒メモ>サンタクリスティーナ 赤 ボトル 2/3弱
2009年01月06日
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眠れないときに「羊を数える」と眠れるというおまじないが古くからある。それに目をつけたお遊び(?)サイトがこれ。姓名判断で何匹数えれば眠れるかを教えてくれるのである。ちなみに雅は300匹以上を要した。さすがにそれだけ数えたら、よく眠れそうな気がする。といいつつ、先日ちょっと強めの睡眠導入剤を服用して眠った。本格的なのを飲んだのははじめてだった。弱音吐くのは嫌いだから会社では言わないけれど、課せられるお仕事の量がどう考えても先輩たちより多いのだ。夢の中でも仕事の手順や企画を考えて、朝になることも多い。「それじゃ身体がもたない」と医者に言われたから、素直に飲んだ。身体は沈むように力が抜けていったけれど、どこかで意識が覚醒していた。朝起きるときに身体に薬が残っているようで、どうもだるい。というわけで、性に合わないので、今後は服用しないと思う。お友達と夜、ご飯食べながらワイワイ騒ぎ、疲れてぐっすり眠ったり、羊数えて眠ったほうが健康的ですしね^^<お酒メモ>相模灘 1合鳳凰美田 剣 1合貴 備前雄町 純米吟醸 1合ソガ ペール エ フェス 2007. 瀧澤 純米吟醸 半合ゆず(日本酒) 1合宗玄 55%磨き 冷やとぬる燗で1合ちょっと秋鹿 山廃 1合
2008年06月30日
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ひつじを飼うのならば、ひつじ飼いの心構え「ひつじになれ、丸く飼え、そして健康に」の三つを心に刻まなくてはいけません。(中略)二つ目の・・・(略)・・・「丸く」とは、ひつじの習性をよく知り、たとえ言うことを聞かなくても角を立てて怒らずに、丸い気持ちで接せよということです。ひつじを怖がらせないように、ひつじに信頼されるように飼わなくてはいけません。 (『ひつじがすき』佐々倉裕美・山と渓谷社より)本物のひつじの飼い方を説明していた上記の一文を見て、ハッと気づいた。「これは、仕事においても同じように大切なことだ」と。ひつじを「部下」や「外注先」に置き換えれば、まさに私にとっては箴言なのである。<お酒メモ>土曜日生ビール グラスで1つ鳳凰美田 剣 ひやおろし1合韮山(江川酒)1合喜久酔 純米吟醸 1合爆弾ハナタレ グラスで2つ澤の花 純米吟醸 1合宗玄 生原酒 2合弱久々に楽しく、たくさんの量を呑んで酔っ払いました。倒れるように眠り込みました。気の置けない人と酒をやるのは楽しいです。帰りに薔薇の花をとあるところでいただいたのですが、裸で切り花を持っていたため、新幹線内での視線がちょっと恥ずかしかったです。そのあと、そのままバーゲンにいったら不審者扱い。そりゃ、そうですよね(^-^;
2008年05月12日
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先日、某所にて羊を愛でてきたときの一枚である。誰もいない牧場で、羊がのんびりと草を食(は)んでいた。雲の切れ間にときおり光が差し込んで、なんだか神々しく感じられるときもあった。慌しい毎日の中で、こういう一日を過ごすことができためぐり合わせに、感謝。<お酒メモ>ソアベクラシコ 1/2本紹興酒 ちょっと
2008年05月03日
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フランスの「プチ・トリアノン」の奥に、マリー・アントワネットが作らせたという「ル・アモー」がある。ここは18世紀の農村をかなり正確に複製した、いわゆる「テーマパーク」である。ミニチュアの納屋や家屋などが立ち並ぶところなのだそうだ。ジャン・ジャック・ルソーの熱烈な信奉者だったからなのか、はたまた庶民の生活を経験することで、宮廷生活でのストレスを発散させたかったからなのか、マリーは度々ここを訪れ、羊飼いの娘の衣装を身に付け、羊の群れの番をして楽しんだという。でも、マリーは羊の「臭い」が嫌いだったらしく、自分の到着時刻を事前に知らせ、羊に香水をかけて「消臭」させたという逸話もある。マリーにとっては所詮それは「ごっこ遊び」でしかなく、「自然に帰れ」と訴えたルソーの「言いたいところ」とは、全く異なるものだったのだろうな、と思う。でも、マリーの人生を考えると、この「羊遊び」は示唆的である。彼女はフランス革命の「生贄」として、ギロチンで斬首刑にされる。自分が最期、羊として「犠牲」に捧げられることを暗示しているかのような、奇妙な“遊び”だなと思うのだ。<お酒メモ>ブラジルのワイン 赤白で1/2本くらいバルヴェニーダブルウッド12y そのままで2つラフロイグ15y そのままで1つ
2008年04月22日
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今年はじめて羊を食べに行った。昼からビールと羊を無性に摂取したくて仕方なかったのである。仕事を一時中断して、お友達と羊屋で「羊初め」。21時半すぎにお店に入ると、某投資家さんが、連れ立って羊屋に来ていて、楽しそうに出来上がっていた。昼間、その某投資家さんからの年賀状を眺めていたところだったので「奇遇だな」と思った。お店の人は「雅ちゃん、一緒に合流する?」と何度も聴いてくれたのだけれど、私の知らない人と一緒だったし、「邪魔しちゃいけないな」と思ったので、挨拶だけ簡単すませて、自分の予約した席に戻った。けれども、彼が帰りがけに、わざわざ立ち寄って声をかけてくれた。なので「一杯(いっぱい?)一緒にどうですか?」と声をかけ、結局一緒に呑んだ。最後に呑んだのは半年くらい前だったので、久しぶりだったし、なんだかひどく楽しかった。今はまた仕事に戻っているのだけれど、今日は深夜残業がなかったら、もっと一緒に酒を呑みたかったなぁと思った。いい店は、いい食べ物と、酒と、出会いを偶然に運んでくれる。<お酒メモ>レーベンブロイ 生 グラスで1つソアベクラシコ グラス3つ
2008年01月11日
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実は、この3日間、肉を全く口にしていなかったので、週一で通っているひつじ屋に食べに行った。初公開のひつじ(^Q^)週末は鮨を食べる機会に恵まれて、たくさんお鮨を食べたのだけれど、このところは体重が減る一方であった。食べても食べても太らないし(鮨を相当食べても体重が減っていた)ストレスからプチ拒食症になりそうだったのだ。一緒に食べていた人には笑われるかもしれないが、鮨と果物以外、ほとんど食べられないのだ。というわけで肉を食べた。おかげさまで、今日は2kgくらい増えたので、暫くは食べなくてもどうにかなるかな、と思っている。でも、ひつじ肉に含まれているL-カルチニンは、脂肪燃焼のアシストをして、太らせてくれないのよね・・・。最近は相場はお休みしています。短期の季節性ですが、ボーナスの時期はみんなが買いたがるので、買い圧力が強いのです。もうすこし様子を見て、ちょっと下がったところで買い付けるのが手堅いかな、と思ってみています。9月末の中間決算を迎える企業は、中間配当が10日前後なので、この辺でがつんと買い付けることは直近の高値をつかむ可能性が高いと考えています。よって新規参入者は避けたほうがいいのでは?とも思っています。例年は1月は年のなかでも、高い値段をつけることが多いのですが、もしかしたら07年から来年にかけてはセオリーどおりの動きはしないのではないかと感じています。というわけで、案外流動性が減る年の瀬に手元の配当で、ちょっと買おうかな、とも考えています。<お酒メモ>ソアベ・クラシコ 1/2本スペインの赤ワイン ミディアムボディ グラスで2つ
2007年12月04日
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毎朝、富士山の画像をPCで見ている。秋はひつじのようにころころした「ひつじ雲」(高積雲)が出やすいのだけれど、今朝のこの写真は多分ひつじ雲なのではないかと思う。ふわふわして広がろうとするひつじ雲は「雨を呼ぶ」という。ひつじ雲を見つけて半日ちょっと、14時間~17時間くらいたつと雨が降るのである。秋雨は冷たくて少し物悲しい。ひつじ雲を眺めて、雨が降る夜はなぜか、少し気持ちが沈むのである。
2007年11月07日
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アイルランドの北、デンマーク自治領のひとつにフェロー諸島という地域がある。フェローとは「羊」という言葉からきているといわれていて、この地域のシンボルも羊らしきものがかたどられている。産業も羊を中心とした酪農を昔は行っていたこと、土地が痩せているからこそ、主食のじゃがいも作りのために、海岸沿いに海草を刈り集めてきて土壌をつくること。なんかそういうところがアイルランド・アラン島とそっくりなのである。というわけで親近感がどうしても沸いてしまうのだ(^^)欧米人は基本は肉食だとステレオタイプに語られがちだが、フェロー諸島を含む、イギリス・アイルランド地方は魚の種類が豊富だな、と思う。アイルランドにいるときはフィッシュ&チップスの専門店に行っては、週十種類のお魚リスト(烏賊とか入ってはいたが)から食べたいお魚を選んで食べていた日々が懐かしい。知らないスペルをメニューで見つけては、英和辞典で検索して、それでも載っていないときはそれ注文して食べて魚の種類を当てていたことが懐かしい。ちなみにこのフェロー諸島は日本の食を守る地域でもある。タラや鯨、鮭などの魚介類を獲っては日本に輸出される。日本の水産会社や商社が買い付ける、重要な地域の一つなのだ。<お酒メモ>ティオペペ 1つワイン(赤白)計1本くらい呑んだくれてあやうく電車で寝過ごしそうになる。朝昼食べる間もなく働いて、夜の会食でいきなり酒を流し込んだからだろうか。会食は3時間遅れで合流して、いろんな人に迷惑をかけてしまった。。
2007年08月04日
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外務省のホームページに子供向けのコンテンツがある。このなかに、世界のいろいろ雑学ランキングというのがあるのだが、なかなか興味深い統計が網羅されている。子どもでもわかるよう、アイコンをクリックすればすぐにランキングが出てくるので、ざっくりと統計を知りたいときには非常に重宝する。特に、私は投資やお仕事の資料を作るときに、統計数字をちょこちょことプレゼン中に話すことを好むきらいがあるゆえ、ここをよく覗いている。これははっきり言って、ビジネス上のテクニックなのだが、すっとんきょうな提案やニュースを発表する前に、統計は非常に役立つ。たとえば、人がイメージしているデータと実際のギャップが大きいネタを2、3提供し、その裏づけとして統計データを見せることでさっくりと証明し、同意をとる。その後、自分が本当に提案したい内容を一気にプレゼンする。そうすると、「こいつはちゃんと調べて知識を持っているだろう」と相手が信じてくれやすくなるため、提案が通る確率が高くなるのだ。些末な例で恐縮だが、会議で石油の話をしているときに、クウェートの話がのぼったとする。そのとき、同僚や上司が「ステレオタイプ」に思っているイメージを覆したいときに、1人あたりのエネルギー消費量はアメリカよりも多いんですよ、ということを付け加え、統計を見せる。その後は自分が思う、クウェートと石油をテーマにした本筋の提案をするといった具合である。だから、どこかの国の話題が会議でのぼりそうだなと思ったら、あらかじめ企画書と別にこういった統計のメモを持って会議に臨むことが多い。これが、結構役に立つのである。会議が苦手な人は、知られざるこういった国のデータを利用して、相手を説得する材料に使うとよいのではないだろうか。蛇足だが、このランキングの項目の一つに「羊の頭数の多い国」というのがある(^.^)1位はオーストラリアかニュージーランドだと思っていたのだけれど、中国だそうだ。意外なところは5位にスーダンがランクインされていること。石油と武器密輸の件で怪しまれている両国が、こんなところで並んでランクインされているのは興味深いと感じた。<お酒メモ>ギネス 350ml缶(あさごはん・・・^^;)
2007年07月30日
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最近、食べ物と酒以外は、あまり欲がない。ところが、ひさびさに物欲センサーにひっかかるものを発見した(^^)これ↓羊が100匹柄が好みだと言うこと以外、何の意味もなく、衝動買いだと言うことは十二分に承知しているのだけれど、うーん、ベタでいい。欲しい。夏場、昼さがりに窓を開け放して、顔の上にこれをかけたら、気持ちよく眠れそうです(^-^;
2007年07月13日
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昨日開催された「ギネスの会」に参加された方から、雑誌をいただいた。そこにあった写真があまりにも素晴らしくて、思わず「うわぁ」と声をあげた。(『翼の王国6月号』より・撮影/平林美紀)羊は嬉しくなるとよくジャンプするらしい。アイルランドにいたときには飛ぶ羊を全く見なかったので、この写真をみたときには本当に驚いた。羊は警戒心が強いから、知らない動物が自分の間合いに入ってきたときに、ものすごい勢いで地面を蹴って逃げる。その脚力の強さを考えれば、ジャンプするのは確かに訳はないだろうなと、振り返れば思うのだが。外敵から身を守るために脚を使うのではなく、嬉しいという感情を表したくて小躍りしている羊を垣間見て、羊は私が思うより感情的な動物なのだなぁと感じつつ、より羊に親近感を持った^^
2007年07月02日
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羊の模様や羊の絵が入ったグッズを見ると、衝動買いする癖がある。先日ネットで、編みあげの羊のぬいぐるみを見つけた。可愛いなぁ(*^^*)と思ったのだけれど、よく読んでみると「犬 用」と書いてある。Σ(´Д` )噛まれたり、前足でいじられたりするわけですね。もともと牧羊犬がいるだけあって、羊にとって狼とか犬は天敵。犬にしてみたら生存本能をくすぐる見た目ですから、興味をそそられるのでしょうけれど。ぬいぐるみになっても犬のおもちゃにされるなんて、ちょっと可愛そうです。不憫すぎます(ToT)<お酒メモ>ギネス生2パイント
2007年06月08日
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イギリス発の記事でこんなのがあった。要約すると、ネット通販で格安のトイプードルを購入し、飼いはじめたものの、まったくドッグフードを食べない。しかも泣かないので「おかしい」と思って動物病院へ行ってみると、獣医に「これは犬ではなく羊です」といわれた。ということを、日本の女優(川上麻衣子)がテレビで話したというもの。羊ネタに異常な執着を示す雅は最近聞いて「へぇへぇへぇ」と思ったのだけれど。どうやらこれって、ガセネタらしい。ただ、このニュースは日本発の「都市伝説」として、イギリスやオーストラリアまで飛び火していることは「事実」のようである。http://blog.goo.ne.jp/aiaivanvanvan/e/afc91d3ac3e6b92b71a78e81eb9a0897(↑ここの管理人さんは、実際に羊を飼ったことがあるらしく、公園を散歩させてたと言っているいいなぁ)個人的には、偽トイプードルが本当に売られていたのなら、ぜひ欲しいんですけれど・・・(^-^;※今日からカテゴリに「ひつじ」を追加しました。以前の羊の話を「その他」のカテゴリから「ひつじ」に移したかったのですが、システム上できないようなので、あきらめます(><)
2007年04月30日
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「週1回」を公言してはばからないくらい、いつも通っているフレンチのお店。この間の合コン(?)以来、暫く足が遠のいていたので、取引先に寄った帰りにランチを食べに行った。今日食べたのは「ローストポークの赤ワイン煮」。ポークと人参、ポテトなど数種の野菜とくるくる巻かれたマカロニを赤ワインベース仕立てで煮込んだ料理である。オリジナルの野菜ソースを下味に作られた、優しい味の一品である。これと、「子羊入りのサラダ・バルサミコソース」とライス、そして食後のエスプレッソがついて、1000円なのである(*^^*)今日は食べている途中にお客さんが大分帰ってクローズになったので、お店の人としばらく「LTCMの破綻当時の日本経済」とか「なぜアメリカは日本を再度経済的に(見た目)引き離すことができたのか」なんて話をつらつらしていた。エスプレッソをサービスでもう一杯注いでもらったとき、マスターが言った。「羊、夜と味が違ったでしょ」「ええ、夜に子羊のローストを出してもらうときの香りと、また違った香ばしさがあるんですよね。味も少しスモーキーだし。もしかして羊じゃなかったんですか?」と私は尋ねる。「いや、羊なんだけれど、あのローストの切れ端なんだよね。うちは羊を丸ごと焼くでしょ、外側の部分って味が個性的だから、昼のスペシャルメニューとしていつもとっておいてあるの」確かにホルモンのように弾力のある個性的な食感なのである。焼肉屋へ行っても、ロースやカルビを食べず内臓肉ばかり食べる私としては「たまらない」のである(*^^*)昼間にバリューなランチを食べて、ただでさえ御機嫌だったのに、なんだかそれを聴いてもっと嬉しくなってしまった。明日はギネスの会である。過去2回の開催よりも多くの人が集う。既に2次会も決まっていて、賑やかそうだ。ただ不安があるのは「ギネスを呑みながら投資談義をする会」ではなく、「投資家がお店に損害を与えるくらいギネスを呑み倒す会(^.^)」なのである。通常のオフと違って、ちょっと(かなり?)変わっているので、初めて参加される方はこれをデフォルトにしないでください^^では、風邪が治ってないので、今日は早めに寝ます(-_-)zzz
2007年02月03日
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イギリス・カンブリア州観光局で無料ダウンロードできるクリスマスソングが人気である。「SINGING SHEEP OUT OF RETIREMENT FOR CHRISTMAS SINGLE」と題されたフラッシュは、あまりの人気でアクセスが殺到、サーバーが落ちて閉鎖されていたが、このたび復活した。これは「羊の声」をコラージュし、羊にクリスマスソングを歌わせたムービーになっている。ちなみにこちらは「羊のワールドカップ」。LAKES SHEEP RELEASE WORLD CUP SONGイギリスで以前このCDを売ったところ、大ヒットした作品だが、こちらも無料でダウンロードできる。サイトに飛べばユーモラスな動画も見られるので、ぜひ一度見てみてください^^あ、これも、おまけです(*^^*)EWE MUST BE JOKING -BAARMY LAKE DISTRICT SHEEP RINGTONE slowlysheepより、ひと足早いクリスマスプレゼントです^^
2006年12月15日
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「わたしはよい羊飼いである。よい羊飼いは羊のために命を捨てる」(新約聖書・ヨハネ10:11)キリスト教で言う「羊」は人間を指す。そして羊の世話をし、導く羊飼いとはイエス自身のことである。しかし一般的には、教会というシステムの中において「羊飼い」は聖職者を指す。しかし聖書をよく読んでみると、羊(人間)に対して、ただ羊であることにとどまることなく、羊でありながら羊飼いになることも同時に求めているのがわかる。これを現代社会に置き換えてみれば、バフェットやビル・ゲイツ、そしてマイクロクレジットを考えたグラミン銀行のムハマド・ユヌスなどは「羊飼いでありながら羊」と形容するのにふさわしいものなのだと思う。羊でありながら、既存の組織(国家)とは別の枠組みで羊の世話をしようとする代表といえるからだ。羊でありながら羊飼い、という言葉を読むとき、いつも彼らのことを思い出すのである。というようなことをこの間、よく会う社長と呑んだくれているときに話した。その社長は今、ホスピスを作っている。話し終えたとき、焼酎ロックを持っていた彼の手がふと止まった。そうしてしばらくの間、彼はグラスに視線をやりながらそれを弄んでいた。グラスの氷に照明が反射して、きらきらしている。ようやくグラスに口をつけて、一口呑み込んで、彼は口を開いた。「俺の知らない人間まで、俺は助けることができない。年をとったせいか、最近は困ったときに俺を頼る人が増えた。顔見知りの人をどうにかするだけでも、精一杯だよ。俺は自分の器や限界がどこまでか判っているつもりだ。だから周りの人がまず喜んでくれることをしたいし、多分それをやり終えた頃には雅ちゃんの顔ももう見られなくなるだろうよ」それを聞いて、やっぱりこの人は、よい羊飼いなのだと思った。私は私の知る羊飼いたちにはまだまだ遠く及ばないけれど、大切な羊が苦しいと啼いたら、自分が差し出せるものは供したい。そういう生き方でいいと、思っている。<お酒メモ>ギネス生 3パイントベルビュークリーク生 1パイント今月のお酒 4/40(早速汗)
2006年12月02日
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雅は日本酒を呑んでいるときにお腹が一杯になると、塩をつまみに酒をやる。これがうまい。粗塩やミネラルたっぷりのモンゴル塩なんかでやると、もうそれだけで満足する。同じように、「塩」は羊の好物のひとつである。三国時代を経て西晋を建国した武帝・司馬炎は、酒と宴会と女を愛した。征服した呉の女性たちを自分の後宮に入れ、最盛期には後宮の女性は1万人になった。手篭めにした女性はやはり呉の宮中にいただけあって、いずれ劣らぬ美人が揃っていたと想像される。だが、武帝は女性を選ぶのが面倒だったので、夜の相手を「羊」に選ばせた。自分が乗った車を轢く羊が立ち止まったところの女性と一夜を過ごすことにしたのだ。後宮の女性にとっては、一大事だ。武帝の子どもを身ごもったり、見初められれば、生活は安泰だからである。羊に止まってもらおうと女性たちは門口に羊の好物である笹を挿して、その上に同じく好物である塩を盛った、という。これが転じて、飲食店の入り口の前に盛る「盛り塩」として日本文化のなかに定着している。「いちげん」で(和系の)呑み屋に入るとき、盛り塩のしてあるようなお店は「ちゃんとしている」イメージがあるからつい入ってみることがある。ちゃーんとslowlysheepは羊よろしく、塩のある店の前で足を止めてしまうのである・・・めぇめぇ。
2006年09月23日
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ハンドルネームを見てお分かりのとおり、私は羊を眺めるのも食べるのも、比喩として用いるのも大好きである。羊のかたちをしたものや、羊のグッズがあると、問答無用で買ってしまう。羊の箸とか、羊の形をした調味料入れとか、羊のふわふわ枕とか・・・。衝動買いするときに、不運にもその現場に立ち会った友人はいつも呆れている。(だから未年の時は、とても大変だった)で、今、こんなものを見つけてしまった・・・。ヤ、ヤバい・・・。フェイスが急落したときのように、頭がかなりクラクラしている(笑)。耳が木製のEma(エマ)とか、耳が羊毛のMee(メー)とか、首に紐のついたChibi(チビ)とか。。名前も、特徴も、ツボつきまくりである・・・。夏なのに、暑苦しいのは解っているのだが・・・すごーく悩んでいる。そういえば、羊は貨幣が生まれる前の古い時代、毛は着物に、乳・肉は食べ物に、皮は鞄や手袋など、と捨てるところがないくらい役立ったことから、貴重な財産でした。富の象徴としてのシンボルでもありました。その後大分たってから、キリスト教が普及して教会権力が趨勢を極めると、次第に信者の形容として「羊」が用いられるようになりました。信者(羊)たちの増加にあわせて教会は、権力と富を増やしていきました。そう考えると、羊はやはり「富」のメタファーなのだと思います。
2006年07月29日
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The price of being a sheep is boredom.The price of being wolf is loneliness.Choose one or other with great care.(羊として人生を送る代価は退屈。狼として人生を送る代価は孤独。どっちの人生を取るか慎重に考えて。)(c)gapingvoid.com顔の黒いはぐれ羊は、どちらの一生を送るのだろう。********************************************************************これだけで日記を終えるのは何なので。お茶や仕事の話でも。今日はDr.STUART'sのBOTANICAL TEAS(ブリュッセルで購入)のなかから、Wild Fennelを淹れて飲んでいます。ここのところ、咳や熱が続いているので、そのための自分なりの「自然療法」です^^Fennel(フェンネル)は日本ではウィキョウとも呼び、花言葉は「強い精神力」。学名はFoeniculum vulgareと言います。ハーブとしての効果は消化不良や胸焼け。果実からとる精油は石鹸、リキュールなどの香料になります。私は風邪を引いたときにウィスキーを呑む(笑)ときは、お湯割にして、ウィキョウを浮かべます。こうすると体がぽかぽかするのです。園芸の話に飛びますが、園芸ではクロタネソウ(黒種草)とも呼ばれます。種子の色が黒いことからこの名前になったそうです。美しい蒼の色の花の中心に黒い種があるからでしょうか、英名は「Love in a mist(霧の中の愛)」とか、「Devil in a bush(茂みの中の悪魔)」とも呼ぶようです。ところで、明日明後日もお仕事です。別に不満はありません。ここしばらく遊んだ分だけ、一所懸命やります。そしてまた、来週以降の楽しみのために、心をこめて仕事をしようと思います。心を亡くすと書いて「忙」と書きます。自分が忙しいのか、そうでないのか。時間のやりくりさえできればどんなに忙しくてもいいのか、仕事が形としてできていても、そこに己の気持ちはちゃんとこもっているのか。それを忘れずに、明日も仕事をしたいと思いました。
2006年04月08日
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毎日かかさずここに書き込みを始めてから、もうすぐ500日になろうとしている。あと10日くらいかな。少しずつ、古い友達や私のことを知っている人がここを見つけて訪れるようになってきているから、自由奔放に書くことに抵抗を覚える。でも、何だかここは私の書庫みたいな気分なのだ。頭の中にある自分の正直な感想をストックする部分。だから馬鹿正直に心情を綴るのだけれど。ここを読まれるくらいなら自分の裸を見せたほうがまだマシだ。このブログを見られるのは、やっぱりすごく恥ずかしい。というわけで、あんまり見ないでください(笑)と、書いておきながら、また人に知られたくないことを書いてしまうんだけれど(苦笑)。私は何かをじーっと観察するのが好きである。仕事で人と会っているときも、酒を呑んでいる相手の姿も、高原で羊を眺めているときも、いつも対象物をじーっと見てしまう。人だけでも、年に少なくとも500人以上には会っているようで、思い出すだけでもいろんな方がいた。そうすると細かな癖とか、しぐさとか、喋り方とか、表情とか。物の受け取り方、話の聞き方・・・そういう振る舞いでだいたい「こういう人なのかな」って判断ができるようになる。時には勘違いもあるとは思うのだが、だいたいはなんとなくちゃんと捉えられていると思う。小さい頃は、よく紫煙にくゆる、酔った大人たちの顔を見て、ご飯を食べていた。父親がお酒なしでは生きていけない人だから、週のほとんどは居酒屋に連れて行かれた。週末は大勢の酔っ払いたちが家に来た。酒乱の人が多かった。酔った大人たちに殴られないように、いじめられないように、静かにその場所から早く脱出したい。そう思って、いつも大人たちを見ていた。会社の愚痴、取引先の悪口、政治経済の話、組合の話、保険金や住宅ローンの話・・・おおよそ一桁の歳の子どもがご飯を食べながら聴く話じゃなかった。耳をそばだてながら、大人たちの表情をじっとみながら、こっそりと自分の部屋へ舞い戻るタイミングをいつも伺っていた。自分の中ではしんどい思い出だけれど、図らずもそれが今、少し役に立っている。だから「よかったのかな」なんて思うこともある。だから別に直で会わなくとも、ネットの動画とか、アップされている写真とか文章、そういったものでどんな人かという判断がつくことが多い。正直に言えば、インターネットで会社情報を探すとき、企業IRのページの社長メッセージや経営者の顔を見て、正直なんとなくわかることもある。それは、私が生まれてきてから、ずっと人を観察していた賜物なのだと思う。どうしたらうまく相手と距離を保てるのか。どうやったら人と上手にコミュニケーションがとれるのか。いつも悩んでいたから、人を観察していた。不器用だから、今も苦労するのだけれど。アイルランドに行ったとき、山の中腹で羊に出会った。群れからはぐれた、顔の黒い羊だった。顔の白い羊の傍に行こうとすると、顔の黒い羊は怒鳴られてどつかれるので、またちょっと離れたところまで逃げる。そうして、やっぱり顔の白い羊たちの群れのほうを眺めていた。とても寂しそうだった。そんな黒い羊と目が合った。近づこうとすると、私の歩むスピードと同じ速さで、同じ間合いを取ろうとする。そして、こっちをじーっと見ている。私は動くのを止めて、その羊と向き合った。私たちは、ずっと見つめ合っていた。しばらくして気づいた。群れに交じることのできないこの「はぐれ羊」はなかなか人の輪に入れない私と同じなのだ、と。そう思ったとき、黒い羊が「めぇ」と鳴いた。
2006年01月24日
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ハンガリーで羊飼いを募集しているという話を聞きました。フン族がいたことから国名の語源にもなった「ハンガリー」は、古来西からも東からもいろんな民族がやってきては支配し、東西の混血が大きな地域だと言われています。いろんな文化が衝突したからなのでしょうか、ビボー・イシュトヴァーンのような哲学者を生む一方で世界でも有数の自殺率を誇るという負の面もあります。「プスタ」と呼ばれる平原では、昔から100万頭以上羊を放牧しており、もはや伝統産業と言ってもいいような感じなのですが、有能な羊飼いが不足しています。ルーマニアから羊飼い志望者を輸入しているものの、それでも足りないそうです。そのため、広く「羊飼いのなり手」を募集しているそうです。ただし、条件が3つあるそうです。・羊飼いとして生活する志があること(これは当然でしょうね)・会計学の知識があること・EU法に詳しいこと会計学(あるいは簿記)の知識が必要なのは、経営を考える上で、羊飼いとしての収支を自分で計算しなくてはならないため。一方、EU法に詳しくならなければいけないのは、ユーロに加盟しているハンガリーがEUからの補助金をなるべくたくさん貰うため、という理由からだそうです。 ただ羊が好きな雅にとっては、遠い道のりです…。簿記はいつも悪戦苦闘だし、EU法も最近の判例などを見ているけれど、非常に各国法との兼ね合いなどが難しいし、何せ英語がブロークンだからです(汗)そういえば、ハンガリーはヨーロッパでも有数の温泉大国。温泉好きの雅としては、いちど行って見たい地域ではあるけれど、羊飼いとして定住するには難しそうです。
2005年10月17日
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「あなた方は羊を、殺して肉を食すよりも毛を刈り取る対象として考えるべきである」これはローマ帝国第2代皇帝・ティベリウスが語った言葉だとされている。羊は当時の属州民を指す。国家の財政が苦しくなったこの時代、元老院が属州の税金を上げてその埋め合わせをしようとしたことに対し、ティベリウスが言ったのだ。日本でも、徳川時代に「生きぬよう、死なぬよう」という言葉があったことを思い出す。どの時代でも、被支配者を追い込むところまで収奪することで、組織の懐が短期的にプラスになっても、最終的には全体のバランスが崩れ、国家や組織は滅びてしまうことが多い。ひどい言い方だが、吸い取る相手である国民や労働者(羊)は、殺さない程度に収奪していく方策を考え、気づかれずにうまく吸い上げていくのが、上にたつ者の頭の使いようなのだと思う。時代が変わっても優秀な為政者や経営者の「考えるエッセンス」はあまりかわりがない、そんな風に感じる。羊たちにやることが見透かされるような為政者や経営者というのは、底が浅いのだと思う。国家の戦略や為政者・経営者の手の内が見えるような社会は、それだけ「羊」の反乱を招きやすいし、権力や組織構造の転覆も起こり易い。それだけに「野心のある羊」「考える羊」にとってはのし上がるチャンスだと言えなくもないのだが・・・。今、私が暮らしている社会は、なんだかそんな時代のような気がする。
2005年09月25日
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「女帝にでもなるつもりですか(笑)」と、先日会った投資家・Fさんに言われました。なんでそういわれたかというと、次のような経緯があったからです。Fさん「雅は何で羊が好きなの?」雅「羊が人間に似ているから」Fさん「どうして?」という問に答えた結果、冒頭の返事がありました。羊はふしぎな性質を持っています。もともと集団で行動するのですが、「群れ」を作って移動するときには、羊のリーダー(あるいは羊飼い)が行ったことをそのまま真似するのです。だから、リーダーが崖から足を踏み外して川へ転落すると、他の羊たちも次々と川へ入って、死んでしまうのです。羊個々の行動も、特殊です。羊は「ある一定の距離感」を持つことを非常に重視します。たとえば遠目で人がいることを確認したとき、羊は対象物である人をじっと観察しています。しかしある一定の距離を越えて羊自身に近づくと、羊はゆっくりと逃げ、また同じ距離が開いたところで立ち止まり、こちらを観察します。逆に、対象物が一定の間合い以上はなれると、少しずつ近づこうとするのです。「なんだか、その行動が、人間に似ている気がするの」と私は言いました。相手のことを気にしながら、つかず離れずにいようとする、そして集団で行動するときには、時には盲目的とも思える自殺行為をも行ってしまう。このへんが、人間くさいな、と思うのです。昔の教会は、人間と羊が似ていることを見抜いていたのでしょう。教会では、信徒のことを「子羊」とよびます。そしてカソリックの教会でパンとワインを受け取るとき、神父と信徒の間は柵で仕切られています。信徒である子羊は一段低いところでひざをつき、パンとワインをもらいます。でも、信徒は直接神父から手で受け取ることはできません。口を開き、銀杯にあるワインを飲ませてもらい、パンを口に放り込んでもらうのです。「子羊」たちは、何も「自分で」することができません。ただ口を開き、神父(羊飼い)を信じて待つしかないのです。時々私も、こうしてパンとワインをいただきます。そして、自分が「小さな子羊」であることを自覚するのです。これは私にとって、とても大切な作業です。自分の小ささを再確認する一方で、何か世の中で大きなトラブルが起こったときに、踏ん張れるか。川岸に落ちていく羊たちを見ていくなかで、自分は歩みを止めることができるのか。そういう「気づき」をあたえてくれるからです。
2005年04月19日
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最近ひそかにブームになっているジンギスカン。言わずと知れた羊の肉ですが、においなどが気になって「苦手」という人も少なくありません。でも、ジンギスカンは食べてもあまり太りません。体形維持には非常に効果的な作用を持つ肉なのです。羊肉の脂肪分の多くは「不飽和脂肪酸」。溶けにくく、体内に吸収されにくい脂肪です。漁獲高が激減している「いわし」並にコレステロール値も低いのです。(不飽和脂肪酸は、牛豚鶏にはあまり含まれていません)また、体の脂肪を燃やしてエネルギーにする物質「カルチニン」が豊富に含まれています(聞いた話では牛豚鶏の2倍以上と言われています)。人類が羊肉を食べたのは紀元前8千年頃からと言われています。唐の時代にあった医学書「金匱要略」、羊肉を使った薬膳の記載があります。当時から「薬効」のある食事として重宝されていたといえます。そんなジンギスカンの調理法としてお勧めしたいのは、・ジンギスカンの野菜炒め・ジンギスカンのスープです。野菜炒めはキャベツなどの水分が多く出る葉ものを使ってください。つけだれに漬かったジンギスカンを使えば、ビタミンCをたっぷり含んだ野菜とただ炒めるだけ。調味料は不要なので、非常に簡単です。スープにする場合は、臭みを取るためにニンジンや、生姜などを入れるといいです。スープにするやりかたは、古くから中国でやっている調理法です。スープにすると、毛細血管の血液循環が良くなるので、冷え性の女性には特に効果があります。小エビなどを加えれば、キトサンなども摂取できるうえ、体力回復に最適なスープになります。北海道でジンギスカンが食べられるのは、寒冷地の人々の知恵なのかもしれません。同じ緯度で、気候も似ているアイルランドの「アイリッシュシチュー」なども、ダイエットに最適です。
2004年10月23日
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今年の洋服のトレンドはカシミヤ素材を使ったものだそうです。これに乗っかる形で、ユニクロは脱・低価格戦略の第1弾としてカシミヤのセーターを販売することにしました。原料はモンゴルから仕入れるそうです。カシミヤはモンゴル地域に自生する山羊の毛が原料です。ユニクロセーター1枚あたり、4頭の山羊が必要です。もともと、モンゴルの人々は山羊を乳の確保のために飼っており、栄養のある飲料を生み出す「家族」でした。しかし、日本などの外資が、カシミヤの毛を求めてモンゴルに貨幣制度を導入し、モンゴルの人にとって山羊は家畜から金を産む商品とすりかわったのです。みな、モンゴルの人は山大量の山羊を飼うようになりました。いわゆる「過放牧」です。しかし、山羊はモンゴルの豊かな草原の草を食い荒らしています。羊とは違って、草根っこまで食べてしまう山羊が通ったあとは、不毛な地になってしまいます。こうして、もともと山羊を飼っていた内蒙古地区は砂漠化が進み、今外蒙古の地区まで山羊が草を食べに来るようになっています。流行のスピードが速度を増すほど、一時の需要が増える。そして循環型の環境を壊して、元に戻らなくしてしまう。非常に悲しいことです。人生は長くて100年。生態系から見たら非常に短いものだと思っていましたが、近年の異常気象をを見るにつけ、生態系のサイクルも人間並みになってきたようです。ゆるりとお気楽に生きていくためにも、自然を壊さぬよう努めていくことが大切だと思います。だから、私はユニクロセーターを買いません。ユニクロは昨年比2倍の170万枚のセーターを売る目算だそうです。必要な山羊の数は680万頭です。ちなみにモンゴル人の人口は約240万人(平成15年)。貧困ライン以下の生活をしている人が全人口の35.6%です。
2004年10月08日
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